JP2003196219A - 情報端末装置とそのメール送信制御プログラム - Google Patents
情報端末装置とそのメール送信制御プログラムInfo
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Abstract
端末装置へ送信されないようにして、受信側ユーザの迷
惑を軽減と、送信側ユーザの送信にかかる手間と時間の
軽減及び短縮を図る。 【解決手段】 添付ファイル情報記憶エリア13aに、
メールの送信相手先に対応付けて当該相手ユーザが再生
可能な添付ファイルの属性を表す拡張子を予め記憶して
おく。そして、添付ファイル付きメールを送信する際
に、上記添付ファイル情報記憶エリア13aに記憶され
た情報をもとに、当該送信メールに添付されているファ
イルが送信相手先の端末において再生可能なファイルで
あるか否かを判定し、再生可能なファイルであれば当該
添付ファイルをそのまま添付して送信し、一方再生不可
能なファイルだった場合には、当該ファイルを削除して
メール本文のみを送信するようにしたものである。
Description
機や携帯情報端末、パーソナル・コンピュータ等の情報
端末装置に係わり、特にメール送信機能を備えた装置と
この装置で使用されるメール送信制御プログラムに関す
る。
のこと、携帯電話機や携帯情報端末等の移動通信端末装
置においても、メール送信機能を備えた装置が多くなっ
ている。またメールを送信する場合に、メール本文に添
付ファイルを添付することも多くなっている。この添付
ファイルの添付処理は一般に、ユーザが添付しようとす
るファイルをキー操作により選択したのち確定操作を行
うことにより行われる。
ァイルは文書ファイルに止まらず、音楽ファイルや静止
画ファイル、動画ファイル等のように多種類になってき
ており、さらにファイル形式も多様になっている。この
ため、受信側の端末装置によっては、添付ファイルが添
付されたメールを受信したものの、添付ファイルを再生
することができないケースが増えている。このような場
合、再生不可能な実質的に不必要な添付ファイルにより
端末装置内のメモリ領域が専有されることになり、非常
に好ましくない。また、送信側にとっては無駄な課金が
発生する原因にもなる。
のユーザが添付ファイル付きのメールを送信する際に、
送信相手先の端末が当該添付ファイルを再生可能か否か
を前もって確認する必要がある。しかし、メールを1通
送信するごとに確認を行うことは、送信ユーザにとって
著しく面倒であるばかりか、確認ミスによる誤送信が避
けられない。
ので、その目的とするところは、再生不可能な添付ファ
イルが受信側ユーザの端末装置へ送信されないように
し、これにより受信側ユーザの迷惑を軽減すると共に、
送信側ユーザの送信にかかる手間と時間を軽減及び短縮
するようにした情報端末装置とそのメール送信制御プロ
グラムを提供することにある。
にこの発明に係わる情報端末装置は、送信相手先に対応
付けて当該送信相手先の端末が再生可能な添付ファイル
或いは再生不可能な添付ファイルの形式を表す情報を記
憶した記憶手段を設け、送信メールに対する添付ファイ
ルの添付操作が行われた場合に、当該添付ファイルが上
記送信メールの送信相手先の端末で再生可能なものであ
るか不可能なものであるかを、上記記憶手段に記憶され
た情報をもとに判定する。そして、添付制御手段によ
り、上記判定結果に基づいて、上記添付ファイルが送信
相手先の端末で再生可能なものである場合に当該添付フ
ァイルを上記送信メールに添付し、一方上記添付ファイ
ルが送信相手先の端末で再生不可能なものである場合に
は当該添付ファイルを上記送信メールから削除するよう
に構成したものである。
ログラムは、送信相手先に対応付けて当該送信相手先の
端末が再生可能或いは再生不可能な添付ファイルの形式
を表す情報をメモリに記憶させる処理と、送信メールに
対する添付ファイルの添付操作が行われた場合に、当該
添付ファイルが前記送信メールの送信相手先の端末で再
生可能なものであるか不可能なものであるかを、上記メ
モリに記憶された情報をもとに判定する処理と、上記添
付ファイルが送信相手先の端末で再生可能なものである
と判定された場合に当該添付ファイルを上記送信メール
に添付し、一方上記添付ファイルが送信相手先の端末で
再生不可能なものであると判定された場合には当該添付
ファイルを上記送信メールから削除する処理とをプロセ
ッサに実行させるように構成したものである。
置及びメール送信制御プログラムによれば、送信ユーザ
がファイルの添付操作を行うと、当該添付ファイルが受
信ユーザの端末装置において再生可能なものであるか否
かが判定され、再生可能な場合にのみ添付されて送信さ
れる。すなわち、添付ファイルが受信側の端末装置に適
合するものか否かの判定と、その判定結果に応じたファ
イルの添付或いは削除処理が、送信側ユーザの情報端末
装置において自動的に行われることになる。
信されてこのファイルが受信側の端末装置のメモリ領域
を専有してしまう不具合は事前に回避される。また、送
信側ユーザにとっては、添付ファイルが受信側の端末装
置に適合するものか否かの確認を自身で行う必要がなく
なり、これによりメール送信にかかる手間と時間が軽減
及び短縮される。この効果は、特に同一内容の添付ファ
イル付きメールを多数の受信側ユーザに同報送信する場
合に有効である。
末装置の第1の実施形態であるメール送受信機能を備え
た携帯電話機の機能構成を示すブロック図である。この
移動通信端末は、無線アクセス方式として例えばCDM
A(Code Division Multiple Access)方式を採用した
端末である。
信号は、アンテナ1で受信されたのちアンテナ共用器2
(DUP)を介して受信回路(RX)3に入力される。
受信回路3では、上記無線周波信号が周波数シンセサイ
ザ(SYN)4から出力された受信局部発振信号とミキ
シングされて中間周波信号に周波数変換される。なお、
上記周波数シンセサイザ4から発生される受信局部発振
信号の周波数は、制御部12からの制御信号SYCによ
って指示される。
号処理部6において、受信チャネルに割り当てられた拡
散符号により逆拡散処理されたのち、例えばQPSK変
調方式に対応する直交復調が行われ、これにより受信デ
ータレートに応じた所定のフォーマットの復調データに
変換される。そしてこの変換された復調データは圧縮伸
張処理部7に入力される。
理部6から出力された復調データに対し、制御部12か
ら通知される受信データレートに応じた伸長処理を施し
たのち、ビタビ復号等を用いた復号処理及び誤り訂正復
号処理を行って、ベースバンドの受信音声データ又は受
信メールデータ等の受信パケットデータを再生する。そ
して、受信音声データをPCM符号処理部8へ、また受
信パケットデータを制御部12へそれぞれ出力する。
から出力された受信音声データをPCM復号してアナロ
グ受話信号を出力する。このアナログ受話信号は、受話
増幅器9にて増幅されたのちスピーカ10より拡声出力
される。
出力された受信パケットデータをデパケットして記憶部
13に格納すると共に、入力部14によるユーザの表示
操作に従い記憶部13から読み出して表示部15に表示
する。なお、携帯電話機に携帯情報端末(PDA:Pers
onal Digital Assistance )やノート型パーソナル・コ
ンピュータ等の外部情報端末が接続されている場合に
は、上記受信パケットデータを図示しない外部インタフ
ェースを介してこの外部情報端末へ転送することも可能
である。
1に入力された話者の入力音声信号は、送話増幅器18
により適正レベルまで増幅されたのち、PCM符号処理
部8にてPCM符号化処理が施され、送信音声データと
して圧縮伸張処理部7に入力される。また、制御部12
において作成された送信メールデータ等の送信パケット
データは、制御部12から圧縮伸張処理部7に入力され
る。
CM符号処理部8から出力された送信音声データより入
力音声のエネルギー量を検出し、この検出結果に基づい
て送信データレートを決定する。そして、上記送信音声
データを上記送信データレートに応じたフォーマットの
信号に圧縮し、さらに誤り訂正符号化処理を施したのち
CDMA信号処理部6へ出力する。これに対し、パケッ
トデータ送信時には、制御部12から出力された送信パ
ケットデータに対し誤り訂正符号化処理を施してCDM
A信号処理部6に供給する。
理部7において圧縮された送信データにより搬送波信号
を例えばQPSK方式等のディジタル変調方式を使用し
て変調し、このディジタル変調された搬送波信号に対し
て、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてス
ペクトラム拡散処理を施す。そして、この拡散符号化さ
れた送信信号を送信回路(TX)5へ出力する。
信号を、周波数シンセサイザ4から発生される送信局部
発振信号と合成して無線周波信号に周波数変換する。そ
して、送信回路5は、制御部12により通知される送信
データレートに基づいて、上記無線周波信号の有効部分
だけを高周波増幅し、送信無線周波信号として出力す
る。この送信回路5から出力された送信無線周波信号
は、アンテナ共用器2を介してアンテナ1に供給され、
このアンテナ1から接続中の基地局へ向けて送信され
る。
ー、電源キー、終了キー、音量調節キー、モード指定キ
ー等のキー群が設けられている。また表示部15には、
LCD表示器やLEDランプが設けられている。LCD
表示器には、通信相手の端末の電話番号や自端末の動作
状態をはじめ、送受信メール等が表示される。またLE
Dランプは、着信報知やバッテリ16のDischarge 状態
を表示するために使用される。なお、17は電源回路で
あり、バッテリ16の出力をもとに所定の動作電源電圧
Vccを生成して各回路部に供給する。
信履歴を表すデータ、送受信メールのデータ等を記憶す
るエリアに加え、添付ファイル情報記憶エリア13aが
設けてある。この添付ファイル情報記憶エリア13aに
は、メールの送信相手先として想定される複数の相手ユ
ーザのドメイン名に対応付けて、当該相手ユーザが再生
可能な添付ファイルの属性を表す拡張子が記憶される。
のマイクロプロセッサに実行させるプログラム及び制御
データが格納されるメモリと、入出力インタフェースと
を有する。メモリには、通信制御や位置登録制御、アイ
ドルハンドオフ制御等の移動通信端末としての通常の制
御機能を実現するプログラムに加え、添付ファイル情報
設定制御機能12a、ファイル添付制御機能12b及び
メール送信制御機能12cをそれぞれ実現するプログラ
ムが記憶されている。
ユーザによる添付ファイル情報設定入力操作により起動
され、表示部15のLCD表示器に設定用画面を表示さ
せる。そして、この画面の案内に従いユーザが、送信相
手のユーザ名、ドメイン名及び当該相手ユーザが再生可
能な添付ファイルの属性を表す拡張子を入力部14から
入力すると、この入力されたデータを上記記憶部13内
の添付ファイル情報記憶エリア13aに格納する。
イル付きメールの送信操作が行われた場合に、このメー
ルの送信相手先に対応する添付ファイル設定情報を上記
記憶部13の添付ファイル情報記憶エリア13aから読
み出し、この読み出した設定情報をもとに、上記メール
に添付されたファイルが送信相手において再生可能なフ
ァイルであるか否かを判定する。すなわち、添付ファイ
ルの送信適合チェックを行う。そして、再生可能なファ
イルの場合には当該ファイルをそのままメール本文に添
付し、一方再生不可能なファイルの場合には当該ファイ
ルをメール本文から削除する。
作に応じてメール作成処理を行う。また、送信に際しこ
の作成されたメールが添付ファイル付きメールであるか
否かを判定し、添付ファイルのないメールであればこの
メールをそのまま送信相手に向け送信する。一方、添付
ファイル付きメールの場合には、上記ファイル添付制御
機能12bに添付ファイルの送信適合チェックを行わ
せ、この送信適合チェック終了後のメールを送信相手に
向け送信する。
によるメール送信に係わる制御を説明する。
に行われる。図2はその制御手順と制御内容を示すフロ
ーチャートである。ユーザは、先ず設定メニュー中の添
付ファイル情報設定メニューを選択する。そうすると、
制御部12はステップ2aにより図3に示すように添付
ファイル情報設定画面3aをLCD表示器に表示する。
この画面3aには、メールの送信が想定される送信相手
先のユーザ名が表示される。この状態でユーザが、表示
中のユーザ名を選択するか又はユーザ名を新規入力した
とする。そうすると、制御部12はステップ2bからス
テップ2cに移行してここで詳細情報の設定画面3bを
LCD表示器に表示する。
送信相手先ユーザのドメイン名を入力する。制御部12
は入力されたドメイン名のデータをステップ2dで入力
部14から取り込み、ステップ2eで入力の終了を検出
すると拡張子の入力待機状態に移行する。
再生可能な添付ファイルの属性を表す拡張子(送信を有
効とする拡張子)を入力する。制御部12は入力された
拡張子をステップ2fで入力部14から取り込む。そし
て、入力を終了したユーザが登録操作を行うと、ステッ
プ2gからステップ2hに移行して、ここで上記入力さ
れた拡張子を上記入力されたドメイン名と共に、送信相
手先名に対応付けて記憶部13の添付ファイル情報記憶
エリア13aに記憶させる。図3の画面3bに、入力さ
れたドメイン名と送信を有効とする拡張子の一例を示
す。
添付ファイル情報の設定を終了すると、制御部12はス
テップ2iで登録作業が続行されるか終了するかを判定
する。そして、ユーザが他の送信相手先ユーザについて
の設定を続行するための操作を行うと、ステップ2aに
戻って先に述べた一連の設定処理を繰り返し実行する。
含むメール送信制御について説明する。図4はその制御
手順と制御内容を示すフローチャートである。制御部1
2は、ステップ4aにおいて、ユーザのメール作成操作
に従いメールの作成処理を行う。そしてメールの作成を
終了したユーザがメール送信操作を行うと、ステップ4
bからステップ4cに移行してここで先ず上記作成され
たメールに添付ファイルが添付されているか否かを判定
する。そして、添付ファイルがないメールであれば、ス
テップ4mに移行してここで上記メールを送信相手先の
端末に向け送信する。
ルが添付されていたとする。そうすると制御部12は、
ステップ4dに移行してここで当該メールの送信相手先
ユーザが添付ファイル情報記憶エリア13aに登録され
ているか否かを判定する。そして、登録されていれば、
ステップ4eにおいて添付ファイル情報記憶エリア13
aから上記送信相手先ユーザに対応する詳細設定情報を
読み出し、ステップ4fにより上記添付ファイルの拡張
子をこの読み出した詳細設定情報と比較する。この比較
の結果、詳細設定情報中に上記添付ファイルの拡張子が
存在すれば、当該添付ファイルは送信相手先の端末にお
いて再生可能なファイルであると判断して、ステップ4
gにより当該添付ファイルをそのままメール本文に添付
する。
上記添付ファイルの拡張子が存在しなかったとする。こ
の場合制御部12は、当該添付ファイルは送信相手先の
端末において再生不可能なファイルであると判断し、ス
テップ4hに移行してここでメール本文から上記添付フ
ァイルを削除し、さらにステップ4iにおいて添付ファ
イルを削除した旨とその理由をユーザに報知するための
メッセージを作成し、この作成された削除メッセージを
LCD表示器に表示させる。したがって、送信ユーザは
添付ファイルが添付されなかった旨とその理由を知るこ
とができる。なお、この削除メッセージを音声合成技術
を用いて音声メッセージに変換し、この音声メッセージ
をスピーカ10又は図示しないサウンダから出力させる
ようにしてもよい。
信適合チェックを終了すると、制御部は上記送信メール
に他の添付ファイルが添付されているか否かを判定す
る。そして、未チェックの添付ファイルがあれば、ステ
ップ4kからステップ4fに戻って、この未チェックの
添付ファイルについて送信適合チェックを行う。
ての添付ファイルについての送信適合チェックが終了す
ると、制御部12は続いてステップ4kに移行し、ここ
で上記添付ファイル付き送信メールの送信相手先として
複数のユーザが指定されているか否かを判定する。そし
て、送信相手先が1ユーザであればそのままステップ4
mに移行して、ここで上記添付ファイル付きメールを送
信する。
が指定されていれば、ステップ4kからステップ4dに
戻って未チェックのユーザを一つずつ選択し、この選択
された各送信相手先ユーザについてそれぞれ前記ステッ
プ4dからステップ4jにて述べた添付ファイルの送信
適合チェックを行う。
ファイルの送信適合チェックが終了すると、制御部12
はステップ4mに移行して上記添付ファイル付きメール
の送信処理を実行する。
は、記憶部13内の添付ファイル情報記憶エリア13a
に、メールの送信相手先として想定される複数の相手ユ
ーザのドメイン名に対応付けて、当該相手ユーザが再生
可能な添付ファイルの属性を表す拡張子を設定情報とし
て予め記憶しておく。そして、添付ファイル付きメール
を送信する際に、上記添付ファイル情報記憶エリア13
aに記憶された設定情報をもとに、当該送信メールに添
付されているファイルが送信相手先の端末において再生
可能なファイルであるか否かを判定する。この判定の結
果、添付ファイルが送信相手先の端末において再生可能
なファイルであれば当該添付ファイルをそのまま添付し
て送信し、一方添付ファイルが送信相手先の端末におい
て再生不可能なファイルだった場合には、当該ファイル
を削除してメール本文のみを送信するようにしている。
添付ファイル付きメールの送信に先立ち、添付ファイル
が送信相手先の端末に適合するものか否かのチェック
と、このチェック結果に応じたファイルの添付或いは削
除処理が、携帯電話機において自動的に行われる。この
ため、送信相手先の端末が再生不可能な添付ファイルが
そのまま送信されて、送信相手先の端末のメモリ領域を
専有してしまう不具合を未然に回避することができる。
また、送信側ユーザにとっては、添付ファイルが送信相
手先の端末に適合するか否かの確認を自身で行う必要が
なくなり、これによりメール送信にかかる手間と時間を
軽減及び短縮することができる。この効果は、特に同一
内容の添付ファイル付きメールを多数の受信側ユーザに
同報送信する場合に有効である。
ァイルの送信適合判定の結果に応じて添付ファイルをメ
ール本文から削除した場合に、その旨と理由をユーザに
報知するためのメッセージを作成してLCD表示器に表
示するようにしている。このため、送信ユーザは添付フ
ァイルが送信されなかった旨とその理由を明確に知るこ
とができる。
添付ファイル情報の設定制御において、送信相手先の端
末で再生可能な添付ファイルの属性を表す拡張子を添付
ファイル情報記憶エリア13aに設定する場合を例にと
って説明した。しかし、それに限らず、送信相手先の端
末で再生不可能な添付ファイルの属性を表す拡張子を添
付ファイル情報記憶エリア13aに設定するようにして
もよい。
付ファイル情報禁止設定制御の手順と内容を示すフロー
チャートである。なお、同図において前記図2と同一部
分には同一符号を付してある。
情報設定メニューを選択すると、制御部12はステップ
5aにより図6に示すように添付ファイル情報禁止設定
画面6aをLCD表示器に表示する。この状態でユーザ
が、表示中のユーザ名を選択するか又はユーザ名を新規
入力すると、制御部12はステップ2bからステップ2
cに移行して詳細情報の設定画面6bをLCD表示器に
表示する。
送信相手先ユーザのドメイン名を入力し、しかるのち送
信相手先の端末が再生不可能な添付ファイルの属性を表
す拡張子(送信を禁止する拡張子)を入力する。制御部
12は入力された拡張子をステップ5bで入力部14か
ら取り込む。そして、入力を終了したユーザが登録操作
を行うと、ステップ5cからステップ5dに移行して、
ここで上記入力された送信禁止対象の拡張子を上記入力
されたドメイン名と共に、送信相手先名に対応付けて記
憶部13の添付ファイル情報記憶エリア13aに記憶さ
せる。図6の画面6bに、入力されたドメイン名と送信
を禁止する拡張子の一例を示す。
が設定された設定情報に基づく送信適合チェックは次の
ように行われる。図7はその制御手順と内容を示すフロ
ーチャートである。なお、同図において前記図4と同一
部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
ールの送信相手先が添付ファイル情報記憶エリア13a
に登録されていると判定すると、ステップ7aに移行し
てここで添付ファイル情報記憶エリア13aから上記送
信相手先ユーザに対応する詳細な禁止設定情報を読み出
す。そして、ステップ7bにより上記添付ファイルの拡
張子をこの読み出した詳細な禁止設定情報と比較する。
この比較の結果、詳細な禁止設定情報中に上記添付ファ
イルの拡張子が存在しなければ、当該添付ファイルは送
信相手先の端末において再生可能なファイルであると判
断して、ステップ7cにより当該添付ファイルをそのま
まメール本文に添付する。
設定情報中に添付ファイルの属性を表す拡張子が存在し
たとする。この場合制御部12は、当該添付ファイルは
送信相手先の端末において再生不可能なファイルである
と判断し、ステップ7dに移行してここでメール本文か
ら上記添付ファイルを削除し、さらにステップ7eにお
いて添付ファイルを削除した旨とその理由をユーザに報
知するためのメッセージを作成し、この作成された削除
メッセージをLCD表示器に表示させる。したがって、
送信ユーザは添付ファイルが添付されなかった旨とその
理由を知ることができる。
も、添付ファイル付きメールの送信に先立ち、添付ファ
イルが送信相手先の端末に不適合なものか否かのチェッ
クと、このチェック結果に応じたファイルの添付或いは
削除処理が、携帯電話機において自動的に行われる。こ
のため、送信相手先の端末が再生不可能な添付ファイル
がそのまま送信されて、送信相手先の端末のメモリ領域
を専有してしまう不具合を未然に回避することができ
る。また、送信側ユーザにとっては、添付ファイルが送
信相手先の端末に適合するか否かの確認を自身で行う必
要がなくなり、これによりメール送信にかかる手間と時
間を軽減及び短縮することができる。
端末で再生不可能なファイルの種類を設定するようにし
ているので、送信相手の端末で再生可能なファイルの種
類より再生不可能なファイルの種類の方が少ない場合
に、ユーザの設定作業量を低減しかつ添付ファイル情報
記憶エリア13aの記憶容量を低減することができ、非
常に有効である。
記各実施形態に限定されるものではない。例えば、前記
各実施形態では添付ファイルの送信適合判定の結果添付
ファイルをメール本文から削除した場合に、その旨の削
除メッセージを表示したのち自動的にメールを送信する
ようにしたが、上記削除メッセージの表示に対する送信
ユーザの確認操作を確認した後にメールを送信するよう
にしてもよい。
にとって説明したが、PDA等のその他の移動通信端末
や、パーソナル・コンピュータ、インターネット接続機
能を備えた有線電話機やテレビジョン受信機、ゲーム機
等のうち、メール送信機能を備えた情報端末装置にも、
この発明は適用可能である。
信制御、添付ファイル情報設定制御及びファイル添付制
御の制御手順と制御内容、添付ファイルの形式等につい
ても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できる。
相手先に対応付けて当該送信相手先の端末が再生可能な
添付ファイル或いは再生不可能な添付ファイルの形式を
表す情報を記憶手段に記憶しておき、送信メールに対す
る添付ファイルの添付操作が行われた場合に、当該添付
ファイルが上記送信メールの送信相手先の端末で再生可
能なものであるか不可能なものであるかを、上記記憶手
段に記憶された情報をもとに判定する。そして、この判
定結果に基づいて、上記添付ファイルが送信相手先の端
末で再生可能なものである場合に当該添付ファイルを上
記送信メールに添付し、一方上記添付ファイルが送信相
手先の端末で受信不可能なものである場合には当該添付
ファイルを上記送信メールから削除するようにしてい
る。
な添付ファイルが受信側ユーザの端末装置へ送信されな
いようにすることができ、これにより受信側ユーザの迷
惑を軽減すると共に、送信側ユーザの送信にかかる手間
と時間を軽減及び短縮するようにした情報端末装置とそ
のメール送信制御プログラムを提供することができる。
形態であるメール送受信機能を備えた携帯電話機の機能
構成を示すブロック図。
添付ファイル情報設定制御の手順と内容を示すフローチ
ャート。
り表示される添付ファイル情報設定画面及び詳細情報設
定画面の一例を示す図。
メール送信制御の手順と内容を示すフローチャート。
イル情報設定制御の手順と内容を示すフローチャート。
り表示される添付ファイル情報設定画面及び詳細情報設
定画面の一例を示す図。
信制御の手順と内容を示すフローチャート。
Claims (5)
- 【請求項1】 送信相手先に対応付けて当該送信相手先
の端末が再生可能或いは再生不可能な添付ファイルの形
式を表す情報を記憶した記憶手段と、 送信メールに対する添付ファイルの添付操作が行われた
場合に、当該添付ファイルが前記送信メールの送信相手
先の端末で再生可能なものであるか不可能なものである
かを、前記記憶手段に記憶された情報をもとに判定する
判定手段と、 この判定手段の判定結果に基づいて、前記添付ファイル
が送信相手先の端末で再生可能なものである場合に当該
添付ファイルを前記送信メールに添付し、一方前記添付
ファイルが送信相手先の端末で受信不可能なものである
場合には当該添付ファイルを前記送信メールから削除す
る添付制御手段とを具備したことを特徴とする情報端末
装置。 - 【請求項2】 前記記憶手段に、送信相手先に対応付け
て当該送信相手先の端末が再生可能或いは再生不可能な
添付ファイルの形式を表す情報を記憶させるファイル形
式設定制御手段を、さらに具備したことを特徴とする請
求項1記載の情報端末装置。 - 【請求項3】 前記添付制御手段は、添付ファイルを送
信メールから削除した場合にその旨のメッセージをユー
ザに報知する機能を備えたことを特徴とする請求項1記
載の情報端末装置。 - 【請求項4】 通信機能とプロセッサとメモリとを備え
た情報端末装置で使用されるメール送信制御プログラム
であって、 送信相手先に対応付けて当該送信相手先の端末が再生可
能或いは再生不可能な添付ファイルの形式を表す情報を
前記メモリに記憶させる処理と、 送信メールに対する添付ファイルの添付操作が行われた
場合に、当該添付ファイルが前記送信メールの送信相手
先の端末で再生可能なものであるか不可能なものである
かを、前記メモリに記憶された情報をもとに判定する処
理と、 前記添付ファイルが送信相手先の端末で再生可能なもの
であると判定された場合に当該添付ファイルを前記送信
メールに添付し、一方前記添付ファイルが送信相手先の
端末で再生不可能なものであると判定された場合には当
該添付ファイルを前記送信メールから削除する処理とを
前記プロセッサに実行させるメール送信制御プログラ
ム。 - 【請求項5】 前記添付ファイルを前記送信メールから
削除する処理が行われた場合にその旨のメッセージをユ
ーザに報知する処理を、前記プロセッサにさらに実行さ
せる請求項4又は5記載のメール送信制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001395478A JP2003196219A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 情報端末装置とそのメール送信制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001395478A JP2003196219A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 情報端末装置とそのメール送信制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003196219A true JP2003196219A (ja) | 2003-07-11 |
Family
ID=27601853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001395478A Withdrawn JP2003196219A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 情報端末装置とそのメール送信制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003196219A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007221399A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Kenwood Corp | サーバ装置、サーバプログラム、及びコンテンツ供給方法 |
JP2012003616A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Canon It Solutions Inc | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム |
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2001
- 2001-12-26 JP JP2001395478A patent/JP2003196219A/ja not_active Withdrawn
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