JP2004164689A - ダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法 - Google Patents

ダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法 Download PDF

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Yasuhide Fujiwara
康秀 藤原
Masahiro Masuzawa
正弘 升澤
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Abstract

【課題】面粗さが元原盤と同等となるように低減され、しかも耐久性の高いダイレクトマスタリングの基板、その製造方法、そのようなダイレクトマスタリングの基板を用いたスタンパの製造方法を提供する。
【解決手段】研磨されたガラス、または、Si若しくはSiC、SiO 等のSi化合物たる元原盤20にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)、または、TiNCのエッチング層18を形成し、この上にスパッタリングにより導電層13を形成後に電鋳して電鋳皮膜14を付け、元原盤20から剥離してダイレクトマスタリングの基板とする。この基板にフォトレジスト17を塗布し、レーザ光15または電子ビーム21で露光して信号を記録し、現像してパターンを形成し、このパターンをマスクにしてドライエッチングを行い、アッシングによりフォトレジスト17を除去してスタンパを作製する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法に関し、特に、エッチングすることによりスタンパを作製するためのダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクは、スタンパと呼ばれる、表面に案内溝とかピットを形成した金属板を型として、ポリカーボネイト樹脂等を成型してこれに記録材料等を付与して大量生産される。
【0003】
このスタンパは、表面に案内溝とかピットを形成した原盤から作成される。この原盤、スタンパを作製する工程を「マスタリング」工程という。
【0004】
まず、ここで、従来のマスタリング工程を図5に従って説明する。
【0005】
図5(a)で、11は表面が鏡面に研磨されたガラス板11で、その上にポジ型フォトレジスト膜12が形成される。
【0006】
これを原盤露光装置で、記録情報に基づいて信号変調されたレーザ光15をフォトレジスト膜12に照射して露光させる(図5(b)参照)。
【0007】
これを現像することにより、表面に案内溝とかピットを形成した光ディスク原盤が作成される(図5(c)参照)。
【0008】
次に、この表面に導電膜13を付与する。通常,無電解Ni膜等が形成される(図5(d)参照)。
【0009】
さらに、この導電膜13を電極としてニッケルメッキを行い、厚さ約0.3mmのニッケルの厚膜14を形成する(図5(e)参照)。
【0010】
このNi板を原盤から剥離して、導電膜13上に付着したフォトレジスト膜を剥離液等で洗浄することにより、スタンパを作成する(図5(f)参照)。
【0011】
これに対して、上記マスタリング工法の簡略化、歩留まり向上等の目的で、新たなマスタリング工法が提案されている(例えば、特許文献1)。そこで、以下、図6を用いてこれを説明する。
【0012】
図6(a)で、16は表面が鏡面に研磨されたTi等の金属板で、その上にネガ型フォトレジスト膜17が形成される。
【0013】
これを原盤露光装置で、記録情報に基づいて信号変調されたレーザ光15をフォトレジスト膜17に照射して露光させる(図6(b)参照)。
【0014】
これを現像することにより、表面に案内溝とかピットのパターンを形成する(図6(c)参照)。
【0015】
このパターンをマスクにして、金属板16をCF 、CCl 等の反応ガスを流しながら、反応性イオンエッチング装置(リアクティブイオンエッチング:REI)等でドライエッチングすることにより、金属板16の表面に直接案内溝とかピットを形成する(図6(d)参照)。
【0016】
この後、反応ガスをO に変えてドライエッチングすることにより、フォトレジスト17を除去してスタンパが作成される(図6(e)参照)。
【0017】
また特許文献1では、ドライエッチング性を向上させるため、鏡面に研磨された金属板16の表面にTiN等のエッチング層18を形成した後、フォトレジスト膜17を形成する工法も記載されている(図7参照)。
【0018】
また、特許文献2では、Si基板を、特許文献1と同様にエッチングしてSiスタンパを作成している。この場合、レジストのパターンをN電鋳で転写して作成したスタンパに比べスタンパの面粗さを向上させることができる。
【0019】
他に、スタンパの耐久性の向上を目的とし、スタンパ表面、裏面をCr、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)で覆う方法も公開されている(例えば、特許文献3、特許文献4参照)。
【0020】
なお、スタンパの最表面を、比抵抗が小さく、緻密な耐磨耗性の高い皮膜とし、成形時の樹脂の流動性を良くし、充填や転写性の向上を図るための従来技術もある(例えば、特許文献5参照)。
【0021】
【特許文献1】
特開2001−283475号公報
【特許文献2】
特許第2531472号公報
【特許文献3】
特開平7−110967号公報
【特許文献4】
特許第2826827号公報
【特許文献5】
特開平7−176082号公報
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の従来技術には、以下のような問題点があった。
【0023】
すなわち、特許文献1記載の発明は、表面が鏡面に研磨されたTi等の金属板を基板としているが、金属の鏡面研磨は、金属の粒界、欠陥が存在するため、Si基板とかガラス等と同等な面粗さが得られないという問題があった。
【0024】
また、Si等では、面粗さRa<0.5nmの基板を簡単に入手できるが、金属では最も鏡面が得られやすいステンレス板でもRa<1nmは困難で、Tiでは、さらに困難である。
【0025】
そして、基板の面粗さが荒いと、その上にエッチング層等を形成してもエッチング層の表面は、基板に沿ってしまうので、エッチング層上の面粗さも基板と同等でしかなく、Si等と同等な面粗さを有する金属基板は得られなかった。
【0026】
さらには、基板の面粗さが荒いとこの基板から形成したスタンパの面粗さが悪くなってしまうので、このスタンパから作成された光ディスクのノイズを増加させてしまう問題があった。
【0027】
特許文献2では、Si基板とかガラスをスタンパとして使用するので、面粗さの低いスタンパが作成できるが、もろい材質のこれらのスタンパでは、圧力のかからない2P(フォトポリマー)法のスタンパとしては使えるが、一般的に使われている成型用の型としては、使えないという問題があった。
【0028】
また、近年の記録容量の増大に伴い、スタンパ上に形成される溝、ピットが微細化し、レーザー光での露光では十分に小さなビームが得られず、露光光源として電子ビームの使用が検討されている。しかし、光の場合にはレジストを透過した光が基板表面で反射されるのに対し、電子ビームでの露光では、基板中まで突き抜けるので、基板中の原子と電子ビームが衝突して、基板が金属の場合には、熱が発生し、フォトレジストの感度が変化してしまい、均一なパターンが形成できないという問題もあった。
【0029】
特許文献3、4、5記載の発明によっても、上記の諸問題を解決できないのはもちろんである。
【0030】
そこで、本発明は、上記の諸問題を解決するために考えられたものであり、本発明が解決しようとする課題は、ダイレクトマスタリング用の金属基板の面粗さの低減である。各請求項ごとの目的は以下の通りである。
【0031】
請求項1記載の発明の目的は、鏡面研磨されたSi, 石英ガラス等の元原盤にドライエッチング可能な硬質膜(エッチング層)、導電層を形成後に電鋳し、元原盤から剥離することによって、元原盤と同等な面粗さを有するダイレクトマスタリング用の金属基板の製造方法を提供することにある。
【0032】
請求項2記載の発明の目的は、鏡面研磨されたSi, 石英ガラス等の元原盤にドライエッチング可能な硬質膜(エッチング層)、密着性を高めるための中間層、導電層を順に形成後に電鋳し、元原盤から剥離することによって、元原盤と同等な面粗さを有し、かつ耐久性の高いダイレクトマスタリング用の金属基板の製造方法を提供することにある。
【0033】
請求項3、7、9記載の発明の目的は、耐久性が高いダイレクトマスタリング用の金属基板の製造方法を提供することにある。
【0034】
請求項4記載の発明の目的は、導電層をスパッタリングで形成して、エッチング層に食い込ませることにより、エッチング層と導電層の密着性が高く、耐久性が高いダイレクトマスタリング用の金属基板の製造方法を提供することにある。
【0035】
請求項5、6記載の発明の目的は、面粗さの低いダイレクトマスタリング用の金属基板の製造方法を提供することにある。
【0036】
請求項8記載の発明の目的は、耐久性が高く、電子ビーム露光可能なダイレクトマスタリング用の金属基板の製造方法を提供することにある。
【0037】
請求項10記載の発明の目的は、元原盤と同等な面粗さを有するダイレクトマスタリング用の金属基板を提供することにある。
【0038】
請求項11、12、13記載の発明の目的は、面粗さが低く、耐久性の高いスタンパの製造方法を提供することにある。
【0039】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、ダイレクトマスタリングの基板の製造方法は、基板にエッチングで信号突起を形成してスタンパにするダイレクトマスタリングの基板の製造方法であって、研磨された元原盤にエッチング層を形成し、エッチング層の上に導電層を形成後に電鋳し、エッチング層、導電層及び電鋳による皮膜を一体として元原盤から剥離して、ダイレクトマスタリングの基板とすることを特徴とするものである。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、ダイレクトマスタリングの基板の製造方法は、基板にエッチングで信号突起を形成してスタンパにするダイレクトマスタリングの基板の製造方法であって、研磨された元原盤にエッチング層を形成し、エッチング層の上に中間層を形成し、中間層の上に導電層を形成後に電鋳し、エッチング層、中間層、導電層及び電鋳による皮膜を一体として元原盤から剥離して、ダイレクトマスタリングの基板とすることを特徴とするものである。
【0041】
請求項3記載の発明によれば、ダイレクトマスタリングの基板の製造方法は、中間層が、Cr、Ti、Mo、Wから選択される少なくとも1つを含む膜である請求項2記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法であることを特徴とするものである。
【0042】
請求項4記載の発明によれば、ダイレクトマスタリングの基板の製造方法は、導電層が、スパッタリングにより形成された膜である請求項1、2または3記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法であることを特徴とするものである。
【0043】
請求項5記載の発明によれば、ダイレクトマスタリングの基板の製造方法は、元原盤が、ガラスである請求項1から4のいずれか1項に記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法であることを特徴とするものである。
【0044】
請求項6記載の発明によれば、ダイレクトマスタリングの基板の製造方法は、元原盤が、SiまたはSiCもしくはSiO 等のSi化合物から選択される少なくとも1つを含む請求項1から4のいずれか1項に記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法であることを特徴とするものである。
【0045】
請求項7記載の発明によれば、ダイレクトマスタリングの基板の製造方法は、エッチング層が、TiNCである請求項1から6のいずれか1項に記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法であることを特徴とするものである。
【0046】
請求項8記載の発明によれば、ダイレクトマスタリングの基板の製造方法は、エッチング層が、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)である請求項1から6のいずれか1項に記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法であることを特徴とするものである。
【0047】
請求項9記載の発明によれば、ダイレクトマスタリングの基板の製造方法は、エッチング層が、信号突起の深さよりも厚い請求項1から8のいずれか1項に記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法であることを特徴とするものである。
【0048】
請求項10記載の発明によれば、ダイレクトマスタリングの基板は、請求項1から9のいずれか1項に記載されたダイレクトマスタリングの基板の製造方法により製造されたダイレクトマスタリングの基板であることを特徴とするものである。
【0049】
請求項11記載の発明によれば、スタンパの製造方法は、請求項10記載のダイレクトマスタリングの基板にレジストを塗布し、レジストにレーザー光または電子ビームにより露光して信号を記録し、現像してレジストの一部を除去して残存するレジストによりパターンを形成し、残存するレジストをマスクにしてドライエッチングを行い、アッシングによりレジストを除去して、スタンパを作製することを特徴とするものである。
【0050】
請求項12記載の発明によれば、スタンパの製造方法は、レジストは、ネガ型フォトレジストである請求項11記載のスタンパの製造方法であることを特徴とするものである。
【0051】
請求項13記載の発明によれば、スタンパの製造方法は、請求項8記載のダイレクトマスタリングの基板にポジ型フォトレジストを塗布し、フォトレジストにレーザー光または電子ビームにより露光して信号を記録し、現像してフォトレジストの一部を除去して残存するフォトレジストにより溝、ピット等のパターンを形成し、溝、ピット等のパターンの上にAl膜を蒸着し、Al膜を蒸着された基板を溶剤に浸漬することにより、フォトレジストとフォトレジスト上のAl膜を除去し、残存するAl膜をマスクにしてO ガスでDLCをドライエッチングし、エッチングガスをCCl に変えて残存するAl膜を除去して、スタンパを作製することを特徴とするものである。
【0052】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明によるダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法の実施の形態を詳細に説明する。
【0053】
本発明の目的を達成するために、基板にエッチングで信号突起を形成してスタンパにするダイレクトマスタリングの基板の製造方法において、面粗さRa<0.5nmに鏡面研磨された元原盤に、ドライエッチング可能な硬質層を形成して電鋳により金属層を裏打ちして剥離する。これにより、表面に元原盤と同等な面粗さを有するエッチング可能な硬質層を持った金属基板が得られる。
以下、実施例を用いてさらに詳しく説明する。
【0054】
本発明によるダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法の一実施形態におけるダイレクトマスタリング用基板の第1の実施例を、図1を用いて説明する。
【0055】
面粗さRa<0.5nm以下に鏡面に研磨された石英ガラス(元原盤)20にTiターゲットに窒素とメタンガスを流しながらイオンプレーティング法でTiNC膜(エッチング層)18を数千Å〜2μm程度付着させる(図1(a)参照)。
【0056】
この上にスパッタリングでNi等の導電膜13を500Å程度形成する(図1(b)参照)。
【0057】
これをNi電鋳して、Ni膜(電鋳皮膜)14を0. 3mm程度厚付けする(図1(c)参照)。
【0058】
これを石英ガラス(元原盤)20から剥離することにより、表面にTiNCコーティングされたNi基板(ダイレクトマスタリングの基板)が得られる(図1(d)参照)。この表面粗さを評価したところ元原盤たる石英ガラス20と同等であった。
【0059】
この基板(ダイレクトマスタリングの基板)にネガ型フォトレジスト17を2000〜5000Å塗布し(図1(e)参照)、レーザー光15を、記録する情報に従って変調して照射する(図1(f)参照)。
【0060】
この後現像することにより、溝、ピット等のパターンを形成する(図1(g)参照)
【0061】
これをマスクにしてCF4 を反応ガスにしてドライエッチングする(図1(h)参照)。グルーブの場合、200〜500Å、ピットの場合 600〜1300Åエッチングする。
このようにすると、エッチング層が、信号突起の深さよりも十分に厚くなり、スタンパの耐久性が飛躍的に向上する。
【0062】
この後反応ガスを酸素に変えて(アッシングにより)レジスト17を除去する(図1(i)参照)。こうしてスタンパが作製される。
【0063】
情報が記録される溝、ピット部22はエッチングされないので、この部分の面粗さは石英ガラスと同等だった。元原盤20は、石英ガラスと記載したが、ソーダガラス等でも石英ガラス並みの面粗さが得られるので、使用できる。
【0064】
また、元原盤20としては、Si、もしくはSiC,SiO 等のSi化合物を使用してもよく、これらによっても、石英ガラス、ソーダガラス等と同等かそれ以上の面粗さが得られる。
【0065】
また、本実施例においては、レーザー光を用いたが、レーザー光にかえて電子ビームを用いてもよい。
【0066】
なお、スパッタリングとは、真空中に不活性ガス(主にArガス)を導入しながら基板とターゲット(成膜させる物質Cr・Ti等)間に直流高電圧を印加し、イオン化したArをターゲットに衝突させて、はじき飛ばされたターゲット物質を基板に成膜させる方法をいう。また、Arガスと共に微量のO ・N ガスを入れることにより、反応性スパッタリング(ITO/TiN等)を行うことができる。
【0067】
(比較例1)
0. 3mmのTi基板を電解複合研磨したところ、金属の粒界、欠陥等があるためRa=2〜3nm程度で、それ以下にはならなかった。この上にTiNをイオンプレーティングで形成したが、面粗さは同等で、これを基板としてスタンパを作成したが、スタンパの溝、ピット部22の面粗さはRa=2〜3nm程度で光ディスク用のスタンパとして使用できるRa<1nmにはならなかった。
【0068】
本発明によるダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法の一実施形態におけるダイレクトマスタリング用基板の第2の実施例を、図2を用いて説明する。
【0069】
面粗さRa<0.5nm以下に鏡面に研磨された石英ガラス20(元原盤)にメタンガスを反応ガスにしてプラズマCVD法でDLC膜18を数千Å〜2μm程度付着させる(図2(a)参照)。
【0070】
この上にスパッタリングでNi等の導電膜13を500Å程度形成する(図2(b)参照)。
【0071】
これをNi電鋳して、Ni膜(電鋳皮膜)14を0. 3mm程度厚付けする(図2(c)参照)。
【0072】
これを石英ガラス(元原盤)20から剥離することにより、表面にDLCコーティングされたNi基板(ダイレクトマスタリングの基板)が得られる(図2(d)参照)。この表面粗さを評価したところ元原盤たる石英ガラスと同等であった。
【0073】
この基板(ダイレクトマスタリングの基板)にネガ型フォトレジスト17を塗布し(図2(e)参照)、電子ビーム21で情報を記録する(図2(f)参照)。
【0074】
レジスト膜厚は、DLC膜上に形成するパターンの深さと、レジストとDLCの選択比で決められる。例えば、選択比が1:2で、パターン深さが400Åの場合、レジスト膜厚は800Åにする。
言い換えれば、マスクとなるレジスト膜17の厚みは、エッチング層たるDLC膜18上に形成する信号突起の深さと、レジストとDLCのエッチングレート比で決められる。例えば、信号突起の深さが400Å、レジストとDLCのエッチングレート比が2:1の場合、レジスト膜厚は800Åにする。
【0075】
この後現像することにより、溝、ピット等のパターンを形成する(図2(g)参照)。
【0076】
これをマスクにしてO を反応ガスにしてドライエッチングする(図2(h)参照)。
【0077】
DLCといっしょにレジストも除去される(アッシング)。こうしてスタンパが作製される。
【0078】
情報が記録される溝、ピット部22の面粗さは石英ガラスと同等だった。元原盤20は、石英ガラスと記載したが、ソーダガラス等でも石英ガラス並みの面粗さが得られるので、使用できる。
【0079】
また、Si、Si化合物(SiC、SiO 等)でも同等かそれ以上の面粗さが得られ、かつ導電性がガラスに比べ高いので電子ビーム露光時のチャージアップを防止できる。よって、元原盤20は、Si、Si化合物(SiC、SiO 等)でもよい。
【0080】
なお、本実施例においては、電子ビームを用いたが、電子ビームにかえてレーザー光を用いてもよい。
【0081】
(比較例2)
エッチング層がチタンナイトライド、酸化チタン、タンタル、タングステン、クロム、モリブデン、コバルト、ボロン、ニオジウム、ニッケル燐、ニッケルボロン、又は、ニッケルコバルト等エッチング可能な金属層の場合、レーザー露光は可能だが、電子ビーム露光の場合は、発熱と電子の散乱が激しく、微細なパターンが形成できなかった。
【0082】
本発明によるダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法の一実施形態におけるダイレクトマスタリング用基板の第3の実施例を、図2と図3を用いて説明する。
【0083】
表面にDLCコーティングされたNi基板を得るまでの工程は、第2の実施例と基本的に同じである。
【0084】
すなわち、面粗さRa<0.5nm以下に鏡面に研磨された石英ガラス20にメタンガスを反応ガスにしてプラズマCVD法でDLC膜18を数千Å〜2μm程度付着させる(図2(a)参照)。
【0085】
この上にスパッタリングでNi等の導電膜13を500Å程度形成する(図2(b)参照)。
【0086】
これをNi電鋳して、Ni膜(電鋳皮膜)14を0. 3mm程度厚付けする(図2(c)参照)。
【0087】
これを石英ガラス(元原盤)20から剥離することにより、表面にDLCコーティングされたNi基板(ダイレクトマスタリングの基板)が得られる(図2(d)参照)。この表面粗さを評価したところ石英ガラスと同等であった。
以上については、第2の実施例と基本的に同じである。
【0088】
この基板(ダイレクトマスタリング基板)にポジ型フォトレジスト12を5000Å程度塗布し(図3(e)参照)、電子ビーム21で情報(信号)を記録する(図3(f)参照)。
【0089】
この後現像することにより、溝、ピット等のパターンを形成する(図3(g)参照)。
【0090】
この上にAl膜23を500Å程度蒸着する(図3(h)参照)。
【0091】
この基板を溶剤に浸漬することにより、フォトレジスト12とその上に乗ったAl膜23を除去する(図3(i)参照)。
【0092】
残ったAl膜23をマスクにしてO ガスでDLCをドライエッチングする(図3(j)参照)。
【0093】
エッチングガスをCCl に変えてAl膜23を除去する(図3(k)参照)。こうしてスタンパが作製される。
【0094】
情報が記録される溝、ピット部22の面粗さは石英ガラスと同等だった。
【0095】
なお、本実施例においては、電子ビームを用いたが、電子ビームにかえてレーザー光を用いてもよい。
【0096】
本発明によるダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法の一実施形態におけるダイレクトマスタリング用基板の第4の実施例を、図4を用いて説明する。
【0097】
面粗さRa<0.5nm以下に鏡面に研磨された石英ガラス(元原盤)20にメタンガスを反応ガスにしてプラズマCVD法でDLC膜18を数千Å〜2μm程度付着させる(図4(a)参照)。
【0098】
この上にCr膜19(中間層)をスパッタリングで500Å程度形成する(図4(b)参照)。
【0099】
この上にスパッタリングでNi等の導電膜13を500Å程度形成する(図4(c)参照)。
【0100】
これをNi電鋳して、Ni膜(電鋳皮膜)14を0. 3mm程度厚付けする(図4(d)参照)。
【0101】
これを元原盤たる石英ガラス20から剥離することにより、表面にDLCコーティングされたNi基板(ダイレクトマスタリングの基板)が得られる(図4(e)参照)。この表面粗さを評価したところ石英ガラスと同等であった。
【0102】
これ以降の工程は、第2・第3の実施例と同様である。
【0103】
すなわち、第4の実施例により得られた基板(ダイレクトマスタリングの基板)にネガ型フォトレジスト17を塗布し(図2(e)参照)、電子ビーム21で情報を記録する(図2(f)参照)。レジスト膜厚は、DLC膜上に形成するパターンの深さと、レジストとDLCの選択比で決められる。選択比が1:2で、パターン深さが400Åの場合、レジスト膜厚は800Åにする。この後現像することにより、溝、ピット等のパターンを形成する(図2(g)参照)。これをマスクにしてO2 を反応ガスにしてドライエッチングする(図2(h)参照)。DLCといっしょにレジストも除去される(アッシング)。こうしてスタンパが作製される。情報が記録される溝、ピット部22の面粗さは石英ガラスと同等である。
【0104】
または、第4の実施例により得られた基板(ダイレクトマスタリング基板)にポジ型フォトレジスト12を5000Å程度塗布し(図3(e)参照)、電子ビーム21で情報(信号)を記録する(図3(f)参照)。この後現像することにより、溝、ピット等のパターンを形成する(図3(g)参照)。この上にAl膜23を500Å程度蒸着する(図3(h)参照)。この基板を溶剤に浸漬することにより、フォトレジスト12とその上に乗ったAl膜23を除去する(図3(i)参照)。残ったAl膜23をマスクにしてO ガスでDLCをドライエッチングする(図3(j)参照)。エッチングガスをCCl に変えてAl膜23を除去する(図3(k)参照)。こうしてスタンパが作製される。情報が記録される溝、ピット部22の面粗さは石英ガラスと同等である。
【0105】
なお、本実施例においては、元原盤20は、石英ガラスと記載したが、ソーダガラス等でも石英ガラス並みの面粗さが得られるので、使用できる。また、Si、Si化合物(SiC、SiO 等)でも同等かそれ以上の面粗さが得られ、かつ導電性がガラスに比べ高いので電子ビーム露光時のチャージアップを防止できる。よって、元原盤20は、Si、Si化合物(SiC、SiO 等)でもよい。
また、本実施例においては、電子ビームを用いたが、電子ビームにかえてレーザー光を用いてもよい。
また、中間層としては、本実施例においては、Cr膜としたが、チタンナイトライド等Ti化合物、Mo、W等スパッタリングで形成できる金属膜が使用できる。すなわち、中間層としては、Cr、Ti、Mo、Wのどれかを主材とする膜を使用する。ただし、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0106】
なお、以上の実施例においてTiNCは、イオンプレーティング法によったが、CVD、反応性スパッタリング等によっても形成できる。よって、本発明におけるTiNCは、イオンプレーティング法によるものに限定されず、CVD、反応性スパッタリング等他の方法によるものも含む。また、DLCは、実施例においてはプラズマCVD法によったが、イオン蒸着等によっても形成できる。よって、本発明によるDLCは、プラズマCVDによるものに限定されず、イオン蒸着等他の方法によるものも含む。
【0107】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、金属直接研磨では得られない面粗さを有するダイレクトマスタリング用の金属基板を得られる。また、薄い金属基板に後からエッチング層をCVD等で形成した場合には金属基板が反ってしまうが、この工法では、厚い元基板にエッチング層、金属層等を形成後に剥がすので、平面性の良いスタンパが得られる。
【0108】
請求項2記載の発明によれば、面粗さの低減と平面性の向上ばかりでなく、DLC等硬質のエッチング層と柔軟性のあるNi等の金属の間に中間的な性質を有し、密着性を高めるCr等の中間層を配したので、成型時のスタンパの耐久性を飛躍的に向上できる。
【0109】
請求項3記載の発明によれば、DLC等硬質のエッチング層と柔軟性のあるNi等の金属の間に中間的な性質を有し、密着性を高めスパッタリングで形成できるMo、W、Ti、Cr及びその化合物の中間層を配したので、成型時のスタンパの耐久性を飛躍的に向上できるばかりでなく、導電膜と一緒に簡便に作成できるので、中間層付与のための新たな投資を必要としない。
【0110】
請求項4記載の発明によれば、DLC等硬質のエッチング層に直接導電層を形成する請求項1の場合は、導電膜をスパッタリングで形成することにより、エッチング層の膜中にと導電層が入り込むことにより、無電解メッキ膜等より強固な密着力がえられ、スタンパの耐久性が向上する。中間層の上に導電層を形成する請求項2の場合は、ターゲットの変更により中間層と導電層を連続してスパッタリングで形成できるので、プロセスをほとんど増やすことなく、強固な密着力がえられ、スタンパの耐久性が向上する。
【0111】
請求項5記載の発明によれば、安価に、面粗さRa<0.5nmの元原盤を入手できるので、これから作られたダイレクトマスタリング用の金属基板も面粗さRa<0.5nmが達成でき、面粗さの低いスタンパが作成できるので、光ディスクのノイズを低減できる。
【0112】
請求項6記載の発明によれば、請求項5と同様、面粗さの低いスタンパが作成できるばかりでなく、ガラスに比べ導電性が高いので、電子ビーム照射時のチャージアップが少なく、微細なパターンが形成できる。
【0113】
請求項7記載の発明によれば、エッチング層をTiNCにすることにより、スタンパの耐久性の向上と、成型基板の剥離性を向上させることができる。
【0114】
請求項8記載の発明によれば、エッチング層をDLCにすることにより、スタンパの耐久性の向上と、成型基板の剥離性の向上だけなく、電子ビームでの露光時の熱の発生、電子散乱が従来の金属基板に比べ飛躍的に向上するので、従来の金属基板では安定に作成できなかった微細なパターンが形成できる。
【0115】
請求項9記載の発明によれば、硬質のエッチング層を溝パターンの深さに比べ十分厚くしたので、スタンパの耐久性が飛躍的に向上する。
【0116】
請求項10記載の発明によれば、金属直接研磨では得られない面粗さを有するダイレクトマスタリング用の金属基板なので、ノイズの低い光ディスクを作成可能なスタンパを作成できる。
【0117】
請求項11、12、13記載の発明によれば、金属直接研磨では得られない面粗さを有する金属基板をドライエッチングしてスタンパを作成するので、金属直接研磨で作成したスタンパでは得られない面粗さを得られるので、ノイズの低い光ディスクを作成可能なスタンパを作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法の一実施形態たる第1の実施例の説明図である。
【図2】本発明によるダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法の一実施形態たる第2の実施例の説明図である。
【図3】本発明によるダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法の一実施形態たる第3の実施例の説明図である。
【図4】本発明によるダイレクトマスタリングの基板の製造方法、ダイレクトマスタリングの基板、及びスタンパの製造方法の一実施形態たる第4の実施例の説明図である。
【図5】従来のマスタリング工程の説明図である。
【図6】従来のマスタリング工程の説明図である。
【図7】ダイレクトマスタリングの基板及びその製造方法の従来例の説明図である。
【符号の説明】
11 ガラス板
12 ポジ型フォトレジスト
13 導電膜
14 電鋳皮膜
15 レーザー光
16 金属板
17 ネガ型フォトレジスト
18 エッチング層
19 中間層
20 元原盤
21 電子ビーム
22 溝、ピット部
23 Al膜

Claims (13)

  1. 基板にエッチングで信号突起を形成してスタンパにするダイレクトマスタリングの基板の製造方法であって、
    研磨された元原盤にエッチング層を形成し、
    該エッチング層の上に導電層を形成後に電鋳し、
    前記エッチング層、前記導電層及び前記電鋳による皮膜を一体として前記元原盤から剥離して、
    ダイレクトマスタリングの基板とすることを特徴とするダイレクトマスタリングの基板の製造方法。
  2. 基板にエッチングで信号突起を形成してスタンパにするダイレクトマスタリングの基板の製造方法であって、
    研磨された元原盤にエッチング層を形成し、
    該エッチング層の上に中間層を形成し、
    該中間層の上に導電層を形成後に電鋳し、
    前記エッチング層、前記中間層、前記導電層及び前記電鋳による皮膜を一体として前記元原盤から剥離して、
    ダイレクトマスタリングの基板とすることを特徴とするダイレクトマスタリングの基板の製造方法。
  3. 前記中間層が、Cr、Ti、Mo、Wから選択される少なくと1つを含む膜であることを特徴とする請求項2記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法。
  4. 前記導電層が、スパッタリングにより形成された膜であることを特徴とする請求項1、2または3記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法。
  5. 前記元原盤が、ガラスであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法。
  6. 前記元原盤が、SiまたはSiCもしくはSiO 等のSi化合物から選択される少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法。
  7. 前記エッチング層が、TiNCであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法。
  8. 前記エッチング層が、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法。
  9. 前記エッチング層が、前記信号突起の深さよりも厚いことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のダイレクトマスタリングの基板の製造方法。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載されたダイレクトマスタリングの基板の製造方法により製造されたダイレクトマスタリングの基板。
  11. 請求項10記載のダイレクトマスタリングの基板にレジストを塗布し、
    該レジストにレーザー光または電子ビームにより露光して信号を記録し、
    現像して該レジストの一部を除去して残存するレジストによりパターンを形成し、
    前記残存するレジストをマスクにしてドライエッチングを行い、
    アッシングにより該レジストを除去して、
    スタンパを作製することを特徴とするスタンパの製造方法。
  12. 前記レジストは、ネガ型フォトレジストであることを特徴とする請求項11記載のスタンパの製造方法。
  13. 請求項8記載のダイレクトマスタリングの基板にポジ型フォトレジストを塗布し、
    該フォトレジストにレーザー光または電子ビームにより露光して信号を記録し、
    現像して該フォトレジストの一部を除去して残存するフォトレジストにより溝、ピット等のパターンを形成し、
    該溝、ピット等のパターンの上にAl膜を蒸着し、
    該Al膜を蒸着された前記基板を溶剤に浸漬することにより、前記フォトレジストと該フォトレジスト上のAl膜を除去し、
    残存するAl膜をマスクにしてO ガスで前記DLCをドライエッチングし、
    エッチングガスをCCl に変えて該残存するAl膜を除去して、
    スタンパを作製することを特徴とするスタンパの製造方法。
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