JP2004148121A - 放射線撮影収集の最適パラメータを決定する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 放射線撮影又はX線収集の最適なパラメータを決定する。
【解決手段】 可能な限り最大のコントラストを有するようにX線装置の設定をするために、試験画像から検査されている患者の体の平均の等価厚みの測定が行われる。準備として、試験画像は、画像の重要部にはどのような関心のあるグレイレベルも含まれないことが事前に知られているピクセルが除去される。画像のダイナミックレンジは、厚みの閾値及び等価平均厚みをダイナミックレンジの所定の割合として選択することにより、客観的に設定することができる。計算及び設定は進行中にリアルタイムで試験画像の収集後に行われるのが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明及びその実施形態は、放射線撮影又はX線収集の最適なパラメータを決定する方法に関する。
X線装置は、通常は検査されている組織のような被検体の中に放射線が最適に透過して良好な画質をもたらすように、特に高電圧kVp、スループット電流mAの積分値、及び間に置かれたフィルタのフィルタ容量のような適切な照射パラメータの正確な推定を必要とする。これらのパラメータは、通常はイメージ形成されている領域の放射能の厚みに物理的に依存する。患者の体のような被検体は、装置の検出器の各ピクセルに対して、等価厚みとして表される厚みの分布を示す。体は更に、平均EPT(等価患者厚み)として知られる平均厚みにより表すことができる。この分布は、関心のある組織の等価厚みの変動に対応する、ΔEPTと呼ばれる患者のダイナミックレンジによってより効率的に表される。
装置においては、平均EPTだけが考慮されてきた。放射線医学の早期段階においては、平均の等価患者厚み又は平均EPTは、患者の体重から推測された。その後、平均厚みは、放射線医学装置の作動における任意の所定の条件のもとで患者の試験画像を取ることによって、及び、このように取られた試験画像における平均厚みを表すピクセルの特性を測定することによって、よりリアルに測定されるようになった。本発明を限定するものではないが、鮮明な画像を得るために、4又は5cmから約40cmまでの平均厚みをこの方法で測定することができた。患者のダイナミックレンジΔEPTは測定されなかった。これは、任意に設定されており、数cmから約20cmの間の範囲にわたるものとすることができる。患者のダイナミックレンジは技師に任されており、示された画像のコントラストを該技師に最も適した方法で設定するように用いていた。従って、設定は客観的ではなく主観的であった。
患者の体の厚みについてのダイナミックレンジは、最も小さい等価厚みと最も大きい等価厚みとの間の患者の関心領域において観察される変数である。例えば、厚みについてのダイナミックレンジは、最小の厚み(約3cm)から始まり、最大の厚みにまで増加することができ、その大きさは、患者のイメージ形成されるべき組織によって大きかったり小さかったりする。例えば、有用なダイナミックレンジである5cmの厚みが患者の腹部領域で生じ(放射能密度については組織間でほとんど区別がない)、患者の体の他の領域においては、例えば14cmに等しく、より大きなダイナミックレンジがある。測定のダイナミックレンジは、前者の場合は3から3+5=8cm、又は、後者の場合は3から3+14=17cmにそれぞれ適応させなければならない。典型的に14cmの厚みに対応するダイナミックレンジのデフォルト値が選択され、この装置の設定が患者の腹部の領域を測定するように用いられる場合には、腹部のために有益な信号は、可能であるものの5/14のダイナミックレンジによってしか示されないため、この場合、画像のコントラスト、検出感度、及び表示において、その多くが損失する。
従って、これらの方法の欠点は、示される画像のコントラストが、常に最適以下になることである。実際に、特に骨盤のX線画像の状況については、飽和領域、更に非解剖学的領域として知られる範囲を受け付けないようなどのような機構も実現されていない。このことは、平均等価患者厚み又は平均EPTについて誤った推定をもたらすものとなる。更に、飽和放射線を排除する装置がないことにより、ユーザは輪郭フィルタを用いざるを得なくなり、患者を厳密に精密な方法で位置付けなければならなくなる。これは、画像が肺の底部近くの血管造影を示さなければならないときに、特に容易ではない。
ダイナミックレンジは推定することができない。このことは、線量の管理を最適以下のものにし、欠陥のある品質がもたらされることになる。他の場合においては、ダイナミックレンジの誤った設定は、該画像の関心部分が飽和ゾーンにある場合のような或る画像において、飽和の収差をもたらすことになる。他の場合においては、不十分なコントラスト又は過度に暗い画像は、最適なコントラストレベルの30%未満のコントラスト雑音比を生じさせることになる。
本発明及びその実施形態は、放射線収集の最適なパラメータを求める方法であり、
a.被検体の第1の試験画像を放射線撮影装置における既知の設定条件のもとで収集し、
b.これらの既知の設定条件による第1の試験画像の試験から被検体の平均厚みを測定し、
c.収集の最適なパラメータを前記平均厚みから求め、
d.被検体の重要な部分を表さないピクセルが除去された第1の試験画像から平均厚みについての測定を行う、
ことを含む。
本発明及びその実施形態は、以下の説明及び添付の図からより明確に理解されるであろう。これらの図は単に図示の目的のために与えられるものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
図1は概略図であり、特にその上方の図はX線装置のような放射線撮影装置の概略図である。この装置は、X線管Tのような放射線を供給する手段を備え、該X線管によりX線RXが患者の体Cのような被検体に向かって送出される。体Cは三角形の外形を有するものとして示されている。この表示はかなり人為的であるが、これにより説明が簡単になる。勿論、患者の体はむしろ楕円形状を有し、試験される断面では矩形の形状さえも有するものである。X線管Tにより放射されるX線は、従来、銅片FCu及びアルミニウム片FAlで形成されたフィルタによりフィルタリングされる。これらのフィルタは、X線のスペクトル密度が確実に比較的狭い通過帯域内に制限されるようにする。このフィルタのフィルタ容量は、必然的に装置の設定の役割を果たし、必要に応じて異なるフィルタを組み込むことが可能である。
患者支持プレート(図示せず)の下には、検出器Dの上に置かれた散乱除去グリッドGAがある。実際には、グリッドGAは一定の数の隔壁を備えて、該グリッドを横断する放射線がX線管Tから直接くるX線放射だけ(理論上は)であることを保証する。しかしながら、グリッドGAは吸収を行うことにより、その厚みが薄くなる。これにより、コンプトン散乱を捕捉する効率が低下し、除去されることが求められる散乱放射線が形成される。検出器Dは、更に、ピクセルPに対応する画像信号を検出する素子のセットを含む。実際には、検出器Dは電子検出器である。以下の説明において、ピクセルは、該ピクセルの位置に配置された検出器素子により供給される信号によって識別されるべきである。しかしながら更に、フィルム上で収集される画像のデジタル化を思量することも可能である。
図1は、X方向及び厚み又は高さ方向における体Cを示す。しかしながら、検出器D並びに散乱除去グリッドGAは2次元素子である。検出器D並びにグリッドGAは撮影領域FOVを定める。この撮影領域FOVは、飽和ゾーンZsat、並びに解剖学的領域Zaと非解剖学的領域Znaとに分離されることになる体Cに関する体領域の上に延びる。
この概略的な装置の下にある図1の第1のグラフは、横座標Xの関数として患者の体Cの厚みに対応する図を示す。厚みは、左側の飽和領域Zsatと非解剖学的領域Znaとの間の境界でゼロから始まり、体Cの右側に位置する端部における最大厚みまで増加する。厚みのグラフは、ここでは真の厚みと等価厚みの両方をグラフ化している。単純な相似手法により、一方が他方から差し引かれることになる。
等価厚みは、基準により既知の性質のプラスチック材料の厚みにおける等価により与えられる人の組織の厚みである。
厚みのグラフの下に配置されたグラフは、この厚みについて、検出器Dにより受信される信号の図を示すものである。飽和領域Zsatにおいては、組織がX線の経路間に置かれていないため、実質的に検出器は通常は飽和している。検出器は、放射線の透過力(すなわち、X線の硬さ)及びポーズの持続時間、又は単純に、ミリアンペアにこのポーズの秒を掛けることにより与えられる値に依存する、受信エネルギのレベルを測定する。受信信号は、X線が透過しなければならない体Cの厚みに対応するように減衰する。この減少は厚みに対して直線性を有するものとしてここでは人為的に示される。しかしながら、吸収は指数関数的であるため、これは理論上及び実際上正しくないが、この単純化された表現は、本発明のより良い説明を与えるものである。
既知の設定条件において、装置が体Cの最大厚みについて過度に悪いセットでない場合には、この最大厚みに関わる右側のピクセルにおいて受信されたエネルギの量はゼロにならない。或いは、基部からのクリッピングという現象があり、すべての測定が行われる試験画像の収集条件がわずかに変造される。通常は、体Cの右側の縁部を越えると、受信される信号は又、飽和信号に対応するものとなる。
X線フィルム上に表示される画像のデジタル化を含む検出器D又は他の同様のイメージングシステムは、表示のダイナミックレンジを有する。実際には、各ピクセル位置において、受信したエネルギは、計数位置の数が制限されたサンプリングカウンタにより測定される。非限定的な実施例においては、14位置のカウンタは、これらのカウンタにより供給される信号が0と214−1との間、すなわち、0と16383(又は−1を看過する場合には16384)との間だけであるように選択された。第1の単純な検出器のダイナミックレンジの設定値は、左側の飽和領域の境界における体の領域について、画像の空白部分に対応する最大グレイレベルの設定値、及び体Cの最大厚みについて、ブラックに対応するグレイレベル0にあるものとすることができる。これらの2つの値の間で、この場合は人為的に、信号が16348から0まで体Cの一方の縁部から他方の縁部に通る際に、横座標Xの関数として直線状に展開することが示された。
上記は、装置の設定値の既知の条件における第1の試験画像の収集を説明するものである。例えば、この画像は、患者の骨盤の極めて概略的な図を表す図2に示されるものとすることができる。この画像において、脚Jd及びJgの右側及び左側、並びにこれらの脚の間に、飽和領域Zsatがある。平均EPT、すなわち患者の体Cの平均厚みは、該体Cを表す領域と飽和領域とを両方とも考慮して測定された。本発明の実施形態は、特に、飽和領域を排除するものであるが、これらの領域だけ又はこれらの領域を排他的に排除するものではない。
特に、ここでは点線により囲まれた関心領域ZIが患者の体の解剖学的部分に対応する場合には、この関心領域におけるコントラストを増大させることは価値があるものとなる。また、コントラストの問題は、腹部領域の解像が特に困難であり、ここでは実際に組織間の区別がほとんど無く、通常、コントラストがあまり良くないことに留意されたい。
非解剖学的領域として知られ、典型的には患者の体Cの縁部Bで表される領域においては、得ようとする画像情報はない。従って、真に有用な収集条件を表す平均厚みを計算するためには、飽和領域と非解剖学的領域の両方を排除することが望ましい。
図1は、厚みのグラフ、すなわち第2のグラフにおいて、厚みの閾値Sの概略図を示し、該閾値より下では、検査される体の領域は非解剖学的領域であると考えられる。以下に、閾値Sの求める方法を述べる。しかしながら、既知の閾値Sにより、調べられている試験画像の収集条件のもとで、どのグレイのレベルにこの厚みの閾値Sが対応するかを求めることが可能である。基準GTHはグレイレベルの閾値を示す。更に、受け取った線量に関する等価値を計算することも可能である。次に平均値、すなわち平均EPTを計算するために、ヒストグラムが画像のピクセルのグレイレベル値から作られる。実際に、体Cが極めて人為的に三角形の外形で与えられており、指数関数的な値は考慮されていないことから、グレイレベルがどうであれ(図1の下のグラフの右側部分を参照)、ヒストグラムは一定の数のピクセルの形態をとる。飽和領域において、ヒストグラムは、実施例においては16384で概略的に示される、飽和レベルよりも高いグレイレベルの飽和信号を表示する極めて多数のピクセルを含む。図1は更に、厚みの閾値Sに対応するグレイレベルの上にハッチング領域を有する。
本発明の実施形態は、右側の候補ピクセルだけについて、すなわち図1の最上図で厚みの閾値の右側に位置するピクセル、及びヒストグラムの対応するグレイレベルの下に位置するピクセルについての平均厚み、すなわち平均EPTを計算することを含む。ヒストグラムの母集団はこのようにして低減され、次いで平均厚みの計算が可能になる。
実際には、グレイレベルは受信した線量を示す。公式I=Io・exp(−μx)によると、これらの線量は受信した放射線レベルが厚み(x)の関数として指数関数的に変化することを示す。従って、平均厚みを計算するためには、グレイレベルの対数(又はヒストグラムが線量について既に行われている場合には、受信した線量の対数)を用いて、グレイレベルのヒストグラムを等価厚みSのヒストグラムに変換することが望ましい。等価厚み及びこれらの発生数により、平均厚みが計算される。
このことは、厚みの閾値のグレイレベルと最大厚みのグレイレベルとの間の中間位置に対応して概略的に示される。このように(及びこの計算自体を更にどのように改善できるかが以下に述べられるように)、平均厚みは、はるかにより精密に計算される。この平均厚みが既知の方法で用いられて、X線撮影装置が設定される。X線撮影装置は、この平均厚みを経路ソフトウェアで用いるのに十分である。この種類の経路のソフトウェアは、特に、平均厚み、すなわち平均EPT、ダイナミックレンジΔEPT、所望の数のビュー、及び検査時におけるX線管Tの温度の関数として装置の設定パラメータを求める手段を含む。経路の計算は、装置をユーザの要請に最も好適な方法で設定可能にして、X線管が試験の最後において劣化につながる温度値に達しないようにされる。経路のソフトウェア・プログラムは既知のものであり、また各々の装置に対して特有のものである。
本発明の実施形態において、更にダイナミックレンジが計算される。平均厚みの知見によってのみ決定された設定条件は、図1の曲線C1で示されるように、ゼロ厚みから最大厚みまでのグレイレベル減少の設定条件に対応すると仮定することができる。一方、本発明の実施形態において、更にダイナミックレンジが設定される。厚みは、平均厚み、すなわち平均EPTが、信号のグレイレベルにおいて、又は線量で作業が行われる場合には線量においてダイナミックレンジの所定の割合に対応するように設定される。このため最初に、これまでに説明されたように厚みの閾値Sを選択するのではなく、改善する目的で、最大解剖学的閾値として知られる閾値を関心のある最大解剖学的領域に対応して選択することになる。最大解剖学的閾値のグレイレベルは、厚みの閾値よりも低い。次に、装置が設定されて、検出器が、最大解剖学的領域の厚みに対応する厚みに関して、実施例において16384のグレイレベルに対応する最大信号を供給するようになる。このようにして、検出シーケンスの第1設定点Mが決定される。更に、第2点Nは、平均EPT値EPTmeanにおいて、検出器によるグレイレベルがダイナミックレンジの所定の割合に等しくなるようにされる。一実施例として、この割合は、ダイナミックレンジの1/20である。実際には、EPT平均についての対応は、この場合所定の割合が乗算されて表示される最大グレイレベルのものであり、すなわち実施例においては800グレイレベルに設定される。
従って、ダイナミックレンジΔEPTは、最大解剖学的厚みと平均厚みとの間の等価厚みの差に対応する範囲として定められるのが好ましい。平均厚みと閾値厚みとの間の差に対応するようにすることができる。
次に、以下の結果(図2)が得られる。関心領域ZIにおいて放射線的にほとんど区別のない組織が最適なコントラストにされて、その結果、技師により識別され用いられることができるようになる。
図3は、これらすべての動作を受け持つ図1のX線撮影装置の情報処理装置(図示せず)において実施される一連の動作を示す。図3は第1の動作1を示し、該動作の最後で、体Cの領域が非解剖学的領域であると考えられる閾値厚みSを求める。段階1に次いで、更に以下で検討される段階2が続き、その間試験画像の収集条件について、閾値厚みSに対応する線量が閾値厚みのグレイレベルと共に計算され、或いは好ましくは該線量は計算される閾値厚みのグレイレベルである。段階3において、画像が得られた後、図1に示されるヒストグラムと、実際のグレイレベルが閾値より上にあるピクセルが除去された減少ヒストグラムとが併せて作られる。
図4は、グレイレベル当たりのピクセル数において、これまでに見られたもののように単純化されたものではない実際のヒストグラムを示す。図4のヒストグラムは、レベルすなわち厚みの閾値Sのレベルが実際の関心領域をはるかに越えた位置に見出されることを示す。従って、図4は、雑音に対応する、厚みが閾値厚みSと関心領域ZIに位置する組織の最小厚み1との間に位置する部分を示す。関係のあるピクセルは、各レベルごとに関係のあるピクセル数が小さく、yは実質的に一定であるため、雑音を表すと考えられる。
次に、閾値Sのレベルより高いレベルのピクセルの排除に操作を制限するのではなく、更に、平均厚みを求めるために用いられる集団から、厚みの閾値のグレイレベルより低いが、該閾値により近いピクセルが除去される。低く発生するレベルを排除することが求められるため、合計は、図4のハッチング部分に示される雑音を表すピクセルの発生の集積となる。
或る所定の数の合計発生数のグレイレベルを減算することにより、最大解剖学的厚みに対応する最小厚み1が求められる。この減算は、この閾値とこの最大解剖学的厚みとの間で測定されたヒストグラムから行われる。一実施例において、積分は1024に制限される。従って、1024のグレイレベルの発生は排除されることになる。しかしながら、例えば10,000のようなより大きな数を取ることが可能である。図4に示されるように、厚みの閾値Sにより表される境界の左側にある境界線についての探索は、上記で決定された。
図4は、雑音がほとんど問題とならない第1の組織T1と、雑音が非常に大きい点線で示される第2の組織T2との2つの種類の組織を示す。平均厚みEPTmeanの値を確立するのに役立つピクセルの集団から一定数のグレイレベルの発生を除去するように決定することにより、特に、平均の厚み、従って有用な領域が、点線の曲線T2での場合におけるようにはるかにより高い値を有する(例えば、約20cmの範囲)場合には、雑音に対応するピクセルを排除するのが望ましい。
図1において、点Mは最大解剖学的な厚みの領域を考慮して設定されたものである。
図4における点線で示されるT2の場合において、このような決定は、点Mを更にM’まで右方向にシフトさせることになる。すなわち、検出器のダイナミックレンジの大部分が失われて小さな厚みを示すことなく、このダイナミックレンジをはるかに大きな厚みに割り当てるようになり、これは雑音しか表さないことから、更に関心のない領域として定められていたであろう。実際には、ほぼ線形の点Mの右側へのシフトは、X線管Tの陽極と陰極との間に供給されるキロボルトの高電圧の増加を伴うことになる。
最適な解剖学的厚みについてのこの任意的な探索の効率的な性能のために、段階3の後に段階4(図3)が示される。これは、減少ヒストグラムを修正する段階であり、最大解剖学的修正を考慮するものである。
必須ではないが望ましい段階4の後には段階5が続き、減少ヒストグラム又は好ましくは修正された減少ヒストグラムから平均厚みが決定される。以下に述べられるこの決定は、グレイレベルの場から厚みの場への変遷を含む。段階5の後には段階6が続き、ダイナミックレンジΔEPTが計算される。ダイナミックレンジは同等であるか、又は上述のように平均厚みEPTmean及び閾値厚みSに対応し、又はより良いことには解剖学的に修正された厚みの閾値の最大値に対応する。段階6の後には既知の種類の段階7が続き、ここで装置が、このようにして求められたEPTmeanの関数として設定され、このようにして計算されたΔEPTの関数として設定される。
技師が、このように取得された最適な設定を利用することは望まず、飽和領域の除去を望む場合には、ヒストグラムからの飽和だけに対応するすべてのグレイレベルを排除することにより同じ動作が行われる。実際には、例えば、グレイレベルが実施例において16384ピクセルである飽和に対応するピクセルのすべては、例えば、5つのグレイレベルのような一定の数のグレイレベルを備えているレベル帯域に含まれるすべてのものと併せて除去される。この帯域Bsatは図1にも示される。このように、グレイレベルの範囲が0から16379までであるピクセルだけが考慮されることになる。次に、同じ平均等価患者厚みEPTmeanを保持する一方で、EPTmeanは正確な値であるため、点Mの代わりに点M’’を選択することにより、ダイナミックレンジΔEPTが設定されように選択することができる。この場合において、平均厚みが適切に計算され続けられた場合には、ダイナミックレンジは最適なものではないことが図1を検討して簡単に観察される。しかしながら、縁部効果を生じることなく、或る場合においてはその存在が困難なものとなる場合がある画像境界を形成することなく、患者の縁部領域Bをイメージ形成することを可能にする。
これより下では組織の寄与が関心のないものとみなされる閾値厚みSの決定においては、EPTmean及びΔEPTが求められる第1の試験画像の収集時における装置の収集の幾何学的形状を考慮することが望ましい。このために、段階1は空域Eの値AirGapが計算される第1段階9を含む。空域Eは、患者の体Cの下方縁部と散乱除去グリッドGAとの間に位置する空間に対応する。この空間が大きいほど、画像の空間が大きくなり、わずかではあるが存在しているコンプトン散乱現象が伝搬される。空域Eは値AirGapにより以下の方程式Iにより計算される。
Figure 2004148121
方程式Iにおいて、SIDはX線源、すなわちX線管Tから画像、すなわち検出器Dの平面までの距離をセンチメートルで表す。変数IsoDistanceは、患者の体の下方縁部とX線源との間の距離を表す。一実施例にいおいて、既知の装置の収集の幾何学的形状に対応して、この変数IsoDistanceは70.5cmの値を有する。実際には、これらの値は、装置の使用状態に対応する記録における表から得られなければ、用いられる装置上で測定することができる。この値はこの場においては既知であるため、2で除算した変数EPTthresholdは純粋に任意の値に対応し、典型的には3cmに等しい。3cm以外の値を選択してもよい。この値は、体Cにおける検査の場所に依存するものとすることができる。この値EPTthretholdは、これより下では関心のある組織がないことを確認することができる等価厚みに相当する。空域Eの値を用いるこの手法は、長さにおける有意性とは関係なく、装置の設定におけるコンプトン散乱の悪影響を考慮するのに特に有益である。
段階1はコンプトン散乱を表す変数ScatterCompの値を計算する段階10を含む。段階10は以下の方程式IIの計算を含む。
Figure 2004148121
方程式IIにおいて、SurfaceFdbkは、撮影領域FOVの表面積をcm2で表し、kVp_actualは試験画像の収集時にX線管Tに電力供給された状態での高電圧を表す。他の変数は、上に見られるものである。saからslまでの係数は、回帰動作により得られる係数である。実際には、所定の装置において、多数回の測定が既知の放射能密度のファントム上で行われ、散乱変数コンプトンScatterCompが更に測定される。次に、回帰は、実施される実験のバッチ処理において12の係数saからslまでの決定を最小にすることを含む。一実施例において、これらの係数は以下の表Iにおける所定の値を有する。
Figure 2004148121
表Iは、グリッドGAが存在する(グリッドありの場合)か、又はない(グリッドなしの場合)かによって、係数saからslまでの値を表す2つの列を備える。表IIに存在する値は一意的ではない。値は装置に依存する。これらは各装置について回帰により再計算することができる。
この段階においては、段階1の段階11に対応する以下の方程式III、
EPTinter=EPTthershold−ScatterComp
によって、ここで計算される、重要であると判断される厚みとそうではない厚みとの間を分ける閾値として作用する等価厚みである中間変数EPTinterを計算することが可能である。この計算なしで、装置の幾何学的形状及びコンプトン散乱の結果を考慮しない純粋な任意の値EPTinterを求めることが可能である。しかしながら、正確さに劣る閾値厚みの決定が起こりやすく、従って正確さに劣るEPTmeanの決定が起こりやすく、従って、装置の設定について、最適下限が起こりやすくなる。
段階2は、以下の方程式IVの計算により実施される。
Figure 2004148121
ここで、ΦはTansig関数として知られる関数であり、以下の方程式Vにより与えられる。
Figure 2004148121
方程式IVにおいて、結果SFBthersholdは、非解剖学的領域の排除のために選択するように求められた閾値厚みSの等価線量に対応する。更に、必要であれば、別の既知の種類のSFBthresholdの変換を、線量の閾値からグレイレベルの閾値に通るように行うことができる。しかしながら、グレイレベルを通すことなく直接に線量を得ることが可能である。方程式IVの項bはベクトルであり、項Wはマトリクスである。これらのベクトル及びマトリクスの寸法は、散乱除去グリッドが用いられる場合(グリッドありの場合)とそのようなグリッドが用いられない場合(グリッドなしの場合)とに関する以下の表IIにより与えられる。表IIに示される値は一意的ではない。値は装置に依存する。これらは、各装置について回帰により再計算することができる。
Figure 2004148121
方程式IVの項Inは以下の式IIにより与えられる5次元のベクトルである。
Figure 2004148121
式IIにおいて、Patient_size_normal=0.6*EPTinterである。更に、各「normal」値は、以下の方程式VIに対応する標準化された値であることが好ましく、ここでkVpnormalは、
Figure 2004148121
により与えられる。
方程式VIにおいて、kVpmin及びkVpmaxは使用電圧の最小値と最大値であり、kVp_actualは試験画像の条件のもとで装置の高電圧を表す。
式IIにおいて、mAbnormalが式IIIにより与えられる。
Figure 2004148121
式IIIにおいて、SIDは、X線源からの距離の値であり、SID_EPTnnは100cmに等しく、mR_mAs_cal=4.0858であり、mR_mAsはmR/mAsの較正値である。
この式IIにおいて、Cu_thickness_notmal及びAl_thickness_normalは、以下の方程式VIIにより与えられる。
Figure 2004148121
フィルタCu_lo、Cu_hi、Al_lo、及びAl_hiの値は、それぞれ、装置のフィルタ作用の最小及び最大の銅及びアルミニウムの厚みである。方程式IVの適用は、従って段階2を実行すること、すなわち閾値Sに相当するグレイレベルを、装置のパラメータを設定することだけにより計算することが可能であることを示す。実際には、この計算は、画像が収集される前、及び段階3による処理の前、及びそれに続く値EPTmean及びΔEPTの探索が編集されるように引き受けられる段階の前でさえも実行することができる。
更に、上述の教示を別の装置に転換することが望ましい。この転換は所定の装置について方程式IIをモデル化することにより可能にされる。この種のモデル化は、ニューラルネットワークを用いて行うことができる。より理論的には、多数の実験を行う場合にこの種のモデル化をする。これらの実験において、入力パラメータInが変更され、これに対応して受信された線量が測定される。次に、方程式IIに従って、最小化を最も良く満たす項b及びWの成分を探索することにより、これらの線量と入力パラメータとの間の対応における計算のエラーが最小にされる。更に、方程式IVのモデルも知られている。これを逆に用いることは本発明の実施形態の特有の特徴である。
X線収集の最適なパラメータが求められ、リアルタイムで装置の設定が行われる。予備的な段階として所定の装置について、表I及び表IIの係数が収集されると、装置の設定についての最適な条件が、試験画像の収集の数ミリ秒後に実行される。
この方法の実施形態は、自動的な方法であることが好ましい。本発明の実施形態は、X線撮影装置の設定についての方法に関し、特に、この装置による収集を行うために、この装置のX線管、並びに、このX線管の電流に高い供給電圧を設定する方法に関する。本発明の実施形態は、放射された放射線の線量の制御を達成し、該装置により収集された画像のコントラストを高めて、検査されるべき組織が最大の明瞭度で示されるようにすることに関する。
本方法の実施形態は、各収集の前にリアルタイムで試験画像から実施することが意図される。本方法の実施形態及び第1の方法において、従来技術におけるように、装置の設定についての情報の1つである平均厚みが、既知の作動条件のもとで作動しているX線装置により収集された試験画像から測定される。しかしながら本発明の実施形態においては、この試験画像において、患者の重要な解剖学的部分を表さないピクセルは除去される。重要でない部分は、第1に、画像の飽和部分である。典型的には、飽和部分は、患者の体の縁部を越えて位置する画像部分に対応する。しかしながら、重要でない部分が、閾値より下にある患者の体の厚みに対応する場合がある。この求められるべき閾値は、これより下であれば解剖学的構造が関心がないものとして知られるものとなる。本方法の実施形態及び第2の方法において、この閾値が求められた後、等価厚みによって表されるこの閾値と患者の体の平均厚みEPTmeanとの間の差がダイナミックレンジを定めるための因子として選択される。この作用は、選択されるべき表示のダイナミックレンジの客観的な測定を表す変数をもたらす。
本発明の実施形態において、閾値厚み自体は、一定の外乱現象を考慮して修正するか、又は修正されずにロバストネス(堅牢性)が増大するようにし、これにより平均等価厚み又はダイナミックレンジを求めることができる。
本発明の実施形態は、X線の装置についての設定を作ることに関し、特に、この装置のX線管の陽極と陰極との間に印加される高電圧についての設定に関し、この設定は、検査される患者の平均厚みの関数であり、2秒以内のリアルタイムで行われることが好ましい。
当業者は、保護される範囲から逸脱することなく、構造及び/又は段階及び/又は機能及び/又は方法及び/又は結果についての種々の修正を開示された実施形態及び均等物に対して行い又は提案することができる。
従来技術及び本発明のそれぞれにおける照射現象の概略的な複合図。 関心領域とほとんど関心のない領域との異なる領域が示される患者の体のような被検体の一部の概略図 放射線撮影装置を設定する方法の実施形態を実施する一連の段階。 取得される画像のピクセルのヒストグラム。
符号の説明
T X線管
RX X線
C 被検体
D 検出器
GA 散乱除去グリッド
FOV 視野
Zsat 飽和領域
Za 解剖学的領域
Zna 非解剖学的領域

Claims (14)

  1. 放射線収集の最適なパラメータを求める方法であって、
    a.被検体の第1の試験画像を放射線撮影装置における既知の設定条件のもとで収集し、
    b.これらの既知の設定条件による第1の試験画像の試験から前記被検体の平均厚みを測定し、
    c.前記収集の最適なパラメータを前記平均厚みから求め、
    d.前記被検体の重要な部分を表さないピクセルが除去された前記第1の試験画像から前記平均厚みについての測定を行う、
    ことを含む方法。
  2. 前記放射線撮影装置が、前記最適なパラメータの関数として設定され、前記装置のX線管の陽極と陰極との間に印加される高電圧が、検査される前記被検体の平均厚みの関数として設定される請求項1に記載の方法。
  3. ピクセルを除去するために、画像における1つの特性を前記被検体の関心のある境界厚みに対応する閾値(SD)を越えるものとされたピクセルが前記第1の試験画像から除去し、前記境界厚みより下では画像は関心ないものと仮定して、除去されたピクセルが存在しないものとなった減少ヒストグラムのピクセルから平均厚みを計算する請求項1又は2の1項に記載の方法。
  4. 取られる前記平均厚みの値が、前記減少ヒストグラムのピクセル集団のピクセルに対応する等価厚みの平均である請求項3に記載の方法。
  5. a.所定の数のピクセルを前記減少ヒストグラムのピクセル集団から減算し、
    b.前記減算されるピクセルが、該ピクセルの等価厚みが閾値から最も低いものである、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記装置の設定において、前記装置を設定するパラメータから逆解析により前記試験画像に対するピクセルの閾値を見出し、前記ピクセルの閾値が、例えば、これを超えれば組織領域が関心のない領域とみなされる厚みに対応するグレイレベルの閾値又は線量の閾値である請求項3から5の1項に記載の方法。
  7. 前記逆解析の前に、前記厚みが、任意の厚みの関数として、前記画像の収集の幾何学的形状の関数として、及び以下の式
    Figure 2004148121
    及び
    Figure 2004148121
    によりもたらされるコンプトン散乱現象の関数として修正される請求項6に記載の方法。
  8. 前記逆解析において、Inが前記装置の既知の設定条件を表し、値bij及びWijがそれぞれベクトル及びマトリクスを表すものである以下の式
    Figure 2004148121
    の結果が、値bij及びWijを、学習により、特に、閾値SFBthretholdの組についての、及び前記装置の設定の異なる条件の組についての式の計算におけるエラーを最小化することにより計算される請求項6から7の1項に記載の方法。
  9. 前記装置についての設定を行うために、前記ダイナミックレンジの最大の所定の割合が等価厚みのスライスに対応し、前記被検体の平均厚みと前記閾値に対応する厚みとの間の部分が含まれるように、前記装置の検出器のダイナミックレンジが確保される請求項3から8の1項に記載の方法。
  10. 前記装置についての設定を行うために、前記ダイナミックレンジの最大の所定の割合が等価厚みのスライスに対応し、前記被検体の平均厚みと、最も微細な厚みであるが飽和前の画像の中に見える前記被検体の厚みとの間の部分が含まれるように、前記装置の検出器の前記ダイナミックレンジが確保される請求項3から8の1項に記載の方法。
  11. 前出の請求項のいずれか1項による方法を実行する手段を含む放射線撮影装置。
  12. コンピュータ上で実行されたとき、請求項1から10のいずれか1項における前記段階のすべてを行うコード手段を含むコンピュータプログラム。
  13. コンピュータ上で実行されたとき、請求項1から10のいずれか1項における前記段階のすべてを行うコードを保持するキャリア上のコンピュータプログラム。
  14. コンピュータシステムと共に用いるための製造品であって、前記製造品はコンピュータ可読媒体を含み、該コンピュータ可読媒体が該媒体内に組み込まれたコンピュータ可読プログラムコード手段を有し、前記プログラムコード手段が請求項1から10のいずれか1項による方法の前記段階を実行する製造品。
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