JP2004146676A - Storing container - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウェーハやフォトマスクガラス等の基板を収納し、ガスパージ可能な収納容器に関し、より詳しくは、収納容器の内外に対する流体の流通を制御するガスパージの逆止弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体業界においては、DRAM(Dynamic Random Access Memoy)に代表されるように、半導体部品のコスト削減によるシェア獲得競争が行われており、これに伴い半導体製造のコストを削減するための生産システムの見直し、あるいは半導体部品の製造に使用される基板の大口径化(例えば、半導体ウェーハの場合、300mmあるいはそれ以上)が実施されるようになってきている。
【0003】
半導体生産システムは、半導体製造工場全体を高度にクリーンな状態(例えば、クリーン度10以下)に維持して半導体部品を製造するという従来の方法から、基板の複数の処理工程を別々に区画して小さく区画された各内部空間を高度にクリーンな環境とし、各処理工程間の基板の受け渡しを収納容器を使用して行う方法に移行してきている。このような方法によれば、クリーンルーム建設のための設備コストやその維持のためのランニングコストを著しく削減することができ、しかも、半導体の部品製造の歩留まり向上が可能である。
【0004】
こうした局所にクリーンな環境が分離している半導体製造工場で使用される収納容器には、半導体製造工場内を自動機で搬送可能な搬送手段や自動機での蓋体の取り付け取り外しが可能なFIMS対応の蓋体が備え付けられている。また、収納する基板を汚染させないよう、高い密封が求められたり、容器内部を清浄な状態にするため、排出される揮発性ガスの少ないクリーンな原材料を使用して形成することが求められている。
【0005】
しかしながら、昨今の半導体部品に形成される電子回路の最小線幅は益々低ピッチ化(0.13μm以下)の方向にあり、一部又は複数の半導体製造工程において収納容器に収納された基板表面の自然酸化膜の形成や有機汚染を防止するため、収納容器内を窒素等の不活性ガスあるいは水分を除去(1%以下)したドライエアで置換(ガスパージ)しておくことが有効なのが分かってきた。
この点に鑑み、収納容器の一部を開口させてフィルタを取り付けたり、開口の周縁部にチェックバルブ等のバルブ部品を取り付けてガスパージする技術が提案されている(特許文献1、2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11‐191587号公報
【特許文献2】
特表2002‐510150号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の収納容器は、以上のように構成されているので、以下のような問題点がある。先ず、フィルタを単に取り付けただけの収納容器の場合、簡素な構成でパージ可能であるが、開口及びフィルタを介してパージしたガスを内部に維持できる構造には構成されていない。すなわち、収納容器内のガスが外部に安易に流出するので、ガスパージの効果を短時間しか維持することができないという問題がある。また、収納容器の内外が連通しているので、クリーンルームに存在する微量の有機物が収納容器の外部から内部に流入するのを完全には防止することができないという問題がある。
【0008】
また、ガスパージ用の開口にバルブを取り付ける場合、バルブを取り付けるための係止構造が実に複雑になるという問題がある。さらに、通常のバルブの場合、弁操作するためのスプリング等の金属部品が内蔵されているので、収納容器の保管時や洗浄時に金属部品から滲み出る微量の金属イオンが収納容器の内部に侵入して基板を汚染させるおそれがある。
【0009】
本発明は、上記に鑑みなされたもので、パージの効果を比較的長期間維持することができるとともに、有機物等が容器の外部から内部に侵入するのを有効に抑制防止することができ、バルブの取付構造を簡素化し、バルブから金属部品を排除することできる収納容器を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記課題を達成するため、容器本体と、この容器本体の開口を開閉する蓋体と、これら容器本体と蓋体の少なくともいずれか一方の貫通孔に取り付けられて容器本体に対する流体の流通を制御するバルブ体とを含んでなる収納容器であって、
バルブ体を、貫通孔に嵌められて流体を流通させる固定筒と、貫通孔に嵌められて固定筒に組み合わされる保持筒と、これら固定筒と保持筒に隙間を介して内蔵される弾性逆止弁と、この弾性逆止弁と接触する中蓋筒とから構成し、
弾性逆止弁の非圧縮時には流体の流通を規制し、弾性逆止弁の圧縮時には流体を流通させるようにしたことを特徴としている。
【0011】
なお、貫通孔の周縁部にリブを形成して外部に伸ばし、固定筒と保持筒とを螺子結合し、固定筒にリブの周縁部に接触するフランジを形成するとともに、保持筒に貫通孔の周縁部に接触するフランジを形成し、保持筒と中蓋筒の間にはフィルタを設けることができる。
また、弾性逆止弁を、少なくとも保持筒に隙間を介して内蔵される弾性の逆止弁と、保持筒に内蔵されて逆止弁を変形させる弾性変形部材とから形成し、中蓋筒を保持筒に支持させるとともに、この中蓋筒を逆止弁と弾性変形部材のいずれか一方に接触させ、逆止弁の非圧縮時には流体の流通を規制し、逆止弁の圧縮時には流体を流通させることができる。
【0012】
また、弾性逆止弁を、少なくとも保持筒に隙間を介して内蔵される弾性の逆止弁と、この逆止弁に内蔵されて逆止弁を変形させる伸縮自在の蛇腹体とから形成し、この蛇腹体の周壁に流通口を設け、逆止弁の非圧縮時には流体の流通を規制し、逆止弁の圧縮時には流体を流通させることができる。
さらに、弾性逆止弁を、少なくとも保持筒内に隙間を介して内蔵される弾性の逆止弁と、この逆止弁に一体化されて逆止弁を変形させる弾性のスカート体とから形成し、逆止弁に流通口を設け、スカート体の周縁部から薄肉のスカート片を屈曲可能に伸ばして逆止弁の周面に設け、逆止弁の非圧縮時には流体の流通を規制し、逆止弁の圧縮時には流体を流通させることもできる。
【0013】
ここで特許請求の範囲における容器本体には、単数複数の半導体ウェーハやフォトマスクガラス等の基板、各種の電気電子部品や小物品等が適宜収納される。この容器本体の開口は、正面、上面、側面いずれでも良い。流体は、不活性ガスやドライエアからなる気体が主であるが、何らこれらに限定されるものではない。また、バルブ体は、単数複数いずれでも良いし、容器本体と蓋体の貫通孔にそれぞれ設けても良く、蓋体の貫通孔に設けることも可能である。バルブ体の弾性逆止弁は、単一の弾性材からなるものでも良いが、別部品である逆止弁と弾性変形部材等とから構成することも可能である。弾性変形部材は、保持筒に隙間を介して内蔵されても良いし、そうでなくても良い。さらに、中蓋筒は、例えば凹凸等の係合手段を介して保持筒に支持される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明すると、本実施形態における収納容器は、図1ないし図7に示すように、複数枚の基板Wを上下に並べて整列収納する容器本体1と、この容器本体1の開口を着脱自在に閉鎖する蓋体10と、容器本体1の底部に配設されて容器本体1に対する気体の流通を制御する複数のバルブ体20とを備え、この複数のバルブ体20のうち、容器本体1の後方に位置する一部をガス導入バルブ20Aとし、容器本体1の前方に位置する残部をガス排気バルブ20Bとして利用するようにしている。
【0015】
複数枚の基板Wとしては、例えば複数枚の半導体ウェーハがあげられる。より詳しくは、300mmの(例えば、25枚や26枚等)のシリコンウェーハ等が使用される。
【0016】
容器本体1は、図1に示すように、例えば透明のポリカーボネート等を使用して一端面である正面の開口したフロントオープンボックスタイプに形成され、内部両側には、基板Wの側部周縁を支持する支持部材がそれぞれ配設される。この容器本体1は、図2に示す底部に、収納容器の種類を検知して区別するための貫通口を有する平面略Y字形のボトムプレート2が装着され、このボトムプレート2の前部両側と後部とに、断面略V字形を呈した加工装置用の位置決め部材3がそれぞれ形成される。
【0017】
容器本体1の底部の前後両側、換言すれば、基板Wの投影面積に重ならない領域には図2に示すように、貫通孔4がそれぞれ穿孔され、各貫通孔4の周縁部には、外部下方向に突出する円筒形のリブ5が一体形成される。容器本体1の天井にはハンドル6が着脱自在に装着され、このハンドル6がOHT(オーバーヘッドホイストトランスファー)と呼ばれる自動機に保持されることにより、収納容器が工程内を搬送される。また、容器本体1の開口正面には、蓋体嵌合用のリム部7が幅広に一体形成され、このリム部内の上下両側には、蓋体用の係止溝8がそれぞれ凹み形成される。容器本体1の外部両側には、手動搬送用の把持ハンドル9がそれぞれ着脱自在に装着される。
【0018】
蓋体10は、図1に示すように、四隅部が丸く湾曲した横長の略矩形に形成され、内部に図示しない係止機構が配設されており、この係止機構の出没可能な複数の係止爪が周壁の出没孔11から突出してリム部7の係止溝8に嵌入し、容器本体1に嵌合した蓋体10を閉鎖するよう機能する。この蓋体10の裏面には、容器本体1のリム部7と嵌合する段差部が突出形成され、この段差部には、複数枚の基板Wを所定のピッチで上下方向に水平に整列支持するフロントリテーナ12が装着される。蓋体10の段差部には、エンドレスのシールガスケット13が嵌合され、このシールガスケット13が蓋体閉塞時の密封性を確保する。
【0019】
なお、容器本体1、ボトムプレート2、ハンドル6、一対の把持ハンドル9、蓋体10は、例えばポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、環状オレフィン樹脂からなる熱可塑性樹脂等を使用して成形される。
【0020】
各バルブ体20は、各構成部品の中心線部の断面を表した図3の展開斜視図に示すように、貫通孔4のリブ5に下方から嵌入されて気体を流通させる固定筒21と、貫通孔4にシール用のOリング30を介し上方から嵌入されて固定筒21に上方から着脱自在に螺嵌される保持筒25と、これら固定筒21と保持筒25に内蔵される弾性の逆止弁31と、この逆止弁31を上方から押圧して変形させる通気性・連気性の弾性変形部材33と、この弾性変形部材33に接触する中蓋筒34と、この中蓋筒34と保持筒25との間に介在される円板形のフィルタ36とから構成(この点については、図1のI‐I線断面参照)され、逆止弁31と弾性変形部材33とが弾性逆止弁を形成しており、固定筒21から保持筒25にかけて流れる気体を制御するよう機能する。
【0021】
固定筒21は、例えばポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン等からなる所定の樹脂を使用して基本的には有底円筒形に形成され、内周面には、取付用の螺子溝22が螺刻形成される。この固定筒21の底部中心には、気体流通用の丸い通気口23が穿孔され、底部の外周面には、半径外方向に伸びるリング状のフランジ24が周設されており、このフランジ24がリブ5の開口周縁部に接触する(図4ないし図7参照)。
【0022】
保持筒25は、例えばポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン等からなる所定の樹脂を使用して基本的には円筒形に形成され、開口した上部には、気体流通用の複数の通気口を区画する区画リブ26が格子状又は放射状に配設されており、この区画リブ26の裏面には、フィルタ36の形状に対応して保持する段差27が形成される。この保持筒25の上部外周面には、半径外方向に伸びるリング状のフランジ28が周設され、このフランジ28が貫通孔4の開口周縁部に接触する(図4ないし図7参照)。
【0023】
保持筒25の外周面には、取付用の螺子溝29が螺刻形成され、この螺子溝29が固定筒21の螺子溝22と螺合する。保持筒25の外周面と貫通孔4の周面との間に介在されるOリング30は、容器本体1に対する外気の侵入や容器本体1からの気体の漏れを有効に防止する。
【0024】
弾性逆止弁の一部である逆止弁31は、所定のエラストマー等を使用して断面略H字形の平面略円形に形成され、固定筒21の内底面に嵌入搭載されて丸い通気口23を被覆し、保持筒25の内周面との間に気体の流路である僅かな隙間32を形成する。この可撓性を有する逆止弁31の材料としては、例えばメラミンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等のゴム、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、各種熱可塑性エラストマーがあげられる。逆止弁31の固定筒21に対向する対向面には、シール形成用の凹凸部が適宜形成される。
【0025】
なお、逆止弁31は、バルブ体20がガス導入バルブ20Aとして利用される場合には、固定筒21の通気口23を被覆する(図3、図4、図5参照)が、バルブ体20がガス排気バルブ20Bとして利用される場合には、弾性変形部材33と上下逆に配置され、弾性変形部材33上に搭載支持される(図6、図7参照)。
【0026】
弾性逆止弁の残部である弾性変形部材33は、所定の発泡材料等を使用して容器本体1の内外を連通する連泡を備えたリング形に形成され、保持筒25の内部に嵌入されて逆止弁31の外周上に搭載されるとともに、保持筒25の内周面との間に気体の流路である僅かな隙間32Aを形成する。このエンドレスの弾性変形部材33は、例えばメラミンゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、ポリエチレン、あるいは弾性・通気性の不織布等を材料として形成され、圧縮変形して逆止弁31を動作させる関係上、圧縮歪みが低く設定される。
なお、弾性変形部材33は、通気性が確保できるのであれば、リング形になんら限定されるものではなく、例えば円筒形等の他形状でも良い。
【0027】
なお、弾性変形部材33は、バルブ体20がガス導入バルブ20Aとして利用される場合には、逆止弁31の外周上に搭載される(図3、図4、図5参照)が、バルブ体20がガス排気バルブ20Bとして利用される場合には、逆止弁31と上下逆に配置され、固定筒21の内底面に嵌入搭載される(図6、図7参照)。
【0028】
中蓋筒34は、例えばポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン等からなる所定の樹脂を使用して基本的には円筒形に形成され、開口した上部には、気体流通用の複数の通気口を区画する区画リブ35が格子状又は放射状に配設されており、固定筒21と保持筒25の間に内蔵された状態で弾性変形部材33に接触する。この中蓋筒34は、保持筒25の内部に凹凸係合機構(例えば、保持筒25の内周面又は中蓋筒34の外周面に形成される溝と、中蓋筒34の外周面又は保持筒25の内周面に形成されて溝に嵌まる突部)等を介して支持され、保持筒25の内部上方との間にシールを確保するOリング30Aが介在される。
【0029】
なお、中蓋筒34は、バルブ体20がガス導入バルブ20Aとして利用される場合には、弾性変形部材33の一部と接触し、バルブ体20がガス排気バルブ20Bとして利用される場合には、逆止弁31の外周上に接触するよう保持筒25に保持されて開口した下部が閉塞される(図6、図7参照)。
【0030】
フィルタ36は、四フッ化エチレン、ポリエステル繊維、多孔質テフロン(登録商標)膜、ガラス繊維等からなる分子濾過フィルタ、活性炭素繊維等の濾材に化学吸着剤を担持させたケミカルフィルタからなり、これらが保持筒25の段差27と中蓋筒34の区画リブ35との間に挟持された状態で単数複数挿入され、中蓋筒34の通気口を被覆する。このフィルタ36の表裏面には、ポリプロピレンやポリエチレン等からなる保護部材が適宜積層される。
【0031】
なお、複数のフィルタ36を使用する場合、同種のタイプを使用しても良いが、異なるタイプを使用することも可能である。例えば、分子濾過フィルタとケミカルフィルタとを組み合わせれば、基板Wのパーティクル汚染の他、有機ガス汚染をも抑制防止することができる。
【0032】
また、バルブ体20の組立に際しては、螺子結合を採用しても良いが、他の方法を採用したり、併用しても良い。例えば、固定筒21と保持筒25の一方に凹部を、他方には凸部をそれぞれ形成し、これらを嵌合させることにより固定しても良い。同様に、保持筒25と中蓋筒34の一方に凹部を、他方には凸部をそれぞれ形成し、これらを嵌合させても良い。
【0033】
上記構成において、バルブ体20をガス導入バルブ20Aとして利用する場合、不活性ガスやドライエアからなる気体が外部から供給されないときには、中蓋筒34に保持されている弾性変形部材33が弾性力により略平板状の逆止弁31を固定筒21の内底面に押し付けて通気口23を閉塞するので、シール状態が形成される。したがって、収納容器の外部から内部に気体等が流入したり、収納容器の内部から外部に気体が漏れ出ることが有効に防止される(図4参照)。
【0034】
これに対し、加工装置の導入ノズル70からバルブ体20に不活性ガスやドライエアからなる気体(図5の矢印参照)が供給されるときには、噴出する気体の圧力により逆止弁31が保持筒方向に押圧されて弾性変形部材33を同方向に圧縮変形させ、変形した逆止弁31が固定筒21の通気口23との間に隙間を形成してシール状態を解除する。これにより気体は、収納容器の外部から固定筒21の通気口23と逆止弁31の間の隙間、隙間32、弾性変形部材33、中蓋筒34、フィルタ36、保持筒25を順次経由して収納容器の内部に流入する(図5参照)。
【0035】
また、バルブ体20をガス排気バルブ20Bとして利用する場合、弾性変形部材33が弾性力により逆止弁31を中蓋筒34の開口下部に押し付けてシール状態を形成する。したがって、収納容器の外部から内部に気体等が流入したり、収納容器の内部から外部に気体が漏れ出るのが有効に防止される(図6参照)。
【0036】
これに対し、収納容器の内部に気体(図7の矢印参照)が充満するときには、充満する気体の圧力により逆止弁31が固定筒方向に押圧されて弾性変形部材33を同方向に圧縮変形させ、変形した逆止弁31が中蓋筒34との間に隙間を形成してシール状態を解除する。これにより気体は、収納容器の内部から保持筒25、フィルタ36、中蓋筒34、逆止弁31と中蓋筒34との間の隙間、隙間32、弾性変形部材33、固定筒21の通気口23を順次経由して外部の加工装置の排気ノズル71に流出する(図7参照)。この際、排気ノズル71を減圧すれば、不活性ガス等からなる気体を効率的にパージすることができる。
【0037】
上記構成によれば、容器本体1にフィルタ36付きのバルブ体20をセットするので、収納容器内のガスが外部に簡単に流出することがなく、これによりガスパージの効果を長時間維持することができる。また、収納容器の内外がバルブ体20を介して間接的に連通しているので、クリーンルームに存在する微量の有機物が収納容器の外部から内部に流入するのを略完全に抑制防止することができる。また、貫通孔4やそのリブ5に、螺子結合した固定筒21と保持筒25のフランジ24・28をそれぞれ当接させれば、脱落することのない強固な係止構造を得ることができるので、バルブを取り付けるための係止構造が複雑になるという問題を簡単に解消することが可能となり、しかも、容器本体用の金型の簡素化をも図ることができる。
【0038】
また、バルブ体20を合成樹脂製とし、このバルブ体20に、スプリング等の金属部品をなんら内蔵していないので、収納容器の保管時や洗浄時に金属部品から滲み出る微量の金属イオンが収納容器の内部に侵入して基板Wを汚染させるおそれがない。さらに、バルブ体20の構成が実に簡素なので、組立の容易化やコスト削減が大いに期待できる。
【0039】
次に、図8は本発明の第2の実施形態を示すもので、この場合には、容器本体1の内部に、バルブ体20と連通する単数複数のノズルタワー50を立て設けるようにしている。
ノズルタワー50は、例えばポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、シクロオレフィンポリマー(COP)等からなる所定の樹脂を使用して基本的には中空の円柱形に形成され、基板Wの側部と対向する周壁に、複数の噴出し口51が所定の間隔をおいて上下方向に並べて穿孔されており、この複数の噴出し口51から気体(矢印参照)が基板方向に供給される。複数の噴出し口51の面積は、全て同一の面積でも良いし、下方から上方に向かうにしたがい徐々に拡大するものでも良い。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0040】
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、噴出し口51から気体が基板方向に流動するので、不活性ガスの導入時に容器本体1内の滞留部分を解消してパージ時間を大幅に短縮することができるのは明らかである。
【0041】
次に、図9は本発明の第3の実施形態を示すもので、この場合には、容器本体1の内部に、バルブ体20の上方に位置する単数複数の偏向板60を立て設けるようにしている。
偏向板60は、例えばポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、シクロオレフィンポリマー(COP)等からなる所定の樹脂を使用して基本的には断面略倒L字形に形成され、バルブ体20からの気体(矢印参照)を基板方向に案内したり、収納容器内の気体をバルブ体20に導くよう機能する。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0042】
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、偏向板60が気体の流れを制御するので、最下段に収納される基板Wに気体が直接衝突し、パーティクルを吹きかけたり、あるいはパーティクルが巻き上がったりするのを有効に抑制防止することができるのは明らかである。
【0043】
次に、図10、図11は本発明の第4の実施形態を示すもので、この場合には、各バルブ体20の弾性逆止弁を、断面略U字形に形成されて少なくとも保持筒25内に流路である隙間32を介し嵌入される弾性の逆止弁31と、この有底円筒形の逆止弁31に嵌入されて逆止弁31を変形させる伸縮性の蛇腹体37とから一体形成して弾性変形部材33を省略し、複数のバルブ体20のうち、一部をガス導入バルブ20Aとし、残部をガス排気バルブ20Bとして利用するようにしている。
【0044】
蛇腹体37は、可撓性・弾性を有する中空の略円柱形に形成され、周壁には通気用の複数の流通口38が所定の間隔をおいて穿孔されており、固定筒21と中蓋筒34の周壁下部間に位置する逆止弁31の内部に積層される。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0045】
上記構成において、バルブ体20をガス導入バルブ20Aとして利用する場合、気体が外部から供給されないときには、蛇腹体37が下方の逆止弁31を固定筒21の内底面に押し付けて通気口23を閉塞するので、シール状態が形成される。したがって、収納容器の外部から内部に気体等が流入したり、収納容器の内部から外部に気体が漏れ出ることが有効に防止される(図10参照)。
これに対し、バルブ体20をガス排気バルブ20Bとして利用する場合、下方の蛇腹体37が上方の逆止弁31を中蓋筒34の開口下部に圧接してシール状態を形成する。したがって、収納容器の外部から内部に気体等が流入したり、収納容器の内部から外部に気体が漏れ出るのが有効に防止される(図11参照)。
【0046】
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、弾性逆止弁を、複数の別部品から形成するのではなく、変形時に気体を流通させる逆止弁31と、バネ機能を有する蛇腹体37とから一体形成するので、部品点数の削減が期待でき、これを通じて構造の簡素化、組立性の向上、生産管理の容易化を図ることができる。
【0047】
次に、図12、図13は本発明の第5の実施形態を示すもので、この場合には、各バルブ体20の弾性逆止弁を、保持筒25内に流路である隙間32を介し嵌入される弾性の逆止弁31と、この逆止弁31に空隙を介し一体化されて逆止弁31を変形させる弾性のスカート体40とから形成して弾性変形部材33を省略し、複数のバルブ体20のうち、一部をガス導入バルブ20Aとし、残部をガス排気バルブ20Bとして利用するようにしている。
【0048】
逆止弁31とスカート体40の材料としては、例えばメラミンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等のゴム、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、各種熱可塑性エラストマーがあげられる。逆止弁31には、通気用の複数の流通口38Aが所定の間隔をおいて穿孔される。また、スカート体40は、略円板形あるいは断面略凹字の円柱形に形成されてその周縁部からバネ性を有する薄肉のスカート片41が屈曲可能に伸長され、この略中空円錐台形のスカート片41が逆止弁31の周面に一体的に接続される。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0049】
上記構成において、バルブ体20をガス導入バルブ20Aとして利用する場合、気体が外部から供給されないときには、上方のスカート体40が下方の逆止弁31をスカート片41を介し固定筒21の内底面に押し付けて通気口23を閉塞するので、シール状態が形成される。したがって、収納容器の外部から内部に気体等が流入したり、収納容器の内部から外部に気体が漏れ出ることが有効に防止される(図13参照)。
【0050】
これに対し、バルブ体20をガス排気バルブ20Bとして利用する場合、下方のスカート体40が上方の逆止弁31をスカート片41を介し中蓋筒34の開口下部に押し付けてシール状態を形成する。したがって、収納容器の外部から内部に気体等が流入したり、収納容器の内部から外部に気体が漏れ出るのが有効に防止される(図12参照)。
【0051】
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、弾性逆止弁を、変形時に気体を流通させる逆止弁31と、バネ機能を有するスカート体40とから一体形成するので、部品点数の削減が期待でき、これを通じて構造の簡素化、組立性の向上、生産管理の容易化を実現することが可能である。
【0052】
なお、上記実施形態では容器本体1のリム部内周面に係止溝8を形成したが、これを省略しても良い。この場合、外部操作に基づいて動作する蓋体10の係止機構を省略することができる。さらに、ガスを給排出する加工装置に、バルブ開閉用の突起や吸着ハンド等を設けることも可能である。
【0053】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、パージの効果を比較的長期間維持することができ、有機物等が容器の外部から内部に侵入するのを有効に抑制あるいは防止することができるという効果がある。また、バルブの取付構造を簡素化し、バルブの金属部品を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る収納容器の実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る収納容器の実施形態における容器本体を示す底面図である。
【図3】本発明に係る収納容器の実施形態におけるバルブ体を示す分解斜視図である。
【図4】本発明に係る収納容器の実施形態におけるガス導入バルブを示す断面説明図である。
【図5】図4のガス導入バルブに気体が供給される状態を示す断面説明図である。
【図6】本発明に係る収納容器の実施形態におけるガス排気バルブを示す断面説明図である。
【図7】図6のガス排気バルブから気体が外部に流出する状態を示す断面説明図である。
【図8】本発明に係る収納容器の第2の実施形態を示す模式断面説明図である。
【図9】本発明に係る収納容器の第3の実施形態を示す模式断面説明図である。
【図10】本発明に係る収納容器の第4の実施形態におけるバルブ体をガス導入バルブとして使用する状態を示す断面説明図である。
【図11】本発明に係る収納容器の第4の実施形態におけるバルブ体をガス排気バルブとして使用する状態を示す断面説明図である。
【図12】本発明に係る収納容器の第5の実施形態におけるバルブ体をガス排気バルブとして使用する状態を示す断面説明図である。
【図13】本発明に係る収納容器の第5の実施形態におけるバルブ体をガス導入バルブとして使用する状態を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1 容器本体
4 貫通孔
5 リブ
10 蓋体
20 バルブ体
20A ガス導入バルブ
20B ガス排気バルブ
21 固定筒
22 螺子溝
23 通気口
24 フランジ
25 保持筒
28 フランジ
29 螺子溝
31 逆止弁(弾性逆止弁)
32 隙間
32A 隙間
33 弾性変形部材(弾性逆止弁)
34 中蓋筒
36 フィルタ
37 蛇腹体(弾性逆止弁)
38 流通口
38A 流通口
40 スカート体(弾性逆止弁)
41 スカート片
W 基板[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a gas purging storage container that stores a substrate such as a semiconductor wafer or a photomask glass, and more particularly to a gas purge check valve that controls the flow of a fluid into and out of the storage container.
[0002]
[Prior art]
In recent years, in the semiconductor industry, as represented by DRAM (Dynamic Random Access Memory), there has been competition for gaining shares by reducing the cost of semiconductor components, and accordingly, a production system for reducing the cost of semiconductor manufacturing. Or the diameter of a substrate used in the manufacture of semiconductor components (for example, 300 mm or more in the case of a semiconductor wafer) is being implemented.
[0003]
A semiconductor production system separates a plurality of processing steps of a substrate from a conventional method of manufacturing a semiconductor component while maintaining an entire semiconductor manufacturing factory in a highly clean state (for example, a clean degree of 10 or less). The method has been shifted to a method in which each of the partitioned small internal spaces is made a highly clean environment, and the substrate is transferred between processing steps using a storage container. According to such a method, it is possible to remarkably reduce equipment costs for constructing a clean room and running costs for maintaining the same, and it is possible to improve the yield of semiconductor component production.
[0004]
The storage containers used in semiconductor manufacturing plants where such a clean environment is separated locally have FIMS that can be transported in the semiconductor manufacturing plant by an automatic machine and lids that can be attached and detached by the automatic machine. A corresponding lid is provided. In addition, high sealing is required so as not to contaminate the substrates to be stored, and in order to keep the inside of the container in a clean state, it is required to use a clean raw material that emits less volatile gas. .
[0005]
However, the minimum line width of an electronic circuit formed on a semiconductor component in recent years is in the direction of increasingly lower pitch (0.13 μm or less), and the surface of a substrate stored in a storage container in a part or a plurality of semiconductor manufacturing processes is required. In order to prevent the formation of a natural oxide film and organic contamination, it has been found effective to replace (gas purge) the interior of the container with dry gas from which an inert gas such as nitrogen or moisture has been removed (1% or less). .
In view of this point, there has been proposed a technique in which a filter is attached by opening a part of a storage container or a valve component such as a check valve is attached to a peripheral portion of the opening (see Patent Documents 1 and 2).
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-11-191587
[Patent Document 2]
Japanese Unexamined Patent Publication No. 2002-510150
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Since the conventional storage container is configured as described above, there are the following problems. First, in the case of a storage container in which a filter is simply attached, purging can be performed with a simple configuration, but it is not configured to have a structure in which a gas purged through an opening and a filter can be maintained inside. That is, since the gas in the storage container easily flows out to the outside, there is a problem that the effect of the gas purge can be maintained only for a short time. Further, since the inside and outside of the storage container communicate with each other, there is a problem that it is impossible to completely prevent a small amount of organic substances existing in the clean room from flowing into the storage container from the outside.
[0008]
Further, when a valve is attached to the gas purge opening, there is a problem that the locking structure for attaching the valve becomes very complicated. Furthermore, in the case of a normal valve, a metal part such as a spring for operating the valve is built in, so that a small amount of metal ions oozing out of the metal part during storage or cleaning of the storage container enter the storage container. May contaminate the substrate.
[0009]
The present invention has been made in view of the above, and it is possible to maintain the effect of purging for a relatively long period of time, and to effectively prevent and prevent organic substances and the like from entering the inside from the outside of the container. An object of the present invention is to provide a storage container capable of simplifying the mounting structure of the above and eliminating metal parts from the valve.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, in order to achieve the above object, a container main body, a lid for opening and closing the opening of the container main body, and a fluid attached to at least one of the through holes of the container main body and the lid for the container main body. A valve body for controlling the flow of
A valve body, a fixed cylinder fitted in the through-hole to allow fluid to flow, a holding cylinder fitted in the through-hole and combined with the fixed cylinder, and an elastic non-return built in the fixed cylinder and the holding cylinder via a gap. A valve and an inner lid tube that comes into contact with the elastic check valve,
When the elastic check valve is not compressed, the flow of the fluid is regulated, and when the elastic check valve is compressed, the fluid flows.
[0011]
In addition, a rib is formed on the peripheral portion of the through hole and extended to the outside, the fixed tube and the holding tube are screwed together, and a flange that contacts the peripheral portion of the rib is formed on the fixed tube. A flange can be formed in contact with the peripheral portion, and a filter can be provided between the holding cylinder and the inner lid cylinder.
Further, the elastic check valve is formed of at least an elastic check valve built in the holding cylinder via a gap and an elastic deformation member built in the holding cylinder and deforming the check valve. While being supported by the holding cylinder, the inner lid cylinder is brought into contact with one of the check valve and the elastically deformable member to regulate the flow of fluid when the check valve is not compressed, and to flow the fluid when the check valve is compressed. Can be done.
[0012]
Further, the elastic check valve is formed of an elastic check valve built at least in the holding cylinder through a gap, and a telescopic bellows body built in the check valve and deforming the check valve, A flow port is provided in the peripheral wall of the bellows body to regulate the flow of the fluid when the check valve is not compressed, and to flow the fluid when the check valve is compressed.
Further, the elastic check valve is formed of at least an elastic check valve built in the holding cylinder via a gap and an elastic skirt body which is integrated with the check valve and deforms the check valve. , A flow opening is provided in the check valve, a thin skirt piece is extended from the peripheral edge of the skirt body in a bendable manner and provided on the peripheral surface of the check valve, and restricts the flow of fluid when the check valve is not compressed. At the time of compression of the stop valve, a fluid can be circulated.
[0013]
Here, in the container body in the claims, one or more substrates such as a semiconductor wafer and a photomask glass, various electric and electronic components, small articles, and the like are appropriately stored. The opening of the container body may be any of the front, top, and side. The fluid is mainly a gas composed of an inert gas or dry air, but is not limited thereto. Further, the valve body may be a single or a plurality of valve bodies, may be provided in the through holes of the container body and the lid, or may be provided in the through holes of the lid. The elastic check valve of the valve body may be made of a single elastic material, but may be composed of a check valve and an elastic deformation member, which are separate components. The elastically deformable member may or may not be built in the holding cylinder via a gap. Further, the inner lid cylinder is supported by the holding cylinder via an engagement means such as an uneven surface.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIGS. 1 to 7, a storage container according to the present embodiment is a container main body 1 in which a plurality of substrates W are arranged and stored vertically. A
[0015]
Examples of the plurality of substrates W include a plurality of semiconductor wafers. More specifically, a 300 mm (for example, 25 or 26) silicon wafer or the like is used.
[0016]
As shown in FIG. 1, the container main body 1 is formed in a front open box type having an open front surface, for example, using a transparent polycarbonate or the like. Supporting members are provided. The container body 1 is provided with a bottom plate 2 having a substantially Y-shaped plane and having a through hole for detecting and distinguishing the type of the storage container, at the bottom shown in FIG. A positioning
[0017]
As shown in FIG. 2, through
[0018]
As shown in FIG. 1, the
[0019]
In addition, the container main body 1, the bottom plate 2, the
[0020]
As shown in an exploded perspective view of FIG. 3 showing a cross section of a center line portion of each component, each
[0021]
The fixed
[0022]
The holding
[0023]
A
[0024]
The
[0025]
When the
[0026]
The
The
[0027]
When the
[0028]
The
[0029]
When the
[0030]
The
[0031]
When a plurality of
[0032]
Further, when assembling the
[0033]
In the above configuration, when the
[0034]
On the other hand, when a gas (indicated by an arrow in FIG. 5) composed of an inert gas or dry air is supplied from the
[0035]
When the
[0036]
On the other hand, when the gas is filled in the storage container (see the arrow in FIG. 7), the
[0037]
According to the above configuration, since the
[0038]
Further, since the
[0039]
Next, FIG. 8 shows a second embodiment of the present invention. In this case, a plurality of nozzle towers 50 communicating with the
The
[0040]
In this embodiment, the same operation and effect as those of the above embodiment can be expected. Further, since the gas flows from the
[0041]
Next, FIG. 9 shows a third embodiment of the present invention. In this case, a plurality of deflecting
The deflecting
[0042]
In this embodiment, the same operation and effect as those of the above embodiment can be expected. Further, since the
[0043]
10 and 11 show a fourth embodiment of the present invention. In this case, an elastic check valve of each
[0044]
The
[0045]
In the above configuration, when the
On the other hand, when the
[0046]
In this embodiment, the same operation and effect as those of the above embodiment can be expected. Further, the elastic check valve is not formed of a plurality of separate parts, but a
[0047]
Next, FIGS. 12 and 13 show a fifth embodiment of the present invention. In this case, the elastic check valves of the
[0048]
Examples of the material of the
[0049]
In the above configuration, when the
[0050]
On the other hand, when the
[0051]
In this embodiment, the same operation and effect as those of the above embodiment can be expected. Further, since the elastic check valve is formed integrally with the
[0052]
In the above-described embodiment, the locking groove 8 is formed on the inner peripheral surface of the rim portion of the container body 1, but this may be omitted. In this case, the locking mechanism of the
[0053]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the effect of purging can be maintained for a relatively long time, and there is an effect that organic substances and the like can be effectively suppressed or prevented from entering the inside from the outside of the container. . Further, the mounting structure of the valve can be simplified, and the metal parts of the valve can be omitted.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an embodiment of a storage container according to the present invention.
FIG. 2 is a bottom view showing a container main body in the embodiment of the storage container according to the present invention.
FIG. 3 is an exploded perspective view showing a valve body in the embodiment of the storage container according to the present invention.
FIG. 4 is an explanatory sectional view showing a gas introduction valve in the embodiment of the storage container according to the present invention.
5 is an explanatory sectional view showing a state in which gas is supplied to the gas introduction valve of FIG. 4;
FIG. 6 is a sectional explanatory view showing a gas exhaust valve in the embodiment of the storage container according to the present invention.
FIG. 7 is an explanatory sectional view showing a state in which gas flows out of the gas exhaust valve of FIG. 6 to the outside;
FIG. 8 is a schematic sectional explanatory view showing a second embodiment of the storage container according to the present invention.
FIG. 9 is a schematic sectional explanatory view showing a third embodiment of the storage container according to the present invention.
FIG. 10 is an explanatory cross-sectional view showing a state in which a valve body in a fourth embodiment of the storage container according to the present invention is used as a gas introduction valve.
FIG. 11 is an explanatory sectional view showing a state in which a valve body in a fourth embodiment of the storage container according to the present invention is used as a gas exhaust valve.
FIG. 12 is an explanatory sectional view showing a state in which a valve body in a fifth embodiment of the storage container according to the present invention is used as a gas exhaust valve.
FIG. 13 is an explanatory sectional view showing a state in which a valve body in a fifth embodiment of the storage container according to the present invention is used as a gas introduction valve.
[Explanation of symbols]
1 container body
4 Through hole
5 ribs
10 Lid
20 Valve body
20A gas introduction valve
20B Gas exhaust valve
21 fixed cylinder
22 screw groove
23 Vent
24 flange
25 Holding tube
28 flange
29 screw groove
31 Check valve (elastic check valve)
32 gap
32A gap
33 elastic deformation member (elastic check valve)
34 Middle lid tube
36 Filter
37 Bellows (elastic check valve)
38 Distribution outlet
38A Distribution port
40 Skirt body (elastic check valve)
41 Skirt Piece
W substrate
Claims (5)
バルブ体を、貫通孔に嵌められて流体を流通させる固定筒と、貫通孔に嵌められて固定筒に組み合わされる保持筒と、これら固定筒と保持筒に隙間を介して内蔵される弾性逆止弁と、この弾性逆止弁と接触する中蓋筒とから構成し、
弾性逆止弁の非圧縮時には流体の流通を規制し、弾性逆止弁の圧縮時には流体を流通させるようにしたことを特徴とする収納容器。A container body; a lid body for opening and closing the opening of the container body; and a valve body attached to at least one of the through holes of the container body and the lid body for controlling fluid flow to the container body. A storage container,
A valve body, a fixed cylinder fitted in the through-hole to allow fluid to flow, a holding cylinder fitted in the through-hole and combined with the fixed cylinder, and an elastic non-return built in the fixed cylinder and the holding cylinder via a gap. A valve and an inner lid tube that comes into contact with the elastic check valve,
A storage container, wherein the flow of fluid is regulated when the elastic check valve is not compressed, and the fluid is circulated when the elastic check valve is compressed.
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