JP2004158935A - 圧縮画像データ送信方法、そのプログラム及び携帯端末 - Google Patents

圧縮画像データ送信方法、そのプログラム及び携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが電子メールのメッセージの文字数や添付する圧縮画像データのデータサイズ、電子メール送信時の移動体通信網の種別、送信先の回線種別を意識せずに、メッセージを作成できて圧縮画像データを添付して確実に送信できるようにする。
【解決手段】開示される圧縮画像データ送信方法は、最大メールサイズからメッセージのデータサイズを減算した結果を画像データのデータサイズで除算して画像データの圧縮率を算出し、圧縮率が最大圧縮率以下の場合にはその圧縮率で画像データを圧縮してメッセージに添付して送信し、圧縮率が最大圧縮率より大きい場合には最大圧縮率で画像データを圧縮するとともに、メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと最大圧縮率で圧縮して求めた圧縮画像データのデータサイズとの合計が最大メールサイズ以下の場合にはその圧縮画像データを変更されたメッセージに添付して送信する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、圧縮画像データ送信方法、そのプログラム及び携帯端末に関し、詳しくは、電子メールのメッセージに圧縮された圧縮画像データを添付して送信する圧縮画像データ送信方法、そのプログラム及び携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の携帯端末には、電子メールのメッセージに圧縮された圧縮画像データを添付して送受信する機能を有しているものがある。ここで、携帯端末とは、携帯電話及び簡易型携帯電話(PHS:Personal Handy−phone System)の総称である。
また、従来から以下に示すデータ通信システムが提案されている。すなわち、この例のデータ通信システムにおいては、携帯電話とデジタルカメラとをデータ通信可能に構成することにより、圧縮された圧縮画像データが添付された電子メールを携帯電話が受信した場合には、電子メールの文字を携帯電話の表示画面に表示するとともに、圧縮された圧縮画像データはデジタルカメラに送信し、デジタルカメラが圧縮された圧縮画像データを伸長した後に表示画面に表示する。一方、デジタルカメラが撮影した画像は内部で圧縮した後、携帯電話に送信する(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来では、以下に示す携帯電話も提案されている。すなわち、この例の携帯電話においては、圧縮された圧縮画像データが添付された電子メールを受信した場合には、画像データを携帯電話の表示エリアのサイズに変換・加工した後、変換・加工した画像をバックグラウンドとし、電子メールの文字を重ねて携帯電話の表示画面に表示する(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−24925公報(第4−5頁、図4及び図6)
【特許文献2】
特開2002−140265公報(第5−6頁、図1及び図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来の携帯端末においては、携帯端末が回線を介して送受信可能な電子メールのデータサイズ(以下、最大メールサイズと呼ぶ)が各回線ごとに予め設定されているため、作成した電子メールのメッセージにカメラで撮影した圧縮画像データを添付すると、上記最大メールサイズをオーバーしてしまって送信することができない場合がある。ここで、音声回線の最大メールサイズは例えば6kバイトであり、パケット回線の最大メールサイズは例えば12kバイトである。ユーザは、電子メールに添付する圧縮画像データのデータサイズを、自らの操作で、カメラで撮影する前に設定したり、カメラで撮影した後に変更することができないため、入力文字数や添付する圧縮画像データのデータサイズを意識しながら電子メールのメッセージを作成する必要がある。そして、圧縮画像データのデータサイズが大きい場合には、自己が意図するメッセージを作成できないので、圧縮画像データを添付した電子メールを送信することができても相手方にその圧縮画像データを送信した意図が十分に伝わらない場合がある。
逆に、ユーザが予め電子メールのメッセージを作成しておき、その電子メールに後でカメラで撮影した圧縮画像データを添付して送信する場合であっても、メッセージのデータサイズと圧縮画像データのデータサイズの合計が電子メールの送信時に使用する回線に予め設定されている最大メールサイズをオーバーしてしまって送信することができない場合がある。
【0005】
また、上記した従来の携帯端末においては、当該携帯端末がパケット回線に対応した機種であっても、メッセージに圧縮された圧縮画像データを添付した電子メールを最大メールサイズ以下のデータサイズで作成した後送信する段階に至って、ユーザの現在地に存在する移動体通信網がパケット回線に対応していない場合には、その電子メールを送信することができない。
また、上記した従来の携帯端末においては、ある携帯端末において圧縮された圧縮画像データを添付した電子メールを送信処理することはできても、送信先の携帯端末が使用可能な回線に予め設定されている最大メールサイズより当該電子メールのデータサイズが大きい場合には、送信先の携帯端末が当該電子メールを受信できない場合がある。
なお、上記した特許文献1及び2のいずれにも、以上説明した課題がそもそも記載されておらず、当然のことながらこの課題を解決するための手段が開示も示唆さえもされていない。
【0006】
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、ユーザが電子メールのメッセージの文字数や添付する圧縮画像データのデータサイズ、電子メール送信時の移動体通信網の種別、あるいは送信先の携帯端末の使用可能な回線種別を意識することなく、メッセージを作成できて圧縮画像データを添付して確実に送信することができる圧縮画像データ送信方法、そのプログラム及び携帯端末を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを上記携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して上記携帯端末で使用可能な回線を介して他の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法に係り、上記回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記画像データのデータサイズで除算して上記画像データの圧縮率を算出する第1のステップと、上記圧縮率が、上記携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には上記圧縮率で上記画像データを圧縮して求めた第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する第2のステップと、上記圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には上記最大圧縮率で上記画像データを圧縮して第2の圧縮画像データを求めるとともに、上記携帯端末の所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第2の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する第3のステップとを有することを特徴としている。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを上記携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して上記携帯端末で使用可能な回線を介して他の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法に係り、上記カメラで撮影された画像データを第1の圧縮率で圧縮して第1の圧縮画像データを求める第1のステップと、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する第2のステップと、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記最大メールサイズより大きい場合には、上記第1の圧縮画像データを復号化する第3のステップと、上記最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算して上記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出する第4のステップと、上記第2の圧縮率が、上記携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には上記第2の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して求めた第2の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する第5のステップと、上記第2の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して第3の圧縮画像データを求めるとともに、上記携帯端末の所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第3の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する第6のステップとを有することを特徴としている。
【0009】
また、請求項3記載の発明は、携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを上記携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して上記携帯端末で使用可能な回線を介して他の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法に係り、上記携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する第1のステップと、上記第1のステップで判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記画像データのデータサイズで除算して上記画像データの圧縮率を算出する第2のステップと、上記圧縮率が、上記携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には上記圧縮率で上記画像データを圧縮して求めた第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する第3のステップと、上記圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には上記最大圧縮率で上記画像データを圧縮して第2の圧縮画像データを求めるとともに、上記携帯端末の所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第2の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する第4のステップとを有することを特徴としている。
【0010】
また、請求項4記載の発明は、携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを上記携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して上記携帯端末で使用可能な回線を介して他の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法に係り、上記カメラで撮影された画像データを第1の圧縮率で圧縮して第1の圧縮画像データを求める第1のステップと、上記携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する第2のステップと、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第2のステップで判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する第3のステップと、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記最大メールサイズより大きい場合には、上記第1の圧縮画像データを復号化する第4のステップと、上記最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算して上記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出する第5のステップと、上記第2の圧縮率が、上記携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には上記第2の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して求めた第2の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する第6のステップと、上記第2の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して第3の圧縮画像データを求めるとともに、上記携帯端末の所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第3の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する第7のステップとを有することを特徴としている。
【0011】
また、請求項5記載の発明は、送信元の携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを上記送信元の携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して上記送信元の携帯端末で使用可能な回線を介して送信先の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法に係り、上記送信元の携帯端末を構成する記憶部に記憶されている送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータ内に、上記送信先の電話番号とともに、上記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、上記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、上記第1の最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記画像データのデータサイズで除算して上記画像データの第1の圧縮率を算出する第1のステップと、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別又は上記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、上記送信元の携帯端末が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記画像データのデータサイズで除算して上記画像データの第2の圧縮率を算出する第2のステップと、上記第1又は第2の圧縮率が、上記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には上記第1又は第2の圧縮率で上記画像データを圧縮して求めた第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する第3のステップと、上記第1又は第2の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記最大圧縮率で上記画像データを圧縮して第2の圧縮画像データを求めるとともに、上記送信元の携帯端末の所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記第1又は第3の最大メールサイズ以下である場合には上記第2の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する第4のステップとを有することを特徴としている。
【0012】
また、請求項6記載の発明は、請求項5記載の圧縮画像データ送信方法に係り、上記第2のステップでは、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別又は上記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、上記回線を介して上記送信先の携帯端末にアクセスし、上記送信先の携帯端末の上記送信先回線種別、上記送信先の携帯端末の機種、上記第1の最大メールサイズ、あるいは上記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、回答された、上記送信先回線種別に対応した回線、上記機種に対応した回線、あるいは上記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ又は、上記第1の最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記画像データのデータサイズで除算して上記画像データの第2の圧縮率を算出することを特徴としている。
【0013】
また、請求項7記載の発明は、送信元の携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを上記送信元の携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して上記送信元の携帯端末で使用可能な回線を介して送信先の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法に係り、上記カメラで撮影された画像データを第1の圧縮率で圧縮して第1の圧縮画像データを求める第1のステップと、上記送信元の携帯端末を構成する記憶部に記憶されている送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータ内に、上記送信先の電話番号とともに、上記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、上記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合であって、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第1の最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第1の最大メールサイズより大きい場合には、上記第1の圧縮画像データを復号化する第2のステップと、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別又は上記第1の最大メールサイズが設定されていない場合であって、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記送信元の携帯端末が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第3の最大メールサイズより大きい場合には、上記第1の圧縮画像データを復号化する第3のステップと、上記第1の最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算して上記復号化された画像データの第3の圧縮率を算出する第4のステップと、上記第3の最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算して上記復号化された画像データの第4の圧縮率を算出する第5のステップと、上記第3の圧縮率が、上記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記第3の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して求めた第2の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第3の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して第3の圧縮画像データを求めるとともに、上記送信元の携帯端末の所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記第1の最大メールサイズ以下である場合には上記第3の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する第6のステップと、上記第4の圧縮率が、上記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記第4の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して求めた第4の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第4の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して第5の圧縮画像データを求めるとともに、上記所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第5の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記第3の最大メールサイズ以下である場合には上記第5の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する第7のステップとを有することを特徴としている。
【0014】
また、請求項8記載の発明は、請求項7記載の圧縮画像データ送信方法に係り、上記第3のステップでは、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別又は上記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、上記回線を介して上記送信先の携帯端末にアクセスし、上記送信先の携帯端末の上記送信先回線種別、上記送信先の携帯端末の機種、上記第1の最大メールサイズ、あるいは上記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、回答された、上記送信先回線種別に対応した回線、上記機種に対応した回線、あるいは上記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ又は、上記第1の最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第4又は第1の最大メールサイズより大きい場合には、上記第1の圧縮画像データを復号化することを特徴としている。
【0015】
また、請求項9記載の発明は、送信元の携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを上記送信元の携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して上記送信元の携帯端末で使用可能な回線を介して送信先の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法に係り、上記送信元の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する第1のステップと、上記送信元の携帯端末を構成する記憶部に記憶されている送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータ内に、上記送信先の電話番号とともに、上記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、上記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、上記第1の最大メールサイズ又は、上記第1のステップで判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、小さい方から上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記画像データのデータサイズで除算して上記画像データの第1の圧縮率を算出する第2のステップと、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別又は上記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、上記第1の最大メールサイズ又は、上記送信元の携帯端末が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズのうち、小さい方から上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記画像データのデータサイズで除算して上記画像データの第2の圧縮率を算出する第3のステップと、上記第1の圧縮率が、上記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記第1の圧縮率で上記画像データを圧縮して求めた第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記最大圧縮率で上記画像データを圧縮して第2の圧縮画像データを求めるとともに、上記送信元の携帯端末の所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第2の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する第4のステップと、上記第2の圧縮率が上記最大圧縮率以下である場合には、上記第2の圧縮率で上記画像データを圧縮して求めた第3の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第2の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記最大圧縮率で上記画像データを圧縮して第4の圧縮画像データを求めるとともに、上記所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第4の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第4の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する第5のステップとを有することを特徴としている。
【0016】
また、請求項10記載の発明は、請求項9記載の圧縮画像データ送信方法に係り、上記第3のステップでは、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別又は上記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、上記回線を介して上記送信先の携帯端末にアクセスし、上記送信先の携帯端末の上記送信先回線種別、上記送信先の携帯端末の機種、上記第1の最大メールサイズ、あるいは上記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、回答された、上記送信先回線種別に対応した回線、上記機種に対応した回線、あるいは上記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ若しくは上記第1の最大メールサイズ又は上記第3の最大メールサイズのうち、小さい方から上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記画像データのデータサイズで除算して上記画像データの第2の圧縮率を算出することを特徴としている。
【0017】
また、請求項11記載の発明は、送信元の携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを上記送信元の携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して上記送信元の携帯端末で使用可能な回線を介して送信先の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法に係り、上記カメラで撮影された画像データを第1の圧縮率で圧縮して第1の圧縮画像データを求める第1のステップと、上記送信元の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する第2のステップと、上記送信元の携帯端末を構成する記憶部に記憶されている送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータ内に、上記送信先の電話番号とともに、上記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、上記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、上記第1の最大メールサイズ又は、上記第2のステップで判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択する第3のステップと、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別が設定されていない場合には、上記送信元の携帯端末が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第3の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第4の最大メールサイズ又は、上記第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択する第4のステップと、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第3のステップで選択された最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第3のステップで選択された最大メールサイズより大きい場合には、上記第1の圧縮画像データを復号化する第5のステップと、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第4のステップで選択された最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第4のステップで選択された最大メールサイズより大きい場合には、上記第1の圧縮画像データを復号化する第6のステップと、上記第3のステップで選択された最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算して上記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出する第7のステップと、上記第4のステップで選択された最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算して上記復号化された画像データの第3の圧縮率を算出する第8のステップと、上記第2の圧縮率が、上記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記第2の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して求めた第2の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第2の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して第3の圧縮画像データを求めるとともに、上記送信元の携帯端末の所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には、上記第3の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する第9のステップと、上記第3の圧縮率が、上記最大圧縮率以下である場合には、上記第3の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して求めた第4の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第3の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮して第5の圧縮画像データを求めるとともに、上記所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第5の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には、上記第5の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する第10のステップとを有することを特徴としている。
【0018】
また、請求項12記載の発明は、請求項11記載の圧縮画像データ送信方法に係り、上記第4のステップでは、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別が設定されていない場合には、上記回線を介して上記送信先の携帯端末にアクセスし、上記送信先の携帯端末の上記送信先回線種別、上記送信先の携帯端末の機種、上記第1の最大メールサイズ、あるいは上記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、回答された、上記送信先回線種別に対応した回線、上記機種に対応した回線、あるいは上記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第5の最大メールサイズ若しくは上記第1の最大メールサイズ又は上記第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択することを特徴としている。
【0019】
また、請求項13記載の発明に係る圧縮画像データ送信プログラムは、コンピュータに請求項1乃至12のいずれか1に記載の機能を実現させることを特徴としている。
【0020】
また、請求項14記載の発明は、カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する携帯端末に係り、上記回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記画像データのデータサイズで除算して上記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、上記画像データを圧縮する画像圧縮部と、上記圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記画像圧縮部に上記圧縮率で上記画像データを圧縮させることにより得られた第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信し、上記圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記画像圧縮部に上記最大圧縮率で上記画像データを圧縮させることにより第2の圧縮画像データを得るとともに、所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第2の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する制御部とを備えてなることを特徴としている。
【0021】
また、請求項15記載の発明は、カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する携帯端末に係り、上記画像データを圧縮するとともに、上記圧縮画像データを復号化する画像圧縮伸張部と、上記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、上記カメラで撮影された画像データを上記画像圧縮伸張部に第1の圧縮率で圧縮させることにより第1の圧縮画像データを得るとともに、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記最大メールサイズより大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第1の圧縮画像データを復号化させ、上記圧縮サイズ判定部に上記最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算させて上記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出させ、上記第2の圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第2の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第2の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信し、上記第2の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させることにより第3の圧縮画像データを得るとともに、所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第3の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する制御部とを備えてなることを特徴としている。
【0022】
また、請求項16記載の発明は、カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する携帯端末に係り、現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する送信回線判定部と、上記送信回線判定部により判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算した結果を上記画像データのデータサイズで除算して上記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、上記画像データを圧縮する画像圧縮部と、上記圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記画像圧縮部に上記圧縮率で上記画像データを圧縮させることにより得られた第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信し、上記圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記画像圧縮部に上記最大圧縮率で上記画像データを圧縮させることにより第2の圧縮画像データを得るとともに、所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第2の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する制御部とを有することを特徴としている。
【0023】
また、請求項17記載の発明は、カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する携帯端末に係り、上記画像データを圧縮するとともに、上記圧縮画像データを復号化する画像圧縮伸張部と、現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する送信回線判定部と、上記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、上記カメラで撮影された画像データを上記画像圧縮伸張部に第1の圧縮率で圧縮させることにより第1の圧縮画像データを得るとともに、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記送信回線判定部により判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記最大メールサイズより大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第1の圧縮画像データを復号化させ、上記圧縮サイズ判定部に上記最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算させて上記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出させ、上記第2の圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第2の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第2の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信し、上記第2の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させて第3の圧縮画像データを得るとともに、所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第3の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記他の携帯端末に送信する制御部とを備えてなることを特徴としている。
【0024】
また、請求項18記載の発明は、カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して送信先の携帯端末に送信する携帯端末に係り、送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータが記憶される記憶部と、上記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、上記画像データを圧縮する画像圧縮部と、上記メモリダイヤルデータ内に、上記送信先の電話番号とともに、上記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、上記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、上記圧縮サイズ判定部に、上記第1の最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記画像データのデータサイズで除算させて上記画像データの第1の圧縮率を算出させ、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別又は上記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、上記圧縮サイズ判定部に、上記送信元の携帯端末が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記画像データのデータサイズで除算させて上記画像データの第2の圧縮率を算出させ、上記第1又は第2の圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記画像圧縮部に上記第1又は第2の圧縮率で上記画像データを圧縮させることにより得られた第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1又は第2の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記画像圧縮部に上記最大圧縮率で上記画像データを圧縮させることにより第2の圧縮画像データを得るとともに、所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記第1又は第3の最大メールサイズ以下である場合には上記第2の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する制御部とを備えてなることを特徴としている。
【0025】
また、請求項19記載の発明は、請求項18記載の携帯端末に係り、上記制御部は、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別が設定されていない場合には、上記回線を介して上記送信先の携帯端末にアクセスし、上記送信先の携帯端末の上記送信先回線種別、上記送信先の携帯端末の機種、上記第1の最大メールサイズ、あるいは上記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、上記圧縮サイズ判定部に、回答された、上記送信先回線種別に対応した回線、上記機種に対応した回線、あるいは上記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ又は、上記第1の最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記画像データのデータサイズで除算させて上記画像データの第2の圧縮率を算出させることを特徴としている。
【0026】
また、請求項20記載の発明は、カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して送信先の携帯端末に送信する携帯端末に係り、送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータが記憶される記憶部と、上記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、上記画像データを圧縮するとともに、上記圧縮画像データを復号化する画像圧縮伸張部と、上記カメラで撮影された画像データを上記画像圧縮伸張部に第1の圧縮率で圧縮させることにより第1の圧縮画像データを得るとともに、上記メモリダイヤルデータ内に、上記送信先の電話番号とともに、上記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、上記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合であって、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第1の最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第1の最大メールサイズより大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第1の圧縮画像データを復号化させ、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別又は上記第1の最大メールサイズが設定されていない場合であって、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第3の最大メールサイズより大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第1の圧縮画像データを復号化させ、上記圧縮サイズ判定部に、上記第1の最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算させて上記復号化された画像データの第3の圧縮率を算出させるとともに、上記第3の最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算させて上記復号化された画像データの第4の圧縮率を算出させ、上記第3の圧縮率が、上記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第3の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第2の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第3の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させることにより第3の圧縮画像データを得るとともに、所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記第1の最大メールサイズ以下である場合には上記第3の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第4の圧縮率が、上記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第4の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第4の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第4の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させることにより第5の圧縮画像データを得るとともに、上記所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第5の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記第3の最大メールサイズ以下である場合には上記第5の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する制御部とを備えてなることを特徴としている。
【0027】
また、請求項21記載の発明は、請求項20記載の携帯端末に係り、上記制御部は、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別が設定されていない場合には、上記回線を介して上記送信先の携帯端末にアクセスし、上記送信先の携帯端末の上記送信先回線種別、上記送信先の携帯端末の機種、上記第1の最大メールサイズ、あるいは上記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、回答された、上記送信先回線種別に対応した回線、上記機種に対応した回線、あるいは上記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ又は、上記第1の最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記第4又は第1の最大メールサイズより大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第1の圧縮画像データを復号化させることを特徴としている。
【0028】
また、請求項22記載の発明は、カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して送信先の携帯端末に送信する携帯端末に係り、現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する送信回線判定部と、送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータが記憶される記憶部と、上記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、上記画像データを圧縮する画像圧縮部と、上記メモリダイヤルデータ内に、上記送信先の電話番号とともに、上記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、上記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、上記圧縮サイズ判定部に、上記第1の最大メールサイズ又は、上記送信回線判定部により判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、小さい方から上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記画像データのデータサイズで除算させて上記画像データの第1の圧縮率を算出させ、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別又は上記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、上記圧縮サイズ判定部に、上記第1の最大メールサイズ又は、使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズのうち、小さい方から上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記画像データのデータサイズで除算させて上記画像データの第2の圧縮率を算出させ、上記第1の圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記画像圧縮部に上記第1の圧縮率で上記画像データを圧縮させることにより得られた第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記画像圧縮部に上記最大圧縮率で上記画像データを圧縮させることにより第2の圧縮画像データを得るとともに、所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第2の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第2の圧縮率が上記最大圧縮率以下である場合には、上記画像圧縮部に上記第2の圧縮率で上記画像データを圧縮させることにより得られた第3の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第2の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記画像圧縮部に上記最大圧縮率で上記画像データを圧縮させることにより第4の圧縮画像データを得るとともに、上記所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第4の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には上記第4の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する制御部とを備えてなることを特徴としている。
【0029】
また、請求項23記載の発明は、請求項22記載の携帯端末に係り、上記制御部は、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別が設定されていない場合には、上記回線を介して上記送信先の携帯端末にアクセスし、上記送信先の携帯端末の上記送信先回線種別、上記送信先の携帯端末の機種、上記第1の最大メールサイズ、あるいは上記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、上記圧縮サイズ判定部に、回答された、上記送信先回線種別に対応した回線、上記機種に対応した回線、あるいは上記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ若しくは上記第1の最大メールサイズ又は上記第3の最大メールサイズのうち、小さい方から上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記画像データのデータサイズで除算させて上記画像データの第2の圧縮率を算出させることを特徴としている。
【0030】
また、請求項24記載の発明は、カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して送信先の携帯端末に送信する携帯端末に係り、現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する送信回線判定部と、送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータが記憶される記憶部と、上記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、上記画像データを圧縮するとともに、上記圧縮画像データを復号化する画像圧縮伸張部と、上記メモリダイヤルデータ内に、上記送信先の電話番号とともに、上記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、上記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、上記第1の最大メールサイズ又は、上記第2のステップで判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記選択した最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記選択した最大メールサイズより大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第1の圧縮画像データを復号化させ、上記圧縮サイズ判定部に、上記選択した最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算して上記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出させ、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別が設定されていない場合には、使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第3の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第4の最大メールサイズ又は、上記第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記選択した最大メールサイズ以下である場合には、上記第1の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第1の圧縮画像データのデータサイズと上記メッセージのデータサイズとの合計が、上記選択した最大メールサイズより大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第1の圧縮画像データを復号化させ、上記圧縮サイズ判定部に、上記選択した最大メールサイズから上記メッセージのデータサイズを減算させた結果を上記復号化された画像データのデータサイズで除算させて上記復号化された画像データの第3の圧縮率を算出させ、上記第2の圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第2の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第2の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第2の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させることにより第3の圧縮画像データを得るとともに、所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には、上記第3の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第3の圧縮率が、上記最大圧縮率以下である場合には、上記画像圧縮伸張部に上記第3の圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第4の圧縮画像データを上記メッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信し、上記第3の圧縮率が上記最大圧縮率より大きい場合には、上記画像圧縮伸張部に上記最大圧縮率で上記復号化された画像データを圧縮させることにより第5の圧縮画像データを得るとともに、上記所持者に上記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと上記第5の圧縮画像データのデータサイズとの合計が上記最大メールサイズ以下である場合には、上記第5の圧縮画像データを上記変更されたメッセージに添付して上記回線を介して上記送信先の携帯端末に送信する制御部とを備えてなることを特徴としている。
【0031】
また、請求項25記載の発明は、請求項24記載の携帯端末に係り、上記制御部は、上記メモリダイヤルデータ内に上記送信先回線種別が設定されていない場合には、上記回線を介して上記送信先の携帯端末にアクセスし、上記送信先の携帯端末の上記送信先回線種別、上記送信先の携帯端末の機種、上記第1の最大メールサイズ、あるいは上記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、回答された、上記送信先回線種別に対応した回線、上記機種に対応した回線、あるいは上記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第5の最大メールサイズ若しくは上記第1の最大メールサイズ又は上記第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択することを特徴としている。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用いて具体的に行う。
A.第1の実施例
まず、この発明の第1の実施例について説明する。
図1は、この発明の第1の実施例である圧縮画像データ送信方法を適用した携帯電話の構成を示すブロック図である。
この例の携帯電話は、アンテナ1と、無線制御部2と、制御部3と、メイン記憶部4と、画像記憶部5と、操作部6と、スピーカ7と、マイク8と、カメラ部9と、表示部10と、画像圧縮伸張部11と、圧縮サイズ判定部12とから構成されている。
【0033】
無線制御部2は、基地局又は室内に設置された親機(ともに図示略)から送信される無線信号をアンテナ1を介して受信して無線信号から音声信号、画像データ、通信データ、あるいは制御信号を復調して制御部3に供給するととともに、制御部3から供給される音声信号、画像データ、通信データ、あるいは制御信号を無線信号に変調してアンテナ1を介して上記基地局又は親機に送信する。制御部3は、中央処理装置(CPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、シーケンサ等からなり、メイン記憶部4に記憶されたプログラム等を実行することにより、この携帯電話の各部を制御する。また、制御部3は、無線制御部2から供給される制御信号を制御部3内部の処理に用い、また、無線制御部2から供給される音声信号を処理してスピーカ7に供給し、マイク8から供給される音声信号を処理して無線制御部2に供給する。さらに、制御部3は、無線制御部2から供給される画像データや通信データ、メイン記憶部4に記憶されている文字データや画像記憶部5に記憶されている画像データに基づいて、表示部10に文字や画像を表示するために、表示部10を制御する。
【0034】
メイン記憶部4は、RAMやROM、あるいはフラッシュメモリ等の半導体メモリからなり、制御部3が実行する画像データ送信プログラム等の各種プログラムや、ユーザが操作部6を操作することにより、設定した相手先の電話番号、入力した相手先に送信すべき電子メールのメッセージ、WWW(World Wide Web)サーバの各種コンテンツ提供者から提供されたコンテンツを示す音楽データ等が記憶される。圧縮画像データ送信プログラムの詳細については、図2〜図4を参照して後述する。画像記憶部5は、RAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリからなり、相手先から送信された画像データ、WWWサーバの各種コンテンツ提供者から提供されたコンテンツを示す画像データ、カメラ部9によって撮影された画像データ等が記憶される。メイン記憶部4及び画像記憶部5は、説明をわかりやすくするために、図1では別個独立している例を示しているが、半導体メモリの対応する記憶領域を構成しているとしても良い。また、メイン記憶部4に記憶される各種プログラムや一部のデータについては、制御部3を構成するCPU内部に設けられたメモリに記憶されると構成しても良い。後述する第2及び第3の実施例においても同様である。
【0035】
操作部6は、相手先の電話番号や電子メールの文章等の入力に用いられるテンキーや、カーソルキー、電源キー、メニューキー等の各種キーからなる。スピーカ7は、制御部3から供給される音声信号に基づいて音声を放出する。マイク8は、ユーザの音声を音声信号に変換して制御部3に供給する。カメラ部9は、例えば、7万画素〜11万画素程度の解像度を有し、ユーザが操作部6を操作することにより、ユーザの顔や景色等を撮影し、画像データを表示部10や制御部3に供給する。表示部10は、例えば、液晶パネル、有機EL(electroluminescence)パネル、プラズマディスプレイパネル等からなり、現在の日付、相手先の電話番号等の各種情報が表示されたり、カメラ部9の撮影により求めた画像データや画像圧縮伸張部11から供給される画像データ等が表示される。画像圧縮伸張部11は、制御部3の制御の下、制御部3から供給される画像データや画像記憶部5に記憶されている画像データを圧縮したり、伸張したりする。圧縮サイズ判定部12は、制御部3の制御の下、カメラ部9の撮影により求めた画像データの圧縮サイズを判定し、決定する。
【0036】
この例では、画像データは、JPEG(joint photographic experts group)形式で圧縮されるものとする。ここで、JPEG形式とは、カラー静止画像の符号化方式の標準化を進めている国際標準化機構(ISO;International Organization for Standerdization)と国際電気通信連合の電気通信標準化部門(ITU−T;International Telecommunication Union−Telecommunication Standardization Sector)との合同組織で標準化された静止画像の圧縮・伸張方式を用いた画像ファイルの形式をいう。このJPEG形式は、写真のように、階調が連続的に変化する自然画像を記憶するのに適したフォーマットであり、人間の目は明るさの変化には敏感だが、色の変化に比較的鈍感であるという性質を利用して色データを間引くことにより、データの圧縮率を高めている。このJPEG形式によれば、データの圧縮率の変更により静止画のデータ・サイズを1/10〜1/100に圧縮することができるため、現在のデジタル・カメラのほとんどは、記憶画像のファイル形式にこのJPEG形式を使用している。
なお、携帯電話においては、現在、画像データを、GIF(Graphics Interchange Format)形式や、PNG(Portable Network Graphics)形式で圧縮するものもあるが、これらの形式においては現段階の規格では圧縮率が固定されている。したがって、現段階においては、この発明は、画像データがJPEG形式で圧縮される場合にのみ適用される。しかし、将来、画像データをGIF形式やPNG形式で圧縮する場合でも圧縮率が変更可能となれば、この発明は、当然ながらこれらの形式で画像データを圧縮する場合にも適用される。
【0037】
次に、上記構成の携帯電話の動作の一部について、図2〜図4に示すフローチャートを参照して説明する。まず、前提として、この例の携帯電話が使用可能な回線はパケット回線であり、最大メールサイズは12kバイトであるとする。また、メッセージに圧縮画像データを添付する場合、カメラ部9により撮影される画像に対応した画像データの標準的なデータサイズを220kバイトと想定し、メッセージの最大データサイズが1kバイト、画像データの最大データサイズが11kバイトに設定されているものとする。そして、画像圧縮伸張部11における初期値としての圧縮率(デフォルト圧縮率)は1/20であるとする。
【0038】
ユーザが操作部6を操作することにより、カメラ撮影モードの起動を指示すると、制御部3は、メイン記憶部4からカメラ撮影処理プログラムを読み出し、この携帯電話をカメラ撮影モードとする。すなわち、制御部3は、カメラ部9を起動する。これにより、カメラ部9は、ユーザによって向けられた方向に存在するユーザの顔や景色を画像データとして取り込み、表示部10に供給する。表示部10に表示された画像を確認したユーザが操作部6を操作することにより当該画像の撮影を指示すると、制御部3は、図2に示すステップSA1の処理へ進み、カメラ部9を制御して画像の撮影を指示する。これにより、表示部10には今撮影された画像が表示される。
【0039】
次に、表示部10に表示された画像を確認したユーザが操作部6を操作することにより当該画像に対応した画像データの電子メールへの添付を選択して、その旨を指示すると、制御部3は、当該画像データを電子メールに添付すると判断して(ステップSA2の「YES」)、メイン記憶部4から圧縮画像データ送信処理プログラムを読み出し、この携帯電話を電子メール送信モードとする。すなわち、制御部3は、まず、当該圧縮画像データに添付すべきメッセージが既に作成されているか否かを判断する(ステップSA3)。例えば、制御部3は、表示部10に、「メッセージは作成済みですか?作成済みの場合には送信するメッセージを選択して下さい。まだの場合には<メッセージ作成画面>を選択して下さい。」と表示する。これに応じて、ユーザが操作部6を操作することにより作成済みのメッセージを選択した場合には、ステップSA3の判断結果が「YES」となり、制御部3は、ステップSA5へ進む。
【0040】
一方、ユーザが操作部6を操作することによりメッセージを作成するために<メッセージ作成画面>を選択した場合には、ステップSA3の判断結果が「NO」となり、制御部3は、ステップSA4へ進む。ステップSA4では、制御部3は、表示部10に<メッセージ作成画面>を表示し、ユーザによる操作部6の操作に応じて表示部10にメッセージを構成する文字(ひらがなや英数字及び変換後の漢字等)を順次表示していく。そして、ユーザが操作部6を操作することにより送信するメッセージを確定すると、制御部3は、ステップSA5へ進む。
【0041】
ステップSA5では、制御部3は、圧縮サイズ判定部12に圧縮率の算出を指示する。これにより、圧縮サイズ判定部12は、以下に示す式(1)に基づいて圧縮率を算出した後、ステップSA6へ進む。
K=(A−B)/X・・・(1)
式(1)において、Kは圧縮率、Aは最大メールサイズ、Bは作成済みのメッセージのデータサイズ、XはステップSA1の処理でカメラ部9が撮影した画像データのデータサイズを表す。例えば、Aが12kバイト、Bが1kバイト、Xが220kバイトとすると、圧縮率Kは1/20となる。
ステップSA6では、圧縮サイズ判定部12は、ステップSA5の処理で算出し圧縮率Kが使用する画像データのファイル・フォーマット(今の場合、JPEG形式)における最大圧縮率(例えば、1/100)以下であるか否かを判断する。ステップSA6の判断結果が「YES」の場合には、圧縮サイズ判定部12は、ステップSA7へ進む。
【0042】
ステップSA7では、圧縮サイズ判定部12は、カメラ部9が取り込んだ画像データの、ステップSA5の処理で算出した圧縮率Kでの圧縮を画像圧縮伸張部11に指示した後、図3に示すステップSA8へ進む。これにより、画像圧縮伸張部11は、制御部3から供給された画像データを、圧縮サイズ判定部12から通知された圧縮率Kで圧縮し、画像記憶部5へ記憶する。ステップSA8では、制御部3は、電子メールのメッセージ内に圧縮された圧縮画像データを設定するメール編集処理を行った後、ステップSA9へ進む。ステップSA9では、制御部3は、無線制御部2を制御して、電子メールの送信を行うメール送信処理を行った後、一連の処理を終了する。これにより、無線制御部2は、制御部3から供給される画像データ、通信データ、あるいは制御信号を無線信号に変調してアンテナ1、基地局又は親機を介して図示せぬメールサーバに送信する。
【0043】
一方、図2に示すステップSA6の判断結果が「NO」の場合、すなわち、ステップSA5の処理で算出し圧縮率Kが使用する画像データのファイル・フォーマット(今の場合、JPEG形式)における最大圧縮率(例えば、1/100)より大きい場合には、圧縮サイズ判定部12は、図3に示すステップSA10へ進む。ステップSA10では、圧縮サイズ判定部12は、カメラ部9が取り込んだ画像データの、最大圧縮率(例えば、1/100)での圧縮を画像圧縮伸張部11に指示した後、その旨を制御部3に通知する。これにより、画像圧縮伸張部11は、制御部3から供給された画像データを、圧縮サイズ判定部12から通知された最大圧縮率で圧縮し、画像記憶部5へ記憶する。上記した通知を受けた制御部3は、ステップSA11へ進む。
【0044】
ステップSA11では、制御部3は、表示部10を制御して警告文を表示させた後、ステップSA12へ進む。表示部10に表示する警告文としては、例えば、「このままでは画像は添付できません。メッセージの文字数を減らして下さい。」がある。ステップSA12では、制御部3は、メッセージ変更処理を実行する。すなわち、制御部3は、表示部10に<メッセージ修正画面>を表示し、ユーザによる操作部6の操作に応じて表示部10に表示されたメッセージを構成する文字(ひらがなや英数字及び変換後の漢字等)を順次削除又は修正しつつ表示していく。そして、ユーザが操作部6を操作することにより送信するメッセージを確定すると、制御部3は、ステップSA13へ進む。
【0045】
ステップSA13では、制御部3は、ステップSA12の処理で変更したメッセージのデータサイズと、ステップSA10の処理で圧縮して求めた圧縮画像データのデータサイズとの合計が当該携帯電話が使用可能な回線の最大メールサイズ(今の場合、12kバイト)以下であるか否かを判断する。ステップSA13の判断結果が「YES」の場合には、制御部3は、ステップSA8へ進む。一方、ステップSA13の判断結果が「NO」の場合、すなわち、ステップSA12の処理で変更したメッセージのデータサイズと、ステップSA10の処理で圧縮して求めた圧縮画像データのデータサイズとの合計が当該携帯電話が使用可能な回線の最大メールサイズより大きい場合には、制御部3は、ステップSA14へ進む。ステップSA14では、制御部3は、表示部10を制御して警告文を表示させた後、ステップSA15へ進む。例えば、制御部3は、表示部10に、「画像は添付できません。メッセージのみの送信が可能です。メッセージのみの送信を希望される場合には<メッセージ修正画面>を選択して下さい。送信を希望されない場合には<終了>を選択して下さい。」と表示する。
【0046】
これに応じて、ユーザが操作部6を操作することにより<終了>を選択した場合には、制御部3は、メッセージのみの送信は行わないと判断して(ステップSA15の「NO」)、一連の処理を終了する。一方、ユーザが操作部6を操作することにより<メッセージ修正画面>を選択した場合には、制御部3は、メッセージのみの送信を行うと判断して(ステップSA15の「YES」)、ステップSA16へ進む。ステップSA16では、制御部3は、メッセージ変更処理を実行する。すなわち、制御部3は、表示部10に<メッセージ修正画面>を表示し、ユーザによる操作部6の操作に応じて表示部10に表示されたメッセージを構成する文字(ひらがなや英数字及び変換後の漢字等)を順次削除、修正又は追加しつつ表示していく。そして、ユーザが操作部6を操作することにより送信するメッセージを確定すると、制御部3は、ステップSA17へ進む。ステップSA17では、制御部3は、無線制御部2を制御して、電子メールの送信を行うメール送信処理を行った後、一連の処理を終了する。これにより、無線制御部2は、制御部3から供給される画像データ、通信データ、あるいは制御信号を無線信号に変調してアンテナ1、基地局又は親機を介して図示せぬメールサーバに送信する。
【0047】
一方、表示部10に表示された画像を確認したユーザが操作部6を操作することにより当該画像に対応した画像データの電子メールへの添付を選択せず、内部の画像記憶部5への記憶を指示すると、制御部3は、当該画像データを電子メールに添付しないと判断して(図2に示すステップSA2の「NO」)、カメラ部9から供給される画像データを画像圧縮伸張部11に供給するとともに、圧縮サイズ判定部12に当該画像データのデフォルト圧縮率(今の場合、1/20)での圧縮を指示する。これにより、圧縮サイズ判定部12は、カメラ部9が取り込んだ画像データのデフォルト圧縮率(今の場合、1/20)での圧縮を画像圧縮伸張部11に指示する。したがって、画像圧縮伸張部11は、制御部3から供給された画像データを、圧縮サイズ判定部12から通知されたデフォルト圧縮率(今の場合、1/20)で圧縮し、画像記憶部5へ記憶した後、その旨を制御部3に通知する。上記した通知を受けた制御部3は、ステップSA19へ進む。
【0048】
ステップSA19では、制御部3は、一旦画像記憶部5に記憶された圧縮画像データを電子メールへ添付するか否かを判断する。この判断結果が「NO」の場合には、制御部3は、同判断を繰り返す。そして、ユーザが操作部6を操作することにより圧縮画像データの電子メールへの添付を選択して、その旨を指示すると、制御部3は、当該圧縮画像データを電子メールに添付すると判断して(ステップSA19の「YES」)、メイン記憶部4から圧縮画像データ送信処理プログラムを読み出し、この携帯電話を電子メール送信モードとする。すなわち、制御部3は、まず、当該圧縮画像データに添付すべきメッセージが既に作成されているか否かを判断する(図4に示すステップSA20)。例えば、制御部3は、表示部10に、「メッセージは作成済みですか?作成済みの場合には送信するメッセージを選択して下さい。まだの場合には<メッセージ作成画面>を選択して下さい。」と表示する。これに応じて、ユーザが操作部6を操作することにより作成済みのメッセージを選択した場合には、ステップSA20の判断結果が「YES」となり、制御部3は、ステップSA22へ進む。
【0049】
一方、ユーザが操作部6を操作することによりメッセージを作成するために<メッセージ作成画面>を選択した場合には、ステップSA20の判断結果が「NO」となり、制御部3は、ステップSA21へ進む。ステップSA21では、制御部3は、表示部10に<メッセージ作成画面>を表示し、ユーザによる操作部6の操作に応じて表示部10にメッセージを構成する文字(ひらがなや英数字及び変換後の漢字等)を順次表示していく。そして、ユーザが操作部6を操作することにより送信するメッセージを確定すると、制御部3は、ステップSA22へ進む。
【0050】
ステップSA22では、制御部3は、ステップSA21の処理で作成したメッセージのデータサイズと、ステップSA18の処理で圧縮して求めた圧縮画像データのデータサイズとの合計が当該携帯電話が使用可能な回線の最大メールサイズ(今の場合、12kバイト)以下であるか否かを判断する。ステップSA22の判断結果が「YES」の場合には、制御部3は、ステップSA23へ進む。ステップSA23では、制御部3は、電子メールのメッセージ内に圧縮された圧縮画像データを設定するメール編集処理を行った後、ステップSA24へ進む。ステップSA24では、制御部3は、無線制御部2を制御して、電子メールの送信を行うメール送信処理を行った後、一連の処理を終了する。これにより、無線制御部2は、制御部3から供給される画像データ、通信データ、あるいは制御信号を無線信号に変調してアンテナ1、基地局又は親機を介して図示せぬメールサーバに送信する。
【0051】
一方、ステップSA22の判断結果が「NO」の場合、すなわち、ステップSA21の処理で作成したメッセージのデータサイズと、ステップSA18の処理で圧縮して求めた圧縮画像データのデータサイズとの合計が当該携帯電話が使用可能な回線の最大メールサイズ(今の場合、12kバイト)より大きい場合には、制御部3は、ステップSA25へ進む。ステップSA25では、制御部3は、圧縮サイズ判定部12に最大メールサイズを通知するとともに、当該圧縮画像データの伸張を指示する。これにより、圧縮サイズ判定部12は、当該圧縮画像データの伸張を画像圧縮伸張部11に指示する。したがって、画像圧縮伸張部11は、画像記憶部5から当該圧縮画像データを読み出して復号化し、その旨を制御部3に通知する。上記した通知を受けた制御部3は、図2に示すステップSA5へ進む。なお、ステップSA5以降の処理については既に説明しているので、その説明を省略する。
【0052】
このように、この例の構成によれば、上記した式(1)に基づいて圧縮率Kを算出し、算出した圧縮率Kが最大圧縮率以下である場合にはメッセージに圧縮率Kで圧縮して求めた圧縮画像データを添付して電子メールを送信し、圧縮率Kが最大圧縮率より大きい場合には画像データを最大圧縮率で圧縮するとともに、ユーザにメッセージの修正を促し、修正されたメッセージに最大圧縮率で圧縮して求めた圧縮画像データを添付して電子メールを送信している。そして、メッセージの修正を行っても、修正されたメッセージのデータサイズと、最大圧縮率で圧縮して求めた圧縮画像データのデータサイズとの合計が使用可能な回線の最大データサイズより大きい場合には、メッセージのみの送信して終了するか、何も送信せず終了している。
したがって、ユーザは、通常は、電子メールのメッセージの文字数や添付する圧縮画像データのデータサイズを意識することなく、メッセージを作成できて圧縮画像データを添付して確実に送信することができる。
【0053】
B.第2の実施例
次に、この発明の第2の実施例について説明する。
図5は、この発明の第2の実施例である圧縮画像データ送信方法を適用した携帯電話の構成を示すブロック図である。図5において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。ただし、この第2の実施例は、上記した第1の実施例とは制御部3等が実行する処理やメイン記憶部4に記憶されるデータ等が一部異なっている。図5に示す携帯電話においては、送信回線判定部21が新たに設けられている。送信回線判定部21は、無線制御部2から通知される、携帯電話の現在地に存在する移動体通信網において携帯電話が接続可能な回線を判定し、その回線の最大メールサイズを制御部3に通知する。
【0054】
次に、上記構成の携帯電話の動作の一部について、図6〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。図6〜図8において、図2〜図4の各処理に対応する部分には同一のステップ名を付け、その説明を省略する。まず、前提として、この例の携帯電話が使用可能な回線はパケット回線及び音声回線であるが、通常はパケット回線を優先的に使用し、当該携帯電話の現在地に存在する移動体通信網がパケット回線に対応しておらず音声回線にのみ対応している場合には、音声回線が使用されるものとする。最大メールサイズはパケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイトであるとする。また、メッセージに圧縮画像データを添付する場合、カメラ部9により撮影される画像に対応した画像データの標準的なデータサイズを220kバイトと想定し、パケット回線の場合はメッセージの最大データサイズが1kバイト、圧縮画像データの最大データサイズが11kバイトに設定されており、音声回線の場合はメッセージの最大データサイズが1kバイト、圧縮画像データの最大データサイズが5kバイトに設定されているものとする。そして、画像圧縮伸張部11における初期値としての圧縮率(デフォルト圧縮率)は、パケット回線の場合は1/20、音声回線の場合は1/44であるとする。
【0055】
まず、カメラ部9による画像撮影から既に作成されたメッセージの選択又は新たなメッセージの作成までの処理については、上記した第1の実施例の場合と同様である(図6に示すステップSA1〜SA4参照)。しかし、この第2の実施例では、この後図6に示すステップSA32において圧縮率Kの算出処理を行う前に、ステップSA31において回線判定処理を行う。すなわち、ステップSA31では、無線制御部2は、当該携帯電話の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線(パケット回線又は音声回線)を送信回線判定部21に通知する。これにより、送信回線判定部21は、無線制御部2から通知された回線を判定し、その回線の最大メールサイズを制御部3に通知した後、ステップSA32へ進む。
【0056】
ステップSA32では、制御部3は、送信回線判定部21から通知された最大メールサイズ(パケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイト)を圧縮サイズ判定部12に通知するとともに、圧縮サイズ判定部12に圧縮率の算出を指示する。これにより、圧縮サイズ判定部12は、制御部3から通知された最大メールサイズと、作成済みのメッセージのデータサイズと、ステップSA1の処理でカメラ部9が撮影した画像データのデータサイズとを、上記した式(1)に代入して圧縮率Kを算出した後、ステップSA6へ進む。
なお、ステップSA6〜SA17の処理については、上記した第1の実施例の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0057】
次に、カメラ部9によって撮影された画像のデフォルト圧縮率での圧縮・保存から既に作成されたメッセージの選択又は新たなメッセージの作成までの処理については、上記した第1の実施例の場合と同様である(図6に示すステップSA18及びSA19並びに図8に示すステップSA20及びSA21参照)。しかし、この第2の実施例では、この後図8に示すステップSA34において最大メールサイズ以下であるか否かの判断処理を行う前に、ステップSA33において回線判定処理を行う。すなわち、ステップSA33では、無線制御部2は、当該携帯電話の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線(パケット回線又は音声回線)を送信回線判定部21に通知する。これにより、送信回線判定部21は、無線制御部2から通知された回線を判定し、その回線の最大メールサイズを制御部3に通知した後、ステップSA34へ進む。
【0058】
ステップSA34では、制御部3は、ステップSA21の処理で作成したメッセージのデータサイズと、ステップSA18の処理で圧縮して求めた圧縮画像データのデータサイズとの合計が、送信回線判定部21から通知された最大メールサイズ(パケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイト)以下であるか否かを判断する。ステップSA34の判断結果が「YES」の場合には、制御部3は、ステップSA23へ進む。一方、ステップSA34の判断結果が「NO」の場合、すなわち、ステップSA21の処理で作成したメッセージのデータサイズと、ステップSA18の処理で圧縮して求めた圧縮画像データのデータサイズとの合計が、送信回線判定部21から通知された最大メールサイズ(パケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイト)より大きい場合には、制御部3は、ステップSA25へ進む。
なお、ステップSA23〜SA25の処理については、上記した第1の実施例の場合と同様であるので、その説明を省略する。ただし、制御部3は、ステップSA25の処理終了後、図6に示すステップSA32へ進む。
【0059】
このように、この例の構成によれば、無線制御部2から通知される、携帯電話の現在地に存在する移動体通信網において携帯電話が接続可能な回線を判定し、その回線の最大メールサイズを制御部3に通知する送信回線判定部21を設けている。したがって、携帯電話がパケット回線に対応した機種であり、ユーザの現在地に存在する移動体通信網がパケット回線に対応しておらず音声回線にのみ対応している場合であっても、音声回線の最大メールサイズに対応した圧縮率Kを算出して画像データを圧縮しているので、圧縮画像データを電子メールに添付して送信することができる。
これにより、ユーザは、電子メールのメッセージの文字数や添付する圧縮画像データのデータサイズだけでなく、電子メール送信時の移動体通信網の種別をも意識することなく、メッセージを作成できて圧縮画像データを添付して確実に送信することができる。
【0060】
C.第3の実施例
次に、この発明の第3の実施例について説明する。
まず、第3の実施例である圧縮画像データ送信方法を適用した携帯電話の構成自体は図5に示す上記した第2の実施例の携帯電話の構成と同一であるが、制御部3等が実行する処理やメイン記憶部4に記憶されるデータ等が一部異なっている。また、この第3の実施例においては、送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤル(電話帳)データ内に各電話番号ごとに、対応する電話番号を付与されている携帯電話が使用可能な回線(パケット回線又は音声回線)の種別(以下、送信先回線種別という)又は最大メールサイズを記憶しておく。この送信先回線種別は、通常、携帯電話の機種ごとに1つに固定されており、ユーザは相手方に相手方が所持する携帯電話の電話番号を尋ねる際にその機種や最大メールサイズも併せて尋ねて、操作部6を操作することにより、電話番号と、機種、上記送信先回線種別又は最大メールサイズとをメモリダイヤルデータとして入力する。メモリダイヤルデータは、メイン記憶部4又は制御部3内部のメモリのいずれかに記憶される。
【0061】
次に、上記構成の携帯電話の動作の一部について、図9〜図11に示すフローチャートを参照して説明する。図9〜図11において、図6〜図8の各処理に対応する部分には同一のステップ名を付け、その説明を省略する。まず、前提として、この例の携帯電話が使用可能な回線はパケット回線及び音声回線であるが、通常はパケット回線を優先的に使用し、当該携帯電話の現在地に存在する移動体通信網がパケット回線に対応しておらず音声回線にのみ対応している場合には、音声回線が使用されるものとする。最大メールサイズはパケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイトであるとする。また、メッセージに圧縮画像データを添付する場合、カメラ部9により撮影される画像に対応した画像データの標準的なデータサイズを220kバイトと想定し、パケット回線の場合はメッセージの最大データサイズが1kバイト、圧縮画像データの最大データサイズが11kバイトに設定されており、音声回線の場合はメッセージの最大データサイズが1kバイト、圧縮画像データの最大データサイズが5kバイトに設定されているものとする。そして、画像圧縮伸張部11における初期値としての圧縮率(デフォルト圧縮率)は、パケット回線の場合は1/20、音声回線の場合は1/44であるとする。
【0062】
まず、カメラ部9による画像撮影から回線判定までの処理については、上記した第2の実施例の場合と同様である(図9に示すステップSA1〜SA4及びSA31参照)。しかし、この第3の実施例では、この後図9に示すステップSA44において圧縮率Kの算出処理を行う前に、ステップSA41〜SA43において送信先回線種別の設定済みか否かの判断処理、送信先回線種別の読み出し処理及び送信先回線種別の仮設定処理を行う。すなわち、ステップSA41では、制御部3は、メイン記憶部4又は制御部3内部のメモリのいずれかに記憶されているメモリダイヤルデータ内に、ユーザが当該電子メールを送信する相手方の電話番号とともに送信先回線種別又は最大メールサイズが既に設定されているか否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合には、制御部3は、ステップSA42へ進む。ステップSA42では、制御部3は、メイン記憶部4又は制御部3内部のメモリのいずれかから当該送信先回線種別を読み出した後、ステップSA44へ進む。
【0063】
一方、ステップSA41の判断結果が「NO」の場合、すなわち、メイン記憶部4又は制御部3内部のメモリのいずれかに記憶されているメモリダイヤルデータ内に、ユーザが当該電子メールを送信する相手方の電話番号とともに送信先回線種別又は最大メールサイズがまだ設定されていない場合には、制御部3は、ステップSA43へ進む。ステップSA43では、制御部3は、当該携帯電話が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズのうち、最も小さいものを有する回線種別(今の場合、最大メールサイズが6kバイトである音声回線)を送信先回線種別として対応する電話番号のメモリダイヤルデータ内に仮設定した後、ステップSA44へ進む。この場合、最大メールサイズそのものをメモリダイヤルデータ内に仮設定しても良い。
【0064】
ステップSA44では、制御部3は、送信回線判定部21から通知された最大メールサイズ(パケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイト)と、ステップSA42の処理で読み出した送信先回線種別に対応した最大メールサイズ(パケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイト)又はステップSA42の処理で仮設定した送信先回線種別に対応した最大メールサイズ(今の場合、音声回線の6kバイト)とを比較し、小さい方の最大メールサイズを圧縮サイズ判定部12に通知するとともに、圧縮サイズ判定部12に圧縮率の算出を指示する。これにより、圧縮サイズ判定部12は、制御部3から通知された最大メールサイズと、作成済みのメッセージのデータサイズと、ステップSA1の処理でカメラ部9が撮影した画像データのデータサイズとを、上記した式(1)に代入して圧縮率Kを算出した後、ステップSA6へ進む。
なお、ステップSA6〜SA17の処理については、上記した第1及び第2の実施例の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0065】
次に、カメラ部9によって撮影された画像のデフォルト圧縮率での圧縮・保存から回線判定までの処理については、上記した第2の実施例の場合と同様である(図9に示すステップSA18及びSA19並びに図11に示すステップSA20、SA21及びSA33参照)。しかし、この第3の実施例では、この後図11に示すステップSA49において最大メールサイズ以下であるか否かの判断処理を行う前に、ステップSA45〜SA48において送信先回線種別の設定済みか否かの判断処理、送信先回線種別の読み出し処理、送信先回線種別の仮設定処理及び最大メールサイズ選択処理を行う。すなわち、ステップSA45では、制御部3は、メイン記憶部4又は制御部3内部のメモリのいずれかに記憶されているメモリダイヤルデータ内に、ユーザが当該電子メールを送信する相手方の電話番号とともに送信先回線種別又は最大メールサイズが既に設定されているか否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合には、制御部3は、ステップSA46へ進む。ステップSA46では、制御部3は、メイン記憶部4又は制御部3内部のメモリのいずれかから当該送信先回線種別を読み出した後、ステップSA48へ進む。
【0066】
一方、ステップSA45の判断結果が「NO」の場合、すなわち、メイン記憶部4又は制御部3内部のメモリのいずれかに記憶されているメモリダイヤルデータ内に、ユーザが当該電子メールを送信する相手方の電話番号とともに送信先回線種別又は最大メールサイズがまだ設定されていない場合には、制御部3は、ステップSA47へ進む。ステップSA47では、制御部3は、当該携帯電話が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズのうち、最も小さいものを有する回線種別(今の場合、最大メールサイズが6kバイトである音声回線)を送信先回線種別として対応する電話番号のメモリダイヤルデータ内に仮設定した後、ステップSA48へ進む。この場合、最大メールサイズそのものをメモリダイヤルデータ内に仮設定しても良い。
【0067】
ステップSA48では、制御部3は、送信回線判定部21から通知された最大メールサイズ(パケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイト)と、ステップSA46の処理で読み出した送信先回線種別に対応した最大メールサイズ(パケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイト)又はステップSA47の処理で仮設定した送信先回線種別に対応した最大メールサイズ(今の場合、音声回線の6kバイト)とを比較し、小さい方の最大メールサイズを選択した後、ステップSA49へ進む。
ステップSA49では、制御部3は、ステップSA21の処理で作成したメッセージのデータサイズと、ステップSA18の処理で圧縮して求めた圧縮画像データのデータサイズとの合計が、ステップSA48の処理で選択した最大メールサイズ以下であるか否かを判断する。ステップSA49の判断結果が「YES」の場合には、制御部3は、ステップSA23へ進む。一方、ステップSA49の判断結果が「NO」の場合、すなわち、ステップSA21の処理で作成したメッセージのデータサイズと、ステップSA18の処理で圧縮して求めた圧縮画像データのデータサイズとの合計が、ステップSA48の処理で選択した最大メールサイズ(パケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイト)より大きい場合には、制御部3は、ステップSA25へ進む。
なお、ステップSA23〜SA25の処理については、上記した第1及び第2の実施例の場合と同様であるので、その説明を省略する。ただし、制御部3は、ステップSA25の処理終了後、図9に示すステップSA44へ進む。
【0068】
このように、この例の構成によれば、送信先の回線種別をも考慮して画像データを圧縮して電子メールに添付しているので、ユーザは、電子メールのメッセージの文字数や添付する圧縮画像データのデータサイズ及び電子メール送信時の移動体通信網の種別だけでなく、送信先の携帯電話の使用可能な回線種別をも意識することなく、メッセージを作成できて圧縮画像データを添付して確実に送信することができる。
【0069】
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述の各実施例においては、この発明を携帯電話に適用する例を示したが、これに限定されず、この発明は、PHSにも適用することができる。
また、上述の各実施例では、ステップSA11及びSA12の処理において、警告表示後に必ずメッセージが変更される例を示したが、これに限定されない。例えば、ステップSA11の処理において、警告表示とともにユーザに対してメッセージの変更を行うか否かについて確認し、ユーザがメッセージの変更を希望する場合にはステップSA12の処理へ進み、ユーザがメッセージの変更を希望しない場合にはメッセージのみの送信を希望するか否かについて確認し、ユーザがメッセージのみの送信を希望する場合にはそのメッセージを送信し、ユーザがメッセージのみの送信を希望しない場合には何もせずそのまま処理を終了するように構成しても良い。
【0070】
また、上述の各実施例においては、画像データを最大圧縮率で圧縮・保存した後(ステップSA10)、警告を表示し(ステップSA11)、メッセージを変更する(ステップSA12)例を示したが、これに限定されず、まず警告を表示してメッセージを変更した後に画像データを最大圧縮率で圧縮・保存しても良い。
また、上述の第3の実施例においては、ユーザが相手方に相手方が所持する携帯電話の電話番号を尋ねる際にその機種も併せて尋ねて、操作部6を操作することにより、電話番号と機種、上記送信先回線種別又は最大メールサイズとをメモリダイヤルデータとして入力する例を示したが、これに限定されない。例えば、ステップSA41及びSA45の処理において、制御部3は、メモリダイヤルデータ内に送信先回線種別又は最大メールサイズが設定されているかを判断し、設定されている場合にはそれを読み出して利用し(ステップSA42及びSA46)、設定されていない場合には、ステップSA43及びSA47の処理の換わりに、送信先の携帯電話に回線を介してアクセスしてその携帯電話の送信先回線種別、当該携帯電話の機種、送信先回線種別、又は機種に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズ、あるいは送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線(送信先の送信回線判定部が判定した回線)を問い合わせ(この場合、送信先のユーザは受信したことを認識しない)、回答された、送信先回線種別、機種、最大メールサイズ、あるいは接続可能な回線を当該携帯電話の電話番号に対応させてメモリダイヤルデータとして設定するとともに、それを利用するように構成しても良い。このように構成すれば、ユーザはより手間を省くことができる。
【0071】
また、上述の第3の実施例においては、回線判定処理(ステップSA31及び33)をも行う例を示したが、これに限定されず、回線判定処理(ステップSA31及び33)や最大メールサイズ選択処理(ステップSA48)を行わずに、ステップSA41〜SA43の処理及びステップSA45〜SA47の処理だけを行うようにしても良い。この場合、ステップSA44では、制御部3は、ステップSA42の処理で読み出した送信先回線種別に対応した最大メールサイズ(パケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイト)又はステップSA42の処理で仮設定した送信先回線種別に対応した最大メールサイズ(今の場合、音声回線の6kバイト)を圧縮サイズ判定部12に通知するとともに、圧縮サイズ判定部12に圧縮率の算出を指示する。これにより、圧縮サイズ判定部12は、制御部3から通知された最大メールサイズと、作成済みのメッセージのデータサイズと、ステップSA1の処理でカメラ部9が撮影した画像データのデータサイズとを、上記した式(1)に代入して圧縮率Kを算出した後、ステップSA6へ進む。
【0072】
また、ステップSA49では、制御部3は、ステップSA21の処理で作成したメッセージのデータサイズと、ステップSA18の処理で圧縮して求めた圧縮画像データのデータサイズとの合計が、ステップSA46の処理で読み出した送信先回線種別に対応した最大メールサイズ(パケット回線の場合は12kバイト、音声回線の場合は6kバイト)又はステップSA47の処理で仮設定した送信先回線種別に対応した最大メールサイズ(今の場合、音声回線の6kバイト)以下であるか否かを判断する。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の構成によれば、回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズからメッセージのデータサイズを減算した結果を画像データのデータサイズで除算して画像データの圧縮率を算出する第1のステップと、圧縮率が、携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には圧縮率で画像データを圧縮して求めた第1の圧縮画像データをメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する第2のステップと、圧縮率が最大圧縮率より大きい場合には最大圧縮率で画像データを圧縮して第2の圧縮画像データを求めるとともに、携帯端末の所持者にメッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が最大メールサイズ以下である場合には第2の圧縮画像データを変更されたメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する第3のステップとを有するので、ユーザが電子メールのメッセージの文字数や添付する圧縮画像データのデータサイズを意識することなく、メッセージを作成できて圧縮画像データを添付して確実に送信することができる。
また、この発明の別の構成によれば、携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する第1のステップと、第1のステップで判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズからメッセージのデータサイズを減算した結果を画像データのデータサイズで除算して画像データの圧縮率を算出する第2のステップと、圧縮率が、携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には圧縮率で画像データを圧縮して求めた第1の圧縮画像データをメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する第3のステップと、圧縮率が最大圧縮率より大きい場合には最大圧縮率で画像データを圧縮して第2の圧縮画像データを求めるとともに、携帯端末の所持者にメッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が最大メールサイズ以下である場合には第2の圧縮画像データを変更されたメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する第4のステップとを有するので、ユーザが電子メール送信時の移動体通信網の種別を意識することなく、メッセージを作成できて圧縮画像データを添付して確実に送信することができる。
また、この発明の別の構成によれば、送信元の携帯端末を構成する記憶部に記憶されている送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータ内に、送信先の電話番号とともに、送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、第1の最大メールサイズからメッセージのデータサイズを減算した結果を画像データのデータサイズで除算して画像データの第1の圧縮率を算出する第1のステップと、メモリダイヤルデータ内に送信先回線種別又は第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、送信元の携帯端末が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズからメッセージのデータサイズを減算した結果を画像データのデータサイズで除算して画像データの第2の圧縮率を算出する第2のステップと、第1又は第2の圧縮率が、送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には第1又は第2の圧縮率で画像データを圧縮して求めた第1の圧縮画像データをメッセージに添付して回線を介して送信先の携帯端末に送信する第3のステップと、第1又は第2の圧縮率が最大圧縮率より大きい場合には、最大圧縮率で画像データを圧縮して第2の圧縮画像データを求めるとともに、送信元の携帯端末の所持者にメッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が第1又は第3の最大メールサイズ以下である場合には第2の圧縮画像データを変更されたメッセージに添付して回線を介して送信先の携帯端末に送信する第4のステップとを有するので、ユーザが送信先の回線種別を意識することなく、メッセージを作成できて圧縮画像データを添付して確実に送信することができる。
また、この発明の別の構成によれば、メモリダイヤルデータ内に送信先回線種別又は第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、回線を介して送信先の携帯端末にアクセスし、送信先の携帯端末の送信先回線種別、送信先の携帯端末の機種、第1の最大メールサイズ、あるいは送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、回答された、送信先回線種別に対応した回線、機種に対応した回線、あるいは接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ又は、第1の最大メールサイズからメッセージのデータサイズを減算した結果を画像データのデータサイズで除算して画像データの第2の圧縮率を算出するので、ユーザはより手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である圧縮画像データ送信方法を適用した携帯電話の構成を示すブロック図である。
【図2】同携帯電話の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
【図3】同携帯電話の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
【図4】同携帯電話の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
【図5】この発明の第2の実施例である圧縮画像データ送信方法を適用した携帯電話の構成を示すブロック図である。
【図6】同携帯電話の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
【図7】同携帯電話の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
【図8】同携帯電話の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
【図9】この発明の第3の実施例である圧縮画像データ送信方法を適用した携帯電話の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
【図10】同携帯電話の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
【図11】同携帯電話の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
3,23 制御部
4,25 メイン記憶部
5,26 画像記憶部
6,27 操作部
9,30 カメラ部
10,31 表示部
11,32 画像圧縮伸張部
12,33 圧縮サイズ判定部
24 送信回線判定部

Claims (25)

  1. 携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを前記携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して前記携帯端末で使用可能な回線を介して他の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法であって、
    前記回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記画像データのデータサイズで除算して前記画像データの圧縮率を算出する第1のステップと、
    前記圧縮率が、前記携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には前記圧縮率で前記画像データを圧縮して求めた第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する第2のステップと、
    前記圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には前記最大圧縮率で前記画像データを圧縮して第2の圧縮画像データを求めるとともに、前記携帯端末の所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第2の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する第3のステップと
    を有することを特徴とする圧縮画像データ送信方法。
  2. 携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを前記携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して前記携帯端末で使用可能な回線を介して他の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法であって、
    前記カメラで撮影された画像データを第1の圧縮率で圧縮して第1の圧縮画像データを求める第1のステップと、
    前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する第2のステップと、
    前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記最大メールサイズより大きい場合には、前記第1の圧縮画像データを復号化する第3のステップと、
    前記最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算して前記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出する第4のステップと、
    前記第2の圧縮率が、前記携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には前記第2の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して求めた第2の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する第5のステップと、
    前記第2の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して第3の圧縮画像データを求めるとともに、前記携帯端末の所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第3の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する第6のステップと
    を有することを特徴とする圧縮画像データ送信方法。
  3. 携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを前記携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して前記携帯端末で使用可能な回線を介して他の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法であって、
    前記携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する第1のステップと、
    前記第1のステップで判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記画像データのデータサイズで除算して前記画像データの圧縮率を算出する第2のステップと、
    前記圧縮率が、前記携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には前記圧縮率で前記画像データを圧縮して求めた第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する第3のステップと、
    前記圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には前記最大圧縮率で前記画像データを圧縮して第2の圧縮画像データを求めるとともに、前記携帯端末の所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第2の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する第4のステップと
    を有することを特徴とする圧縮画像データ送信方法。
  4. 携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを前記携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して前記携帯端末で使用可能な回線を介して他の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法であって、
    前記カメラで撮影された画像データを第1の圧縮率で圧縮して第1の圧縮画像データを求める第1のステップと、
    前記携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する第2のステップと、
    前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第2のステップで判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する第3のステップと、
    前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記最大メールサイズより大きい場合には、前記第1の圧縮画像データを復号化する第4のステップと、
    前記最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算して前記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出する第5のステップと、
    前記第2の圧縮率が、前記携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には前記第2の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して求めた第2の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する第6のステップと、
    前記第2の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して第3の圧縮画像データを求めるとともに、前記携帯端末の所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第3の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する第7のステップと
    を有することを特徴とする圧縮画像データ送信方法。
  5. 送信元の携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを前記送信元の携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して前記送信元の携帯端末で使用可能な回線を介して送信先の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法であって、
    前記送信元の携帯端末を構成する記憶部に記憶されている送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータ内に、前記送信先の電話番号とともに、前記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、前記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、前記第1の最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記画像データのデータサイズで除算して前記画像データの第1の圧縮率を算出する第1のステップと、
    前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別又は前記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、前記送信元の携帯端末が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記画像データのデータサイズで除算して前記画像データの第2の圧縮率を算出する第2のステップと、
    前記第1又は第2の圧縮率が、前記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には前記第1又は第2の圧縮率で前記画像データを圧縮して求めた第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する第3のステップと、
    前記第1又は第2の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記最大圧縮率で前記画像データを圧縮して第2の圧縮画像データを求めるとともに、前記送信元の携帯端末の所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記第1又は第3の最大メールサイズ以下である場合には前記第2の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する第4のステップと
    を有することを特徴とする圧縮画像データ送信方法。
  6. 前記第2のステップでは、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別又は前記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、前記回線を介して前記送信先の携帯端末にアクセスし、前記送信先の携帯端末の前記送信先回線種別、前記送信先の携帯端末の機種、前記第1の最大メールサイズ、あるいは前記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、回答された、前記送信先回線種別に対応した回線、前記機種に対応した回線、あるいは前記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ又は、前記第1の最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記画像データのデータサイズで除算して前記画像データの第2の圧縮率を算出することを特徴とする請求項5記載の圧縮画像データ送信方法。
  7. 送信元の携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを前記送信元の携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して前記送信元の携帯端末で使用可能な回線を介して送信先の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法であって、
    前記カメラで撮影された画像データを第1の圧縮率で圧縮して第1の圧縮画像データを求める第1のステップと、
    前記送信元の携帯端末を構成する記憶部に記憶されている送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータ内に、前記送信先の電話番号とともに、前記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、前記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合であって、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第1の最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第1の最大メールサイズより大きい場合には、前記第1の圧縮画像データを復号化する第2のステップと、
    前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別又は前記第1の最大メールサイズが設定されていない場合であって、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記送信元の携帯端末が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第3の最大メールサイズより大きい場合には、前記第1の圧縮画像データを復号化する第3のステップと、
    前記第1の最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算して前記復号化された画像データの第3の圧縮率を算出する第4のステップと、
    前記第3の最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算して前記復号化された画像データの第4の圧縮率を算出する第5のステップと、
    前記第3の圧縮率が、前記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記第3の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して求めた第2の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第3の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して第3の圧縮画像データを求めるとともに、前記送信元の携帯端末の所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記第1の最大メールサイズ以下である場合には前記第3の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する第6のステップと、
    前記第4の圧縮率が、前記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記第4の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して求めた第4の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第4の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して第5の圧縮画像データを求めるとともに、前記所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第5の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記第3の最大メールサイズ以下である場合には前記第5の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する第7のステップと
    を有することを特徴とする圧縮画像データ送信方法。
  8. 前記第3のステップでは、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別又は前記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、前記回線を介して前記送信先の携帯端末にアクセスし、前記送信先の携帯端末の前記送信先回線種別、前記送信先の携帯端末の機種、前記第1の最大メールサイズ、あるいは前記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、回答された、前記送信先回線種別に対応した回線、前記機種に対応した回線、あるいは前記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ又は、前記第1の最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第4又は第1の最大メールサイズより大きい場合には、前記第1の圧縮画像データを復号化することを特徴とする請求項7記載の圧縮画像データ送信方法。
  9. 送信元の携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを前記送信元の携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して前記送信元の携帯端末で使用可能な回線を介して送信先の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法であって、
    前記送信元の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する第1のステップと、
    前記送信元の携帯端末を構成する記憶部に記憶されている送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータ内に、前記送信先の電話番号とともに、前記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、前記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、前記第1の最大メールサイズ又は、前記第1のステップで判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、小さい方から前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記画像データのデータサイズで除算して前記画像データの第1の圧縮率を算出する第2のステップと、
    前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別又は前記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、前記第1の最大メールサイズ又は、前記送信元の携帯端末が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズのうち、小さい方から前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記画像データのデータサイズで除算して前記画像データの第2の圧縮率を算出する第3のステップと、
    前記第1の圧縮率が、前記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記第1の圧縮率で前記画像データを圧縮して求めた第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記最大圧縮率で前記画像データを圧縮して第2の圧縮画像データを求めるとともに、前記送信元の携帯端末の所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第2の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する第4のステップと、
    前記第2の圧縮率が前記最大圧縮率以下である場合には、前記第2の圧縮率で前記画像データを圧縮して求めた第3の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第2の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記最大圧縮率で前記画像データを圧縮して第4の圧縮画像データを求めるとともに、前記所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第4の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第4の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する第5のステップと
    を有することを特徴とする圧縮画像データ送信方法。
  10. 前記第3のステップでは、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別又は前記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、前記回線を介して前記送信先の携帯端末にアクセスし、前記送信先の携帯端末の前記送信先回線種別、前記送信先の携帯端末の機種、前記第1の最大メールサイズ、あるいは前記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、回答された、前記送信先回線種別に対応した回線、前記機種に対応した回線、あるいは前記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ若しくは前記第1の最大メールサイズ又は前記第3の最大メールサイズのうち、小さい方から前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記画像データのデータサイズで除算して前記画像データの第2の圧縮率を算出することを特徴とする請求項9記載の圧縮画像データ送信方法。
  11. 送信元の携帯端末を構成するカメラで撮影された画像データを圧縮して求めた圧縮画像データを前記送信元の携帯端末で作成された電子メールのメッセージに添付して前記送信元の携帯端末で使用可能な回線を介して送信先の携帯端末に送信する圧縮画像データ送信方法であって、
    前記カメラで撮影された画像データを第1の圧縮率で圧縮して第1の圧縮画像データを求める第1のステップと、
    前記送信元の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する第2のステップと、
    前記送信元の携帯端末を構成する記憶部に記憶されている送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータ内に、前記送信先の電話番号とともに、前記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、前記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、前記第1の最大メールサイズ又は、前記第2のステップで判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択する第3のステップと、
    前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別が設定されていない場合には、前記送信元の携帯端末が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第3の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第4の最大メールサイズ又は、前記第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択する第4のステップと、
    前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第3のステップで選択された最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第3のステップで選択された最大メールサイズより大きい場合には、前記第1の圧縮画像データを復号化する第5のステップと、
    前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第4のステップで選択された最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第4のステップで選択された最大メールサイズより大きい場合には、前記第1の圧縮画像データを復号化する第6のステップと、
    前記第3のステップで選択された最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算して前記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出する第7のステップと、
    前記第4のステップで選択された最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算して前記復号化された画像データの第3の圧縮率を算出する第8のステップと、
    前記第2の圧縮率が、前記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記第2の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して求めた第2の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第2の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して第3の圧縮画像データを求めるとともに、前記送信元の携帯端末の所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には、前記第3の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する第9のステップと、
    前記第3の圧縮率が、前記最大圧縮率以下である場合には、前記第3の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して求めた第4の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第3の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮して第5の圧縮画像データを求めるとともに、前記所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第5の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には、前記第5の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する第10のステップと
    を有することを特徴とする圧縮画像データ送信方法。
  12. 前記第4のステップでは、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別が設定されていない場合には、前記回線を介して前記送信先の携帯端末にアクセスし、前記送信先の携帯端末の前記送信先回線種別、前記送信先の携帯端末の機種、前記第1の最大メールサイズ、あるいは前記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、回答された、前記送信先回線種別に対応した回線、前記機種に対応した回線、あるいは前記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第5の最大メールサイズ若しくは前記第1の最大メールサイズ又は前記第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択することを特徴とする請求項11記載の圧縮画像データ送信方法。
  13. コンピュータに請求項1乃至12のいずれか1に記載の機能を実現させるための圧縮画像データ送信プログラム。
  14. カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する携帯端末であって、
    前記回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記画像データのデータサイズで除算して前記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、
    前記画像データを圧縮する画像圧縮部と、
    前記圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記画像圧縮部に前記圧縮率で前記画像データを圧縮させることにより得られた第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信し、前記圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記画像圧縮部に前記最大圧縮率で前記画像データを圧縮させることにより第2の圧縮画像データを得るとともに、所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第2の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する制御部と
    を備えてなることを特徴とする携帯端末。
  15. カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する携帯端末であって、
    前記画像データを圧縮するとともに、前記圧縮画像データを復号化する画像圧縮伸張部と、
    前記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、
    前記カメラで撮影された画像データを前記画像圧縮伸張部に第1の圧縮率で圧縮させることにより第1の圧縮画像データを得るとともに、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記最大メールサイズより大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第1の圧縮画像データを復号化させ、前記圧縮サイズ判定部に前記最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算させて前記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出させ、前記第2の圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第2の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第2の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信し、前記第2の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させることにより第3の圧縮画像データを得るとともに、所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第3の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する制御部と
    を備えてなることを特徴とする携帯端末。
  16. カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する携帯端末であって、
    現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する送信回線判定部と、
    前記送信回線判定部により判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算した結果を前記画像データのデータサイズで除算して前記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、
    前記画像データを圧縮する画像圧縮部と、
    前記圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記画像圧縮部に前記圧縮率で前記画像データを圧縮させることにより得られた第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信し、前記圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記画像圧縮部に前記最大圧縮率で前記画像データを圧縮させることにより第2の圧縮画像データを得るとともに、所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第2の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する制御部と
    を有することを特徴とする携帯端末。
  17. カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して他の携帯端末に送信する携帯端末であって、
    前記画像データを圧縮するとともに、前記圧縮画像データを復号化する画像圧縮伸張部と、
    現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する送信回線判定部と、
    前記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、
    前記カメラで撮影された画像データを前記画像圧縮伸張部に第1の圧縮率で圧縮させることにより第1の圧縮画像データを得るとともに、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記送信回線判定部により判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記最大メールサイズより大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第1の圧縮画像データを復号化させ、前記圧縮サイズ判定部に前記最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算させて前記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出させ、前記第2の圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第2の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第2の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信し、前記第2の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させて第3の圧縮画像データを得るとともに、所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第3の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記他の携帯端末に送信する制御部とを備えてなることを特徴とする携帯端末。
  18. カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して送信先の携帯端末に送信する携帯端末であって、
    送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータが記憶される記憶部と、
    前記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、
    前記画像データを圧縮する画像圧縮部と、
    前記メモリダイヤルデータ内に、前記送信先の電話番号とともに、前記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、前記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、前記圧縮サイズ判定部に、前記第1の最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記画像データのデータサイズで除算させて前記画像データの第1の圧縮率を算出させ、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別又は前記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、前記圧縮サイズ判定部に、前記送信元の携帯端末が使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記画像データのデータサイズで除算させて前記画像データの第2の圧縮率を算出させ、前記第1又は第2の圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記画像圧縮部に前記第1又は第2の圧縮率で前記画像データを圧縮させることにより得られた第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1又は第2の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記画像圧縮部に前記最大圧縮率で前記画像データを圧縮させることにより第2の圧縮画像データを得るとともに、所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記第1又は第3の最大メールサイズ以下である場合には前記第2の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する制御部と
    を備えてなることを特徴とする携帯端末。
  19. 前記制御部は、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別が設定されていない場合には、前記回線を介して前記送信先の携帯端末にアクセスし、前記送信先の携帯端末の前記送信先回線種別、前記送信先の携帯端末の機種、前記第1の最大メールサイズ、あるいは前記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、前記圧縮サイズ判定部に、回答された、前記送信先回線種別に対応した回線、前記機種に対応した回線、あるいは前記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ又は、前記第1の最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記画像データのデータサイズで除算させて前記画像データの第2の圧縮率を算出させることを特徴とする請求項18記載の携帯端末。
  20. カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して送信先の携帯端末に送信する携帯端末であって、
    送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータが記憶される記憶部と、
    前記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、
    前記画像データを圧縮するとともに、前記圧縮画像データを復号化する画像圧縮伸張部と、
    前記カメラで撮影された画像データを前記画像圧縮伸張部に第1の圧縮率で圧縮させることにより第1の圧縮画像データを得るとともに、前記メモリダイヤルデータ内に、前記送信先の電話番号とともに、前記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、前記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合であって、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第1の最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第1の最大メールサイズより大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第1の圧縮画像データを復号化させ、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別又は前記第1の最大メールサイズが設定されていない場合であって、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第3の最大メールサイズより大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第1の圧縮画像データを復号化させ、前記圧縮サイズ判定部に、前記第1の最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算させて前記復号化された画像データの第3の圧縮率を算出させるとともに、前記第3の最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算させて前記復号化された画像データの第4の圧縮率を算出させ、前記第3の圧縮率が、前記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第3の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第2の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第3の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させることにより第3の圧縮画像データを得るとともに、所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記第1の最大メールサイズ以下である場合には前記第3の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第4の圧縮率が、前記送信元の携帯端末で使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第4の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第4の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第4の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させることにより第5の圧縮画像データを得るとともに、前記所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第5の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記第3の最大メールサイズ以下である場合には前記第5の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する制御部と
    を備えてなることを特徴とする携帯端末。
  21. 前記制御部は、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別が設定されていない場合には、前記回線を介して前記送信先の携帯端末にアクセスし、前記送信先の携帯端末の前記送信先回線種別、前記送信先の携帯端末の機種、前記第1の最大メールサイズ、あるいは前記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、回答された、前記送信先回線種別に対応した回線、前記機種に対応した回線、あるいは前記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ又は、前記第1の最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記第4又は第1の最大メールサイズより大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第1の圧縮画像データを復号化させることを特徴とする請求項20記載の携帯端末。
  22. カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して送信先の携帯端末に送信する携帯端末であって、
    現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する送信回線判定部と、
    送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータが記憶される記憶部と、
    前記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、
    前記画像データを圧縮する画像圧縮部と、
    前記メモリダイヤルデータ内に、前記送信先の電話番号とともに、前記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、前記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、前記圧縮サイズ判定部に、前記第1の最大メールサイズ又は、前記送信回線判定部により判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、小さい方から前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記画像データのデータサイズで除算させて前記画像データの第1の圧縮率を算出させ、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別又は前記第1の最大メールサイズが設定されていない場合には、前記圧縮サイズ判定部に、前記第1の最大メールサイズ又は、使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第3の最大メールサイズのうち、小さい方から前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記画像データのデータサイズで除算させて前記画像データの第2の圧縮率を算出させ、前記第1の圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記画像圧縮部に前記第1の圧縮率で前記画像データを圧縮させることにより得られた第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記画像圧縮部に前記最大圧縮率で前記画像データを圧縮させることにより第2の圧縮画像データを得るとともに、所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第2の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第2の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第2の圧縮率が前記最大圧縮率以下である場合には、前記画像圧縮部に前記第2の圧縮率で前記画像データを圧縮させることにより得られた第3の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第2の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記画像圧縮部に前記最大圧縮率で前記画像データを圧縮させることにより第4の圧縮画像データを得るとともに、前記所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第4の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には前記第4の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する制御部と
    を備えてなることを特徴とする携帯端末。
  23. 前記制御部は、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別が設定されていない場合には、前記回線を介して前記送信先の携帯端末にアクセスし、前記送信先の携帯端末の前記送信先回線種別、前記送信先の携帯端末の機種、前記第1の最大メールサイズ、あるいは前記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、前記圧縮サイズ判定部に、回答された、前記送信先回線種別に対応した回線、前記機種に対応した回線、あるいは前記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第4の最大メールサイズ若しくは前記第1の最大メールサイズ又は前記第3の最大メールサイズのうち、小さい方から前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記画像データのデータサイズで除算させて前記画像データの第2の圧縮率を算出させることを特徴とする請求項22記載の携帯端末。
  24. カメラで撮影された画像データを圧縮して得られた圧縮画像データを電子メールのメッセージに添付して回線を介して送信先の携帯端末に送信する携帯端末であって、
    現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を判定する送信回線判定部と、
    送信先の電話番号を管理するためのメモリダイヤルデータが記憶される記憶部と、
    前記画像データの圧縮率を算出する圧縮サイズ判定部と、
    前記画像データを圧縮するとともに、前記圧縮画像データを復号化する画像圧縮伸張部と、
    前記メモリダイヤルデータ内に、前記送信先の電話番号とともに、前記送信先の携帯端末が使用可能な回線の種別である送信先回線種別又は、前記送信先回線種別に対応した回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第1の最大メールサイズが既に設定されている場合には、前記第1の最大メールサイズ又は、前記第2のステップで判定された回線で送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記選択した最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記選択した最大メールサイズより大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第1の圧縮画像データを復号化させ、前記圧縮サイズ判定部に、前記選択した最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算して前記復号化された画像データの第2の圧縮率を算出させ、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別が設定されていない場合には、使用可能な回線ごとに設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第3の最大メールサイズのうち、最も小さいものを示す第4の最大メールサイズ又は、前記第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記選択した最大メールサイズ以下である場合には、前記第1の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第1の圧縮画像データのデータサイズと前記メッセージのデータサイズとの合計が、前記選択した最大メールサイズより大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第1の圧縮画像データを復号化させ、前記圧縮サイズ判定部に、前記選択した最大メールサイズから前記メッセージのデータサイズを減算させた結果を前記復号化された画像データのデータサイズで除算させて前記復号化された画像データの第3の圧縮率を算出させ、前記第2の圧縮率が、使用される画像データのファイル・フォーマットにおける最大圧縮率以下である場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第2の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第2の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第2の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させることにより第3の圧縮画像データを得るとともに、所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第3の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には、前記第3の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第3の圧縮率が、前記最大圧縮率以下である場合には、前記画像圧縮伸張部に前記第3の圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させることにより得られた第4の圧縮画像データを前記メッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信し、前記第3の圧縮率が前記最大圧縮率より大きい場合には、前記画像圧縮伸張部に前記最大圧縮率で前記復号化された画像データを圧縮させることにより第5の圧縮画像データを得るとともに、前記所持者に前記メッセージの変更を促し、変更されたメッセージのデータサイズと前記第5の圧縮画像データのデータサイズとの合計が前記最大メールサイズ以下である場合には、前記第5の圧縮画像データを前記変更されたメッセージに添付して前記回線を介して前記送信先の携帯端末に送信する制御部と
    を備えてなることを特徴とする携帯端末。
  25. 前記制御部は、前記メモリダイヤルデータ内に前記送信先回線種別が設定されていない場合には、前記回線を介して前記送信先の携帯端末にアクセスし、前記送信先の携帯端末の前記送信先回線種別、前記送信先の携帯端末の機種、前記第1の最大メールサイズ、あるいは前記送信先の携帯端末の現在地に存在する移動体通信網において接続可能な回線を問い合わせ、回答された、前記送信先回線種別に対応した回線、前記機種に対応した回線、あるいは前記接続可能な回線に、設定されている送受信可能な電子メールのデータサイズの最大値である第5の最大メールサイズ若しくは前記第1の最大メールサイズ又は前記第2の最大メールサイズのうち、小さい方を選択することを特徴とする請求項24記載の携帯端末。
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