JP2004149238A - 位置認識時の照明方法および位置認識装置 - Google Patents

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Miki Fukushima
幹 福島
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Abstract

【課題】FPCやTCPに代表される、やわらかい部材にうねり、そりにが生じていても、その部材の位置認識用のマークからの反射光を精度よく入力することができる照明方法を提供する。
【解決手段】部材10とその上方のカメラ2との間に拡散板8を配置し、拡散板8の下面に斜め下方向からファイバ照明3からの入射光4を入射し、拡散板8の下面からの散乱光5を部材10の位置認識のマークに照射し、部材のマークからの反射光6をカメラ2に入力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は位置認識時の照明方法および位置認識装置に係わり、特にフレキシブルプリントサーキット(以下、FPC、と称す)やテープキャリアパッケージ(以下、TCP、と称す))に代表される、やわらかい部材の位置認識のために、その部材上に形成されるマーカ認識時の照明方法およびその位置認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の照明方法には、ファイバ光による同軸照明方法と、カメラ周囲に設置するリング照明による斜光照明方法とがある。
【0003】
ファイバ光による同軸照明方法では、カメラの光軸と同一の光軸にて照明光が位置認識用のマークに照射される。マークの部分がカメラ光軸と直角であれば、その反射光はカメラに入力される。
【0004】
リング照明による斜光照明方法では、カメラ光軸に対して同心円の位置から均一に斜めに位置認識用のマークに照射される。
【0005】
以下図面を参照して従来の技術を説明する。図2は一般的なTCPを例示する平面図である。半導体素子25が配列して搭載されたフィルムキャリアテープ21の両側に金属被膜22が帯状に接着され、そこにスプロケットホール23が配列して形成されている。
【0006】
図2(A)のTCP20では、各半導体素子に対応して金属被膜による十字型の位置認識用のマーク24、すなわちアライメントマーク24が帯状の金属被膜22の内側に形成されている。
【0007】
図2(B)のTCP20では、各半導体素子に対応して十字型の位置認識用のマーク24が帯状の金属被膜22を選択的にエッチング除去することにより形成されている。
【0008】
図3は従来の位置認識時の照明方法および位置認識装置を示す図であり、図2に示すようなTCP20に搭載されている状態の半導体素子の電気試験を行う場合を示している。
【0009】
回転するスプロケット32に形成された歯車33とTCP20のスプロケットホール23のかみ合わせにより間欠的に送られるTCP20が所定の位置に来たときに送りが停止されてステージ31に真空吸着される。
【0010】
そこで、カメラ37とその周囲をリング状に取り囲む光源によるリング照明38とによりマーク(アライメントマーク)24(図2)の位置認識を行って、測定プローバ35のプローブ36を半導体素子25(図2)の電極に当接させて電気試験を行う。
【0011】
以上説明した技術は、例えば特開2001−302046号公報に開示されている。
【0012】
図4は他の従来の位置認識時の照明方法および位置認識装置を示す図である。ステージ1上にFPC10が真空吸着されている。FPC10は点線で示すように平坦状態であるのが理想的であるが、やわらかい材料なので実線で示すように変形した状態となる。
【0013】
そしてFPC10に形成されている位置認識用のマーク14を、CCDカメラ41の軸と同軸の入射光43となるファイバ光による同軸照明42により照射し、そこからの反射光44をCCDカメラに入力して位置を検出する。
【0014】
【特許文献1】
特開2001−302046号公報(図1、図3、図4、段落番号0004〜0007、0019)
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上記2つの照明方法のいづれの場合でも、FPC(フレキシブルプリントサーキット)、TCP(テープキャリアパッケージ)に代表される、やわらかい部材では、その位置認識のマークを精度よく認識できないという問題点があった。
【0016】
その理由は、FPCやTCPに代表される、やわらかい部材では、部材自身のうねり、そりによりカメラの光軸に対して直角にマークの部分を保持できない場合が多く、カメラにマークからの反射光を精度よく入力できないためである。
【0017】
したがって本発明の目的は、やわらかい部材にうねり、そりが生じていても、その部材の位置認識用のマークからの反射光を精度よく入力することができる照明方法を提供することである。
【0018】
本発明の他の目的は、上記した照明方法を可能にする位置認識装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴は、ファイバ照明を拡散板に照射し、その散乱光を部材の位置認識用のマークに当て、マークからの反射光をカメラ、好ましくはCCDカメラに入力する位置認識時の照明方法にある。
【0020】
ここで、部材は、やわらかい部材、例えばFPCやTCPであり、そこに形成されている位置認識のマークの位置検出に用いることが好ましい。
【0021】
また、前記拡散板は、すりガラスの板であることができる。あるいは、前記拡散板は、樹脂系材料の板であることができる。この場合、この前記樹脂系材料の板は、乳白色のポリカーボネイトの板であることが好ましい。
【0022】
具体的には本発明の特徴は、前記部材とその上方の前記カメラとの間に前記拡散板を配置し、前記拡散板の下面に斜め下方向から前記ファイバ照明を入射し、前記拡散板の下面からの散乱光を前記部材の位置認識のマークに照射し、前記部材のマークからの反射光を前記カメラに入力することが好ましい。
【0023】
さらに本発明の他の特徴は、上記したいずれかに記載の位置認識時の照明方法を可能にする位置認識装置にある。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明を説明する。図1は本発明の実施の形態を示す図である。ステージ1にやわらかい部材である位置認識用のマーク14を有するFPC10が真空吸着されている。ここではFPC10を例示して説明するが、図2に示すようなやわらかい部材のTCP20の場合も同様である。
【0025】
部材10(又は20)は点線で示すように平坦形状であるのが理想的であるが、やわらかい材料なので実線で示すように変形した状態になる。
【0026】
部材10(又は20)の上方には部材面と垂直に光軸を持つCCDカメラ2が設けられ、部材10(又は20)とCCDカメラ2との間には金属フレーム9により支持されて所定の場所に位置される、厚さが約3mmの平坦な拡散板8が設けられている。
【0027】
この拡散板8は、すりガラスの板である。あるいは、この拡散板8は、樹脂系材料の板、例えば乳白色のポリカーボネイトの板である。
【0028】
また、拡散板8の斜め下方には拡散板の下面に対して斜めに光を照射するファイバ照明3が設けられている。
【0029】
ファイバ照明3から拡散板8の下面に向けて発せられた入射光4は、拡散板8により下方向に向かう散乱光5となる。この散乱光5が位置認識用のマーク14を含む部材10(又は位置認識用のマーク24を含む部材20)を照射して、そこからの反射光6が拡散板8を通ってCCDカメラ2に入力してマーク14(又は24)の位置を認識する。
【0030】
このように本発明では、部材10(又は、20)を散乱光5で照射するから、うねり、そりの向きや量による部材表面の反射量の差違が相殺され、これによりCCDカメラでの部材上のマークの位置認識の精度が向上する。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、FPC、TCP等のやわらかい部材上に形成されるマークを、そのうねり、そりによる光軸ずれの影響をなくし、精度よく認識できる。
【0032】
その理由は、散乱光による照明のため、部材のうねり、そりによる反射光軸のずれの影響を相殺できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】一般的なTCPを例示する平面図であり、(A)はマークが両側の金属被膜よりも内側に形成された場合、(B)はマークが金属被膜の内部に形成された場合である。
【図3】従来の位置認識時の照明方法および位置認識装置を示す図である。
【図4】他の従来の位置認識時の照明方法および位置認識装置を示す図である。
【符号の説明】
1 ステージ
2 CCDカメラ
3 ファイバ照明
4 入射光
5 散乱光
6 反射光
8 拡散板
9 金属フレーム
10 FPC
14 位置認識用のマーク
20 TCP
21 フィルムキャリアテープ
22 金属被膜
23 スプロケットホール
24 位置認識用のマーク
25 半導体素子
31 ステージ
32 スプロケット
33 歯車
35 測定プローバ
36 プローブ
37 カメラ
38 リング照明
41 CCDカメラ
42 同軸照明
43 入射光
44 反射光

Claims (10)

  1. ファイバ照明を拡散板に照射し、その散乱光を部材の位置認識用のマークに当て、マークからの反射光をカメラに入力することを特徴とする位置認識時の照明方法。
  2. 前記部材は、やわらかい部材であることを特徴とする請求項1記載の位置認識時の照明方法。
  3. 前記やわらかい部材は、フレキシブルプリントサーキットであることを特徴とする請求項2記載の位置認識時の照明方法。
  4. 前記やわらかい部材は、テープキャリアパッケージであることを特徴とする請求項2記載の位置認識時の照明方法。
  5. 前記拡散板は、すりガラスの板であることを特徴とする請求項1記載の位置認識時の照明方法。
  6. 前記拡散板は、樹脂系材料の板であることを特徴とする請求項1記載の位置認識時の照明方法。
  7. 前記樹脂系材料の板は、乳白色のポリカーボネイトの板であることを特徴とする請求項6記載の位置認識時の照明方法。
  8. 前記部材とその上方の前記カメラとの間に前記拡散板を配置し、前記拡散板の下面に斜め下方向から前記ファイバ照明を入射し、前記拡散板の下面からの散乱光を前記部材のマークに照射し、前記部材のマークからの反射光を前記カメラに入力することを特徴とする請求項1記載の位置認識時の照明方法。
  9. 前記カメラは、CCDカメラであることを特徴とする請求項1記載の位置認識時の照明方法。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の位置認識時の照明方法を可能にすることを特徴とする位置認識装置。
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