JP3224981U - カップ構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ストレッチテープを要することなく、各カップ体によって、バストの立体を保持できるカップ構造体を提供する。【解決手段】カップ構造体Xは、人体のバストを含む部位に着用される衣類に用いられ、柔軟性及び伸縮性の素材で一体形成した左右のカップ体1、2、及び身頃体3を備える。各カップ体1、2は、カップ周縁5を有し、カップ周縁5は、人体モデルのバストのバスト輪郭に沿う前中心周縁6、下部側周縁7及び腋側周縁8を有する。身頃体3は、各カップ体1、2のカップ周縁5に沿って、各カップ体1、2と一体にされる左右の側方身頃21、22、左右の下方身頃23、24及び前中心身頃25を有する。各カップ体1、2は、人体モデルのバストの形状に沿う立体形状に形成される。【選択図】図1
Description
本考案は、人体のバストを含む部位に着用される衣類に用いられるカップ構造体に関する。
人体のバストの立体を保持する技術として、特許文献1は、ブラジャーを開示する。ブラジャーは、左右のカップ布、土台布、及びストレッチテープ等を備える。ストレッチテープは、各カップ布の下辺及び土台布の上辺の間に配置され、各カップ布の下辺及び土台布の上辺の全長にわたって縫着される。
特許文献1において、ブラジャーは、人体の装着時において、ストレッチテープによって、カップ布に装着されるバストを支持して、バストを立体的に保形する。
特許文献1において、ブラジャーは、人体の装着時において、ストレッチテープによって、カップ布に装着されるバストを支持して、バストを立体的に保形する。
特許文献1では、バストを立体的に保形するために、各カップ布及び土台布の間にストレッチテープを必要とする。
本考案は、ストレッチテープを要することなく、各カップ体によって、バストの立体を保持できるカップ構造体を提供することにある。
本考案に係る請求項1は、カップ周縁を有し、表側に膨出した立体形状に形成され、及び人体のバストが裏側から装着される左右のカップ体と、身頃体と、を備え、軟質性及び伸縮性の素材で前記各カップ体、及び前記身頃体を一体形成し、人体のバストを含む部位に着用される衣類に用いられるカップ構造体であって、前記カップ周縁は、カップ体付衣類が装着された立位姿勢の人体を、三次元的に模した人体モデルにおいて、人体モデルのバストの前中心側のバスト輪郭に沿う縁形状に形成された前中心側周縁と、人体モデルのバストの下部側のバスト輪郭に沿う縁形状に形成された下部側周縁と、人体モデルのバストの腋側のバスト輪郭に沿って、当該腋側のバスト輪郭端まで延在する縁形状に形成された腋側周縁と、を有し、前記身頃体は、前記各カップ体の腋側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた左右の側方身頃と、前記各カップ体の下部側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた左右の下方身頃と、前記各カップ体の間に配置され、前記各カップ体の前中心側周縁に沿って、各カップ体と一体にされた前中心身頃と、を有し、前記各カップ体は、前記カップ周縁に沿って表側に膨出され、人体モデルのバストの形状に沿う立体形状に形成されることを特徴とするカップ構造体である。
本考案に係る請求項1によれば、各カップ体のカップ周縁は、人体モデルのバストのバスト輪郭に沿う縁形状に形成し、及び各カップ体の形状は、人体モデルのバストの形状に沿う立体形状に形成することで、人体の着用時において、人体の各バストの腋側が腋下に流れることを抑制でき、バストの立体を保持(保形)できる。
これにより、カップ構造体は、ストレッチテープを要することなく、各カップ体によって、各バストを立体的に保形できる。
請求項1では、各カップ体は、前中心側周縁に沿って表側に膨出され、人体モデルのバストの前中心側の形状に沿う立体形状にした前中心側カップ部と、下部側周縁に沿って表側に膨出され、人体モデルのバストの下部側の形状に沿う三次元形状にした下部側カップ部と、腋側周縁に沿って表側に膨出され、人体モデルのバストの腋側の形状に沿う立体形状に形成した腋側カップ部を、有する構成も採用できる。
これにより、カップ構造体は、ストレッチテープを要することなく、各カップ体によって、各バストを立体的に保形できる。
請求項1では、各カップ体は、前中心側周縁に沿って表側に膨出され、人体モデルのバストの前中心側の形状に沿う立体形状にした前中心側カップ部と、下部側周縁に沿って表側に膨出され、人体モデルのバストの下部側の形状に沿う三次元形状にした下部側カップ部と、腋側周縁に沿って表側に膨出され、人体モデルのバストの腋側の形状に沿う立体形状に形成した腋側カップ部を、有する構成も採用できる。
本考案に係る請求項2は、カップ周縁を有し、表側に膨出した立体形状に形成され、及び人体のバストが裏側から装着される左右のカップ体と、身頃体と、を備え、軟質性及び伸縮性の素材で前記各カップ体、及び前記身頃体を一体形成し、人体のバストを含む部位に着用される衣類に用いられるカップ構造体であって、前記カップ周縁は、カップ体衣類が着用された立位姿勢の人体を、三次元的に摸した人体モデルにおいて、人体モデルのバストの前中心側のバスト輪郭に基づき形成された前中心側周縁と、人体モデルのバストの下部側のバスト輪郭に基づき形成された下部側周縁と、人体モデルのバストの腋側のバスト輪郭に基づき形成された腋側周縁と、を有し、前記身頃体は、前記各カップ体の腋側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた左右の側方身頃と、前記各カップ体の下部側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた左右の下方身頃と、前記各カップ体の間に配置され、前記各カップ体の前中心側周縁に沿って、各カップ体と一体にされた前中心身頃と、を有し、前記各カップ体は、前記カップ周縁に沿って表側に膨出され、人体モデルのバストの形状に基づき立体形状に形成され、人体の着用時において、人体のバストの腋側を前中心側に押して、当該バストの腋側を立体に保持することを特徴とするカップ構造体である。
本考案に係る請求項2によれば、各カップ体のカップ周縁は、人体モデルのバストの輪郭線に基づき形成し、及び各カップ体の形状は、人体モデルのバストの形状に基づき立体形状に形成して、人体の着用時において、人体のバストの腋側を前中心側に押して、当該バストの腋側を立体に保持することで、人体の各バストの腋側が腋下に流れることを抑制でき、バストの立体を保持(保形)できる。
これにより、カップ構造体は、ストレッチテープを要することなく、各カップ体によって、各バストを立体的に保形できる。
これにより、カップ構造体は、ストレッチテープを要することなく、各カップ体によって、各バストを立体的に保形できる。
本考案に係る請求項3は、前記腋側周縁は、腋側周縁端を、人体モデルのバストの腋側のバスト輪郭端に間隔を隔てて、人体モデルのバストトップ及び腋側のバスト輪郭の間のバスト輪郭側に位置して形成されることを特徴とする請求項1に記載のカップ構造体である。
本考案に係る請求項3によれば、各カップ体は、人体の着用時において、バストの腋側を前中心側に押して、バストの腋側を立体に保持(保形)する。
これにより、カップ構造体は、各カップ体によって、バストを立体的に保形できる。
これにより、カップ構造体は、各カップ体によって、バストを立体的に保形できる。
本考案に係る請求項4は、前記身頃体は、前記各側方身頃の一部が表側に膨らんで形成された左右の膨出部を有し、前記各側方身頃は、人体の着用時において、前記膨出部、及び前記膨出部を除く部分が、人体の各腋下に密着されることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のカップ構造体である。
本考案に係る請求項4によれば、各側方身頃は、人体の着用時において、人体の各腋下に密着されるので、各腋下及び側方身頃の間に隙間を生じることがない。
本考案に係る請求項5は、前記各下部身頃は、表側に膨出され、人体のバストの下方の肋骨を含む部位に対応する、人体モデルの各バストの下方の形状に沿う湾曲形状に形成され、前記前中心身頃は、前記各下方身頃の湾曲形状に連続され、及び人体の各バスト間の胸骨を含む部位に対応する、人体モデルの前中心を含む各バストの間の形状に沿う湾曲形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のカップ構造体である。
本考案に係る請求項5によれば、各下方身頃は、人体の着用時において、人体の各バストの下方の肋骨を含む部位の形状に沿って密着され、及び前中心身頃は、人体の着用時において、人体の前中心を含む各バストの部位の形状に沿って密着されることから、各下方身頃及び前中心身頃及び人体の間に隙間を生じない。
本考案に係る請求項6は、前記前中心身頃は、前記各カップ体の前記前中心側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた左右の中心身頃部を有し、前記各中心身頃部を相互に縫着して一体にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載のカップ構造体である。
本考案は、各カップ体によって、バストの腋側が各腋側に流れることを防止でき、バストを立体的に保形できる。
以下、本考案に係るカップ構造体(バスト構造体)について、図1乃至図16を参照して説明する。
図11乃至図13において、カップ構造体X(バスト構造体)は、人体BOのバストB(左右のバストB)を含む部位に着用される衣類Y(例えば、ブラジャー)に用いられる。
人体BOは、図10に示すように、身体であって、衣類Y(カップ構造体Y)を着用する女性の体BO(着用者の身体又は人体)である(以下、同様)。バストBは、人体BOの乳房であって、女性の体の乳房である。
人体BOは、図10に示すように、身体であって、衣類Y(カップ構造体Y)を着用する女性の体BO(着用者の身体又は人体)である(以下、同様)。バストBは、人体BOの乳房であって、女性の体の乳房である。
カップ構造体Xは、図1乃至図7に示すように、左右のカップ体1,2、及び身頃体3を備える。
カップ構造体Xは、柔軟性及び伸縮性の素材で、各カップ体1,2及び身頃体3を一体形成(一体成形)して構成される。
カップ構造体Xは、柔軟性及び伸縮性の素材で、各カップ体1,2及び身頃体3を一体形成(一体成形)して構成される。
カップ構造体Xは、図1乃至図5に示すように、例えば、表布11、第1クッション材12、第2クッション材13及び肌布14(裏布)の4層構造で構成される。
表布11及び肌布14は、柔軟性及び伸縮性を有する生地であって、例えば、ニット生地、トリコット生地(ツーウェイ・トリコット生地)で構成(形成)される。第1クッション材12は、軟質性及び伸縮性の素材の軟質ポリウレタンフォーム(軟質発泡ウレタン)であって、例えば、エーテル系軟質ポリウレタンで構成(形成)される。第2クッション材13は、軟質性及び伸縮性の軟質ポリウレタンフォーム(軟質発泡ウレタン)であって、例えば、エーテル系軟質ポリウレタンで構成(形成)される。第2クッション材13は、第1クッション材12に比して、高い柔軟性及び高い伸縮性を有し、体温にて人体BO(バストB)に馴染む素材である。第2クッション材13の厚さは、第1クッション材12の厚さより厚くしても良く、第1クッション材12の厚さと同じ厚さにしても良く、第1クッション材12の厚さより薄くしても良い。
表布11及び肌布14は、柔軟性及び伸縮性を有する生地であって、例えば、ニット生地、トリコット生地(ツーウェイ・トリコット生地)で構成(形成)される。第1クッション材12は、軟質性及び伸縮性の素材の軟質ポリウレタンフォーム(軟質発泡ウレタン)であって、例えば、エーテル系軟質ポリウレタンで構成(形成)される。第2クッション材13は、軟質性及び伸縮性の軟質ポリウレタンフォーム(軟質発泡ウレタン)であって、例えば、エーテル系軟質ポリウレタンで構成(形成)される。第2クッション材13は、第1クッション材12に比して、高い柔軟性及び高い伸縮性を有し、体温にて人体BO(バストB)に馴染む素材である。第2クッション材13の厚さは、第1クッション材12の厚さより厚くしても良く、第1クッション材12の厚さと同じ厚さにしても良く、第1クッション材12の厚さより薄くしても良い。
カップ構造体Xは、肌布14に第2クッション材13を積層し、第2クッション材13に第1クッション材12を積層し、及び第1クッション材12に表布11を積層して一体に形成(成形)された4層構造である。カップ構造体Xは、表布11及び肌布14の間に、第1クッション材12及び第2クッション材13を配置し、表布11に接触して第1クッション材12(第1クッション層)を位置し、及び肌布14に接触して第2クッション材13(第2クッション層)を位置した構造である。
各カップ体1,2は、図8及び図9に示すように、カップ周縁5を有し、人体モデルZに基づいて、カップ周縁5の縁形状、及び立体形状が形成される。
人体モデルZは、図8及び図9に示すように、既存のカップ体付衣類であって、ブラジャー(既存のブラジャー)が着用された立位姿勢の人体BOを、三次元的に摸したモデルである。
人体モデルZにおいて、同一カップサイズ(例えば、Dカップ)の複数人[例えば、日本工業規格(JIS規格)に基づいた女性モデル:10人]の女性にブラジャー(女性のカップサイズのブラジャー)を着用して、立位姿勢の各女性の全身を3Dカメラ(三次元カメラ)にて撮影した。同一カップサイズは、日本工業規格「JIS L 4006(1989)」に定める基準である。3Dカメラによる撮影は、既存のブラジャー(既存のカップ体付衣類)を着用した立位姿勢の各女性の全身を三次元的に撮影した。人体モデルZは、立位姿勢の各女性の全身の撮影データ(撮影結果)について、数値解析して三次元的に摸したものである。人体モデルZは、各女性の数値解析データの中央値を三次元化したものである。
人体モデルZは、図8及び図9に示すように、女性の体の背中DMを含む、頭部及び腹部の間を三次元的に摸した。人体モデルZは、立位姿勢であって、左右のバストBM、左右の腋WM、各バストBMのバスト輪郭BP、及び各バストBMの下方(腹部側)を含む立体形状に形成される。
バスト輪郭BPは、人体モデルZのバストBMと、人体モデルZの体(各腋WM、前中心及び各バストBMの下方)との境界を示す輪郭線(バスト輪郭線)、外輪郭線(バスト外輪郭線)である(以下、同様)。
人体モデルZにおいて、同一カップサイズ(例えば、Dカップ)の複数人[例えば、日本工業規格(JIS規格)に基づいた女性モデル:10人]の女性にブラジャー(女性のカップサイズのブラジャー)を着用して、立位姿勢の各女性の全身を3Dカメラ(三次元カメラ)にて撮影した。同一カップサイズは、日本工業規格「JIS L 4006(1989)」に定める基準である。3Dカメラによる撮影は、既存のブラジャー(既存のカップ体付衣類)を着用した立位姿勢の各女性の全身を三次元的に撮影した。人体モデルZは、立位姿勢の各女性の全身の撮影データ(撮影結果)について、数値解析して三次元的に摸したものである。人体モデルZは、各女性の数値解析データの中央値を三次元化したものである。
人体モデルZは、図8及び図9に示すように、女性の体の背中DMを含む、頭部及び腹部の間を三次元的に摸した。人体モデルZは、立位姿勢であって、左右のバストBM、左右の腋WM、各バストBMのバスト輪郭BP、及び各バストBMの下方(腹部側)を含む立体形状に形成される。
バスト輪郭BPは、人体モデルZのバストBMと、人体モデルZの体(各腋WM、前中心及び各バストBMの下方)との境界を示す輪郭線(バスト輪郭線)、外輪郭線(バスト外輪郭線)である(以下、同様)。
各カップ体1,2は、図5及び図6に示すように、表布11、カップ芯材15及び肌布14の積層体であって、カップ芯材15は、第1及び第2クッション材12,13で構成される。各カップ体1,2は、表布11側(表側)に膨出して立体形状(椀状)に形成される。各カップ体1,2は、図1乃至図5に示すように、表側(表布11側)に膨出されて、湾曲凸表面16及び湾曲凹肌面17を有する。各カップ体1,2において、カップ芯材15は、第2クッション材13を湾曲凹肌面17側(肌布14)に隣接して、表布11及び肌布14の間に配置される。
各カップ体1,2は、人体BOのバストB(左右のバスト)が裏側(湾曲凹肌面17側/肌布14側)から装着される。
各カップ体1,2は、人体BOのバストB(左右のバスト)が裏側(湾曲凹肌面17側/肌布14側)から装着される。
各カップ体1,2において、カップ周縁5は、図8及び図9に示すように、人体モデルZのバストBMのバスト輪郭BPに沿う縁形状(曲線縁/曲線形状)に形成される。
各カップ体1,2のカップ周縁5は、図1乃至図5に示すように、前中心側周縁6、下部側周縁7、腋側周縁8、前中心側上周縁9及び腋側上周縁10を有する。
各カップ体1,2のカップ周縁5は、図1乃至図5に示すように、前中心側周縁6、下部側周縁7、腋側周縁8、前中心側上周縁9及び腋側上周縁10を有する。
カップ周縁5において、前中心側周縁6は、図8に示すように、人体モデルZのバストBMの前中心側のバスト輪郭BP1に沿う縁形状に形成される。
前中心側周縁6は、人体モデルZの立位姿勢での左右方向LRにおいて、左右のバストBMの前中心側のバスト輪郭BP1(前中心側輪郭/前中心側輪郭線)に沿う湾曲縁形状に形成される。
左右方向LRは、図8及び図9に示すように、人体モデルZの立位姿勢において、人体モデルZの右腋方向を右方(右方向)とし、及び人体モデルZの左腋方向を左方(左方向)とする(以下、同様)。
前中心側周縁6は、人体モデルZの立位姿勢での左右方向LRにおいて、左右のバストBMの前中心側のバスト輪郭BP1(前中心側輪郭/前中心側輪郭線)に沿う湾曲縁形状に形成される。
左右方向LRは、図8及び図9に示すように、人体モデルZの立位姿勢において、人体モデルZの右腋方向を右方(右方向)とし、及び人体モデルZの左腋方向を左方(左方向)とする(以下、同様)。
カップ周縁5において、下部側周縁7は、図8及び図9に示すように、人体モデルZのバストBMの下部側のバスト輪郭BP2に沿う縁形状(曲線縁/曲線縁形状)に形成される。下部側周縁7は、人体モデルZの立位姿勢での上下方向UDにおいて、左右のバストBMの下部側のバスト輪郭BP2(下部側輪郭/下部側輪郭線)に沿った湾曲縁形状に形成される。下部側周縁7は、前中心側周縁6のバスト下部側の周縁端に連続して形成される。
上下方向UDは、図8及び図9に示すように、人体モデルZの立位姿勢において、左右方向LFと直交し、人体モデルZの頭部方向を上方(上方向)とし、及び人体モデルZの腹部方向を下方(下方向)とする(以下、同様)。
上下方向UDは、図8及び図9に示すように、人体モデルZの立位姿勢において、左右方向LFと直交し、人体モデルZの頭部方向を上方(上方向)とし、及び人体モデルZの腹部方向を下方(下方向)とする(以下、同様)。
カップ周縁5において、腋側周縁8は、図8及び図9に示すように、人体モデルZのバストBMの腋側のバスト輪郭BP3に沿って、腋側のバスト輪郭BP3の輪郭端BE(バスト輪郭端)まで延在する縁形状(曲線縁/曲線縁形状)に形成される。腋側周縁8は、人体モデルZの立位姿勢での左右方向LRにおいて、左右のバストBMの腋側のバスト輪郭BP3(腋側輪郭/腋側輪郭線)に沿って、腋側のバスト輪郭BP3の輪郭端BEまで延在する湾曲縁形状に形成される。腋側周縁8は、下部側周縁7のバスト腋側の周縁端に連続して形成される。
カップ周縁5において、前中心側上周縁9は、図1及び図2に示すように、前中心側周縁6のバストBの前中心側の周縁端に連続して形成される。前中心側上周縁9は、下部側周縁7に対峙して、カップトップaから離間する方向に突出する湾曲凸形状に形成される。
カップ周縁5において、腋側上周縁10は、図1乃至図3、及び図5に示すように、腋側周縁8のバストBの腋側の周縁端に連続して形成される。腋側上周縁10は、前中心側周縁6に対峙して、カップトップaに向けて凹む湾曲凹形状に形成される。
身頃体3は、図1乃至図6に示すように、柔軟性及び伸縮性の素材で各カップ体1,2と一体形成(一体成形)される。身頃体3は、図5及び図6に示すように、各カップ体1,2と同様に、表布11、第1クッション材12、第2クッション材13及び肌布14を積層した構造(4層構造)である。
身頃体3は、図1乃至図6に示すように、左右の側方身頃21,22、左右の下方身頃23,24及び前中心身頃25を有する。各側方身頃21,22、各下方身頃23,24及び前中心身頃25は、軟質性及び伸縮性の素材(表布11、第1及び第2クッション材12,13及び肌布14)で連続して一体形成(一体成形)される。
身頃体3(各側方身頃21,22、各下方身頃23,24及び前中心身頃25)の厚さは、各カップ体1,2の厚さと同じ厚さにしても良く、各カップ体1,2の厚さより薄くしても良い。
身頃体3(各側方身頃21,22、各下方身頃23,24及び前中心身頃25)の厚さは、各カップ体1,2の厚さと同じ厚さにしても良く、各カップ体1,2の厚さより薄くしても良い。
各側方身頃21,22は、図1乃至図3に示すように、各カップ体1,2の腋側周縁8側に配置される。各側方身頃21,22は、各カップ体1,2の腋側周縁8に接触(隣接)して配置され、腋側周縁8に沿って各カップ体1,2と一体にされる。
一方(左側)の側方身頃21は、一方(左側)のカップ体1の腋側周縁8側に配置(腋側周縁8に隣接して配置)され、腋側周縁8に沿って一方(左側)のカップ体1と一体にされる。他方(右側)の側方身頃22は、他方(右側)のカップ体2の腋側周縁8側に配置(腋側周縁8に隣接して配置)され、腋側周縁8に沿って他方(左側)のカップ体2と一体にされる。各側方身頃21,22の上周縁21A,22Aは、各カップ体1,2の腋側上周縁10に連続する湾曲凹縁形状に形成される。
一方(左側)の側方身頃21は、一方(左側)のカップ体1の腋側周縁8側に配置(腋側周縁8に隣接して配置)され、腋側周縁8に沿って一方(左側)のカップ体1と一体にされる。他方(右側)の側方身頃22は、他方(右側)のカップ体2の腋側周縁8側に配置(腋側周縁8に隣接して配置)され、腋側周縁8に沿って他方(左側)のカップ体2と一体にされる。各側方身頃21,22の上周縁21A,22Aは、各カップ体1,2の腋側上周縁10に連続する湾曲凹縁形状に形成される。
各下方身頃23,24は、図1乃至図5に示すように、各カップ体1,2の下部側周縁7側に配置される。各下方身頃23,24は、各カップ体1,2の下部側周縁7に接触(隣接)して配置され、下部側周縁7に沿って各カップ体1,2と一体にされる。
一方(左側)の下方身頃23は、一方のカップ体1の下部側周縁7側に配置(下部側周縁7に隣接して配置)され、下部側周縁7に沿って一方のカップ体1と一体にされる。他方(右側)の下方身頃24は、他方のカップ体2の下部側周縁7側に配置(下部側周縁7に隣接して配置)され、下部側周縁7に沿って他方のカップ体2と一体にされる。
各下方身頃23,24は、図1及び図2に示すように、各側方身頃21,22に連続して一体形成(一体成形)される。
一方(左側)の下方身頃23は、一方のカップ体1の下部側周縁7側に配置(下部側周縁7に隣接して配置)され、下部側周縁7に沿って一方のカップ体1と一体にされる。他方(右側)の下方身頃24は、他方のカップ体2の下部側周縁7側に配置(下部側周縁7に隣接して配置)され、下部側周縁7に沿って他方のカップ体2と一体にされる。
各下方身頃23,24は、図1及び図2に示すように、各側方身頃21,22に連続して一体形成(一体成形)される。
前中心身頃25は、図1、図2及び図4に示すように、各カップ体1,2の間に配置されて、各カップ体1,2を連結する。前中心身頃25は、各カップ体1,2の前中心側周縁6に接触(隣接)して配置される。前中心身頃25は、各カップ体1,2の前中心側周縁6に沿って各カップ体1,2と一体にされる。
前中心身頃25は、各下方身頃23,24と連続して一体成形(一体形成)形成される。
前中心身頃25の下周縁25Aは、各下方身頃23,24の下周縁23A,24Aに連続する。
前中心身頃25は、各下方身頃23,24と連続して一体成形(一体形成)形成される。
前中心身頃25の下周縁25Aは、各下方身頃23,24の下周縁23A,24Aに連続する。
各カップ体1,2は、図1乃至図5に示すように、前中心側カップ部31、下部側カップ部32、腋側カップ部33、及び紐付け用カップ部34を有する。各カップ部31〜34は、連続して一体形成(一体成形)される。
各カップ体1,2は、カップ周縁5(前中心側周縁6、下部側周縁7及び腋側周縁8)に沿って表側に膨出され、人体モデルZのバストBMの形状に沿う立体形状に形成される。
各カップ体1,2は、カップ周縁5(前中心側周縁6、下部側周縁7及び腋側周縁8)に沿って表側に膨出され、人体モデルZのバストBMの形状に沿う立体形状に形成される。
各カップ体1,2において、前中心側カップ部31は、図1、図2及び図4に示すように、前中心側周縁6に沿って表側に膨出される。前中心側カップ部31は、図8及び図9に示すように、人体モデルZのバストBMの前中心側BM1の形状に沿う立体形状に形成される。
各カップ体1,2において、前中心側カップ部31は、前中心側周縁6から表側に膨出しつつカップトップaに至る。
各カップ体1,2において、前中心側カップ部31は、前中心側周縁6から表側に膨出しつつカップトップaに至る。
各カップ体1,2において、下部側カップ部32は、図1乃至図5に示すように、下部側周縁7に沿って表側に膨出される。下部側カップ部32は、図8及び図9に示すように、人体モデルZのバストBMの下部側BM2の形状に沿う立体形状に形成される。
各カップ体1,2において、下部側カップ部32は、下部側周縁7から表側に膨出しつつカップトップaに至る。
各カップ体1,2において、下部側カップ部32は、下部側周縁7から表側に膨出しつつカップトップaに至る。
各カップ体1,2において、腋側カップ部33は、図1乃至図5に示すように、腋側周縁8に沿って表側に膨出される。腋側カップ部33は、図8及び図9に示すように、人体モデルZのバストBMの腋側BM3の形状に沿う立体形状に形成される。
各カップ体1,2において、腋側カップ部33は、腋側周縁8から表側に膨出しつつカップトップaに至る。
各カップ体1,2において、腋側カップ部33は、腋側周縁8から表側に膨出しつつカップトップaに至る。
各カップ体1,2において、紐付け用カップ部34は、図1乃至図3、及び図5に示すように、前中心側上周縁9及び腋側上周縁10の間に形成される。紐付け用カップ部34は、各カップ体1,2のカップトップaより各側方身頃21,22側(腋側周縁8側)に配置される。
紐付け用カップ部34は、前中心側上周縁9及び腋側上周縁10の間において、表側に膨出される。紐付け用カップ部34は、図8及び図9に示すように、人体モデルZのバストBMの上部側BM4の形状に沿う立体形状に形成される。
紐付け用カップ部34は、前中心側上周縁9及び腋側上周縁10の間において、表側に膨出される。紐付け用カップ部34は、図8及び図9に示すように、人体モデルZのバストBMの上部側BM4の形状に沿う立体形状に形成される。
身頃体3(各側方身頃21,22)は、図1乃至図6に示すように、各側方身頃21,22の一部が表側に膨らんで形成された膨出部36を有する。
各膨出部36は、例えば、各カップ体1,2の腋側周縁8(カップ周縁5)に隣接し、又は腋側周縁8側(カップ周縁5側)に位置する各側方身頃21,22の一部に形成される。各膨出部36は、各側方身頃21,22の一部を、表側に膨らませて形成される。
各膨出部36は、例えば、各カップ体1,2の腋側周縁8(カップ周縁5)に隣接し、又は腋側周縁8側(カップ周縁5側)に位置する各側方身頃21,22の一部に形成される。各膨出部36は、各側方身頃21,22の一部を、表側に膨らませて形成される。
図7において、各膨出部36は、各カップ体1,2の腋側周縁8、腋側カップ部33の立体形状、及び各カップ体1,2の腋側上周縁10に基づいて、各側方身頃21,22の一部に形成される。
各側方身頃21,22は、各カップ体1,2及び身頃体3を柔軟性及び伸縮性の素材で一体成形(一体形成)すること、各腋側周縁8を、人体モデルZのバストBMの腋側のバスト輪郭BL3に沿って、腋側のバスト輪郭端BEまで延在する縁形状にすること、腋側カップ部33を、人体モデルZのバストBMの腋側の形状に沿う立体形状にすることに加え、各カップ体1,2の腋側上周縁10の湾曲凹形状に起因して(基づいて)、各カップ体1,2側に引張られる引張力Fを受ける。
これにより、各カップ体1,2の腋側周縁8に隣接する各側方身頃21,22の一部が、引張力Fによって、表側に膨らんで膨出部36を形成する。各カップ体1,2において、特に、腋側カップ部33は、腋側カップ部33の立体形状、腋側周縁8の縁形状、及び腋側上周縁10の湾曲凹縁形状によって、軟質性及び伸縮性の素材(軟質ポリウレタン)による引張力Fを各側方身頃21,22に作用して、各側方身頃21,22の一部を表側に膨らませる。腋側カップ部33による引張力Fは、例えば、各カップ体1,2の腋側上周縁10を配置する位置を、カップトップa側に近づけるに従って大きくなり、各側方身頃21,22の一部に形成される膨出部36も大きくなる。
図7において、従来から使用されるカップ体CPを二点鎖線で示しており、各カップ体1,2の腋側周縁8は、従来のカップ体CPの腋側周縁CP8よりカップトップa(内側)に位置しており、これにより、各側方身頃21,22の一部が表側に膨らむ。
各側方身頃21,22は、各カップ体1,2及び身頃体3を柔軟性及び伸縮性の素材で一体成形(一体形成)すること、各腋側周縁8を、人体モデルZのバストBMの腋側のバスト輪郭BL3に沿って、腋側のバスト輪郭端BEまで延在する縁形状にすること、腋側カップ部33を、人体モデルZのバストBMの腋側の形状に沿う立体形状にすることに加え、各カップ体1,2の腋側上周縁10の湾曲凹形状に起因して(基づいて)、各カップ体1,2側に引張られる引張力Fを受ける。
これにより、各カップ体1,2の腋側周縁8に隣接する各側方身頃21,22の一部が、引張力Fによって、表側に膨らんで膨出部36を形成する。各カップ体1,2において、特に、腋側カップ部33は、腋側カップ部33の立体形状、腋側周縁8の縁形状、及び腋側上周縁10の湾曲凹縁形状によって、軟質性及び伸縮性の素材(軟質ポリウレタン)による引張力Fを各側方身頃21,22に作用して、各側方身頃21,22の一部を表側に膨らませる。腋側カップ部33による引張力Fは、例えば、各カップ体1,2の腋側上周縁10を配置する位置を、カップトップa側に近づけるに従って大きくなり、各側方身頃21,22の一部に形成される膨出部36も大きくなる。
図7において、従来から使用されるカップ体CPを二点鎖線で示しており、各カップ体1,2の腋側周縁8は、従来のカップ体CPの腋側周縁CP8よりカップトップa(内側)に位置しており、これにより、各側方身頃21,22の一部が表側に膨らむ。
身頃体3において、各下方身頃23,24は、図10に示すように、人体BOの立位姿勢での上下方向UDにおいて、バストBの下部側より下方(腹部側)の肋骨RBを含む部位に対応する、人体モデルZの各バストBMの下方(腹部側)の形状に沿う湾曲形状に形成される(図8及び図9参照)。
身頃体3において、前中心身頃25は、図10に示すように、人体BOの立位姿勢(人体の立位姿勢)での左右方向LRにおいて、人体BOの各バスト間の胸骨CB(又は/及び椎骨SB)を含む部位に対応する、人体モデルZの前中心を含む各バストBM間の形状に沿う湾曲形状に形成される(図8参照)。前中心身頃25の湾曲形状は、各下方身頃23,24の湾曲形状に連続して形成される。
カップ構造体Xは、図11乃至図13に示すように、バストBを含む部位に着用される衣類Y、例えば、ブラジャー(以下、「ブラジャーY」という)に用いられる。
ブラジャーYは、図11乃至図13に示すように、カップ構造体X、バック布51、及び一対(左右)の肩掛け用ストラップ52,53を備える。
バック布51は、柔軟性及び伸縮性を有する生地であって、例えば、ニット生地、トリコット生地(ツーウェイ・トリコット生地)、パワーネットである。
バック布51は、図11乃至図13に示すように、カップ構造体Xの身頃体3(各側方身頃21,22)に取付けられる。バック布51の一端側は、一方の側方身頃21の左端側に縫着(縫製)されて取付けられ、バック布51の他端側は、他方の側方身頃22の右端泡に縫着(縫製)されて取付けられる。
バック布51は、図11乃至図13に示すように、カップ構造体Xの身頃体3(各側方身頃21,22)に取付けられる。バック布51の一端側は、一方の側方身頃21の左端側に縫着(縫製)されて取付けられ、バック布51の他端側は、他方の側方身頃22の右端泡に縫着(縫製)されて取付けられる。
各肩掛け用ストラップ52,53は、図11乃至図13に示すように、各カップ体1,2及びバック布51に取付けられる。
一方(左側)の肩掛け用ストラップ52は、一方のカップ体1及びバック布51に取付られる。肩掛け用ストラップ52の一端側は、カップ体1の紐掛け用カップ部34に縫着(縫製)されて取付けられ、肩掛け用ストラップ52の他端側は、バック布51に縫着(縫製)されて取付けられる。
他方(右側)の肩掛け用ストラップ53は、他方のカップ体2及びバック布51に取付けられる。肩掛け用ストラップ53の一端側は、カップ体2の紐付け用カップ部34に縫着(縫製)されて取付けられ、肩掛け用ストラップ53の他端側は、バック布51に縫着(縫製)されて取付けられる。
一方(左側)の肩掛け用ストラップ52は、一方のカップ体1及びバック布51に取付られる。肩掛け用ストラップ52の一端側は、カップ体1の紐掛け用カップ部34に縫着(縫製)されて取付けられ、肩掛け用ストラップ52の他端側は、バック布51に縫着(縫製)されて取付けられる。
他方(右側)の肩掛け用ストラップ53は、他方のカップ体2及びバック布51に取付けられる。肩掛け用ストラップ53の一端側は、カップ体2の紐付け用カップ部34に縫着(縫製)されて取付けられ、肩掛け用ストラップ53の他端側は、バック布51に縫着(縫製)されて取付けられる。
カップ構造体Xを用いたブラジャーYは、同一カップサイズの女性の人体BOに着用される。
女性の体BO(人体BO)の上下方向UDは、図10に示すように、女性の体BO(人体BO)の立位姿勢において、女性の体BOの頭部方向を上方(上方向)とし、及び女性の体BOの腹部方向を下方(下方向)とする。
女性の体BO(人体BO)の左右方向LRは、図10に示すように、女性の体BO(人体BO)の立位姿勢において、女性の体BOの右腋方向を右方(右方向)とし、及び女性の体BOの左脇方向を左方(左方向)とする。
女性の体BO(人体BO)の上下方向UDは、図10に示すように、女性の体BO(人体BO)の立位姿勢において、女性の体BOの頭部方向を上方(上方向)とし、及び女性の体BOの腹部方向を下方(下方向)とする。
女性の体BO(人体BO)の左右方向LRは、図10に示すように、女性の体BO(人体BO)の立位姿勢において、女性の体BOの右腋方向を右方(右方向)とし、及び女性の体BOの左脇方向を左方(左方向)とする。
ブラジャーYは、図12及び図13に示すように、女性の体BO(人体BO)を、カップ構造体Xの各カップ体1,2及びバック布51の間に配置し、及び女性の体BOの左右のバストBを各カップ体1,2の裏側(湾曲凹肌面17)に向けて着用される。
ブラジャーXを着用するとき、女性は、各バストBを女性の体BOの前中心側に寄せて、各カップ体1,2に装着(挿入)し、及び各肩掛け用ストラップ52,53を女性の体BOの肩SDに掛ける。
ブラジャーXを着用するとき、女性は、各バストBを女性の体BOの前中心側に寄せて、各カップ体1,2に装着(挿入)し、及び各肩掛け用ストラップ52,53を女性の体BOの肩SDに掛ける。
ブラジャーYを女性の体BOに着用すると、各側方身頃21,22及びバック布51は、女性の体BOの背中SD側に引っ張られ、及び各肩掛け用ストラップ52,53は、女性の体BOの肩SD側に引っ張れる。
これにより、カップ構造体Xの身頃体3(各側方身頃21,22、各下方身頃23,24及び前中心身頃25)は、女性の体BO(人体BO)の背中DM側及び肩SD側に伸ばされる。
各側方身頃21,22は、女性の体BO(人体BO)の着用時において、伸ばされることにより、各膨出部36も伸ばされ、各膨出部36及び各膨出部36を除く部分が、女性の体BOの各腋WD下に沿って女性の体BOに密着される。
これにより、カップ構造体Xの身頃体3(各側方身頃21,22、各下方身頃23,24及び前中心身頃25)は、女性の体BO(人体BO)の背中DM側及び肩SD側に伸ばされる。
各側方身頃21,22は、女性の体BO(人体BO)の着用時において、伸ばされることにより、各膨出部36も伸ばされ、各膨出部36及び各膨出部36を除く部分が、女性の体BOの各腋WD下に沿って女性の体BOに密着される。
各下方身頃23,24は、図10、図12及び図13に示すように、女性の体BO(人体BO)の着用時において、伸ばされることにより、女性の体BOの各バストBの下方の肋骨RBを含む部位の形状に沿って人体BOに密着され、前中心身頃25は、女性の体BO(人体BO)の着用時において、各側方身頃21,22と共に伸ばされ、女性の体BOの前中心(胸骨CB、椎骨SB)を含む各バストBの間の部位の形状に沿って女性の体BOに密着される。
各カップ体1,2は、図10、図12及び図13に示すように、女性の人体BO(人体BO)の着用時において、各肩掛け用ストラップ52,53によって女性の体BOの肩SD側に引っ張られ(引き上げられ)、及び女性の体BOの背中WDに引っ張られる身頃体3(各側方身頃21,22)に抗して、女性の各バストBの形状、及び各バストBのバスト輪郭BLに沿って配置される。
女性の体BO(人体BO)のバストBのバスト輪郭BLは、各バストBと、女性の体BO(各腋WO、前中心及び各バストBの下方)との境界を示す輪郭線(バスト輪郭線)、外輪郭線(バスト外輪郭線)である。
女性の体BO(人体BO)のバストBのバスト輪郭BLは、各バストBと、女性の体BO(各腋WO、前中心及び各バストBの下方)との境界を示す輪郭線(バスト輪郭線)、外輪郭線(バスト外輪郭線)である。
各カップ体1,2において、前中心側周縁6は、女性の体BOバストBの前中心側のバスト輪郭BL1に沿って、下部側周縁7は、女性の体BOのバストBの下部側のバスト輪郭BL2に沿って、及び腋側周縁8は、女性のバストBの体BOの腋側のバスト輪郭BL3に沿って配置される。腋側周縁8は、女性の体BOのバストBの腋側のバスト輪郭BL3に沿って、女性の体BOのバストBの腋側のバスト輪郭端BFまで延在して配置される。
これにより、各カップ体1,2は、図14に示すように、腋側カップ部33によって、女性の体BO(人体BO)のバストB(図14の二点鎖線で示すバストB)の腋側を保持して、女性の体BOのバストBの腋側が腋WO下に流れることを抑制する。
各カップ体1,2は、各カップ部31〜34によって、女性の体BO(人体BO)のバストBを立体に保持(保形)する。
立位姿勢の女性の体BO(人体BO)において、ブラジャーYの着用前のバストBは、図14に示すように、実線で示され、ブラジャーY1の着用時のバストBは、図14に示すように、二点鎖線で示される(以下、同様)。
これにより、各カップ体1,2は、図14に示すように、腋側カップ部33によって、女性の体BO(人体BO)のバストB(図14の二点鎖線で示すバストB)の腋側を保持して、女性の体BOのバストBの腋側が腋WO下に流れることを抑制する。
各カップ体1,2は、各カップ部31〜34によって、女性の体BO(人体BO)のバストBを立体に保持(保形)する。
立位姿勢の女性の体BO(人体BO)において、ブラジャーYの着用前のバストBは、図14に示すように、実線で示され、ブラジャーY1の着用時のバストBは、図14に示すように、二点鎖線で示される(以下、同様)。
カップ構造体Xは、図8及び図9に示すように、各カップ体1,2の腋側周縁8の腋側周縁端8Aを、人体モデルZのバストBMの腋側のバスト輪郭BL3に隙間δ(間隔)を隔てて、人体モデルZのバストトップBa及び腋側のバスト輪郭BL3の間に位置して形成することもできる。
各カップ体1,2において、腋側周縁8の腋側周縁端8Aは、人体モデルZのバストBの腋側のバスト輪郭BP3側に位置される。各カップ体1,2の腋側周縁8(腋側周縁端8A)は、腋側上周縁10に交差して配置される。
カップ構造体Xにおいて、各カップ体1,2の腋側周縁8、及び腋側カップ部33は、人体モデルZのバストBの腋側のバスト輪郭BL3より前中心側に配置される。
これにより、カップ構造体Xを用いたブラジャーY1(衣類)は、図11乃至図13で説明したと同様に、女性の体BO(人体BO)に着用すると、女性の体BOの各バストBによって伸ばされて広げられる。各カップ体1,2は、広がりによる反発力によって、女性の体BOのバストBの腋側を前中心側に押して、バストBの腋側を立体に保持(保形)する。
女性の体BO(人体BO)のバストBの腋側は、図14に示すように、女性の体BO(人体BO)の着用時において、各カップ体1,2によって前中心側に寄せられ、リフトアップされて、立体に保持(保形)される(図14の二点鎖線で示されるバストBの腋側)。女性の体BOのバストBの腋側は、図14に示すように、各カップ体1,2によって各腋WO側に流れることを抑制される。
各カップ体1,2は、各カップ部31〜34によって、女性の体BOの各バストBの立体を保持(保形)する。
各カップ体1,2において、腋側周縁8の腋側周縁端8Aは、人体モデルZのバストBの腋側のバスト輪郭BP3側に位置される。各カップ体1,2の腋側周縁8(腋側周縁端8A)は、腋側上周縁10に交差して配置される。
カップ構造体Xにおいて、各カップ体1,2の腋側周縁8、及び腋側カップ部33は、人体モデルZのバストBの腋側のバスト輪郭BL3より前中心側に配置される。
これにより、カップ構造体Xを用いたブラジャーY1(衣類)は、図11乃至図13で説明したと同様に、女性の体BO(人体BO)に着用すると、女性の体BOの各バストBによって伸ばされて広げられる。各カップ体1,2は、広がりによる反発力によって、女性の体BOのバストBの腋側を前中心側に押して、バストBの腋側を立体に保持(保形)する。
女性の体BO(人体BO)のバストBの腋側は、図14に示すように、女性の体BO(人体BO)の着用時において、各カップ体1,2によって前中心側に寄せられ、リフトアップされて、立体に保持(保形)される(図14の二点鎖線で示されるバストBの腋側)。女性の体BOのバストBの腋側は、図14に示すように、各カップ体1,2によって各腋WO側に流れることを抑制される。
各カップ体1,2は、各カップ部31〜34によって、女性の体BOの各バストBの立体を保持(保形)する。
カップ構造体Xにおいて、各カップ体1,2は、図8及び図9に示すように、人体モデルZに基づき、即ち、人体モデルZを基準として、既存のカップ体(カップパターン)を参考(カップパターンにて調整)して、カップ周縁5の縁形状及び立体形状を形成することもできる。各カップ体1,2において、カップ周縁5の縁形状、及び立体形状は、人体モデルZ及び既存のカップ体(カップパターン)に基づき形成される。
既存のカップ体は、同一カップサイズの女性の体のバストに装着されるカップパターンである。既存のカップ体は、ブラジャーに用いられ、ブラジャーを女性の体に着用した時において、バストへの着用感(密着感)の優れたカップパターン、又はバストへの着用感(密着感)の良かったカップパターンを選択した。
既存のカップ体は、同一カップサイズの女性の体のバストに装着されるカップパターンである。既存のカップ体は、ブラジャーに用いられ、ブラジャーを女性の体に着用した時において、バストへの着用感(密着感)の優れたカップパターン、又はバストへの着用感(密着感)の良かったカップパターンを選択した。
各カップ体1,2は、人体モデルZのバストBのバスト輪郭BPに基づき、既存のカップ体(カップパターン)のカップ周縁を参考して、カップ周縁5の縁形状を形成する。各カップ体1,2は、人体モデルZのバストBの形状に基づき、既存のカップ体の形状(立体形状)を参考して、立体形状を形成する。
各カップ体1,2において、カップ周縁5は、人体モデルZのバストBMの前中心側のバスト輪郭BP1に基づき、既存のカップ体のカップ周縁(前中心側周縁)を参考して、縁形状に形成された前中心側周縁6と、人体モデルZのバストBMの下部側のバスト輪郭BL2に基づき、既存のカップ体のカップ周縁(下部側周縁)を参考して、縁形状に形成された下部側周縁と、人体モデルZのバストBMの腋側のバスト輪郭BL3に基づき、既存のカップ体のカップ周腋(腋側周縁)を参考して、縁形状に形成された腋側周縁とを有する。
各カップ体1,2は、人体モデルZのバストBMの形状に基づき、既存のカップ体の形状(立体形状)を参考して、立体形状に形成される。
各カップ体1,2は、人体モデルZのバストBMの前中心側の形状に基づき、既存のカップ体の形状(前中心側のカップ形状)を参考して、立体形状に形成された前中心側カップ部と、体モデルZのバストBMの下部側の形状に基づき、既存のカップ体の形状(下部側のカップ形状)を参考して、立体形状に形成された下部側カップ部と、人体モデルZのバストBMの腋側の形状に基づき、既存のカップ体の形状(腋側のカップ形状)を参考して、立体形状に形成された腋側カップ部とを有する。
各カップ体1,2は、人体モデルZのバストBMの前中心側の形状に基づき、既存のカップ体の形状(前中心側のカップ形状)を参考して、立体形状に形成された前中心側カップ部と、体モデルZのバストBMの下部側の形状に基づき、既存のカップ体の形状(下部側のカップ形状)を参考して、立体形状に形成された下部側カップ部と、人体モデルZのバストBMの腋側の形状に基づき、既存のカップ体の形状(腋側のカップ形状)を参考して、立体形状に形成された腋側カップ部とを有する。
各カップ体1,2は、図11乃至図13で説明したと同様に、カップ構造体Xを用いたブラジャーY2を女性の体BO(人体BO)の着用時において、女性の体BO(人体BO)のバストBの腋側を前中心側に押して、バストBの腋側を立体に保持(保形)する(図14の二点鎖線で示すバストBの腋側)。
各カップ体1,2は、人体モデルZに基づき、既存のカップ体(カップパターン)を参考して、ブラジャーY2(衣類)の女性の体BO(人体BO)の着用時において、図14に示すように、女性の体BOの腋側を前中心側に押して、バストBの腋側を立体に保持するように、カップ周縁5(前中心側周縁6、下部側周縁7及び腋側周縁8)、及び立体形状(前中心側カップ部31の立体形状、下部側カップ部32の立体形状および腋側カップ部33の立体形状)を形成する。
これにより、女性の体BO(人体BO)のバストBの腋側は、女性の体BO(人体BO)の着用時において、図14に示すように、各カップ体1,2によって前中心側に寄せられて、立体に保持(保形)される。女性の体BOのバストBの腋側(図14の二点鎖線で示すバストBの腋側)は、各カップ体1,2によって各腋WO側に流れることを抑制される。
各カップ体1,2は、各カップ部31〜34によって、女性の体BOの各バストBの立体を保持(保形)する。
各カップ体1,2は、人体モデルZに基づき、既存のカップ体(カップパターン)を参考して、ブラジャーY2(衣類)の女性の体BO(人体BO)の着用時において、図14に示すように、女性の体BOの腋側を前中心側に押して、バストBの腋側を立体に保持するように、カップ周縁5(前中心側周縁6、下部側周縁7及び腋側周縁8)、及び立体形状(前中心側カップ部31の立体形状、下部側カップ部32の立体形状および腋側カップ部33の立体形状)を形成する。
これにより、女性の体BO(人体BO)のバストBの腋側は、女性の体BO(人体BO)の着用時において、図14に示すように、各カップ体1,2によって前中心側に寄せられて、立体に保持(保形)される。女性の体BOのバストBの腋側(図14の二点鎖線で示すバストBの腋側)は、各カップ体1,2によって各腋WO側に流れることを抑制される。
各カップ体1,2は、各カップ部31〜34によって、女性の体BOの各バストBの立体を保持(保形)する。
図15及び図16において、カップ構造体Xは、一対(左右)のカップ構造部40,41で構成することもできる。
各カップ構造部40,41は、図15に示すように、前中心身頃25の中心にて二分割されて形成され、前中心身頃25は、左右の中心身頃部42,43を有する。
各カップ構造部40,41は、図15に示すように、前中心身頃25の中心にて二分割されて形成され、前中心身頃25は、左右の中心身頃部42,43を有する。
一方(左側)のカップ構造部40は、柔軟性及び伸縮性の素材でカップ体1、側方身頃21、下方身頃23及び中心身頃部42に一体成形(一体形成)する。中心身頃部42は、カップ体1の前中心側周縁6に沿ってカップ体1と一体にされる。
他方(右側)のカップ構造部41は、柔軟性及び伸縮性の素材でカップ体2、側方身頃22、下方身頃24及び中心身頃部43を一体成形(一体形成)する。中心身頃部43は、カップ体2の前中心側周縁6に沿ってカップ体2と一体にされる。
他方(右側)のカップ構造部41は、柔軟性及び伸縮性の素材でカップ体2、側方身頃22、下方身頃24及び中心身頃部43を一体成形(一体形成)する。中心身頃部43は、カップ体2の前中心側周縁6に沿ってカップ体2と一体にされる。
カップ構造体Xは、図16に示すように、各カップ構造部40,41の各中心身頃部42,43を隣接して(突き合わせて)、各中心身頃部42,43を相互に縫着(縫製)して一体にする。
これにより、カップ構造体Xは、各中心身頃部42,43を縫着(縫製)して一体した各カップ構造部40,41にて構成される。
これにより、カップ構造体Xは、各中心身頃部42,43を縫着(縫製)して一体した各カップ構造部40,41にて構成される。
本考案は、カップ構造体Xを用いた衣類としてブラジャーについて説明したが、ブラジャーに限定されず、ボディースーツ、ビスチエ、キャミソール、スリップ等の衣類にカップ構造体Xを用いても良い。
本考案は、女性のバストを立体に保持するのに最適である。
X カップ構造体
Z 人体モデル
BP バスト輪郭(人体モデル)
BO 人体(女性の体)
BL バスト輪郭(人体)
1 カップ体(左側)
2 カップ体(右側)
3 身頃体
5 カップ周縁
6 前中心側周縁
7 下部側周縁
8 腋側周縁
21 側方身頃(左側)
22 側方身頃(右側)
23 下方身頃(左側)
24 下方身頃(右側)
25 前中心身頃
31 前中心側カップ部
32 下部側カップ部
33 腋側カップ部
Z 人体モデル
BP バスト輪郭(人体モデル)
BO 人体(女性の体)
BL バスト輪郭(人体)
1 カップ体(左側)
2 カップ体(右側)
3 身頃体
5 カップ周縁
6 前中心側周縁
7 下部側周縁
8 腋側周縁
21 側方身頃(左側)
22 側方身頃(右側)
23 下方身頃(左側)
24 下方身頃(右側)
25 前中心身頃
31 前中心側カップ部
32 下部側カップ部
33 腋側カップ部
Claims (6)
- カップ周縁を有し、表側に膨出した立体形状に形成され、及び人体のバストが裏側から装着される左右のカップ体と、
身頃体と、を備え、
軟質性及び伸縮性の素材で前記各カップ体、及び前記身頃体を一体形成し、
人体のバストを含む部位に着用される衣類に用いられるカップ構造体であって、
前記カップ周縁は、
カップ体付衣類が着用された立位姿勢の人体を、三次元的に模した人体モデルにおいて、
人体モデルのバストの前中心側のバスト輪郭に沿う縁形状に形成された前中心側周縁と、
人体モデルのバストの下部側のバスト輪郭に沿う縁形状に形成された下部側周縁と、
人体モデルのバストの腋側のバスト輪郭に沿って、当該腋側のバスト輪郭端まで延在する縁形状に形成された腋側周縁と、を有し、
前記身頃体は、
前記各カップ体の腋側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた左右の側方身頃と、
前記各カップ体の下部側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた左右の下方身頃と、
前記各カップ体の間に配置され、前記各カップ体の前中心側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた前中心身頃と、を有し、
前記各カップ体は、
前記カップ周縁に沿って表側に膨出され、人体モデルのバストの形状に沿う立体形状に形成される
ことを特徴とするカップ構造体。 - カップ周縁を有し、表側に膨出した立体形状に形成され、及び人体のバストが裏側から装着される左右のカップ体と、
身頃体と、を備え、
軟質性及び伸縮性の素材で前記各カップ体、及び前記身頃体を一体に形成し、
人体のバストを含む部位に着用される衣類に用いられるカップ構造体であって、
前記カップ周縁は、
カップ体付衣類が着用された立位姿勢の人体を、三次元的に模した人体モデルにおいて、
人体モデルのバストの前中心側のバスト輪郭に基づき形成された前中心側周縁と、
人体モデルのバストの下部側のバスト輪郭に基づき形成された下部側周縁と、
人体モデルのバストの腋側のバスト輪郭に基づき形成された腋側周縁と、を有し、
前記身頃体は、
前記各カップ体の腋側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた左右の側方身頃と、
前記各カップ体の下部側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた左右の下方身頃と、
前記各カップ体の間に配置され、前記各カップ体の前中心側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた前中心身頃と、を有し、
前記各カップ体は、
前記カップ周縁に沿って表側に膨出され、人体モデルのバストの形状に基づき立体形状に形成され、
人体の着用時において、人体のバストの腋側を前中心側に押して、当該バストの腋側を立体に保持する
ことを特徴とするカップ構造体。 - 前記腋側周縁は、
腋側周縁端を、人体モデルのバストの腋側のバスト輪郭端に隙間を隔てて、人体モデルのバストトップ及び腋側のバストのバスト輪郭の間の腋側のバスト輪郭側に位置して形成される
ことを特徴とする請求項1に記載のカップ構造体。 - 前記身頃体は、
前記各側方身頃の一部が表側に膨らんで形成された左右の膨出部を有し、
前記各側方身頃は、
人体の着用時において、
前記膨出部、及び前記膨出部を除く部分が、人体の各腋下に密着される
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のカップ構造体。 - 前記各下方身頃は、
表側に膨出され、人体の各バストの下方の肋骨を含む部位に対応する、人体モデルの各バストの下方の形状に沿う湾曲形状に形成され、
前記前中心身頃は、
前記各下方身頃の湾曲形状に連続され、及び人体の各バスト間の胸骨を含む部位に対応する、人体モデルの前中心を含む各バスト間の形状に沿う湾曲形状に形成される
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のカップ構造体。 - 前記前中心身頃は、
前記各カップ体の前記前中心側周縁に沿って、前記各カップ体と一体にされた左右の中心身頃部を有し、
前記各中心身頃部を相互に縫着して一体にした
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載のカップ構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004411U JP3224981U (ja) | 2019-11-21 | 2019-11-21 | カップ構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004411U JP3224981U (ja) | 2019-11-21 | 2019-11-21 | カップ構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3224981U true JP3224981U (ja) | 2020-02-06 |
Family
ID=69233014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019004411U Active JP3224981U (ja) | 2019-11-21 | 2019-11-21 | カップ構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224981U (ja) |
-
2019
- 2019-11-21 JP JP2019004411U patent/JP3224981U/ja active Active
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