JP2004154557A - 2つの受け器を一体化できる結合部材を備えた包装兼塗布器具 - Google Patents

2つの受け器を一体化できる結合部材を備えた包装兼塗布器具 Download PDF

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Abstract

【課題】 結合部材により一体化でき、例えばハンドバッグに入れて持ち運びできるほどコンパクトであり、しかも人間工学的に優れた2つの受け器を有する包装兼塗布器具を提供する。
【解決手段】 本発明の包装兼塗布器具は、化粧品又は他のケア物質を収容し、各々が本体(5)及び着脱自在なクロージャキャップ(10)から成る少なくとも2つの受け器(2,3)と、2つの受け器を互いに一線をなして一体化する少なくとも1つの結合部材(4)とを有し、結合部材の少なくとも一部は、弾性変形可能であり、結合部材は、受け器の少なくとも一部を受け入れてこれを結合部材に固定できる少なくとも1つのハウジング(20;21)を有している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、特に少なくとも1つの化粧品又はケア製品を塗布するための包装兼塗布器具に関する。
「化粧品」という用語は、1993年6月13日付けEEC会議指令93/35で定義された化粧品を意味するために用いられている。
米国特許第6,035,865号明細書は、結合部材により一体化されるよう構成された受け器を開示しており、この結合部材は、受け器の底部に設けられた後退部と嵌合部にスタッドを有している。各受け器は、アプリケータ、例えばブラシを支持できるクロージャキャップにより閉鎖される。
クロージャキャップを一層人間工学的に作るため、その軸方向の寸法を持ちやすいように長くすることが望ましい場合がある。それにもかかわらず、この場合、結合部材により一体化された2つの受け器により構成される組立体の全体的寸法は、特に例えばハンドバッグに入れて持ち運びするには厄介になる傾向がある。さらに、結合部材のスタッドと協働するよう受け器の本体に後退部を設けなければならないが、これは特に見栄えの点で望ましくない場合がある。
本発明は、第1の特徴として、包装兼塗布器具であって、化粧品又はケア物質を収容し、各々が本体及び着脱自在なクロージャキャップから成る少なくとも2つの受け器と、2つの受け器を互いに一線をなして一体化できる少なくとも1つの結合部材とを有し、結合部材の少なくとも一部は、弾性変形可能であり、結合部材は、受け器の少なくとも一部を受け入れてこれを特に解放可能に結合部材に固定できる少なくとも1つのハウジングを有していることを特徴とする包装兼塗布器具を提供する。
結合部材は、互いに反対側に設けられた2つのハウジングを有するのがよい。
結合部材は、受け器の一方のキャップを受け入れてこれを摩擦の作用で保持することができるよう構成された少なくとも1つのハウジングを有するのがよい。この場合、クロージャキャップがアプリケータ部材を支持している場合、結合部材を取っ手部材として利用することができ、これは、クロージャキャップだけを用いる場合よりもアプリケータ部材の取り扱いを一層容易にすることができ、これは、クロージャキャップの軸方向寸法が極めて小さい場合に特にそうである。
結合部材は、受け器の一方の本体を受け入れてこれを摩擦で保持することができるよう構成された少なくとも1つのハウジングを有するのがよい。
結合部材は、互いに異なる種類及び(又は)形状の2つの受け器を一体化するのに適したものであるのがよく、かくして、見栄えの点で幅広い可能性をもたらし、又、これにより、単一の結合部材を例えば互いに異なる形状を有し又は互いに異なる物質を収容する全ての受け器について用いることできる。
結合部材は、これが受け入れる受け器の本体又はキャップの形状に合致できるようにする弾性性能を備えるのがよい。
本発明の特定の実施形態では、結合部材を弾性変形可能な材料、例えばエラストマーの単一成形品で構成するのがよい。
結合部材は、発泡材から成っていてもよい。結合部材は、例えば可撓性であると共に(或いは)粗く、しかも(或いは)その表面に浮出し部を備える材料を選択することにより滑らない外面を備えるのがよい。
受け器が結合部材に嵌まっていない場合、結合部材は、実質的に円筒形の外面を備えるのがよい。結合部材の形状は、それとは異なっていてもよい。例えば、受け器が結合部材内に嵌まっていない場合、結合部材は、その2つの軸方向端部の間の最小部を通る断面を有する外面を備えるのがよい。かくして、結合部材は、例えば鼓形をしていてもよい。
結合部材は、ベローの形態をした部分を有するのがよい。
ハウジングのうちの一方は、例えば互いに異なる寸法の2つの受け器を受け入れることができるようにするため他方のハウジングよりも大きい開口部を備えるのがよい。
ハウジングの一方は、少なくとも1つのハウジングが、受け器を上記ハウジングに挿入している間に空気を排気できるようにする内部構造を有するのがよい。
かかる構造により、例えば、空気は、受け器が態様関係にあるハウジング内に嵌め込まれたとき、ハウジング内に閉じ込められた状態にならないようにすることができる。
一例を挙げると、ハウジングは、受け器の挿入方向に平行に少なくとも1つのスプラインを有するのがよい。
変形例として、結合部材は、ねじ山及び(又は)ハウジングの一方に開口した少なくとも1つの側オリフィスを有するのがよい。
結合部材は、少なくとも1つの受け器が結合部材に挿入されている端部のところで当接できる少なくとも1つの当接部を有するのがよい。
かかる当接部の存在の有無にかかわらず、受け器のうち少なくとも一方は、例えばキャップ又は本体の肩を介して結合部材に当接するのがよい。
壁が、結合部材の内部の2つのハウジングを分離するのがよい。必要に応じて、この壁は、ハウジングは互いに連通しないようにすることができる。
受け器のうち少なくとも一方は、態様関係あるクロージャキャップに固定されたアプリケータ部材を収容することができる。
受け器のうち少なくとも一方は、ワイパ、例えば、発泡材のブロックから成るワイパを有するのがよい。
ハウジングのうち少なくとも一方は、ざらざらであり、受け器の本体又はキャップを摩擦で保持するのに適した内面、特に、突起又はリブを備えた内面を有するのがよい。
結合部材は、透明又は半透明であるのがよい。結合部材は、外部から見える可変光学的効果、例えば、ゴニオクロマチック(goniochromatic)効果、即ち、見る角度で変わる色の効果を生じさせるよう構成されたものであるのがよい。
結合部材によって互いに組み付けられた2つの受け器内に入っている物質は、互いに異なるものであるのがよい。
本発明は又、別の特徴として、包装兼塗布器具であって、化粧品又はケア物質を収容し、各々が本体及び着脱自在なクロージャキャップから成る少なくとも2つの受け器と、2つの受け器を一体化できる結合部材とを有し、結合部材は、本体及びアプリケータ部材に固定されたクロージャキャップのうち一方と協働する少なくとも一方の軸方向端部を有し、それによりアプリケータ部材が結合部材に固定された状態で使用することができることを特徴とする包装兼塗布器具を提供する。
本発明は、別の特徴として、2つの受け器を互いに結合する結合部材において、軸方向反対側端部のところに2つのハウジングを構成する管状本体を有し、各ハウジングは、受け器の少なくとも一部をハウジング内に嵌めて摩擦により保持できるように構成されており、ハウジングは、互いに連通しておらず、及び/又は結合部材は、受け器のうちの少なくとも一方のための少なくとも1つの挿入を終了させる当接部を有し、当接部は、ハウジング相互間に設けられ、上記当接部は、上記本体に設けられる後退部としてではなく作られると共に(或いは)結合部材は、エラストマーで作られていることを特徴とする結合部材を提供する。
結合部材は、物質を塗布しているとき、ユーザにとって取っ手部材を構成するのがよい。
本発明は、別の特徴として、包装兼塗布器具であって、各々が本体及び着脱自在なクロージャキャップから成る少なくとも2つの受け器と、2つの受け器を互いに一体化できる結合部材とを有し、結合部材は、受け器の一方のクロージャキャップを結合部材に着脱自在に固定できるようにするために受け器の一方のクロージャキャップと協働するよう構成された少なくとも一方の軸方向端部を有することを特徴とする包装兼塗布器具を提供する。
本発明は別の特徴として、メーキャップを塗布する方法であって、受け器のクロージャキャップ又は本体に固定されたアプリケータ部材でメーキャップを塗布する段階を有し、上記キャップ又は上記本体は、少なくとも一部が結合部材内に解放可能に保持され、上記結合部材は、第2の受け器を第1の受け器と一線を成して特に解放可能に保持できるよう構成されている。
本発明の内容は、添付の図面を参照して非限定的な実施形態についての以下の詳細な説明を読むと一層よく理解できよう。
図1及び図2は、結合部品4によって互いに一体化された2つの受け器2,3を有する器具1を示している。
特に図2で理解できるように、各受け器2又は3は、物質Pを収容した本体5を有している。図示の実施形態では、各本体5は、継手7によって包囲された底部6を有し、この継手は、受け器のネック8を備え、更に、必要に応じて、例えば発泡材のブロックで構成されたワイパ9の支持体として働くことができる。
各受け器2又は3は、ネック8に螺着するよう構成された組立用スカート11を含むクロージャキャップ10を更に有している。
各クロージャキャップ10は、受け器を閉じると、底部6の内部の物質Pに漬かるアプリケータ部材12のための取っ手部材として役立ち、アプリケータ部材は、ステム15によってクロージャキャップ10に連結されている。各クロージャキャップ10は、全体として頂部が平らになったドームの形態をした外面を備えている。
図1及び図2に示す例では、受け器2,3は、外形が同一であるが、受け器が以下に説明するように互いに異なる形状のものであっても本発明の範囲から逸脱しない。
受け器2,3に収納されたアプリケータ部材12は同一であってもよいが(このようにするかどうかは任意である)、特に、これらアプリケータ部材は手触り及び(又は)形状及び(又は)種類が異なるものであるのがよい。
図示の例では、受け器2,3は、互いに異なる物質Pを収容しているが、物質Pは同一であっても本発明の範囲から逸脱せず、例えばアプリケータ部材12だけが異なっていてもよい。
結合部材4は、受け器2,3をそれぞれ受け入れるために互いに反対側の端部が開口した2つのハウジング20,21を有している。
図示の例では、ハウジング20,21は、受け器2,3のクロージャキャップ10を受け入れることができるよう構成されている。
ハウジング20,21は、全体形状が軸線Xの周りに管状である結合部材4の壁22によって構成され、これらハウジングは、互いに連通しておらず、軸線Xに垂直に延びる横方向壁23によって分離されている。
結合部材4は、図示の例では、例えば射出成形によりエラストマー材料の単一部品として作られている。かくして、管状壁22は、クロージャキャップ10が、ハウジング20,21内に挿入されている間、弾性的に拡張できる。
ハウジング20,21の寸法は、特に器具1が例えばハンドバッグに入れて持ち運びされている間、受け器と結合部材の望ましくない分離を回避するのに十分な力でクロージャキャップ10が結合部材4内部に摩擦の働きで保持されるように選択されている。
アプリケータ12のうち一方を用いるため、ユーザは、クロージャキャップ10の一方を結合部材4の態様にあるハウジングから取り外すことなく、これを弛めて外し、そして、図3に示すように物質を塗布している間、他方の受け器(もし設けられていれば)の本体5と共に結合部材4を取っ手部材として用いることができる。
結合部材4は、その寸法に鑑みて持ちやすいことは理解されよう。加うるに、特に結合部材4がエラストマー材料で作られている場合、その外面は、滑り防止性を備えることができる。
当然のことながら、クロージャキャップ10を結合部材から分離した後それ自体を物質を塗布するための取っ手部材として用いることは本発明の範囲から逸脱しない。
結合部材は、本発明の範囲から逸脱することなく、種々の他の形状をしていてもよく、かかる形状のうちの幾つかを図4〜図16を参照して以下に説明する。
2つのハウジング20,21は、図4に示すように互いに連通してもよく、かかる連通関係は、例えば、図1及び図2の実施形態の横方向の壁25を省くことにより得られる。
図4は又、結合部材が受け器を収容していない場合、形状が全体的に管状であって、円筒形をした外面を備えていることを示している。
ハウジング20,21は互いに連通していてもよく、それにもかかわらず、これらの間に少なくとも1つの当接部26を備え、受け器は、結合部材4内へ完全に挿入されるとこの当接部に当接する。一例を挙げると、当接部26は、管状壁22の内面から突き出た環状リブの形態をしているのがよい。図5では、当接部26は、管状壁22に設けられた後退部によっては構成されていないことがわかる。
図6は、クロージャキャップ10が挿入された図5の結合部材4を示している。クロージャキャップは、当接部26に当接し、弾性変形可能な結合部材4は、クロージャキャップ10の形状にぴったりと合致するために僅かに変形する。
ハウジング20,21は、軸線Xに対し横断方向に測定した互いに異なる深さ及び(又は)寸法を有してもよい。
各ハウジング20,21の側部を構成する壁の厚さは、軸線Xに沿って及び/又は軸線X周りに一定であってもよく、そうでなくてもよく、この厚さは、2つのハウジング20,21について同一であっても異なっていてもよい。
受け器が無ければ、結合部材の外形は、円筒形である必要はない。例えば、図8は、外面が全体として鼓形であって外方に凹の結合部材4を示し、図9は、外面が全体としてアメリカン又はラグビーフットボールの形態をしていて、外方に凸の結合部材4を示している。
ハウジング20,21のうち少なくとも一方は、受け器と結合部材との間の摩擦を増大させ又は多種多様な形状の受け器を受け入れる融通性を増大させる浮出し部、特に、突起又はリブを有するのがよい。一例を挙げると、浮出し部は、図10に示すように環状リブ27の形態をしているのがよい。ハウジング20,21のうち少なくとも一方は、軸線Xに平行に延びるスプライン(変形例では図示せず)を更に有するのがよい。
結合部材4は、図11に示すように軸方向に変形可能な部分を有するのがよい。この図に示された結合部材は、端部がハウジング20,21の開口部を備えた環状壁29,30に連結されたベロー形成部分28を有している。
結合部材4全体を弾性変形可能な材料で作るのがよく、或いは、例えば、結合部材4は、図12及び図13に示すように弾性変形可能な部分と剛性部分との両方を有してもよい。
図12の結合部材4は、外側剛性リング35及びリング35内に設けられ、例えば、接着剤によってこれにくっ付けられていて、ハウジング20,21を構成するのに役立つエラストマースリーブ36を有している。
図13は、ハウジング20,21が受け入れるように構成されている受け器を摩擦の作用で保持するよう環状リブ37を備えたエラストマースリーブ36を示している。
結合部材4は、図14に示すように少なくとも1つの側オリフィス32を更に有するのがよい。かかるオリフィスにより、オリフィスが開口しているハウジング内に封じ込められた空気が受け器をハウジングに貫入しているときにハウジングから出ることができるようにする。
各ハウジング20又は21は、側オリフィス32を有するのがよい。これら側オリフィスは、種々の形状をしていてもよく、例えば、これら側オリフィスは、図15に示すようにスロット33の形態をしていてもよく、側オリフィスのパターン及び配置場所は、必要に応じて、結合部材の見栄えをよくするよう選択される。
受け器を結合部材4に挿入している間にハウジングに最初に閉じ込められた空気を排気するため、例えば図16及び図17に示すようにハウジング20,21の内部にスプラインを設けるのがよく、これらスプラインは、例えば結合部材4の長手方向軸線に沿って延びる。
図12に示す結合部材と同様、図16の結合部材4は、剛性リング35及び弾性変形可能な内側スリーブ36を有し、このスリーブは、長手方向スプライン38を有している。
図17は、図16の結合部材4のXVII線矢視断面図であり、受け器がハウジング20又は21(これは既に、他方のハウジング内の定位置に位置した受け器を有している)内に挿入されている間にスプライン38が空気をどのように逃がすことができるかを示している。
スプライン38を図16及び図17に示すように結合部材4上に形成してもよく、或いは、図18に示すようにクロージャキャップ10上に形成してもよい。
この図は、形状が全体として円筒形であるクロージャキャップ10を示しており、このクロージャキャップ10は、その周囲の周りにぐるりと整然と設けられ、その長手方向軸線に平行に延びるスプライン40を有している。
結合部材4を中実材料以外の材料で作ってもよく、例えば、これを気泡材料、任意的にエラストマー材料で作ってもよい。
一例を挙げると、図19は、発泡材で作られた結合部材4を示している。
結合部材を作るのに用いるのに適した材料として、シリコーン、ラテックス、ブチル又はニトリルエラストマー、ニトリルブチルゴム(NBR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、熱可塑性エラストマー、スチレンイソプレンスチレン(SIS)又はスチレンエチレンブタジエンスチレン(SEBS)、又は、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、NBR、ラテックス又は独立気泡又は連続気泡のシリコーンフォーム(発泡材)が挙げられるがこれらには限定されない。
ハウジング20,21は、種々の断面を備えることができ、2つのハウジング20,21の断面は同一であってもそうでなくてもよい。
ハウジング20,21のうち少なくとも一方は、その長さの少なくとも一部に関し内部が、図20に示すように円筒形をした表面によって構成されるのがよく、或いは、図21及び図22にそれぞれ示すように正方形又は矩形断面の平行六面体の形態をしていてもよく、或いは、図23に示すように角柱の形、特に多角形、例えば六角形であってもよい。
ハウジングの内側断面は、クロージャキャップ又は受け器本体の挿入が可能であるようにクロージャキャップ又は受け器本体の外側断面に実質的に一致しているのがよく、例えば、幾何学的にこれに類似しているのがよい。
ハウジングの内側断面は、図24に示すようにクロージャキャップ又は受け器本体の外側断面と同一の形状をしている必要はない。この図では、結合部材は、断面が菱形のハウジングを有し、ハウジングに挿入される受け器は、或る他の形状、例えば、直径がその菱形の一辺の長さよりも僅かに大きな円の断面をしていることが理解される。
結合部材4は、図25に示すように互いに異なる形状の底部を備え、同一であり又は同一ではないクロージャキャップを備えた2つの受け器を受け入れることができる。
2つのクロージャキャップを結合部材4に嵌め込まないで、例えば図26に示すように一方の受け器のクロージャキャップと他方の受け器の底部を互いに係合させてもよい。
図27に示す変形例では、理解できるように、2つの受け器の底部を結合部材4のハウジングに嵌め込むことができる。一例を挙げると、受け器のうちの一方は、その本体に固定されたアプリケータ部材を有するのがよく、この場合、関連のクロージャキャップは、アプリケータ部材を備える必要はない。
図28に示す変形例では、結合部材4は、受け器のクロージャキャップを結合部材に嵌め込むことができるように構成されており、このクロージャキャップは、従来型サブキャップ40によって構成されている。かかるサブキャップは、全体がかぶせ部品内に挿入される。結合部材4は、従来型かぶせ部品に取って代わっている。
当然のことながら、本発明は、上述の実施形態には限定されない。
特に、受け器は、ワイパを有するのがよいが、このようにするかどうかは任意である。結合部材を更に別の形状及び(又は)他の材料、特に、可変光学的効果を創出するのに適した材料で作ることができる。その目的は、動画化された続き物を作ることにある。
本明細書全体を通じ、部材個数に関し、「〜を有する又は含む(comprises a)」という用語は、特段の指定がなければ、「〜を少なくとも一つ有する又は含む(comprises at least of )」という表現と同義であると解されるべきである。
本発明に従って構成された器具の一例の側面図である。 図1の器具の概略軸方向断面図である。 メーキャップを顔面に塗布するのに用いられている図1の器具を示す図である。 とりわけ結合部材を製作する一方法を示す軸方向断面図である。 とりわけ結合部材を製作する別の方法を示す軸方向断面図である。 とりわけ結合部材を製作する別の方法を示す軸方向断面図である。 とりわけ結合部材を製作する別の方法を示す軸方向断面図である。 とりわけ結合部材を製作する別の方法を示す軸方向断面図である。 とりわけ結合部材を製作する別の方法を示す軸方向断面図である。 とりわけ結合部材を製作する別の方法を示す軸方向断面図である。 とりわけ結合部材を製作する別の方法を示す軸方向断面図である。 とりわけ結合部材を製作する別の方法を示す軸方向断面図である。 とりわけ結合部材を製作する別の方法を示す軸方向断面図である。 とりわけ結合部材を製作する別の方法を示す軸方向断面図である。 結合部材の別の例の概略斜視図である。 結合部材の別の実施形態の軸方向断面図である。 図16の結合部材の断面図である。 外面にスプラインが設けられたクロージャキャップの概略斜視図である。 気泡材料で作られた結合部材の軸方向断面図である。 とりわけ結合部材に受け器を受け入れるための各ハウジングについて考えられる一形状を示す概略断面図である。 とりわけ結合部材に受け器を受け入れるための各ハウジングについて考えられる別形状を示す概略断面図である。 とりわけ結合部材に受け器を受け入れるための各ハウジングについて考えられる別形状を示す概略断面図である。 とりわけ結合部材に受け器を受け入れるための各ハウジングについて考えられる別形状を示す概略断面図である。 非円形断面のハウジング内に嵌まる円形断面の受け器の本体を示す図である。 種々の形状の本体を有する2つの受け器を互いに組み付ける結合部材を示す図である。 受け器の本体の少なくとも一部を結合部材内へ挿入する可能性を提供する実施形態を示す図である。 結合部材が2つの受け器の本体を互いに嵌合させることができるよう構成されている実施形態を示す図である。 本発明の器具の別の例の一部の軸方向概略断面図である。
符号の説明
1 包装兼塗布器具
2,3 受け器
4 結合部品又は結合部材
5 本体
9 ワイパ
10 クロージャキャップ
12 アプリケータ部材
15 ステム
20,21 ハウジング
26 当接部
P 物質

Claims (25)

  1. 包装兼塗布器具であって、化粧品又はケア物質(P)を収容し、各々が本体(5)及び着脱自在なクロージャキャップ(10)から成る少なくとも2つの受け器(2,3)と、2つの受け器を互いに一線をなして一体化できる少なくとも1つの結合部材(4)とを有し、結合部材の少なくとも一部は、弾性変形可能であり、結合部材は、受け器の少なくとも一部を受け入れてこれを結合部材に固定できる少なくとも1つのハウジング(20;21)を有していることを特徴とする包装兼塗布器具。
  2. 結合部材は、受け器のうちの一方のクロージャキャップ(10)を受け入れ、これを摩擦で解放可能に保持することができるよう構成されたハウジングを有していることを特徴とする請求項1記載の器具。
  3. 結合部材は、受け器のうちの一方の本体を受け入れ、これを摩擦で解放可能に保持することができるよう構成された少なくとも1つのハウジングを有していることを特徴とする請求項1又は2記載の器具。
  4. 結合部材(4)は、これが受け入れる受け器の本体又はキャップの形状に合致できるようにする弾性性能を有していることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一に記載の器具。
  5. 結合部材(4)は、エラストマーの単一成形部品によって構成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一に記載の器具。
  6. 結合部材は、滑らない外面を備えていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一に記載の器具。
  7. 結合部材は、発泡材から成ることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一に記載の器具。
  8. 受け器が結合部材に嵌まっていない場合、結合部材は、実質的に円筒形の外面を備えていることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一に記載の器具。
  9. 結合部材は、ベローの形態をした部分(28)を有していることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一に記載の器具。
  10. 受け器が結合部材に嵌まっていない場合、結合部材は、その2つの軸方向端部の間の最小部を通る断面を有する外面を備えていることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一に記載の器具。
  11. 前記器具は、2つのハウジングを有し、ハウジングのうち一方(20)は、他方のハウジング(21)よりも大きな開口部を備えていることを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか一に記載の器具。
  12. 少なくとも1つのハウジングが、受け器を前記ハウジングに挿入している間に空気を排気できるようにする内部構造を有していることを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか一に記載の器具。
  13. 内部構造は、受け器をハウジングに挿入する方向に平行な少なくとも1つのスプライン(38)を有していることを特徴とする請求項12記載の器具。
  14. 結合部材(4)は、ハウジングに開口した少なくとも1つの側オリフィス(32;33)を有していることを特徴とする請求項1〜13のうちいずれか一に記載の器具。
  15. 結合部材は、少なくとも1つの受け器(2,3)が結合部材に挿入されている端部のところで当接できる少なくとも1つの当接部(23;26)を有していることを特徴とする請求項1〜14のうちいずれか一に記載の器具。
  16. 壁(23)が、結合部材の2つのハウジング(20,21)を互いに分離していることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一に記載の器具。
  17. 少なくとも1つのハウジングが、突起又はリブ(27)を備えた内面を有していることを特徴とする請求項1〜16のうちいずれか一に記載の器具。
  18. 結合部材(4)は、透明又は半透明であることを特徴とする請求項1〜17のうちいずれか一に記載の器具。
  19. 結合部材は、外部から見ることができる可変光学的効果を生じさせるよう構成されていることを特徴とする請求項1〜18のうちいずれか一に記載の器具。
  20. 2つの受け器(2,3)内に入っている物質(P)は、互いに異なることを特徴とする請求項1〜19のうちいずれか一に記載の器具。
  21. 受け器のうち少なくとも一方は、アプリケータ部材(12)を収容することを特徴とする請求項1〜20のうちいずれか一に記載の器具。
  22. アプリケータ部材は、クロージャキャップ(10)に固定されることを特徴とする請求項21記載の器具。
  23. 2つの受け器を互いに結合する結合部材(4)において、軸方向反対側端部のところに2つのハウジング(20,21)を構成する管状本体を有し、各ハウジングは、受け器の少なくとも一部をハウジング内に嵌めて摩擦により保持できるように構成されており、ハウジングは、互いに連通しておらず、及び/又は結合部材は、受け器のうちの少なくとも一方のための少なくとも1つの挿入を終了させる当接部(26)を有し、当接部は、ハウジング相互間に設けられ、前記当接部は、前記本体に設けられる後退部としてではなく作られると共に(或いは)結合部材は、エラストマーで作られていることを特徴とする結合部材。
  24. 受け器のうち一方は、アプリケータを収容し、結合部材は、塗布中、取っ手部材となるよう構成されていることを特徴とする請求項23記載の結合部材。
  25. メーキャップを塗布する方法であって、受け器のクロージャキャップ(10)又は本体(5)に固定されたアプリケータ部材でメーキャップを塗布する段階を有し、前記キャップ又は前記本体は、請求項23又は24記載の結合部材(4)内に少なくとも一部が解放可能に保持されることを特徴とする方法。
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