JP2004160116A - インディアカ競技用ボールの羽根および羽根付きボール - Google Patents

インディアカ競技用ボールの羽根および羽根付きボール Download PDF

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Abstract

【課題】インディアカ競技用ボールの羽根を、鳥の羽根に替えて人工の羽根として、鳥類保護に役立ち、経済的な羽根付きボールを提供する。
【解決手段】目付が20〜30g/m、通気量が360〜270cc/cm/sec、厚さが0.21〜0.28mmのポリプロピレン製不織布の羽根片9の裏面中央の長さ方向に袋部10を設け、その袋部10をはさむ両側位置から羽根片9の両外側縁部へ斜め上方へ6〜10本の切溝11を設け、細長い支持管12の上方部を前記袋部10へ挿入固定してなる羽根主体6が4枚と、その羽根主体6を取り付けるキャップ体7とから構成され、キャップ体7は平面において中心0を通って水平方向と垂直方向にのびる線イとロ上で中心0から同じ距離の左右と上下の対応位置にそれぞれ1個の穴を設け、その各穴に、袋部10を内側に向けて4枚の各羽根主体6の支持管12の下端部を緊密に嵌挿してなる羽根2をボール主体1の上部中央部に取り付けるように構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インディアカ競技に用いるボールの羽根および羽根付きボールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インディアカ競技は、中南米のボリビアやブラジルなどを発祥地として約30年ほど前に日本に紹介され、今日では全国的なリクレーションスポーツとして普及しており、その競技方法はバトミントンコートでネットをはさんで羽根付きボールを平手で打ち合うものである。
【0003】
この競技に使用されるボールは、図7に示しているようにボール主体1の上部中央に自然界に生息する鳥の羽根2を取り付けたものである。
このボール主体1は、平手で打ちやすく、しかも痛くないように平手で打つ打撃面部3を弾性を有する軽量な発泡体で偏平な半球形状とされ、ボール主体1の上部中央には羽根を差し込む穴5を有する羽根取付部4が設けられている。
また、羽根2は、4枚の鳥の羽根主体6下端をひとまとめに結束接着して軟質ゴム製のキャップ体7の1個の穴に固定した構成である。
そして、この羽根2のキャップ体7を前記ボール主体1の羽根取付部4の穴5に差し込んで羽根付きボールとしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来使用の上記ボールの羽根主体6は、自然界に生息する鳥の羽根を使用しているので一定の大きさのものを多量に安定供給することは鳥類保護の環境面から困難となってきていると共に鳥の羽根を入手するのに手数と時間がかかり、コストが高くつくという問題点があった。
また、鳥の羽根の羽幹の基部は横断面が中空の管となっているけれども上方部へいくにしたがって細くなり、しかも管の中がつまった軸状態となっている。この軸状態となっている羽幹の先端部が競技中に折れ、怪我をすることもよくあった。そして、折れたのは1枚の羽根主体の羽幹だけである場合においても、4枚の羽根主体下端はひとまとめに結束接着してキャップ体の1個の穴に固定されているから羽根全体を取り替えなければならず大変不経済であり、羽根の取り替えの費用負担が高くつくなどの問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、インディアカ競技に使用するボールの羽根を自然界に生息する鳥の羽根に替えて量産に適した人工の羽根とすることで上記課題を解決したものである。即ち、本発明では鳥の羽根に替わるものとして、耐久性にすぐれた軽くて薄い不織布として、目付が20〜30g/m、通気量が360〜270cc/cm/sec、厚さが0.21〜0.28mmの範囲のポリプロピレン製の不織布を用いて縦長の羽根片を形成し、その裏面中央の長さ方向に袋部をもうけると共に袋部をはさむ両側位置から羽根片の両外側縁部の斜め上方へ向けて6〜10本の範囲の切溝が一定間隔をおいて設けられ、合成樹脂製の細長い支持管の上方部を前記袋部内へ差し込み固定してなる羽根主体が4枚と、その各羽根主体を取り付ける軟質ゴム製キャップ体とから構成され、キャップ体は平面において中心を通って水平方向および垂直方向にのびる線上で中心から同じ距離の左右と上下の対応位置にそれぞれ1個の穴を設け、その各穴に、袋部を内側に向けて4枚の各羽根主体の支持管の下端を緊密に嵌挿した羽根を提供することによって上記課題を解決した。
【0006】
なお、図2に示した羽根片6の外形状は、下端部から次第に広幅に弯曲した縦長に形成されているが、かかる外形状に限定されるものではないことはもちろんである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を実施例の図面にもとづいて説明すると、図1は本発明の一部を断面して示した分解正面図であり、1はボール主体、2は羽根である。
【0008】
ボール主体1は、平手で打つ打撃面部3を平手で打つときに痛くなくしかも打ちやすいように、弾性を有する発泡体によって偏平な半球形状に形成されていて、その上部中央には軟質ゴム製の羽根取付部4が設けられているものである。
【0009】
羽根2は、4枚の羽根主体6がキャップ体上にそれぞれ取り替え可能に緊密に嵌挿してなるものである。
【0010】
羽根主体6は、目付が20g/m、通気量が360cc/cm/sec、厚さが0.21mmの三井化学株式会社製のポリプロピレン不織布(商品名シンテックス)で縦長の羽根片9を形成し、その裏面中央の長さ方向に袋部10を形成し、その袋部10をはさむ両側位置から羽根片9の両外側縁部の斜め上方へ向けて6本の切溝11が一定間隔をおいてそれぞれ設けられ、前記袋部10内へ合成樹脂製の細長い支持管12の上方部を挿入固定したものである。
【0011】
図5に示しているキャップ体は、軟質ゴム製であって、図6に示しているように平面において中心0を通って水平方向と垂直方向にのびる線イとロ上で中心0から同じ距離の左右と上下の対応位置にそれぞれ1個の穴8を設け、その各穴8に、袋部を内側に向けて4枚の各羽根主体6の支持管11の下端部をそれぞれ緊密に嵌挿してキャップ体7上に4枚の羽根主体6を備えた羽根2が形成される。
【0012】
而して、上記の羽根2を、キャップ体7の上部中央の羽根取付部4の穴5に嵌挿することによってインディアカ競技用のボールとなすことができる。
【0013】
【発明の効果】
このように、本発明においては、羽根主体6の羽根片9を耐久性に富み軽くて薄いポリプロピレン製の不織布で形成したので、鳥類の保護に役立つと共に羽根の大きさにばらつきがなく均質化された羽根とそのような羽根を有するボールを安価に提供することができる。
【0014】
また、羽根片6の裏面に固定されている支持管の全体が合成樹脂製でつくられた中空の管であるので弾力性があり、且つ支持管は袋部で保護されているから競技中に折れることも少なく安全に使用できる。
【0015】
また、4枚の羽根主体6は、ぞぞれが個別的にキャップ体7に取り付けられているから、羽根片や支持管などが破損した場合においても、その破損した羽根主体のみをキャップ主体7から抜き取って新しいものに取り替え使用できるので従来の羽根全体を取り替えていたものに比して経済的であり、取り替え用の羽根も安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインディアカ競技用ボールの実施例を示した一部断面分解正面図である。
【図2】本発明のインディアカ競技用ボールに使用する羽根主体の実施例を示した背面図である。
【図3】図2に示した羽根主体の横断拡大平面図である。
【図4】図2に示した羽根主体の一部省略縦断拡大側面図である。
【図5】キャップ体の正面図である。
【図6】キャップ体の拡大平面図である。
【図7】従来のインディアカ競技用ボールの一部を断面して示した斜視図である。
【符号の説明】
1 ボール主体
2 羽根
3 ボール主体の打撃面部
4 羽根取付部
5 羽根取付部の穴
6 羽根主体
7 キャップ体
8 キャップ体の穴
9 羽根片
10 袋部
11 切溝
12 支持管

Claims (2)

  1. 目付が20〜30g/m、通気量が360〜270cc/cm/sec、厚さが0.21〜0.28mmのポリプロピレン製不織布で縦長の羽根片を形成し、その裏面中央の長さ方向に袋部を設け、その袋部をはさむ両側位置から羽根片の両外側縁部の斜め上方へ向けて6〜10本の切溝が一定間隔をおいて設けられ、合成樹脂製の細長い支持管の上方部を袋部内へ押入固定してなる羽根主体が4枚と、その羽根主体を取り付ける軟質ゴム製キャップ体とから構成され、キャップ体は、平面において中心を通って水平方向と垂直方向にのびる線上で中心から同じ距離の左右と上下の対応位置にそれぞれ1個の穴を設け、その各穴に、袋部を内側に向けて4枚の各羽根主体の支持管の下端部をそれぞれ緊密に嵌挿してなるを特徴とするインディアカ競技用羽根。
  2. 目付が20〜30g/m、通気量が360〜270cc/cm/sec、厚さが0.21〜0.28mmのポリプロピレン製不織布で縦長の羽根片を形成し、その裏面中央の長さ方向に袋部を設け、その袋部をはさむ両側位置から羽根片の両外側縁部の斜め上方へ向けて6〜10本の切溝が一定間隔をおいて設けられ、合成樹脂製の細長い支持管の上方部を袋部内へ押入固定してなる羽根主体が4枚と、その羽根主体を取り付ける軟質ゴム製キャップ体とから構成され、キャップ体は、平面において中心を通って水平方向と垂直方向にのびる線上で中心から同じ距離の左右と上下の対応位置にそれぞれ1個の穴を設け、その各穴に、袋部を内側に向けて4枚の各羽根主体の支持管の下端部をそれぞれ緊密に嵌挿してなる羽根が、ボール主体の上部中央部に取り付けられてなるを特徴とするインディアカ競技用の羽根付きボール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102294114A (zh) * 2011-06-23 2011-12-28 吴志刚 一种仿真羽片
CN109646917A (zh) * 2018-12-29 2019-04-19 河北金誉佳文体科技有限公司 智能型踢毽子测试系统
CN110917592A (zh) * 2019-12-18 2020-03-27 安徽省无为县光明体育用品有限公司 羽毛球制作用羽毛半自动装载器

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