JP2004153370A - 撮像装置及び不正利用防止方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正利用を防止することができると共に、正規のルートでは容易に再利用することができ、また、記録された画像データを容易に読み出すことができる撮像装置及び不正利用防止方法を提供する。
【解決手段】撮影により得られた画像データを記録する画像格納用メモリ28の空き容量が所定値以下となった場合に、撮影処理又は記録処理を実行するためのプログラム(第1プログラム)を破壊する。また、デジタルカメラ10のケース54が分解された場合に、第1プログラムを破壊する。更にまた、画像格納用メモリ28の空き容量が所定値以下となった場合、又はデジタルカメラ10のケース54が分解された場合のいずれかの状態になった場合に、第1プログラムを破壊する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を撮影し、撮影により得られた画像データを記録手段に記録する、不正利用を防止した撮像装置、及び撮像装置の不正利用防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、撮影されたフィルムを現像所等で抜き取り、本体を再利用することが可能なレンズ付きフィルム(例えば、富士写真フイルム社製「写ルンです」)が広く流通している。また、デジタルカメラの普及により、上記レンズ付きフィルムと同様に再利用が可能なデジタルカメラの販売或いはレンタル等の新しいビジネスも提案されている。その場合には、デジタルカメラが不正に再利用されないように対応する必要がある。
【0003】
なお、不正に再利用されないための電子機器としては、ケースが不正に分解された場合に、内部構成部品に損傷を与えることで動作を不能にする電子機器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−295507号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子機器では、電子機器を誤って落下させてしまい、意図せずしてケースを分解してしまった場合であっても、電子機器の構成部品に損傷が与えられ、再利用が不可能となる、という問題がある。
【0006】
また、その場合には、例えば電子機器がビデオカメラ等の撮像装置であれば、その時点までに撮影されて記録された画像データを読み出すことが困難となる、という問題もある。
【0007】
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、不正利用を防止することができると共に、正規のルートでは容易に再利用することができ、また、記録された画像データを容易に読み出すことができる撮像装置及び不正利用防止方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明の撮像装置は、被写体を撮影することにより得られた画像データを記録する記録手段と、前記記録手段の空き容量を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記記録手段の空き容量が所定値以下となるまでは、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、前記検出手段により検出された前記記録手段の空き容量が所定値以下となった場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御する制御手段と、を含んで構成されている。
【0009】
また、請求項4記載の発明の不正利用防止方法は、被写体を撮影すると共に撮影により得られた画像データを記録手段に記録する撮像装置の不正利用を防止するための不正利用防止方法であって、前記記録手段の空き容量が所定値以下となるまでは、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、前記記録手段の空き容量が所定値以下となった場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御するようにしたものである。
【0010】
請求項1又は請求項4に記載の発明によれば、撮影で得られた画像データを記録する記録手段の空き容量が所定値以下となった時点で、撮影処理及び記録処理の少なくとも一方が実行できなくなるようにプログラムによって制御するため、それ以降撮像装置としての使用は不可能となり、不正利用を防止することができる。また、撮像装置の構成部品に損傷を与えることなくプログラムによって使用不能としているため、ハードウェア資源を無駄にすることなく、正規のルートにおいては容易に再利用することができる。また、撮像装置の構成部品に損傷が与えられないため、記録手段に記録された画像データも容易に読み出すことができる。
【0011】
なお、撮影処理及び記録処理をプログラムによって実行できないように制御するには、例えば、撮影処理及び記録処理を実行するためのプログラムを他のプログラムによって破壊するか或いは消去する等の手法を用いることもできるし、プログラムの実行を他のプログラムによってブロックする等の手法を用いることもできる。プログラムを破壊或いは消去した場合には、記録手段に記録された画像データが読み出された後に、正規のルートで同様のプログラムをインストールすることにより、容易に撮像装置を再製することが可能となる。また、他のプログラムによってプログラムの実行をブロックする等の手法を用いた場合にも、記録手段に記録されたが画像データが読み出された後に、プログラムの実行が可能となるように正規のルートでブロックを解除することにより、容易に撮像装置を再製することができる。
【0012】
なお、空き容量が所定値以下となった場合としては、例えば、空き容量の値そのものが所定値以下となった場合であってもよいし、撮影され記録された画像の枚数が記録手段の撮影画像記録可能枚数(撮影可能枚数)に達した場合であってもよい。
【0013】
また、撮影処理は、撮影により得られた画像データに対する各種画像処理や、撮像装置の各部に対する制御等を含むことができる。
【0014】
また、請求項2記載の発明の撮像装置は、被写体を撮影することにより得られた画像データを記録する記録手段と、撮像装置本体をカバーするケースと、前記ケースが分解されたことを検出する検出手段と、前記検出手段により前記ケースが分解されたことが検出されるまでは、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、前記ケースが分解されたことが検出された場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御する制御手段と、を含んで構成されている。
【0015】
また、請求項5記載の発明の不正利用防止方法は、被写体を撮影すると共に撮影により得られた画像データを記録手段に記録する撮像装置の不正利用を防止するための不正利用防止方法であって、撮像装置本体をカバーするケースが分解されたことを検出するまでは、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、前記ケースが分解されたことを検出した場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御するようにしたものである。
【0016】
請求項2又は請求項5に記載の発明によれば、撮像装置本体をカバーするケースが不正に分解された時点で、撮影処理及び記録処理の少なくとも一方が実行できなくなるようにプログラムによって制御するため、撮像装置の構成部品に損傷を与えることなく容易に不正利用を防止することができる。また、撮像装置を誤って落下させてしまい、意図せずしてケースが分解されてしまった場合であっても、撮像装置の構成部品に損傷は与えることなく、プログラムによって使用不能とするため、容易に記録手段に記録された画像データを読み出すことができる。具体的には、例えば、画像データを記録手段から外部機器にダウンロードするための専用のプログラムを予め撮像装置本体或いは外部装置に設けておけば、外部装置と撮像装置とを接続して該プログラムを実行することにより容易且つ迅速に読み出すことができる。
【0017】
なお、撮像装置本体をカバーするケースが複数のパーツで構成されている場合には、検出手段をその複数のパーツの接合部に設けるようにすることもできる。すなわち、撮像装置を不正に再利用する場合には、通常、撮像装置本体に損傷を与えないように、ケースを構成するパーツの接合部を外すことにより分解されることが多いため、この接合部に検出手段が設けられれば、不正に分解されたことを迅速且つ確実に検出することができる。
【0018】
また、請求項3記載の発明の撮像装置は、被写体を撮影することにより得られた画像データを記録する記録手段と、撮像装置本体をカバーするケースと、前記記録手段の空き容量を検出する第1検出手段と、前記ケースが分解されたことを検出する第2検出手段と、前記第1検出手段により検出された前記記録手段の空き容量が所定値を超えており且つ前記第2検出手段により前記ケースが分解されたことが検出されない間は、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、前記第1検出手段により検出された前記記録手段の空き容量が所定値以下となった場合又は前記第2検出手段により前記ケースが分解されたことが検出された場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御する制御手段と、を含んで構成されている。
【0019】
また、請求項6記載の発明の不正利用防止方法は、被写体を撮影すると共に撮影により得られた画像データを記録手段に記録する撮像装置の不正利用を防止するための不正利用防止方法であって、前記記録手段の空き容量が所定値を超えており且つ撮像装置本体をカバーするケースが分解されたことが検出されない間は、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、前記記録手段の空き容量が所定値以下となった場合又は前記ケースが分解されたことが検出された場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御するようにしたものである。
【0020】
請求項3又は請求項6に記載の発明では、記録手段の空き容量が所定値以下となったか及び撮像装置本体をカバーするケースが分解されたか否かの双方を検出するようにし、どちらか一方が検出されれば、撮影処理及び記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御する。
【0021】
これにより、記録手段の空き容量またはケースの分解のいずれか一方のみを検出して制御する場合に比して、不正利用を確実性高く防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0023】
なお、以下では、本発明をデジタルカメラに適用した場合について説明する。また、以下に示すデジタルカメラは、不特定多数のユーザに販売或いは貸し出して回収するいわゆる再利用型のデジタルカメラ(いわゆる使いきりデジタルカメラ)として説明する。
【0024】
図1は、第1の実施の形態のデジタルカメラ10の外観を示した図である。図示されるように、フロントキャビネット50とリアキャビネット52の2つのパーツが接合されて形成されるケース54によりデジタルカメラ10内部の構成部品がカバーされている。また、デジタルカメラ10の外面上には、被写体の光学像を撮像素子(後述)上に結像させるための光学レンズ12と、シャッタスイッチ30と、ストロボ36と、ファインダ38とが配置されている。
【0025】
図2は、デジタルカメラ10全体の構成を示したブロック図である。図に示されるように、デジタルカメラ10には、光学レンズ12と、光学レンズ12を通過した被写体像を示す入射光に基づき、被写体を撮像して被写体像を示すR、G、B3色のカラーアナログ画像信号を出力する撮像素子としてのCCD(Charge
Coupled Device)16とが設けられている。
【0026】
CCD16には、CCD16により入力された画像信号に対して所定のアナログ信号処理を施すアナログ信号処理部18と、アナログ信号処理部18から入力されたアナログ信号をそれぞれデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という。)20とが順に接続されている。
【0027】
A/D変換器20から出力されたデジタル信号(R、G、B信号のデジタル値)は、制御回路40(詳細は後述)に入力されると共に、デジタル信号処理回路26に入力される。デジタル信号処理回路26は、図示されない合成処理回路と、ホワイトバランス調整処理回路と、ガンマ処理回路とから構成され、各種デジタル信号処理を行う。デジタル信号処理回路26から出力されたデジタル信号は、画像格納用メモリ28に記録される。
【0028】
更にデジタルカメラ10には、光学レンズ12を駆動するための駆動部22と、CCD16に対する撮影時のタイミング制御を行うCCD制御部24と、外部装置と接続するためのコネクタ34と、ストロボ36と、シャッタスイッチ30とが設けられている。
【0029】
制御回路40は、CPU(中央演算処理装置)42と、第1プログラム格納用メモリ44と、第2プログラム格納用メモリ46と、ワークメモリ48とを備えたマイクロコンピュータで構成され、デジタルカメラ10全体の動作を制御する。
【0030】
第1プログラム格納用メモリ44には、被写体を撮影するための撮影処理(画像信号処理及びデジタルカメラの各部に対する制御を含む)と、撮影処理により得られた画像データを画像格納用メモリ28に記録する記録処理とを実行する処理ルーチンのプログラム、及び画像格納用メモリ28の空き容量の状態によりCPU42が実行するプログラムを第2プログラム格納用メモリ46に格納されたプログラムに切り替えるための処理を実行する処理ルーチンのプログラムが記憶されている。以下、第1プログラム格納用メモリ44に格納されているプログラムを第1プログラムと呼称する。
【0031】
第2プログラム格納用メモリ46には、第1プログラム格納用メモリ44に格納されたプログラムを自動的に破壊するための処理を実行する処理ルーチンのプログラム、画像格納用メモリ28から外部装置に画像データを転送するための処理ルーチンのプログラム、及び第1プログラム格納用メモリ44にプログラムをダウンロードするための処理ルーチンのプログラムが記憶されている。以下、第2プログラム格納用メモリ46に格納されているプログラムを第2プログラムと呼称する。
【0032】
第1プログラム格納用メモリ44及び第2プログラム格納用メモリ46は、EEPROMやフラッシュメモリ等により構成されている。ワークメモリ48は、SDRAM等により構成されている。
【0033】
以下、図3のフローチャートを用いて、本実施の形態のCPU42による不正防止処理ルーチンの詳細を説明する。
【0034】
本実施の形態では、ユーザがデジタルカメラ10で撮影処理及び記録処理を行うことにより画像格納用メモリ28に画像データが蓄積されていくが、画像格納用メモリ28の空き容量が所定値以下となった時点で、撮影処理及び記録処理が不可能となるよう制御される。
【0035】
まず、ステップ100で、画像格納用メモリ28の空き容量が所定値以下となったか否かが判断される。なお、CPU42は、記録処理が行われる毎に画像格納用メモリ28の空き容量を検出して判断する。
【0036】
ステップ100で、画像格納用メモリ28の空き容量が所定値以下ではないと判断された場合には、撮影処理及び記録処理の実行が可能な状態、すなわち第1プログラムが実行されている状態がそのまま維持される。
【0037】
また、ステップ100で、画像格納用メモリ28の空き容量が所定値以下となったと判断された場合には、ステップ102で、CPU42の動作プログラムが第1プログラムから第2プログラムに切り替えられる。
【0038】
第2プログラムに切り替えられると、ステップ104で、第2プログラムが実行され、第1プログラムが破壊される。この破壊の手法は、例えば、第1プログラム格納用メモリ44の全領域に「FF…」等の別のデータを上書きすることにより行われてもよいし、第1プログラムの一部を書き換えて第1プログラムが実行不能となるようにしてもよいし、第1プログラムそのものを消去することにより行われてもよい。
【0039】
この時点で、ユーザは、デジタルカメラ10を使い切ったこととなり、これ以降デジタルカメラ10は撮影処理及び記録処理が不能となる。使い切ったデジタルカメラ10を回収所(ラボ店)に持ちこむことにより、ユーザは画像格納用メモリ28に記録された画像データの記録媒体への記録サービスやプリントサービス等のサービスを受けることができる。なお、使い切る前に、デジタルカメラ10をラボ店に持ち込み、上記サービスを受けることも可能である。
【0040】
ラボ店では、デジタルカメラ10と専用のパソコン(PC)とがコネクタ34を介して接続され、PCにて画像データ転送用の専用のアプリケーションソフトが起動されてデジタルカメラ10に画像データの転送要求が出力される。
【0041】
ステップ106では、CPU42によりPCから画像データの転送要求があったか否かが判断される。転送要求があったと判断された場合には、ステップ108で、画像格納用メモリ28からPCへの画像データの転送が行われる。
【0042】
ステップ110では、画像データの転送が終了したか否かが判断される。画像データの転送が終了したと判断された場合には、画像格納用メモリ28に格納された画像データ全てが消去され、ステップ112の第1プログラムのダウンロードの処理に移行する。PCでは、上記破壊した第1プログラムと同一のプログラムを有した専用のアプリケーションソフトが起動され、デジタルカメラ10に対し該プログラムを提供する。ステップ112で、CPU42はPCの専用アプリケーションソフトに対して第1プログラムを要求する。PCの専用アプリケーションソフトは該要求に応じて第1プログラムをデジタルカメラ10に提供する。CPU42はPCの専用アプリケーションから提供された第1プログラムを第1プログラム格納用メモリ44に格納(ダウンロード)する。ステップ114でダウンロードが終了したか否かが判断され、ダウンロードが終了したと判断された場合には、第2プログラムの処理は終了し、動作プログラムが第1プログラムに切り替えられる。
【0043】
このような処理により、容易にデジタルカメラ10の不正な再利用を防止することができると共に、正規ルートではデジタルカメラ10を容易に再製することができる。
【0044】
なお、ステップ112及びステップ114の処理は、必要であればケース54の洗浄処理や内部のバッテリ(図示せず)の交換等を行った後に行うようにしてもよい。
【0045】
また、本実施の形態では、画像格納用メモリ28の空き容量が所定値以下となった場合に、第1プログラムを破壊するようにしたが、撮影され記録された画像の枚数が記録手段の撮影画像記録可能枚数(撮影可能枚数)に達した場合に、空き容量が所定値以下になったと判断して第1プログラムを破壊するようにしてもよい。
【0046】
以上、第1の実施の形態では、画像格納用メモリ28の空き容量に基づいて第1プログラムを破壊する例について説明したが、以下では、デジタルカメラに設けられた検出スイッチによりケースが分解されたことが検出された場合に第1プログラムを破壊する第2の実施の形態について説明する。
【0047】
図4(a)は、第2の実施の形態のデジタルカメラ10aの外観を示した図である。本実施の形態のデジタルカメラ10aの外観は、第1の実施の形態とほぼ同様であり、フロントキャビネット50とリアキャビネット52の2つのパーツが接合されて形成されるケース54によりデジタルカメラ10a内部の構成部品がカバーされている。また、フロントキャビネット50とリアキャビネット52の接合部分の一部では、リアキャビネット52の凸部がフロントキャビネット50の凹部に嵌め合わされて接合されており(図の点線で囲まれた部分)、この部分に以下に説明する検出スイッチが設けられている。
【0048】
図4(b)は、図4(a)の点線で囲まれた接合部の断面図である。図示されるように、フロントキャビネット50の凹部にリアキャビネット52の凸部が嵌め合わされている。フロントキャビネット50側には、基板62と、基板62と軸66で接続された可動部64とから構成される検出スイッチ60が設けられている。更に、軸66内部には可動部64をリアキャビネット52の凸部側(外側)に付勢するためのバネ(図示されない)が設けられている。
【0049】
図4(b)に示されるようにフロントキャビネット50とリアキャビネット52とが嵌め合わされた状態においては、可動部64は、リアキャビネット52の凸部に押さえられて基板62に接した状態(検出スイッチ60のON状態)が維持されるが、図4(c)に示されるように、ケース54が分解されてフロントキャビネット50とリアキャビネット52とが離れた状態になると、リアキャビネット52の凸部の押さえが無くなり、可動部64が外側に付勢されて基板62から離れた状態(検出スイッチ60のOFF状態)になる。すなわち、ケース54が分解されずにフロントキャビネット50とリアキャビネット52とが嵌め合わされた状態の場合には、検出スイッチ60はONの状態が維持され、ケース54が分解された場合には、検出スイッチ60がOFFされるように動作する。
【0050】
また、基板62はNOT回路を含んで構成されており、本実施の形態では、検出スイッチ60がOFFの状態になると検出信号がCPU42に出力されるよう動作する。
【0051】
図5は、デジタルカメラ10a全体の構成を示したブロック図である。本実施の形態のデジタルカメラ10aは、上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10の構成に加え、上記検出スイッチ60が設けられた構成となっている。
【0052】
また、制御回路40の第1プログラム格納用メモリ44には、撮影処理と記録処理とを実行する処理ルーチンのプログラム、及び検出スイッチ60の状態によりCPU42が実行するプログラムを切り替えるための処理を実行する処理ルーチンのプログラムとが記憶されている。
【0053】
他の構成についての説明は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
【0054】
以下、図6のフローチャートを用いて、本実施の形態のCPU42による不正防止処理ルーチンの詳細を説明する。
【0055】
まず、ステップ200で、検出スイッチ60から検出信号が入力されたか否かが判断される。検出信号が入力されていないと判断された場合には、撮影処理及び記録処理の実行が可能な状態、すなわち第1プログラムが実行されている状態がそのまま維持される。また、検出信号が入力されたと判断された場合には、ステップ202で、CPU42の動作プログラムが第1プログラムから第2プログラムに切り替えられ、ステップ204で、第2プログラムが実行され、第1プログラムが破壊される。
【0056】
従って、それ以降デジタルカメラ10aでは撮影処理及び記録処理の実行が不能となる。これにより不正利用を防止できる。なお、デジタルカメラ10aを誤って落下させてしまい、意図せずしてケース54を分解してしまった場合であっても、同様に第2プログラムが実行されて第1プログラムが破壊されるため、それ以降の使用は不可能となるが、どのような場合であっても、デジタルカメラ10aを構成する電子部品に損傷が与えられるわけではないため、それまでに撮影して得られた画像データを読み出すことは可能である。
【0057】
例えば、本実施の形態では、ラボ店へデジタルカメラ10aを持ち込むことにより、第1の実施の形態と同様に、ラボ店にて容易にデジタルカメラ10からPCに画像データを転送することができる(ステップ208〜210)。
【0058】
また、画像データ転送後は、同じく第1の実施の形態と同様に、ステップ212及びステップ214で、第1プログラムをダウンロードすることにより、デジタルカメラ10aを再製することができる。
【0059】
なお、ケース54をデジタルカメラ10a本体に新たに装備した後に、ステップ212のダウンロードの処理を行うようにすればなお好ましい。これにより、ケース54の組み立て処理中(デジタルカメラ10aの再製処理中)に、第2プログラムが起動されて、ダウンロード済みの第1プログラムが破壊されることはない。また、デジタルカメラ10aの再製処理中は、CPU42のレジスタ等にフラグを立てておき、フラグが立っている間は、第2プログラムが実行されないようにすることもできる。
【0060】
以上、第2の実施の形態では、ケース54が分解された場合に第1プログラムを破壊する例について説明したが、以下では、画像格納用メモリ28の空き容量が所定値以下となった場合又はケース54が分解された場合のいずれかの場合に、第1プログラムを破壊する第3の実施の形態について説明する。
【0061】
本実施の形態のデジタルカメラの外観及び構成は第2の実施の形態のデジタルカメラ10aと同様である。
【0062】
なお、制御回路40の第1プログラム格納用メモリ44には、撮影処理と記録処理とを実行する処理ルーチンのプログラム、及び画像格納用メモリ28の空き容量又は検出スイッチ60の状態によりCPU42が実行するプログラムを切り替えるための処理を実行する処理ルーチンのプログラムとが記憶されている。
【0063】
以下、図7のフローチャートを用いて、本実施の形態のCPU42による不正防止処理ルーチンの詳細を説明する。
【0064】
まず、ステップ300で、検出スイッチ60から検出信号が入力されたか否かが判断される。検出信号が入力されていないと判断された場合には、ステップ302で、画像格納用メモリ28の空き容量が所定値以下となったか否かが判断される。所定値以下ではないと判断された場合には、撮影処理及び記録処理の実行が可能な状態、すなわち第1プログラムが実行されている状態がそのまま維持され、ステップ300の処理に戻る。
【0065】
また、ステップ300で検出信号が入力されたと判断された場合、又はステップ302で、画像格納用メモリ28の空き容量が所定値以下になったと判断された場合には、ステップ304で、CPU42の動作プログラムが第1プログラムから第2プログラムに切り替えられ、ステップ306で、第2プログラムが実行され、第1プログラムが破壊される。従って、それ以降はデジタルカメラ10aでは撮影処理及び記録処理の実行が不能となる。これにより、不正利用を防止できる。これ以降ステップ316までの処理は第1及び第2の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
【0066】
なお、上記第2の実施の形態及び第3の実施の形態で示した検出スイッチ60は、上述した形態に限られるものではなく、ケース54が分解されたことを検出できる機能を有していればどのような形態であってもよい。
【0067】
更に、上述した各実施の形態において、第2プログラムが起動されると第1プログラムが破壊される例について説明したが、例えば、第2プログラムにより第1プログラムの実行がブロックされる等のように第1プログラムを動作不能の状態にすることができればどのような手法を用いてもよく、特に限定されない。
【0068】
また、本発明は上記デジタルカメラに限られるものではなく、様々な撮像装置に適用可能である。
【0069】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明によれば、撮影により得られた画像データを記録する記録手段の空き容量が所定値以下となった場合又はケースが分解された場合のいずれかをトリガとして、撮影処理又は記録処理を実行するためのプログラムを実行できないよう制御するようにしたため、撮像装置の不正利用を防止することができると共に、正規のルートでは容易に再利用することができ、また、記録された画像データを容易に読み出すことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のデジタルカメラの外観を示した図である。
【図2】第1及び第3の実施の形態のデジタルカメラの構成を示したブロック図である。
【図3】第1の実施の形態におけるデジタルカメラのCPUの処理ルーチンを示したフローチャートである。
【図4】第2及び第3の実施の形態のデジタルカメラの外観を示した図である。
【図5】第2の実施の形態のデジタルカメラの構成を示したブロック図である。
【図6】第2の実施の形態におけるデジタルカメラのCPUの処理ルーチンを示したフローチャートである。
【図7】第3の実施の形態におけるデジタルカメラのCPUの処理ルーチンを示したフローチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ(撮像装置)
28 画像格納用メモリ(記録手段)
34 コネクタ
40 制御回路
42 CPU(検出手段、制御手段、第1検出手段)
44 第1プログラム格納用メモリ
46 第2プログラム格納用メモリ
50 フロントキャビネット
52 リアキャビネット
54 ケース
60 検出スイッチ(検出手段、第2検出手段)

Claims (6)

  1. 被写体を撮影することにより得られた画像データを記録する記録手段と、
    前記記録手段の空き容量を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記記録手段の空き容量が所定値以下となるまでは、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、前記検出手段により検出された前記記録手段の空き容量が所定値以下となった場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御する制御手段と、
    を含む撮像装置。
  2. 被写体を撮影することにより得られた画像データを記録する記録手段と、
    撮像装置本体をカバーするケースと、
    前記ケースが分解されたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記ケースが分解されたことが検出されるまでは、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、前記ケースが分解されたことが検出された場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御する制御手段と、
    を含む撮像装置。
  3. 被写体を撮影することにより得られた画像データを記録する記録手段と、
    撮像装置本体をカバーするケースと、
    前記記録手段の空き容量を検出する第1検出手段と、
    前記ケースが分解されたことを検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段により検出された前記記録手段の空き容量が所定値を超えており且つ前記第2検出手段により前記ケースが分解されたことが検出されない間は、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、前記第1検出手段により検出された前記記録手段の空き容量が所定値以下となった場合又は前記第2検出手段により前記ケースが分解されたことが検出された場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御する制御手段と、
    を含む撮像装置。
  4. 被写体を撮影すると共に撮影により得られた画像データを記録手段に記録する撮像装置の不正利用を防止するための不正利用防止方法であって、
    前記記録手段の空き容量が所定値以下となるまでは、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、
    前記記録手段の空き容量が所定値以下となった場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御する
    不正利用防止方法。
  5. 被写体を撮影すると共に撮影により得られた画像データを記録手段に記録する撮像装置の不正利用を防止するための不正利用防止方法であって、
    撮像装置本体をカバーするケースが分解されたことを検出するまでは、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、
    前記ケースが分解されたことを検出した場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御する
    不正利用防止方法。
  6. 被写体を撮影すると共に撮影により得られた画像データを記録手段に記録する撮像装置の不正利用を防止するための不正利用防止方法であって、
    前記記録手段の空き容量が所定値を超えており且つ撮像装置本体をカバーするケースが分解されたことが検出されない間は、被写体を撮影するための撮影処理及び撮影処理により得られた画像データを前記記録手段に記録する記録処理を実行するプログラムを用いて制御し、
    前記記録手段の空き容量が所定値以下となった場合又は前記ケースが分解されたことが検出された場合には、前記撮影処理及び前記記録処理の少なくとも一方が実行できないようにプログラムによって制御する
    不正利用防止方法。
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JP2007067468A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Fujifilm Holdings Corp デジタルカメラ、及びこのデジタルカメラをリサイクルしたリサイクルデジタルカメラ、並びにデジタルカメラのリサイクル方法、及びデジタルカメラのリサイクルシステム
JP2012133812A (ja) * 2012-03-09 2012-07-12 Toshiba Solutions Corp ソフトウェアモジュール管理装置およびソフトウェアモジュール管理プログラム

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