JP2004148244A - 防爆式廃棄物破砕装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】破砕機室内に進入する空気を効果的に遮断でき、廃棄物中に含まれる爆発性可燃物の爆発を防止するために用いられる不活性ガスの消費量を抑制できる防爆式廃棄物破砕装置を提供する。
【解決手段】破砕機5を収納する破砕機室4の前後の空間に、前後をそれぞれ不活性ガスを充填した前・後空気遮断室3,7を連設し、破砕機室4と前・後空気遮断室3,7との間を均圧管9で連通させると共に、蒸気配管12を通って供給された水蒸気を噴霧ノズル15から前・後空気遮断室3,7内に噴出させ、蒸気量調整弁13を制御して前・後空気遮断室3,7を正圧に保持し、圧力検出器10からの圧力信号に基づいて排気扇11を制御して破砕機室4内を一定の負圧に維持する制御器21を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】破砕機5を収納する破砕機室4の前後の空間に、前後をそれぞれ不活性ガスを充填した前・後空気遮断室3,7を連設し、破砕機室4と前・後空気遮断室3,7との間を均圧管9で連通させると共に、蒸気配管12を通って供給された水蒸気を噴霧ノズル15から前・後空気遮断室3,7内に噴出させ、蒸気量調整弁13を制御して前・後空気遮断室3,7を正圧に保持し、圧力検出器10からの圧力信号に基づいて排気扇11を制御して破砕機室4内を一定の負圧に維持する制御器21を設けた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可燃物を含む廃棄物を低酸素濃度雰囲気中で破砕することにより破砕に伴う爆発を防止した防爆式廃棄物破砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業廃棄物等の廃棄物を破砕処理する際に、爆発性可燃物が混入していた場合に、その爆発を未然に予防しなければならない。そのための工夫として例えば、特許文献1には、回転破砕機を収納した破砕機室の入口と出口にそれぞれ暖簾からなる気体流通防止機構を設け、その気体流通防止機構の内側、すなわち破砕機室の出入口側に不活性ガス(CO2、N2等)噴流による非酸素ガスカーテンを設けて、破砕機室内に不活性ガスを充満させた防爆形粉砕装置が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、破砕機室内に水蒸気を供給して機内を水蒸気雰囲気にすると共に、内部温度を約70〜100℃に保持することが開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開昭56−89849号公報
【0005】
【特許文献2】
特開昭59−130544号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前者の従来技術では、大きな容量の破砕機室内全体を不活性ガス雰囲気に保持しなければならないため、廃棄物を破砕処理する際に必要になる不活性ガスの消費量が膨大になり、そのための費用も嵩み、大きな負担になっていた。
【0007】
また、御者の従来技術においては、水蒸気は凝集するため、水蒸気の消費量が膨大になり、そのための費用が嵩むなどの問題点を有している。
【0008】
本発明の目的は、破砕機室内に進入する空気を効果的に遮断でき、廃棄物中に含まれる爆発性可燃物の爆発を防止するために用いられる不活性ガスまたは水蒸気の消費量を抑制できる防爆式廃棄物破砕装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、可燃物を含む廃棄物を低酸素濃度雰囲気中で破砕することにより破砕に伴う爆発を防止した防爆式廃棄物破砕装置において、破砕機を収納する破砕機室に水蒸気と共に燃焼排ガスを供給擦るようにしたことにある。
【0010】
さらに前記破砕機室を、廃棄物を搬入する搬入口側と廃棄物を排出する排出口側の双方で、水蒸気または燃焼排ガスの気流層で気層的に遮蔽された空気遮断室により仕切ったものであり、好ましくは、空気遮断室内に不活性ガスを噴出する噴出口を設け、破砕機室と空気遮断室との間をそれぞれ均圧管で連通させ、破砕機室内および空気遮断室内の圧力をそれぞれ所定圧に維持する制御装置を設けたものである。
【0011】
水蒸気の有る所にはごみ焼却炉、排熱回収ボイラあるいは所内ボイラ等の燃焼排ガス源が必ず有るため、前記燃焼排ガスはそこから導入できる。本発明で燃焼排ガスのO2 濃度は5〜10%(平均的には8%)で、空気の約半分の濃度であり、燃焼排ガスと空気を半々に混合しても、O2 濃度が平均として約4%で、水蒸気分圧が約50%の混合ガスとなる。水蒸気分圧が低下した分、露点も下がり、水蒸気は凝縮し難く、かつO2 濃度は低いため、爆発は生じない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係る防爆式廃棄物破砕装置の概略を示す構成図である。
【0013】
同図に示すように、破砕機5が設置された破砕機室4に連接して前・後空気遮断室3,7が設けられており、前・後空気遮断室3,7はその出入口がそれぞれ暖簾などによるカーテン壁2で遮断されている。また破砕機室4および前・後空気遮断室3,7の内部にれ設置された噴霧ノズル15には蒸気配管12を通って水蒸気が供給されて噴出し充填されるようになっている。
【0014】
そして、破砕機室4と前・後空気遮断室3,7との間は、それぞれ均圧管9で連通している。また、破砕機室4には排気管17および排ガス注入管19が連通していて、排気管17の下流には集塵機16、制御ダンパー18および排気ファン11が接続されている。さらに、破砕機室4には、壁面に連通する配管を介してそれぞれ内部圧を検出する圧力検出器10、酸素濃度を検出する酸素濃度検出器14および可燃ガス検知器22が設置されている。
【0015】
廃棄物はコンベア等の廃棄物搬入装置1により前空気遮断室3を通って破砕機室4内に搬入され、定量供給機24により廃棄物供給量が一定量に管理され、破砕機5に供給される。破砕機5により破砕された廃棄物は廃棄物排出装置6により後空気遮断室7を通って排出口8に排出される。
【0016】
蒸気配管12の途中に介装された蒸気量調整弁13、排ガス注入管19の途中に介装された排ガス注入弁23、圧力検出器10、酸素濃度検出器14、制御ダンパー18および可燃ガス検知器2はそれぞれ制御器21に接続されていて、制御器21はそれらの検出信号に基づいて各アクチュエーターを制御している。即ち、制御器21は蒸気量調整弁13を制御して暖簾などによるカーテン壁2で遮断された前・後空気遮断室3,7を正圧に保持すると共に、圧力検出器10からの圧力信号に基づいて排気ファン11を制御し、破砕機室4内を一定の負圧に維持している。
【0017】
上述のように、破砕機室4の前後の空間に前・後空気遮断室3,7を設けると共に、前・後空気遮断室3,7内には水蒸気を供給することで充填されており、さらに前後のカーテン壁2で遮断されているので、廃棄物がこれらの前・後空気遮断室3,7を横切って通過する際に、廃棄物供給の上流側からの空気がカーテン壁2から空気遮断室内に侵入するのを防止し、さらに空気遮断室内からカーテン壁2を通過して破砕機室4には充填された水蒸気が侵入して来るだけであり、それらの隙間から破砕機室4内に漏れ込む空気の量を最小限に抑えることができる。
【0018】
また、前・後空気遮断室3,7を正圧に保持すると共に破砕機室4内を一定の負圧に維持し、両者の間を均圧管9で連通させたので、前・後空気遮断室3,7内から水蒸気が均圧管9を通って破砕機室4内に流入するから、破砕機室4内の雰囲気を低酸素濃度に維持することができる。
【0019】
制御器21は酸素濃度検出器14からの酸素濃度信号に基づいて蒸気量調整弁13を制御することにより、破砕機室4内の雰囲気を爆発性可燃物の爆発を防止する一定の低酸素濃度以下に維持している。
【0020】
本実施例では基本的には水蒸気の供給は前・後空気遮断室3,7内に限られるので、消費される水蒸気量を従来に較べて著しく低減させることができる。また、本実施例では不活性ガスとして水蒸気を用いたが、勿論、酸素濃度の低い排ガスを用いてもよく、また他のCO2,N2等の不活性ガスを用いてもよい。
【0021】
なお、図1の実施例では、破砕機室4内に排ガス注入ライン19により排ガスを供給する手段を設けているが、これは運転開始時に水蒸気が供給できないとき、排ガスを供給することにより、破砕機室4内を不活性雰囲気にすることに使用するが、常時排ガスを供給することにより、水蒸気の供給量を減少できる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、廃棄物を搬入する搬入口側と廃棄物を排出する排出口側の双方で、不活性ガス気流層を充填することで気層的に遮蔽された空気遮断室により破砕機室内と遮断した。破砕機室内に進入する空気を効果的に遮断することができる。
【0023】
請求項2記載の発明によれば、空気遮断室内に不活性ガスを噴出する噴出口を設けたので、不活性ガスの消費量を大幅に抑制することができる。
【0024】
請求項3記載の発明によれば、空気遮断室内を正圧に、破砕機室を負圧に維持したので、破砕機室内に進入する空気をより効果的に遮断することができる。 請求項4記載の発明によれば、破砕機室と空気遮断室との間をそれぞれ均圧管で連通させたので、簡単な構成で破砕機室内に不活性ガスを導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る防爆式廃棄物破砕装置の概略を示す構成図である。
【符号の説明】
1 廃棄物搬入装置
2 カーテン壁
3 前空気遮断室
4 破砕機室
5 破砕機
6 廃棄物排出装置
7 後空気遮断室
9 均圧管
10 圧力検出器
11 排気扇
13 蒸気量調整弁
14 酸素濃度検出器
15 噴霧ノズル
18 制御ダンパー
21 制御器
22 可燃ガス検知器
23 排ガス注入弁
【発明の属する技術分野】
本発明は、可燃物を含む廃棄物を低酸素濃度雰囲気中で破砕することにより破砕に伴う爆発を防止した防爆式廃棄物破砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業廃棄物等の廃棄物を破砕処理する際に、爆発性可燃物が混入していた場合に、その爆発を未然に予防しなければならない。そのための工夫として例えば、特許文献1には、回転破砕機を収納した破砕機室の入口と出口にそれぞれ暖簾からなる気体流通防止機構を設け、その気体流通防止機構の内側、すなわち破砕機室の出入口側に不活性ガス(CO2、N2等)噴流による非酸素ガスカーテンを設けて、破砕機室内に不活性ガスを充満させた防爆形粉砕装置が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、破砕機室内に水蒸気を供給して機内を水蒸気雰囲気にすると共に、内部温度を約70〜100℃に保持することが開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開昭56−89849号公報
【0005】
【特許文献2】
特開昭59−130544号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前者の従来技術では、大きな容量の破砕機室内全体を不活性ガス雰囲気に保持しなければならないため、廃棄物を破砕処理する際に必要になる不活性ガスの消費量が膨大になり、そのための費用も嵩み、大きな負担になっていた。
【0007】
また、御者の従来技術においては、水蒸気は凝集するため、水蒸気の消費量が膨大になり、そのための費用が嵩むなどの問題点を有している。
【0008】
本発明の目的は、破砕機室内に進入する空気を効果的に遮断でき、廃棄物中に含まれる爆発性可燃物の爆発を防止するために用いられる不活性ガスまたは水蒸気の消費量を抑制できる防爆式廃棄物破砕装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、可燃物を含む廃棄物を低酸素濃度雰囲気中で破砕することにより破砕に伴う爆発を防止した防爆式廃棄物破砕装置において、破砕機を収納する破砕機室に水蒸気と共に燃焼排ガスを供給擦るようにしたことにある。
【0010】
さらに前記破砕機室を、廃棄物を搬入する搬入口側と廃棄物を排出する排出口側の双方で、水蒸気または燃焼排ガスの気流層で気層的に遮蔽された空気遮断室により仕切ったものであり、好ましくは、空気遮断室内に不活性ガスを噴出する噴出口を設け、破砕機室と空気遮断室との間をそれぞれ均圧管で連通させ、破砕機室内および空気遮断室内の圧力をそれぞれ所定圧に維持する制御装置を設けたものである。
【0011】
水蒸気の有る所にはごみ焼却炉、排熱回収ボイラあるいは所内ボイラ等の燃焼排ガス源が必ず有るため、前記燃焼排ガスはそこから導入できる。本発明で燃焼排ガスのO2 濃度は5〜10%(平均的には8%)で、空気の約半分の濃度であり、燃焼排ガスと空気を半々に混合しても、O2 濃度が平均として約4%で、水蒸気分圧が約50%の混合ガスとなる。水蒸気分圧が低下した分、露点も下がり、水蒸気は凝縮し難く、かつO2 濃度は低いため、爆発は生じない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係る防爆式廃棄物破砕装置の概略を示す構成図である。
【0013】
同図に示すように、破砕機5が設置された破砕機室4に連接して前・後空気遮断室3,7が設けられており、前・後空気遮断室3,7はその出入口がそれぞれ暖簾などによるカーテン壁2で遮断されている。また破砕機室4および前・後空気遮断室3,7の内部にれ設置された噴霧ノズル15には蒸気配管12を通って水蒸気が供給されて噴出し充填されるようになっている。
【0014】
そして、破砕機室4と前・後空気遮断室3,7との間は、それぞれ均圧管9で連通している。また、破砕機室4には排気管17および排ガス注入管19が連通していて、排気管17の下流には集塵機16、制御ダンパー18および排気ファン11が接続されている。さらに、破砕機室4には、壁面に連通する配管を介してそれぞれ内部圧を検出する圧力検出器10、酸素濃度を検出する酸素濃度検出器14および可燃ガス検知器22が設置されている。
【0015】
廃棄物はコンベア等の廃棄物搬入装置1により前空気遮断室3を通って破砕機室4内に搬入され、定量供給機24により廃棄物供給量が一定量に管理され、破砕機5に供給される。破砕機5により破砕された廃棄物は廃棄物排出装置6により後空気遮断室7を通って排出口8に排出される。
【0016】
蒸気配管12の途中に介装された蒸気量調整弁13、排ガス注入管19の途中に介装された排ガス注入弁23、圧力検出器10、酸素濃度検出器14、制御ダンパー18および可燃ガス検知器2はそれぞれ制御器21に接続されていて、制御器21はそれらの検出信号に基づいて各アクチュエーターを制御している。即ち、制御器21は蒸気量調整弁13を制御して暖簾などによるカーテン壁2で遮断された前・後空気遮断室3,7を正圧に保持すると共に、圧力検出器10からの圧力信号に基づいて排気ファン11を制御し、破砕機室4内を一定の負圧に維持している。
【0017】
上述のように、破砕機室4の前後の空間に前・後空気遮断室3,7を設けると共に、前・後空気遮断室3,7内には水蒸気を供給することで充填されており、さらに前後のカーテン壁2で遮断されているので、廃棄物がこれらの前・後空気遮断室3,7を横切って通過する際に、廃棄物供給の上流側からの空気がカーテン壁2から空気遮断室内に侵入するのを防止し、さらに空気遮断室内からカーテン壁2を通過して破砕機室4には充填された水蒸気が侵入して来るだけであり、それらの隙間から破砕機室4内に漏れ込む空気の量を最小限に抑えることができる。
【0018】
また、前・後空気遮断室3,7を正圧に保持すると共に破砕機室4内を一定の負圧に維持し、両者の間を均圧管9で連通させたので、前・後空気遮断室3,7内から水蒸気が均圧管9を通って破砕機室4内に流入するから、破砕機室4内の雰囲気を低酸素濃度に維持することができる。
【0019】
制御器21は酸素濃度検出器14からの酸素濃度信号に基づいて蒸気量調整弁13を制御することにより、破砕機室4内の雰囲気を爆発性可燃物の爆発を防止する一定の低酸素濃度以下に維持している。
【0020】
本実施例では基本的には水蒸気の供給は前・後空気遮断室3,7内に限られるので、消費される水蒸気量を従来に較べて著しく低減させることができる。また、本実施例では不活性ガスとして水蒸気を用いたが、勿論、酸素濃度の低い排ガスを用いてもよく、また他のCO2,N2等の不活性ガスを用いてもよい。
【0021】
なお、図1の実施例では、破砕機室4内に排ガス注入ライン19により排ガスを供給する手段を設けているが、これは運転開始時に水蒸気が供給できないとき、排ガスを供給することにより、破砕機室4内を不活性雰囲気にすることに使用するが、常時排ガスを供給することにより、水蒸気の供給量を減少できる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、廃棄物を搬入する搬入口側と廃棄物を排出する排出口側の双方で、不活性ガス気流層を充填することで気層的に遮蔽された空気遮断室により破砕機室内と遮断した。破砕機室内に進入する空気を効果的に遮断することができる。
【0023】
請求項2記載の発明によれば、空気遮断室内に不活性ガスを噴出する噴出口を設けたので、不活性ガスの消費量を大幅に抑制することができる。
【0024】
請求項3記載の発明によれば、空気遮断室内を正圧に、破砕機室を負圧に維持したので、破砕機室内に進入する空気をより効果的に遮断することができる。 請求項4記載の発明によれば、破砕機室と空気遮断室との間をそれぞれ均圧管で連通させたので、簡単な構成で破砕機室内に不活性ガスを導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る防爆式廃棄物破砕装置の概略を示す構成図である。
【符号の説明】
1 廃棄物搬入装置
2 カーテン壁
3 前空気遮断室
4 破砕機室
5 破砕機
6 廃棄物排出装置
7 後空気遮断室
9 均圧管
10 圧力検出器
11 排気扇
13 蒸気量調整弁
14 酸素濃度検出器
15 噴霧ノズル
18 制御ダンパー
21 制御器
22 可燃ガス検知器
23 排ガス注入弁
Claims (5)
- 可燃物を含む廃棄物を低酸素濃度雰囲気中で破砕機を用いて破砕する防爆式廃棄物破砕装置において、
前記破砕機を収納する破砕機室の廃棄物搬入口側と廃棄物排出口側の双方に、その破砕機室と連接して不活性ガスを充填した空気遮断室を設けたことを特徴とする防爆式廃棄物破砕装置。 - 請求項1記載の防爆式廃棄物破砕装置において、前記空気遮断室内に不活性ガスを噴出する噴出口を設けたことを特徴とする防爆式廃棄物破砕装置。
- 空気遮断室内を正圧に、破砕機室を負圧に維持することを特徴とする請求項2記載の防爆式廃棄物破砕装置。
- 破砕機室と空気遮断室との間をそれぞれ均圧管で連通させたことを特徴とする請求項3記載の防爆式廃棄物破砕装置。
- 破砕機室内および空気遮断室内の圧力をそれぞれ所定圧に維持する制御装置を設けたことを特徴とする請求項3記載の防爆式廃棄物破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002318135A JP2004148244A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 防爆式廃棄物破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002318135A JP2004148244A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 防爆式廃棄物破砕装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004148244A true JP2004148244A (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=32461346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002318135A Pending JP2004148244A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 防爆式廃棄物破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004148244A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102527487A (zh) * | 2011-01-12 | 2012-07-04 | 浙江万盛新型材料有限公司 | 含碳材料干法超细粉碎过程燃爆控制工艺 |
CN104324797A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-02-04 | 中国神华能源股份有限公司 | 磨煤机的风道泄爆装置 |
-
2002
- 2002-10-31 JP JP2002318135A patent/JP2004148244A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102527487A (zh) * | 2011-01-12 | 2012-07-04 | 浙江万盛新型材料有限公司 | 含碳材料干法超细粉碎过程燃爆控制工艺 |
CN104324797A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-02-04 | 中国神华能源股份有限公司 | 磨煤机的风道泄爆装置 |
CN104324797B (zh) * | 2014-10-22 | 2016-06-08 | 中国神华能源股份有限公司 | 磨煤机的风道泄爆装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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