JPH05277182A - 輸液装置 - Google Patents

輸液装置

Info

Publication number
JPH05277182A
JPH05277182A JP4081967A JP8196792A JPH05277182A JP H05277182 A JPH05277182 A JP H05277182A JP 4081967 A JP4081967 A JP 4081967A JP 8196792 A JP8196792 A JP 8196792A JP H05277182 A JPH05277182 A JP H05277182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
time
infusion
infusion device
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4081967A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Maeda
暁宏 前田
B Mathews Joseph
ジョゼフ・ビー・マシュウズ
M Esche Grace
グレース・エム・エスチェ
Bennett Cynthia
シンシア・ベネット
Karaguan Thomas
トーマス・カラグァン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Baxter International Inc
Original Assignee
Sharp Corp
Baxter International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp, Baxter International Inc filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4081967A priority Critical patent/JPH05277182A/ja
Publication of JPH05277182A publication Critical patent/JPH05277182A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常の内容を知らせることができる上、異常
発生時刻を後になって知らせることができる輸液装置を
提供する。 【構成】 輸液経路または装置内部に異常が発生したこ
とを検出する異常検出手段11,…,17と、異常の内容
を表すコードおよび時刻をデータとして記憶することが
できる記憶部2bと、記憶部2bが記憶しているデータを
表示できる表示部4,7を備える。制御手段1,3によっ
て、異常検出手段11,…,17が異常を検出する度毎
に、異常の内容を表すコードおよび時刻を記憶部2bに
格納するとともに、使用者が所定の入力操作18を行っ
たとき記憶部2bが記憶しているデータを読み出して表
示部4,7に送出する制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、医療用などに用いら
れる輸液装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の輸液装置としては、輸液機構
(ポンプ)をモータによって駆動して、この輸液機構に装
着された輸液チューブを介して患者に薬液を送り出すよ
うにしたものがある(例えば特願平3−6238号)。こ
の輸液装置は、異常の内容を表す警報コードまたは異常
コードを記憶できる記憶部(メモリ)と、表示器および操
作キーを有する表示盤を備えている。輸液経路または装
置内部に異常が発生したときは、所定の異常検出手段に
よって異常を検出して、所定の制御手段によって異常内
容に応じた警報コードまたは異常コードを異常発生の度
毎に記憶部に記憶する。そして、使用者(医師、看護
婦、保守サービスマンなど)が表示盤で所定のキー入力
操作を行ったとき、上記制御手段によって最後に発生し
た10個の警報コードまたは異常コードを表示器に表示
して、使用者に異常の内容を知らせるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記輸
液装置では、使用者は異常発生後に上記10個の異常の
内容を知ることができても、各異常発生時刻(年月日を
含む。以下同様。)を知ることができないという問題が
あった。異常発生時刻を後になって知るためには、使用
者が異常発生の度毎にいちいち何か別のものに時刻を記
録せねばならず、非常に手間がかかっていた。また、使
用者が長時間に渡って異常に気付かなかった場合、正確
な異常発生時刻を知ることができないため、患者に対し
て適切な処置を行えず、保守サービスも十分には行えな
かった。
【0004】そこで、この発明の目的は、異常の内容を
知らせることができる上、異常発生時刻を後になって知
らせることができる輸液装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の輸液装置は、輸液経路または装置内部に
異常が発生したことを検出する異常検出手段と、上記異
常の内容を表すコードおよび時刻をデータとして記憶す
ることができる記憶部と、上記記憶部が記憶しているデ
ータを表示できる表示部と、上記異常検出手段が異常を
検出する度毎に上記異常の内容を表すコードおよび時刻
を上記記憶部に格納するとともに、使用者が所定の入力
操作を行ったとき上記記憶部が記憶しているデータを読
み出して上記表示部に送出する制御を行う制御手段を備
えたことを特徴としている。
【0006】
【作用】輸液経路または装置内部に異常が発生したと
き、異常検出手段が異常があったことを検出する。制御
手段は、上記異常検出手段が異常を検出する度毎に上記
異常の内容を表すコードおよび時刻を記憶部に格納す
る。使用者が所定の入力操作を行ったとき、制御手段
は、上記記憶部が記憶しているデータを読み出して上記
表示部に送出する。したがって、使用者は後になって上
記表示部を通して異常の内容および発生時刻を知ること
ができる。これにより、異常発生時刻をいちいち何か別
のものに記録する手間がかからなくなる。また、使用者
が長時間に渡って異常に気付かなかった場合であっても
正確な異常発生時刻を知ることができ、したがって、患
者に対しての適切な処置や十分な保守サービスが行える
ようになる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の輸液装置を実施例により詳
細に説明する。
【0008】図1は一実施例の輸液装置のブロック構成
を示している。この輸液装置は、異常検出手段として、
モータ回転検出回路11と、A/D変換器12と、気泡
検出回路13と、電池電圧検出回路14と、ドア解放検
出回路15と、上流閉塞検出器16と、下流閉塞検出器
17を備え、また、制御手段として、演算部(CPU)1
と、ROM(リード・オンリ・メモリ)3を備えている。
【0009】上記モータ回転検出回路11は、単位流量
(例えば1ml)の送液があったことをモータ10の回転量
によって検出して演算部1に知らしめる(モータ10
は、演算部1から出力されるパルスに基づいてモータ駆
動回路9によって駆動される。)。また、気泡検出回路
13は、輸液チューブ内に規定された量以上の気泡が入
ったことを検知する。電池電圧検出回路14は、AC電
源のバックアップとして使用される図示しない鉛蓄電池
の電圧低下を検出する。A/D変換器12は、モータ1
0にかかる電流を電圧変換して得られた電圧と、気泡の
検出レベルと、電池電圧レベルをA/D変換して演算部
1に入力する。ドア開放検出回路15は、輸液チューブ
をモータ10にセットするために、ドアが開放状態にな
ったかどうかを検出する。上流閉塞検出器16は、薬液
バッグと装置との間の輸液セット中に異常が生じたこと
(例えば、フィルターの詰まりなど)による圧低下状態を
検知する。下流閉塞検出器17は、装置と患者間の輸液
チューブ中に詰まりなどが発生したことを、チューブ内
の圧上昇状態により検知する。
【0010】上記ROM3は、この輸液装置の機能を実
現するために、所定のプログラムを内蔵しており、演算
部1は、ROM3が記憶しているプログラムにしたがっ
て輸液装置のすべての動作を制御する。2はRAM(記
憶部)であり、表1〜表4に示す各種異常の内容を表す
警報コード#0〜#12,異常コード#20〜#99を
記憶している警報/異常コード記憶部2aと、上記警報
コード,異常コードおよび時刻をデータとして記憶する
ことができる異常データ記憶部2bと、キーパネル(各種
操作キーを有する)18によって入力された輸液量/輸
液予定量が記憶される図示しない記憶部がある。3はR
OM(リード・オンリ・メモリ)であり、演算部1を動作
させるプログラムが内蔵されている。
【0011】また、4は警報/警告表示器であり、この
輸液装置の検出したすべての警報または異常メッセージ
を表示する。また、6は動作ランプであり、警報、輸液
動作中、停止中の各状態にあることを表すランプであ
る。8は警報/警告音用ブザー駆動回路であり、この輸
液装置が警報状態に入ったときにブザー8′に警報音を
発生させる。5は電源回路であり、この輸液装置のすべ
ての回路部に電源を供給する。19はパネルロックスイ
ッチであり、予め定められた使用者以外の者によって、
みだりに輸液装置が操作されないように、操作キーと電
源キーを入力禁止状態に設定するためのものである。
【0012】次に、図2のフローチャートに従ってこの
装置の動作を説明する。演算部1は、RAM2内の異常
コード記憶部2aに記憶されている内容の異常が発生し
たかどうかを定期的にチェックする(ステップS1)。異
常が発生した場合、演算部1は、モータ駆動回路9を通
してモータ10を停止させるとともに警報/警告音用ブ
ザー駆動回路8を通して警報ブザー8′を鳴らす。同時
に、動作ランプ(警報ランプ)6を点灯させ、警報/警告
表示器4に表示を行う(ステップS2)。次に、演算部1
は、発生した異常の内容を表すコードをRAM2内の警
報/異常コード記憶部2aから読み出し、また時計20
から異常の発生時刻を得て、それぞれデータとしてRA
M2内の異常データ記憶部2bに格納する(ステップS
3)。例えば、ポンプP1に1990年7月8日12時
36分に警報コード#1で表される異常、ポンプP2に
1990年12月3日3時21分に異常コード#20で
表される異常が発生した場合、それぞれ表5(a),(b)に
示す状態で異常データ記憶部2bに格納される。演算部
1はモータ10が停止している時にサイレンス・キーK
1とトータルボリューム/ステイタス・キーK2とが同
時に押されると(ステップS4)、押されている秒数プラ
ス1秒間だけプログラミング表示器7と警報/警告表示
器4にRAM2内の異常データ記憶部2bに格納されて
いる10個のデータのうち最新の警報・異常コードとそ
の異常発生時刻を表示する(ステップS5)。例えば、先
に述べた例では、図3に示すように表示される。さら
に、上記1秒の間にクリア/トータルボリューム・キー
K3が押されると(ステップS6)、RAM2内の異常デ
ータ記憶部2bに格納されている残り9個の警報・異常
コードを1秒の休止期間をおいて自動的に1秒間ずつ表
示する(ステップS8〜S13)。したがって、使用者
は、後になって異常の内容および発生時刻を知ることが
できる。これにより、異常発生時刻をいちいち何か別の
ものに記録する手間がかからなくなる。また、使用者が
長時間に渡って異常に気付かなかった場合であっても、
正確な異常発生時刻を知ることができ、したがって、患
者に対しての適切な処置および十分な保守サービスを行
うことができる。
【0013】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の輸
液装置は、異常の内容を表すコードおよび時刻をデータ
として記憶することができる記憶部を備え、制御手段に
よって、異常検出手段が異常を検出する度毎に上記異常
の内容を表すコードおよび時刻を上記記憶部に格納する
とともに、使用者が所定の入力操作を行ったとき上記記
憶部が記憶しているデータを読み出して上記表示部に送
出する制御を行うので、使用者は後になって上記表示部
を通して異常の内容および発生時刻を知ることができ
る。これにより、異常発生時刻をいちいち何か別のもの
に記録する手間を省くことができる。また、使用者が長
時間に渡って異常に気付かなかった場合であっても正確
な異常発生時刻を知ることができ、したがって、患者に
対しての適切な処置や十分な保守サービスを行うことが
できる。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の輸液装置のブロック構
成を示す図である。
【図2】 上記輸液装置の動作フローを示す図である。
【図3】 上記輸液装置のキーパネルを示す図である。
【符号の説明】
1 演算部(CPU) 2 RAM 2a 警報/異常コード記憶部 2b 警報/
異常データ記憶部 3 ROM 4 警報/警
告表示器 5 電源回路 6 動作ラン
プ 7 プログラミング表示器 8 警報/警
告音用ブザー駆動回路 9 モータ駆動回路 10 モータ 11 モータ回転検出回路 12 A/D
変換器 13 気泡検出回路 14 電池電
圧検出回路 15 ドア解放検出回路 16 上流閉
塞検出器 17 下流閉塞検出器 18 キーパ
ネル 19 パネルロックスイッチ 20 時計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 暁宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 ジョゼフ・ビー・マシュウズ アメリカ合衆国60030イリノイ州グレイス レイク、ホーリー・コート8番 (72)発明者 グレース・エム・エスチェ アメリカ合衆国60102イリノイ州アルゴン キン、ガスライト・ドライブ503番 (72)発明者 シンシア・ベネット アメリカ合衆国60061イリノイ州バーノン ヒルズ、ウエストモアランド・ドライブ 675番 (72)発明者 トーマス・カラグァン アメリカ合衆国60102イリノイ州アルゴン キン、グレーシャー・パークウェイ1381番

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸液経路または装置内部に異常が発生し
    たことを検出する異常検出手段と、 上記異常の内容を表すコードおよび時刻をデータとして
    記憶することができる記憶部と、 上記記憶部が記憶しているデータを表示できる表示部
    と、 上記異常検出手段が異常を検出する度毎に上記異常の内
    容を表すコードおよび時刻を上記記憶部に格納するとと
    もに、使用者が所定の入力操作を行ったとき上記記憶部
    が記憶しているデータを読み出して上記表示部に送出す
    る制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする輸液装
    置。
JP4081967A 1992-04-03 1992-04-03 輸液装置 Pending JPH05277182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4081967A JPH05277182A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 輸液装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4081967A JPH05277182A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 輸液装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05277182A true JPH05277182A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13761277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4081967A Pending JPH05277182A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 輸液装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05277182A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008119462A (ja) * 1996-10-04 2008-05-29 Cardinal Health 303 Inc 患者看護システムのための安全監視装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008119462A (ja) * 1996-10-04 2008-05-29 Cardinal Health 303 Inc 患者看護システムのための安全監視装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2935679C (en) Infusion pump with graphic user interface
EP0985421B1 (en) Medical infusion pump
US5745378A (en) Parameter input for drug delivery pump
US5395321A (en) Infusion apparatus capable of storing a plurality of accumulated infusion fluid volumes of the past
EP2506895B1 (en) Guided user help system for an ambulatory infusion system
US4850972A (en) Progammable multiple pump medication infusion system with printer
US5304127A (en) Infusion apparatus able to recognize an appropriate time for servicing
WO2010023914A1 (ja) 輸液装置
EP0503670B1 (en) Peristaltic intravenous infusion pump capable of displaying an application name selected
JPH05277182A (ja) 輸液装置
JPH05168708A (ja) 輸液注入ポンプ
JP2019177131A (ja) 流量監視装置、輸液装置及び異常報知方法
AU4744099A (en) Medical infusion pump
JP7459549B2 (ja) 流量監視装置、輸液装置及び異常報知方法
JP3256013B2 (ja) 輸液装置およびその制御方法
GB2342188A (en) Infusion pump
CN111867655B (zh) 药液注入系统、药液注入装置、药液注入方法以及程序
JPH04164457A (ja) 輸液ポンプの制御装置
JPH04276259A (ja) 輸液監視装置