JP2004143246A - マイナスイオン発生用エアゾール組成物およびマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易かつ安全なエアゾール組成で、低コストで製造することができ、しかも、多量のマイナスイオンを発生させることのできる、マイナスイオン発生用エアゾール組成物およびマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置を提供すること。
【解決手段】マイナスイオン発生用エアゾール噴射装置に、30〜60重量部のジメチルエーテルと、5〜30重量部のエチルアルコールと、60〜30重量部の水とを含有するマイナスイオン発生用エアゾール組成物を充填する。このマイナスイオン発生用エアゾール組成物が充填されたマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置では、簡易かつ安全なエアゾール組成で、多量のマイナスイオンを発生でき、低コストで提供することができる。また、マイナスイオン発生用エアゾール組成物を噴射すれば、マイナスイオンを空間中に多量に増加させることができるので、空間の空気の質を改善し、ヒーリング効果を高めることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】マイナスイオン発生用エアゾール噴射装置に、30〜60重量部のジメチルエーテルと、5〜30重量部のエチルアルコールと、60〜30重量部の水とを含有するマイナスイオン発生用エアゾール組成物を充填する。このマイナスイオン発生用エアゾール組成物が充填されたマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置では、簡易かつ安全なエアゾール組成で、多量のマイナスイオンを発生でき、低コストで提供することができる。また、マイナスイオン発生用エアゾール組成物を噴射すれば、マイナスイオンを空間中に多量に増加させることができるので、空間の空気の質を改善し、ヒーリング効果を高めることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多量のマイナスイオンを発生させることのできるマイナスイオン発生用エアゾール組成物およびマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、マイナスイオンが人体に対して好影響を及ぼすことが知られており、多量のマイナスイオンの存在によるヒーリング効果への関心が高まってきている。
【0003】
また、建材等からのホルムアルデヒドの放出・拡散等による人体への悪影響が懸念されており、これに対して、マイナスイオンの存在が効果的であることも知られている。
【0004】
たとえば、特開2002−274580号公報では、エタノールおよび檜またはヒバの精油の混合液を噴射することによって、簡便に大気中の負イオンを増加させ、空気の質を改善することができ、噴霧してからしばらくの間、大気中の負イオンが増加した状態を保つことができる負イオン供給用エアゾール缶が提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−274580号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このエアゾール缶には、エタノールおよび檜またはヒバの精油の混合液と噴射剤とを充填するため、その配合および充填に手間がかかり、また、多量のエタノールを含有するために爆発のおそれが高く、さらには、エタノール以外の檜またはヒバの精油の配合により、コストの上昇が不可避となる。そのため、このようなエアゾール缶を、低コストで製造することは困難である。
【0006】
そこで、本発明は、このような不具合に鑑みなされたもので、その目的とするところは、簡易かつ安全なエアゾール組成で、低コストで製造することができ、しかも、多量のマイナスイオンを発生させることのできる、マイナスイオン発生用エアゾール組成物およびマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、マイナスイオン発生用エアゾール組成物として、30〜60重量部のジメチルエーテルと、5〜30重量部のエチルアルコールと、60〜30重量部の水とを含有することを特徴としている。
【0008】
また、本発明は、上記のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が充填されているマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置をも含んでいる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、ジメチルエーテル、エチルアルコールおよび水を含有している。
【0010】
本発明においては、噴射剤として、ジメチルエーテルが用いられる。また、本発明では、噴射剤として、ジメチルエーテルに、液化石油ガス(LPG)、フロロカーボンなどの液化ガス、例えば、窒素ガス、炭酸ガス、圧縮空気、亜酸化窒素などの圧縮ガスなどを配合してもよい。
【0011】
また、本発明においては、ジメチルエーテルの水に対する相溶性を高めるために、エチルアルコールが用いられる。
【0012】
そして、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、ジメチルエーテル30〜60重量部、エチルアルコール5〜30重量部、および、水60〜30重量部の割合で配合することによって、図1に示す三角図の斜線部分の組成として調製される。
【0013】
ジメチルエーテルが30重量部未満であると、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の噴射時の液滴が粗くなり、マイナスイオンの発生量が少なくなる。また、ジメチルエーテルが60重量部を超えると、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の爆発濃度が低くなるおそれを生じる。
【0014】
また、エチルアルコールが5重量部未満であると、ジメチルエーテルの水に対する相溶性が低下して、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の噴射時の液滴が粗くなり、安定した噴射を確保することができない。また、エチルアルコールが30重量部を超えると、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の爆発濃度が低くなるおそれを生じる。
【0015】
また、水が30重量部未満であると、エチルアルコールおよびジメチルエーテルの割合が多くなり、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の爆発濃度が低くなるおそれを生じる。また、水が60重量部を超えると、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の噴射時の液滴の大きさが粗くなり、安定した噴射を確保できない。
【0016】
また、このような配合においては、ジメチルエーテル40〜60重量部、エチルアルコール5〜20重量部、および、水55〜30重量部の割合(図1に示す三角図の網線で示す範囲)であることが、さらに好ましい。
【0017】
このような割合で配合することにより、簡易かつ安全なエアゾール組成で、多量のマイナスイオンを発生させることができる。
【0018】
なお、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物において、噴射剤として、ジメチルエーテルに圧縮ガスを配合する場合には、それらの合計として、30〜60重量部の割合で用いることが好ましい。
【0019】
そして、このようなマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、上記した各成分を、適宜公知の方法によって配合(あるいは、エアゾール噴射装置に充填)することにより、調製することができる。
【0020】
このようにして調製された本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、後述するマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置に充填して噴射すれば、細かい液滴をより多く含む霧状に安定して噴霧することができるので、多量のマイナスイオンを発生させることができる。
【0021】
しかも、このマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、マイナスイオンを発生させるための特別の成分を配合することなく、既存の成分による簡易なエアゾール組成であり、しかも、低コストで製造することができる。
【0022】
さらには、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、上記した各成分を上記の割合とすることによって、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の爆発に至るまでの濃度が高く、しかも、噴射した後も、床に濡れやべとつきを生じず、多量のマイナスイオンを含む安全なエアゾールとして噴射することができる。
【0023】
そのため、例えば、室内での噴射に適し、室内のヒーリング効果を効率よく高めることができる。
【0024】
なお、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物には、例えば、香料などの公知の添加剤を、本発明の効果を阻害しない範囲において適宜配合してもよい。例えば、マイナスイオン発生用エアゾール組成物に香料を配合すれば、ヒーリング効果を高めることができる。
【0025】
そして、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置には、上記によって調製される本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が充填されている。
【0026】
このようなマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置は、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物を噴射できれば、特に限定されないが、好ましくは、エアゾール缶が用いられる。
【0027】
本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物を、エアゾール缶に充填すれば、持ち運びが容易となり、所望の空間およびタイミングにおいて、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物を所望量噴霧することができる。
【0028】
このようなエアゾール缶としては、例えば、図2に示すものが例示される。
【0029】
図2において、このエアゾール缶1は、マイナスイオン発生用エアゾール組成物が封入される容器本体2と、マイナスイオン発生用エアゾール組成物を噴出するための噴出操作部3とを備えている。
【0030】
容器本体2は、金属材料によって形成されており、中空の耐圧容器として構成されている。また、容器本体2の開口部には、容器本体2の内部に充填したマイナスイオン発生用エアゾール組成物を噴出するための、公知の機構であるエアゾールバルブ(図示せず)が設けられている。
【0031】
そして、マイナスイオン発生用エアゾール組成物を容器本体2に充填する場合には、エアゾールバルブを介して、例えば、冷却充填法、圧力充填法、インパクト充填法、サチュレータ充填法、ガッサーシューカー充填法などの公知の方法によって充填することができる。こうして、容器本体2に充填されたマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、容器本体2の内部において高圧力状態が保持される。
【0032】
噴出操作部3は、プラスチック材料によって形成されており、ベース部4および可動部5を一体的に備えている。
【0033】
ベース部4は、容器本体2に固定され、可動部5は、ベース部4に対して揺動可能とされている。そして、ベース部4が容器本体2に固定された状態で、可動部5が、容器本体2のエアゾールバルブと接続されている。また、可動部5には、噴出口6および操作部7が設けられており、この操作部7を押下することによって、可動部5の全体がベース部4に対して押下されるとともに、可動部5に接続された図示しないエアゾールバルブが押下され、これによって、容器本体2の内部に充填されたマイナスイオン発生用エアゾール組成物が噴出口6から噴出される。
【0034】
そして、このようにして、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が充填されるマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置では、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が噴射されると、細かい液滴をより多く含む霧状に安定して噴霧することができるので、多量のマイナスイオンを発生させることができる。そのため、このような本発明のマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置によれば、充填されているマイナスイオン発生用エアゾール組成物を空間中に噴射することによって、マイナスイオンを空間中に多量に増加させることができる。その結果、空間の空気の質を改善することができ、ヒーリング効果を高めることができる。
【0035】
【実施例】
以下に、実施例および比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、これら実施例および比較例に何ら限定されるものではない。
【0036】
(1)実施例および比較例の調製
実施例1
ジメチルエーテル 60重量部
エチルアルコール 10重量部
水 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0037】
実施例2
ジメチルエーテル 40重量部
エチルアルコール 10重量部
水 50重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0038】
実施例3
ジメチルエーテル 40重量部
エチルアルコール 30重量部
水 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0039】
実施例4
ジメチルエーテル 40重量部
エチルアルコール 5重量部
水 55重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0040】
実施例5
ジメチルエーテル 40重量部
エチルアルコール 20重量部
水 40重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0041】
実施例6
ジメチルエーテル 50重量部
エチルアルコール 5重量部
水 45重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0042】
実施例7
ジメチルエーテル 55重量部
窒素ガス 5重量部
エチルアルコール 10重量部
水 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、窒素ガス、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0043】
実施例8
ジメチルエーテル 45重量部
窒素ガス 5重量部
エチルアルコール 10重量部
水 40重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、窒素ガス、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0044】
実施例9
ジメチルエーテル 35重量部
窒素ガス 5重量部
エチルアルコール 10重量部
水 50重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、窒素ガス、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0045】
比較例1
ジメチルエーテル 70重量部
水 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテルと、水とを配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0046】
比較例2
ジメチルエーテル 50重量部
水 50重量部
上記の組成において、ジメチルエーテルと、水とを配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0047】
比較例3
ジメチルエーテル 30重量部
水 70重量部
上記の組成において、ジメチルエーテルと、水とを配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0048】
比較例4
ジメチルエーテル 20重量部
エチルアルコール 10重量部
水 70重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0049】
比較例5
ジメチルエーテル 70重量部
エチルアルコール 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテルと、エチルアルコールとを配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0050】
比較例6
ジメチルエーテル 50重量部
エチルアルコール 30重量部
水 20重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0051】
比較例7
ジメチルエーテル 20重量部
エチルアルコール 30重量部
水 50重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0052】
比較例8
ジメチルエーテル 20重量部
エチルアルコール 50重量部
水 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0053】
比較例9
ジメチルエーテル 20重量部
エチルアルコール 70重量部
水 10重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0054】
(2)評価
1)マイナスイオン発生量の測定
各実施例および各比較例のエアゾール缶から噴射されるマイナスイオン発生量を測定した。マイナスイオン発生量の測定では、まず、幅×長さ×高さ=6×9×3(m)の部屋の中央に机を配置して、その机の上に空気イオンカウンタinti ITC−201A(アンデス電気株式会社製)を載置した。
【0055】
次いで、空気イオンカウンタのサンプリング口の位置から、縦横および高さ方向に各25cm離れた位置に、エアゾール缶の噴射口を空気イオンカウンタのサンプリング口が向く方向と直交する方向に配置して、各エアゾール組成物を噴射し、空気中のマイナスイオンを測定した。その結果を表1に示す。
【0056】
2)爆発濃度の測定
45Lの容器(以下、爆発室という。)であって、その一方の端は、その上部が蝶番で止められ、内圧により自由に開く蓋とされ、他方の端には、試料の吹込口が設けられ、その内部には、モータによって駆動される攪拌羽根および点火用プラグが設けられている試験装置を用意した。
【0057】
そして、爆発室内の温度を25℃に調整し、攪拌羽根を回転させるとともに、点火用プラグのスイッチを入れ、各実施例および各比較例において調整されたエアゾール組成物を試料として、1秒間噴射、2秒間停止を交互に繰り返し、爆発により蓋が開放された時点で噴射を停止し、次式により爆発濃度を算出した。その結果を表1に示す。
【0058】
Ec=(W1−W2)/V
Ec:爆発濃度、V:試験装置の内容積(L)、W1:試料の噴射前の質量(g)、W2:試料の爆発後の質量(g)
3)液滴の状態
各実施例および各比較例のエアゾール缶から、エアゾール組成物を噴射したときの液滴の状態(粗さ)を目視により観察した。その結果を表1に示す。
【0059】
4)噴射の状態
各実施例および各比較例のエアゾール缶から、エアゾール組成物を噴射したときの噴射の状態(噴射状態および噴射後における噴射方向の床面の状態)を目視により観察した。その結果を表1に示す。
【0060】
【表1】
表1から、液滴の状態が細かくなるほど、マイナスイオンが増加していることがわかる。そして、実施例のエアゾール組成物は、非常に細かい液滴を安定して噴霧することができるので、多量のマイナスイオンを発生させていることがわかる。また、実施例のエアゾール組成物は、爆発に至るまでの濃度が高く、より安全であることがわかる。
【0061】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、マイナスイオン発生用エアゾール噴射装置に充填して噴射すれば、細かい液滴をより多く含む霧状に安定して噴霧することができるので、多量のマイナスイオンを発生させることができる。
【0062】
しかも、このマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、マイナスイオンを発生させるための特別の成分を配合することなく、既存の成分による簡易なエアゾール組成であるため、低コストで製造することができる。
【0063】
さらには、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、ジメチルエーテル、エチルアルコールおよび水を所定の割合とすることによって、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の爆発に至るまでの濃度が高く、しかも、噴射した後も、床に濡れやべとつきを生じず、多量のマイナスイオンを含む安全なエアゾールとして噴射することができる。
【0064】
そのため、例えば、室内での噴射に適し、室内のヒーリング効果を効率よく高めることができる。
【0065】
そして、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が充填されるマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置では、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が噴射されるので、多量のマイナスイオンを発生させることができる。そのため、このような本発明のマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置によれば、充填されているマイナスイオン発生用エアゾール組成物を空間中に噴射することによって、マイナスイオンを空間中に多量に増加させることができる。その結果、空間の空気の質を改善することができ、ヒーリング効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物の組成範囲を示す三角図である。
【図2】本発明のマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置の一実施形態としてのエアゾール缶を示す側面図である。
【符号の説明】
1 エアゾール缶
【発明の属する技術分野】
本発明は、多量のマイナスイオンを発生させることのできるマイナスイオン発生用エアゾール組成物およびマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、マイナスイオンが人体に対して好影響を及ぼすことが知られており、多量のマイナスイオンの存在によるヒーリング効果への関心が高まってきている。
【0003】
また、建材等からのホルムアルデヒドの放出・拡散等による人体への悪影響が懸念されており、これに対して、マイナスイオンの存在が効果的であることも知られている。
【0004】
たとえば、特開2002−274580号公報では、エタノールおよび檜またはヒバの精油の混合液を噴射することによって、簡便に大気中の負イオンを増加させ、空気の質を改善することができ、噴霧してからしばらくの間、大気中の負イオンが増加した状態を保つことができる負イオン供給用エアゾール缶が提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−274580号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このエアゾール缶には、エタノールおよび檜またはヒバの精油の混合液と噴射剤とを充填するため、その配合および充填に手間がかかり、また、多量のエタノールを含有するために爆発のおそれが高く、さらには、エタノール以外の檜またはヒバの精油の配合により、コストの上昇が不可避となる。そのため、このようなエアゾール缶を、低コストで製造することは困難である。
【0006】
そこで、本発明は、このような不具合に鑑みなされたもので、その目的とするところは、簡易かつ安全なエアゾール組成で、低コストで製造することができ、しかも、多量のマイナスイオンを発生させることのできる、マイナスイオン発生用エアゾール組成物およびマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、マイナスイオン発生用エアゾール組成物として、30〜60重量部のジメチルエーテルと、5〜30重量部のエチルアルコールと、60〜30重量部の水とを含有することを特徴としている。
【0008】
また、本発明は、上記のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が充填されているマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置をも含んでいる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、ジメチルエーテル、エチルアルコールおよび水を含有している。
【0010】
本発明においては、噴射剤として、ジメチルエーテルが用いられる。また、本発明では、噴射剤として、ジメチルエーテルに、液化石油ガス(LPG)、フロロカーボンなどの液化ガス、例えば、窒素ガス、炭酸ガス、圧縮空気、亜酸化窒素などの圧縮ガスなどを配合してもよい。
【0011】
また、本発明においては、ジメチルエーテルの水に対する相溶性を高めるために、エチルアルコールが用いられる。
【0012】
そして、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、ジメチルエーテル30〜60重量部、エチルアルコール5〜30重量部、および、水60〜30重量部の割合で配合することによって、図1に示す三角図の斜線部分の組成として調製される。
【0013】
ジメチルエーテルが30重量部未満であると、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の噴射時の液滴が粗くなり、マイナスイオンの発生量が少なくなる。また、ジメチルエーテルが60重量部を超えると、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の爆発濃度が低くなるおそれを生じる。
【0014】
また、エチルアルコールが5重量部未満であると、ジメチルエーテルの水に対する相溶性が低下して、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の噴射時の液滴が粗くなり、安定した噴射を確保することができない。また、エチルアルコールが30重量部を超えると、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の爆発濃度が低くなるおそれを生じる。
【0015】
また、水が30重量部未満であると、エチルアルコールおよびジメチルエーテルの割合が多くなり、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の爆発濃度が低くなるおそれを生じる。また、水が60重量部を超えると、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の噴射時の液滴の大きさが粗くなり、安定した噴射を確保できない。
【0016】
また、このような配合においては、ジメチルエーテル40〜60重量部、エチルアルコール5〜20重量部、および、水55〜30重量部の割合(図1に示す三角図の網線で示す範囲)であることが、さらに好ましい。
【0017】
このような割合で配合することにより、簡易かつ安全なエアゾール組成で、多量のマイナスイオンを発生させることができる。
【0018】
なお、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物において、噴射剤として、ジメチルエーテルに圧縮ガスを配合する場合には、それらの合計として、30〜60重量部の割合で用いることが好ましい。
【0019】
そして、このようなマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、上記した各成分を、適宜公知の方法によって配合(あるいは、エアゾール噴射装置に充填)することにより、調製することができる。
【0020】
このようにして調製された本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、後述するマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置に充填して噴射すれば、細かい液滴をより多く含む霧状に安定して噴霧することができるので、多量のマイナスイオンを発生させることができる。
【0021】
しかも、このマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、マイナスイオンを発生させるための特別の成分を配合することなく、既存の成分による簡易なエアゾール組成であり、しかも、低コストで製造することができる。
【0022】
さらには、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、上記した各成分を上記の割合とすることによって、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の爆発に至るまでの濃度が高く、しかも、噴射した後も、床に濡れやべとつきを生じず、多量のマイナスイオンを含む安全なエアゾールとして噴射することができる。
【0023】
そのため、例えば、室内での噴射に適し、室内のヒーリング効果を効率よく高めることができる。
【0024】
なお、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物には、例えば、香料などの公知の添加剤を、本発明の効果を阻害しない範囲において適宜配合してもよい。例えば、マイナスイオン発生用エアゾール組成物に香料を配合すれば、ヒーリング効果を高めることができる。
【0025】
そして、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置には、上記によって調製される本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が充填されている。
【0026】
このようなマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置は、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物を噴射できれば、特に限定されないが、好ましくは、エアゾール缶が用いられる。
【0027】
本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物を、エアゾール缶に充填すれば、持ち運びが容易となり、所望の空間およびタイミングにおいて、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物を所望量噴霧することができる。
【0028】
このようなエアゾール缶としては、例えば、図2に示すものが例示される。
【0029】
図2において、このエアゾール缶1は、マイナスイオン発生用エアゾール組成物が封入される容器本体2と、マイナスイオン発生用エアゾール組成物を噴出するための噴出操作部3とを備えている。
【0030】
容器本体2は、金属材料によって形成されており、中空の耐圧容器として構成されている。また、容器本体2の開口部には、容器本体2の内部に充填したマイナスイオン発生用エアゾール組成物を噴出するための、公知の機構であるエアゾールバルブ(図示せず)が設けられている。
【0031】
そして、マイナスイオン発生用エアゾール組成物を容器本体2に充填する場合には、エアゾールバルブを介して、例えば、冷却充填法、圧力充填法、インパクト充填法、サチュレータ充填法、ガッサーシューカー充填法などの公知の方法によって充填することができる。こうして、容器本体2に充填されたマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、容器本体2の内部において高圧力状態が保持される。
【0032】
噴出操作部3は、プラスチック材料によって形成されており、ベース部4および可動部5を一体的に備えている。
【0033】
ベース部4は、容器本体2に固定され、可動部5は、ベース部4に対して揺動可能とされている。そして、ベース部4が容器本体2に固定された状態で、可動部5が、容器本体2のエアゾールバルブと接続されている。また、可動部5には、噴出口6および操作部7が設けられており、この操作部7を押下することによって、可動部5の全体がベース部4に対して押下されるとともに、可動部5に接続された図示しないエアゾールバルブが押下され、これによって、容器本体2の内部に充填されたマイナスイオン発生用エアゾール組成物が噴出口6から噴出される。
【0034】
そして、このようにして、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が充填されるマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置では、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が噴射されると、細かい液滴をより多く含む霧状に安定して噴霧することができるので、多量のマイナスイオンを発生させることができる。そのため、このような本発明のマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置によれば、充填されているマイナスイオン発生用エアゾール組成物を空間中に噴射することによって、マイナスイオンを空間中に多量に増加させることができる。その結果、空間の空気の質を改善することができ、ヒーリング効果を高めることができる。
【0035】
【実施例】
以下に、実施例および比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、これら実施例および比較例に何ら限定されるものではない。
【0036】
(1)実施例および比較例の調製
実施例1
ジメチルエーテル 60重量部
エチルアルコール 10重量部
水 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0037】
実施例2
ジメチルエーテル 40重量部
エチルアルコール 10重量部
水 50重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0038】
実施例3
ジメチルエーテル 40重量部
エチルアルコール 30重量部
水 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0039】
実施例4
ジメチルエーテル 40重量部
エチルアルコール 5重量部
水 55重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0040】
実施例5
ジメチルエーテル 40重量部
エチルアルコール 20重量部
水 40重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0041】
実施例6
ジメチルエーテル 50重量部
エチルアルコール 5重量部
水 45重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0042】
実施例7
ジメチルエーテル 55重量部
窒素ガス 5重量部
エチルアルコール 10重量部
水 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、窒素ガス、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0043】
実施例8
ジメチルエーテル 45重量部
窒素ガス 5重量部
エチルアルコール 10重量部
水 40重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、窒素ガス、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0044】
実施例9
ジメチルエーテル 35重量部
窒素ガス 5重量部
エチルアルコール 10重量部
水 50重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、窒素ガス、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0045】
比較例1
ジメチルエーテル 70重量部
水 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテルと、水とを配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0046】
比較例2
ジメチルエーテル 50重量部
水 50重量部
上記の組成において、ジメチルエーテルと、水とを配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0047】
比較例3
ジメチルエーテル 30重量部
水 70重量部
上記の組成において、ジメチルエーテルと、水とを配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0048】
比較例4
ジメチルエーテル 20重量部
エチルアルコール 10重量部
水 70重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0049】
比較例5
ジメチルエーテル 70重量部
エチルアルコール 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテルと、エチルアルコールとを配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0050】
比較例6
ジメチルエーテル 50重量部
エチルアルコール 30重量部
水 20重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0051】
比較例7
ジメチルエーテル 20重量部
エチルアルコール 30重量部
水 50重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0052】
比較例8
ジメチルエーテル 20重量部
エチルアルコール 50重量部
水 30重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0053】
比較例9
ジメチルエーテル 20重量部
エチルアルコール 70重量部
水 10重量部
上記の組成において、ジメチルエーテル、エチルアルコール、水を配合し、これを図2に例示されるタイプのエアゾール缶に充填した。
【0054】
(2)評価
1)マイナスイオン発生量の測定
各実施例および各比較例のエアゾール缶から噴射されるマイナスイオン発生量を測定した。マイナスイオン発生量の測定では、まず、幅×長さ×高さ=6×9×3(m)の部屋の中央に机を配置して、その机の上に空気イオンカウンタinti ITC−201A(アンデス電気株式会社製)を載置した。
【0055】
次いで、空気イオンカウンタのサンプリング口の位置から、縦横および高さ方向に各25cm離れた位置に、エアゾール缶の噴射口を空気イオンカウンタのサンプリング口が向く方向と直交する方向に配置して、各エアゾール組成物を噴射し、空気中のマイナスイオンを測定した。その結果を表1に示す。
【0056】
2)爆発濃度の測定
45Lの容器(以下、爆発室という。)であって、その一方の端は、その上部が蝶番で止められ、内圧により自由に開く蓋とされ、他方の端には、試料の吹込口が設けられ、その内部には、モータによって駆動される攪拌羽根および点火用プラグが設けられている試験装置を用意した。
【0057】
そして、爆発室内の温度を25℃に調整し、攪拌羽根を回転させるとともに、点火用プラグのスイッチを入れ、各実施例および各比較例において調整されたエアゾール組成物を試料として、1秒間噴射、2秒間停止を交互に繰り返し、爆発により蓋が開放された時点で噴射を停止し、次式により爆発濃度を算出した。その結果を表1に示す。
【0058】
Ec=(W1−W2)/V
Ec:爆発濃度、V:試験装置の内容積(L)、W1:試料の噴射前の質量(g)、W2:試料の爆発後の質量(g)
3)液滴の状態
各実施例および各比較例のエアゾール缶から、エアゾール組成物を噴射したときの液滴の状態(粗さ)を目視により観察した。その結果を表1に示す。
【0059】
4)噴射の状態
各実施例および各比較例のエアゾール缶から、エアゾール組成物を噴射したときの噴射の状態(噴射状態および噴射後における噴射方向の床面の状態)を目視により観察した。その結果を表1に示す。
【0060】
【表1】
表1から、液滴の状態が細かくなるほど、マイナスイオンが増加していることがわかる。そして、実施例のエアゾール組成物は、非常に細かい液滴を安定して噴霧することができるので、多量のマイナスイオンを発生させていることがわかる。また、実施例のエアゾール組成物は、爆発に至るまでの濃度が高く、より安全であることがわかる。
【0061】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、マイナスイオン発生用エアゾール噴射装置に充填して噴射すれば、細かい液滴をより多く含む霧状に安定して噴霧することができるので、多量のマイナスイオンを発生させることができる。
【0062】
しかも、このマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、マイナスイオンを発生させるための特別の成分を配合することなく、既存の成分による簡易なエアゾール組成であるため、低コストで製造することができる。
【0063】
さらには、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物は、ジメチルエーテル、エチルアルコールおよび水を所定の割合とすることによって、マイナスイオン発生用エアゾール組成物の爆発に至るまでの濃度が高く、しかも、噴射した後も、床に濡れやべとつきを生じず、多量のマイナスイオンを含む安全なエアゾールとして噴射することができる。
【0064】
そのため、例えば、室内での噴射に適し、室内のヒーリング効果を効率よく高めることができる。
【0065】
そして、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が充填されるマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置では、本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が噴射されるので、多量のマイナスイオンを発生させることができる。そのため、このような本発明のマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置によれば、充填されているマイナスイオン発生用エアゾール組成物を空間中に噴射することによって、マイナスイオンを空間中に多量に増加させることができる。その結果、空間の空気の質を改善することができ、ヒーリング効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイナスイオン発生用エアゾール組成物の組成範囲を示す三角図である。
【図2】本発明のマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置の一実施形態としてのエアゾール缶を示す側面図である。
【符号の説明】
1 エアゾール缶
Claims (2)
- 30〜60重量部のジメチルエーテルと、5〜30重量部のエチルアルコールと、60〜30重量部の水とを含有することを特徴とする、マイナスイオン発生用エアゾール組成物。
- 請求項1に記載のマイナスイオン発生用エアゾール組成物が充填されていることを特徴とする、マイナスイオン発生用エアゾール噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002307967A JP2004143246A (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | マイナスイオン発生用エアゾール組成物およびマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002307967A JP2004143246A (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | マイナスイオン発生用エアゾール組成物およびマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004143246A true JP2004143246A (ja) | 2004-05-20 |
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ID=32454231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002307967A Pending JP2004143246A (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | マイナスイオン発生用エアゾール組成物およびマイナスイオン発生用エアゾール噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004143246A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007332182A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Daizo:Kk | 噴霧用エアゾール組成物 |
JP2012148996A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Beanz Kenkyusho:Kk | 凍結除草方法及び除草スプレー |
-
2002
- 2002-10-23 JP JP2002307967A patent/JP2004143246A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007332182A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Daizo:Kk | 噴霧用エアゾール組成物 |
JP2012148996A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Beanz Kenkyusho:Kk | 凍結除草方法及び除草スプレー |
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