JP2004154383A - バックル - Google Patents

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Abstract

【課題】バンドを充分な連結力でもって連結し、使用状態において腹部に力を入れた際にもバンドの緩みが発生することがないバックルを提供すること。
【解決手段】バックル主体1及び補助体2とを備え、バックル主体1の一端部と補助体2の一端部とが揺動自在に装着され、バンド6の一端部が補助体2の一端に固され、バンド6の他端部がバックル主体1と補助体2との間に挿入されて両者により挟持されるバックル。バックル主体1の他端部には係合爪4が設けられ、補助体2はバックル主体1側に山形状に形成されるとともに、係合爪4に係合する突起5が設けられている。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ズボン、スカート等に使用するベルトを連結するのに用いるバックルに関する。
【0002】
【従来の技術】
ベルトを連結するためのバックルバックルは、大きく分類すると2種類の形態のものがある。一つの形態は、バックル主体に揺動自在に棒状係止部材を設け、バンドの先端部に設けたれた複数の係止穴のいずれか一つにこの棒状係止部材を挿入係止しバンドの連結を行うものである。他の形態は、バックル主体と補助体とから構成し、バンドをバックル主体と補助体との間に挿通して両体間でバンドを挟持して連結するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したバックルには、次の通りの解決すべき問題がある。従来の一の形態のバックルでは、バンドに多くの係止穴を設けなければならず(通常、4〜5個設けられている)、また長年バンドを使用していると、それらの係止穴が大きくなったり、係止穴の周縁部がめくれて見苦しくなったりし、特に棒状係止部材を挿入係止する頻度の高い係止穴については、そのような問題が発生し易かった。
【0004】
また、従来の他の形態では、上述した係止穴がないのでバンドが劣化し難いという点では優れているが、バンドがバックル主体と補助体との間の挟持だけで連結されるので、両者間の挟持力が緩んでバンドの連結が不充分となるおそれがあった。特に、バンドの装着状態において腹部に力を入れた瞬間はバンドの緩みが生じ易かった。
【0005】
本発明は、上記従来技術に鑑み、バックル主体と補助体でバンドを挟持する形態のバックルを改良してもので、上述したような欠点を解決し、バンドを充分な連結力でもって連結し、使用状態において腹部に力を入れた際にもバンドの緩みが発生することがないバックルを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のバックルでは、相互に協働してバンドを連結するためのバックル主体及び補助体とを備え、前記バックル主体の一端部と前記補助体の一端部とが揺動自在に装着され、前記バンドの一端部が前記補助体の一端に固され、前記バンドの他端部が前記バックル主体と前記補助体との間に挿入されて両者により挟持されるバックルにおいて、
前記バックル主体の他端部には係合爪が設けられ、前記補助体は前記バックル主体側に山形状に形成されるとともに、前記係合爪に係合する突起が設けられていることを特徴とする。
【0007】
本発明に従えば、補助体が山形状に形成されているので、バックル主体と補助体との間に挿入されたバンドは、山形状の補助体に沿った形状に保持され、湾曲されたバンドによって、補助体の山形状部分が下方に押され、補助体は延びる方向に作用する。バックル主体には係合爪が設けられ、補助体には突起が設けられ、ベルトの装着状態においてはこれらが係合状態に保持されている。このような状態において、補助体が延びる方向に作用すると、補助体の突起の位置が係合爪との係合方向に移動し、バックル主体と補助体はお互いにその間隔を狭くする方向に働いて強く係合され、これによって、バックル主体と補助体によるバンドへの挟持力は一層強くなり、バンドが緩むことがなくなる。特に、使用状態において腹部に力を入れる等してバンドに引張方向の大きな力が作用すると、バックル主体と補助体との間の挟持力が一層強くなり、バンドの緩みの発生がより生じ難くなる。
【0008】
また、本発明のバックルでは、前記バックル主体の一端部及び前記補助体の一端部には、前記バンドを挟持するための挟着部が設けられ、前記バックル主体の他端部には、前記補助体側に突出する突部が設けられ、前記突部は前記バンドを前記補助体の山形状に沿って屈曲させることをことを特徴とする。
【0009】
本発明に従えば、バックル主体の他端部に突部が設けられているので、バンドはこの突部で屈曲されて屈曲状態に保持される。従って、バンドに引長力が作用すると、バンドのこの湾曲部分が抵抗となるので、作用する引長力は、ベルトの湾曲部分とバックル本体の突部でまず吸収され、このように弱められた引長力がバックルの挟着部に伝達されるようになる。かくして、バンドに引長力が作用してもバックル本体及び補助体間の挟持力は弱くならなく、この引長力は弱められてバックルの挟持部に伝達され、かくして、バンドの緩みが発生することがない。
【0010】
また、本発明のバックルでは、前記補助体は、金属板を格子状に加工することにより形成され、前記バックル主体側に山形状に形成され、ばね性を有していることを特徴とする。
【0011】
本発明に従えば、バックル主体が山形状に形成され、ばね性を有しているので、バンドが補助体を押付けると、補助体自体が延びるように作用する。このとき、補助体がばね性を有しているので、バンドの引長時にバンドによる補助体の伸縮移動がスムースとなり、僅かな引長力でも補助体を移動させることができ、ベルトを挟持するための所望の挟持力が保持される。
【0012】
また、本発明のバックルでは、前記バックル主体には、飾り板が着脱自在に装着されることをことを特徴とする。
本発明に従えば、家紋などの好みの飾り板をバックル主体に着脱自在に装着することができ、時と場合によって、バンド全体を交換することなく、飾り板を取り替えて使用することができ、そのファッション性を高めることができる。
【0013】
また、本発明のバックルでは、前記バックル主体はロ字状に形成され、その4辺部の各々に前記飾り板を装着するための装着片が設けられ、三つの前記装着片は前記バックル主体に固定され、一つの前記装着片は前記バックル主体に着脱自在に装着されることを特徴とする。
【0014】
本発明に従えば、バックル主体の三つの辺に装着片が固定され、残りの一つの辺に装着片が着脱自在に装着されるので、一つの装着片を着脱することにより、飾り板の交換を簡単に且つ容易に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明に従うバックルの実施形態について説明する。
第1の実施形態
まず、図1〜図6を参照して、第1の実施形態のバックルについて説明する。図1は、第1の実施形態のバックルを用いてベルトを連結した状態を示す上面図であり、図2は、図1のベルト連結状態を示す側面図であり、図3は、図1のバックルを用いてベルトを連結する直前の状態を示す側面図であり、図4は、図1のバックルを分解して示す分解斜視図であり、図5は、図2に示すベルト連結状態を拡大して断面で示す示す拡大断面図である。
【0016】
図1〜図5において、第1の実施形態のバックル10は、バックル主体1と、バックル主体1に対し揺動自在に装着された補助体2とから構成され、バックル主体1の一端部(図2、図3及び図5において左端部)に挟持部3が設けられ、その他端部(図2、図3及び図5において右端部)に係合爪4が設けられ、また補助体2には、バックル主体1の係合爪4と係合される突起5が設けられている。
【0017】
図示のバックル主体1は矩形状であり、例えば金属板をロ字型に形成された主体部21を有し、この主体部21の一端部(図2、図3及び図5において左端部)の裏面に、U字状に形成された挟持金具3aが溶着等により取り付けられ、この挟持金具3aがバックル主体1の挟持部を構成し、この挟持金具3aと補助体2とが、後述するように、バンド6を挟持するバックルの挟持部3として機能する。
【0018】
バックル主体1の他端部には、補助体2側(バックル主体1の裏面側)に突出した突部7が設けられている。この突部7はバックル主体1のほぼ全幅(図1において上下方向、図2、図3及び図5において紙面に垂直な方向)にわたって設けられ、その断面が略半円形状であり、例えば略半円形状の棒状部材を溶着する又は金属板を略半円形状に加工して溶着することによって形成される。この突部7は、バックル主体1と補助体2との間に挿入されたバンド6をバックル主体1側に山形状に屈曲させ、このようにバンド6を屈曲させることによって、バンド6に加わる引長力がバックルの挟持部3に作用するのを緩和し、使用状態のバンド6が緩まないようにする。係合爪4は、この突部7の幅方向外側に一対設けられている。
【0019】
補助体2は、例えば金属板を格子状にプレス加工などを施すことにより形成され、このように形成した補助体2は、幾分弾性変形可能でばね性を有する。この補助体2は、バックル主体1側に山形状に形成されている。この補助体2の一端部には取付板2aを用いてバンド6の一端部が取り付けられている。この形態では、補助体2の一端部と取付板2aとの間にバンド6の一端部を位置付け、取付板2a及びバンド6を通して例えば取付ねじ9をバックル主体1に螺着することによって、バンド6の一端部が補助板2及び取付板2a間に挟持固定される。補助体2の他端部には、バックル主体1の一対の係合爪4と係合する一対の突起5が設けられている。
【0020】
この補助体2はバックル主体1に揺動自在に装着される。この形態では、補助体2の一端部及びバックル主体1の挟着部3に設けられた貫通孔3bを通して軸桿8が挿通され、このように軸桿8を装着することによって、バックル主体1及び補助体2は軸桿8を中心として相対的に揺動自在に装着される(図3参照)。
【0021】
バンド6の一端部は、補助体2の一端部(基部部分)に取り付けられる。具体的には、図3及び図5で示すように、補助体2の基部と取付板2aとの間に挿入して取付板2aに取り付けたネジ9を補助体2の一端部にねじ込むことにより、バンド6の一端部がバックル10に取り付けられる。
【0022】
バンド6を使用する際には、バンド6をズボンやスカートの所定位置に装着し、バンド6を人体の腰回りに回した後、バックル主体1の係合爪4を補助体2の突起5から外すと共に、バックル主体1を軸桿8を中心に揺動してバックル主体1を開放する(図3参照)。
【0023】
そして、バンド6の他端部をバックル10の開放したところからバックル主体1と補助体2との間の挟持部3に挿入し、バックル10の後方側(上記一端部側)に突出させる。その後、バックル主体1を補助体2側に揺動させて閉じ、その係合爪4を補助体2の突起5に係合させる。このように係合させると、バンド6の先端側はバックル10の挟持部3に、即ち補助体2の基部とバックル主体1の挟持金具3aとの間にしっかりと挟持され、ズボン等のずり落ちが防止できる。
【0024】
この使用状態においては、図5に示すように、バンド6は山形状の補助体2に沿ってバックル主体1側に(図1において上側)に湾曲し、このように湾曲した状態でバックル10の挟持部3に挟持される。そして、山形状に沿って延びるバンド6が常に補助体2をバックル主体1から離れる方向に(図5において下方向)に押し付けるので、補助体2は一端から他端の方向(各図において右方向)に延びる力が作用し、この力により、補助体2の突起5にも連動して右方向に移動しようとする力が働く。即ち、補助体2の突起5が右方向に移動することは、この突起5がバックル主体1の係合爪4とより強固に係合することになり、バックル主体1と補助体2は、相互に一旦係合すると外力を加えない限り外れることはない(図1及び図2参照)。
【0025】
更に、このバックル10では、バックル主体1の他端部に棒状突部7が設けられているので、バンド6はこの棒状突部7に案内されてバックル主体1側に急激に屈曲され且つ補助体2の山形状に沿わされ、バンド6がこのように屈曲させられることにより、バンド6に図5の矢印で示す方向の引長力が加わってもこの棒状突部7により引長力が吸収(減衰)される。従って、バックル10の挟持部3には、作用する引長力が弱まって伝達され、バンド6の緩みが生じることはない。加えて、この棒状突部7ではバンド6を実質上挟持していない(図5参照)ので、バンド6には挟着による傷みが生じることもない。
【0026】
バンド6を外すときは、補助体2を裏面から少し山形状に膨らませるようにして補助体2を縮めるようにすればよい。かく縮めると、補助体2の突起5の位置が係合爪4から離脱する方向に幾分移動して突起5と係合爪4との係合状態が解除され、係合爪4を突起5から外してバックル主体1を揺動させて開放状態にすることができ、この開放状態において、バンド6をバックル10の挟持部3から抜くことによって、バンド6の他端部をバックル10から外すことができる。
【0027】
第2の実施形態
次に、図6及び図7を参照して、本発明に従うバックルの第2の実施形態について説明する。図6は、第2の実施形態のバックルにおけるバックル主体の一部を分解して示す分解斜視図であり、図7(a)及び(b)は、それぞれ、図6のバックルの組み立て途中の状態を示す上面図、及び図6のバックルの組み立て後の状態を示す上面図である。尚、第2の実施形態において、第1の実施形態のバックルと実質上同一構造、実質上同一機能を有するものは同一符号を付し、その説明を省略する。
【0028】
この第2の実施形態では、バックル主体1に飾り板13が着脱自在に取り付けられるように構成されている。図6及び図7を参照して更に説明すると、バックル主体1はロ字状に形成された主体部21を有し、この主体部21の下辺1aを除く他の3辺1b、1c、1dの上面に装着片12が溶着などにより固着され、バックル主体1の下側から飾り板13を装着できるように、辺1bの装着片12には内側下方に開口する溝11bが形成され、辺1cの装着片12には内側(下方)に開口する溝11cが形成され、また辺1dの装着片12には内側下方に開口する溝11dが形成されている。また、残りの一つの装着辺12aは下辺1aに着脱自在に取り付けられる。この形態では、装着片12aには取付ねじ14が螺着されており、この取付ねじ14をバックル主体1の下辺1aのねじ孔に螺着することによって、バックル主体1に取り付けられる。この装着片12aには、内側(上方)に開口する溝11aが形成されている。
【0029】
一方、例えば家紋などを表した飾り板13には、その外周部の4カ所に取付用爪15,15aが設けられ、これら取付用爪15,15aはバックル主体1の各装着片12,12aに対応している。この形態では、飾り板13は略楕円形に形成され、これら取付用爪15,15aは飾り板13から径方向外方に突出しており、下辺1aの装着片12aに設けられた取付用爪15aにあっては、装着片12aに螺着された取付ねじ14が挿通する切欠き22が形成されている。尚、飾り板13は、円形状、矩形状、菱形状、正方形状、三角形状などの適宜の形状に形成することができる。
【0030】
この飾り板13は、例えば、次のようにして着脱自在に取り付けられる。まず、下から上に移動させながら飾り板13の3つの取付用爪15を、バックル主体1の対応する三つの装着片12(3片1b,1c,1dに設けられたもの)の溝11b,11c,11dに挿入してこれら装着片12に係止する。その後、着脱可能な残りの装着片12aの溝11aに、飾り板13の残る取付用爪15aを挿入すると共に、取付ねじ14により装着片12aをバックル主体1の下辺1aに螺着する。このように取り付けると、飾り板13の各取付用爪15,15aがバックル主体1の対応する装着片12,12aの溝11a〜11dに保持され、バックル主体1に確実に取り付けることができる。
【0031】
この飾り板13はバックル主体1に着脱自在に取り付けることができるので、このような飾り板13を複数種類用意し、時と場合により交換することにより、使い勝手のよい、またファッション性の高いバックルを提供することができる。
【0032】
この形態では、バックル主体1の下側から飾り板13の取付用爪15,15aを挿入する構成であるが、これに限定されず、飾り板13の取付用爪を左又は右の横側から、或いは上側から挿入するようにすることができる。この場合、挿入する側の装着片がバックル主体1に着脱自在に取り付けられる。
【0033】
以上、本発明に従うバックルの実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
【0034】
例えば、バンド6を挟持するバックル10の挟持部3を、バンド6が一層確実に挟着できるように鋸歯状にするとか、バンド6の裏面を滑らないような粗面加工を施すようにすることも可能である。
【0035】
また、例えば、バックル主体1をロ字状にしないで、矩形状の平板にして、その表面を革張りにしたり、種々の模様を施すようにすることも可能である。
【0036】
【発明の効果】
本発明の請求項1のバックルによれば、補助体が山形状に形成されているので、バックル主体と補助体との間に挿入されたバンドは、山形状の補助体に沿った形状に保持され、バックル主体の係合爪と補助体の突起が係合状態に保持される。この係合状態において、補助体が延びる方向に作用すると、補助体の突起の位置が係合爪との係合方向に移動し、バックル主体と補助体はお互いにその間隔を狭くする方向に働いて強く係合され、これによって、バックル主体と補助体によるバンドへの挟持力は一層強くなり、バンドの緩みの発生をなくすことができる。
【0037】
また、本発明の請求項2のバックルによれば、バックル主体の他端部に突部が設けられ、バンドはこの突部で屈曲されて屈曲状態に保持されるので、バンドに作用する引長力はベルトの湾曲部分とバックル本体の突部で吸収され、このように弱められた引長力がバックルの挟着部に伝達されるようになり、従って、バンドの緩みの発生をなくすことができる。
【0038】
また、本発明の請求項3のバックルによれば、バックル主体が山形状に形成され、ばね性を有しているので、バンドの引長時にバンドによる補助体の伸縮移動がスムースとなり、僅かな引長力でも補助体を移動させることができ、ベルトを挟持するための所望の挟持力を保持することができる。
【0039】
また、本発明の請求項4のバックルによれば、好みの飾り板をバックル主体に着脱自在に装着することができ、時と場合によって、バンド全体を交換することなく、飾り板を取り替えて使用することができ、そのファッション性を高めることができる。
【0040】
また、本発明の請求項5のバックルによれば、バックル主体の三つの辺に装着片が固定され、残りの一つの辺に装着片が着脱自在に装着されるので、一つの装着片を着脱することにより、飾り板の交換を簡単に且つ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うバックルの第1の実施形態を用いてベルトを連結した状態を示す上面図である。
【図2】図1のベルト連結状態を示す側面図である。
【図3】図1のバックルを用いてベルトを連結する直前の状態を示す側面図である。
【図4】図1のバックルを分解して示す分解斜視図である。
【図5】図2に示すベルト連結状態を拡大して断面で示す示す拡大断面図である。
【図6】本発明に従うバックルの第2の実施形態におけるバックル主体の一部を分解して示す分解斜視図である。
【図7】図7(a)及び(b)は、それぞれ、図6のバックルの組み立て途中の状態を示す上面図、及び図6のバックルの組み立て後の状態を示す上面図である。
【符号の説明】
1 バックル主体
2 補助体
3 挟持部
4 係合爪
5 突起
6 バンド
7 突部(棒状突部)
8 軸桿
10 バックル
12,12a 装着片
13 飾り板
15,15a 取付用爪

Claims (5)

  1. 相互に協働してバンドを連結するためのバックル主体及び補助体とを備え、前記バックル主体の一端部と前記補助体の一端部とが揺動自在に装着され、前記バンドの一端部が前記補助体の一端に固され、前記バンドの他端部が前記バックル主体と前記補助体との間に挿入されて両者により挟持されるバックルにおいて、
    前記バックル主体の他端部には係合爪が設けられ、前記補助体は前記バックル主体側に山形状に形成されるとともに、前記係合爪に係合する突起が設けられていることを特徴とするバックル。
  2. 前記バックル主体の一端部及び前記補助体の一端部には、前記バンドを挟持するための挟着部が設けられ、前記バックル主体の他端部には、前記補助体側に突出する突部が設けられ、前記突部は前記バンドを前記補助体の山形状に沿って屈曲させることをことを特徴とする請求項1記載のバックル。
  3. 前記補助体は、金属板を格子状に加工することにより形成され、前記バックル主体側に山形状に形成され、ばね性を有することを特徴とする請求項1又は2記載のバックル。
  4. 前記バックル主体には、飾り板が着脱自在に装着されることをことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバックル。
  5. 前記バックル主体はロ字状に形成され、その4辺部の各々に前記飾り板を装着するための装着片が設けられ、三つの前記装着片は前記バックル主体に固定され、一つの前記装着片は前記バックル主体に着脱自在に装着されることを特徴とする請求項4記載のバックル。
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