JP2004147870A - 点滴監視装置 - Google Patents

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【課題】点滴中の異常状態をより詳細に検出する。
【解決手段】点滴監視装置10は、ジョイント部3の内部において滴下する薬液の通過を検出する滴下検出部20と、カテーテルチューブ5における薬液の有無を検出する液面検出部12と、を備えており、滴下検出部20の検出結果及び液面検出部12の検出結果に基づいて点滴の異常判定を行う。例えば、ジョイント部3において滴下が停止しており、かつカテーテルチューブ5の液面が有りの場合は、薬液停滞と判定する。そして、ジョイント部3において滴下が停止しており、かつカテーテルチューブ5の液面が無しの場合は、薬液切れと判定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は点滴時の異常を検出するための点滴監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
病院等の医療機関において点滴の状態を監視し、異常の際に警報を発する装置としては、種々のものが提案されている。例えば特開2002−11095号公報(特許文献1)の装置は、ジョイント部の筒体の内部において輸液速度に応じた速度で滴下する薬液の滴下速度を検出し、薬液の滴下速度に基づいて異常判定を行っている。この構成によれば、薬液の皮下漏れ(皮下注射状態)や主ルート外れ(注射針の抜け)等の詳細な異常検出を行うことが可能である。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−11095号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の装置においては、薬液の滴下を所定時間内に検出できない場合は異常と判断するが、この場合は点滴の終了(薬液切れ)によって薬液の滴下が無いのか、または患者の動作等でカテーテルチューブが圧迫されて薬液が停滞することによって薬液の滴下が無いのかを詳細に判定することができないという課題があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、点滴中の異常状態をより詳細に検出できる点滴監視装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、第1の本発明に係る点滴監視装置は、輸液速度に応じた速度で薬液を滴下させる中継手段を介して点滴を行う際に、点滴の状態を監視する装置であって、前記中継手段において滴下する薬液の通過を検出する滴下検出手段と、前記中継手段より上流における薬液の有無を検出する液面検出手段と、前記滴下検出手段の検出結果及び前記液面検出手段の検出結果に基づいて、点滴の異常判定を行う判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づく信号を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
第2の本発明に係る点滴監視装置は、第1の本発明に記載の装置であって、前記判定手段は、前記液面検出手段が薬液を検出し、かつ前記滴下検出手段が所定時間内に薬液の通過を検出しない場合は、薬液停滞と判定し、前記出力手段は、薬液停滞を示す信号を出力することを特徴とする。
【0008】
第3の本発明に係る点滴監視装置は、第1の本発明に記載の装置であって、前記判定手段は、前記液面検出手段が薬液を検出せず、かつ前記滴下検出手段が所定時間内に薬液の通過を検出しない場合は、薬液切れと判定し、前記出力手段は、薬液切れを示す信号を出力することを特徴とする。
【0009】
第4の本発明に係る点滴監視装置は、第3の本発明に記載の装置であって、前記中継手段より下流における薬液の流出停止が可能な停止手段をさらに備え、前記出力手段は、前記判定手段が薬液切れと判定した場合は、前記停止手段を駆動して前記中継手段より下流における薬液の流出を停止させることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態について以下に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る点滴監視装置の使用状態を示す図である。点滴装置1は、薬液を収容する薬液ボトル2と、ジョイント部3と、薬液ボトル2の下面に一端を接続されジョイント部3の上面に他端を接続されたカテーテルチューブ5と、ジョイント部3の下面に一端を接続され他端に注射針(図示せず)を備えたカテーテルチューブ4と、を有している。
【0011】
中継手段としてのジョイント部3は気密に構成されており、患者に穿刺された注射針を通じて薬液が点滴されると内部に負圧が生じ、薬液ボトル2の内部の薬液は、輸液速度に応じた速度で内部に一滴ずつ滴下して薬液だまりを形成する。このジョイント部3による薬液の中継によりカテーテルチューブ4内の気泡が排除される。
【0012】
点滴監視装置10は、ジョイント部3に取り付けられジョイント部3の内部において滴下する薬液の通過を検出する滴下検出部20と、カテーテルチューブ5に取り付けられカテーテルチューブ5における薬液の有無を検出する液面検出部12と、注射針からの薬液の流出停止が可能なストッパー14と、本体ユニット30と、を備えている。
【0013】
滴下検出部20は、互いに対向して配置されたLEDなどの発光素子20a及びCCDなどの受光素子20bと、これらを制御して点滴液の通過に伴う光の断続をパルス信号に変換する電気回路とを備えており、本体ユニット30に対してセンサケーブル21で接続されている。
【0014】
液面検出部12も同様に、互いに対向して配置されたLEDなどの発光素子12a及びCCDなどの受光素子12bと、これらを制御して点滴液の通過に伴う光の断続をパルス信号に変換する電気回路とを備えており、本体ユニット30に対してセンサケーブル21で接続されている。
【0015】
図2に示すように、ストッパー14は、ローラ15及び壁面16を備えている。ローラ15は、図2(A)に示すように、本体ユニット30内に設けられたモータ38の回転軸39に偏心して取り付けられている。ストッパー14が作動するときは、図2(B)に示すように、ローラ15はモータ38の駆動によりカテーテルチューブ4を壁面16との間に挟み込むようにして押しつぶす。これによって、注射針からの薬液の流出を停止させることができる。このように、ストッパー14及びモータ38により本発明の停止手段が実現される。
【0016】
図3に示すように、本体ユニット30は、滴下監視部31と、液面監視部33と、制御部32と、操作部34と、メモリ35と、通信制御部36と、表示部37と、モータ38と、を備えている。
【0017】
滴下監視部31は、滴下検出部20から伝送される信号を制御部32に取り込むためのインターフェイス部分である。同様に、液面監視部33は、液面検出部12から伝送される信号を制御部32に取り込むためのインターフェイス部分である。
【0018】
制御部32は、滴下検出部20の検出結果及び液面検出部12の検出結果に基づいて点滴の異常判定を行い、その判定結果に基づく信号を通信制御部36及び表示部37へ出力する。そして、制御部32は、マイクロプロセッサ(MPU)及び動作プログラムや各種設定値などを格納するROMを含んでいる。
【0019】
操作部34は、図示しないスライドスイッチまたはプッシュスイッチからなるスイッチSW1、SW2及びSW3を備えており、スイッチSW1は電源スイッチ、スイッチSW2はスタートスイッチ、スイッチSW3はストップスイッチとして用いられる。さらに操作部34は、点滴監視装置10を識別するための固有の番号を設定するスイッチSW4及びストッパー14を解除するためのスイッチSW5を備えている。
【0020】
メモリ35は、操作部34による操作状態や、後述する滴下速度の検出値などの保存、並びに制御部32のMPUによる各種作業などに用いられるRAMを含んで構成されている。通信制御部36は、外部に各種の無線信号を出力するためのインターフェイス部分である。
【0021】
表示部37は、制御部32からの信号が入力され、点滴の異常判定の判定結果の情報を表示する。モータ38は、後述する判定結果が得られたときに制御部32からの信号によって駆動され、モータ38がストッパー14を作動させることで注射針からの薬液の流出が停止される。
【0022】
呼出システム60は、通信制御部36から出力された無線信号を受信する受信センサ61と、受信センサ61の検出信号に応じて看護者が所持する送信先の無線呼出し機70を選択して無線信号の出力を行う通信制御呼出送信機62と、を備えている。無線呼出機70は、患者の病室番号やベッド番号及び点滴の異常状態等を表示するための表示窓を備えている。
【0023】
次に、以上のとおり構成された本実施形態の点滴監視装置10の動作を説明する。なお、以下の各フロー図に示される処理は、制御部32において実行される。
【0024】
図4に示す初期化動作ルーチンにおいては、スタートスイッチが押されると、まずステップ(以下Sとする)1に進み、液面検出部12のレベルチューニングが行われる。次にS2に進み、滴下検出部20の滴下検出結果の読み込みが行われる。次にS3においては、液面検出部12の液面検出結果によりカテーテルチューブ5に気泡が発生しているか否かが判定される。S3の判定結果がYESの場合はS4に進み、気泡発生を示す信号を表示部37へ出力して液面異常(気泡発生)の情報を表示する。その後、気泡が除去された場合はS5に進む。一方、S3の判定結果がNOの場合はS5に進む。
【0025】
S5においては、滴下検出部20の滴下検出結果の読み込みが行われてから所定時間、例えば30秒経過したか否かが判定される。ただし、ここでは時間の経過を判定する代わりに、滴下検出部20の滴下検出結果の読み込みが行われてから所定数の滴下、例えば6滴の滴下を検出したか否かを判定してもよい。S5の判定結果がNOの場合はS2に戻る。一方、S5の判定結果がYESの場合はS6に進む。
【0026】
S6においては、ジョイント部3における滴下速度の基準値を計測してメモリ35内に記憶する。ここでの基準値については、所定時間内における滴下間隔の平均値に基づいて算出してもよいし、所定数の滴下の検出に要した時間に基づいて算出してもよい。次に、図5に示す点滴監視ルーチンへ進む。
【0027】
点滴監視ルーチンにおいては、まずS101でジョイント部3における滴下速度が計測される。ここでの滴下速度については、S6と同様に、所定時間内における滴下間隔の平均値に基づいて算出してもよいし、所定数の滴下の検出に要した時間に基づいて算出してもよい。次にS102に進み、S101で計測した滴下速度が正常であるか否かが判定される。ここでの判定方法の一例としては、計測した滴下速度がS6で算出した滴下速度の基準値より10%以上速くなる、または計測した滴下速度が滴下速度の基準値より20%以上遅くなる場合は、S102の判定結果はNO、すなわち滴下速度が異常であると判定する。S102の判定結果がYESの場合はS101に戻り、滴下速度の計測を繰り返す。一方、S102の判定結果がNOの場合はS103に進む。
【0028】
S103においては、ジョイント部3内の滴下が停止しているか否かが判定される。ここでの判定方法の一例としては、所定時間内に滴下を検出しない場合は、S103の判定結果はYES、すなわち滴下が停止していると判定する。S103の判定結果がNOの場合は、後述する第1の異常監視ルーチンに進む。一方、S103の判定結果がYESの場合はS104に進む。
【0029】
S104においては、液面検出部12の液面検出結果からカテーテルチューブ5における液面の有無が判定される。液面有りと判定された場合は、後述する第4の異常監視ルーチンに進む。一方、液面無しと判定された場合は、ジョイント部3において滴下が停止しており、かつカテーテルチューブ5の液面が無しの場合である。この場合は、薬液切れ(正常終了)と判定してS105に進む。
【0030】
S105においては、モータ38を駆動してストッパー14を作動させることで、ジョイント部3に残っている薬液が注射針から流出するのを防止する。次にS106に進み、薬液切れ(正常終了)を示す信号を通信制御部36及び表示部37へ出力して本ルーチンを終了する。
【0031】
図6に示す第1の異常監視ルーチンにおいては、まずS201に進み、S101で計測した滴下速度がS6で算出した基準値より10%以上速いか否かが判定される。S201の判定結果がNOの場合は、後述する第2の異常監視ルーチンに進む。一方、S201の判定結果がYESの場合はS202に進む。
【0032】
S202においては、所定時間(例えば10秒)のタイマーを設定する。次にS203に進み、S101と同様の方法で滴下速度が計測される。次にS204に進み、S203で計測した滴下速度がS6で算出した基準値より10%以上速いか否かが判定される。S204の判定結果がNOの場合は、点滴監視ルーチンに戻る。一方、S204の判定結果がYESの場合はS205に進む。
【0033】
S205においては、タイマーを設定してから所定時間(例えば10秒)経過したか否かが判定される。S205の判定結果がNOの場合はS203に戻る。一方、S205の判定結果がYESの場合は、ジョイント部3における滴下速度がS6で算出した基準値より10%以上速い状態が所定時間(例えば10秒)継続した場合である。この場合は主ルート外れ(注射針の抜け)と判定してS206に進む。
【0034】
S206においては、モータ38を駆動してストッパー14を作動させることで、ジョイント部3に残っている薬液が注射針から流出するのを防止する。次にS207に進み、主ルート外れ(注射針の抜け)を示す信号を通信制御部36及び表示部37へ出力して本ルーチンを終了する。
【0035】
図7に示す第2の異常監視ルーチンにおいては、まずS301に進み、S101で計測した滴下速度がS6で算出した基準値より50%以上遅いか否かが判定される。S301の判定結果がYESの場合は、後述する第3の異常監視ルーチンに進む。一方、S301の判定結果がNOの場合はS302に進む。
【0036】
S302においては、S101と同様の方法で滴下速度が計測され、以前に計測された滴下速度との差を調べることで、滴下速度の変化が計測される。次にS303に進み、皮下漏れ(皮下注射状態)であるか否かが判定される。ここでの判定方法の一例としては、滴下速度が遅くなる計測結果が所定回数連続して得られた場合は、S303の判定結果はYES、すなわち皮下漏れ(皮下注射状態)と判定する。S303の判定結果がNOの場合は、点滴監視ルーチンに戻る。一方、S303の判定結果がYESの場合はS304に進む。
【0037】
S304においては、皮下漏れ(皮下注射状態)を示す信号を通信制御部36及び表示部37へ出力して点滴監視ルーチンに戻る。
【0038】
図8に示す第3の異常監視ルーチンにおいては、まずS401に進み、滴下速度を計測し、S6で算出した基準値より50%以上遅い状態が所定時間(例えば3分)継続しているか否かが判定される。S401の判定結果がNOの場合は点滴監視ルーチンに戻る。一方、S401の判定結果がYESの場合は患者動作異常と判定してS402に進む。ここで、患者動作異常とは、カテーテルチューブ4が患者の一時的な動作によりねじれたり屈曲したりして滴下速度が遅くなった状態を示す。
【0039】
S402においては、患者動作異常を示す信号を通信制御部36及び表示部37へ出力して点滴監視ルーチンに戻る。
【0040】
図9に示す第4の異常監視ルーチンにおいては、まずS501に進み、滴下を検出しない状態が所定時間(例えば3分)継続しているか否かが判定される。S501の判定結果がNOの場合は点滴監視ルーチンに戻る。一方、S501の判定結果がYESの場合は、ジョイント部3において滴下が停止しており、かつカテーテルチューブ5の液面が有りの場合である。この場合は、薬液停滞と判定してS502に進む。
【0041】
S502においては、薬液停滞を示す信号を通信制御部36及び表示部37へ出力して点滴監視ルーチンに戻る。
【0042】
表示部37には、上記の各判定結果を示す信号により、上記の各判定結果の情報が表示される。そして、通信制御部36が上記の各判定結果を示す信号を呼出システム60へ送信し、呼出システム60が上記の各判定結果を示す信号を無線呼出機70へ送信することで、無線呼出機70の表示窓には各判定結果の情報が表示される。これによって、看護者は各判定結果に応じて適切な措置を施すことができる。
【0043】
なお、本体ユニット30にブザーを設け、ブザーによって制御部32による各判定結果の情報を知らせてもよい。
【0044】
以上のように構成された本実施形態の点滴監視装置10においては、滴下検出部20の検出結果及び液面検出部12の検出結果に基づいて点滴の異常判定を行っている。例えば、ジョイント部3において滴下が停止しており、かつカテーテルチューブ5の液面が有りの場合は、薬液停滞と判定している。そして、ジョイント部3において滴下が停止しており、かつカテーテルチューブ5の液面が無しの場合は、薬液切れと判定している。このように、薬液停滞と薬液切れの状態を区別することができるので、点滴中の異常状態をより詳細に検出できる。また、滴下検出部20及び液面検出部12の両方の検出結果から薬液切れを判定することにより、カテーテルチューブ5に気泡が発生することによる薬液切れ判定の誤作動を防止できる。
【0045】
さらに、本実施形態では、薬液切れと判定された場合は、ストッパー14を作動させて注射針からの薬液の流出を停止させている。したがって、薬液切れの場合に、カテーテルチューブ4に気泡を発生させることなく、薬液の交換を行うことができる。さらに、主ルート外れと判定された場合にもストッパー14を作動させることで、主ルート外れによる薬液の漏れを防ぐことができる。
【0046】
なお、上記の実施形態では、滴下する薬液の通過を検出する手段及び薬液の有無を検出する手段として光学素子を利用したが、本発明における滴下検出手段及び液面検出手段としては、滴下する薬液の通過及び薬液の有無を検出できれば光学的手段に限らず振動・電気抵抗その他の手段によってもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、滴下検出手段の検出結果及び液面検出手段の検出結果に基づいて点滴の異常判定を行うことにより、点滴中の異常状態をより詳細に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る点滴監視装置の使用状態を示す正面図である。
【図2】ストッパーの構成及び動作を説明する図である。
【図3】点滴監視装置を示す機能ブロック図である。
【図4】初期化動作処理を示すフロー図である。
【図5】点滴監視処理を示すフロー図である。
【図6】第1の異常監視処理を示すフロー図である。
【図7】第2の異常監視処理を示すフロー図である。
【図8】第3の異常監視処理を示すフロー図である。
【図9】第4の異常監視処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 点滴装置、2 薬液ボトル、3 ジョイント部、4,5 カテーテルチューブ、10 点滴監視装置、12 液面検出部、14 ストッパー、20 滴下検出部、30 本体ユニット、31 滴下監視部、32 制御部、33 液面監視部、34 操作部、35 メモリ、36 通信制御部、37 表示部、38 モータ、60 呼出システム、61 受信センサ、62 通信制御呼出送信機、70 無線呼出機。

Claims (4)

  1. 輸液速度に応じた速度で薬液を滴下させる中継手段を介して点滴を行う際に、点滴の状態を監視する装置であって、
    前記中継手段において滴下する薬液の通過を検出する滴下検出手段と、
    前記中継手段より上流における薬液の有無を検出する液面検出手段と、
    前記滴下検出手段の検出結果及び前記液面検出手段の検出結果に基づいて、点滴の異常判定を行う判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づく信号を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする点滴監視装置。
  2. 請求項1に記載の点滴監視装置であって、
    前記判定手段は、前記液面検出手段が薬液を検出し、かつ前記滴下検出手段が所定時間内に薬液の通過を検出しない場合は、薬液停滞と判定し、
    前記出力手段は、薬液停滞を示す信号を出力することを特徴とする点滴監視装置。
  3. 請求項1に記載の点滴監視装置であって、
    前記判定手段は、前記液面検出手段が薬液を検出せず、かつ前記滴下検出手段が所定時間内に薬液の通過を検出しない場合は、薬液切れと判定し、
    前記出力手段は、薬液切れを示す信号を出力することを特徴とする点滴監視装置。
  4. 請求項3に記載の点滴監視装置であって、
    前記中継手段より下流における薬液の流出停止が可能な停止手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記判定手段が薬液切れと判定した場合は、前記停止手段を駆動して前記中継手段より下流における薬液の流出を停止させることを特徴とする点滴監視装置。
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