JP2004165869A - デジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】スロットにアダプタを介して挿入された、このスロットに対応する記録メディアとは物理ブロックのサイズが異なる記録メディアへ、データを高速で書き込むことができるデジタルカメラを提供する。
【解決手段】画像データが記録される、物理ブロックのサイズの異なる複数種類の記録メディア60が排他的に挿入されるメディアスロット509と、メディアスロット509に挿入された記録メディア60の種類を検知する記録メディア検知回路535と、メディアスロット509に挿入された記録メディア60に、記録メディア検知回路535で検知された記録メディア60の種類に応じたフォーマット方法によるフォーマットを施す記録メディアフォーマット回路536とを備えた。
【選択図】 図4
【解決手段】画像データが記録される、物理ブロックのサイズの異なる複数種類の記録メディア60が排他的に挿入されるメディアスロット509と、メディアスロット509に挿入された記録メディア60の種類を検知する記録メディア検知回路535と、メディアスロット509に挿入された記録メディア60に、記録メディア検知回路535で検知された記録メディア60の種類に応じたフォーマット方法によるフォーマットを施す記録メディアフォーマット回路536とを備えた。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影光学系を経由して入射した被写体光を固体撮像素子で捉えて画像データを生成し、この画像データを記録メディアに記録するデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、記録メディアの小型化、大容量化が進み、大きさやピン数等が異なる複数種類の記録メディアが普及している。このような記録メディアは、デジタルカメラに設けられたスロット部に挿抜自在に挿入される。ここで、デジタルカメラに設けられたスロット部の大きさやピン数等と、そのスロット部に挿入される記録メディアの大きさやピン数等は対応している。この結果、デジタルカメラのスロット部に対応している記録メディアよりも小型で大容量の異種の記録メディアを、このデジタルカメラで用いようとしても、この異種の記録メディアの大きさやピン数等とデジタルカメラのスロット部の大きさやピン数等が対応しなければ、その異種の記録メディアを使用することができない。そこで、ある記録メディアを、本来この記録メディアには対応していないスロット部にも挿入できるようにするために、スロット部に対応する大きさやピン数等を有し、このスロット部には対応していない記録メディアが装着されるアダプタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−36586号公報(段落番号0017−0027、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなアダプタの例としては、記録メディアの1つであるコンパクトフラッシュ(登録商標)カード(以下、CFカードという)よりも小型の異種の記録メディア(例えば、xDピクチャーカード(登録商標))を、CFカード用のスロット部に挿入できるようにするためのアダプタ等が知られている。
【0005】
CFカードは、デジタルカメラの記録メディア等に使われている。CFカードを記録メディアとして用いているデジタルカメラにおいては、上記のアダプタを用いて、このデジタルカメラにとっての本来の記録メディアであるCFカードよりも小型の異種の記録メディアを使用することができる。
【0006】
ところで、従来のデジタルカメラでは、記録メディアを使用するにあたって、デジタルカメラと記録メディアとの間の、データの入出力の処理単位である物理ブロックのサイズと、データのプログラム上の処理単位であるクラスタのサイズとを一致させることにより、デジタルカメラから記録メディアへの、データの書き込み処理の高速化が図られている。ここで、物理ブロックのサイズは、記録メディアの規格等で予め決められている。クラスタのサイズは、デジタルカメラの設計時に、そのデジタルカメラで使用される記録メディアの物理ブロックのサイズと同じ値に設定される。
【0007】
例えば、CFカード用のスロット部を備えているデジタルカメラでは、クラスタのサイズは、CFカードの物理ブロックのサイズと同じ値に設定されている。デジタルカメラにおいて、上記のアダプタを用いて異種の記録メディアを使用すると、物理ブロックのサイズは記録メディアの種類毎に異なることがあるため、このデジタルカメラにおけるクラスタのサイズは、アダプタを介してスロット部に挿入された異種の記録メディアの物理ブロックのサイズと異なる可能性がある。クラスタと物理ブロックとが異なるサイズである場合には、これらが同じサイズである場合と比較して、デジタルカメラから記録メディアへのデータの書き込み処理の速度が低下する。
【0008】
図1は、デジタルカメラにおいて、クラスタと、記録メディアの物理ブロックとが異なるサイズである場合、これらが同じサイズである場合と比較して、記録メディアへのデータの書き込み処理の速度が低下することを説明する図である。
【0009】
図1(a)の例では、クラスタのサイズCsは物理ブロックのサイズPsと一致している。デジタルカメラから記録メディアへの、データの書き込み処理を行うにあたって、デジタルカメラでは、プログラム上の処理単位であるクラスタ単位で、書き込みデータが生成される。デジタルカメラから記録メディアへは、入出力の処理単位である物理ブロック毎にデータが書き込まれる。図1(a)には、まず物理ブロックと同じサイズのデータDAT1の書き込み処理が行われ、続いて物理ブロックと同じサイズの新規データDAT2の書き込み処理が行われた様子が示されている。図1(a)の例では、データのサイズが物理ブロックと同じサイズであるため、デジタルカメラから記録メディアへの、データの書き込み処理を行うには、以下に説明する図1(b)および図1(c)の例と異なり、物理ブロックと同じサイズのデータを物理ブロックに書き込むだけでよい。
【0010】
図1(b)の例では、クラスタのサイズCsは物理ブロックのサイズPsよりも小さい。この結果、1度の書き込み処理でデジタルカメラから物理ブロック毎に記録メディアに書き込まれるデータの中に、デジタルカメラで生成された書き込みデータDAT1の他に、物理ブロックのサイズPsとクラスタのサイズCsとの差に相当するサイズの空き領域20が生じる。データDAT1に続けて新規データDAT2の書き込み処理を行うには、記録メディアへのデータの書き込みが物理ブロック単位で行われるために、以下の手順が必要になる。まず、記録メディアからデジタルカメラへ、データDAT1と空き領域20で構成される、物理ブロックのデータが読み出される。次に、デジタルカメラで、データDAT1に新規データDAT2を加えた新たな書き込みデータが生成される。このデータDAT1と新規データDAT2で構成される新たな書き込みデータが、物理ブロックのサイズPsとクラスタ2個分のサイズ2Csとの差に相当するサイズの空き領域30とともに、デジタルカメラから記録メディアの物理ブロックへ書き込まれる。このように、図1(a)の例と比較すると、図1(b)の例では、デジタルカメラから記録メディアへの、データの書き込み処理における、デジタルカメラから記録メディアへのアクセス回数が増える。この結果、デジタルカメラから記録メディアへの、データの書き込み処理の速度が低下する。
【0011】
図1(c)の例では、クラスタのサイズCsは物理ブロックのサイズPsより大きい。この場合、デジタルカメラで生成された書き込みデータDAT1の、記録メディアへの書き込み処理は、物理ブロック単位で実行されるので、書き込みデータDAT1は2つに分割されて記録メディアへ書き込まれる。このとき、2回目の書き込みデータDAT1aのサイズSは物理ブロックのサイズPsより小さい。この結果、このときにデジタルカメラから出力されるデータの中に、2回目に出力される書き込みデータのサイズSと物理ブロックのサイズPsとの差に相当するサイズの空き領域40が生じる。データDAT1に続けて新規データDAT2の書き込み処理を実行するには、図1(b)の例と同様に、まず、データDAT1aを記録メディアからデジタルカメラへ読み出し、このデータDAT1aに新規データDAT2を加えた新たな書き込みデータを生成する必要がある。このように、図1(c)の例でも、図1(b)の例と同様に、図1(a)の例と比較すると、デジタルカメラから記録メディアへデータへの、データの書き込み処理における、デジタルカメラから記録メディアへのアクセス回数が増えるので、データの書き込み処理の速度が低下する。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑み、スロット部にアダプタを介して挿入された、このスロット部に対応する記録メディアとは物理ブロックのサイズが異なる記録メディアへの、データの書き込み処理を高速で実行することができるデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のデジタルカメラは、画像データが記録される、物理ブロックのサイズの異なる複数種類の記録メディアが排他的に挿入されるスロット部と、このスロット部に挿入された記録メディアの種類を検知する検知部と、上記スロット部に挿入された記録メディアに、上記検知部で検知された記録メディアの種類に応じたフォーマット方法によるフォーマットを施すフォーマット部とを備えたことを特徴とする。
【0014】
本発明のデジタルカメラは、スロット部に挿入された記録メディアの種類を検知し、検知されたその種類に応じた、デジタルカメラにおけるクラスタのサイズを記録メディアの物理ブロックのサイズと一致させるような最適なフォーマット方法によって、この記録メディアをフォーマットすることができる。この結果、本発明のデジタルカメラは、記録メディアへのデータの書き込み処理を、高速で実行することができる。
【0015】
ここで、本発明のデジタルカメラのスロット部は、上記複数種類の記録メディアのうちの1種類の記録メディアを直接に受け入れるものであり、他の1種類の記録メディアは、アダプタに装着された状態でこのアダプタを受け入れるものであることが好ましい。
【0016】
このようなデジタルカメラでは、例えば、このデジタルカメラのスロット部に対応する記録メディアよりも小型で大容量の異種の記録メディアを、上記のアダプタに装着して使用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0018】
図2は、本発明のデジタルカメラの一実施形態を示す図である。
【0019】
図2に示されているデジタルカメラ500の前面には、撮像レンズ501、ファインダ窓502、およびストロボ503が設けられている。
【0020】
デジタルカメラ500の上面には、レリーズスイッチ504、電源スイッチ505、および通常の撮影モードとストロボ撮影モードを切り替えるための操作子であるストロボスイッチ506が設けられている。
【0021】
図2に示されているデジタルカメラ500の側面には、図示しない外部機器を接続するためのデジタル端子507、図示しない外部電源を接続するための電源端子508が設けられている。
【0022】
デジタルカメラ500は、記録メディア60としてCFカード61、あるいはアダプタ62を介した、CFカード61以外の異種メモリカード63を使用することができる。この異種メモリカード63としては、CFカード61と比較して、小型で大容量のxDピクチャーカード(登録商標)等が挙げられる。これらの記録メディア60は、後述する図3(b)に示すメディアスロット509に挿入される。
【0023】
図3は、デジタルカメラ500の背面図(a)と底面図(b)である。
【0024】
図3(a)に示さているデジタルカメラ500の背面には、ファインダ510、静止画撮影を行う静止画撮影モードと撮影した静止画を再生する再生モードとを切り替えるための操作子であるモードダイヤル511、ズーム操作を行うための操作子であるズームスイッチ512、および再生した静止画やスルー画像等を表示する画像表示装置513が設けられている。
【0025】
図3(b)に示されているデジタルカメラ500の底面には、カバー514が設けられている。このカバー514の奥には、バッテリ収納室515およびメディアスロット509が設けられている。このメディアスロット509の大きさやピン数等は、CFカード61(図2参照)の大きさやピン数等に対応している。
【0026】
図4は、デジタルカメラ500の内部のブロック図である。
【0027】
フラッシュROM516には、デジタルカメラ500の制御プログラムと、この制御プログラムの起動プログラムが保存されており、ユーザが電源スイッチ505(図1参照)を押下しデジタルカメラ500に電力が供給されると、フラッシュROM516内の起動プログラムに従って、制御プログラムがVRAM517のプログラム領域517aに書き込まれる。この後、CPU518がVRAM517のプログラム領域517aにアクセスし、ここに書き込まれた制御プログラムに従ってデジタルカメラ500の動作を制御する。
【0028】
撮像レンズ501とアイリス519を経由して固体撮像素子520上に現在結像している被写体像は、CPU518から指示をうけたタイミングジェネレータ521が、固体撮像素子520を駆動することにより、この固体撮像素子520によって所定のフレームレートで光電変換され、この固体撮像素子520からアナログ画像データとして出力される。このアナログ画像データは、増幅器522によって増幅された後、A/D変換器523により、デジタル画像データに変換され、画像入力コントローラ524によりSDRAM525に保存される。その後、画像信号処理回路526は、SDRAM525からデジタル画像データを読み出し、CPU518からの指示に従って、このデジタル画像データに画像処理を施す。画像処理が施されたデジタル画像データは、VRAM517のデータ領域517bを経由し、ビデオエンコーダ527によってビデオ信号に変換された後、スルー画像として画像表示装置513に表示される。この状態で撮影者がデジタルカメラ500の向きを変えると、画像表示装置513に表示されているスルー画像の構図が変化する。さらに、撮影者がズームスイッチ512(図3(a)参照)を操作すると、この操作によってレンズ用モータドライバ529が撮像レンズ501を駆動することによりズーミングが行われる。
【0029】
モードダイヤル511が静止画撮影マーク511aにセットされると、これに応じてデジタルカメラ500は静止画撮影モードになる。この状態で、ユーザが所望の構図を得た時点でレリーズスイッチ504を軽く押して止める(以後、半押し状態という)と、この操作に応じて、AF検出回路530が画像のピント情報を検出し、さらにAE/AWB検出回路531が画像の輝度情報と白色バランス情報を検出する。これらの情報に基づいたCPU518の指示により、レンズ用モータドライバ529が撮像レンズ501を駆動し、アイリス用モータドライバ532がアイリス519を駆動することによりフォーカシングと露光量調整が実施される。この後、ユーザがレリーズスイッチ504を半押し状態から更に押し込む(以後、全押し状態という)と、撮影が実行される。このレリーズスイッチ504が全押し状態になった時点で、固体撮像素子520から、増幅器522、A/D変換器523、画像入力コントローラ524を介してSDRAM525に保存されたデジタル画像データに、画像信号処理回路526によって画像処理が施され、さらに、画像処理が施されたデジタル画像データは、圧縮処理回路533によって圧縮される。この圧縮されたデジタル画像データがメディアコントローラ534によって、メディアスロット509(図3(b)参照)に挿入された記録メディア60に格納される。このようにして、固体撮像素子520から送られて来た画像が、静止画として記録される。また、記録された静止画は、モードダイヤル511を再生マーク511bにセットすることにより、画像表示装置513に表示することができる。
【0030】
メディアスロット509(図3(b)参照)に挿入された記録メディア60をフォーマットするにあたって、この記録メディア60の種類を記録メディア検知回路535が検知する。検知された記録メディア60の種類に応じた最適のフォーマット方法を用いて、記録メディアフォーマット回路536が記録メディア60をフォーマットする。
【0031】
図5は、フォーマット処理を示すフローチャートである。
【0032】
フォーマット処理は、例えば、ユーザが未フォーマットの記録メディア60(図2参照)をメディアスロット509(図3(b)参照)に挿入し、電源スイッチ505(図2参照)を押下すると、デジタルカメラ500(図2参照)の初期化処理の1つとして実行される。
【0033】
このフォーマット処理がスタートされると、まず記録メディア60(図2参照)から、この記録メディア60(図2参照)の種類をあらわすID情報が読み出される(ステップS11)。次に、読み出されたID情報がCFカード61(図2参照)を表すものであるか否かが判定される(ステップS12)。
【0034】
読み出されたID情報がCFカード61(図2参照)を表すものであると判定された場合は、記録メディア60(図2参照)に対して、CFカード61(図2参照)に最適なフォーマットが実行される(ステップS13)。ステップS13の終了後、フォーマット処理は終了する。
【0035】
読み出されたID情報がCFカード61(図2参照)を表すものでないと判定された場合は、記録メディア60(図2参照)から、この記録メディア60(図2参照)の物理ブロックのサイズ等のメディア情報が読み出される(ステップS14)。これらの読み出されたメディア情報を元に、クラスタのサイズ等のフォーマットパラメータが決定される(ステップS15)。このフォーマットパラメータを用いて、記録メディア60(図2参照)に対して、フォーマットが実行される(ステップS16)。ステップS16の終了後、フォーマット処理は終了する。
【0036】
ステップS15において、フォーマットパラメータを決定するにあたって、デジタルカメラ500(図2参照)では、フォーマットパラメータの1つであるクラスタのサイズが、記録メディア60(図2参照)の物理ブロックのサイズと同じ値に設定される。
【0037】
従って、デジタルカメラ500(図2参照)では、メディアスロット509(図2(b)参照)に対応しているCFカード61(図2参照)とは物理ブロックのサイズが異なる異種記録メディア63(図2参照)に対して、クラスタのサイズを、この異種記録メディア63(図2参照)の物理ブロックのサイズと一致させるようにフォーマットすることができる。この結果、デジタルカメラ500(図2参照)は、この異種記録メディア63(図2参照)へのデータの書き込み処理を高速で実行することができる。
【0038】
尚、本実施形態では、本発明のデジタルカメラとして、CFカードが挿抜自在に挿入されるスロット部を備えたデジタルカメラの例で説明したが、これに限られるものではなく、スマートメディア(登録商標)などが挿抜自在に挿入されるスロット部を備えたデジタルカメラでもよく、本発明のデジタルカメラは、画像データが記録される記録メディアが挿抜自在に挿入されるスロット部を備えたデジタルカメラであればよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のデジタルカメラによれば、スロット部にアダプタを介して挿入された、このスロット部に対応する記録メディアとは物理ブロックのサイズが異なる記録メディアへの、データの書き込み処理を高速で実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録メディアへのデータの書き込み処理の速度が低下することを説明する図である。
【図2】本発明のデジタルカメラの一実施形態を示す図である。
【図3】デジタルカメラの背面図と底面図である。
【図4】デジタルカメラの内部のブロック図である。
【図5】フォーマット処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20,30,40 空き領域
500 デジタルカメラ
501 撮像レンズ
502 ファインダ窓
503 ストロボ
504 レリーズスイッチ
505 電源スイッチ
506 ストロボスイッチ
507 デジタル端子
508 電源端子
509 メディアスロット
510 ファインダ
511 モードダイヤル
511a 静止画撮影マーク
511b 再生マーク
512 ズームスイッチ
513 画像表示装置
514 カバー
515 バッテリ収納室
516 フラッシュROM
517 VRAM
517a プログラム領域
517b データ領域
518 CPU
519 アイリス
520 固体撮像素子
521 タイミングジェネレータ
522 増幅器
523 A/D変換器
524 画像入力コントローラ
525 SDRAM
526 画像信号処理回路
527 ビデオエンコーダ
529 レンズ用モータドライバ
530 AF検出回路
531 AE/AWB検出回路
532 アイリス用モータドライバ
533 圧縮処理回路
534 メディアコントローラ
535 記録メディア検知回路
536 記録メディアフォーマット回路
60 記録メディア
61 CFカード
62 アダプタ
63 異種記録メディア
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影光学系を経由して入射した被写体光を固体撮像素子で捉えて画像データを生成し、この画像データを記録メディアに記録するデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、記録メディアの小型化、大容量化が進み、大きさやピン数等が異なる複数種類の記録メディアが普及している。このような記録メディアは、デジタルカメラに設けられたスロット部に挿抜自在に挿入される。ここで、デジタルカメラに設けられたスロット部の大きさやピン数等と、そのスロット部に挿入される記録メディアの大きさやピン数等は対応している。この結果、デジタルカメラのスロット部に対応している記録メディアよりも小型で大容量の異種の記録メディアを、このデジタルカメラで用いようとしても、この異種の記録メディアの大きさやピン数等とデジタルカメラのスロット部の大きさやピン数等が対応しなければ、その異種の記録メディアを使用することができない。そこで、ある記録メディアを、本来この記録メディアには対応していないスロット部にも挿入できるようにするために、スロット部に対応する大きさやピン数等を有し、このスロット部には対応していない記録メディアが装着されるアダプタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−36586号公報(段落番号0017−0027、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなアダプタの例としては、記録メディアの1つであるコンパクトフラッシュ(登録商標)カード(以下、CFカードという)よりも小型の異種の記録メディア(例えば、xDピクチャーカード(登録商標))を、CFカード用のスロット部に挿入できるようにするためのアダプタ等が知られている。
【0005】
CFカードは、デジタルカメラの記録メディア等に使われている。CFカードを記録メディアとして用いているデジタルカメラにおいては、上記のアダプタを用いて、このデジタルカメラにとっての本来の記録メディアであるCFカードよりも小型の異種の記録メディアを使用することができる。
【0006】
ところで、従来のデジタルカメラでは、記録メディアを使用するにあたって、デジタルカメラと記録メディアとの間の、データの入出力の処理単位である物理ブロックのサイズと、データのプログラム上の処理単位であるクラスタのサイズとを一致させることにより、デジタルカメラから記録メディアへの、データの書き込み処理の高速化が図られている。ここで、物理ブロックのサイズは、記録メディアの規格等で予め決められている。クラスタのサイズは、デジタルカメラの設計時に、そのデジタルカメラで使用される記録メディアの物理ブロックのサイズと同じ値に設定される。
【0007】
例えば、CFカード用のスロット部を備えているデジタルカメラでは、クラスタのサイズは、CFカードの物理ブロックのサイズと同じ値に設定されている。デジタルカメラにおいて、上記のアダプタを用いて異種の記録メディアを使用すると、物理ブロックのサイズは記録メディアの種類毎に異なることがあるため、このデジタルカメラにおけるクラスタのサイズは、アダプタを介してスロット部に挿入された異種の記録メディアの物理ブロックのサイズと異なる可能性がある。クラスタと物理ブロックとが異なるサイズである場合には、これらが同じサイズである場合と比較して、デジタルカメラから記録メディアへのデータの書き込み処理の速度が低下する。
【0008】
図1は、デジタルカメラにおいて、クラスタと、記録メディアの物理ブロックとが異なるサイズである場合、これらが同じサイズである場合と比較して、記録メディアへのデータの書き込み処理の速度が低下することを説明する図である。
【0009】
図1(a)の例では、クラスタのサイズCsは物理ブロックのサイズPsと一致している。デジタルカメラから記録メディアへの、データの書き込み処理を行うにあたって、デジタルカメラでは、プログラム上の処理単位であるクラスタ単位で、書き込みデータが生成される。デジタルカメラから記録メディアへは、入出力の処理単位である物理ブロック毎にデータが書き込まれる。図1(a)には、まず物理ブロックと同じサイズのデータDAT1の書き込み処理が行われ、続いて物理ブロックと同じサイズの新規データDAT2の書き込み処理が行われた様子が示されている。図1(a)の例では、データのサイズが物理ブロックと同じサイズであるため、デジタルカメラから記録メディアへの、データの書き込み処理を行うには、以下に説明する図1(b)および図1(c)の例と異なり、物理ブロックと同じサイズのデータを物理ブロックに書き込むだけでよい。
【0010】
図1(b)の例では、クラスタのサイズCsは物理ブロックのサイズPsよりも小さい。この結果、1度の書き込み処理でデジタルカメラから物理ブロック毎に記録メディアに書き込まれるデータの中に、デジタルカメラで生成された書き込みデータDAT1の他に、物理ブロックのサイズPsとクラスタのサイズCsとの差に相当するサイズの空き領域20が生じる。データDAT1に続けて新規データDAT2の書き込み処理を行うには、記録メディアへのデータの書き込みが物理ブロック単位で行われるために、以下の手順が必要になる。まず、記録メディアからデジタルカメラへ、データDAT1と空き領域20で構成される、物理ブロックのデータが読み出される。次に、デジタルカメラで、データDAT1に新規データDAT2を加えた新たな書き込みデータが生成される。このデータDAT1と新規データDAT2で構成される新たな書き込みデータが、物理ブロックのサイズPsとクラスタ2個分のサイズ2Csとの差に相当するサイズの空き領域30とともに、デジタルカメラから記録メディアの物理ブロックへ書き込まれる。このように、図1(a)の例と比較すると、図1(b)の例では、デジタルカメラから記録メディアへの、データの書き込み処理における、デジタルカメラから記録メディアへのアクセス回数が増える。この結果、デジタルカメラから記録メディアへの、データの書き込み処理の速度が低下する。
【0011】
図1(c)の例では、クラスタのサイズCsは物理ブロックのサイズPsより大きい。この場合、デジタルカメラで生成された書き込みデータDAT1の、記録メディアへの書き込み処理は、物理ブロック単位で実行されるので、書き込みデータDAT1は2つに分割されて記録メディアへ書き込まれる。このとき、2回目の書き込みデータDAT1aのサイズSは物理ブロックのサイズPsより小さい。この結果、このときにデジタルカメラから出力されるデータの中に、2回目に出力される書き込みデータのサイズSと物理ブロックのサイズPsとの差に相当するサイズの空き領域40が生じる。データDAT1に続けて新規データDAT2の書き込み処理を実行するには、図1(b)の例と同様に、まず、データDAT1aを記録メディアからデジタルカメラへ読み出し、このデータDAT1aに新規データDAT2を加えた新たな書き込みデータを生成する必要がある。このように、図1(c)の例でも、図1(b)の例と同様に、図1(a)の例と比較すると、デジタルカメラから記録メディアへデータへの、データの書き込み処理における、デジタルカメラから記録メディアへのアクセス回数が増えるので、データの書き込み処理の速度が低下する。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑み、スロット部にアダプタを介して挿入された、このスロット部に対応する記録メディアとは物理ブロックのサイズが異なる記録メディアへの、データの書き込み処理を高速で実行することができるデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のデジタルカメラは、画像データが記録される、物理ブロックのサイズの異なる複数種類の記録メディアが排他的に挿入されるスロット部と、このスロット部に挿入された記録メディアの種類を検知する検知部と、上記スロット部に挿入された記録メディアに、上記検知部で検知された記録メディアの種類に応じたフォーマット方法によるフォーマットを施すフォーマット部とを備えたことを特徴とする。
【0014】
本発明のデジタルカメラは、スロット部に挿入された記録メディアの種類を検知し、検知されたその種類に応じた、デジタルカメラにおけるクラスタのサイズを記録メディアの物理ブロックのサイズと一致させるような最適なフォーマット方法によって、この記録メディアをフォーマットすることができる。この結果、本発明のデジタルカメラは、記録メディアへのデータの書き込み処理を、高速で実行することができる。
【0015】
ここで、本発明のデジタルカメラのスロット部は、上記複数種類の記録メディアのうちの1種類の記録メディアを直接に受け入れるものであり、他の1種類の記録メディアは、アダプタに装着された状態でこのアダプタを受け入れるものであることが好ましい。
【0016】
このようなデジタルカメラでは、例えば、このデジタルカメラのスロット部に対応する記録メディアよりも小型で大容量の異種の記録メディアを、上記のアダプタに装着して使用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0018】
図2は、本発明のデジタルカメラの一実施形態を示す図である。
【0019】
図2に示されているデジタルカメラ500の前面には、撮像レンズ501、ファインダ窓502、およびストロボ503が設けられている。
【0020】
デジタルカメラ500の上面には、レリーズスイッチ504、電源スイッチ505、および通常の撮影モードとストロボ撮影モードを切り替えるための操作子であるストロボスイッチ506が設けられている。
【0021】
図2に示されているデジタルカメラ500の側面には、図示しない外部機器を接続するためのデジタル端子507、図示しない外部電源を接続するための電源端子508が設けられている。
【0022】
デジタルカメラ500は、記録メディア60としてCFカード61、あるいはアダプタ62を介した、CFカード61以外の異種メモリカード63を使用することができる。この異種メモリカード63としては、CFカード61と比較して、小型で大容量のxDピクチャーカード(登録商標)等が挙げられる。これらの記録メディア60は、後述する図3(b)に示すメディアスロット509に挿入される。
【0023】
図3は、デジタルカメラ500の背面図(a)と底面図(b)である。
【0024】
図3(a)に示さているデジタルカメラ500の背面には、ファインダ510、静止画撮影を行う静止画撮影モードと撮影した静止画を再生する再生モードとを切り替えるための操作子であるモードダイヤル511、ズーム操作を行うための操作子であるズームスイッチ512、および再生した静止画やスルー画像等を表示する画像表示装置513が設けられている。
【0025】
図3(b)に示されているデジタルカメラ500の底面には、カバー514が設けられている。このカバー514の奥には、バッテリ収納室515およびメディアスロット509が設けられている。このメディアスロット509の大きさやピン数等は、CFカード61(図2参照)の大きさやピン数等に対応している。
【0026】
図4は、デジタルカメラ500の内部のブロック図である。
【0027】
フラッシュROM516には、デジタルカメラ500の制御プログラムと、この制御プログラムの起動プログラムが保存されており、ユーザが電源スイッチ505(図1参照)を押下しデジタルカメラ500に電力が供給されると、フラッシュROM516内の起動プログラムに従って、制御プログラムがVRAM517のプログラム領域517aに書き込まれる。この後、CPU518がVRAM517のプログラム領域517aにアクセスし、ここに書き込まれた制御プログラムに従ってデジタルカメラ500の動作を制御する。
【0028】
撮像レンズ501とアイリス519を経由して固体撮像素子520上に現在結像している被写体像は、CPU518から指示をうけたタイミングジェネレータ521が、固体撮像素子520を駆動することにより、この固体撮像素子520によって所定のフレームレートで光電変換され、この固体撮像素子520からアナログ画像データとして出力される。このアナログ画像データは、増幅器522によって増幅された後、A/D変換器523により、デジタル画像データに変換され、画像入力コントローラ524によりSDRAM525に保存される。その後、画像信号処理回路526は、SDRAM525からデジタル画像データを読み出し、CPU518からの指示に従って、このデジタル画像データに画像処理を施す。画像処理が施されたデジタル画像データは、VRAM517のデータ領域517bを経由し、ビデオエンコーダ527によってビデオ信号に変換された後、スルー画像として画像表示装置513に表示される。この状態で撮影者がデジタルカメラ500の向きを変えると、画像表示装置513に表示されているスルー画像の構図が変化する。さらに、撮影者がズームスイッチ512(図3(a)参照)を操作すると、この操作によってレンズ用モータドライバ529が撮像レンズ501を駆動することによりズーミングが行われる。
【0029】
モードダイヤル511が静止画撮影マーク511aにセットされると、これに応じてデジタルカメラ500は静止画撮影モードになる。この状態で、ユーザが所望の構図を得た時点でレリーズスイッチ504を軽く押して止める(以後、半押し状態という)と、この操作に応じて、AF検出回路530が画像のピント情報を検出し、さらにAE/AWB検出回路531が画像の輝度情報と白色バランス情報を検出する。これらの情報に基づいたCPU518の指示により、レンズ用モータドライバ529が撮像レンズ501を駆動し、アイリス用モータドライバ532がアイリス519を駆動することによりフォーカシングと露光量調整が実施される。この後、ユーザがレリーズスイッチ504を半押し状態から更に押し込む(以後、全押し状態という)と、撮影が実行される。このレリーズスイッチ504が全押し状態になった時点で、固体撮像素子520から、増幅器522、A/D変換器523、画像入力コントローラ524を介してSDRAM525に保存されたデジタル画像データに、画像信号処理回路526によって画像処理が施され、さらに、画像処理が施されたデジタル画像データは、圧縮処理回路533によって圧縮される。この圧縮されたデジタル画像データがメディアコントローラ534によって、メディアスロット509(図3(b)参照)に挿入された記録メディア60に格納される。このようにして、固体撮像素子520から送られて来た画像が、静止画として記録される。また、記録された静止画は、モードダイヤル511を再生マーク511bにセットすることにより、画像表示装置513に表示することができる。
【0030】
メディアスロット509(図3(b)参照)に挿入された記録メディア60をフォーマットするにあたって、この記録メディア60の種類を記録メディア検知回路535が検知する。検知された記録メディア60の種類に応じた最適のフォーマット方法を用いて、記録メディアフォーマット回路536が記録メディア60をフォーマットする。
【0031】
図5は、フォーマット処理を示すフローチャートである。
【0032】
フォーマット処理は、例えば、ユーザが未フォーマットの記録メディア60(図2参照)をメディアスロット509(図3(b)参照)に挿入し、電源スイッチ505(図2参照)を押下すると、デジタルカメラ500(図2参照)の初期化処理の1つとして実行される。
【0033】
このフォーマット処理がスタートされると、まず記録メディア60(図2参照)から、この記録メディア60(図2参照)の種類をあらわすID情報が読み出される(ステップS11)。次に、読み出されたID情報がCFカード61(図2参照)を表すものであるか否かが判定される(ステップS12)。
【0034】
読み出されたID情報がCFカード61(図2参照)を表すものであると判定された場合は、記録メディア60(図2参照)に対して、CFカード61(図2参照)に最適なフォーマットが実行される(ステップS13)。ステップS13の終了後、フォーマット処理は終了する。
【0035】
読み出されたID情報がCFカード61(図2参照)を表すものでないと判定された場合は、記録メディア60(図2参照)から、この記録メディア60(図2参照)の物理ブロックのサイズ等のメディア情報が読み出される(ステップS14)。これらの読み出されたメディア情報を元に、クラスタのサイズ等のフォーマットパラメータが決定される(ステップS15)。このフォーマットパラメータを用いて、記録メディア60(図2参照)に対して、フォーマットが実行される(ステップS16)。ステップS16の終了後、フォーマット処理は終了する。
【0036】
ステップS15において、フォーマットパラメータを決定するにあたって、デジタルカメラ500(図2参照)では、フォーマットパラメータの1つであるクラスタのサイズが、記録メディア60(図2参照)の物理ブロックのサイズと同じ値に設定される。
【0037】
従って、デジタルカメラ500(図2参照)では、メディアスロット509(図2(b)参照)に対応しているCFカード61(図2参照)とは物理ブロックのサイズが異なる異種記録メディア63(図2参照)に対して、クラスタのサイズを、この異種記録メディア63(図2参照)の物理ブロックのサイズと一致させるようにフォーマットすることができる。この結果、デジタルカメラ500(図2参照)は、この異種記録メディア63(図2参照)へのデータの書き込み処理を高速で実行することができる。
【0038】
尚、本実施形態では、本発明のデジタルカメラとして、CFカードが挿抜自在に挿入されるスロット部を備えたデジタルカメラの例で説明したが、これに限られるものではなく、スマートメディア(登録商標)などが挿抜自在に挿入されるスロット部を備えたデジタルカメラでもよく、本発明のデジタルカメラは、画像データが記録される記録メディアが挿抜自在に挿入されるスロット部を備えたデジタルカメラであればよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のデジタルカメラによれば、スロット部にアダプタを介して挿入された、このスロット部に対応する記録メディアとは物理ブロックのサイズが異なる記録メディアへの、データの書き込み処理を高速で実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録メディアへのデータの書き込み処理の速度が低下することを説明する図である。
【図2】本発明のデジタルカメラの一実施形態を示す図である。
【図3】デジタルカメラの背面図と底面図である。
【図4】デジタルカメラの内部のブロック図である。
【図5】フォーマット処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
20,30,40 空き領域
500 デジタルカメラ
501 撮像レンズ
502 ファインダ窓
503 ストロボ
504 レリーズスイッチ
505 電源スイッチ
506 ストロボスイッチ
507 デジタル端子
508 電源端子
509 メディアスロット
510 ファインダ
511 モードダイヤル
511a 静止画撮影マーク
511b 再生マーク
512 ズームスイッチ
513 画像表示装置
514 カバー
515 バッテリ収納室
516 フラッシュROM
517 VRAM
517a プログラム領域
517b データ領域
518 CPU
519 アイリス
520 固体撮像素子
521 タイミングジェネレータ
522 増幅器
523 A/D変換器
524 画像入力コントローラ
525 SDRAM
526 画像信号処理回路
527 ビデオエンコーダ
529 レンズ用モータドライバ
530 AF検出回路
531 AE/AWB検出回路
532 アイリス用モータドライバ
533 圧縮処理回路
534 メディアコントローラ
535 記録メディア検知回路
536 記録メディアフォーマット回路
60 記録メディア
61 CFカード
62 アダプタ
63 異種記録メディア
Claims (2)
- 画像データが記録される記録メディアが挿抜自在に挿入されるスロット部を備え、撮影光学系を経由して入射した被写体光を固体撮像素子で捉えて画像データを生成し、該画像データを該スロット部に挿入されている記録メディアに記録するデジタルカメラにおいて、
前記スロット部は、物理ブロックのサイズの異なる複数種類の記録メディアが排他的に挿入されるものであって、
前記スロット部に挿入された記録メディアの種類を検知する検知部と、
前記スロット部に挿入された記録メディアに、前記検知部で検知された記録メディアの種類に応じたフォーマット方法によるフォーマットを施すフォーマット部とを備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 前記スロット部は、前記複数種類の記録メディアのうちの1種類の記録メディアを直接に受け入れるものであり、他の1種類の記録メディアは、アダプタに装着された状態で該アダプタを受け入れるものであることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002327796A JP2004165869A (ja) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | デジタルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002327796A JP2004165869A (ja) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | デジタルカメラ |
Publications (1)
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JP2004165869A true JP2004165869A (ja) | 2004-06-10 |
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ID=32806282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002327796A Pending JP2004165869A (ja) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | デジタルカメラ |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004165869A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1924093A1 (en) * | 2006-11-17 | 2008-05-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Photographing apparatus having automatic mode setting function and automatic mode setting method thereof |
-
2002
- 2002-11-12 JP JP2002327796A patent/JP2004165869A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1924093A1 (en) * | 2006-11-17 | 2008-05-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Photographing apparatus having automatic mode setting function and automatic mode setting method thereof |
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