JP2004146214A - 埋込型照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の交換ができ、パネルの光る部分に対して光らない部分の割合を小さくできる埋込型照明器具を供給することにある。
【解決手段】光源を収納した有底筒状の内本体と、この内本体の開口部を塞ぐ透光性材料で形成されたパネルと、このパネルの周縁に当接する防水用のパッキンと、このパッキン又は/及びパネルに当接する当接部を有しこの当接部によりパッキンを圧接する外枠と、を備えた埋込型照明器具において、前記外枠を内本体の側壁に沿って内本体の底の部分まで延設し、この延設した箇所に内本体の底の部分を前記開口部の方向に押つけることにより前記外枠の当接部と前記内本体の開口部の周縁との間で前記パネルと前記パッキンとを挟持する内本体押圧手段を設けたことを特徴とする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中などに埋設して使用される埋込型照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の埋込型照明器具としては、実開平4−36721号公報に開示されたものがあり、図4はこのものを地中などに設置したときの要部断面図である。このものは、有底筒状をなし開口部10Xの周縁に外方へ突出するとともにこの突出した部分にリング状の凸状部10bを備えた鍔部10aを有する本体10と、この本体10の開口部10Xを塞ぐ透光性材料で形成されたパネル2と、このパネル2の周縁に当接する防水用のパッキン3と、このパッキン3に当接する当接部を有しこの当接部によりパッキン3を凸状部10bに圧接する外枠4と、を備えて構成されている。
【0003】
ここで本体10は、内部にランプが配設されており、また凸状部10bは、鍔部10aの一部を逆U字状に盛り上げて形成したものとなっている。また、パネル2は、ランプからの光を外部に放出できるようなガラスなどで形成されている。そして、パネル2の周縁には、断面コ字状をなしたパッキン3が嵌め込まれている。
【0004】
次に、この埋込型照明器具の設置方法を説明する。まず、本体10を地中に設けた埋込み穴40に埋設する。そして、本体10の開口部10Xをパネル2と外枠4で閉じることにより設置が完了する。この閉じ方を詳しく述べると、まず、本体10の開口部10Xの周縁に形成された鍔部10aの凸状部10bの上に、パネル2の周縁に取り付けられたパッキン3を載置する。そして、この上から外枠4をパッキン3が鍔部10aの凸状部10bを圧着するように鍔部10aに固定するのである。
【0005】
また、このものにおいてランプ交換などによりパネル2の取り外しを行う際は、上述の設置方法で説明したものと逆の手順で行えばよい。
【0006】
この埋込型照明器具は、本体10を地中に設けた埋込み穴40に埋設する際には、埋込み穴40の周縁部分に図5で示したような突起Cがあったとしても、鍔部10aの一部を逆U字状に盛り上げて形成した凸状部10bにより、埋込み面と鍔部10aの間に隙間が発生することなく設置できるものとなる。
【0007】
次に、これとは別の埋込型照明器具として、特開昭53−122278号公報に開示されたものを図6に示す。このものは、光源を収納した有底筒状の本体10と、この本体10の開口部10Xを塞ぐ透光性材料で形成されたパネル2と、このパネル2の周縁に当接する防水用のパッキン3と、このパッキン3に当接する当接部を有しこの当接部によりパッキン3をパネル2と本体10の開口部に圧接する外枠4と、取り付けネジ30と、これらを収納する埋込みボックス8と、を備えて構成されたボックス埋込型照明器具である。
【0008】
このものは、仮蓋をした埋込みボックス8を地中に埋込み、その後、仮蓋を外して本体10を挿入し、その本体10にパネル2、パッキン3を載せ、さらにその上から外枠4を取り付けネジ30により埋込みボックス8に固定することにより、地中に設置できるものである。
【0009】
さらに、別の埋込型照明器具として、すでに市販されているものを図7に示す。このものは、光源を収納した有底筒状の内本体1と、この内本体1の開口部1Xを塞ぐ透光性材料で形成されたパネル2と、このパネル2の周縁に当接する防水用のパッキン3と、このパッキン3に当接する当接部を有しこの当接部によりパッキン3を内本体1に圧接する外枠4と、取り付けネジ30と、を備えて構成されている。
【0010】
内本体1は、開口部1Xの周縁に外方へ突出する鍔部1aを備え、この鍔部1aには、取り付けネジ30をネジ止めするためのネジ穴1bが数カ所にわたり設けられている。
【0011】
外枠4は、取り付けネジ30を通すための孔4bを内本体1のネジ穴1bに対応した箇所に備えている。また、パッキン3はパネル2の周縁に取り付けられており、パネル3と一体となっている。
【0012】
このものは、外枠4と内本体1との間にパッキン3を挟み込み、取り付けネジ30を締めつけることにより、外枠4が内本体1に固定される。このとき外枠4と内本体1との間にパッキン3を圧着して固定されるので、水などが内本体1に侵入しないように取り付けできるものである。さらに、このものは、前述したものと同様に埋込みボックス8を備えることによりボックス埋込型照明器具としても使用できる。
【0013】
また、図8、図9は、図7のものにおいて外枠4やパッキン3を設けず、代わりにシリコーンなどの柔軟で防水性の高い材料を使って内本体1とパネル2との隙間を塞ぎ、水などが内本体1に侵入しないようにしたもの、いわゆるコーキング50を行ったものであり、図8はこのものの斜視図、図9は要部斜視図である。
【0014】
このものは、図7に示した外枠4の上面部分の面積と比べコーキング50を行った表面の面積が少なくて済む。従って、埋込型照明器具を上面から見たときにパネル2の光る部分に対してコーキング50の光らない部分の割合が小さくできる。なお、このものにおいても前述したものと同様に埋込みボックス8を備えることによりボックス埋込型照明器具としても使用できる。
【0015】
【特許文献1】
実開平4−36721号公報
【0016】
【特許文献2】
特開昭53−122278号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図4〜図7に示した埋込型照明器具は、水などが侵入しないものとするために、鍔部1a、10aを有しており、このために埋込型照明器具を上面から見たときにパネル2の光る部分に対して外枠4による光らない部分の割合が大きいものとなる。さらに、図6、図7で示したのもについては、取り付けネジ30の頭が見えるものとなりデザイン的に好まれないことがあった。
【0018】
また、図8に示した埋込型照明器具は、上面から見たときにパネル2の光る部分に対してコーキング50の光らない部分の割合は小さくできるが、パネル2を取り外すことができず、このため光源の寿命などにより、これを交換することは難しいものとなっていた。
【0019】
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、光源の交換ができ、パネルの光る部分に対して光らない部分の割合を小さくできる埋込型照明器具を供給することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、光源を収納した有底筒状の内本体と、この内本体の開口部を塞ぐ透光性材料で形成されたパネルと、このパネルの周縁に当接する防水用のパッキンと、このパッキン又は/及びパネルに当接する当接部を有しこの当接部によりパッキンを圧接する外枠と、を備えた埋込型照明器具において、前記外枠を内本体の側壁に沿って内本体の底の部分まで延設し、この延設した箇所に内本体の底の部分を前記開口部の方向に押つけることにより前記外枠の当接部と前記内本体の開口部の周縁との間で前記パネルと前記パッキンとを挟持する内本体押圧手段を設けたことを特徴とする。
【0021】
請求項2に係る発明の埋込型照明器具は、請求項1において、前記内本体押圧手段を複数備え、前記内本体の底の部分を複数箇所で押つけるようになしたことを特徴とする。
【0022】
請求項3に係る発明の埋込型照明器具は、請求項1又は2において、前記外枠を有底筒状の外本体とし、この外本体の開口部に前記当接部を、外本体の底の部分に前記内本体押圧手段を、設けたことを特徴とする。
【0023】
請求項4に係る発明の埋込型照明器具は、請求項3において、前記当接部は、前記外本体の開口部全周に設けられたことを特徴とする。
【0024】
請求項5に係る発明の埋込型照明器具は、請求項3又は4において、前記外本体の開口部と略直交する側壁に、前記内本体を挿入し得る挿入用開口を設けたことを特徴とする。
【0025】
請求項6に係る発明の埋込型照明器具は、請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記内本体押圧手段は、前記内本体の底の部分と接触するボルトであり、このボルトを回転させることにより前記内本体の底の部分を前記開口部の方向に押つけるようになしたことを特徴とする。
【0026】
請求項7に係る発明の埋込型照明器具は、請求項1乃至6のいずれかにおいて、地中に埋め込まれる埋込みボックスを備え、この埋込みボックスの中に全体が収納されたことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1〜図3を用いて説明する。図1は埋込型照明器具の分解斜視図、図2はこのものを地中に埋め込まれる埋込みボックスに収納したときの外観図、図3はこのものを埋込みボックスに収納したときの長手方向横断面図である。
【0028】
この埋込型照明器具は、光源を収納した有底筒状の内本体1と、この内本体1の開口部1Xを塞ぐ透光性材料で形成されたパネル2と、このパネル2の周縁に当接する防水用のパッキン3と、このパッキン3に当接する当接部を有しこの当接部によりパッキン3を内本体1に圧接する外枠すなわち外本体41と、を備えて構成されている。
【0029】
内本体1は、ステンレス鋼鈑や強化プラスチックなど、衝撃に強く、錆びにくい材料により有底筒状、詳しくは、上部に開口部1Xを備え、底部が長方形をなした矩形の箱状に形成されている。そして、開口部1Xの周縁には、内本体1の側壁上端より内方に少し伸びる当接部1cが設けられている。そして、内本体1の内部には、LED素子などの光源と、その電源、及びLED素子から出た光を所定の方向に向ける反射板と、電源に電力を供給する電源コードと、を備えて構成された光源ユニット11が収納されている。そして、内本体1の底部には、電源コードを外部に引き出すための電源用開口が設けられており、電線を引き出した後は、水などが侵入しないようにゴムパッキンなどで防水処理がなされている。なお、内本体1の電源用開口や開口部1X以外の側壁や底の部分は、勿論、水などが侵入しないように加工されている。
【0030】
パネル2は、透光性を備えた強化ガラスや網入ガラスなど、この上に人が乗っても、通常、破損することのないもので平板状に形成されている。そして、パネル2の周端部は、後述するパッキン3を嵌め込むための凸状部を備えている。
【0031】
パッキン3は、弾性を備えたゴム材により、その断面がコ字状をなすように形成されている。そして、コ字状の部分をパネル2の周端部に設けられた凸状部に嵌め込むことにより、パネル2に取り付けられている。
【0032】
外本体41は、ステンレス鋼鈑など、衝撃に強く、錆びにくい材料により形成されている。そして、その上部には、パッキン3と当接する当接部41cが外本体41の側壁上端より内方に向けて形成されている。
【0033】
ここで重要なことは、外枠すなわち外本体41を内本体1の側壁に沿って内本体1の底の部分まで延設し、この延設した箇所に内本体1の底の部分を開口部1Xの方向に押つけることにより外本体41の当接部41cと内本体1の開口部1Xの周縁との間でパネル2とパッキン3とを挟持する内本体押圧手段7を設けたことである。そして、内本体押圧手段7を内本体1の底の部分と接触するボルトで構成し、このボルトを回転させることにより内本体1の底の部分を開口部1Xの方向に押つけるようにしたこと、さらに、このボルトを複数備え、内本体1の底の部分を複数箇所で開口部1Xの方向に押つけるようにしたことである。ここで外本体41を具体的に説明すると、外本体41は有底筒状、詳しくは、底部が長方形をなした矩形の箱状に形成されたものであり、外本体41の上部の開口部41Xには、当接部41cが開口部41Xの全周にわたり設けられている。そして、外本体41の底の部分には、内本体押圧手段7すなわちボルトを回転させることにより、ボルトが下から上につき抜けるようなネジ穴41eが設けられている。さらに外本体41の開口部41Xと略直交する側壁には、内本体1を挿入し得る挿入用開口41dが設けられている。
【0034】
次に、この埋込型照明器具の設置方法を説明する。まず内本体1の開口部1Xの上にパネル2を載せる。これにより、パネル2のガラス部分が内本体1の開口部1Xに嵌り込み、パネル2の周端に取り付けられたパッキン3が内本体1の当接部1cの上に当接する。次に、このものを外本体41の側壁に設けられた挿入用開口41dより挿入し、外本体41の中に収納する。そして、4箇所に設けられた内本体押圧手段7すなわちボルトを回転させボルトを締めつける。これにより内本体1の底の部分が内本体1の開口部1Xの方向、すなわち外本体41の開口部41Xの方向に押つけられ、ひいては内本体1が外本体41の開口部41Xの方向に移動し、やがては、外本体41の当接部41cと内本体1の開口部の周縁に設けられた当接部1cとの間でパネル2とパッキン3とが挟持される。そして、パネル2とパッキン3とが適度に挟持された状態でボルトの締めつけを終了し、この埋込型照明器具を所定の埋込み穴に挿入することにより設置が完了する。なお、このとき外本体41の底と内本体1の底との間に空間が形成されるので、内本体1の底部より引き出された電源コードをこの空間に収納することができるものとなる。
【0035】
次に、このものにおいて光源ユニット11の交換などを行うときの方法を説明する。まず、この埋込型照明器具を所定の埋込み穴から引出し、その後、内本体押圧手段7すなわちボルトを回転させ、これを緩める。この状態で外本体41の側壁に設けられた挿入用開口41dよりパネル2が載せられた内本体1を引出し、さらにパネル2を内本体1から外すことにより光源ユニット11が交換できる状態となる。光源ユニット11を交換した後は、前述したものと逆の手順で取り付けを行えばよい。
【0036】
この実施の形態によると、外枠すなわち外本体41を内本体1の側壁に沿って内本体1の底の部分まで延設し、この延設した箇所に内本体1の底の部分を内本体1の開口部1Xの方向に押つけることにより外本体41の当接部41cと内本体1の開口部の周縁との間でパネル2とパッキン3とを挟持する内本体押圧手段7を設けたことにより、従来、外枠は図6、図7に示したようにパッキン3の周端のさらに外側に少なくとも取り付けネジ30のネジ頭分の幅を有して設けられる必要があったものが、パッキン3の周端のさらに外側に略外枠の板厚分のみ広がる外枠でよいものとすることができる。従って、パネル2の光る部分に対して光らない部分すなわち、外枠の光らない部分が占める割合を小さくできる。さらに、このものは、内本体押圧手段7を緩め、内本体1の底の部分を外本体41の開口部41Xの方向に押つけることを解除することにより、光源の交換、つまり、LED素子を備えた光源ユニット11の交換ができるものとなる。また、パネル2の発光面側には、取り付けネジなどの頭が見えるものではなく、デザイン的にも好ましいものとなる。
【0037】
さらに、このものは、内本体押圧手段7を複数備え、内本体1の底の部分を複数箇所で押つけるようになしたことにより、内本体1を全体的に内本体1の開口部1Xの方向に押しつけることができるので、外本体41の当接部41cと内本体1の開口部の周縁との間でパネル2とパッキン3とをより均一に挟持することができる。
【0038】
また、外本体41を外枠ではなく、有底筒状の箱体に形成し、外本体41の開口部41Xに当接部41cを、外本体41の底の部分に内本体押圧手段7を、設けることにより、内本体1の側壁に沿って内本体1の底の部分まで延設した箇所が外本体41と外枠とで同じ強度にした場合、外本体41で形成したものの方が厚みを薄くすることができ、従って、パネル2の光る部分に対して光らない部分が占める割合をさらに小さくできる。
【0039】
また、外本体41の開口部全周にわたる当接部41cを設けたことにより、外本体41の当接部41cと内本体1の開口部の周縁との間でパネル2とパッキン3とをより均一に挟持することができる。また、外本体41の開口部と略直交する側壁に、内本体1を挿入し得る挿入用開口41dを設けたことにより、内本体1とパネル2の取り出しや、その施工がより容易にできるものとなる。
【0040】
さらに、内本体押圧手段7は、内本体1の底の部分と接触するボルトであり、このボルトを回転させることにより内本体1の底の部分を外本体4の開口部41Xの方向に押つけるようになしたことにより、より簡単な方法で、内本体押圧手段7を形成することができるとともに外本体41の底と内本体1の底との間に空間が形成されるので、内本体1の底部より引き出された電源コードをこの空間に収納することができるものとなる。
【0041】
なお、この埋込型照明器具は、内本体1や外本体41に、図4に示したような埋込み穴の開口よりその径方向に広がる部分がなく、これにより設置後においては、埋込み穴の開口とほぼ同一平面上に設置できるものとなる。従って、この上を人が歩いたり、車椅子やベビーカーが通ったりしても、段差に躓いたり、段差により衝撃を受けたりすることの殆どないものにすることができる。
【0042】
なお、前述したもの以外に、外本体41は、単なる枠体、すなわち外枠でもよく、外枠や外本体41の当接部は、パッキン3とパネル2との両方に当接してパッキン3を圧接するものや、パネル2に当接しこれを介してパッキン3を圧接するものであってもよい。またパッキン3は、内本体1に一体に取り付けられたものでもよい。さらに、光源の交換については、光源ユニット11として交換するもの以外に、例えば、LED素子の実装された基板のみを交換したり、より汎用性の高い蛍光灯や高輝度放電灯などの光源を交換するものであってもよい。
【0043】
また、埋込型照明器具の取り付けは、壁面であってもよく、この場合、凸状をなした先端部への埋込みや、階段などの蹴上げ部分への埋込みが有効である。
【0044】
さらに、埋込型照明器具の設置方法としては、所定の埋込み穴に設置する代りに、埋込みボックス8を用いてもよい。ここで埋込みボックス8は、その底の部分が長方形である有底筒状をなし、その大きさは、これに埋め込む埋込型照明器具がほぼピッタリと収まるものであり、地面に埋設されるものである。このものの設置方法は、仮蓋をした埋込みボックス8を地中に埋込み、その後、仮蓋を外して埋込型照明器具を挿入することにより設置されるものである。
【0045】
【発明の効果】
請求項1記載の発明にあっては、光源を収納した有底筒状の内本体と、この内本体の開口部を塞ぐ透光性材料で形成されたパネルと、このパネルの周縁に当接する防水用のパッキンと、このパッキン又は/及びパネルに当接する当接部を有しこの当接部によりパッキンを圧接する外枠と、を備えた埋込型照明器具において、前記外枠を内本体の側壁に沿って内本体の底の部分まで延設し、この延設した箇所に内本体の底の部分を前記開口部の方向に押つけることにより前記外枠の当接部と前記内本体の開口部の周縁との間で前記パネルと前記パッキンとを挟持する内本体押圧手段を設けたことにより、光源の交換ができるとともにパネルの光る部分に対して光らない部分すなわち、パネル面における外枠が占める割合を小さくできる。
【0046】
請求項2記載の発明にあっては、前記内本体押圧手段を複数備え、前記内本体の底の部分を複数箇所で押つけるようになしたことにより、請求項1に記載の効果を奏するうえに、外本体の当接部と内本体の開口部の周縁との間でパネルとパッキンとをより均一に挟持することができる。
【0047】
請求項3記載の発明にあっては、前記外枠を有底筒状の外本体とし、この外本体の開口部に前記当接部を、外本体の底の部分に前記内本体押圧手段を、設けたことにより、請求項1又は請求項2に記載の効果を奏するうえに、内本体の側壁に沿って内本体の底の部分まで延設した箇所が外本体と外枠とで同じ強度にした場合、外本体で形成したものの方が厚みを薄くすることができ、従って、パネルの光る部分に対して光らない枠の部分が占める割合をさらに小さくできる。
【0048】
請求項4記載の発明にあっては、前記当接部は、前記外本体の開口部全周に設けられたことにより、請求項3に記載の効果を奏するうえに、外本体の当接部と内本体の開口部の周縁との間でパネルとパッキンとをより均一に挟持することができる。
【0049】
請求項5記載の発明にあっては、前記外本体の開口部と略直交する側壁に、前記内本体を挿入し得る挿入用開口を設けたことにより、請求項3又は4に記載の効果を奏するうえに、内本体とパネルの取り出しや、その施工がより容易にできるものとなる。
【0050】
請求項6記載の発明にあっては、前記内本体押圧手段は、前記内本体の底の部分と接触するボルトであり、このボルトを回転させることにより前記内本体の底の部分を前記開口部の方向に押つけるようになしたことにより、請求項1乃至5のいずれかに記載の効果を奏するうえに、より簡単な方法で、内本体押圧手段を形成することができる。
【0051】
請求項7記載の発明にあっては、地中に埋め込まれる埋込みボックスを備え、この埋込みボックスの中に全体が収納されたことにより、請求項1乃至6のいずれかに記載の効果を奏するうえに、埋込型照明器具の地中からの取り出しがさらに容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る埋込型照明器具の分解斜視図である。
【図2】同上の埋込型照明器具を地中に埋め込まれる埋込みボックスに収納したときの外観図である。
【図3】同上の埋込型照明器具を埋込みボックスに収納したときの長手方向横断面図である。
【図4】第1の従来例に係る埋込型照明器具を示す図で、このものを地中などに設置したときの要部断面図である。
【図5】同上の埋込型照明器具を示す図で、このものを周縁に突起のある埋込み穴に設置したときの要部断面図である。
【図6】第2の従来例に係る埋込型照明器具を示す図で、このものを地中などに設置したときの要部断面図である。
【図7】第3の従来例に係る埋込型照明器具の分解斜視図である。
【図8】第3の従来例に係る埋込型照明器具の斜視図である。
【図9】同上の埋込型照明器具の要部断面図である。
【符号の説明】
1   内本体
1X  内本体の開口部
1c  内本体の当接部
2   パネル
3   パッキン
4   外枠
41  外本体
41c 外本体の当接部
41d 挿入用開口
41X 外本体の開口部
7   内本体押圧手段
8   埋込みボックス
11  光源ユニット

Claims (7)

  1. 光源を収納した有底筒状の内本体と、この内本体の開口部を塞ぐ透光性材料で形成されたパネルと、このパネルの周縁に当接する防水用のパッキンと、このパッキン又は/及びパネルに当接する当接部を有しこの当接部によりパッキンを圧接する外枠と、を備えた埋込型照明器具において、前記外枠を内本体の側壁に沿って内本体の底の部分まで延設し、この延設した箇所に内本体の底の部分を前記開口部の方向に押つけることにより前記外枠の当接部と前記内本体の開口部の周縁との間で前記パネルと前記パッキンとを挟持する内本体押圧手段を設けたことを特徴とする埋込型照明器具。
  2. 前記内本体押圧手段を複数備え、前記内本体の底の部分を複数箇所で押つけるようになしたことを特徴とする請求項1記載の埋込型照明器具。
  3. 前記外枠を有底筒状の外本体とし、この外本体の開口部に前記当接部を、外本体の底の部分に前記内本体押圧手段を、設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の埋込型照明器具。
  4. 前記当接部は、前記外本体の開口部全周に設けられたことを特徴とする請求項3記載の埋込型照明器具。
  5. 前記外本体の開口部と略直交する側壁に、前記内本体を挿入し得る挿入用開口を設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の埋込型照明器具。
  6. 前記内本体押圧手段は、前記内本体の底の部分と接触するボルトであり、このボルトを回転させることにより前記内本体の底の部分を前記開口部の方向に押つけるようになしたことを特徴とする請求項1乃至5記載の埋込型照明器具。
  7. 地中に埋め込まれる埋込みボックスを備え、この埋込みボックスの中に全体が収納されたことを特徴とする請求項1乃至6記載の埋込型照明器具。
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