JP2004142633A - 電動自転車 - Google Patents

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Kazunobu Yokoya
横谷 和展
Hiroshi Takao
鷹尾 宏
Hideaki Aoki
青木 英明
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Abstract

【課題】自転車を走行させる必要がないとき、モーターが車輪を駆動するのを停止して、安全に、しかも便利に使用する。
【解決手段】電動自転車は、ペダル11の踏力が車輪3を駆動するトルクを検出するトルクセンサ13と、車輪3の回転を検出する回転センサ14と、車輪3を駆動するモーター9と、このモーター9に電力を供給する電池10と、電池10とモーター9との間に接続されて、電池10からモーター9に供給する電力を制御する制御回路15とを備える。制御回路15は、トルクセンサ13と回転センサ14の両方の信号で、モーター9に電力供給を開始する電力供給開始タイミングを制御するようにしている。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輪をモーターで駆動する電動自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動自転車は、ペダルが車輪を駆動するトルクをクランクトルクセンサで検出して、モーターが車輪を駆動する。モーターは、電動自転車が所定の速度以下の状態では、ペダルが車輪を駆動する駆動トルクと等しい回転トルクで車輪を駆動する。モーターが車輪を駆動する回転トルクは、電池からモーターに供給する電力で制御される。モーターへの供給電流は、電池とモーターとの間に接続しているスイッチング素子をオンオフに接続して行われる。スイッチング素子は、制御回路でオンオフに制御される。制御回路は、ペダルの回転トルクを検出してスイッチング素子をオンオフに制御する。
【0003】
この構造の電動自転車は、ペダルを踏むとモーターが車輪を駆動するので、走行する意思がないときにペダルを踏むと、車輪がモーターで駆動されることがある。たとえば、信号待ちでペダルに足をかけると、クランクトルクセンサが駆動トルクを検出して車輪を駆動することがある。また、方向転換するために自転車を前後に移動させて切り換しするとき、ペダルに足をかけていると、自転車を後退させるときにモーターが車輪を駆動することがある。以上のように、自転車は、走行させないときにペダルに足をかけていることがあるが、このとき車輪がモーターで駆動されると、便利に使用できないことがある。
【0004】
走行する意思がないときに車輪が回転されるのを防止する電動自転車は、特許文献1の公報と特許文献2の公報に記載される。特許文献1の公報には、ブレーキを操作する状態ではモーターが車輪を駆動するのを停止する電動自転車が記載される。特許文献2の公報には、前輪や後輪が浮いていることを検出すると、モーターが車輪を駆動しない電動自転車が記載される。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−12180号公報
【特許文献2】
特開2002−19685号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
これらの電動自転車は、ブレーキを操作し、あるいは車輪を浮かせる状態ではモーターが車輪を駆動するのを停止できる。しかしながら、これらの公報に記載される電動自転車は、ペダルに足をかける状態でブレーキを操作しないと、モーターが車輪を駆動することがある。このため、全てのユーザーが不必要な状態でモーターが車輪を駆動するのを停止することはできない。ブレーキを操作しないで、ペダルに足をかけることがあるからである。また、自転車を前後に移動させて方向転換するときには、ブレーキを操作しないので、この状態ではモーターが車輪を駆動する欠点も解消できない。
【0007】
さらに、近年フロントハブにモーターを内蔵する電動自転車が開発されているが、この電動自転車は、ペダルで後輪を駆動し、モーターで前輪を駆動する。このタイプの自転車は、後輪に鍵をかけた状態、すなわち走行させない状態で、ペダルが踏まれると、モーターが前輪を駆動する欠点がある。この状態は自転車が不安定な状態となるばかりでなく、停止しているモーターに大電流が流れて電池を無駄に消費し、またモーターにも大きな負荷がかかる欠点もある。
【0008】
本発明は、さらにこのような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、自転車を走行させる必要がないとき、モーターが車輪を駆動するのを停止して安全に、しかも便利に使用できる電動自転車を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の電動自転車は、ペダル11の踏力が車輪3を駆動するトルクを検出するトルクセンサ13と、車輪3の回転を検出する回転センサ14と、車輪3を駆動するモーター9と、このモーター9に電力を供給する電池10と、電池10とモーター9との間に接続されて、電池10からモーター9に供給する電力を制御する制御回路15とを備える。制御回路15は、トルクセンサ13と回転センサ14の両方の信号で、モーター9に電力供給を開始する電力供給開始タイミングを制御するようにしている。
【0010】
さらに、本発明の電動自転車は、車輪3が停止位置から所定の角度回転されたことを回転センサ14が検出し、あるいは車輪3が所定の速度で回転していることを回転センサ14が検出し、あるいはまた、車輪3が所定の角度回転されると共に、所定の速度で回転していることを回転センサ14が検出し、さらに、トルクセンサ13が車輪3を駆動するトルクを検出する状態で、制御回路15がモーター9への電力供給を開始することができる。
【0011】
さらに、本発明の電動自転車は、車輪3を駆動するモーター9をブラシレスモーターとして、ブラシレスモーターに内蔵されるローターの回転を検出するローター回転位置センサを車輪3の回転を検出する回転センサ14に併用することができる。
【0012】
制御回路15は、車輪3の回転速度が最低速度よりも遅くなることを回転センサ14が検出すると、モーター9の駆動を停止することができる。さらに、制御回路15は、車輪3が後退する方向に回転することを回転センサ14が検出すると、モーター9を駆動しないようにすることができる。モーター9は、前輪3Aを駆動することができる。さらに、本発明の電動自転車は、ペダル11の踏力が後輪3Bを駆動するトルクを検出するトルクセンサ13と、トルクセンサ13からの信号に基づいて前輪3Aを駆動するモーター9とを備えて、前輪3Aに鍵12を設けることができる。
【0013】
さらに、本発明の請求項8の電動自転車は、ペダル11の踏力が一方の車輪3を駆動するトルクを検出するトルクセンサ13と、トルクセンサ13からの信号に基づいて他方の車輪3を駆動するモーター9とを備えており、他方の車輪3に鍵12を設けている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電動自転車を例示するものであって、本発明は電動自転車を以下のものに特定しない。
【0015】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0016】
図1に示す電動自転車は、フレーム1と、このフレーム1の下端に装着しているペダルクランク2と、このペダルクランク2で回転される第1スプロケット4と、チェーン6を介してペダルクランク2で回転される後輪3Bと、フロントフォーク7の下端に装着している前輪3Aと、この前輪3Aのフロントハブ8に内蔵されて前輪3Aを駆動するモーター9と、このモーター9に電力を供給する電池10とを備える。そして、フレーム1の下端においては、後述する制御回路15を内蔵するコントロールボックス33が設置される。
【0017】
この電動自転車は、ペダル11を踏むと、ペダルクランク2が第1スプロケット4を回転し、第1スプロケット4がチェーン6と第2スプロケット5を介して後輪3Bを回転する。ペダルクランク2で後輪3Bを駆動するとき、人力によるトルクを検出して、フロントハブ8に内蔵されるモーター9に電池10から電力が供給され、補助的にモーター9が前輪3Aを駆動する。電動自転車は、設定速度よりも遅い領域において、モーター9が前輪3Aを駆動する回転トルクと、ペダルクランク2が後輪3Bを駆動する回転トルクとが同じになるようにモーター9への供給電力を制御している。自転車が設定速度になるとモーター9は車輪3を駆動しなくなる。図1の電動自転車は、モーター9で前輪3Aを駆動しているが、本発明の電動自転車はモーター9で後輪3Bを駆動することもできる。モーター9で後輪3Bを駆動する電動自転車は、後輪3Bのハブにモーター9を内蔵し、あるいはモーター9で第1スプロケット4を駆動する。
図1に示す本実施例において、前輪3Aをモーター9で駆動する電動自転車は、前輪3Aに鍵12を設けている。この鍵12はロック状態で前輪3Aが回転されるのを確実に停止する。したがって、鍵12をロックする状態においては、誤動作等でモーター9が前輪3Aを駆動しようとしても、また、人力が加わるペダルクランク2又は後輪3B側でトルクを検出しようとも、鍵12でロックされているので前輪3Aが回転することがない。また、他の実施例として、ペダルクランクで前輪を駆動し、モーターで後輪を駆動する構造とし、後輪に鍵を設けてもよい。
【0018】
図2は、図1の電動自転車に搭載されて、電池10がモーター9に電力を供給する回路のブロック図である。このブロック図に示す電動自転車は、ペダル11の踏力が車輪3を駆動するトルクを検出するトルクセンサ13と、車輪3の回転を検出する回転センサ14と、車輪3を駆動するモーター9と、このモーター9に電力を供給する電池10と、電池10とモーター9との間に接続されて、電池10からモーター9に供給する電力を制御する制御回路15とを備える。
【0019】
さらに、このブロック図の電動自転車は、自転車の走行状態を切り換える手元操作部16と、自転車のブレーキレバー17が操作されたことを検出して回生制動のタイミングを特定する、ブレーキレバー17内に設けられた回生スイッチ18と、制御回路15に使用される回路部品等の温度を検出する温度センサ19と、電池10の電流と電圧を検出する電流センサ20および電圧センサ21を制御回路15に連結している。この手元操作部16はハンドル23に装着されて、モーター9にて補助的に駆動するかどうかの電源オンオフのスイッチ、及びモーター9が前輪3Aを駆動する回転トルクの度合い(モード)を設定するスイッチとを備えている。制御回路15は、回路部品の温度が設定温度よりも高くなる過熱異常信号が温度センサ19から入力されると、電池10からの電流を遮断して回路及びモーター9を保護する。さらに、制御回路15は、電流センサ20と電圧センサ21の入力信号でモーター9に供給する電流を制御すると共に、電池10の残容量を演算して電池10が過放電にならないように放電電流を制御する。浸水センサ22の役割を以下に説明する。詳細な説明は省略するが、後述するように、回転するトルクセンサ13からの電気出力を制御回路15に伝達するために、スリップリング(図示せず)を採用しているが、このスリップリングが水にぬれた時に正常に電気出力を伝達することができない。このために、水ぬれを浸水センサ22にて検出して、水ぬれが検出されたときは、踏力に基づいてモーター9を正常に駆動することができないので、モーター9の駆動を停止する。
【0020】
トルクセンサ13は、ペダルクランク2で回転される第1スプロケット4に内蔵している。本実施例におけるトルクセンサ13は、ペダル11の踏力が車輪3を駆動するトルクを、ペダルクランク2で回転される第1スプロケット4で検出する構造としている。ただ、トルクセンサ13は、ペダル11の踏力が車輪3を駆動するトルクを検出する他の全ての構造が採用できる。図3は、トルクセンサ13を内蔵する第1スプロケット4の概略図を示している。この第1スプロケット4の斜視図を図4と図5に示す。これ等の図に示す第1スプロケット4は、外周にチェーン6をかける歯(図示せず)を別途設ける外輪24と、この外輪24の内側にあってペダルクランク2で回転される内輪25とを備える。内輪25は外輪24に対して所定の角度は回転できるように連結される。図6の断面図に示すように、内輪25は外周縁に外輪24を回転できるように案内する外周溝26を設けている。この外周溝26に、外輪24の内周縁を、回転できるが軸方向に抜けることがないように案内している。外輪24はトルクセンサ13を配設するための凹部27を内周部に設けている。内輪25は、外輪24の凹部27に突出する駆動アーム28を有し、この駆動アーム28と凹部27との間にトルクセンサ13を配設している。内輪25は、図4と図5に示すように、トルクセンサ13を内蔵する筒部29を備えており、この筒部29の内側にトルクセンサ13を配設している。さらに、駆動アーム28は、トルクセンサ13に当接する反対側に押しバネであるコイルスプリング30を配設している。コイルスプリング30は、駆動アーム28を一定の圧力でトルクセンサ13に押圧している。外輪24は凹部27に突出して、コイルスプリング30に挿通される凸部31を設けている。コイルスプリング30は、外輪24の凸部31に挿入され、内輪25の筒部29に入れられて定位置に配置される。この第1スプロケット4は、ペダルクランク2で内輪25が回転されると、内輪25の駆動アーム28がトルクセンサ13を介して外輪24を回転させる。ペダルクランク2の回転力は、トルクセンサ13を介して外輪24を回転し、外輪24がチェーン6を介して後輪3Bを回転させる。ペダル11に強い踏力が作用すると、内輪25がトルクセンサ13を押圧する圧力も強くなる。したがって、トルクセンサ13は、これに作用する圧力を検出して、ペダルクランク2の回転トルクを検出できる。この図のトルクセンサ13は、磁歪素子を利用した圧力センサであって、トルクセンサ13からの電気出力は、詳細な説明は省略するが、回転するトルクセンサ13からの電気出力を得るためにスリップリングを利用して、制御回路15にて検出される。
【0021】
ただし、本発明はトルクセンサ13を圧力センサに特定しない。トルクセンサ13には変位センサも使用できる。図7は変位センサをトルクセンサ13に使用する具体例を示す。この図の第1スプロケット4は、内輪25の駆動アーム28に凸部28Aを設けており、この凸部28Aの移動を変位センサで検出する。内輪25の駆動アーム28と外輪24の凹部27との間には押しバネであるコイルスプリング32を配設している。コイルスプリング32は、内輪25がペダルクランク2の強い踏力で駆動されるほど圧縮されて短くなる。コイルスプリング32が圧縮されると、内輪25の駆動アーム28の凸部28Aが変位センサに接近し、あるいは変位センサに押し込まれる。凸部28Aの移動した位置が変位センサで検出されて、ペダルクランク2のトルクが検出される。
【0022】
回生スイッチ18は、ブレーキレバー17が操作されたことを検出するスイッチで、ブレーキレバー17に設けられ、あるいはブレーキレバー17で引っ張られるブレーキワイヤーの途中に設けられる。回生スイッチ18は、ブレーキを握ってブレーキを操作する状態と、ブレーキを操作しない離した状態とで、オンオフに切り換えられるスイッチである。回生スイッチ18は、好ましくは、ブレーキを操作しない状態でオフとなるノーマルオフのスイッチが使用される。回生スイッチ18は、リードスイッチやリミットスイッチである。リードスイッチは、ブレーキレバー17やブレーキワイヤーに連結されている磁石でオンオフに切り換えられる位置に配置される。リミットスイッチは、ブレーキレバー17やブレーキワイヤーに連結している当接部でプランジャーを機械的に押してオンオフに切り換えられる位置に配置される。
【0023】
回生スイッチ18は、ブレーキが操作されたことを示す信号を制御回路15に出力する。制御回路15は、ブレーキが操作された信号が入力されると、モーター9を発電機として使用して、回生制動して電池10を充電する。制御回路15は、モーター9の界磁コイルに流す電流のタイミングを制御して、モーター9を発電機として電池10を充電する。制御回路15は、電池10の残容量を検出し、電池10の過充電を防止しながら回生制動して電池10を充電する。すなわち、電池10が満充電になると、ブレーキが操作されても回生を停止して電池10の充電を停止する。ブレーキを操作したことを検出して回生制動する電動自転車は、スムーズに制動できると共に、運動のエネルギーを有効に回収して電池10を充電できる。このため、自転車を速やかに停止できると共に、電池10による走行距離を長くできる特長がある。
【0024】
図8は、制御回路15が、モーター9の回転トルクを制御する特性のひとつの具体例を示すグラフである。この図において、制御回路15は、自転車の速度が第1設定速度よりも低い第1領域において、ペダルクランク2が車輪3を駆動する車輪3の回転トルクに等しい回転トルクで車輪3を駆動する。第1設定速度は、時速15kmに設定される。この図は、ペダルクランク2の踏力が車輪3を駆動する回転トルクを100%としている。自転車の速度が第1設定速度よりも速く、第2設定速度よりも遅い領域において、モーター9が車輪3を駆動するトルクは車速が第2設定速度に近付くにしたがって、ペダルクランク2が車輪3を駆動するトルクよりも小さくする。第2設定速度は、たとえば時速24kmに設定される。
【0025】
制御回路15は、手元操作部16で操作されて、モーター9が車輪3を駆動するトルク特性を変化させる。たとえば、手元操作部16のスイッチが「省エネルギーモード」に切り換えられると、図の鎖線で示すように、モーター9が車輪3を駆動するトルクを少なくして、モーター9の消費電力を少なくする。この状態に切り換えると、電池10を長い時間使用できるので、電池10を使用して走行できる距離が長くなる。図8は、モーター9が車輪3を駆動するトルクを例示するものであって、本発明の電動自転車は、モーター9が車輪3を駆動するトルクを図8に示す特性に特定するものでは決してない。モーター9は、図に示すカーブとは異なる特性で車輪3を駆動することができる。
【0026】
本発明の電動自転車は、トルクセンサ13からの信号のみでなく、回転センサ14の信号も考慮して、モーター9に電力供給を開始する電力供給開始タイミングを特定する。制御回路15は、ペダルクランク2が踏まれて、トルクセンサ13が踏力による回転トルク踏力を検出しても、このトルクセンサ13のみの信号ではモーター9への電力供給を開始しない。制御回路15は、停止している状態から車輪3が回転されたことを検出しないかぎり、モーター9への電力供給を開始しない。
【0027】
車輪3の回転は回転センサ14で検出される。回転センサ14は、モーター9に内蔵されるセンサを使用できる。車輪3の駆動にブラシレスモーターを使用する電動自転車は、ブラシレスモーターに内蔵されるローター回転位置センサを回転センサ14に使用する。ブラシレスモーターは、ステーターの界磁コイルに流す電流を切り換えてローターを回転させるので、ローターの回転位置を検出するために、ローター回転位置センサを内蔵している。ローター回転位置センサは、ローターの永久磁石の磁界を検出するホール素子である。3相ブラシレスモーターは、ローター回転位置センサとして、3つのホール素子を備えている。ブラシレスモーターが8極であると、3つのホール素子からは、ローターが1回転すると24回パルスが出力される。モーター9の回転は、減速されて車輪3を駆動するので、モーター9と車輪3との減速比を1/16とすれば、車輪3が1回転するときに、このブラシレスモーター9は、ローター回転位置センサである3つのホール素子からは384回のパルスを出力する。したがって、車輪の回転センサに代わって、車輪3の回転を間接的に検出するローター回転位置センサから出力されるパルスをカウントして、車輪3の回転角を検出できる。たとえば、ローター回転位置センサから5回パルスが出力されると、車輪3は約5度回転したことになる。さらに、ブラシレスモーター9のローター回転位置センサは、ローターの回転方向を検出できる。したがって、ローターの回転方向を検出して、電動自転車の前進と後退を検出できる。ブラシレスモーターは、ローターが正転されるときと逆転されるときとで、3つのホール素子から出力される”High”と”Low”が出力される配列が異なるので、この配列でローターの正転と逆転を検出できる。ローター回転位置センサを車輪3の回転センサ14に使用する電動自転車は、車輪3の回転を検出する専用のセンサを使用する必要がない。ただし、専用の回転センサを設けて、車輪の回転を検出することもできる。
【0028】
制御回路15は、停止位置から所定の角度回転されたことを回転センサ14が検出し、あるいは車輪3が所定の速度で回転していることを回転センサ14が検出し、あるいはまた、車輪3が所定の角度回転させると共に、所定の速度で回転していることを回転センサ14が検出したことを確認し、その後、トルクセンサ13が車輪3を駆動するトルクを検出すると、モーター9への電力供給を開始する。したがって、電動自転車は、停止している状態でペダルクランク2を踏んで、トルクセンサ13が踏力を検出しても、車輪3が回転しないかぎりモーター9に電力供給を開始しない。
【0029】
制御回路15は、図9に示す以下のフローチャートに従って、好ましくは、車輪3が所定の角度回転し、さらに車輪3の回転速度が設定速度になったことを検出して、モーター9の電力供給を開始する。
[n=1のステップ]
メインスイッチがオンに切り換えられると、モーター9の電力供給を停止して、モーター9が車輪3を駆動しないようにする。
[n=2のステップ]
このステップで、漕ぎ終わり状態、すなわち停止状態を設定する。
[n=3のステップ]
トルクセンサ13でペダル11の踏力の検出処理をする。
[n=4のステップ]
トルクセンサ13が検出した踏力が設定値以上であるかどうかを判定し、踏力が設定値以上であると次のステップに、設定値よりも小さいとn=1のステップにジャンプする。
[n=5のステップ]
ブレーキに設けているスイッチがオフであるかどうかを判定する。ブレーキに設けているスイッチは、ブレーキが操作されるとオン、操作しない状態でオフになるスイッチである。このスイッチは回生スイッチ18にも使用される。ブレーキに設けているスイッチがオフであると次のステップに、このスイッチがオフでないとn=1のステップにジャンプする。
[n=6のステップ]
回転センサ14の入力信号から、制御回路15は車輪3が停止位置から所定の角度回転したかどうかを判定する。車輪3の停止位置からの回転角が所定の角度以上であると次にステップに、車輪3の回転角が所定の角度よりも小さいと、n=1のステップにジャンプする。
[n=7のステップ]
回転センサ14の信号から、車輪3の回転速度が設定速度以上かどうかを判定し、回転速度が設定速度以上であると次のステップに、設定速度よりも遅いとn=1にジャンプする。
[n=8のステップ]
このステップで、制御回路15は、漕ぎ始め状態、すなわち電池10からモーター9に電力供給を開始できる状態に設定する。
[n=9〜10のステップ]
モーター9への電力供給を開始すると共に、トルクセンサ13で踏力を検出して、モーター9が車輪3を所定の回転トルクで駆動するように、モーター9への供給電力、すなわち供給電流を制御する。その後、n=1のステップにジャンプして以後、以上のステップを繰り返して電動自転車を走行させる。以上のフローチャートでモーター9を駆動する電動自転車は、n=7のステップで車輪3の回転速度が設定速度以上であるかどうかを判定するので、車輪3の回転速度が設定速度よりも遅くなることを回転センサ14が検出すると、制御回路15はモーター9の駆動を停止する。
【0030】
さらに、制御回路15は、自転車が後退するときにモーター9を駆動しない。自転車が後退していることは、回転センサ14であるローター回転位置センサで検出される。ローター回転位置センサから、ローターが自転車を後退させる方向に回転していることを示す信号が出力されると、制御回路15はモーター9への通電を停止する。
【0031】
以上のフローチャートは、車輪3が停止状態から所定の角度回転し、さらに車輪3の回路速度が設定速度よりも速いことを検出して、モーター9への電流供給を開始している。ただし、本発明の電動自転車は、n=6と7のステップのいずれかを省略して、車輪3が所定の角度回転し、あるいは車輪3の回転速度が設定速度になることのみを検出して、モーター9への電流供給を開始することができる。
【0032】
図10は、車輪3の回転角度を検出する図9におけるn=6のステップの詳細なフローチャートを示す。制御回路15は、以下のステップで車輪3が回転する角度を検出する。
[n=6−1のステップ]
回転センサ14に併用される、モーター9に内蔵されるローター回転位置センサからの出力パルスをカウントする。出力パルスのカウント数は、車輪3の回転角度に比例しているので、出力パルスの数で車輪3の回転角度を検出できる。
[n=6−2〜3のステップ]
出力パルスのカウント値が設定値よりも大きいかどうか、いいかえると車輪3の回転角が設定値以上であるかどうかが判定される。出力パルスのカウント数が設定値よりも少ないと、n=1にジャンプして設定値になるまで、n=1と6−2をループする。出力パルスの数が設定値以上であると車輪3の初期回転角度が設定値を越えたことを認識して、モーター9の駆動を許可する。
【0033】
図11は、車輪3の回転速度を検出する図9におけるn=7のステップの詳細なフローチャートを示す。制御回路15は、以下のステップで車輪3が所定の回転速度になったことを検出する。
[n=7−1〜2のステップ]
このステップで、設定時間内における、ローター回転位置センサからの出力パルスをカウントする。出力パルスのカウント数は、車輪3の回転角度に比例しているので、設定時間における出力パルスの数で車輪3の回転速度を検出できる。[n=7−3〜4のステップ]
設定時間における出力パルスのカウント値が設定値以上かどうか、いいかえると車輪3の回転速度が設定値以上であるかどうかが判定される。設定時間における出力パルスのカウント数が設定値よりも少ないと、モーター9の駆動を不許可として、n=1にジャンプする。設定時間における出力パルスの数が設定値以上であると車輪3の回転速度が設定値以上であることを認識して、その後のステップでモーター9の駆動を許可する。
【0034】
【発明の効果】
本発明の電動自転車は、モーターで自転車を走行させる必要がないときに、モーターが車輪を駆動するのを停止して、安全にしかも便利に使用できる特長がある。たとえば、ペダルに足を載せて自転車を後退させるとき、足でペダルを踏んでもモーターが車輪を駆動することがない。この状態は、たとえば自転車を方向転換するために、自転車を前後に移動させて切り返しするときに便利である。それは、切り返しするために自転車を後退させるときに、車輪がモーターで駆動されると安全で便利に操作できなくなるからである。また、信号待ち等でペダルに足を載せているとき、足がペダルを踏んでモーターが駆動されると、安全に停止できないが、本発明の電動自転車はこの状態においても、モーターが車輪を駆動しない。したがって、安全に停止できる。走行するときは、車輪が回転するとモーターが車輪を駆動するので、安全に楽に走行できる。
【0035】
さらに、本発明の請求項8の電動自転車は、一方の車輪で人力のトルクを検出し、このトルクに基づいて他方のモーターにて駆動すると共に、他方の車輪には鍵を設けている。したがって、他方の車輪に鍵をかけた状態においては、誤作動等でモーターが他方の車輪を駆動しようとしても、また、人力のトルクを一方の車輪側で検出しようとも、他方の車輪が回転することはない。このため、駐輪時等における安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる電動自転車の概略側面図
【図2】図1に示す電動自転車のモーターを駆動する回路のブロック図
【図3】図1に示す電動自転車の第1スプロケットを示す概略図
【図4】第1スプロケットの斜視図
【図5】図4に示す第1スプロケットの背面斜視図
【図6】第1スプロケットの概略断面図
【図7】トルクセンサの他の一例を示す概略図
【図8】制御回路がモーターの回転トルクを制御する特性の一例を示すグラフ
【図9】制御回路がモーターへの電力供給を制御するフローチャート
【図10】自転車の車輪の回転角度を検出する詳細なフローチャート
【図11】自転車の車輪の回転速度を検出する詳細なフローチャート
【符号の説明】
1…フレーム
2…ペダルクランク
3…車輪        3A…前輪      3B…後輪
4…第1スプロケット
5…第2スプロケット
6…チェーン
7…フロントフォーク
8…フロントハブ
9…モーター
10…電池
11…ペダル
12…鍵
13…トルクセンサ
14…回転センサ
15…制御回路
16…手元操作部
17…ブレーキレバー
18…回生スイッチ
19…温度センサ
20…電流センサ
21…電圧センサ
22…浸水センサ
23…ハンドル
24…外輪
25…内輪
26…外周溝
27…凹部
28…駆動アーム    28A…凸部
29…筒部
30…コイルスプリング
31…凸部
32…コイルスプリング
33…コントロールボックス

Claims (8)

  1. ペダル(11)の踏力が車輪(3)を駆動するトルクを検出するトルクセンサ(13)と、車輪(3)の回転を検出する回転センサ(14)と、車輪(3)を駆動するモーター(9)と、このモーター(9)に電力を供給する電池(10)と、電池(10)とモーター(9)との間に接続されて、電池(10)からモーター(9)に供給する電力を制御する制御回路(15)とを備え、
    制御回路(15)が、トルクセンサ(13)と回転センサ(14)の両方の信号で、モーター(9)に電力供給を開始する電力供給開始タイミングを制御するようにしてなる電動自転車。
  2. 車輪(3)が停止位置から所定の角度回転されたことを回転センサ(14)が検出し、あるいは車輪(3)が所定の速度で回転していることを回転センサ(14)が検出し、あるいはまた、車輪(3)が所定の角度回転されると共に、所定の速度で回転していることを回転センサ(14)が検出し、さらに、トルクセンサ(13)が車輪(3)を駆動するトルクを検出する状態で、制御回路(15)がモーター(9)への電力供給を開始する請求項1に記載される電動自転車。
  3. 車輪(3)を駆動するモーター(9)がブラシレスモーターで、ブラシレスモーターに内蔵されるローターの回転を検出するローター回転位置センサを車輪(3)の回転を検出する回転センサ(14)に併用している請求項1に記載される電動自転車。
  4. 車輪(3)の回転速度が最低速度よりも遅くなることを回転センサ(14)が検出すると、制御回路(15)がモーター(9)の駆動を停止する請求項1に記載される電動自転車。
  5. 車輪(3)が後退する方向に回転することを回転センサ(14)が検出すると、制御回路(15)がモーター(9)を駆動しない請求項1に記載される電動自転車。
  6. モーター(9)が前輪(3A)を駆動する請求項1に記載される電動自転車。
  7. ペダル(11)の踏力が後輪(3B)を駆動するトルクを検出するトルクセンサ(13)と、トルクセンサ(13)からの信号に基づいて前輪(3A)を駆動するモーター(9)とを備え、前輪(3A)に鍵(12)を設けている請求項1に記載される電動自転車。
  8. ペダル(11)の踏力が一方の車輪(3)を駆動するトルクを検出するトルクセンサ(13)と、トルクセンサ(13)からの信号に基づいて他方の車輪(3)を駆動するモーター(9)とを備え、他方の車輪(3)に鍵(12)を設けていることを特徴とする電動自転車。
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