JP2004143060A - 2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は医薬品中間体として有用な2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スルホニルクロライドは、実験室的には硫酸でスルホン化した後クロル化する方法、あるいは二酸化イオウと塩素または塩化スルフリルを作用させてクロルスルホン化する方法によって製造できるが、2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの合成にこれらの方法を適用しても選択性が極めて低かったり、原料である2−ブロモチオフェンが分解してしまうため、これらの方法では工業化できるような収量を得ることができない。
【0003】
2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの合成例としては、2−ブロモチオフェンを1,2−ジクロロエタン溶媒中でクロルスルホン酸および五塩化リンの存在下、−5℃〜0℃で反応させ、反応液を分散、抽出し、2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドを得る方法が知られている(特許文献1および特許文献2)。
【0004】
しかしながら、これらの方法は五塩化リンを用いるため工業化において次のような問題がある。第一に、五塩化リンは空気と接触すると有害なヒュームを発生し分解するため取り扱いには専用の設備が必要となる。第二に、五塩化リンを使用するため最終的に大量のリン酸廃液が発生するとともに、溶媒として環境に与える負荷が大きい1,2−ジクロロエタンを使用するため、環境保全上問題がある。第三に、上記反応の終了後、目的物を単離する際には反応混合物を水分散することが必要であるが、低温ではリン化合物の分解が遅く、高温では目的物である2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドも同時に分解され、期待されるほどの収量が得られないという問題がある。
【0005】
【特許文献1】
特開昭57−183787号公報
【0006】
【特許文献2】
国際公開第01/79201号パンフレット
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、環境負荷の大きい五塩化リンや1,2−ジクロロエタンを使用することなく、高い選択性と収率で2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドを製造することが可能な2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの製造方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本出願人は、鋭意研究の結果、ジメチルホルムアミド(DMF)共存下において2−ブロモチオフェンに硫酸を反応させると2−ブロモチオフェンが分解することなく、高い選択性と収率で2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸を製造することができることを見いだし、本発明に至ったものである。
【0009】
すなわち、本発明の2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの製造方法は、化学式(1)
【化17】
で表される2−ブロモチオフェンのジメチルホルムアミド溶液を調製し、該溶液を硫酸の存在下にチオニルクロライドまたはクロルスルホン酸と反応させて化学式(2)
【化18】
で表される2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸を製造し、該2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸をアルカリ金属塩と反応させて化学式(3)
【化19】
で表される2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸アルカリ金属塩を製造し、該2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸アルカリ金属塩をチオニルクロライドまたはクロルスルホン酸と反応させることにより化学式(4)
【化20】
で表される2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドを製造することを特徴とするものである。
【0010】
また、別の態様として本発明の2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの製造方法は、化学式(1)
【化21】
で表される2−ブロモチオフェンのジメチルホルムアミド溶液を調製し、該溶液を硫酸の存在下にチオニルクロライドまたはクロルスルホン酸と反応させて化学式(2)
【化22】
で表される2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸を製造し、該2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸をチオニルクロライドまたはクロルスルホン酸と反応させることにより化学式(4)
【化23】
で表される2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドを製造することを特徴とするものである。
【0011】
前記2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸は反応液から単離してチオニルクロライドまたはクロルスルホン酸と反応させてもよいし、単離することなく反応液のまま反応させてもよいが、2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸は高い選択性で得られるので、単離することなく反応液のまま反応させた方がより収率が高まるので好ましい。
【0012】
【発明の効果】
本発明の2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの製造方法は、ジメチルホルムアミド共存下において2−ブロモチオフェンに硫酸を反応させることによって、2−ブロモチオフェンを分解することなく、高い選択性と収率で2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸を製造することができる。
【0013】
また、環境負荷の大きい五塩化リンや1,2−ジクロロエタンを使用することなく、高い選択性と収率で2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドを製造することができるため、医薬品中間体として有用な2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドを工業的に製造することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の内容をさらに詳細に説明する。
2−ブロモチオフェンから2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸の合成反応におけるジメチルホルムアミドの使用量は特に限定はされないが、2−ブロモチオフェン1モルに対して0.1〜10モルが好ましく、さらに0.5〜2モルの範囲であることが好ましい。硫酸の使用量は、2−ブロモチオフェン1モルに対して0.8〜1.5モルが好ましく、さらには1〜1.2モルの範囲であることが好ましい。チオニルクロライドまたはクロルスルホン酸の使用量は2−ブロモチオフェン1モルに対して1〜10モルの範囲であることが好ましく、さらには2〜4モルの範囲であることが好ましい。この2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸の合成反応の反応温度は通常−10〜80℃で行うことができるが、30℃以上ではクロル化も同時に進行する。速やかに反応させるためには0〜30℃で反応させることが好ましく、1〜24時間で反応は終了する。
【0015】
2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸の合成反応は反応選択性が極めて良好であるため、反応終了後、2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸を単離することなく反応液のまま次のクロル化反応に使用することができる。もちろん、単離した後、クロル化してもよい。2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸を単離することなく、反応液のまま次のクロル化反応に供する場合、2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸の合成反応において、チオニルクロライドまたはクロルスルホン酸を2−ブロムチオフェン1モルに対し3モル以上使用した場合にはそのまま、3モル以下の場合にはチオニルクロライドまたはクロルスルホン酸を追加して3モル以上とし反応を行うことができる。反応温度は通常30〜80℃の範囲で進行し、速やかに反応させるためには60〜70℃で反応させることが好ましく、1〜24時間で反応は終了し、目的とする2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドを得ることができる。
【0016】
2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸は、上記のようにそのままクロル化に供することもできるが、アルカリ金属塩で2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸アルカリ金属塩とした後、クロル化してもよい。アルカリ金属塩としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどを用いることができる。アルカリ金属塩の使用量は、使用した全ての酸に対して0.5〜2当量が好ましく、さらには0.9〜1.2当量の範囲であることが好ましい。反応液より2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸をアルカリ金属塩として取り出す場合には、反応液を水に分散し、アルカリ金属塩を加えて中和し、冷却晶析して固液分離を行うことが好ましい。固液分離することによって、純度をより高くすることができる。
【0017】
2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸を単離して、あるいは2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸アルカリ金属塩から2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドを生成させるクロル化反応は、2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸、2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸アルカリ金属塩それぞれ1モルに対してチオニルクロライドまたはクロルスルホン酸1〜5モル、好ましくは1.2〜3モルを用いる。クロル化反応に際しては、溶媒としてジメチルホルムアミドを用いることが好ましく、その使用量は特に限定はされないが、反応基質(2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸あるいは2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸アルカリ金属塩)1モルに対し、好ましくは0.1〜10モル、さらに好ましくは0.5〜2モルである。反応温度は通常30〜80℃の範囲で進行し、速やかに反応させるためには60〜70℃で反応させることが好ましく、1〜24時間で反応は終了し、目的とする2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドを得ることができる。
【0018】
2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドは、クロル化反応終了後、反応液を水に分散し分液し有機溶媒で抽出し濃縮後、冷却晶析した2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドを固液分離等の操作で取り出すことができる。
次に本発明を実施例によってより詳細に説明する。
【0019】
【実施例】
(実施例1)
2−ブロモチオフェン16.3g(0.100mol)にジメチルホルムアミド5.0g(0.068mol)を加え、10〜30℃で濃硫酸11.0g(0.110mol)を滴下した。続けて、チオニルクロライド40.0g(0.336mol)を10〜20℃で滴下した。滴下終了後、室温で12時間熟成しスルホン化反応を完結させた。反応液をHPLC分析すると2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸96.4%、2−ブロモチオフェン1.5%であった。この反応液を70℃に昇温し2時間熟成、クロル化反応を完結させた。反応液をHPLC分析すると2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライド96.0%、2− ブロモチオフェン−5−スルホン酸1.0%、2−ブロモチオフェン0.2%であった。この反応液を水30ml中に5〜15℃で分散し、ヘキサン80mlを加え抽出、水洗後、ヘキサン層を濃縮しヘキサン60mlを回収した。濃縮液に室温でタネ晶を加え結晶を析出させ、5℃まで冷却した後、析出した結晶を濾過し、冷ヘキサンで洗浄し、減圧乾燥して2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの結晶18.3g(0.070mol)を得た。収率70%
【0020】
(実施例2)
2−ブロモチオフェン16.3g(0.100mol)にジメチルホルムアミド5.0g(0.068mol)を加え、10〜30℃で濃硫酸11.0g(0.110mol)を滴下した。続けて、チオニルクロライド40.0g(0.336mol)を10〜20℃で滴下した。滴下終了後、室温で12時間熟成しスルホン化反応を完結させた。反応液をHPLC分析すると2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸96.4%、2−ブロモチオフェン1.5%であった。この反応液を水30ml中に5〜15℃で分散し、48%水酸化カリウムで中和後、10℃まで冷却し、析出した結晶を濾過し、冷水及びメタノールで洗浄後、減圧乾燥して2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸カリウムの結晶20.2gを得た。収率70%
【0021】
(実施例3)
2−ブロモチオフェン16.3g(0.100mol)にジメチルホルムアミド5.0g(0.068mol)を加え、10〜30℃で濃硫酸11.0g(0.110mol)を滴下した。続けて、チオニルクロライド40.0g(0.336mol)を10〜20℃で滴下した。滴下終了後、室温で12時間熟成しスルホン化反応を完結させた。反応液をHPLC分析すると2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸96.4%、2−ブロモチオフェン1.5%であった。この反応液を70℃に昇温し2時間熟成、クロル化反応を完結させた。反応液をHPLC分析すると2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライド96.0%、2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸1.0%、2−ブロモチオフェン0.2%であった。この反応液を水30ml中に5〜15℃で分散し、クロロホルム30mlを加え抽出、水洗後、クロロホルム層を濃縮してオイル状の2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライド23.8g(0.091mol)を得た。収率91%
【0022】
(実施例4)
2−ブロモチオフェン16.3g(0.100mol)にジメチルホルムアミド5.0g(0.068mol)を加え、10〜30℃で濃硫酸11.0g(0.110mol)を滴下した。続けて、クロルスルホン酸42.6g(0.336mol)を10〜20℃で滴下した。滴下終了後、室温で12時間熟成しスルホン化反応を完結させた。反応液をHPLC分析すると2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸95.2%、2−ブロモチオフェン0.1%、2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライド1.2%であった。この反応液を70℃に昇温し2時間熟成、クロル化反応を完結させた。反応液をHPLC分析すると2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライド93.8%、2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸0.5%、2−ブロモチオフェン0.2%であった。この反応液を水30ml中に5〜15℃で分散し、ヘキサン80mlを加え抽出、水洗後、ヘキサン層を濃縮しヘキサン60mlを回収した。濃縮液に室温でタネ晶を加え結晶を析出させた後、5℃まで冷却し、析出した結晶を濾過し、冷ヘキサンで洗浄し、減圧乾燥して2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの結晶18.0g(0.069mol)を得た。収率69%
【0023】
(実施例5)
2−ブロモチオフェン16.3g(0.100mol)にジメチルホルムアミド5.0g(0.068mol)を加え、10〜30℃で濃硫酸11.0g(0.110mol)を滴下した。続けて、チオニルクロライド40.0g(0.336mol)を10〜20℃で滴下した。滴下終了後、室温で12時間熟成しスルホン化反応を完結させた。反応液をHPLC分析すると2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸96.4%、2−ブロモチオフェン1.5%であった。この反応液を飽和食塩水30ml中に5〜15℃で分散し、0℃まで冷却した後、析出した結晶を濾過し、冷水で洗浄後、減圧乾燥して2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸の結晶12.0gを得た。収率48%
【0024】
(実施例6)
チオニルクロライド40.0g(0.336mol)に2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸カリウム28.8g(0.100mol)を加え、ジメチルホルムアミド5.0g(0.068mol)を10〜30℃で滴下した。滴下終了後、70℃に昇温し2時間熟成、クロル化反応を完結させた。反応液をHPLC分析すると2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライド98.0%、2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸0.3%であった。この反応液を水30ml中に5〜15℃で分散し、クロロホルム30mlを加え抽出、水洗後、クロロホルム層を濃縮してオイル状の2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライド24.0g(0.092mol)を得た。収率92%
【0025】
(実施例7)
クロルスルホン酸42.6g(0.336mol)に2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸25.0g(0.100mol)を加え、ジメチルホルムアミド5.0g(0.068mol)を10〜30℃で滴下した。滴下終了後、70℃に昇温し2時間熟成、クロル化反応を完結させた。反応液をHPLC分析すると2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライド96.0%、2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸0.5%であった。この反応液を水30ml中に5〜15℃で分散し、クロロホルム30mlを加え抽出、水洗後、クロロホルム層を濃縮してオイル状の2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライド23.5g(0.090mol)を得た。収率90%
【0026】
以上のように、本発明の2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの製造方法は、ジメチルホルムアミド共存下において2−ブロモチオフェンに硫酸を反応させることによって、2−ブロモチオフェンを分解することなく、高い選択性と収率で2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸を製造することができた。
Claims (11)
- 化学式(1)
- 前記2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸の反応液を水中に分散し、アルカリ金属塩で中和後、晶析した2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸アルカリ金属を固液分離することを特徴とする請求項1記載の2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの製造方法。
- 前記アルカリ金属塩が、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムであることを特徴とする請求項1または2記載の2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの製造方法。
- 前記2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸の反応液を水中に分散し、アルカリ金属塩で中和後、晶析した2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸アルカリ金属を固液分離することを特徴とする請求項6記載の2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸アルカリ金属塩の製造方法。
- 前記アルカリ金属塩が、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムであることを特徴とする請求項6または7記載の2−ブロモチオフェン−5−スルホン酸アルカリ金属塩の製造方法。
- 前記アルカリ金属塩が、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムであることを特徴とする請求項10記載の2−ブロモチオフェン−5−スルホニルクロライドの製造方法。
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