JP2004157973A - 異なる端末器間のセッション保持方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インターネットサービスを提供するサーバなどでユーザが端末器を変更して接続しても同じユーザであることを認証してユーザが既に用いたセッションを保持させる。
【解決手段】端末器からのサービス要請により、端末器から受け取った要請メッセージのヘッダ情報を解析してユーザを認証する。ヘッダ情報の解析結果によってセッション鍵を抽出し、セッション鍵の抽出結果に応じてセッションを検索してセッションが存在するか否かを判断する。セッションが存在すると、応用コンポーネント呼び出しの際に情報として提供して、異なる端末器間のセッションを保持する。セッションが存在しないと、セッション鍵とセッションとを新規に生成した後、セッション情報をマルチセッション管理部に格納して、以後に認証したユーザの異なる端末器間のセッションが保持されるようにする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、異なる端末器間のセッション保持方法及び前記方法を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことのできる記録媒体に関し、さらに詳しくは、有線/無線インターネットサービスを提供する応用サーバなどでユーザが端末器を変更して接続しても同じユーザであることを認証して、前記ユーザが既に使用していたセッションを保持する異なる端末器間のセッション保持方法及び前記方法を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことのできる記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下本発明の一例では、有線/無線インターネットサービスを提供する応用サーバにおける異なる端末器間のセッション保持方法を例に挙げて説明する。本発明は、端末器のユーザを認証し得る、すなわち、ユーザの端末器を区分し得る、いずれの応用サーバにおいても適用することができることを前もって明らかにする。
【0003】
インターネットサービスにおけるセッションの管理は、ウェブブラウザが用いるプロトコルの短所のため重要となった。現在、ウェブブラウザのデータの伝送と受信のための標準プロトコルであるハイパーテキストトランスファープロトコル(HyperText Transfer Protocol;以下「HTTP」という)は、プロトコル制定の時からセッションのような連結性を考慮しないプロトコルである。イメージのような複数の文書を含んでいるページに対して接続を再使用する方法を提供してはいるが、ユーザの以前の状態情報を格納するメカニズムは提供しない。したがって、現在接続されたユーザが続けてセッションを保持しているユーザであるか、それとも新しく接続したユーザであるかを確認する方法がない。
【0004】
このような短所を克服するための方法として現在用いられている方式は、URL(Uniform Resource Locator)の再作成、ヒドゥンフォームフィールドの使用、クッキー(cookie)の使用及びサーバ側セッションを用いる方法などが考案されて用いられている。特に、セッションを用いる方法は、応用サーバ端から提供する方法であって、ユーザの状態を容易に確認できる方法である。
【0005】
一方、モバイルサービスを利用してインターネットを用いる現在と未来では、個人が複数の端末器をもってインターネットサービスを利用する状況となるだろう。このような状況では、単一端末器の接続に対するセッション保持管理のみならず、複数の端末器間でユーザが同一人である場合、応用サーバのセッションを保持させ得る技術が必要となる。これはユーザが特性と状況に合う複数の端末器を利用してインターネットサービスを利用する場合に必須技術と言える。すなわち、端末器の種類に関係なく同じユーザである場合には、同じセッションサービスを提供する必要がある。また、端末器の特性上、セッション情報を保持するために必要なクッキー情報を端末器に格納できない場合やURL再作成時必要なリソースを処理できない端末器にも安定的にサービスできる技術が応用サーバ内に必要である。
【0006】
しかし、現在の有線/無線の応用サーバでは、ユーザがサービス利用中に端末器を変更して一つの応用サーバを利用する場合を考慮していない。更に異なる端末器間のセッション及びセッション情報に対する一貫性維持のための技術も提供していない。但し、1つの端末器を利用して接続した場合にのみ、セッションとセッションデータとを保持させる機能を提供しているだけである。また、国内の移動通信会社は種々のモバイル端末器を介してインターネットサービスを提供しいるが、このような方法では単にデータベースの情報を互いに異なる端末器に応じて互いに異なるビューを通して提供しているだけであって、サービスの利用中に端末器を変更する場合、セッションが新しく生成されることによって既に保持された情報を利用できないという短所がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ユーザが端末器を変更して接続しても、同じユーザであることを認証して前記ユーザが既に用いたセッションを保持するための異なる端末器間のセッション保持方法及び前記方法を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことのできる記録媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、異なる端末器間のセッション保持方法において、端末器からのサービス要請により、前記端末器から受け取った要請メッセージのヘッダ情報を解析してユーザを認証する第1ステップと、前記要請メッセージのヘッダ情報の解析結果によってセッション鍵を抽出し、前記セッション鍵の抽出結果に応じてセッションを検索してセッションが存在するか否かを判断する第2ステップと、前記第2ステップにおける判断の結果、セッションが存在すると、応用コンポーネント呼び出しの際に情報として提供して、異なる端末器間のセッションを保持する第3ステップと、前記第2ステップにおける判断の結果、セッションが存在しないと、セッション鍵とセッションとを新規に生成した後、前記セッション情報をマルチセッション管理部に格納して、以後に前記認証したユーザの異なる端末器間のセッションが保持されるようにする第4ステップと、を含む。
【0009】
また、本発明は、マルチセッション管理部を含む応用サーバに、端末器からのサービス要請により、前記端末器から受け取った要請メッセージのヘッダ情報を解析してユーザを認証する第1機能と、前記要請メッセージのヘッダ情報の解析結果によってセッション鍵を抽出し、前記セッション鍵の抽出結果に応じてセッションを検索してセッションが存在するか否かを判断する第2機能と、前記第2機能における判断の結果、セッションが存在すると、応用コンポーネントの呼び出し時に情報として提供して異なる端末器間セッションを保持する第3機能と、前記第2機能における判断の結果、セッションが存在しないと、セッション鍵とセッションを新規に生成した後、前記セッション情報を前記マルチセッション管理部に格納して、以後に前記認証したユーザの異なる(多重)端末器間のセッションが保持されるようにする第4機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことのできる記録媒体を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付する図面を参照しながら発明に係る好ましい一実施例を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明が適用される応用サーバを含むシステムの構成例示図であって、一例として有線/無線インターネットサービスを提供する応用サーバを含むシステムの構成を示している。
【0012】
図1に示すように、応用サーバは、大きく端末器からの要請受信及び結果返信を管理する要請送受信部111と、要請に対する処理を全体的に管理する要請管理部112を含む要請処理器110と、ユーザ端末器の特性情報及びユーザ情報などを管理するプロファイル管理部121と、異なる端末器間のセッション管理と仮想クッキーを管理するマルチセッション管理部122と、セッションの生成及び消滅を管理するセッション管理部123と、応用コンポーネントの呼び出しを管理するコンポーネント管理部124と、コンテンツ変換機能を行うコンテンツコード変換部125と、データベースを管理するデータベース管理部126と、応用コンポーネントを格納するコンポーネント格納部127を含む応用処理器120を含んでいる。無線端末器100は、移動通信網を介して、有線端末器は、有線ネットワークを介してウェブサーバに接続し、ウェブサーバは応用サーバの要請処理器110の要請送受信部111と接続して通信が行われる。
【0013】
前記各構成要素の詳細な動作は、図2を参照しながら説明する。
【0014】
図2は、本発明の一実施例に係る異なる端末器間のセッションを保持する方法に関するフローチャートである。
【0015】
無線端末器100は、移動通信網を経由してウェブサーバにインターネットサービスを要請し、有線端末器101は、有線ネットワークを介してウェブサーバにインターネットサービスを要請する。
【0016】
有線端末器100、または無線端末器101のサービス要請を受け取ったウェブサーバは、インターネットサービス要請メッセージをHTTPを利用して応用サーバの要請送受信部111に伝送し、要請送受信部111は、同様に要請管理部112にインターネットサービス要請メッセージを伝送する。
【0017】
そうすると、要請管理部112は、インターネットサービス要請メッセージのHTTPヘッダ情報を解析するプロファイル管理部121に伝送し、プロファイル管理部121は、電話番号、端末器がクッキーを支援するか否か、クッキーなどのHTTPヘッダ情報を解析して(201)、電話番号が存在するか否かを判断する(202)。前記判断の結果(202)、電話番号が存在すると移動通信ネットワークに接続した場合であり、前記電話番号に基づいて、ユーザIDを検索してユーザを認証し(203)、電話番号が存在しないと有線ネットワークを利用した端末器に接続した場合であり、ユーザのログイン過程を通しユーザIDを入力されてユーザを認証する(204)。
【0018】
以後、プロファイル管理部121は、HTTPヘッダ情報を解析して得られたクッキーからセッション鍵を抽出する(205)。前記過程を終えるとプロファイル管理部121は、端末器がクッキーを支援するか否か、セッション鍵及びユーザIDをHTTPヘッダ解析結果として要請管理部112に返す。すると、要請管理部112は、プロファイル管理部121から返されたHTTPヘッダ解析結果にセッション鍵が存在するか否かを確認して(206)、セッション鍵が存在すると、セッション管理部123に前記セッション鍵に基づいてセッション検索を要請し、セッション鍵が存在しないと、マルチセッション管理部122にセッション鍵の検索を要請する。
【0019】
すると、セッション鍵の検索を要請されたマルチセッション管理部122は、まず仮想クッキーからセッション鍵を抽出し(207)、セッション鍵が存在するか否かを確認した後(208)、セッション鍵が存在すると、セッション管理部123に前記セッション鍵に基づいてセッション検索を要請し、セッション鍵が存在しないと、同様にマルチセッションからセッション鍵を抽出し(209)、セッション鍵が存在するか否かを確認する(210)。前記確認の結果、セッション鍵が存在すると、ユーザが端末器を変更して接続した場合であり、セッション鍵が存在しないと、ユーザが初めて接続した要請である。マルチセッション管理部122は、ユーザが端末器を変更して接続した場合、マルチセッションから抽出したセッション鍵に基づいてセッション管理部123にセッション検索を要請して、異なる端末器間のセッションを保持させるようにする。
【0020】
セッションを検索することを要請されたセッション管理部123は、要請管理部112、またはマルチセッション管理部122から受け取ったセッション鍵に基づいてセッションを検索して(211)セッションが存在するか否かを判断して(212)、セッションが存在すると、前記セッションはコンポーネント管理部124を介して応用コンポーネントを呼び出す時に情報として提供され、呼び出されたコンポーネント管理部124は、コンポーネント格納部127からユーザが要請した該当応用コンポーネントを呼び出して(213)要請ページを生成した後、コンテンツコード変換部125に返す(214)。コンテンツコード変換部125は、コンポーネント管理部124から受け取った要請ページを端末器に合うように変形した後要請管理部112に返し、要請管理部112は、同様に要請送受信部111に返して、最終的にウェブサーバを経てサービスを要請した端末器に結果を返す(215)。前記判断の結果(212)、セッションが存在しないと期限が満了したセッションであり、したがって、ユーザが初めて接続することと同様の過程を経るべきである。
【0021】
ユーザが初めて接続した要請である場合には、マルチセッション管理部122でのマルチセッションの検索の結果セッション鍵が存在せず、したがって、セッション管理部123にセッションとセッション鍵の生成を要請し、セッション管理部123はセッションを生成した後、以後にユーザの異なる端末器間のセッションを保持させるためにマルチセッション管理部122に前記ユーザIDとともにセッション鍵を格納するように(216)要請する。以後、前記HTTPヘッダの解析結果201の内、端末器がクッキーを支援するか否かを判断して(217)、端末器がクッキーを支援すると、セッション管理部123は要請管理部112にユーザ要請に対する応答ヘッダにクッキーを格納(218)するよう要請し、端末器がクッキーを支援しないと、ユーザIDとセッション鍵とをマルチセッション管理部122の仮想クッキーに格納(219)するよう要請する。
【0022】
他の例では、ユーザが初めて接続した要請、または期限が満了したセッションである場合、マルチセッション管理部122はセッション管理部123にセッションとセッション鍵との生成を要請し、セッション管理部123はセッションを生成した後、以後にユーザの異なる端末器間のセッションを保持させるためにマルチセッション管理部122に前記ユーザIDとともにセッション鍵を格納するように(216)要請する。また、ユーザIDとセッション鍵とをマルチセッション管理部122の仮想クッキーに格納(219)するよう要請する。以後、前記HTTPヘッダの解析結果(201)の内、端末器がクッキーを支援するか否かを判断して(217)端末器がクッキーを支援する場合にのみ、セッション管理部123は、要請管理部112にユーザ要請に対する応答ヘッダにクッキーを格納(218)するよう要請する。
【0023】
以後の過程は、プロファイル管理部121、またはマルチセッション管理部122から抽出されたセッション鍵に基づいて、セッションを検索した時と同様に進められる。前記生成されたセッションは、コンポーネント管理部124を介して応用コンポーネントを呼び出す時の情報として提供され、呼び出されたコンポーネント管理部124は、コンポーネント格納部127からユーザが要請した該当応用コンポーネントを呼び出して(213)、要請ページを生成した後、コンテンツコード変換部125に返す(214)。コンテンツコード変換部125は、コンポーネント管理部124から受け取った要請ページを端末器に合うように変形した後要請管理部112に返し、要請管理部112は、同様に要請送受信部111に返して最終的にウェブサーバを経てサービスを要請した端末器に結果を返す(215)。
【0024】
上述したような本発明の方法は、プログラムに具現されてコンピュータで読み出すことのできる形態に記録媒体(CD−ROM、RAM、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク等)に格納されることができる。
【0025】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではない。本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
【0026】
【発明の効果】
上述したようになされる本発明によると、既存のインターネットサービスを提供する応用サーバなどが一つの端末器のみに一貫したセッションをサービスした短所を補完して、ユーザが複数の端末器をもって同じインターネットサービスを自由に利用できるようにし、インターネット応用サービスに接続するユーザの端末器がクッキーやURL再作成などの処理のためのリソース(Resource)が劣悪な場合にも応用サーバ上で仮想クッキーを運営することによって、インターネット業務処理に利用する端末器の種類に関係なく中断のないサービスを提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される応用サーバを含むシステムの構成例示図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる異なる端末器間のセッションを保持する方法に関するフローチャートである。
【符号の説明】
112 要請管理部
121 プロファイル管理部
122 マルチセッション管理部
123 セッション管理部
124 コンポーネント管理部
125 コンテンツコード変換部

Claims (7)

  1. 異なる端末器間のセッション保持方法において、
    端末器からのサービス要請により、前記端末器から受け取った要請メッセージのヘッダ情報を解析してユーザを認証する第1ステップと、
    前記要請メッセージのヘッダ情報の解析結果によってセッション鍵を抽出し、前記セッション鍵の抽出結果に応じてセッションを検索してセッションが存在するか否かを判断する第2ステップと、
    前記第2ステップにおける判断の結果、セッションが存在すると、応用コンポーネント呼び出しの際に情報として提供して、異なる端末器間のセッションを保持する第3ステップと、
    前記第2ステップにおける判断の結果、セッションが存在しないと、セッション鍵とセッションとを新規に生成した後、前記セッション情報をマルチセッション管理部に格納して、以後に前記認証したユーザの異なる端末器間のセッションが保持されるようにする第4ステップと、
    を含むことを特徴とする異なる端末器間のセッション保持方法。
  2. 前記第1ステップは、
    前記端末器からのサービス要請により、前記端末器から受け取った要請メッセージのヘッダ情報から電話番号、クッキー(cookie)、前記端末器がクッキーを支援するか否かを解析して、電話番号が存在するか否かを判断する第5ステップと、
    前記第5ステップにおける判断の結果、電話番号が存在すると、前記電話番号を用いてユーザIDを検索して、該当ユーザを認証する第6ステップと、
    前記第5ステップにおける判断の結果、電話番号が存在しないと、ユーザIDを入力されて該当ユーザを認証する第7ステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の異なる端末器間のセッション保持方法。
  3. 前記第2ステップは、
    前記ヘッダ情報を解析した結果、クッキーが存在すると、クッキーからセッション鍵を抽出する第5ステップと、
    前記ヘッダ情報を解析した結果、クッキーが存在しないと、前記マルチセッション管理部からセッション鍵を抽出する第6ステップと、
    前記第5ステップ、または前記第6ステップで抽出されたセッション鍵に基づいてセッションを検索して、セッションが存在するか否かを判断する第7ステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の異なる端末器間のセッション保持方法。
  4. 前記第6ステップは、
    前記マルチセッション管理部の仮想クッキーからユーザIDに基づいてセッション鍵を抽出して、セッション鍵が存在するか否かを判断する第8ステップと、
    前記第8ステップにおける判断の結果、セッション鍵が存在すると、前記第7ステップに移行し、セッション鍵が存在しないと、前記マルチセッション管理部のマルチセッションからユーザIDに基づいてセッション鍵を抽出する第9ステップと
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の異なる端末器間のセッション保持方法。
  5. 前記第4ステップは、
    セッション管理部を介してセッションを新規に生成して、前記マルチセッション管理部のマルチセッションに前記ユーザIDとセッション鍵とを格納する第10ステップと、
    前記第1ステップにおけるヘッダ情報を解析した結果を利用して、端末器がクッキーを支援するか否かを判断する第11ステップと、
    前記第11ステップにおける判断の結果、前記端末器がクッキーを支援すると応答クッキーにセッション情報を格納する第12ステップと、
    前記第11ステップにおける判断の結果、前記端末器がクッキーを支援しないと、マルチセッション管理部の仮想クッキーにユーザIDとセッション鍵を格納して、クッキーを支援しない端末器においても仮想クッキーを用いることができるようにする第13ステップと
    を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の異なる端末器間のセッション保持方法。
  6. 前記第4ステップは、
    セッション管理部を介してセッションを新規に生成して、前記マルチセッション管理部のマルチセッションに前記ユーザIDとセッション鍵とを格納する第10ステップと、
    前記マルチセッション管理部の仮想クッキーにユーザIDとセッション鍵とを格納して、クッキーを支援しない端末器においても仮想クッキーを用いることができるようにする第11ステップと、
    前記第1ステップにおけるヘッダ情報を解析した結果を利用して、前記端末器がクッキーを支援するか否かを確認する第12ステップと、
    前記端末器がクッキーを支援することを確認して、応答クッキーにセッション情報を格納する第8ステップと
    を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の異なる端末器間のセッション保持方法。
  7. マルチセッション管理部を含む応用サーバに、
    端末器からのサービス要請により、前記端末器から受け取った要請メッセージのヘッダ情報を解析してユーザを認証する第1機能と、
    前記要請メッセージのヘッダ情報の解析結果によってセッション鍵を抽出し、前記セッション鍵の抽出結果に応じてセッションを検索してセッションが存在するか否かを判断する第2機能と、
    前記第2機能における判断の結果、セッションが存在すると、応用コンポーネントの呼び出し時に情報として提供して異なる端末器間セッションを保持する第3機能と、
    前記第2機能における判断の結果、セッションが存在しないと、セッション鍵とセッションを新規に生成した後、前記セッション情報を前記マルチセッション管理部に格納して、以後に前記認証したユーザの異なる端末器間のセッションが保持されるようにする第4機能と
    を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことのできる記録媒体。
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