JP2004164400A - 製品打合せシステム、製品打合せ方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

製品打合せシステム、製品打合せ方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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輝興 大島
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Abstract

【課題】漏れのない仕様情報を作成できる製品打合せシステムを提供すること。
【解決手段】製品打合せシステムとしての仕様項目打合せ手段40は、製品の仕様を指定した仕様情報を顧客と打ち合わせして作成するために用いられ、製品の仕様として指定可能な仕様項目を表示する仕様項目表示手段41と、これら各仕様項目について選択可能な複数の仕様を選択リストとして表示する選択リスト表示手段42と、選択リストの中から1つの仕様が選択されると、この選択された仕様を仕様項目の仕様として指定する仕様項目指定手段43とを備え、指定可能な仕様項目には、少なくとも製品の製造に必要とされる全ての仕様が含まれる
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製品の仕様を指定した仕様情報を顧客と打ち合わせして作成するための製品打合せシステム、製品打合せ方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、様々な工業製品について、部品を規格化して大量生産することにより、コストの削減や工期の短縮が図られている。その一方で、近年のニーズの多様化に伴い、製品に顧客の意向を最大限に反映させることが要請されている。
例えば、プレハブ住宅は、上述した大量生産のメリットを維持しつつ、建物の外観や間取りに顧客の意向を最大限に反映させるため、次の手順で建築される。
【0003】
顧客は、プレハブ住宅の設計および施工を行うディーラ(発注者)と打合せを行い、自らが求めるレイアウトや設備等の仕様をまとめた仕様情報を作成し、この仕様情報に基づいてディーラと契約する。ここで、ディーラは、専門知識を有する一級建築士等の営業担当者を有しており、実際には、この営業担当者が顧客と打合せを行う。
ディーラの営業担当者は、顧客の意向に従って作成した仕様情報に基づいて、メーカ(製造者)にプレハブ住宅の部品を発注する。メーカは、受け取った仕様情報に基づいて部品を製造し、建築現場に運搬する。ディーラの施工担当者は、メーカから部品を受け取り、仕様情報に従ってプレハブ住宅を建築し、顧客に引き渡す。
したがって、顧客との契約から引き渡しまでの手続きを円滑に進めるために、プレハブ住宅を建築するために必要な情報を全て仕様情報に盛り込む必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、専門的知識を有するディーラの営業担当者が顧客に対応しても、顧客の意向を仕様情報として表現することは容易ではないため、打合わせが数ヶ月に亘って多数回行われることがある。この場合、営業担当者は、顧客との打合わせ毎に仕様情報を作成し、その変更履歴を確実に記録するが、度々変更が加えられる場合、あるいは極めて複雑な変更がされる場合は、漏れのない仕様情報を作成することは困難であった。
【0005】
本発明の目的は、漏れのない仕様情報を作成できる製品打合せシステム、製品打合せ方法、コンピュータプログラムおよび記憶媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の製品打合せシステム、製品打合せ方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体は、次の構成を採用する。
本発明を図面を参照して説明すると、請求項1に記載の製品打合せシステム40は、製品19の仕様を指定した仕様情報を顧客11と打ち合わせして作成するための製品打合せシステムであって、前記製品の仕様として指定可能な仕様項目を表示する仕様項目表示手段41と、これら各仕様項目について選択可能な複数の仕様を選択リスト56として表示する選択リスト表示手段42と、前記選択リストの中から1つの仕様が選択されると、この選択された仕様を前記仕様項目の仕様として指定する仕様項目指定手段43とを備え、前記指定可能な仕様項目には、少なくとも前記製品の製造に必要とされる全ての仕様が含まれることを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、製品の仕様として指定可能な仕様項目が表示されるとともに、各仕様項目について選択可能な複数の仕様が選択リストとして表示される。この選択リストの中から1つの仕様が選択されると、この選択された仕様が仕様項目の仕様として指定される。
このとき、指定可能な仕様項目に少なくとも製品の製造に必要とされる全ての仕様を含めたので、表示された各仕様項目毎に選択リストの中から選択する作業を行うだけで、製品の製造に必要な仕様を全て指定できる。したがって、顧客との打合せを重ねることによって、仕様情報に度々変更が加えられたり、極めて複雑な変更がされても、漏れのない仕様情報を作成できる。
【0008】
請求項2に記載の製品打合せシステムは、請求項1に記載の製品打合せシステムにおいて、前記指定可能な仕様項目には、前記製品についてのイメージが含まれ、前記選択リスト表示手段は、前記仕様項目指定手段で前記製品についてのイメージが指定されると、この指定されたイメージに沿った仕様のみを選択リストとして表示するイメージ対応選択リスト表示手段421を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、製品のイメージを指定するだけで、この指定されたイメージに沿った仕様のみが選択リストとして表示されるから、イメージに沿った仕様情報を容易に作成できる。
【0009】
請求項3に記載の製品打合せシステムは、請求項1または2に記載の製品打合せシステムにおいて、前記選択リストには、予め標準指定された標準仕様が含まれていることを特徴とする。
この発明によれば、顧客の意向と標準仕様とを比較し、顧客の意向に反しない仕様項目についてはそのまま標準仕様を指定することにより、顧客と営業担当者との打合せ時間を短縮して、仕様情報を迅速に作成できる。
【0010】
請求項4に記載の製品打合せシステムは、請求項1から3のいずれかに記載の製品打合せシステムにおいて、前記仕様項目表示手段は、前記仕様項目指定手段で既に指定された仕様項目と、前記仕様項目指定手段で未だ指定されていない仕様項目とを識別可能に表示する仕様項目識別表示手段411を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、既に指定された仕様項目と、未だ指定されていない仕様項目とが識別可能に表示されるから、仕様を指定する必要がある仕様項目を容易に確認することができ、仕様情報をより確実に作成できる。
【0011】
請求項5に記載の製品打合せシステムは、請求項1から4のいずれかに記載の製品打合せシステムにおいて、前記仕様項目表示手段は、前記製品の発注から製造までの業務工程のうち少なくとも1つが選択されると、この選択された業務工程に必要とされる仕様項目のみを表示する仕様項目選択表示手段412を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、製品の発注から製造までの業務工程を選択するだけで、この選択した業務工程に必要な仕様項目のみが表示される。よって、例えば、ディーラの営業担当者や施工担当者が、営業や施工等の自らの業務工程に沿った仕様項目を容易に確認できるから、顧客との契約から引き渡しまでの作業を円滑に進めることができる。
【0012】
請求項6から10のいずれかに記載の製品打合せ方法は、請求項1から5のいずれかに記載の製品打合せシステムを、製品打合せ方法として展開したものである。
この発明によれば、請求項1から5と同様の効果を奏することができる。
【0013】
請求項11に記載のプログラムは、請求項6から9のいずれかに記載の製品打合せ方法を、コンピュータに実行させるプログラムである。
請求項12に記載の記録媒体は、請求項6から9のいずれかに記載の製品打合せ方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
この発明によれば、本発明のプログラムを汎用のコンピュータにインストールすることにより、請求項6から10のいずれかに記載の製品打合せ方法をディーラと等のコンピュータに実行させることができるため、本発明の利用促進を大幅に図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、顧客との契約から住宅の引き渡しまでの手続きが示されている。
ディーラ10には、専門知識を有する一級建築士等の営業担当者12が配置されている。営業担当者12は、顧客11との打合せを複数回行い、その都度、CADシステム1で仕様情報を作成する。なお、この打合せでは、営業担当者12のほか、顧客11の意向を概略プランに反映するために施工担当者が適宜同席する。顧客11との打合せが完了した後、営業担当者12は、CADシステム1で作成した仕様情報を、書類またはインターネットを介してメーカの工場18に送る。
工場18では、仕様情報に基づいて部品の確保、製造が行われ、製造された部品は建築現場に運搬される。
ディーラは、建築現場で部品を受け取り、仕様情報に従ってプレハブ住宅19を建築する。
【0015】
図2には、CADシステム1のブロック図が示されている。
CADシステム1は、直方体状の骨組を有する建物ユニットを複数組み合わせて形成されるユニット式建物について、顧客の要求に応じたユニット式建物の設計作業を支援するものである。
CADシステム1には、本システムの核となるコンピュータ本体6と、CRT表示装置2と、コンピュータ本体6等の操作を行うための入力装置3と、設計した平面図等を製図するX−Yプロッタ装置4と、設計した建物についてのデータ等を印字するプリンタ5とが設けられている。
【0016】
コンピュータ本体6は、記憶装置であるハードディスク装置20と、各種の処理を行う演算装置であるCPU30とを含んで構成されたものである。
このうち、ハードディスク装置20には、記憶される情報の属性毎に複数の記憶領域が設定されている。
これらの記憶領域としては、ユニット式建物を構築するための部品に関する部品データが蓄積された部品情報蓄積手段21と、設計されたユニット式建物の部品、部材および工賃の価格等に関する価格データが蓄積された積算情報蓄積手段22とが設けられている。
【0017】
CPU30は、各種のソフトウェアがインストールされ、これらのソフトウェアを並列処理するマルチタスク機能を有するものである。
CPU30には、ソフトウェアにより、部品情報蓄積手段21に蓄積された部品データを用いて、ユニット式建物を製造するための製造情報を設定する製造情報設定手段31と、この製造情報設定手段31に基づき、部品情報蓄積手段21に蓄積された部品データを用いて、ユニット式建物の設計を行う設計手段32と、この設計手段32で設計したユニット式建物について、積算情報蓄積手段22に蓄積された価格データを用いて積算する積算手段33とが設けられている。
製造情報設定手段31は、鑑情報設定手段35と、製品打合せシステムとしての仕様項目打合せ手段40と、積算固有データ設定手段37と、ディーラ固有データ設定手段38とを備えている。
【0018】
なお、CPU30には、以上の手段31〜33のほかに、部品情報蓄積手段21および積算情報蓄積手段22に蓄積されたデータの入出力を管理するとともに、製造情報設定手段31で作成された建物情報の管理や、設計手段で設計された設計データの管理を行う情報管理手段34が設けられている。
【0019】
鑑情報設定手段35は、ユニット式建物の周辺情報を設定するものである。例えば、顧客11の氏名、建築地等の顧客情報や、ディーラ10の名称、施工担当者名、営業担当者名等の関係者情報を設定するものである。
積算固有データ設定手段37は、ユニット式建物の構造に関する積算用のデータを設定するものである。例えば、外壁、内壁、天井、床等の構造や、その構造材の発注の有無を設定するものである。
ディーラ固有データ設定手段38は、通常は工場で手配する各部品を、例外的にディーラで準備する場合にその設定を行うものである。
【0020】
仕様項目打合せ手段は40は、ユニット式建物の仕様を顧客と打ち合わせして指定することにより仕様情報を作成するものであり、図3に示すように、仕様項目表示手段41と、選択リスト表示手段42と、仕様項目指定手段43と、業務工程選択手段44とを備えている。
業務工程選択手段44は、製品の発注から製造までの業務工程のうち、少なくとも1つを選択するものである。
仕様項目表示手段41は、建物の仕様として指定可能な仕様項目を表示するものである。指定可能な仕様項目には、商品情報、建物条件、仕上情報、部品情報、設備情報等、少なくともユニット式建物の製造に必要とされる全ての仕様項目が含まれている。なお、指定可能な仕様項目としては、ユニット式建物についてのイメージが含まれている。
【0021】
また、仕様項目表示手段41は、仕様項目識別表示手段411と、仕様項目選択表示手段412とを備えている。
仕様項目識別表示手段411は、指定可能な仕様項目のうち強調表示する必要のある仕様項目と、強調表示する必要のない仕様項目とを識別可能に表示するものである。例えば、仕様項目指定手段43で既に指定された仕様項目を薄く表示し、仕様項目指定手段43で未だ指定されていない仕様項目を濃く表示する。
仕様項目選択表示手段412は、指定可能な仕様項目のうち、業務工程選択手段44で選択された業務工程に必要とされる仕様項目のみを選択して表示するものである。
【0022】
選択リスト表示手段42は、仕様項目表示手段41で表示された各仕様項目について選択可能な複数の仕様を選択リストとして表示するものである。
なお、選択リストには、予め標準指定された標準仕様が含まれている。
また、選択リスト表示手段42は、仕様項目指定手段43でプレハブ住宅19についてのイメージが選択されると、この選択されたイメージに沿った仕様のみを選択リストとして表示するイメージ対応選択リスト表示手段421を備えている。
【0023】
仕様項目指定手段43は、選択リストの中から1つの仕様が選択されると、この選択された仕様を前記仕様項目の仕様として指定するものである。
【0024】
次に、ディーラの営業担当者12が顧客11と打ち合わせしながら、プレハブ住宅19の仕様を設定する手順について、図4〜8を参照しながら説明する。
仕様項目打合せ手段40を起動させると、図4に示すように、業務工程選択手段44によって、CRT表示装置2の画面上に業務工程を表示する業務工程欄70が表示される。業務工程欄70には、「全表示」、「営業」、「設計1」「設計2」、「施工1」「施工2」が選択リスト71として表示される。ここでは、「全表示」を選択する。
【0025】
すると、仕様項目表示手段41によって、図5に示すように、プレハブ住宅19の仕様として指定可能な仕様項目が全て表示される。なお、図5には、表示される仕様項目の一部のみが示されている。
すなわち、図5中左側には、仕様項目が表示される仕様項目欄50が、仕様項目の属性毎に仕様項目群51〜54としてまとめられて、縦方向に配列されている。
【0026】
各仕様項目群51〜54の上部には、それぞれの属性を表示する仕様項目群タイトル欄61〜64が設けられている。仕様項目群タイトル欄61〜64には、それぞれ仕様項目群51〜54を表す「商品情報」、「建物条件」、「外部部品」、「内部部品」が表示されている。その他の仕様項目群としては、図示しないが、2階屋根部材、3階屋根部材、基礎仕様、外部仕上、水廻り設備、設備仕様、電気設備が挙げられる。
ここで、なお、仕様項目群51の仕様項目欄50には、プレハブ住宅19についてのイメージを意味する「全体イメージ」が表示されている。
【0027】
各仕様項目欄50の右側には、仕様項目欄50に対応する指定内容表示欄55が縦方向に配列されている。指定内容表示欄55には、選択リスト表示手段42によって、仕様項目欄50に表示された各仕様項目について、予め標準指定された標準仕様がそれぞれ表示されている。
なお、「全体イメージ」と表示された仕様項目欄50に対応した指定内容表示欄55には、標準仕様として「和風」が表示されている。
【0028】
次に、代表的に、仕様項目群54のうち「内部造作色」と表示された仕様項目欄50Aについて、その仕様を指定する手順を図6〜8を参照しながら説明する。
「内部造作色」と表示された仕様項目欄50Aに対応した指定内容表示欄55Aには、標準仕様「ウィスタリア」が表示されている。
【0029】
指定内容表示欄55Aを選択すると、図6に示すように、選択リスト表示手段42によって、選択リスト56が表示される。なお、家の全体イメージとして「和風」が指定されているので、イメージ対応選択リスト表示手段421によって、選択リスト56には和風の仕様のみが表示される。
具体的には、選択リスト56には、それまで指定されていた標準仕様「ウィスタリア」のほかに、仕様項目「内部造作色」について選択可能な複数の仕様、ここでは、「MWチェリー」「MWウォールナット」「MWヒノキ」「MWカリン」「ラスターセピア」「マイルドオーク」「マイルドセピア」が表示される。
【0030】
次に、図7に示すように、オペレータ(ディーラの営業担当者)が「マイルドセピア」を選択すると、図8に示すように、仕様項目指定手段43によって、選択された「マイルドセピア」が「内部造作色」の仕様として指定される。
以上の手順を繰り返すことにより、全ての仕様項目欄50に表示された仕様項目ついて仕様を指定できる。
【0031】
このような本実施形態によれば以下ような効果がある。
(1)指定可能な仕様項目に少なくともプレハブ住宅19の製造に必要とされる全ての仕様を含めたので、例えば、仕様項目欄50に表示された各仕様項目毎に、選択リスト56の中から選択する作業を行うだけで、プレハブ住宅19の製造に必要な仕様を全て指定できる。したがって、顧客11との打合せによって、仕様情報に度々変更が加えられたり、極めて複雑な変更がされても、漏れのない仕様情報を作成できる。
【0032】
(2)指定可能な仕様項目に「全体イメージ」を含めて、イメージ対応選択リスト表示手段421を設けたので、プレハブ住宅19のイメージを仕様項目として指定するだけで、この指定されたイメージに沿った仕様のみが選択リスト56として表示されるから、イメージに沿った仕様情報を容易に作成できる。
【0033】
(3)選択リスト56に予め標準指定された標準仕様「ウィスタリア」を含めたので、顧客の意向と標準仕様とを比較し、顧客の意向に反しない仕様項目については、そのまま標準仕様を指定することにより、顧客11と営業担当者12との打合せ時間を短縮して、仕様情報を迅速に作成できる。
【0034】
(4)仕様項目選択表示手段412を設けたので、例えば、ディーラ10の営業担当者12や施工担当者が、営業や施工等の自らの業務工程に沿った仕様項目を容易に確認できるから、顧客との契約から引き渡しまでの作業を円滑に進めることができる。
【0035】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、業務工程欄70で「全表示」を選択したが、これに限らず、「設計1」や「施工1」等を指定してもよい。
【0036】
また、前記実施形態では、全ての仕様項目欄50に予め標準指定された標準仕様を表示したが、これに限らず、未指定を意味する「−−」と表示させて、仕様項目識別表示手段411によって、既に指定された仕様項目欄を薄く表示し、未だ指定されていない仕様項目欄を濃く表示させてもよい。
このようにしても、前記実施形態で述べた(1)〜(4)の効果に加え、以下のような効果がある。
(5)仕様項目識別表示手段411を設けたので、既に指定された仕様項目と、未だ指定されていない仕様項目とが識別可能に表示されるから、指定しなければならない仕様項目を容易に確認することができ、仕様情報をより確実に作成できる。
【0037】
【発明の効果】
本発明の製品打合せシステム、製品打合せ方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体によれば、次のような効果が得られる。
請求項1に記載の製品打合せシステムによれば、指定可能な仕様項目に少なくとも製品の製造に必要とされる全ての仕様を含めたので、表示された各仕様項目毎に選択リストの中から選択する作業を行うだけで、製品の製造に必要な仕様を全て指定できる。したがって、顧客との打合せを重ねることによって、仕様情報に度々変更が加えられたり、極めて複雑な変更がされても、漏れのない仕様情報を作成できる。
【0038】
請求項2に記載の製品打合せシステムによれば、製品のイメージを指定するだけで、この指定されたイメージに沿った仕様のみが選択リストとして表示されるから、イメージに沿った仕様情報を容易に作成できる。
請求項3に記載の製品打合せシステムによれば、顧客の意向と標準仕様とを比較し、顧客の意向に反しない仕様項目についてはそのまま標準仕様を指定することにより、顧客と営業担当者との打合せ時間を短縮して、仕様情報を迅速に作成できる。
【0039】
請求項4に記載の製品打合せシステムによれば、既に指定された仕様項目と、未だ指定されていない仕様項目とが識別可能に表示されるから、仕様を指定する必要がある仕様項目を容易に確認することができ、仕様情報をより確実に作成できる。
請求項5に記載の製品打合せシステムによれば、製品の発注から製造までの業務工程を選択するだけで、この選択した業務工程に必要な仕様項目のみが表示される。よって、例えば、ディーラの営業担当者や施工担当者が、営業や施工等の自らの業務工程に沿った仕様項目を容易に確認できるから、顧客との契約から引き渡しまでの作業を円滑に進めることができる。
【0040】
請求項6に記載の製品打合せ方法によれば、表示された各仕様項目毎に選択リストの中から選択する作業を行うだけで、製品の製造に必要な仕様を全て指定できる。したがって、顧客との打合せを重ねることによって、仕様情報に度々変更が加えられたり、極めて複雑な変更がされても、漏れのない仕様情報を作成できる。
請求項7に記載の製品打合せ方法によれば、製品のイメージを指定するだけで、この指定されたイメージに沿った仕様のみが選択リストとして表示されるから、イメージに沿った仕様情報を容易に作成できる。
【0041】
請求項8に記載の製品打合せ方法によれば、顧客の意向と標準仕様とを比較し、顧客の意向に反しない仕様項目についてはそのまま標準仕様を指定することにより、顧客と営業担当者との打合せ時間を短縮して、仕様情報を迅速に作成できる。
請求項9に記載の製品打合せ方法によれば、既に指定された仕様項目と、未だ指定されていない仕様項目とが識別可能に表示されるから、仕様を指定する必要がある仕様項目を容易に確認することができ、仕様情報をより確実に作成できる。
請求項10に記載の製品打合せ方法によれば、製品の発注から製造までの業務工程を選択するだけで、この選択した業務工程に必要な仕様項目のみが表示される。よって、例えば、ディーラの営業担当者や施工担当者が、営業や施工等の自らの業務工程に沿った仕様項目を容易に確認できるから、顧客との契約から引き渡しまでの作業を円滑に進めることができる。
【0042】
請求項11に記載のプログラムによれば、汎用のコンピュータにインストールすることにより、請求項6から10のいずれかに記載の製品打合せ方法をディーラと等のコンピュータに実行させることができるため、本発明の利用促進を大幅に図ることができる。
請求項12に記載の記録媒体によれば、記録媒体に記録されたプログラムを汎用のコンピュータにインストールすることにより、請求項6から10のいずれかに記載の製品打合せ方法をディーラと等のコンピュータに実行させることができるため、本発明の利用促進を大幅に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る製品打合せシステムが用いられる手続きを示す図である。
【図2】前記実施形態に係る製品打合せシステムが適用された設計システムのブロック図である。
【図3】前記実施形態に係る製品打合せシステムのブロック図である。
【図4】前記実施形態に係る業務工程を選択する手順を説明するための図である。
【図5】前記実施形態に係る仕様項目を表す図である。
【図6】前記実施形態に係る選択リストが表示された状態を示す図である。
【図7】前記実施形態に係る選択リストから仕様が選択された状態を示す図である。
【図8】前記実施形態に係る選択リストから選択された仕様が表示された状態を示す図である。
【符号の説明】
11 顧客
19 プレハブ住宅(製品)
40 仕様項目打合せ手段(製品打合せシステム)
41 仕様項目表示手段
42 選択リスト表示手段
43 仕様項目指定手段
56 選択リスト
411 仕様項目識別表示手段
412 仕様項目選択表示手段
421 イメージ対応選択リスト表示手段

Claims (12)

  1. 製品の仕様を指定した仕様情報を顧客と打ち合わせして作成するための製品打合せシステムであって、
    前記製品の仕様として指定可能な仕様項目を表示する仕様項目表示手段と、
    これら各仕様項目について選択可能な複数の仕様を選択リストとして表示する選択リスト表示手段と、
    前記選択リストの中から1つの仕様が選択されると、この選択された仕様を前記仕様項目の仕様として指定する仕様項目指定手段とを備え、
    前記指定可能な仕様項目には、少なくとも前記製品の製造に必要とされる全ての仕様が含まれることを特徴とする製品打合せシステム。
  2. 請求項1に記載の製品打合せシステムにおいて、
    前記指定可能な仕様項目には、前記製品についてのイメージが含まれ、
    前記選択リスト表示手段は、前記仕様項目指定手段で前記製品についてのイメージが指定されると、この指定されたイメージに沿った仕様のみを選択リストとして表示するイメージ対応選択リスト表示手段を備えていることを特徴とする製品打合せシステム。
  3. 請求項1または2に記載の製品打合せシステムにおいて、
    前記選択リストには、予め標準指定された標準仕様が含まれていることを特徴とする製品打合せシステム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の製品打合せシステムにおいて、
    前記仕様項目表示手段は、前記仕様項目指定手段で既に指定された仕様項目と、前記仕様項目指定手段で未だ指定されていない仕様項目とを識別可能に表示する仕様項目識別表示手段を備えていることを特徴とする製品打合せシステム。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の製品打合せシステムにおいて、
    前記仕様項目表示手段は、前記製品の発注から製造までの業務工程のうち少なくとも1つが選択されると、この選択された業務工程に必要とされる仕様項目のみを表示する仕様項目選択表示手段を備えていることを特徴とする製品打合せシステム。
  6. 製品の仕様を指定した仕様情報を顧客と打ち合わせして作成するための製品打合せ方法であって、
    前記製品の仕様として指定可能な仕様項目を表示する仕様項目表示手順と、
    これら各仕様項目について選択可能な複数の仕様を選択リストとして表示する選択リスト表示手順と、
    前記選択リストの中から1つの仕様が選択されると、この選択された仕様を前記指定項目の仕様として指定する仕様項目指定手順とを備え、
    前記指定可能な仕様項目には、少なくとも前記製品の製造に必要とされる全ての仕様項目が含まれることを特徴とする製品打合せ方法。
  7. 請求項6に記載の製品打合せ方法において、
    前記指定可能な仕様項目には、前記製品についてのイメージが含まれ、
    前記選択リスト表示手順は、前記仕様項目指定手順で前記製品についてのイメージが指定されると、この指定されたイメージに沿った仕様のみを選択リストとして表示するイメージ対応選択リスト表示手順を備えていることを特徴とする製品打合せ方法。
  8. 請求項6または7に記載の製品打合せ方法において、
    前記選択リストには、予め標準指定された標準仕様が含まれていることを特徴とする製品打合せ方法。
  9. 請求項6から8のいずれかに記載の製品打合せ方法において、
    前記仕様項目表示手順は、前記仕様項目指定手順で既に指定された仕様項目と、前記仕様項目指定手順で未だ指定されていない仕様項目とを識別可能に表示する仕様項目識別表示手順を備えていることを特徴とする製品打合せ方法。
  10. 請求項6から9のいずれかに記載の製品打合せ方法において、
    前記仕様項目表示手順は、前記製品の発注から製造までの業務工程のうち少なくとも1つが選択されると、この選択された業務工程に必要とされる仕様項目のみを表示する仕様項目選択表示手順を備えていることを特徴とする製品打合せ方法。
  11. 請求項6から9のいずれかに記載の製品打合せ方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項6から9のいずれかに記載の製品打合せ方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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