JP2004155094A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インクカートリッジの交換検知を安価な構成で且つ確実に行い、無駄なインクの消費もなく安価な記録装置を提供すること。
【解決手段】アクセスカバー１の開放を検知し、キャリア手段がキャリア駆動手段によりカバー１の開口部に移動した後に、ユーザがインク交換位置まで手動でキャリア手段を移動させインクカートリッジを交換することにより、キャリア３のイニシャル位置検知手段を利用して、キャリア手段の位置の変化を検知する構成。
【選択図】 図６
【解決手段】アクセスカバー１の開放を検知し、キャリア手段がキャリア駆動手段によりカバー１の開口部に移動した後に、ユーザがインク交換位置まで手動でキャリア手段を移動させインクカートリッジを交換することにより、キャリア３のイニシャル位置検知手段を利用して、キャリア手段の位置の変化を検知する構成。
【選択図】 図６
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置に関するもので、とりわけ、ユーザがアクセスカバーを開閉してキャリア手段に搭載されたインクカートリッジを交換する際の交換検知に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、アクセスカバーを開いた場合、或は、一定時間開いた場合、インクジェットプリンタは、インク交換されたと判断し、記録ヘッドをクリーニングするように成っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこの様な構成のプリンタの場合、ユーザが誤ってアクセスカバーを開けた場合、クリーニング動作で無駄にインクを消費してしまうことがあった。
【０００４】
また一方で、キャリア手段に直接カートリッジの検知手段を固有に設け前述のインクの無駄を無くす構成のプリンタもあるが、高価である。
【０００５】
そこで、本発明の目的は、インクカートリッジの交換検知を安価な構成で且つ確実に行い、無駄なインクの消費もなく安価な記録装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の代表的なシステムの構成は、アクセスカバーの開放を検知し、キャリア手段がキャリア駆動手段によりカバーの開口部に移動した後に、ユーザがインク交換位置まで手動でキャリア手段を移動させインクカートリッジを交換することにより、キャリアのイニシャル位置検知手段を利用して、キャリア手段の位置の変化を検知する構成とした。
【０００７】
以上、本発明を整理して要約すれば以下の構成に集約できる。
【０００８】
（１）インクカートリッジを搭載し、主走査方向に移動し記録を行うキャリア手段、該キャリア手段を駆動するキャリア駆動手段、該キャリアの記録動作に同調して副走査方向に記録用紙を搬送する紙送り手段、該カートリッジを交換する際に開放し開口部を形成するアクセスカバーを有するエンクロージャ手段、該アクセスカバーの開閉を検知する第１の検知手段、該キャリア手段のイニシャル位置を検知する第２の検知手段を有する記録装置に於いて、第１の検知手段が、該アクセスカバーの開放を検知した際に、該キャリア駆動手段が該キャリア手段を該イニシャル位置を基準として、該開口部の第１の領域に移動停止させ、その後該キャリア手段を手動により該開口部の第２の領域に移動させて該インクカートリッジの交換を行うことを特徴とする記録装置。
【０００９】
（２）該キャリア駆動手段が該キャリア手段を該イニシャル位置を基準として、該開口部の第１の領域に移動停止させた後、該キャリア駆動手段の停止力を解き、該キャリア手段を手動により該開口部の第２の領域に移動し易くすることを特徴とする前記（１）に記載の記録装置。
【００１０】
（３）該第１の検知手段が、該アクセスカバーの閉鎖を検知した際に、該キャリア手段が該イニシャル位置を基準として、該開口部の第１の領域に居なかったことを第２の検知手段により検知することで、該インクカートリッジの交換が成されたと判断することを特徴とする前記（２）に記載の記録装置。
【００１１】
（４）該第１の検知手段が、該アクセスカバーの閉鎖を検知した際に、該キャリア手段が該イニシャル位置を基準として、該開口部の第２の領域に居たことを第２の検知手段により検知することで、該インクカートリッジの交換が成されたと判断することを特徴とする前記（２）に記載の記録装置。
【００１２】
【発明の実施の形態】
上記構成にあっては、アクセスカバーの閉鎖を検知したタイミングでキャリア手段の位置の変化の検知を介してユーザがインクカートリッジを交換したと判断可能である。
【００１３】
更に、アクセスカバーの開放時間の検知手段も設け、非交換時の記録ヘッドの乾燥に対して、クリーニングするかどうか判断し、より確実なインク交換システムが可能となる。
【００１４】
また、上記構成にあっては、交換検知のための固有の検知手段は不要であり安価な構成で上記目的を達成することが可能となる。
【００１５】
以下、本発明を適用した記録装置の一実施例について図面を参照して具体的に説明する。
【００１６】
図１は本発明のインクカートリッジ交換検知システム及び従来のインクカートリッジ交換検知システムを搭載した記録装置の構成を示す共通外観図である。
【００１７】
図２は従来のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、アクセスカバー１を開放した時の外観図。
【００１８】
図３は本発明のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、アクセスカバー１を開放した時の外観図。
【００１９】
図４は本発明のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、インクカートリッジの交換する位置にキャリアを移動させた時の外観図。
【００２０】
図５は従来のインクカートリッジ交換検知システムを説明するフローチャート。
【００２１】
図６、図７は本発明のインクカートリッジ交換検知システムを説明するフローチャート。
【００２２】
図２において、１はアクセスカバーであり、ユーザが開閉操作可能であり、開放時にキャリア３に搭載されたインクカートリッジ２を交換する。
【００２３】
従来例では、カバー１を開けると図５の５０３、５０４のステップを実行しキャリア３は、カバーの開放エリアのほぼ中央まで自動的に出て来て、ユーザがカートリッジ２を手で交換し、カバー１を閉めて交換が完了する。
【００２４】
カバーを閉めた時に、ステップ５０５、５０６、５０７を実行し、その開放時間が５秒以上かかった場合は、カートリッジ２が交換されたとシステムは判断し、所定の記録ヘッドクリーニング動作５０８に移る。
【００２５】
また、開放時間が５秒より短い場合は、ユーザはインク交換ではなく、プリンタの中を確認（例えば、用紙ジャムの確認など）する為に短時間開けたと判断し、記録ヘッドクリーニング動作は行わずに、記録シーケンス５０２に戻り、クリーニング動作での余計なインク消費を押える構成になっている。
【００２６】
しかしながら、ユーザはカバー１を開けて各種の確認を行う場合、必ずしも５秒以内で終えられる訳ではなく、無駄なクリーニング動作でインクを消費してしまう場合が有った。
【００２７】
次に、本発明による図３において、カバー１による開口部に外装ケース４の一部を延長させた覆い部４１を設けている。
【００２８】
この覆い部４１は、キャリア３がこの位置にいた場合、インクカートリッジが外せない様に、カートリッジ部２を覆う構成である。
【００２９】
これらの構成で、カバー１を開けると図６の６０３、６０４のステップを実行しキャリア３は、カバーの覆い部エリア（ポジション▲１▼）まで自動的に移動し止まる。
【００３０】
このポジション▲１▼は、ユーザがキャリアを手で捕まえられる位置である。
【００３１】
次に、外装４の一部にマーキング４２があり、これは、カートリッジの交換位置を示していて、ユーザはこの位置まで、キャリア３を手動で移動させる。
【００３２】
この時、キャリア３を駆動する不図示のキャリアモータ５の励磁電流は弱められている（又は、流れていない）状態であり、ユーザは、容易にキャリア３を交換位置まで移動可能である。
【００３３】
この交換位置では、覆い４１の影響を受けることなく、ユーザがカートリッジ２を手で交換し、カバー１を閉めて交換が完了する。
【００３４】
次に、交換を終えてカバーを閉めた時に、ステップ６０５、６０６、６０７を実行し、キャリア３が、ホームポジションセンサー６の検出位置に戻るまでの、モータの移動距離をモータの駆動パルス数により計測し、所定のパルス（Ｘ１〜Ｘ２パルス）以上あった場合、キャリア３が手動で移動されたことが分かり、依ってシステムはカートリッジ２が交換されたと判断し、所定の記録ヘッドクリーニング動作６０８に移る。
【００３５】
また、ホームポジションに戻るまでの駆動パルス数が所定のパルス（Ｘ１〜Ｘ２パルス）以内であった場合、ユーザはインク交換ではなく、プリンタの中を確認する為に開けたと判断し、記録ヘッドクリーニング動作は行わずに、記録シーケンス６０２に戻り、クリーニング動作での余計なインク消費を押える。
【００３６】
以上の様に、本発明の案に依れば、確実にインクカートリッジの交換検知が行え、依って、無駄なインク消費を押えた記録装置を提供できる。
【００３７】
〔他の実施例〕
前述した実施例では、カバー１の開放時間は見ていないが、図７の７０７のステップを追加し、記録ヘッドの乾燥時間管理を追加すれば、ヘッドの乾燥に対しても万全なシステムになる。
【００３８】
【発明の効果】
以上説明したように、アクセスカバーの開放を検知し、キャリア手段がキャリア駆動手段によりカバーの開口部に移動した後に、ユーザがインク交換位置まで手動でキャリア手段を移動させインクカートリッジを交換することにより、キャリアのイニシャル位置検知手段を利用してユーザがインクカートリッジを交換したと判断可能であり、インクカートリッジの交換検知を安価な構成で且つ確実に行い、無駄なインクの消費もなく安価な記録装置を提供することができるので、本発明の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のインクカートリッジ交換検知システム及び従来のインクカートリッジ交換検知システムを搭載した記録装置の構成を示す共通外観図
【図２】従来のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、アクセスカバー１を開放した時の外観図
【図３】本発明のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、アクセスカバー１を開放した時の外観図
【図４】本発明のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、インクカートリッジの交換する位置にキャリアを移動させた時の外観図
【図５】従来のインクカートリッジ交換検知システムを説明するフローチャート
【図６】本発明のインクカートリッジ交換検知システムを説明するフローチャート
【図７】本発明の他の実施例のインクカートリッジ交換検知システムを説明するフローチャート
【符号の説明】
１ アクセスカバー
２ インクカートリッジ
３ キャリア
４ 外装
４１ 覆い部
４２ マーキング
５ キャリアモータ
６ ホームポジションセンサー
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置に関するもので、とりわけ、ユーザがアクセスカバーを開閉してキャリア手段に搭載されたインクカートリッジを交換する際の交換検知に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、アクセスカバーを開いた場合、或は、一定時間開いた場合、インクジェットプリンタは、インク交換されたと判断し、記録ヘッドをクリーニングするように成っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこの様な構成のプリンタの場合、ユーザが誤ってアクセスカバーを開けた場合、クリーニング動作で無駄にインクを消費してしまうことがあった。
【０００４】
また一方で、キャリア手段に直接カートリッジの検知手段を固有に設け前述のインクの無駄を無くす構成のプリンタもあるが、高価である。
【０００５】
そこで、本発明の目的は、インクカートリッジの交換検知を安価な構成で且つ確実に行い、無駄なインクの消費もなく安価な記録装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の代表的なシステムの構成は、アクセスカバーの開放を検知し、キャリア手段がキャリア駆動手段によりカバーの開口部に移動した後に、ユーザがインク交換位置まで手動でキャリア手段を移動させインクカートリッジを交換することにより、キャリアのイニシャル位置検知手段を利用して、キャリア手段の位置の変化を検知する構成とした。
【０００７】
以上、本発明を整理して要約すれば以下の構成に集約できる。
【０００８】
（１）インクカートリッジを搭載し、主走査方向に移動し記録を行うキャリア手段、該キャリア手段を駆動するキャリア駆動手段、該キャリアの記録動作に同調して副走査方向に記録用紙を搬送する紙送り手段、該カートリッジを交換する際に開放し開口部を形成するアクセスカバーを有するエンクロージャ手段、該アクセスカバーの開閉を検知する第１の検知手段、該キャリア手段のイニシャル位置を検知する第２の検知手段を有する記録装置に於いて、第１の検知手段が、該アクセスカバーの開放を検知した際に、該キャリア駆動手段が該キャリア手段を該イニシャル位置を基準として、該開口部の第１の領域に移動停止させ、その後該キャリア手段を手動により該開口部の第２の領域に移動させて該インクカートリッジの交換を行うことを特徴とする記録装置。
【０００９】
（２）該キャリア駆動手段が該キャリア手段を該イニシャル位置を基準として、該開口部の第１の領域に移動停止させた後、該キャリア駆動手段の停止力を解き、該キャリア手段を手動により該開口部の第２の領域に移動し易くすることを特徴とする前記（１）に記載の記録装置。
【００１０】
（３）該第１の検知手段が、該アクセスカバーの閉鎖を検知した際に、該キャリア手段が該イニシャル位置を基準として、該開口部の第１の領域に居なかったことを第２の検知手段により検知することで、該インクカートリッジの交換が成されたと判断することを特徴とする前記（２）に記載の記録装置。
【００１１】
（４）該第１の検知手段が、該アクセスカバーの閉鎖を検知した際に、該キャリア手段が該イニシャル位置を基準として、該開口部の第２の領域に居たことを第２の検知手段により検知することで、該インクカートリッジの交換が成されたと判断することを特徴とする前記（２）に記載の記録装置。
【００１２】
【発明の実施の形態】
上記構成にあっては、アクセスカバーの閉鎖を検知したタイミングでキャリア手段の位置の変化の検知を介してユーザがインクカートリッジを交換したと判断可能である。
【００１３】
更に、アクセスカバーの開放時間の検知手段も設け、非交換時の記録ヘッドの乾燥に対して、クリーニングするかどうか判断し、より確実なインク交換システムが可能となる。
【００１４】
また、上記構成にあっては、交換検知のための固有の検知手段は不要であり安価な構成で上記目的を達成することが可能となる。
【００１５】
以下、本発明を適用した記録装置の一実施例について図面を参照して具体的に説明する。
【００１６】
図１は本発明のインクカートリッジ交換検知システム及び従来のインクカートリッジ交換検知システムを搭載した記録装置の構成を示す共通外観図である。
【００１７】
図２は従来のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、アクセスカバー１を開放した時の外観図。
【００１８】
図３は本発明のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、アクセスカバー１を開放した時の外観図。
【００１９】
図４は本発明のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、インクカートリッジの交換する位置にキャリアを移動させた時の外観図。
【００２０】
図５は従来のインクカートリッジ交換検知システムを説明するフローチャート。
【００２１】
図６、図７は本発明のインクカートリッジ交換検知システムを説明するフローチャート。
【００２２】
図２において、１はアクセスカバーであり、ユーザが開閉操作可能であり、開放時にキャリア３に搭載されたインクカートリッジ２を交換する。
【００２３】
従来例では、カバー１を開けると図５の５０３、５０４のステップを実行しキャリア３は、カバーの開放エリアのほぼ中央まで自動的に出て来て、ユーザがカートリッジ２を手で交換し、カバー１を閉めて交換が完了する。
【００２４】
カバーを閉めた時に、ステップ５０５、５０６、５０７を実行し、その開放時間が５秒以上かかった場合は、カートリッジ２が交換されたとシステムは判断し、所定の記録ヘッドクリーニング動作５０８に移る。
【００２５】
また、開放時間が５秒より短い場合は、ユーザはインク交換ではなく、プリンタの中を確認（例えば、用紙ジャムの確認など）する為に短時間開けたと判断し、記録ヘッドクリーニング動作は行わずに、記録シーケンス５０２に戻り、クリーニング動作での余計なインク消費を押える構成になっている。
【００２６】
しかしながら、ユーザはカバー１を開けて各種の確認を行う場合、必ずしも５秒以内で終えられる訳ではなく、無駄なクリーニング動作でインクを消費してしまう場合が有った。
【００２７】
次に、本発明による図３において、カバー１による開口部に外装ケース４の一部を延長させた覆い部４１を設けている。
【００２８】
この覆い部４１は、キャリア３がこの位置にいた場合、インクカートリッジが外せない様に、カートリッジ部２を覆う構成である。
【００２９】
これらの構成で、カバー１を開けると図６の６０３、６０４のステップを実行しキャリア３は、カバーの覆い部エリア（ポジション▲１▼）まで自動的に移動し止まる。
【００３０】
このポジション▲１▼は、ユーザがキャリアを手で捕まえられる位置である。
【００３１】
次に、外装４の一部にマーキング４２があり、これは、カートリッジの交換位置を示していて、ユーザはこの位置まで、キャリア３を手動で移動させる。
【００３２】
この時、キャリア３を駆動する不図示のキャリアモータ５の励磁電流は弱められている（又は、流れていない）状態であり、ユーザは、容易にキャリア３を交換位置まで移動可能である。
【００３３】
この交換位置では、覆い４１の影響を受けることなく、ユーザがカートリッジ２を手で交換し、カバー１を閉めて交換が完了する。
【００３４】
次に、交換を終えてカバーを閉めた時に、ステップ６０５、６０６、６０７を実行し、キャリア３が、ホームポジションセンサー６の検出位置に戻るまでの、モータの移動距離をモータの駆動パルス数により計測し、所定のパルス（Ｘ１〜Ｘ２パルス）以上あった場合、キャリア３が手動で移動されたことが分かり、依ってシステムはカートリッジ２が交換されたと判断し、所定の記録ヘッドクリーニング動作６０８に移る。
【００３５】
また、ホームポジションに戻るまでの駆動パルス数が所定のパルス（Ｘ１〜Ｘ２パルス）以内であった場合、ユーザはインク交換ではなく、プリンタの中を確認する為に開けたと判断し、記録ヘッドクリーニング動作は行わずに、記録シーケンス６０２に戻り、クリーニング動作での余計なインク消費を押える。
【００３６】
以上の様に、本発明の案に依れば、確実にインクカートリッジの交換検知が行え、依って、無駄なインク消費を押えた記録装置を提供できる。
【００３７】
〔他の実施例〕
前述した実施例では、カバー１の開放時間は見ていないが、図７の７０７のステップを追加し、記録ヘッドの乾燥時間管理を追加すれば、ヘッドの乾燥に対しても万全なシステムになる。
【００３８】
【発明の効果】
以上説明したように、アクセスカバーの開放を検知し、キャリア手段がキャリア駆動手段によりカバーの開口部に移動した後に、ユーザがインク交換位置まで手動でキャリア手段を移動させインクカートリッジを交換することにより、キャリアのイニシャル位置検知手段を利用してユーザがインクカートリッジを交換したと判断可能であり、インクカートリッジの交換検知を安価な構成で且つ確実に行い、無駄なインクの消費もなく安価な記録装置を提供することができるので、本発明の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のインクカートリッジ交換検知システム及び従来のインクカートリッジ交換検知システムを搭載した記録装置の構成を示す共通外観図
【図２】従来のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、アクセスカバー１を開放した時の外観図
【図３】本発明のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、アクセスカバー１を開放した時の外観図
【図４】本発明のシステムを搭載した記録装置の構成を示す図で、インクカートリッジの交換する位置にキャリアを移動させた時の外観図
【図５】従来のインクカートリッジ交換検知システムを説明するフローチャート
【図６】本発明のインクカートリッジ交換検知システムを説明するフローチャート
【図７】本発明の他の実施例のインクカートリッジ交換検知システムを説明するフローチャート
【符号の説明】
１ アクセスカバー
２ インクカートリッジ
３ キャリア
４ 外装
４１ 覆い部
４２ マーキング
５ キャリアモータ
６ ホームポジションセンサー
Claims (4)
- インクカートリッジを搭載し、主走査方向に移動し記録を行うキャリア手段、該キャリア手段を駆動するキャリア駆動手段、該キャリアの記録動作に同調して副走査方向に記録用紙を搬送する紙送り手段、該カートリッジを交換する際に開放し開口部を形成するアクセスカバーを有するエンクロージャ手段、該アクセスカバーの開閉を検知する第１の検知手段、該キャリア手段のイニシャル位置を検知する第２の検知手段を有する記録装置に於いて、第１の検知手段が、該アクセスカバーの開放を検知した際に、該キャリア駆動手段が該キャリア手段を該イニシャル位置を基準として、該開口部の第１の領域に移動停止させ、その後該キャリア手段を手動により該開口部の第２の領域に移動させて該インクカートリッジの交換を行うことを特徴とする記録装置。
- 該キャリア駆動手段が該キャリア手段を該イニシャル位置を基準として、該開口部の第１の領域に移動停止させた後、該キャリア駆動手段の停止力を解き、該キャリア手段を手動により該開口部の第２の領域に移動し易くすることを特徴とする請求項１に記載の記録装置。
- 該第１の検知手段が、該アクセスカバーの閉鎖を検知した際に、該キャリア手段が該イニシャル位置を基準として、該開口部の第１の領域に居なかったことを第２の検知手段により検知することで、該インクカートリッジの交換が成されたと判断することを特徴とする請求項２に記載の記録装置。
- 該第１の検知手段が、該アクセスカバーの閉鎖を検知した際に、該キャリア手段が該イニシャル位置を基準として、該開口部の第２の領域に居たことを第２の検知手段により検知することで、該インクカートリッジの交換が成されたと判断することを特徴とする請求項２に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002323854A JP2004155094A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002323854A JP2004155094A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004155094A true JP2004155094A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32803619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002323854A Withdrawn JP2004155094A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004155094A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007106019A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録装置 |
| JP2014000830A (ja) * | 2013-10-10 | 2014-01-09 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体処理装置 |
-
2002
- 2002-11-07 JP JP2002323854A patent/JP2004155094A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007106019A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録装置 |
| JP2014000830A (ja) * | 2013-10-10 | 2014-01-09 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体処理装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |