JP2004159052A - 副映像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ランレングス方式で圧縮された画像データである副映像データのプログレッシブ出力による1/4倍以上かつ1/2倍以下の縮小を実時間で実行する際に他の映像出力処理にかかる負荷を軽減する。
【解決手段】プログレッシブ出力による副映像1/4倍縮小を行う場合、映像出力1ラインの間に副映像のトップラインまたはボトムラインのデータのどちらか2ライン分のみをバッファ手段へ転送するように制御し、転送された副映像データ2ライン分のうち1ラインはデコード・映像出力し、残りの1ラインはスキップすることで副映像1/4倍縮小を実現する。このように、映像出力する1ラインの間で転送するデータ量をおさえることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】プログレッシブ出力による副映像1/4倍縮小を行う場合、映像出力1ラインの間に副映像のトップラインまたはボトムラインのデータのどちらか2ライン分のみをバッファ手段へ転送するように制御し、転送された副映像データ2ライン分のうち1ラインはデコード・映像出力し、残りの1ラインはスキップすることで副映像1/4倍縮小を実現する。このように、映像出力する1ラインの間で転送するデータ量をおさえることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、副映像データの縮小ができる副映像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、副映像データを出力する処理は、メモリ手段に格納された副映像データを読み出し、デコードしてバッファ手段に格納し、副映像を縮小する場合バッファ手段に記憶された副映像データを加工して映像出力する(特許文献1参照)。
【0003】
図4は、従来の副映像データを出力する副映像処理装置の構成を示すブロック図である。図4において、41は副映像データ、42は副映像データを格納するメモリ手段、43はメモリ手段42から副映像データ41を読み出す副映像データ読み出し手段、44は副映像データ読み出し手段43で読み出された副映像データをデコードする副映像デコード手段、45はデコードした副映像データを記憶するバッファ手段、46は副映像データの縮小率を入力する入力手段、47はバッファ手段45に記憶された副映像データの映像出力を制御する制御手段、48はバッファ手段47に記憶された副映像データを映像出力する映像出力手段である。
【0004】
以上のように構成された従来の副映像データ出力処理で副映像データのプログレッシブ出力による1/4倍縮小処理動作を図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。
【0005】
まず、副映像データ41をメモリ手段42へ格納する(ステップ51)。
次に、プログレッシブ出力では、副映像1フィールド中にトップライン及びボトムラインのデータを必要とするため、メモリ手段42に格納された副映像データのトップライン2ライン分のデータ及びボトムライン2ライン分のデータを副映像データ読み出し手段43で読み出し(ステップ52)、副映像デコード手段44でデコードする(ステップ53)。
【0006】
次にデコードした副映像データをバッファ手段45へ格納し(ステップ54)、制御手段47によりバッファ手段45に記憶された副映像4ライン分のデータのうち1ラインを読み出し、残りの3ラインを読み飛ばす(ステップ55)。
最後に、読み出された副映像データを映像出力手段48で映像出力する(ステップ56)。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−261920号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では副映像データのプログレッシブ出力による1/4倍縮小を実現する場合、メモリ手段42から副映像データ読み出し手段43が読み出すデータ量が増加するため、メモリ手段42による転送帯域が増加してしまう。
【0009】
その結果、副映像データのプログレッシブ出力による1/4倍縮小を実時間で実行する際に他の映像出力処理の負荷が増加してしまうという課題があった。
【0010】
本発明は、かかる点に鑑み、メモリ手段に対する転送帯域を削減し、副映像データのプログレッシブ出力による1/N倍縮小を実時間で実行する際に他の映像出力処理の負荷を軽減する副映像処理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、副映像データを格納するメモリ手段と、メモリ手段に格納された副映像データを読み出す副映像データ読み出し手段と、副映像データ読み出し手段から読み出された副映像データを記憶するバッファ手段と、所定の縮小倍率に応じて、副映像データのトップフィールド中のトップラインまたはボトムフィールド中のボトムラインのどちらかをバッファ手段へ転送するように副映像データ読み出し手段を制御する制御手段と、バッファ手段に記憶されたデータをデコードする副映像デコード手段と、副映像デコード手段でデコードされたデータを映像出力する映像出力手段を備えた構成である。
【0012】
この構成により、副映像データのプログレッシブ出力処理において、制御手段により副映像のトップラインまたはボトムラインのデータのどちらかを転送するように制御するため、映像出力する1ラインの間で転送するデータ量をおさえることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の形態に係る副映像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0014】
尚、この明細書で副映像データとは、ランレングス方式で圧縮された映像データをいうものとする。
【0015】
図1において、11は副映像データ、12は副映像データ11を格納したメモリ手段、13は副映像データの縮小率を入力する入力手段、14はメモリ手段12から副映像データ11を読み出す副映像データ読み出し手段、15は副映像データ読み出し手段14に読み出された副映像データを記憶するバッファ手段、16は入力手段13の倍率に応じて副映像のトップラインまたはボトムラインのデータのどちらかをバッファ手段15へ転送するように制御する制御手段、17はバッファ手段15に格納されたデータをデコードする副映像デコード手段、18は副映像デコード手段17でデコードされた副映像を出力する映像出力手段である。
【0016】
以上のように構成された本実施の形態による1/2倍および1/4倍縮小の処理動作を図1及び図2のフローチャートを用いて説明する。
【0017】
まず、図2に示すように、副映像データ11をメモリ手段12へ格納する(ステップ21)。次に、映像出力手段18で映像出力する1ラインの間で、制御手段16は、入力手段13で得られる縮小倍率が1/2倍または1/4倍のいずれかを判断し(ステップ22)、縮小倍率が1/2倍ならば副映像1ライン分のデータ量を(ステップ23)、縮小倍率が1/4倍ならば副映像2ライン分のデータ量を(ステップ24)、メモリ手段12に格納された副映像のトップラインまたはボトムラインのどちらかのデータから副映像データ読み出し手段14が読み出すように制御し、読み出したデータをバッファ手段15へ転送する(ステップ25)。
【0018】
次に、映像出力手段18で映像出力する1ラインの間で、入力手段13で得られる縮小倍率が1/2倍または1/4倍のいずれかを判断し(ステップ26)、縮小倍率が1/2倍ならばバッファ手段15に記憶された副映像1ライン分のデータを副映像デコード手段17でデコードし(ステップ27)、縮小倍率が1/4倍ならばバッファ手段15に記憶された副映像2ライン分のデータのうち1ラインは副映像デコード手段17でデコードし、残りの1ラインは副映像デコード手段17でスキップする(ステップ28)。最後に、デコードされたデータを映像出力手段18で映像出力する(ステップ29)。
【0019】
本実施の形態による1/2倍未満かつ1/4倍超の副映像縮小処理動作を図1及び図3のフローチャートを用いて説明する。
【0020】
まず、図3に示すように、副映像データ11をメモリ手段12へ格納する(ステップ31)。次に、入力手段13で得られる縮小倍率が1/2倍未満かつ1/4倍超の倍率での縮小は、本実施の形態では1/2倍縮小と1/4倍縮小の組み合わせで実現することとする。そのため、副映像1フレームを映像出力するラインはそれぞれ、副映像データ1ラインをデコードするラインと、副映像データ1ラインをデコードして1ラインをスキップするラインからなる。
【0021】
そこで、映像出力手段18で映像出力する1ラインの間で、制御手段16は、映像出力するラインが副映像1ラインをデコードするラインまたは副映像1ラインをデコードして1ラインをスキップするラインのいずれかを判断する(ステップ32)。そして、映像出力するラインが副映像1ラインデコードするラインの場合は副映像データ1ライン分のデータ量を(ステップ33)、副映像1ラインをデコードして1ラインをスキップするラインの場合は副映像データ2ライン分のデータ量を(ステップ34)、メモリ手段12に格納された副映像のトップラインまたはボトムラインのどちらかのデータから副映像データ読み出し手段14が読み出すように制御し、読み出したデータをバッファ手段15へ転送する(ステップ35)。
【0022】
次に、映像出力手段18で映像出力する1ラインの間で、映像出力するラインが副映像1ラインデコードするラインまたは副映像1ラインをデコードして1ラインをスキップするラインのいずれかを判断し(ステップ36)、映像出力するラインが副映像1ラインをデコードするラインならばバッファ手段15に記憶された副映像1ライン分のデータを副映像デコード手段17がデコードし(ステップ37)、映像出力するラインが副映像1ラインをデコードして1ラインをスキップするラインならばバッファ手段15に記憶された副映像2ライン分のデータのうち1ラインは副映像デコード手段17がデコードし、残りの1ラインは副映像デコード手段17がスキップする(ステップ38)。最後に、デコードされたデータを映像出力手段18で映像出力する(ステップ39)。
【0023】
このように、副映像のプログレッシブ出力による1/4倍以上かつ1/2倍以下の縮小において、メモリ手段11からバッファ手段15へ転送する副映像データ転送量をおさえることができたため、メモリ手段12に対する転送帯域を削減することができ、その結果、副映像のプログレッシブ出力による1/4倍以上かつ1/2倍以下の縮小を実時間で実行する際に他の映像出力処理にかかる負荷を軽減することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明は、副映像のプログレッシブ出力による1/4倍以上かつ1/2倍以下の縮小を実時間で実行する際に、トップラインまたはボトムラインのどちらかの副映像データをメモリ手段からバッファ手段へ転送することで、メモリ手段に対するデータ転送量を抑えることができ、その結果、メモリ手段へのアクセスに対する映像出力処理などにかかる負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る副映像処理装置の構成を示すブロック図
【図2】本実施の形態に係る副映像処理方法の1/2倍及び1/4倍縮小の動作を示すフローチャート
【図3】本実施の形態に係る副映像処理方法の1/2倍未満及び1/4倍超の縮小の動作を示すフローチャート
【図4】従来の副映像処理方法の構成を示すブロック図
【図5】従来の副映像処理方法の1/4倍縮小の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
11 副映像データ
12 メモリ手段
13 入力手段
14 副映像データ読み出し手段
15 バッファ手段
16 制御手段
17 副映像デコード手段
18 映像出力手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、副映像データの縮小ができる副映像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、副映像データを出力する処理は、メモリ手段に格納された副映像データを読み出し、デコードしてバッファ手段に格納し、副映像を縮小する場合バッファ手段に記憶された副映像データを加工して映像出力する(特許文献1参照)。
【0003】
図4は、従来の副映像データを出力する副映像処理装置の構成を示すブロック図である。図4において、41は副映像データ、42は副映像データを格納するメモリ手段、43はメモリ手段42から副映像データ41を読み出す副映像データ読み出し手段、44は副映像データ読み出し手段43で読み出された副映像データをデコードする副映像デコード手段、45はデコードした副映像データを記憶するバッファ手段、46は副映像データの縮小率を入力する入力手段、47はバッファ手段45に記憶された副映像データの映像出力を制御する制御手段、48はバッファ手段47に記憶された副映像データを映像出力する映像出力手段である。
【0004】
以上のように構成された従来の副映像データ出力処理で副映像データのプログレッシブ出力による1/4倍縮小処理動作を図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。
【0005】
まず、副映像データ41をメモリ手段42へ格納する(ステップ51)。
次に、プログレッシブ出力では、副映像1フィールド中にトップライン及びボトムラインのデータを必要とするため、メモリ手段42に格納された副映像データのトップライン2ライン分のデータ及びボトムライン2ライン分のデータを副映像データ読み出し手段43で読み出し(ステップ52)、副映像デコード手段44でデコードする(ステップ53)。
【0006】
次にデコードした副映像データをバッファ手段45へ格納し(ステップ54)、制御手段47によりバッファ手段45に記憶された副映像4ライン分のデータのうち1ラインを読み出し、残りの3ラインを読み飛ばす(ステップ55)。
最後に、読み出された副映像データを映像出力手段48で映像出力する(ステップ56)。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−261920号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では副映像データのプログレッシブ出力による1/4倍縮小を実現する場合、メモリ手段42から副映像データ読み出し手段43が読み出すデータ量が増加するため、メモリ手段42による転送帯域が増加してしまう。
【0009】
その結果、副映像データのプログレッシブ出力による1/4倍縮小を実時間で実行する際に他の映像出力処理の負荷が増加してしまうという課題があった。
【0010】
本発明は、かかる点に鑑み、メモリ手段に対する転送帯域を削減し、副映像データのプログレッシブ出力による1/N倍縮小を実時間で実行する際に他の映像出力処理の負荷を軽減する副映像処理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、副映像データを格納するメモリ手段と、メモリ手段に格納された副映像データを読み出す副映像データ読み出し手段と、副映像データ読み出し手段から読み出された副映像データを記憶するバッファ手段と、所定の縮小倍率に応じて、副映像データのトップフィールド中のトップラインまたはボトムフィールド中のボトムラインのどちらかをバッファ手段へ転送するように副映像データ読み出し手段を制御する制御手段と、バッファ手段に記憶されたデータをデコードする副映像デコード手段と、副映像デコード手段でデコードされたデータを映像出力する映像出力手段を備えた構成である。
【0012】
この構成により、副映像データのプログレッシブ出力処理において、制御手段により副映像のトップラインまたはボトムラインのデータのどちらかを転送するように制御するため、映像出力する1ラインの間で転送するデータ量をおさえることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の形態に係る副映像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0014】
尚、この明細書で副映像データとは、ランレングス方式で圧縮された映像データをいうものとする。
【0015】
図1において、11は副映像データ、12は副映像データ11を格納したメモリ手段、13は副映像データの縮小率を入力する入力手段、14はメモリ手段12から副映像データ11を読み出す副映像データ読み出し手段、15は副映像データ読み出し手段14に読み出された副映像データを記憶するバッファ手段、16は入力手段13の倍率に応じて副映像のトップラインまたはボトムラインのデータのどちらかをバッファ手段15へ転送するように制御する制御手段、17はバッファ手段15に格納されたデータをデコードする副映像デコード手段、18は副映像デコード手段17でデコードされた副映像を出力する映像出力手段である。
【0016】
以上のように構成された本実施の形態による1/2倍および1/4倍縮小の処理動作を図1及び図2のフローチャートを用いて説明する。
【0017】
まず、図2に示すように、副映像データ11をメモリ手段12へ格納する(ステップ21)。次に、映像出力手段18で映像出力する1ラインの間で、制御手段16は、入力手段13で得られる縮小倍率が1/2倍または1/4倍のいずれかを判断し(ステップ22)、縮小倍率が1/2倍ならば副映像1ライン分のデータ量を(ステップ23)、縮小倍率が1/4倍ならば副映像2ライン分のデータ量を(ステップ24)、メモリ手段12に格納された副映像のトップラインまたはボトムラインのどちらかのデータから副映像データ読み出し手段14が読み出すように制御し、読み出したデータをバッファ手段15へ転送する(ステップ25)。
【0018】
次に、映像出力手段18で映像出力する1ラインの間で、入力手段13で得られる縮小倍率が1/2倍または1/4倍のいずれかを判断し(ステップ26)、縮小倍率が1/2倍ならばバッファ手段15に記憶された副映像1ライン分のデータを副映像デコード手段17でデコードし(ステップ27)、縮小倍率が1/4倍ならばバッファ手段15に記憶された副映像2ライン分のデータのうち1ラインは副映像デコード手段17でデコードし、残りの1ラインは副映像デコード手段17でスキップする(ステップ28)。最後に、デコードされたデータを映像出力手段18で映像出力する(ステップ29)。
【0019】
本実施の形態による1/2倍未満かつ1/4倍超の副映像縮小処理動作を図1及び図3のフローチャートを用いて説明する。
【0020】
まず、図3に示すように、副映像データ11をメモリ手段12へ格納する(ステップ31)。次に、入力手段13で得られる縮小倍率が1/2倍未満かつ1/4倍超の倍率での縮小は、本実施の形態では1/2倍縮小と1/4倍縮小の組み合わせで実現することとする。そのため、副映像1フレームを映像出力するラインはそれぞれ、副映像データ1ラインをデコードするラインと、副映像データ1ラインをデコードして1ラインをスキップするラインからなる。
【0021】
そこで、映像出力手段18で映像出力する1ラインの間で、制御手段16は、映像出力するラインが副映像1ラインをデコードするラインまたは副映像1ラインをデコードして1ラインをスキップするラインのいずれかを判断する(ステップ32)。そして、映像出力するラインが副映像1ラインデコードするラインの場合は副映像データ1ライン分のデータ量を(ステップ33)、副映像1ラインをデコードして1ラインをスキップするラインの場合は副映像データ2ライン分のデータ量を(ステップ34)、メモリ手段12に格納された副映像のトップラインまたはボトムラインのどちらかのデータから副映像データ読み出し手段14が読み出すように制御し、読み出したデータをバッファ手段15へ転送する(ステップ35)。
【0022】
次に、映像出力手段18で映像出力する1ラインの間で、映像出力するラインが副映像1ラインデコードするラインまたは副映像1ラインをデコードして1ラインをスキップするラインのいずれかを判断し(ステップ36)、映像出力するラインが副映像1ラインをデコードするラインならばバッファ手段15に記憶された副映像1ライン分のデータを副映像デコード手段17がデコードし(ステップ37)、映像出力するラインが副映像1ラインをデコードして1ラインをスキップするラインならばバッファ手段15に記憶された副映像2ライン分のデータのうち1ラインは副映像デコード手段17がデコードし、残りの1ラインは副映像デコード手段17がスキップする(ステップ38)。最後に、デコードされたデータを映像出力手段18で映像出力する(ステップ39)。
【0023】
このように、副映像のプログレッシブ出力による1/4倍以上かつ1/2倍以下の縮小において、メモリ手段11からバッファ手段15へ転送する副映像データ転送量をおさえることができたため、メモリ手段12に対する転送帯域を削減することができ、その結果、副映像のプログレッシブ出力による1/4倍以上かつ1/2倍以下の縮小を実時間で実行する際に他の映像出力処理にかかる負荷を軽減することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明は、副映像のプログレッシブ出力による1/4倍以上かつ1/2倍以下の縮小を実時間で実行する際に、トップラインまたはボトムラインのどちらかの副映像データをメモリ手段からバッファ手段へ転送することで、メモリ手段に対するデータ転送量を抑えることができ、その結果、メモリ手段へのアクセスに対する映像出力処理などにかかる負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る副映像処理装置の構成を示すブロック図
【図2】本実施の形態に係る副映像処理方法の1/2倍及び1/4倍縮小の動作を示すフローチャート
【図3】本実施の形態に係る副映像処理方法の1/2倍未満及び1/4倍超の縮小の動作を示すフローチャート
【図4】従来の副映像処理方法の構成を示すブロック図
【図5】従来の副映像処理方法の1/4倍縮小の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
11 副映像データ
12 メモリ手段
13 入力手段
14 副映像データ読み出し手段
15 バッファ手段
16 制御手段
17 副映像デコード手段
18 映像出力手段
Claims (7)
- ランレングス方式で圧縮された画像データである副映像データのプログレッシブ出力処理する副映像処理装置であって、
前記副映像データを格納するメモリ手段と、前記メモリ手段に格納された前記副映像データを読み出す副映像データ読み出し手段と、前記副映像データ読み出し手段から読み出された副映像データを記憶するバッファ手段と、所定の縮小倍率に応じて、前記副映像データのトップフィールド中のトップラインまたはボトムフィールド中のボトムラインのどちらかを前記バッファ手段へ転送するように前記副映像データ読み出し手段を制御する制御手段と、前記バッファ手段に記憶されたデータをデコードする副映像デコード手段と、前記副映像デコード手段でデコードされたデータを映像出力する映像出力手段とを有する副映像処理装置。 - 副映像データの縮小倍率が、1/4倍以上かつ1/2倍以下である請求項1記載の副映像処理装置。
- 副映像データを1/2倍縮小する場合、映像出力1ラインの間に副映像のトップラインまたはボトムラインのデータ1ライン分を前記バッファ手段へ転送するように制御する請求項2記載の副映像処理装置。
- 副映像データを1/4倍縮小する場合、映像出力1ラインの間に副映像のトップラインまたはボトムラインのデータ2ライン分を前記バッファ手段へ転送するように制御する請求項2記載の副映像処理装置。
- 副映像データを1/2倍未満かつ1/4倍超の倍率で縮小する場合、映像出力1ラインの間に副映像のトップラインまたはボトムラインのデータを1ライン分または2ライン分前記バッファ手段へ転送するように制御する請求項2記載の副映像処理装置。
- ランレングス方式で圧縮された画像データである副映像データのプログレッシブ出力処理方法において、
前記副映像データをメモリ手段に格納する処理と、前記メモリ手段に格納された前記副映像データを読み出す処理と、読み出された副映像データをバッファ手段に記憶する処理と、所定の縮小倍率に応じて、前記副映像データのトップフィールド中のトップラインまたはボトムフィールド中のボトムラインのどちらかを前記バッファ手段へ転送する処理と、前記バッファ手段に記憶されたデータをデコードする処理と、デコードされたデータを映像出力する処理とを含む副映像処理方法。 - プログレッシブ出力による副映像1/4倍縮小を行う場合、映像出力1ラインの間に副映像のトップラインまたはボトムラインのデータのどちらか2ライン分のみをバッファ手段へ転送するように制御し、転送された副映像データ2ライン分のうち1ラインはデコードし、残りの1ラインはスキップすることを特徴とする副映像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002322242A JP2004159052A (ja) | 2002-11-06 | 2002-11-06 | 副映像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002322242A JP2004159052A (ja) | 2002-11-06 | 2002-11-06 | 副映像処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004159052A true JP2004159052A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32802486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002322242A Pending JP2004159052A (ja) | 2002-11-06 | 2002-11-06 | 副映像処理方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004159052A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008177757A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Toshiba Corp | 情報処理装置およびデコード制御方法 |
-
2002
- 2002-11-06 JP JP2002322242A patent/JP2004159052A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008177757A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Toshiba Corp | 情報処理装置およびデコード制御方法 |
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