JP2004168178A - 自動車のハンドルに取り付ける盗難防止警報装置 - Google Patents

自動車のハンドルに取り付ける盗難防止警報装置 Download PDF

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JP2004168178A JP2002336231A JP2002336231A JP2004168178A JP 2004168178 A JP2004168178 A JP 2004168178A JP 2002336231 A JP2002336231 A JP 2002336231A JP 2002336231 A JP2002336231 A JP 2002336231A JP 2004168178 A JP2004168178 A JP 2004168178A
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Masaharu Shigematsu
正治 重松
Manabu Hideoka
学 英岡
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NIKKOO KK
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Abstract

【課題】自動車のハンドルに取り付ける盗難防止警報装置において、取付性がよく、軽量で汎用性があり、制御回路の操作性が良いこと。
【解決手段】ケース本体1内に、電池3と、赤外線センサー受光器6と、それぞれ振動センサーに連なるブザー8とフラッシュ7と、作動切換えスイッチ18と、上記各電気部材の配線基板9を備え、ケース本体の下端部に、ハンドルHの外側に沿う当接部10を設け、ケース本体1の背面側に、逆止爪を連設したラック部と、下部前方に当接部10と対向して内側からハンドルに沿う挟持部11とを備えたロックバー12を嵌合し、ケース本体1内に、上記ロックバーのラック部の逆止爪と内端部を係合させる回転レバー18と、該レバーを常時ラック部に向けて付勢するばね19とを備えた施錠機構5を設け、上記ロックバーに、上昇時に上記作動切換えスイッチをONする接片部22を設けハンドルに取り付ける。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、使用者が自動車から離れる際にハンドルにセットしておけるようにした自動車のハンドルに取り付ける盗難防止警報装置に関し、施錠して駐車状態にある自動車の振動を検出して警報を発信する警報器を備えて自動車の盗難を防止するようにしたことを特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の盗難防止警報装置には、それぞれに突起を備えて伸縮を可能にした2本のバーをハンドルの直径方向に差し渡し状に固定して施錠し、ハンドル操作を機械的に不能にするようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、ステアリングハンドル内に備えた熱振動感知部からの電気信号によって警報装置を作動させて、ヘッドランプとか警笛とかハザードランプを作動させるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
前者は、必然的に長尺になり、重量が嵩む上に、ハンドルへの取り付け操作が煩雑で、脱着操作を誤るとウインドなど車内を破損させてしまうおそれがある。
一方、後者は、警報装置自体の機構が簡単で自動車への組み込みが容易ではあるが、ハンドル内に熱振動感知部を設ける必要があって、それ専用のハンドルを使用しなければならず、どの自動車にも取り付けられるというものではないので、汎用性がなく自動車への装着が車種に限定されるという不便がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−219242号公報 (第1−4頁、図1)
【特許文献2】
実開平7−19028号公報 (第1−3頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のことから本発明が解決しようとする課題は、自動車のハンドルに取り付ける盗難防止警報装置において、ハンドルへの取り付け、取り外しを容易にすること、軽量であること、車種に限定されず汎用性があること、電波法に規制されないこと、制御回路のON、OFFなど使用の操作性に優れていることなどにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、ほぼ箱型のケース本体内に、電池と、赤外線センサー受光器と、それぞれ振動センサーに連なるブザーとフラッシュと、作動切換えスイッチと、上記各電気部材の作動を制御するようにした配線基板を内蔵し、ケース本体の下端部に、自動車のハンドルリングの円弧の外側に沿う当接部を設け、このケース本体の背面側に、高さ方向に沿って逆止爪を連設したラック部と、下部前方に上記当接部と対向して内側からハンドルリングの円弧に沿う挟持部とを備えたロックバーを昇降自在に嵌合し、該ケース本体内に、上記ロックバーのラック部の逆止爪と内端部を係合させる回転レバーと、該回転レバーを常時ラック部に向けて付勢するばねとを備えた施錠機構を設け、上記ロックバーに、上昇時に上記作動切換えスイッチをONする接片部を設けたことを特徴とする自動車のハンドルに取り付ける盗難防止警報装置を提供するものである。
【0006】
上記のように構成した本発明警報装置は、装置全体が軽量で扱い易く、ハンドルへの着脱操作が容易にできる。
すなわち、ハンドルへの装着は、ケース本体の下端部に備えた当接部をハンドルリングの外側に沿わせ、内側からロックバーの下部前方に備えた挟持部を当てがいつつ押し上げるという簡単な操作により、ケース本体とロックバーとの間にハンドルを挟持させて装着することができる。
ケース本体の装着状態は、ロックバーの押し上げとともに上昇するラック部が、上昇位置にある逆止爪を、常時ケース本体内でばねに付勢されている施錠機構の回転レバーの内端部と係合することにより保持され、ロックバーが押し上げ位置に施錠される。この施錠状態は、ケース本体の正面側にある鍵穴に挿入される所定のキーの開錠操作によって解除され、施錠を解除したロックバーを下げて、当接部と挟持部との間隔を開き、ケース本体をハンドルから外すことができる。
【0007】
なお、ロックバーとともに上昇した接片部は、作動切換えスイッチをONに切り換え、警報装置を待機状態にする。この待機状態において、妄りにハンドルを含めて車体が揺れると、それぞれ振動センサーに連なるブザーとフラッシュが作動して周囲に光と音の警報が発信され、駐車中の自動車が非常事態にあることを周囲に喚起して、盗難を予防する。
なお、赤外線センサー受光器は、この種赤外線使用の警報装置において公知の赤外線投光型のリモートコントローラに反応して作動制御回路をON、OFFに切り換える。したがって、自動車の所有者は、車から離れた位置で、赤外線センサー受光器を照射して本発明警報装置を警報待機状態にセットし、同様にして、自動車を使用する前に本発明警報装置をリセットする。
【0008】
【実施例】
以下に本発明の実施例を図面について説明する。
図1は、本発明の実施例を示す正面図、図2は、内部構造を説明する一部切欠正面図、図3は、内部構造を説明する一部切欠側面図、図4は、ハンドルへのに取り付け状態を説明する一部切欠側面図、図5は切り換えスイッチの別の態様例を示す一部切欠正面図である。
【0009】
実施例を示す図において、1は、正面上部に中空の透光部2を嵌着してほぼ箱型に形成したケース本体、3は、図3、4に示すように本体1内の前部に収納した電池、4は、電池収納部の蓋、5は、図1に示すように蓋4の右手に鍵穴5’を臨ませて内蔵させた施錠機構である。
【0010】
ケース本体1は、上部の透光体2内に赤外線センサー受光部6と、青色LEDを使用したフラッシュ7を内蔵し、透光体2の下部に圧電素子型のブザー8を内蔵し、これらの電気部材の作動を制御するように配線した配線基板9を内蔵している。またケース本体1の下端部は、上側からハンドルの円弧面に沿うように上に凸に湾曲した当接部10を具えている。
なお、フラッシュ7とブザー8は、配線基板9を介して同じくケース本体1に内蔵させた図示省略の振動センサーに接続されている。
【0011】
ロックバー12は、図1、2に示すように、下部前方に、ケース本体1側の当接部10と対向する位置に、上に凸に湾曲する挟持部11を具え、図2に示すように、一方の側面に高さ方向に沿って連設した逆止爪をラック部13として備え、ラック部13と対向する他側部をガイド杆14とし、中央部に嵌めた復元用のばね15とともに、ケース本体1の背面側に設けた昇降ガイド部16内に嵌合し、ケース本体1に対して図示上下方向に昇降を可能にして嵌装されている。
【0012】
ラック部13と係合してロックバー12を挟持位置に施錠する施錠機構5は、図2に示すように、ケース本体1の右側下部に形成した収容部17に収容され、内端に連設した回転レバー18を付勢ばね19に押圧させて、爪形の内端部20をラック部13の逆止爪に常時係合させ、ロックバー12の上昇は許容するが、下降はキーの開錠操作によって回転レバー18を後退させない限り阻止するように備えている。
【0013】
警報装置を待機状態に切り換える作動切換えスイッチ21は、図4に示すように、配線基板9の背面側に取り付けられており、該スイッチ21の作動を切り換える接片部22は、ロックバー12の中間に設けられている。作動切換えスイッチ21は、常時はOFFを保ち、同図に示すように、ロックバー12を押し上げてケース本体1との間にハンドルHを挟持させたときに、ロックバー12側の接片部22と接してONに切り換わる。
本発明において、作動切換えスイッチ21は、図4に示すようにリミットスイッチを用いることもできるが、図5に示すように二つの接片部21’を延長して該スイッチ21の作動をより確実に行わせるようにする場合もある。
【0014】
次に以上の構造を備えた実施例の使用について述べると、本警報装置を装着すべき車のハンドルHの円弧の外側にケース本体1の下端部の当接部10を沿わせ、ロックバー12を図3の位置から図4に示すように押し上げると、押し上げられた挟持部11とケース本体1側の固定の当接部10との間にハンドルHが挟持される。
本警報装置の装着状態は、ラック部13と回転レバー18側の内端部20の逆止爪同士の噛合により維持され、接片部22が上昇する過程で作動切換えスイッチ18をONに切り換えることにより、施錠と警報待機状態とが同時に具現する。なお、施錠機構5は、予め施錠状態に保持されていて付勢ばね19に付勢されている回転レバー18の内端部20とラック部13との係合は自動的に行われる。また、ハンドルHへの装着を終えたケース本体1は、車外に出た使用者が赤外線投光器を備えたリモートコントローラから照射した赤外線が赤外線センサー受光部6に受信されることよってセット状態を完了する。本警報装置のセット状態は、赤外線センサー受光部6に連なるチェックランプ23の点灯により確認できる。
【0015】
本警報装置のリセットは、セット時とは逆の手順で行われることはいうまでもなく、車外からの赤外線照射と、キーの開錠操作と、ロックバーの下降という簡単な操作でケース本体をハンドルから外すことができる。
なお、本発明の実施に際して、ケース本体1の形状を含めて各部の形状等は、本発明の要旨に沿ってその態様を適宜に設計変更できることはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】
前記のように構成し、上記のように用いられるようにした本発明警報装置は、装置自体が軽量で、かつ、ハンドルへの脱着操作が上述のように簡単である。したがって、間違って自動車を損傷させるようなおそれが無く、車種を選ばず汎用に使用できて便利である。
また、耐久性に優れ、作動の確実性と信頼性に富み、盗難予防効果に優れているなどきわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例を示す正面図
【図2】図2は、内部構造を説明する一部切欠正面図
【図3】図3は、内部構造を説明する一部切欠側面図
【図4】図4は、ハンドルへのに取り付け状態を説明する一部切欠側面図
【図5】図5は、切り換えスイッチの別の態様を示す一部切欠正面図である。
【符号の説明】
1 ケース本体
2 透光部
3 電池
4 蓋
5 施錠機構 (5’ 鍵穴)
6 赤外線センサー受光部
7 フラッシュ
8 ブザー
9 配線基板
10 当接部
11 挟持部
12 ロックバー
13 ラック部
14 ガイド杆
15 復元用ばね
16 昇降ガイド部
17 収容部
18 回転レバー
19 付勢ばね
20 内端部
21 作動切り換えスイッチ (21’ 接片)
22 接片部
23 チェックランプ
H ハンドル

Claims (1)

  1. ほぼ箱型のケース本体内に、電池と、赤外線センサー受光器と、それぞれ振動センサーに連なるブザーとフラッシュと、作動切換えスイッチと、上記各電気部材の作動を制御するようにした配線基板を内蔵し、ケース本体の下端部に、自動車のハンドルリングの円弧の外側に沿う当接部を設け、このケース本体の背面側に、高さ方向に沿って逆止爪を連設したラック部と、下部前方に上記当接部と対向して内側からハンドルリングの円弧に沿う挟持部とを備えたロックバーを昇降自在に嵌合し、該ケース本体内に、上記ロックバーのラック部の逆止爪と内端部を係合させる回転レバーと、該回転レバーを常時ラック部に向けて付勢するばねとを備えた施錠機構を設け、上記ロックバーに、上昇時に上記作動切換えスイッチをONする接片部を設けたことを特徴とする自動車のハンドルに取り付ける盗難防止警報装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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