JP2004164959A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ホルダ11の後面には嵌まり込み規制壁26が後方に突出して一体に形成されている。これにより、雌側コネクタ10が嵌合面を上方に向けた姿勢で、フード部53内に嵌まり込むことが規制される。嵌まり込み規制壁26は、ホルダ11の側端位置にのみ部分的に設けられているため、材料費の高騰や雌側コネクタ10の重量化を抑えることができる。また、サブコネクタ27の後端が下面壁13の後端と一致しており、嵌まり込み規制壁26の後端まで延長されていないため、キャビティ28の全長が大きくならず、従って端子金具29の挿入に影響を与えることがない。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタに関し、特に一方のハウジングが他方のハウジングのフード部内に嵌合されるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
図12(A)はこの種のコネクタの一例を示している。このものは、横幅方向(紙面に直交する方向)に細長い箱形のハウジング1を備えており、このハウジング1の内部には雌端子金具が挿入されるキャビティ(図示せず)が複数形成され、その雌端子金具に接続された電線2が後方に延出されている。このハウジング1は、他方のハウジング3に形成された角筒状のフード部4に対して、嵌合面である前面から嵌合されるようになっている。フード部4内には、複数の雄端子金具5が突設されており、ハウジング1が嵌合されると両端子金具が電気的に接続される。
なお、この種のコネクタは例えば特許文献1に記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−231372公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなコネクタでは、組み付けの際などに、例えば図12(B)に示すように、ハウジング1が誤って嵌合面を上又は下方に向けた姿勢でフード部4に押し込まれると、フード部4の上下面を外方へ撓ませつつハウジング1がフード部4内に嵌まり込んでしまうおそれがあった。その場合には、ハウジング1がフード部4内の雄端子金具5に当接して、これを変形させてしまう可能性もある。このような事態を防ぐためには、ハウジング1全体の奥行き寸法(前後の長さ寸法)を上記のものよりも大きく設定することも考えられるが、そうするとその分材料費がかさみ、ハウジング1が重くなったり、あるいは、キャビティの全長が長くなることから端子金具が挿入し難くなったりといった問題が生じてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ハウジングが誤った向きでフード部に嵌まり込むことを防止することの可能なコネクタを提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1の発明に係るコネクタは、一対のハウジングを備え、そのうち横長の略箱形をなした一方のハウジングが他方のハウジングに設けられた角筒状のフード部内に嵌合されるようにしたコネクタであって、前記一方のハウジングにおける嵌合方向の後面には、その横幅方向の端部から後方へ突出して、当該ハウジングが本来の嵌合面とは異なる側から前記フード部内に嵌まり込むのを規制可能な嵌まり込み規制壁が一体に形成されているところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記一方のハウジングは、複数のサブコネクタを収容可能な収容室を備えた枠状をなしているところに特徴を有する。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、前記一方のハウジングには、前記他方のハウジングとの間のカム作用によって両ハウジングの嵌合動作を行うレバーが取り付けられるとともに、このレバーは、当該ハウジングの高さ方向の一方の面に沿った一枚板状の形態とされ、かつ前記嵌まり込み規制壁が前記レバーとは反対側の面から前記フード部内に嵌まり込むのを規制する構成とされているところに特徴を有する。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記一方のハウジングの高さ方向の一方の面における側部には、前記フード部の内面に設けられた受け溝に凹凸係合可能なガイドリブが前後方向に沿って形成されるとともに、このガイドリブが当該ハウジングの側端から離間した位置に配設されることで段差状の引っ掛かり部が形成されているところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用および効果】
請求項1の発明によれば、一方のハウジングの後面に一体に形成された嵌まり込み規制壁によって、このハウジングが誤った向きでフード部に嵌まり込むことが防止され、これによって例えば一方のハウジングがフード部内に設けられた端子金具に当接してこれを変形させることが防止される。この嵌まり込み規制壁は、ハウジングの側端位置にのみ部分的に設けられているため、材料費の高騰やコネクタの重量化を抑えることができる。
【0010】
請求項2の発明によれば、複数のサブコネクタを収容する枠状のハウジングに嵌まり込み規制壁を設けることで、いわゆる分割コネクタが誤った向きでフード部に嵌め込まれることを防止できる。
【0011】
請求項3の発明によれば、一枚板状のレバーを備えたレバー式のコネクタにおいて、レバーと反対側の面からの嵌まり込みが防止される。
【0012】
請求項4の発明によれば、一方のハウジングの高さ方向の一面の側部において、仮にガイドリブがともに側端位置に設けられて段差部分が存在しない場合には、この部分がフード部に強く押し付けられると、フード部の壁面を外側に撓ませつつハウジングが深く嵌まり込んでしまうおそれがあるが、本構成では、段差状の引っ掛かり部が設けられているため、この引っ掛かり部24がフード部の開口縁部がに引っ掛かることで、ホルダ11が嵌まり込みにくくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施形態について図1から図11を参照して説明する。
本実施形態のコネクタは、図1に示すように、互いに嵌合・離脱可能な雌側コネクタ10と雄側コネクタ50とを備えて構成されている。なお、以下の説明においては、各コネクタ10,50について互いに相手側との嵌合面側を前方とし、上下方向については図1を基準とする。
【0014】
雌側コネクタ10は、いわゆる分割コネクタであって、雌端子金具29を収容する複数のサブコネクタ27と、これらのサブコネクタ27を収容する枠状のホルダ11(本発明の「一方のハウジング」に相当)と、このホルダ11に組み付けられるレバー40とを備えて構成されている。
【0015】
ホルダ11は、合成樹脂材料からなり、図1から図3に示すように、全体として前後方向に貫通した横長の略箱形をなしている。即ちホルダ11は、上面壁12、下面壁13、及び左右両側面壁14を有し、この4枚の壁で囲まれた空間のうち、上面壁12及びこの上面壁12と平行な天井壁15との間に区画された横長スリット状をなす空間は、レバー40を収容するための収容凹部16とされている。ホルダ11の内部空間のうち収容凹部16よりも下方の領域は、天井壁15と下面壁13との間に設けられた2枚の仕切壁17により、左右3つの収容室18が構成されており、この収容室18内には、それぞれサブコネクタ27が後方から嵌入されるようになっている。下面壁13には各収容室18に対応して弾性撓み可能なランス19が形成されている。また、ホルダ11の下面壁13には、ホルダ11の左右方向に長い凹部21が形成されており、この凹部21内には、リテーナ22が下方から嵌合されるようになっている。さらに下面壁13には、前後方向に沿った4列のガイドリブ23がそれぞれ凹部21を挟んで一対に分かれて形成されている。このうち外側の2列のガイドリブ23は、ともに側面壁14からやや内側に離間した位置に配設されており、これにより下面壁13の左右両側部に段差状の引っ掛かり部24が形成されている。上記ホルダ11を構成する各壁面12,13,14,15,17は、前端で一致しているのに対し、上面壁12及び天井壁15の後端は下面壁13及び仕切壁17の後端よりも所定寸法後方に張り出している。また、左右両側面壁14の後端部は嵌まり込み規制壁26として、上面壁12及び天井壁15と同寸法だけ後方へ突出した形態となっている。なお、嵌まり込み規制壁26の下端には、テーパ状の傾斜面26Aが形成されている。
【0016】
サブコネクタ27は、合成樹脂からなり、全体として方形ブロック状をなしている(図1参照)。各サブコネクタ27内には、複数のキャビティ28が形成され、各キャビティ28には後方から雌端子金具29が挿入されている。各サブコネクタ27は、ホルダ11の収容室18に対して後方から嵌入されつつ組み付けられるようになっている。組み付け状態では、サブコネクタ27の前端面はホルダ11の前端面と面一状をなし、またサブコネクタ27の後端面はホルダ11の下面壁13及び仕切壁17の後端面と面一状をなす。なお、組み付けられたサブコネクタ27は、ランス19と、凹部21に嵌合されたリテーナ22とが二重に係止することで抜け止め状態に保持される。
【0017】
レバー40は、合成樹脂からなり、図1及び図5に示すように、全体として水平な一枚板状をなしている。レバー40は、やや細長い平板状をなすカム板部41を備えており、その一端側寄り位置の下面に円形の軸受孔42が凹設されている。この軸受孔42には、ホルダ11の収容凹部16内における天井壁15から上向きに突設された支持軸31が嵌合され、レバー40はこの支持軸31を中心として水平方向に回動可能とされている。なお、レバー40は、カム板部41が上面壁12及び天井壁15の間に僅かなクリアランスを持って挟まれた状態で収容凹部16内に収容され、かつ一部が上面壁12及び天井壁15の後端よりも後方へ突出している。
【0018】
このレバー40は、図5に示す初期位置から図7に示す嵌合完了位置までを回動操作可能となっている。カム板部41における軸受孔42周りには、雄側コネクタ50のカムピン54を係合可能なカム溝45が形成されている。ホルダ11の上面壁12には、雄側コネクタ50のカムピン54が進入可能な逃がし溝32が支持軸31の前側に形成されており、レバー40が初期位置にあるときには、カム溝45の開口が逃がし溝32に整合して、カム溝45へカムピン54を受け入れ可能な体勢となる。
【0019】
カム板部41における軸受孔42側の端縁部には、片持ち状の弾性係止片46が設けられている。弾性係止片46は、内外に撓み変形可能とされ、その先端部には、外方に向けて突出した突起46Aが形成されている。
一方、ホルダ11には、雄側コネクタ50のロック解除リブ55が進入可能な逃がし溝33が収容凹部16の一方の側端位置に設けられている。この逃がし溝33は、ホルダ11の前面から後方側へ向けて形成され、その後端には溝の下半分の領域に突出するロック用受け部33Aが形成されている。レバー40が初期位置にあるときには、弾性係止片46の突起46Aが逃がし溝33内に進出して、その突起46Aの下半分がロック用受け部33Aに係止することで、レバー40の嵌合完了位置側への回動が規制された状態となる。
【0020】
さらに、レバー40には、カム板部41の軸受孔42とは反対側の端部に、操作部47と、レバー40を嵌合完了位置にロックするための弾性ロック片48とが設けられている。
【0021】
一方、雄側コネクタ50は、図1及び図4に示すように、合成樹脂材料からなるハウジング51(本発明の「他方のハウジング」に相当)と、複数の雄端子金具52とを備えて構成されている。ハウジング51は、前方に開口する略角筒状のフード部53を有し、このフード部53内には雌側コネクタ10のホルダ11がほぼ緊密に嵌入されるようになっている。また、フード部53の奥端面からは雄端子金具52が突出しており、両コネクタ10,50が正規嵌合すると、雄端子金具52と雌端子金具29とが接続されるようになっている。フード部53の上面には、円柱状のカムピン54とロック解除リブ55が、下方に向かって突出して形成されている。ロック解除リブ55は、フード部53の前端位置から前後方向に沿って形成され、雌側コネクタ10との嵌合時には逃がし溝33内の上半分の領域に進入する。フード部53の下面には、各ガイドリブ23に凹凸係合可能な受け溝56が前後方向に沿って形成されている。
【0022】
ホルダ11の下面壁13及び仕切壁17における奥行き寸法(前後の長さ寸法、以下同様)と、サブコネクタ27の奥行き寸法とは、フード部53の高さ方向(上下方向)の内径よりもやや小さくなっている。一方で、ホルダ11の上面壁12、天井壁15及び側面壁14(嵌まり込み規制壁26)における奥行き寸法は、フード部53の高さ方向の内径よりも大きくなっている。
【0023】
雌雄両コネクタ10,50の組み付けに際しては、まず、図5に示すように、レバー40をホルダ11に対し初期位置に係止させておき、雌側コネクタ10のホルダ11を雄側コネクタ50のフード部53内に浅く嵌入させる。このとき、誤って雌側コネクタ10を上下反転した姿勢でフード部53へ嵌合しようとしたときには、ロック解除リブ55の先端がホルダ11に当接して、その挿入が規制される。
【0024】
ホルダ11がフード部53内に浅く嵌入すると、図6に示すように、カムピン54がカム溝45の開口に嵌入されるとともに、ロック解除リブ55が、弾性係止片46の突起46Aに当接して弾性係止片46をロック用受け部33Aとの係止を解除させるように撓み変形させ、これによりレバー40の回動操作が許容された状態となる。
【0025】
この状態からレバー40の操作部47を押圧してレバー40を嵌合完了位置側へ回動させると、カムピン54とカム溝45との係合によるカム作用により両コネクタ10,50が互いに引き寄せられ、フード部53に対するホルダ11の嵌入が進む。そして、レバー40が嵌合完了位置に至るとともに、弾性ロック片48が雄側のハウジング51に係止してレバー40がロックされた状態となる。これにより、両コネクタ10,50が正規の嵌合状態に至り(図7,図8参照)、もって、両コネクタ10,50の嵌合が完了する。
【0026】
上記雌側コネクタ10が嵌合面を上方に向けた状態で、フード部53に対し正面から押し付けられると、例えば図9に示すように、ホルダ11の嵌まり込み規制壁26がフード部53の開口縁部に干渉して、雌側コネクタ10がフード部53内に深く嵌まり込むことが規制され、雌側コネクタ10がフード部53内の雄端子金具52に当接することはない。図9は、雌側コネクタ10が下面壁13側からフード部53に押し付けられた場合を示しているが、同じく嵌合面を上方に向けた状態で、雌側コネクタ10が側面壁14側から、あるいは図10に示すように斜めの姿勢で、フード部53に押し付けられた場合にも同様に嵌まり込み規制壁26によって嵌まり込みが規制される。また、図10に示す場合にも、雌側コネクタ10の角部がフード部53内の雄端子金具52に接触することはない。なお、雌側コネクタ10の後面上部には上面壁12及びレバー40が張り出しているため、雌側コネクタ10が上面壁12側からフード部53内に嵌まり込むことも規制される。また、雌側コネクタ10がフード部53に対し本来の姿勢より嵌合面が側方を向いた姿勢(斜め向きも含む)で押し付けられたときには、図11に示すように、引っ掛かり部24がフード部53の開口縁部に引っ掛かることで、雌側コネクタ10がフード部53に嵌まり込むことが規制される。
【0027】
以上のように本実施形態によれば、ホルダ11の後面に一体に形成された嵌まり込み規制壁26によって、雌側コネクタ10が誤った向きでフード部53に嵌まり込むことが防止され、これによってホルダ11がフード部53内の雄端子金具52に当接してこれを変形させることが防止される。この嵌まり込み規制壁26は、ホルダ11の側端位置にのみ部分的に設けられているため、材料費の高騰や雌側コネクタ10の重量化を抑えることができる。また、サブコネクタ27の後端が下面壁13の後端と一致しており、嵌まり込み規制壁26の後端まで延長されていないため、キャビティ28の全長が大きくならず、従って雌端子金具29の挿入に影響を与えることがない。
【0028】
また、複数のサブコネクタ27を収容する枠状のホルダ11に嵌まり込み規制壁26を設けることで、いわゆる分割コネクタが誤った向きでフード部53に嵌め込まれることを防止できる。
さらに、一枚板状のレバー40を備えたレバー式のコネクタ10において、レバー40と反対側の面からの嵌まり込みが防止される。
【0029】
また、ホルダ11の下面壁13の両側部において、仮にガイドリブ23がともに側端位置に設けられて段差部分が存在しない場合には、この部分がフード部53に強く押し付けられると、フード部53の壁面を外側に撓ませつつホルダ11が深く嵌まり込んでしまうおそれがあるが、本実施形態では、段差状の引っ掛かり部24が設けられているため、この引っ掛かり部24がフード部53の開口縁部に引っ掛かることで、ホルダ11が嵌まり込みにくくなる。
【0030】
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、相手側のフード部に嵌合されるハウジングが、レバー付き分割コネクタのホルダであるものを例示したが、本発明は、レバー式や分割コネクタでない他の種類のコネクタにも適用することができる。
(2)本発明によれば、ガイドリブを一方のハウジングの上下両面に形成して、両面に引っ掛かり部を設けるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における雌側コネクタと雄側コネクタの嵌合前の状態をあらわす縦断面図
【図2】ホルダの背面図
【図3】ホルダの底面図
【図4】雄側コネクタの正面図
【図5】雌側コネクタと雄側コネクタの嵌合前の状態をあらわす水平断面図
【図6】雌側コネクタと雄側コネクタの嵌合初期の状態をあらわす水平断面図
【図7】雌側コネクタと雄側コネクタの嵌合が完了した状態をあらわす水平断面図
【図8】雌側コネクタと雄側コネクタの嵌合が完了した状態をあらわす縦断面図
【図9】嵌まり込み規制壁によって雌側コネクタのフード部への嵌まり込みが規制された状態を示す縦断面図
【図10】嵌まり込み規制壁によって雌側コネクタのフード部への嵌まり込みが規制された状態を示す縦断面図
【図11】引っ掛かり部によって雌側コネクタのフード部への嵌まり込みが規制された状態を示す縦断面図
【図12】(A)従来例におけるコネクタを示す縦断面図
(B)従来例においてコネクタが誤った姿勢でフード部に嵌まり込んだ状態を示す縦断面図
【符号の説明】
10…雌側コネクタ
11…ホルダ(一方のハウジング)
18…収容室
23…ガイドリブ
24…引っ掛かり部
26…嵌まり込み規制壁
27…サブコネクタ
40…レバー
50…雄側コネクタ
51…ハウジング(他方のハウジング)
53…フード部
56…受け溝
Claims (4)
- 一対のハウジングを備え、そのうち横長の略箱形をなした一方のハウジングが他方のハウジングに設けられた角筒状のフード部内に嵌合されるようにしたコネクタであって、
前記一方のハウジングにおける嵌合方向の後面には、その横幅方向の端部から後方へ突出して、当該ハウジングが本来の嵌合面とは異なる側から前記フード部内に嵌まり込むのを規制可能な嵌まり込み規制壁が一体に形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記一方のハウジングは、複数のサブコネクタを収容可能な収容室を備えた枠状をなしていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記一方のハウジングには、前記他方のハウジングとの間のカム作用によって両ハウジングの嵌合動作を行うレバーが取り付けられるとともに、このレバーは、当該ハウジングの高さ方向の一方の面に沿った一枚板状の形態とされ、かつ前記嵌まり込み規制壁が前記レバーとは反対側の面から前記フード部内に嵌まり込むのを規制する構成とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
- 前記一方のハウジングの高さ方向の一方の面における側部には、前記フード部の内面に設けられた受け溝に凹凸係合可能なガイドリブが前後方向に沿って形成されるとともに、このガイドリブが当該ハウジングの側端から離間した位置に配設されることで段差状の引っ掛かり部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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Cited By (2)
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2002
- 2002-11-12 JP JP2002328399A patent/JP4032933B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR200461550Y1 (ko) | 2011-05-03 | 2012-07-24 | 금산전자 주식회사 | 안정적인 핀결합을 위한 와이어 하네스의 컨넥터 하우징 |
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