JP2004153335A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パノラマサイズのデジタル画像が混在したポケットアルバムを生成する画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】普通サイズとパノラマサイズの2種類のデジタル画像を印刷出力するための画像処理装置であって、普通サイズのデジタル画像の数と、パノラマサイズのデジタル画像の数とに基づいて、必要な用紙枚数を算出する用紙枚数を決定し、パノラマサイズのデジタル画像を分割し、普通サイズのデジタル画像と、前記分割されたパノラマサイズのデジタル画像とを前記各用紙の表裏に2行2列に配列し、前記配列されたデジタル画像を出力することが可能であって、前記印刷出力される用紙を中綴じ製本した場合の所定の見開きにおいて、分割前のパノラマサイズのデジタル画像が復元されるよう配列することを特徴とする。
【選択図】 図7
【解決手段】普通サイズとパノラマサイズの2種類のデジタル画像を印刷出力するための画像処理装置であって、普通サイズのデジタル画像の数と、パノラマサイズのデジタル画像の数とに基づいて、必要な用紙枚数を算出する用紙枚数を決定し、パノラマサイズのデジタル画像を分割し、普通サイズのデジタル画像と、前記分割されたパノラマサイズのデジタル画像とを前記各用紙の表裏に2行2列に配列し、前記配列されたデジタル画像を出力することが可能であって、前記印刷出力される用紙を中綴じ製本した場合の所定の見開きにおいて、分割前のパノラマサイズのデジタル画像が復元されるよう配列することを特徴とする。
【選択図】 図7
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル画像を蓄積・管理し、表示・印刷・配信するデジタル複写機、ファクシミリ、プリンタなどに適用可能な画像処理技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、カメラで撮影し、現像した銀塩写真は日付順・時間順にアルバム等に入れて管理される。アルバムに保存することによって、イベント毎に関連付けて、見やすく整理することができる。また、アルバムの中でも、特に1ページに2枚ずつの写真がレイアウトされているポケットアルバムは、持ち運びが容易であり、銀塩写真のアルバム保存方法として広く利用されている。
【0003】
一方、近年、写真をフィルムではなく、メモリなどのデジタルデータとして記録するデジタルカメラが急速に普及してきた。
【0004】
デジタルカメラで撮影された多数のデジタル画像は、一般に、パソコン等によって保存されるため、時間順・日付順等で管理することが容易であるという利点がある。また、必要なデジタル画像を従来の写真サイズであるL版として印刷出力すれば、従来の銀塩写真と同様に扱うこともできる。実際、必要なデジタル画像を、A4サイズなどの用紙にレイアウトし、印刷出力したものを中綴じ製本すれば、従来のポケットアルバムと同様のものを作成できる。
【0005】
このとき、印刷出力されたデジタル画像をブック型に中綴じ製本するためには、デジタル画像を所定の用紙サイズに配列するためのレイアウト処理をする必要がある。
【0006】
たとえば、16枚の写真をポケットアルバムのように印刷する場合のレイアウト処理について図4を用いて説明する。ポケットアルバムは用紙一枚あたり8ページで構成され、1ページあたり2枚の写真が配列される(つまり、用紙1枚あたり、片面2行2列の4枚、表裏両面で8枚の写真が配列される)ので、2枚の用紙が必要になる。
【0007】
したがって、図4−(a)、図4−(b)に示すように、ポケットアルバムの1枚目には、1ページ、2ページ、7ページ、8ページを印刷し、2枚目には3ページ、4ページ、5ページ、6ページを印刷する。さらに、それぞれのページには2枚ずつ写真を挿入する。
【0008】
この1枚目と2枚目を図4−(c)のように組み合わせることによって、No.〜No.16の写真は図のように振り分けられる。
【0009】
すなわち、中綴じ製本用にレイアウト処理されることにより、No.1とNo.2の写真は1ページに、No.3とNo.4は2ページに、No.5とNo.6の写真は3ページに、No.7とNo.8の写真は4ページ目に、No.9とNo.10の写真は5ページに、No.11とNo.12の写真は6ページに、No.13とNo.14の写真は7ページに、No.15とNo.16の写真は8ページに印刷される。
【0010】
【特許文献1】
特開平9−26185号公報
【特許文献2】
特開2001−22134号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術において述べたレイアウト処理は、普通サイズのデジタル画像に比べ、横方向の寸法が大きいパノラマサイズのデジタル画像が含まれていた場合、適用できないという問題があった。
【0012】
つまり、パノラマサイズのデジタル画像の場合、写真が1ページに収まらず、見開き2ページにわたるため、上述のレイアウト処理をそのまま適用することはできなかった。
【0013】
反対に、上述のレイアウト処理をそのまま適用するためには、パノラマサイズのデジタル画像を1ページに収まるよう縮小しなければならず(つまり、横方向の寸法が普通サイズの横方向の寸法と同程度になるように縮小しなければならず)、印刷出力されたデジタル画像が、見にくいものとなってしまうという問題があった。
【0014】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、中綴じ製本を生成するために、デジタル画像を出力するにあたり、パノラマサイズのデジタル画像が混在していた場合であっても、パノラマサイズの画像を1ページに収まるようにサイズを縮小することなく出力することが可能なレイアウト処理を実現することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明に係る画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
所定の縦横比の第1画像と、前記第1画像とは異なる縦横比の画像を出力する画像処理装置であって、
出力すべき複数の画像を出力して中綴じ製本する為に、画像の配置を制御する配置制御手段と、
前記配置制御手段による配置に基づいて、前記複数の画像を出力する出力手段とを有し、
さらに、前記配置制御手段は、製本後の見開きの2ページ中に第1画像と第2画像と含ませる場合には、前記第1画像は中綴じ部で隣り合う画像同士間に余白を有し、前記第2画像は中綴じ部で余白のないよう出力されるよう制御することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
【第一の実施形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。図1は本発明の第一の実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1において、読込部100は動画像や静止画像といった画像データを読み込む部分であり、スキャナやデジタルカメラ、デジタルビデオである場合が多い。
【0017】
入力部101はキーボード・マウスやリモコンなどのポインティング装置であり、さまざまなユーザのデータを入力する。蓄積部102は画像データを蓄積するものであり、ハードディスクや半導体メモリである場合が多い。表示部103は蓄積部102に蓄積された画像データを表示したり、読込部100で読み込まれた画像データを表示するものであり、CRTや液晶表示装置である場合が多い。
【0018】
107は、レイアウトされた画像データを印刷するプリンタ等と接続され、該画像データを送信する印刷制御部である。通信部108は、別のデバイスと通信するために必要なネットワークインターフェースであり、モデムや無線や有線のネットワークカードを示し、他のデバイスと本発明のプログラムや画像データ等のデジタルデータを相互にやりとりすることができる。
【0019】
CPU104は上記の処理のすべてに関わり、ROM105とRAM106はその処理に必要なメモリや作業領域を提供する。また、図3のフローチャートを参照して後述する本実施形態の処理手順を実現するための制御プログラムもROM105に格納されている。
【0020】
なお、第一の実施形態の画像データ処理装置には上記以外にも、種々の構成要素が設けられているが、本発明の主眼ではないので、その説明については省略する。
【0021】
図2は実際の画像データ処理装置の外観(一例)である。前面に備え付けてあるPCカードスロット201に、デジタルカメラ、デジタルビデオ、スキャナなどの画像入力機器から画像データを入力したメモリカード202を挿入し、読み込んだ画像データを内部の蓄積装置であるHDD203に保存することができる。
【0022】
さらに、保存された画像データは画像データ処理装置に接続されたプリンタ204で印刷される(なお、図2では画像処理装置はプリンタと別体とし、プリンタに接続することで画像データを印刷出力することが可能であるが、プリンタ内部に組み込んで、プリンタの一機能としてもよい)。
【0023】
図2の画像データ処理装置には、デジタルカメラやスキャナ、あるいはネットワーク経由で入力した複数の画像データが保存されており、保存されている画像データは、アルバムという単位で関連付けて管理されている。
【0024】
例えば、デジタルカメラで撮影した画像データをメモリカード経由で、画像データ処理装置に入力したときは、メモリカードに入っていた画像データを一つのアルバムとする。ここで、複数の画像データの管理方法は、データベースやフォルダ単位の管理でもよい。
【0025】
では、この画像データ処理装置に保存された画像データをポケットアルバムに印刷する処理を図5のフローチャートにしたがって説明する。
【0026】
まずステップS501において、入力部101を介してアルバムの印刷状態(紙質や背景の色、サイズ、画像枠の形状や色、タイトル等)を指定する。次に、ステップS502において、指定したアルバム中にパノラマ画像データがあるかどうかを判断する。
【0027】
ここで、アルバム中の画像データはすべて横長であるとし、アルバム内の画像データの横幅方向の画素数をx、高さ方向の画素数をyとしたとき、y/x<0.5の場合に、該画像データがパノラマ画像データであると判断する。なお、本実施形態では0.5を境界値としているが、この値に限るものではなく、システムに好適な値を設定しておけばよい。例えば、通常扱う画像が横:縦=16:9の画像であれば、それより横長をパノラマ画像として扱うようにしてもよい。
【0028】
ステップS502において、アルバム中にパノラマ画像データがあると判断した場合はステップS503に進み、パノラマ画像データがないと判断した場合はステップS504に進む。
【0029】
パノラマ画像データがないと判断した場合のステップS504におけるポケットアルバムの生成処理については、従来技術においてすでに述べたため、説明は省略するものとする。
【0030】
一方、アルバム中にパノラマ画像データがあると判断した場合のステップS503におけるパノラマポケットアルバム(パノラマ画像データを含むポケットアルバム)の生成処理について以下説明する。
【0031】
パノラマポケットアルバムにおいては、通常のポケットアルバムと違い、1ページ目と最後のページにあたる部分に、パノラマ画像データを配置することはできない。パノラマ画像データは必ずアルバムの2ページ以降に配置されることになる。
【0032】
したがって、たとえば、10枚の画像のうち、パノラマ画像データが4枚、パノラマ画像データでない画像データが6枚あった場合、もっとも印刷する用紙を少なくするには、2枚の用紙を用いて図6(a)乃至(e)のようなパノラマポケットアルバムを作成すればよい。
【0033】
では、このようなパノラマポケットアルバムを印刷する手順(ステップS503の詳細)を図7のフローチャートにしたがって説明する。本フローはROM105から読み出されたプログラムによって、CPUが制御している。
【0034】
まず、ステップS701において、印刷に必要な用紙枚数の決定処理を行う。いま、印刷する対象のアルバムに含まれる画像データの枚数をn、パノラマ画像データの数をk(kは1以上、k<=n)とする。このとき、P枚の用紙に対して印刷できるパノラマ画像データの最大枚数は以下の式で表される。
k=4(P−1)+2
したがって、パノラマポケットアルバムを印刷するのに必要な枚数Pは、
P1=>(k+2)/4を満たす最小の整数をP1として、
P=>(n+k)/(8*P1)−1+P1
を満たす最小の整数Pとしてあらわすことができる。
【0035】
次にステップS702において、印刷する画像データの順番を決定し、ステップS703において、かかる順番に基づいてポケットアルバム用に画像データを配列する配列処理を行う。
【0036】
ステップS704乃至ステップS707では、ポケットアルバム用に配列された画像データの印刷処理を行う。
【0037】
まず、ステップS704において、印刷対象とするページpを1に初期化し、ステップS705において、p枚目の表(おもて)面・裏面を印刷する。
【0038】
p枚目の印刷が終了したら、印刷対象とするページpをp+1とし、ステップS707に進む。ステップS707では、上記ステップS701で求めた用紙枚数Pとpを比較し、p<Pであった場合には、印刷すべき画像データがまだ残っていると判断し、ステップS705に戻る。一方、p>Pであった場合には、印刷すべき画像データをすべて印刷したと判断し、処理を終了する。
【0039】
なお、ステップS702、S703における画像データの順番決定処理および用紙内の配列処理については、図8乃至図12を用いて次に詳しく説明する。
【0040】
図8のように、一枚の用紙の表(おもて)を4分割して左上をA、左下をB、右上をC、右上をD、裏を4分割して左上をE、左下をF、右上をG、右上をHとする((a)、(b))。この場合、Aの裏がG、Bの裏がH、Cの裏がE、Dの裏がFとなる。つまり、2枚の用紙で構成されるポケットアルバムを例にとると、1枚目表・裏、2枚目表・裏はそれぞれ図8のようになる((c)、(d)、(e)、(f))。
【0041】
図8で作成したポケットアルバムを組み合わせてポケットアルバムとしたのが、図9であり、(a)1ページ目、(b)2・3ページ目、(c)4・5ページ目、(d)6・7ページ目、(e)8ページ目を表している。
【0042】
ここで、パノラマ画像データを縮小せずに配置する場合は、1Eと2C、1Fと2D、2Eと2G、2Fと2H、2Aと1G、2Bと1Hなどの2つの場所を使って、パノラマ画像データを分割して配置する必要がある。
【0043】
このために、パノラマ画像データを配置可能な位置(見開き2ページとなるような位置)に、パノラマ画像データを右半分、左半分に分けて配列することにする。
【0044】
このような配置を実現するための画像データの順番を決定するフローチャート(ステップS703の画像データの順番決定処理の詳細)を図10乃至図12を用いて説明する。
【0045】
まず、ステップS1001において、k枚のパノラマ画像データを右半分と左半分に分け、「ImgPR1、ImgPL1、ImgPR2、ImgPL2、・・・・・ImgPRk、ImgPLk」という2k枚の画像データを作成する。
【0046】
すなわち、n枚の画像データ全体としては、パノラマ画像データでない画像データの集合「ImgN1、ImgN2、・・・ImgN(n−k)」と、パノラマ画像データの集合「ImgPL1、ImgPR1、ImgPL2、ImgPR2、・・・・・ImgPLk、ImgPRk」とをあわせた(n+k)枚の画像データがある。
【0047】
次に、これらの画像データの順番を設定する。この操作の概要を示したのが図11である。
【0048】
まず、ステップS1002において、画像データの順番を格納する配列を、Jyunban[n+k]とする。ステップS1003において、(n−k)枚のパノラマ画像データでない画像データを格納した配列ImgN[n−k]と、2k枚のパノラマ画像データを格納した配列ImgP[2k]を作成する。
【0049】
次に、ステップS1004において、Jyunban[1]にImgN[1]を、Jyunban[2]にImgN[2]を格納していく。このとき、1枚もパノラマ画像データでない画像データがなかった場合には、ここには何も格納されない。
【0050】
次に、ステップS1005において、格納ルールにしたがってパノラマ画像データを順に配置していく。格納ルール(ステップS1005の詳細)については、図12のフローチャートを用いて説明する。
【0051】
まず、ステップS1201において、mに1を代入し、ステップS1202において、パノラマ画像データをJyunban配列に代入する。次にステップS1203において、まだパノラマ画像データがあるかどうかを確認し、パノラマ画像データがなければステップS1207に進む。
【0052】
一方、ステップS1203において、パノラマ画像データがあると判断した場合には、ステップS1204に進み、パノラマ画像データをJyunban配列に代入し、ステップS1205において、まだパノラマ画像データがあるかどうかを確認する。パノラマ画像データがなければステップS1208に進む。
【0053】
一方、ステップS1205において、パノラマ画像データがあると判断した場合には、mにm+5を代入し(ステップS1206)、ステップS1202に戻り、ステップS1202乃至ステップS1206を繰り返す。
【0054】
一方、ステップS1207では、パノラマ画像データでない画像データをJyunban配列に代入する。
【0055】
さらにステップS1208において、mにm+5を、lに0をそれぞれ代入し、ステップS1209乃至ステップS1211において、Jyunban配列に残りのパノラマ画像データでない画像データを代入していく。
【0056】
以上のフローチャートによって、最初の1ページの2枚はパノラマ画像データでない画像データ、その後はパノラマ画像データを左右に分けた画像データを格納し、最後にはパノラマ画像データでない画像データを格納した順序配列ができる(図11)。つまり、製本後の表紙と裏表紙とには、パノラマ画像を配置させないことを特徴とする。
【0057】
次に、画像データの順番決定処理により以上のように並べられた(n+k)枚の画像データを所定の用紙内に配列する配列処理(図7のステップS703の詳細)について図13のフローチャートを使って説明する。
【0058】
ステップS1301において、p枚目のAの位置にx(=8P−4p+3)番目の画像データを配置する。
【0059】
ここで、画像データの配置について、図14のフローチャートを用いて説明する。
【0060】
ステップS1401においてまず、配置する予定のx番目の画像が(n+k)枚の中にあるかどうかを確認する。
【0061】
もし、xがn+kより大きかった場合には、画像データの配置は行われず、xがn+k以下の場合にのみ、ステップS1402に進む。
【0062】
ステップS1402において、Jyunban[x]に指定があれば、x番目の画像データを所定の位置に入るようにサイズを変更する。ここで、順番配列Jyunban[x]に何も入っていない場合には、次のステップS1403に進む。
【0063】
次にステップS1403において、画像データがあればx番目の画像データを所定の位置に配置する。画像データがなければ何も配置しない。以上で、p枚目のAの位置にx番目の画像データが配置される。
【0064】
図13に戻る。同様に、ステップS1302において、p枚目のBの位置にx(=8P−4p+4)番目の画像データを、ステップS1303において、p枚目のCの位置にx(=4p−3)番目の画像データを、ステップS1304において、p枚目のDの位置にx(=4p−2)番目の画像データをそれぞれ配置する。
【0065】
以上で、表(おもて)面の画像データの配置が終わり、次に裏面の画像データの配置を行う。
【0066】
ステップS1306において、p枚目のEの位置にx(=4p−1)番目の画像データを、ステップS1307において、p枚目のFの位置にx(=4p)番目の画像データを、ステップS1308において、p枚目のGの位置にx(=8P−4p+1)番目の画像データを、ステップS1309において、p枚目のHの位置にx(=8P−4p+2)番目の画像データをそれぞれ配置する。
【0067】
以上の処理により、ステップS703におけるp枚目の表(おもて)面、裏面を生成することができる。
【0068】
以上の操作を1乃至P枚まで繰り返すことによって、ポケットアルバムの全ページの印刷が終了する。
【0069】
印刷されたP枚の用紙に表紙をつけ、折り曲げることによって銀塩写真と同等でパノラマ画像入りのポケットアルバムが完成する。
【0070】
なお、第一の実施形態では、印刷装置として両面印刷プリンタを想定しているが、片面印刷プリンタでも、表面を印刷した後に手動で裏返して裏面を印刷すればポケットアルバムの印刷は可能である。
【0071】
また、画像データをレイアウトする際のサイズ変更は、レイアウト先の矩形に合わせて画像変形を行っても良いし、画像データのアスペクトを保持したままリサイズをしてサイズを変更しても良い。
【0072】
また、今回の実施形態ではパノラマ画像データの右半分、左半分、パノラマ画像データでない画像データもすべて同じように印刷するように説明したが、当然、パノラマ画像データの左半分、および右半分はパノラマ画像データでない画像データより中央寄りに印刷しても良い。
【0073】
また、今回の実施形態ではパノラマ画像データを判断するのに、横方向の寸法と縦方向の寸法の比率で判断したが、画像データ中に埋め込まれた付帯データや画像データベース中に保存された画像データに関するデータを使って、パノラマ画像データかどうかを判断しても良い。
【0074】
【第二の実施形態】
第一の実施形態では、画像データ処理装置に保存されている複数の画像データを、両面印刷プリンタを用いて、パノラマ画像データを含んだポケットアルバム形式に印刷する方法について説明した。第二の実施形態では、片面印刷プリンタにおいて、最小の工程でポケットアルバムを印刷する方法を説明する。第一の実施形態を用いて、片面印刷プリンタで印刷することもできるが、P枚印刷する場合にはP回の裏返し作業が必要であるので、それを一度で済むようにする。
【0075】
なお、第二の実施形態における画像データ処理装置の構成は第一の実施形態(図1、図2)と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0076】
また、画像データの順番の決定に関しても図10、図11、図12を用いて説明したものと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0077】
以下、片面印刷プリンタを用いた場合に、画像データ処理装置に保存された画像データをポケットアルバムに印刷する操作を図15のフローチャートにしたがって説明する。
【0078】
ステップS1501において、用紙枚数決定処理を行う(詳細は図7のステップS701と同様である)。
【0079】
次にステップS1502において、印刷する画像データの順番を決定する順番決定処理を行う(詳細は、図8乃至図12を用いて説明したものと同様であるため、説明は省略する)。
【0080】
次にステップS1503において、用紙内の表(おもて)面の配列処理を行う。P枚の用紙で構成されるポケットアルバムのp枚目の表面は図16のフローチャートにしたがって配列処理される。
【0081】
すなわち、ステップS1601において、p枚目のAの位置にx(=8P−4p+3)番目の画像データを、ステップS1602において、p枚目のBの位置にx(=8P−4p+4)番目の画像データを、ステップS1603において、p枚目のCの位置にx(=4p−3)番目の画像データを、ステップS1604において、p枚目のDの位置にx(=4p−2)番目の画像データをそれぞれ配置する(なお、画像データの配置については第一の実施形態と同様である)。
【0082】
ステップS1504乃至ステップS1507では、ポケットアルバム用に配列された表(おもて)面の画像データの印刷処理を行う。
【0083】
まず、ステップS1504において、印刷対象とするページpを1に初期化し、ステップS1505において、p枚目の表(おもて)面を印刷する。p枚目の印刷が終了したら、印刷対象とするページpをp+1とし、ステップS1507に進む。ステップS1507では、上記ステップS1501で求めた用紙枚数Pとpを比較し、p<Pであった場合には、印刷すべき画像データがまだ残っていると判断し、ステップS1505に戻る。一方、p>Pであった場合には、印刷すべき表(おもて)面の画像データをすべて印刷したと判断し、ステップS1508に進む。
【0084】
ステップS1508において、表(おもて)面の印刷処理が終了した用紙を裏返して給紙されたら、ステップS1509に進み、裏面の配列処理を開始する。P枚の用紙で構成されるポケットアルバムのp枚目の表面は図17のフローチャートにしたがって配列処理される。
【0085】
すなわち、ステップS1701において、ステップS1701において、p枚目のEの位置にx(=4p−1)番目の画像を配置する。ステップS1702において、p枚目のFの位置にx(=4p)番目の画像データを、ステップS1703において、p枚目のGの位置にx(=8P−4p+1)番目の画像データを、ステップS1704において、p枚目のHの位置にx(=8P−4p+2)番目の画像データをそれぞれ配置する。
【0086】
ステップS1508乃至ステップS1513では、ポケットアルバム用に配列された画像データの裏面の印刷処理を行う(ステップS1508乃至ステップS1513はステップS1504乃至ステップS1507と同様であるため、説明は省略する)。
【0087】
以上の処理により印刷されたP枚の用紙に表紙をつけ、折り曲げることによって銀塩写真と同等でパノラマ画像入りのポケットアルバムが完成する。
【0088】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0089】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0090】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0091】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0092】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0094】
なお、本発明に係る実施態様の例を以下に列挙する。
【0095】
[実施態様1] 所定の縦横比の第1画像と、前記第1画像とは異なる縦横比の画像を出力する画像処理装置であって、
出力すべき複数の画像を出力して中綴じ製本する為に、画像の配置を制御する配置制御手段と、
前記配置制御手段による配置に基づいて、前記複数の画像を出力する出力手段とを有し、
さらに、前記配置制御手段は、製本後の見開きの2ページ中に第1画像と第2画像と含ませる場合には、前記第1画像は中綴じ部で隣り合う画像同士間に余白を有し、前記第2画像は中綴じ部で余白のないよう出力されるよう制御することを特徴とする画像処理装置。
【0096】
[実施態様2] 前記配置制御手段は、前記第2画像を前記中綴じ部で分割処理する分割処理手段を有し、分割された各画像は、異なるページに配置されることを特徴とする実施態様1に記載の画像処理装置。
【0097】
[実施態様3] さらに、前記配置制御手段は製本後の表紙と裏表紙とには、前記第2画像を配置させないことを特徴とする実施態様1または2のいずれかに記載の画像処理装置。
【0098】
[実施態様4] (縦方向の画素数)/(横方向の画素数)が1/2以上である第1のデジタル画像と、(縦方向の画素数)/(横方向の画素数)が1/2未満である第2のデジタル画像とを印刷出力することが可能な画像処理装置であって、
印刷出力すべき、前記第1のデジタル画像の数と、前記第2のデジタル画像の数とに基づいて、印刷出力するために必要な用紙枚数を算出する算出手段と、
前記第2のデジタル画像を分割する分割手段と、
前記算出された用紙枚数に基づいて、前記第1のデジタル画像と、前記分割された第2のデジタル画像とを前記各用紙の表裏に2行2列に配列する配列手段と、
前記配列された第1および第2のデジタル画像を印刷出力する出力手段と、を備え、
前記配列手段は、前記印刷出力される用紙を中綴じ製本した場合の所定の見開きにおいて、分割前の前記第2のデジタル画像が復元されるよう配列することを特徴とする画像処理装置。
【0099】
[実施態様5] 前記各用紙の表裏に2行2列に配列するよう、前記第1のデジタル画像および前記分割された第2のデジタル画像を、縦横比を固定したまま、拡大・縮小変更する変換手段を更に備えることを特徴とする実施態様4に記載の画像処理装置。
【0100】
[実施態様6] 前記算出手段は、
前記第2のデジタル画像の数をk、前記第1のデジタル画像の数と前記第2のデジタル画像の数との総和をn、(k+2)/4を満たす最小の整数をP1とした場合の、(n+k)/(8×P1)+P1−1を満たす最小の整数Pとして前記必要な用紙枚数を算出することを特徴とする実施態様4に記載の画像処理装置。
【0101】
[実施態様7] 前記配列手段は、p枚目の用紙において、
前記第1のデジタル画像と前記分割された第2のデジタル画像とを1列に順番に配列した場合の(8P−4p+3)番目のデジタル画像を、表面の1行1列目に配列し、
(8P−4p+4)番目のデジタル画像を、表面の2行1列目に配列し、
(4p−3)番目のデジタル画像を表面の1行2列目に配列し、
(4p−2)番目のデジタル画像を表面の2行2列目に配列することを特徴とする実施態様6に記載の画像処理装置。
【0102】
[実施態様8] 前記配列手段は、p枚目の用紙において、
前記第1のデジタル画像と前記分割された第2のデジタル画像とを1列に順番に配列した場合の(4p−1)番目のデジタル画像を、裏面の1行1列目に配列し、
(4p)番目のデジタル画像を、裏面の2行1列目に配列し、
(8P−4p+1)番目のデジタル画像を裏面の1行2列目に配列し、
(8P−4p+2)番目のデジタル画像を裏面の2行2列目に配列することを特徴とする実施態様6または7に記載の画像処理装置。
【0103】
[実施態様9] 前記第2のデジタル画像は、パノラマ画像であることを特徴とする実施態様4に記載の画像処理装置。
【0104】
[実施態様10] 所定の縦横比の第1画像と、前記第1画像とは異なる縦横比の画像を出力する画像処理方法であって、
出力すべき複数の画像を出力して中綴じ製本する為に、画像の配置を制御する配置制御工程と、
前記配置制御工程による配置に基づいて、前記複数の画像を出力する出力工程とを有し、
さらに、前記配置制御工程は、製本後の見開きの2ページ中に第1画像と第2画像と含ませる場合には、前記第1画像は中綴じ部で隣り合う画像同士間に余白を有し、前記第2画像は中綴じ部で余白のないよう出力されるよう制御することを特徴とする画像処理方法。
【0105】
[実施態様11] 前記配置制御工程は、前記第2画像を前記中綴じ部で分割処理する分割処理工程を有し、分割された各画像は、異なるページに配置される事を特徴とする実施態様8に記載の画像処理方法。
【0106】
[実施態様12] さらに、前記配置制御工程は製本後の表紙と裏表紙とには、前記第2画像を配置させないことを特徴とする実施態様8または9のいずれか1つに記載の画像処理方法。
【0107】
[実施態様13] (縦方向の画素数)/(横方向の画素数)が1/2以上である第1のデジタル画像と、(縦方向の画素数)/(横方向の画素数)が1/2未満である第2のデジタル画像とを印刷出力するための画像処理方法であって、
印刷出力すべき、前記第1のデジタル画像の数と、前記第2のデジタル画像の数とに基づいて、印刷出力するために必要な用紙枚数を算出する算出工程と、
前記第2のデジタル画像を分割する分割工程と、
前記算出された用紙枚数に基づいて、前記第1のデジタル画像と、前記分割された第2のデジタル画像とを前記各用紙の表裏に2行2列に配列する配列工程と、
前記配列された第1および第2のデジタル画像を印刷出力する出力工程と、を備え、
前記配列工程は、前記印刷出力される用紙を中綴じ製本した場合の所定の見開きにおいて、分割前の前記第2のデジタル画像が復元されるよう配列することを特徴とする画像処理方法。
【0108】
[実施態様14] 前記各用紙の表裏に2行2列に配列するよう、前記第1のデジタル画像および前記分割された第2のデジタル画像を、縦横比を固定したまま、拡大・縮小変更する変換工程を更に備えることを特徴とする実施態様13に記載の画像処理方法。
【0109】
[実施態様15] 前記算出工程は、
前記第2のデジタル画像の数をk、前記第1のデジタル画像の数と前記第2のデジタル画像の数との総和をn、(k+2)/4を満たす最小の整数をP1とした場合の、(n+k)/(8×P1)+P1−1を満たす最小の整数Pとして前記必要な用紙枚数を算出することを特徴とする実施態様13に記載の画像処理方法。
【0110】
[実施態様16] 前記配列工程は、p枚目の用紙において、
前記第1のデジタル画像と前記分割された第2のデジタル画像とを1列に順番に配列した場合の(8P−4p+3)番目のデジタル画像を、表面の1行1列目に配列し、
(8P−4p+4)番目のデジタル画像を、表面の2行1列目に配列し、
(4p−3)番目のデジタル画像を表面の1行2列目に配列し、
(4p−2)番目のデジタル画像を表面の2行2列目に配列することを特徴とする実施態様15に記載の画像処理方法。
【0111】
[実施態様17] 前記配列工程は、p枚目の用紙において、
前記第1のデジタル画像と前記分割された第2のデジタル画像とを1列に順番に配列した場合の(4p−1)番目のデジタル画像を、裏面の1行1列目に配列し、
(4p)番目のデジタル画像を、裏面の2行1列目に配列し、
(8P−4p+1)番目のデジタル画像を裏面の1行2列目に配列し、
(8P−4p+2)番目のデジタル画像を裏面の2行2列目に配列することを特徴とする実施態様15または16に記載の画像処理方法。
【0112】
[実施態様18] 前記第2のデジタル画像は、パノラマ画像であることを特徴とする実施態様13に記載の画像処理方法。
【0113】
[実施態様19] 実施態様10乃至実施態様18のいずれか1つに記載の画像処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラムを格納した記憶媒体。
【0114】
[実施態様20] 実施態様10乃至実施態様18のいずれか1つに記載の画像処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラム。
【0115】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、中綴じ製本を生成するために、デジタル画像を出力するにあたり、パノラマサイズのデジタル画像が混在していた場合であっても、パノラマサイズの画像を1ページに収まるようにサイズを縮小することなく出力できるようレイアウトすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一、第二の実施形態における画像データ処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第一、第二の実施形態における画像データ処理装置の外観図である。
【図3】従来の銀塩写真の整理方法を図示したものである。
【図4】ポケットアルバムの構成の一例を図示したものである。
【図5】第一の実施形態におけるパノラマ画像入りポケットアルバムにするか、通常のポケットアルバムを印刷するか選択する方法を説明するフローチャートである。
【図6】第一、第二の実施形態におけるパノラマポケットアルバムのページ構成を示した図である。
【図7】第一の実施形態におけるポケットアルバムの印刷方法を示したフローチャートである。
【図8】第一、第二の実施形態におけるポケットアルバムのページの表裏の関係を説明する図である。
【図9】第一、第二の実施形態における図8の各ページとポケットアルバムのページとの関係を説明する図である。
【図10】第一、第二の実施形態における、パノラマ画像データが入った複数の画像データの順序を変更する方法を説明するフローチャートである。
【図11】第一、第二の実施形態における、パノラマ画像データとパノラマ画像データでない画像データの順番を変更する方法を説明する図である。
【図12】第一、第二の実施形態における、パノラマ画像データが入った複数の画像データの順序を変更する方法を詳しく説明するフローチャートである。
【図13】第一の実施形態における、パノラマ画像データが入った複数の画像データを印刷する手順を説明するフローチャートである。
【図14】第一、第二の実施形態における画像データを配置する手順を示すフローチャートである。
【図15】第二の実施形態における、パノラマ画像入りポケットアルバムを印刷する手順を示すフローチャートである。
【図16】第二の実施形態における、パノラマ画像入りポケットアルバムの表面を印刷する手順を示すフローチャートである。
【図17】第二の実施形態における、パノラマ画像入りポケットアルバムの裏面を印刷する手順を示すフローチャートである。
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル画像を蓄積・管理し、表示・印刷・配信するデジタル複写機、ファクシミリ、プリンタなどに適用可能な画像処理技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、カメラで撮影し、現像した銀塩写真は日付順・時間順にアルバム等に入れて管理される。アルバムに保存することによって、イベント毎に関連付けて、見やすく整理することができる。また、アルバムの中でも、特に1ページに2枚ずつの写真がレイアウトされているポケットアルバムは、持ち運びが容易であり、銀塩写真のアルバム保存方法として広く利用されている。
【0003】
一方、近年、写真をフィルムではなく、メモリなどのデジタルデータとして記録するデジタルカメラが急速に普及してきた。
【0004】
デジタルカメラで撮影された多数のデジタル画像は、一般に、パソコン等によって保存されるため、時間順・日付順等で管理することが容易であるという利点がある。また、必要なデジタル画像を従来の写真サイズであるL版として印刷出力すれば、従来の銀塩写真と同様に扱うこともできる。実際、必要なデジタル画像を、A4サイズなどの用紙にレイアウトし、印刷出力したものを中綴じ製本すれば、従来のポケットアルバムと同様のものを作成できる。
【0005】
このとき、印刷出力されたデジタル画像をブック型に中綴じ製本するためには、デジタル画像を所定の用紙サイズに配列するためのレイアウト処理をする必要がある。
【0006】
たとえば、16枚の写真をポケットアルバムのように印刷する場合のレイアウト処理について図4を用いて説明する。ポケットアルバムは用紙一枚あたり8ページで構成され、1ページあたり2枚の写真が配列される(つまり、用紙1枚あたり、片面2行2列の4枚、表裏両面で8枚の写真が配列される)ので、2枚の用紙が必要になる。
【0007】
したがって、図4−(a)、図4−(b)に示すように、ポケットアルバムの1枚目には、1ページ、2ページ、7ページ、8ページを印刷し、2枚目には3ページ、4ページ、5ページ、6ページを印刷する。さらに、それぞれのページには2枚ずつ写真を挿入する。
【0008】
この1枚目と2枚目を図4−(c)のように組み合わせることによって、No.〜No.16の写真は図のように振り分けられる。
【0009】
すなわち、中綴じ製本用にレイアウト処理されることにより、No.1とNo.2の写真は1ページに、No.3とNo.4は2ページに、No.5とNo.6の写真は3ページに、No.7とNo.8の写真は4ページ目に、No.9とNo.10の写真は5ページに、No.11とNo.12の写真は6ページに、No.13とNo.14の写真は7ページに、No.15とNo.16の写真は8ページに印刷される。
【0010】
【特許文献1】
特開平9−26185号公報
【特許文献2】
特開2001−22134号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術において述べたレイアウト処理は、普通サイズのデジタル画像に比べ、横方向の寸法が大きいパノラマサイズのデジタル画像が含まれていた場合、適用できないという問題があった。
【0012】
つまり、パノラマサイズのデジタル画像の場合、写真が1ページに収まらず、見開き2ページにわたるため、上述のレイアウト処理をそのまま適用することはできなかった。
【0013】
反対に、上述のレイアウト処理をそのまま適用するためには、パノラマサイズのデジタル画像を1ページに収まるよう縮小しなければならず(つまり、横方向の寸法が普通サイズの横方向の寸法と同程度になるように縮小しなければならず)、印刷出力されたデジタル画像が、見にくいものとなってしまうという問題があった。
【0014】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、中綴じ製本を生成するために、デジタル画像を出力するにあたり、パノラマサイズのデジタル画像が混在していた場合であっても、パノラマサイズの画像を1ページに収まるようにサイズを縮小することなく出力することが可能なレイアウト処理を実現することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明に係る画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
所定の縦横比の第1画像と、前記第1画像とは異なる縦横比の画像を出力する画像処理装置であって、
出力すべき複数の画像を出力して中綴じ製本する為に、画像の配置を制御する配置制御手段と、
前記配置制御手段による配置に基づいて、前記複数の画像を出力する出力手段とを有し、
さらに、前記配置制御手段は、製本後の見開きの2ページ中に第1画像と第2画像と含ませる場合には、前記第1画像は中綴じ部で隣り合う画像同士間に余白を有し、前記第2画像は中綴じ部で余白のないよう出力されるよう制御することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
【第一の実施形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。図1は本発明の第一の実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1において、読込部100は動画像や静止画像といった画像データを読み込む部分であり、スキャナやデジタルカメラ、デジタルビデオである場合が多い。
【0017】
入力部101はキーボード・マウスやリモコンなどのポインティング装置であり、さまざまなユーザのデータを入力する。蓄積部102は画像データを蓄積するものであり、ハードディスクや半導体メモリである場合が多い。表示部103は蓄積部102に蓄積された画像データを表示したり、読込部100で読み込まれた画像データを表示するものであり、CRTや液晶表示装置である場合が多い。
【0018】
107は、レイアウトされた画像データを印刷するプリンタ等と接続され、該画像データを送信する印刷制御部である。通信部108は、別のデバイスと通信するために必要なネットワークインターフェースであり、モデムや無線や有線のネットワークカードを示し、他のデバイスと本発明のプログラムや画像データ等のデジタルデータを相互にやりとりすることができる。
【0019】
CPU104は上記の処理のすべてに関わり、ROM105とRAM106はその処理に必要なメモリや作業領域を提供する。また、図3のフローチャートを参照して後述する本実施形態の処理手順を実現するための制御プログラムもROM105に格納されている。
【0020】
なお、第一の実施形態の画像データ処理装置には上記以外にも、種々の構成要素が設けられているが、本発明の主眼ではないので、その説明については省略する。
【0021】
図2は実際の画像データ処理装置の外観(一例)である。前面に備え付けてあるPCカードスロット201に、デジタルカメラ、デジタルビデオ、スキャナなどの画像入力機器から画像データを入力したメモリカード202を挿入し、読み込んだ画像データを内部の蓄積装置であるHDD203に保存することができる。
【0022】
さらに、保存された画像データは画像データ処理装置に接続されたプリンタ204で印刷される(なお、図2では画像処理装置はプリンタと別体とし、プリンタに接続することで画像データを印刷出力することが可能であるが、プリンタ内部に組み込んで、プリンタの一機能としてもよい)。
【0023】
図2の画像データ処理装置には、デジタルカメラやスキャナ、あるいはネットワーク経由で入力した複数の画像データが保存されており、保存されている画像データは、アルバムという単位で関連付けて管理されている。
【0024】
例えば、デジタルカメラで撮影した画像データをメモリカード経由で、画像データ処理装置に入力したときは、メモリカードに入っていた画像データを一つのアルバムとする。ここで、複数の画像データの管理方法は、データベースやフォルダ単位の管理でもよい。
【0025】
では、この画像データ処理装置に保存された画像データをポケットアルバムに印刷する処理を図5のフローチャートにしたがって説明する。
【0026】
まずステップS501において、入力部101を介してアルバムの印刷状態(紙質や背景の色、サイズ、画像枠の形状や色、タイトル等)を指定する。次に、ステップS502において、指定したアルバム中にパノラマ画像データがあるかどうかを判断する。
【0027】
ここで、アルバム中の画像データはすべて横長であるとし、アルバム内の画像データの横幅方向の画素数をx、高さ方向の画素数をyとしたとき、y/x<0.5の場合に、該画像データがパノラマ画像データであると判断する。なお、本実施形態では0.5を境界値としているが、この値に限るものではなく、システムに好適な値を設定しておけばよい。例えば、通常扱う画像が横:縦=16:9の画像であれば、それより横長をパノラマ画像として扱うようにしてもよい。
【0028】
ステップS502において、アルバム中にパノラマ画像データがあると判断した場合はステップS503に進み、パノラマ画像データがないと判断した場合はステップS504に進む。
【0029】
パノラマ画像データがないと判断した場合のステップS504におけるポケットアルバムの生成処理については、従来技術においてすでに述べたため、説明は省略するものとする。
【0030】
一方、アルバム中にパノラマ画像データがあると判断した場合のステップS503におけるパノラマポケットアルバム(パノラマ画像データを含むポケットアルバム)の生成処理について以下説明する。
【0031】
パノラマポケットアルバムにおいては、通常のポケットアルバムと違い、1ページ目と最後のページにあたる部分に、パノラマ画像データを配置することはできない。パノラマ画像データは必ずアルバムの2ページ以降に配置されることになる。
【0032】
したがって、たとえば、10枚の画像のうち、パノラマ画像データが4枚、パノラマ画像データでない画像データが6枚あった場合、もっとも印刷する用紙を少なくするには、2枚の用紙を用いて図6(a)乃至(e)のようなパノラマポケットアルバムを作成すればよい。
【0033】
では、このようなパノラマポケットアルバムを印刷する手順(ステップS503の詳細)を図7のフローチャートにしたがって説明する。本フローはROM105から読み出されたプログラムによって、CPUが制御している。
【0034】
まず、ステップS701において、印刷に必要な用紙枚数の決定処理を行う。いま、印刷する対象のアルバムに含まれる画像データの枚数をn、パノラマ画像データの数をk(kは1以上、k<=n)とする。このとき、P枚の用紙に対して印刷できるパノラマ画像データの最大枚数は以下の式で表される。
k=4(P−1)+2
したがって、パノラマポケットアルバムを印刷するのに必要な枚数Pは、
P1=>(k+2)/4を満たす最小の整数をP1として、
P=>(n+k)/(8*P1)−1+P1
を満たす最小の整数Pとしてあらわすことができる。
【0035】
次にステップS702において、印刷する画像データの順番を決定し、ステップS703において、かかる順番に基づいてポケットアルバム用に画像データを配列する配列処理を行う。
【0036】
ステップS704乃至ステップS707では、ポケットアルバム用に配列された画像データの印刷処理を行う。
【0037】
まず、ステップS704において、印刷対象とするページpを1に初期化し、ステップS705において、p枚目の表(おもて)面・裏面を印刷する。
【0038】
p枚目の印刷が終了したら、印刷対象とするページpをp+1とし、ステップS707に進む。ステップS707では、上記ステップS701で求めた用紙枚数Pとpを比較し、p<Pであった場合には、印刷すべき画像データがまだ残っていると判断し、ステップS705に戻る。一方、p>Pであった場合には、印刷すべき画像データをすべて印刷したと判断し、処理を終了する。
【0039】
なお、ステップS702、S703における画像データの順番決定処理および用紙内の配列処理については、図8乃至図12を用いて次に詳しく説明する。
【0040】
図8のように、一枚の用紙の表(おもて)を4分割して左上をA、左下をB、右上をC、右上をD、裏を4分割して左上をE、左下をF、右上をG、右上をHとする((a)、(b))。この場合、Aの裏がG、Bの裏がH、Cの裏がE、Dの裏がFとなる。つまり、2枚の用紙で構成されるポケットアルバムを例にとると、1枚目表・裏、2枚目表・裏はそれぞれ図8のようになる((c)、(d)、(e)、(f))。
【0041】
図8で作成したポケットアルバムを組み合わせてポケットアルバムとしたのが、図9であり、(a)1ページ目、(b)2・3ページ目、(c)4・5ページ目、(d)6・7ページ目、(e)8ページ目を表している。
【0042】
ここで、パノラマ画像データを縮小せずに配置する場合は、1Eと2C、1Fと2D、2Eと2G、2Fと2H、2Aと1G、2Bと1Hなどの2つの場所を使って、パノラマ画像データを分割して配置する必要がある。
【0043】
このために、パノラマ画像データを配置可能な位置(見開き2ページとなるような位置)に、パノラマ画像データを右半分、左半分に分けて配列することにする。
【0044】
このような配置を実現するための画像データの順番を決定するフローチャート(ステップS703の画像データの順番決定処理の詳細)を図10乃至図12を用いて説明する。
【0045】
まず、ステップS1001において、k枚のパノラマ画像データを右半分と左半分に分け、「ImgPR1、ImgPL1、ImgPR2、ImgPL2、・・・・・ImgPRk、ImgPLk」という2k枚の画像データを作成する。
【0046】
すなわち、n枚の画像データ全体としては、パノラマ画像データでない画像データの集合「ImgN1、ImgN2、・・・ImgN(n−k)」と、パノラマ画像データの集合「ImgPL1、ImgPR1、ImgPL2、ImgPR2、・・・・・ImgPLk、ImgPRk」とをあわせた(n+k)枚の画像データがある。
【0047】
次に、これらの画像データの順番を設定する。この操作の概要を示したのが図11である。
【0048】
まず、ステップS1002において、画像データの順番を格納する配列を、Jyunban[n+k]とする。ステップS1003において、(n−k)枚のパノラマ画像データでない画像データを格納した配列ImgN[n−k]と、2k枚のパノラマ画像データを格納した配列ImgP[2k]を作成する。
【0049】
次に、ステップS1004において、Jyunban[1]にImgN[1]を、Jyunban[2]にImgN[2]を格納していく。このとき、1枚もパノラマ画像データでない画像データがなかった場合には、ここには何も格納されない。
【0050】
次に、ステップS1005において、格納ルールにしたがってパノラマ画像データを順に配置していく。格納ルール(ステップS1005の詳細)については、図12のフローチャートを用いて説明する。
【0051】
まず、ステップS1201において、mに1を代入し、ステップS1202において、パノラマ画像データをJyunban配列に代入する。次にステップS1203において、まだパノラマ画像データがあるかどうかを確認し、パノラマ画像データがなければステップS1207に進む。
【0052】
一方、ステップS1203において、パノラマ画像データがあると判断した場合には、ステップS1204に進み、パノラマ画像データをJyunban配列に代入し、ステップS1205において、まだパノラマ画像データがあるかどうかを確認する。パノラマ画像データがなければステップS1208に進む。
【0053】
一方、ステップS1205において、パノラマ画像データがあると判断した場合には、mにm+5を代入し(ステップS1206)、ステップS1202に戻り、ステップS1202乃至ステップS1206を繰り返す。
【0054】
一方、ステップS1207では、パノラマ画像データでない画像データをJyunban配列に代入する。
【0055】
さらにステップS1208において、mにm+5を、lに0をそれぞれ代入し、ステップS1209乃至ステップS1211において、Jyunban配列に残りのパノラマ画像データでない画像データを代入していく。
【0056】
以上のフローチャートによって、最初の1ページの2枚はパノラマ画像データでない画像データ、その後はパノラマ画像データを左右に分けた画像データを格納し、最後にはパノラマ画像データでない画像データを格納した順序配列ができる(図11)。つまり、製本後の表紙と裏表紙とには、パノラマ画像を配置させないことを特徴とする。
【0057】
次に、画像データの順番決定処理により以上のように並べられた(n+k)枚の画像データを所定の用紙内に配列する配列処理(図7のステップS703の詳細)について図13のフローチャートを使って説明する。
【0058】
ステップS1301において、p枚目のAの位置にx(=8P−4p+3)番目の画像データを配置する。
【0059】
ここで、画像データの配置について、図14のフローチャートを用いて説明する。
【0060】
ステップS1401においてまず、配置する予定のx番目の画像が(n+k)枚の中にあるかどうかを確認する。
【0061】
もし、xがn+kより大きかった場合には、画像データの配置は行われず、xがn+k以下の場合にのみ、ステップS1402に進む。
【0062】
ステップS1402において、Jyunban[x]に指定があれば、x番目の画像データを所定の位置に入るようにサイズを変更する。ここで、順番配列Jyunban[x]に何も入っていない場合には、次のステップS1403に進む。
【0063】
次にステップS1403において、画像データがあればx番目の画像データを所定の位置に配置する。画像データがなければ何も配置しない。以上で、p枚目のAの位置にx番目の画像データが配置される。
【0064】
図13に戻る。同様に、ステップS1302において、p枚目のBの位置にx(=8P−4p+4)番目の画像データを、ステップS1303において、p枚目のCの位置にx(=4p−3)番目の画像データを、ステップS1304において、p枚目のDの位置にx(=4p−2)番目の画像データをそれぞれ配置する。
【0065】
以上で、表(おもて)面の画像データの配置が終わり、次に裏面の画像データの配置を行う。
【0066】
ステップS1306において、p枚目のEの位置にx(=4p−1)番目の画像データを、ステップS1307において、p枚目のFの位置にx(=4p)番目の画像データを、ステップS1308において、p枚目のGの位置にx(=8P−4p+1)番目の画像データを、ステップS1309において、p枚目のHの位置にx(=8P−4p+2)番目の画像データをそれぞれ配置する。
【0067】
以上の処理により、ステップS703におけるp枚目の表(おもて)面、裏面を生成することができる。
【0068】
以上の操作を1乃至P枚まで繰り返すことによって、ポケットアルバムの全ページの印刷が終了する。
【0069】
印刷されたP枚の用紙に表紙をつけ、折り曲げることによって銀塩写真と同等でパノラマ画像入りのポケットアルバムが完成する。
【0070】
なお、第一の実施形態では、印刷装置として両面印刷プリンタを想定しているが、片面印刷プリンタでも、表面を印刷した後に手動で裏返して裏面を印刷すればポケットアルバムの印刷は可能である。
【0071】
また、画像データをレイアウトする際のサイズ変更は、レイアウト先の矩形に合わせて画像変形を行っても良いし、画像データのアスペクトを保持したままリサイズをしてサイズを変更しても良い。
【0072】
また、今回の実施形態ではパノラマ画像データの右半分、左半分、パノラマ画像データでない画像データもすべて同じように印刷するように説明したが、当然、パノラマ画像データの左半分、および右半分はパノラマ画像データでない画像データより中央寄りに印刷しても良い。
【0073】
また、今回の実施形態ではパノラマ画像データを判断するのに、横方向の寸法と縦方向の寸法の比率で判断したが、画像データ中に埋め込まれた付帯データや画像データベース中に保存された画像データに関するデータを使って、パノラマ画像データかどうかを判断しても良い。
【0074】
【第二の実施形態】
第一の実施形態では、画像データ処理装置に保存されている複数の画像データを、両面印刷プリンタを用いて、パノラマ画像データを含んだポケットアルバム形式に印刷する方法について説明した。第二の実施形態では、片面印刷プリンタにおいて、最小の工程でポケットアルバムを印刷する方法を説明する。第一の実施形態を用いて、片面印刷プリンタで印刷することもできるが、P枚印刷する場合にはP回の裏返し作業が必要であるので、それを一度で済むようにする。
【0075】
なお、第二の実施形態における画像データ処理装置の構成は第一の実施形態(図1、図2)と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0076】
また、画像データの順番の決定に関しても図10、図11、図12を用いて説明したものと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0077】
以下、片面印刷プリンタを用いた場合に、画像データ処理装置に保存された画像データをポケットアルバムに印刷する操作を図15のフローチャートにしたがって説明する。
【0078】
ステップS1501において、用紙枚数決定処理を行う(詳細は図7のステップS701と同様である)。
【0079】
次にステップS1502において、印刷する画像データの順番を決定する順番決定処理を行う(詳細は、図8乃至図12を用いて説明したものと同様であるため、説明は省略する)。
【0080】
次にステップS1503において、用紙内の表(おもて)面の配列処理を行う。P枚の用紙で構成されるポケットアルバムのp枚目の表面は図16のフローチャートにしたがって配列処理される。
【0081】
すなわち、ステップS1601において、p枚目のAの位置にx(=8P−4p+3)番目の画像データを、ステップS1602において、p枚目のBの位置にx(=8P−4p+4)番目の画像データを、ステップS1603において、p枚目のCの位置にx(=4p−3)番目の画像データを、ステップS1604において、p枚目のDの位置にx(=4p−2)番目の画像データをそれぞれ配置する(なお、画像データの配置については第一の実施形態と同様である)。
【0082】
ステップS1504乃至ステップS1507では、ポケットアルバム用に配列された表(おもて)面の画像データの印刷処理を行う。
【0083】
まず、ステップS1504において、印刷対象とするページpを1に初期化し、ステップS1505において、p枚目の表(おもて)面を印刷する。p枚目の印刷が終了したら、印刷対象とするページpをp+1とし、ステップS1507に進む。ステップS1507では、上記ステップS1501で求めた用紙枚数Pとpを比較し、p<Pであった場合には、印刷すべき画像データがまだ残っていると判断し、ステップS1505に戻る。一方、p>Pであった場合には、印刷すべき表(おもて)面の画像データをすべて印刷したと判断し、ステップS1508に進む。
【0084】
ステップS1508において、表(おもて)面の印刷処理が終了した用紙を裏返して給紙されたら、ステップS1509に進み、裏面の配列処理を開始する。P枚の用紙で構成されるポケットアルバムのp枚目の表面は図17のフローチャートにしたがって配列処理される。
【0085】
すなわち、ステップS1701において、ステップS1701において、p枚目のEの位置にx(=4p−1)番目の画像を配置する。ステップS1702において、p枚目のFの位置にx(=4p)番目の画像データを、ステップS1703において、p枚目のGの位置にx(=8P−4p+1)番目の画像データを、ステップS1704において、p枚目のHの位置にx(=8P−4p+2)番目の画像データをそれぞれ配置する。
【0086】
ステップS1508乃至ステップS1513では、ポケットアルバム用に配列された画像データの裏面の印刷処理を行う(ステップS1508乃至ステップS1513はステップS1504乃至ステップS1507と同様であるため、説明は省略する)。
【0087】
以上の処理により印刷されたP枚の用紙に表紙をつけ、折り曲げることによって銀塩写真と同等でパノラマ画像入りのポケットアルバムが完成する。
【0088】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0089】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0090】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0091】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0092】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0094】
なお、本発明に係る実施態様の例を以下に列挙する。
【0095】
[実施態様1] 所定の縦横比の第1画像と、前記第1画像とは異なる縦横比の画像を出力する画像処理装置であって、
出力すべき複数の画像を出力して中綴じ製本する為に、画像の配置を制御する配置制御手段と、
前記配置制御手段による配置に基づいて、前記複数の画像を出力する出力手段とを有し、
さらに、前記配置制御手段は、製本後の見開きの2ページ中に第1画像と第2画像と含ませる場合には、前記第1画像は中綴じ部で隣り合う画像同士間に余白を有し、前記第2画像は中綴じ部で余白のないよう出力されるよう制御することを特徴とする画像処理装置。
【0096】
[実施態様2] 前記配置制御手段は、前記第2画像を前記中綴じ部で分割処理する分割処理手段を有し、分割された各画像は、異なるページに配置されることを特徴とする実施態様1に記載の画像処理装置。
【0097】
[実施態様3] さらに、前記配置制御手段は製本後の表紙と裏表紙とには、前記第2画像を配置させないことを特徴とする実施態様1または2のいずれかに記載の画像処理装置。
【0098】
[実施態様4] (縦方向の画素数)/(横方向の画素数)が1/2以上である第1のデジタル画像と、(縦方向の画素数)/(横方向の画素数)が1/2未満である第2のデジタル画像とを印刷出力することが可能な画像処理装置であって、
印刷出力すべき、前記第1のデジタル画像の数と、前記第2のデジタル画像の数とに基づいて、印刷出力するために必要な用紙枚数を算出する算出手段と、
前記第2のデジタル画像を分割する分割手段と、
前記算出された用紙枚数に基づいて、前記第1のデジタル画像と、前記分割された第2のデジタル画像とを前記各用紙の表裏に2行2列に配列する配列手段と、
前記配列された第1および第2のデジタル画像を印刷出力する出力手段と、を備え、
前記配列手段は、前記印刷出力される用紙を中綴じ製本した場合の所定の見開きにおいて、分割前の前記第2のデジタル画像が復元されるよう配列することを特徴とする画像処理装置。
【0099】
[実施態様5] 前記各用紙の表裏に2行2列に配列するよう、前記第1のデジタル画像および前記分割された第2のデジタル画像を、縦横比を固定したまま、拡大・縮小変更する変換手段を更に備えることを特徴とする実施態様4に記載の画像処理装置。
【0100】
[実施態様6] 前記算出手段は、
前記第2のデジタル画像の数をk、前記第1のデジタル画像の数と前記第2のデジタル画像の数との総和をn、(k+2)/4を満たす最小の整数をP1とした場合の、(n+k)/(8×P1)+P1−1を満たす最小の整数Pとして前記必要な用紙枚数を算出することを特徴とする実施態様4に記載の画像処理装置。
【0101】
[実施態様7] 前記配列手段は、p枚目の用紙において、
前記第1のデジタル画像と前記分割された第2のデジタル画像とを1列に順番に配列した場合の(8P−4p+3)番目のデジタル画像を、表面の1行1列目に配列し、
(8P−4p+4)番目のデジタル画像を、表面の2行1列目に配列し、
(4p−3)番目のデジタル画像を表面の1行2列目に配列し、
(4p−2)番目のデジタル画像を表面の2行2列目に配列することを特徴とする実施態様6に記載の画像処理装置。
【0102】
[実施態様8] 前記配列手段は、p枚目の用紙において、
前記第1のデジタル画像と前記分割された第2のデジタル画像とを1列に順番に配列した場合の(4p−1)番目のデジタル画像を、裏面の1行1列目に配列し、
(4p)番目のデジタル画像を、裏面の2行1列目に配列し、
(8P−4p+1)番目のデジタル画像を裏面の1行2列目に配列し、
(8P−4p+2)番目のデジタル画像を裏面の2行2列目に配列することを特徴とする実施態様6または7に記載の画像処理装置。
【0103】
[実施態様9] 前記第2のデジタル画像は、パノラマ画像であることを特徴とする実施態様4に記載の画像処理装置。
【0104】
[実施態様10] 所定の縦横比の第1画像と、前記第1画像とは異なる縦横比の画像を出力する画像処理方法であって、
出力すべき複数の画像を出力して中綴じ製本する為に、画像の配置を制御する配置制御工程と、
前記配置制御工程による配置に基づいて、前記複数の画像を出力する出力工程とを有し、
さらに、前記配置制御工程は、製本後の見開きの2ページ中に第1画像と第2画像と含ませる場合には、前記第1画像は中綴じ部で隣り合う画像同士間に余白を有し、前記第2画像は中綴じ部で余白のないよう出力されるよう制御することを特徴とする画像処理方法。
【0105】
[実施態様11] 前記配置制御工程は、前記第2画像を前記中綴じ部で分割処理する分割処理工程を有し、分割された各画像は、異なるページに配置される事を特徴とする実施態様8に記載の画像処理方法。
【0106】
[実施態様12] さらに、前記配置制御工程は製本後の表紙と裏表紙とには、前記第2画像を配置させないことを特徴とする実施態様8または9のいずれか1つに記載の画像処理方法。
【0107】
[実施態様13] (縦方向の画素数)/(横方向の画素数)が1/2以上である第1のデジタル画像と、(縦方向の画素数)/(横方向の画素数)が1/2未満である第2のデジタル画像とを印刷出力するための画像処理方法であって、
印刷出力すべき、前記第1のデジタル画像の数と、前記第2のデジタル画像の数とに基づいて、印刷出力するために必要な用紙枚数を算出する算出工程と、
前記第2のデジタル画像を分割する分割工程と、
前記算出された用紙枚数に基づいて、前記第1のデジタル画像と、前記分割された第2のデジタル画像とを前記各用紙の表裏に2行2列に配列する配列工程と、
前記配列された第1および第2のデジタル画像を印刷出力する出力工程と、を備え、
前記配列工程は、前記印刷出力される用紙を中綴じ製本した場合の所定の見開きにおいて、分割前の前記第2のデジタル画像が復元されるよう配列することを特徴とする画像処理方法。
【0108】
[実施態様14] 前記各用紙の表裏に2行2列に配列するよう、前記第1のデジタル画像および前記分割された第2のデジタル画像を、縦横比を固定したまま、拡大・縮小変更する変換工程を更に備えることを特徴とする実施態様13に記載の画像処理方法。
【0109】
[実施態様15] 前記算出工程は、
前記第2のデジタル画像の数をk、前記第1のデジタル画像の数と前記第2のデジタル画像の数との総和をn、(k+2)/4を満たす最小の整数をP1とした場合の、(n+k)/(8×P1)+P1−1を満たす最小の整数Pとして前記必要な用紙枚数を算出することを特徴とする実施態様13に記載の画像処理方法。
【0110】
[実施態様16] 前記配列工程は、p枚目の用紙において、
前記第1のデジタル画像と前記分割された第2のデジタル画像とを1列に順番に配列した場合の(8P−4p+3)番目のデジタル画像を、表面の1行1列目に配列し、
(8P−4p+4)番目のデジタル画像を、表面の2行1列目に配列し、
(4p−3)番目のデジタル画像を表面の1行2列目に配列し、
(4p−2)番目のデジタル画像を表面の2行2列目に配列することを特徴とする実施態様15に記載の画像処理方法。
【0111】
[実施態様17] 前記配列工程は、p枚目の用紙において、
前記第1のデジタル画像と前記分割された第2のデジタル画像とを1列に順番に配列した場合の(4p−1)番目のデジタル画像を、裏面の1行1列目に配列し、
(4p)番目のデジタル画像を、裏面の2行1列目に配列し、
(8P−4p+1)番目のデジタル画像を裏面の1行2列目に配列し、
(8P−4p+2)番目のデジタル画像を裏面の2行2列目に配列することを特徴とする実施態様15または16に記載の画像処理方法。
【0112】
[実施態様18] 前記第2のデジタル画像は、パノラマ画像であることを特徴とする実施態様13に記載の画像処理方法。
【0113】
[実施態様19] 実施態様10乃至実施態様18のいずれか1つに記載の画像処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラムを格納した記憶媒体。
【0114】
[実施態様20] 実施態様10乃至実施態様18のいずれか1つに記載の画像処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラム。
【0115】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、中綴じ製本を生成するために、デジタル画像を出力するにあたり、パノラマサイズのデジタル画像が混在していた場合であっても、パノラマサイズの画像を1ページに収まるようにサイズを縮小することなく出力できるようレイアウトすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一、第二の実施形態における画像データ処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第一、第二の実施形態における画像データ処理装置の外観図である。
【図3】従来の銀塩写真の整理方法を図示したものである。
【図4】ポケットアルバムの構成の一例を図示したものである。
【図5】第一の実施形態におけるパノラマ画像入りポケットアルバムにするか、通常のポケットアルバムを印刷するか選択する方法を説明するフローチャートである。
【図6】第一、第二の実施形態におけるパノラマポケットアルバムのページ構成を示した図である。
【図7】第一の実施形態におけるポケットアルバムの印刷方法を示したフローチャートである。
【図8】第一、第二の実施形態におけるポケットアルバムのページの表裏の関係を説明する図である。
【図9】第一、第二の実施形態における図8の各ページとポケットアルバムのページとの関係を説明する図である。
【図10】第一、第二の実施形態における、パノラマ画像データが入った複数の画像データの順序を変更する方法を説明するフローチャートである。
【図11】第一、第二の実施形態における、パノラマ画像データとパノラマ画像データでない画像データの順番を変更する方法を説明する図である。
【図12】第一、第二の実施形態における、パノラマ画像データが入った複数の画像データの順序を変更する方法を詳しく説明するフローチャートである。
【図13】第一の実施形態における、パノラマ画像データが入った複数の画像データを印刷する手順を説明するフローチャートである。
【図14】第一、第二の実施形態における画像データを配置する手順を示すフローチャートである。
【図15】第二の実施形態における、パノラマ画像入りポケットアルバムを印刷する手順を示すフローチャートである。
【図16】第二の実施形態における、パノラマ画像入りポケットアルバムの表面を印刷する手順を示すフローチャートである。
【図17】第二の実施形態における、パノラマ画像入りポケットアルバムの裏面を印刷する手順を示すフローチャートである。
Claims (1)
- 所定の縦横比の第1画像と、前記第1画像とは異なる縦横比の画像を出力する画像処理装置であって、
出力すべき複数の画像を出力して中綴じ製本する為に、画像の配置を制御する配置制御手段と、
前記配置制御手段による配置に基づいて、前記複数の画像を出力する出力手段とを有し、
さらに、前記配置制御手段は、製本後の見開きの2ページ中に第1画像と第2画像と含ませる場合には、前記第1画像は中綴じ部で隣り合う画像同士間に余白を有し、前記第2画像は中綴じ部で余白のないよう出力されるよう制御することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002313350A JP2004153335A (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002313350A JP2004153335A (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | 画像処理装置 |
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Family Applications (1)
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JP2002313350A Withdrawn JP2004153335A (ja) | 2002-10-28 | 2002-10-28 | 画像処理装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004153335A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012085191A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Mitsubishi Electric Corp | フォトブックデータ作成装置 |
-
2002
- 2002-10-28 JP JP2002313350A patent/JP2004153335A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
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JP2012085191A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Mitsubishi Electric Corp | フォトブックデータ作成装置 |
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