JP2004141501A - 注連縄 - Google Patents
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Abstract
【課題】注連縄を構成するロープ、及び注連縄に吊設する房や紙垂に風水に基づいた着色を行い、その用途を神事のみならず、一般の招福、幸運のシンボルとしてインテリアを含む広い分野で使用できるようにする。また相撲や闘犬又は闘牛で用いられる横綱がより華やかになり、さらに力士や闘犬、又は闘牛を模した玩具や置物も華やかさを増しインテリアとしての効果が高まる。
【解決手段】藁、白麻、プラスチック紐等の線材を複数本撚り合わせたロープをさらに複数本撚り合わせて構成される注連縄において、それぞれのロープが風水に基づく異なった色に彩色され、また、前記注連縄の所々に吊設される房が、風水に基づくさまざまな色に彩色された藁、プラスチック紐等の線材から選択した1色又は2色以上の前記線材複数本を、その一端が束ねられて構成され、さらに前記注連縄の所々に吊設される紙垂も風水に基づく色に彩色されてなる。
【選択図】 図1
【解決手段】藁、白麻、プラスチック紐等の線材を複数本撚り合わせたロープをさらに複数本撚り合わせて構成される注連縄において、それぞれのロープが風水に基づく異なった色に彩色され、また、前記注連縄の所々に吊設される房が、風水に基づくさまざまな色に彩色された藁、プラスチック紐等の線材から選択した1色又は2色以上の前記線材複数本を、その一端が束ねられて構成され、さらに前記注連縄の所々に吊設される紙垂も風水に基づく色に彩色されてなる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、神社の社殿や鳥居に掛けられ、祭礼飾りや正月飾りとして一般家庭でも用いられる注連縄や輪飾り、また相撲や闘犬又は闘牛用等の横綱に係り、特に多くの機能性を付加した注連縄又は横綱に関する。
【0002】
【従来の技術】神前又は神事の場に不浄なものの侵入を禁じる印として張られる注連縄は、神社の社殿や鳥居に掛けられ、一般家庭では神棚のほか祭礼時や正月のお飾りとして用いられてきた。神殿あるいは鳥居に懸装される注連縄は、図6(a)に示すように、藁やプラスチック紐等の線材を複数本撚り合わせて作製したロープを複数本(図では3本)さらに撚り合わせて構成された注連縄1に、前記注連縄1と同じ線材、すなわち藁やプラスチック紐等を束ねて構成された複数個の房2と、和紙で作られた紙垂3が吊り下げられているものが一般的であり、また、一般家庭の神棚等に飾られ、又は正月飾りとして用いられる注連縄としては、図6(b)に示すような藁等を束ねたロープを複数本、先端に向かって順次細くなる円錐形状に撚り合わせて構成されたもの、あるいはこの注連縄1に和紙の紙垂3が吊設されたものが多い。さらに、祭礼の際には町内に、地鎮祭などの神事の際には祭壇周囲に、図6(c)に示すように、藁縄1’に和紙の紙垂3や数本の藁又は稲穂4が吊設されてなる注連縄1が張り巡らされる。
上記の各注連縄はそれぞれ使用場所によって形態は異なるものの、その構成要素は、藁等の線材を撚り合わせた注連縄1と、前記注連縄1に吊設される房2、及び紙垂3とである。また、上記注連縄1のいずれもが、前述のように清浄の場を示すことがその使用目的であることから、藁などの素材に着色加工したものはなく、吊設される紙垂3も白色の和紙で作られるのが一般であった。また、用途も主に神事に限られていた。
一方、大相撲では、上記注連縄と構造を同じくする横綱が、最強力士の名誉をたたえるために吉田司家から授けられ、また闘犬や闘牛で優勝した犬や牛にも大相撲にならってその首に横綱を掛けることが行われてきた。この大相撲における横綱の起源には諸説あるが、いずれも神事や神道故事に由来していることから、横綱は白色の麻の綱に白色の和紙で作られた紙垂が吊設されたものが一般であった。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】このような現状に鑑み、注連縄及び注連縄に吊設する房や紙垂に風水に基づいた着色を行い、その用途を神事のみならず、一般の招福、幸運のシンボルとしてインテリアを含む広い分野で使用できるような注連縄を提供する。また相撲や闘犬又は闘牛で用いられる横綱としての注連縄がより華やかになり、さらにこれを模した玩具や置物も華やかさをましインテリアとしての効果を高める。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、次に示す方法によって上記課題を解決した。
(1)藁、白麻、プラスチック紐等の線材を複数本撚り合わせたロープをさらに複数本撚り合わせて構成される注連縄において、それぞれのロープが風水に基づく異なった色に彩色されてなることを特徴とする注連縄。
(2)前記注連縄を構成するロープが、部分部分で異なる色に彩色し分けられてなることを特徴とする前項(1)に記載の注連縄。
【0005】
(3)前記注連縄の所々に房が吊設され、同房が風水に基づくさまざまな色に彩色された藁、プラスチック紐等の線材から1色又は2色以上選択した複数本の前記線材を、その一端が束ねられて構成されたものであることを特徴とする前項(1)又は(2)に記載の注連縄。
【0006】
(4)前記注連縄の所々に、風水に基づく色に彩色されてなる紙垂を吊設してなることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載の注連縄。
(5)前記紙垂が、表裏それぞれ異なった色に彩色されてなることを特徴とする前項(4)に記載の注連縄。
(6)前記紙垂の1枚ごとの彩色が、部分部分で異なる色によってなされていることを特徴とする前項(4)又は(5)に記載の注連縄。
(7)前記紙垂が、さまざまな地模様あるいは透かし模様が施された素材で構成されてなることを特徴とする前項(4)〜(6)のいずれか1項に記載の注連縄。
(8)前記紙垂の素材が、紙、布、金属箔又はプラスチックフィルムから選択される1種又は2種以上であることを特徴とする前項(4)〜(7)のいずれか1項に記載の注連縄。
【0007】
(9)前記ロープ、房又は紙垂から選択される1又は2以上が、蛍光材あるいは夜光材を含むものであることを特徴とする前項(1)〜(8)のいずれか1項に記載の注連縄。
【0008】
(10)前記注連縄が、その外面部に風水に基づく色に発光する複数の豆電球やLED等の発光体を装着してなり、前記発光体がコードを介して乾電池又は商用電源に接続されることによって点灯し、若しくは繰り返して点滅するよう構成されてなることを特徴とする前項(1)〜(9)のいずれか1項に記載の注連縄。
(11)前記注連縄を構成するロープが、それぞれ風水に基づく異なった色に彩色された半透明のプラスチック製チューブからなり、該チューブの内側に配設された1又は複数の豆電球等の発光体によって前記半透明のプラスチック製チューブが発光するよう構成されてなることを特徴とする前項(1)〜(9)のいずれか1項に記載の注連縄。
(12)前記注連縄が、それぞれ風水に基づく色に発光する蛍光材料を含有するプラスチック製ロープと、該ロープの1端又は複数箇所から光を入射し得る1又は複数の発光体とからなる自己発光性ロープで構成されていることを特徴とする前項(1)〜(9)のいずれか1項に記載の注連縄。
【0009】
(13)前項(1)〜(2)及び(4)〜(12)のいずれか1項に記載の注連縄が、その両端が結ばれて輪に構成されてなることを特徴とする、相撲や闘犬又は闘牛等で用いられる横綱。
(14)前項(1)〜(2)及び(4)〜(12)のいずれか1項に記載の注連縄が、その両端が結ばれて輪となり、その下部に該注連縄を構成する線材を垂下して構成されてなることを特徴とする輪飾り。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図によって説明する。 図1は本発明の注連縄の実施例の構成図、図2は本発明の房及び紙垂を吊設した注連縄の実施例の構成図、図3は本発明の紙垂の着色の実施例、図4は本発明の注連縄を闘犬用の横綱として使用した実施例、図5は本発明の注連縄を輪飾りとして使用した実施例、図6は従来使用されてきた各種注連縄の構成図である。
図において、1は注連縄、1a、1b、1cは注連縄を構成するロープ、1dは穂先、1’は藁縄、2は房、2a、2b、2c、2a’、2b’は房を構成する小房、3は紙垂、4は藁又は稲穂、5は横綱を示す。
【0011】
(実施例1)
図1は、これまで一般家庭の正月飾り等として用いられてきた形態の注連縄1に本発明を適用した実施例の構造を示す。本実施例は、図1に示すように藁やプラスチック紐等の線材が複数本撚り合わされてなる3本のロープ1a、1b、1cがそれぞれ風水に基づく異なる色に彩色され、その3色のロープが、さらに先端に向かって順次細くなる円錐形状に撚り合わされている。なお、注連縄1の素材が藁であるときには藁の一本一本の向きをそろえ、注連縄1の外径が藁の根元から穂先に向かって順次細くなるように撚り合わせるのが通常であるのはいうまでもない。
また、前記3本のロープ1a、1b、1cは、それぞれ異なる単色に限られるものでなく、部分部分で異なる色に彩色されているものであってもよい。さらには、前記注連縄1の穂先1dに稲穂などを取り付けるのも好ましい。
【0012】
(実施例2)
図2に、注連縄1の所々に複数の房2及び紙垂3を吊設した注連縄の実施例を示す。
(a)注連縄1の構造
本実施例の注連縄1も、実施例1と同様に藁やプラスチック紐等の線材が複数本撚り合わされてなる3本のロープ1a、1b、1cがそれぞれ異なる色に彩色され、その3色のロープがさらに撚り合わされて構成されている。なお、本実施例に示す形態の注連縄1は、神殿や鳥居に懸装される場合が多く、その場合、図2には明示しなかったが中央部が太く両端に向かって細くなるよう構成されていてもよい。また、本発明の実施例2でも中央部が太く両端に向かって細くなっていく注連縄1であってもよい。
【0013】
(b)房2の構造
前記房2の構造を図2に示した。図2(a)に示す実施例では、前記房2が、注連縄1の各ロープ1a、1b、1cのそれぞれの色と同色に彩色された藁やプラスチック紐等の線材からなり、かつ同色の藁、プラスチック紐のみ複数本がその上部を束ねられて小房2a、2b、2cが作られ、その3色の小房2a、2b、2cが集められさらにその上部が藁縄やプラスチック紐等で束ねられ、その後上下を切りそろえて作製されたものである。したがって、前記房2は3色の部分に分割された構造となっている。
上記実施例2では、小房2a、2b、2cが注連縄1の各ロープの色のすべてに対応し、かつ1つの色が1つの小房に束ねられているが、前記小房2a、2b、2cは注連縄1の各ロープの色のすべてに対応している必要はなく、1色、又は2色に対応するものであってもよく、さらには注連縄1のロープの色以外の色で彩色された藁、プラスチック紐等を用いた複数色の小房を束ねたものであってもよい。また2色以上の線材を束ねて前記房2を構成する場合、同色の線材を一つの小房に束ねる必要もなく、図2(b)に示すように同色の小房を複数個(図2では2個2a、2a’及び2b、2b’)作り、複数の色の小房を複数個交互に並ぶように束ねてもよい。
さらに、複数の異なる色に染め分けられた藁、プラスチック紐等の線材を同色の線材の小房に束ねることなく、任意の色、任意の本数取りそろえ、その上部1か所に藁やプラスチック紐で巻回して束ね、その後上下を切りそろえてなる多色の線材が混在する房2であることを妨げるものではない。
複数個の房2を注連縄1に吊設する際、すべての房2が同一な色彩構造を持つものである必要もない。なお房2はそれぞれ異なる色に着色された藁やプラスチック紐をそれぞれの色の小房2a,2b、2cに束ねることなく、無作為に束ね、多色の藁やビニール紐が混在する多色の房2であることを妨げるものではない。
なお、複数個の房2を注連縄1に吊設する際、すべての房2が同一な色彩構造を持つものである必要もない。
【0014】
(紙垂3の構造)
前記注連縄1に吊設される紙垂3は、その素材として、紙、布、金属箔、又はプラスチックフィルムから選択されるいずれか1種類、又はそれらの複数種を組み合わせて使用する。前記紙垂3は、1枚の長方形の素材をその両端から交互に切り込み、それを引き伸ばすことにより稲妻状の長尺の片とする方法で製作されるが、その風水に基づく彩色、模様付け等は、切り込みを入れる前の素材に印刷、染め、コーティング、あるいは素材製作時の原料への染料混合、透かし模様の漉き込み等を施すことによって実施できる。
また前記紙垂3の幅も上記切り込み幅によって任意に設定できる。
【0015】
図3に紙垂3の着色の実施例のいくつかを示す。図3(a)は、表裏全面均一な彩色を施したもの、図3(b)は、表裏に同系色の濃淡を有する彩色を施したものである。
また、図3(c)は、表面c1、c3と裏面c2、c4とがそれぞれ異なる色に彩色された紙垂3であり、表裏のいずれか一面、又は両面が均一又は濃淡を持って彩色されていてもよい。
図3(d)は、部分部分d1、d2、d3、d4がそれぞれ異なる色で彩色された紙垂3であり、色彩の境界線が明確であるものであっても、あるいはなだらかに変化するものであってもよい。また、d1、d2、d3、d4の部分部分内で異なる複数の色が使用されるものであってもよい。
図3(e)に示す紙垂3は、地模様又は透かし模様を施したものであり、前記図3(a)〜(d)に示した彩色方法と組み合わせて使用することを妨げない。
【0016】
前記注連縄1,房2、又は紙垂3から選択される1又は2以上に、発光材料としての蛍光材料、例えば硫化亜鉛、硫化亜鉛カドミウムに銅、銀、マンガンの活性化剤を加えたもの等、又は夜光(りん光)材料、例えば硫化亜鉛カドミウムに活性化剤として銅を加えたものや硫化カルシウムに活性化剤としてビスマスを加えたもの等を含ませてもよい。
【0017】
(実施例3)
本実施例は、上記の実施例1又は2で示した注連縄1の外部面の所々に、図示しない異なる色の光を発する豆電球やLED等の発光体を複数個装着し、これら発光体をコードを介して乾電池又は商用電源に接続して点灯し、若しくは繰り返し点滅するよう構成されたものである。
(実施例4)
本実施例は、注連縄1を構成するロープ1a、1b、1c(図1,図2参照)が、それぞれ風水に基づく異なる色で彩色された透明、又は半透明のプラスチック製チューブで構成され、各チューブ内に、図示しない白色又はそれぞれのチューブと同色の発光体が1又は複数個挿入され、これら発光体をコードを介して乾電池又は商用電源に接続して点灯し、若しくは繰り返し点滅するよう構成されたものである。
(実施例5)
本実施例は、前記注連縄が、それぞれ風水に基づく色に発光する蛍光材料を含有する熱可塑性ポリウレタン樹脂等のプラスチック製ロープ1a、1b、1cと、各ロープの1端又は複数箇所から光を入射し得る1又は複数の発光体(図示せず)とから構成され、前記発光体がコードを介して乾電池又は商用電源に接続、点灯されることにより、各ロープが、それぞれのロープに含有された蛍光材料の色の光を発するようにした自己発光ロープによって構成されたものである。
(実施例6)
図4に本発明の注連縄を横綱として闘犬に使用した実施例を、また図5に本発明の注連縄を輪飾りとして使用した実施例を示す。なお、横綱、輪飾りを構成する注連縄1及び紙垂3の構造は、いずれも実施例2で説明したのと同一であるので、ここでの詳述は省く。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が発揮される。
1.神事にのみ限られて使用してきた注連縄を、招福、幸運のシンボル、あるいは精神的安定を得る補助具として、インテリアを含む多様な分野での使用を可能にする。
2.注連縄、房、又は紙垂から選択される1又は2以上に、発光材料としての蛍光材料や夜光材料を含む素材を使用することにより、注連縄、房、又は紙垂から選択される1又は2以上を弱い光の中でもより明るく、より色鮮やかに見せることができる。
3.注連縄に異なる色の光を発する豆電球やLED等の発光体を装着し、あるいは注連縄を構成するロープに自己発光性ロープを用いたこと等により、外光のない暗がりでも注連縄の存在を明確することができる。また発光体を繰り返し点滅することにより、注連縄のインテリアとしての効果が高まる。
4.相撲、闘犬又は闘牛の横綱の彩色が豊かにかつ華やかになる。また力士や闘犬又は闘牛を模した玩具、置物等も華やかさを増してインテリアとしての効果が高まる。
5.正月飾りとして門松に掛けられたり、玄関口や自動車のフロントに飾られたりする輪飾りを、正月以外にも招福、幸運のシンボル、あるいは精神的安定を得る補助具として、インテリアを含む多様な分野での使用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の注連縄の実施例の構成図。
【図2】本発明の房及び紙垂を吊設した注連縄の実施例の構成図。
【図3】本発明の紙垂の着色の実施例。
【図4】本発明の注連縄を闘犬用の横綱として使用した実施例。
【図5】本発明の注連縄を輪飾りとして使用した実施例。
【図6】従来使用されてきた各種注連縄の構成図。
【符号の説明】
1:注連縄 1a、1b、1c:注連縄を構成するロープ
1d:穂先 1’:藁縄
2:房
2a、2b、2c、2a’、2b’:房を構成する小房
3:紙垂 4:藁又は稲穂
5:横綱
【発明の属する技術分野】本発明は、神社の社殿や鳥居に掛けられ、祭礼飾りや正月飾りとして一般家庭でも用いられる注連縄や輪飾り、また相撲や闘犬又は闘牛用等の横綱に係り、特に多くの機能性を付加した注連縄又は横綱に関する。
【0002】
【従来の技術】神前又は神事の場に不浄なものの侵入を禁じる印として張られる注連縄は、神社の社殿や鳥居に掛けられ、一般家庭では神棚のほか祭礼時や正月のお飾りとして用いられてきた。神殿あるいは鳥居に懸装される注連縄は、図6(a)に示すように、藁やプラスチック紐等の線材を複数本撚り合わせて作製したロープを複数本(図では3本)さらに撚り合わせて構成された注連縄1に、前記注連縄1と同じ線材、すなわち藁やプラスチック紐等を束ねて構成された複数個の房2と、和紙で作られた紙垂3が吊り下げられているものが一般的であり、また、一般家庭の神棚等に飾られ、又は正月飾りとして用いられる注連縄としては、図6(b)に示すような藁等を束ねたロープを複数本、先端に向かって順次細くなる円錐形状に撚り合わせて構成されたもの、あるいはこの注連縄1に和紙の紙垂3が吊設されたものが多い。さらに、祭礼の際には町内に、地鎮祭などの神事の際には祭壇周囲に、図6(c)に示すように、藁縄1’に和紙の紙垂3や数本の藁又は稲穂4が吊設されてなる注連縄1が張り巡らされる。
上記の各注連縄はそれぞれ使用場所によって形態は異なるものの、その構成要素は、藁等の線材を撚り合わせた注連縄1と、前記注連縄1に吊設される房2、及び紙垂3とである。また、上記注連縄1のいずれもが、前述のように清浄の場を示すことがその使用目的であることから、藁などの素材に着色加工したものはなく、吊設される紙垂3も白色の和紙で作られるのが一般であった。また、用途も主に神事に限られていた。
一方、大相撲では、上記注連縄と構造を同じくする横綱が、最強力士の名誉をたたえるために吉田司家から授けられ、また闘犬や闘牛で優勝した犬や牛にも大相撲にならってその首に横綱を掛けることが行われてきた。この大相撲における横綱の起源には諸説あるが、いずれも神事や神道故事に由来していることから、横綱は白色の麻の綱に白色の和紙で作られた紙垂が吊設されたものが一般であった。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】このような現状に鑑み、注連縄及び注連縄に吊設する房や紙垂に風水に基づいた着色を行い、その用途を神事のみならず、一般の招福、幸運のシンボルとしてインテリアを含む広い分野で使用できるような注連縄を提供する。また相撲や闘犬又は闘牛で用いられる横綱としての注連縄がより華やかになり、さらにこれを模した玩具や置物も華やかさをましインテリアとしての効果を高める。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、次に示す方法によって上記課題を解決した。
(1)藁、白麻、プラスチック紐等の線材を複数本撚り合わせたロープをさらに複数本撚り合わせて構成される注連縄において、それぞれのロープが風水に基づく異なった色に彩色されてなることを特徴とする注連縄。
(2)前記注連縄を構成するロープが、部分部分で異なる色に彩色し分けられてなることを特徴とする前項(1)に記載の注連縄。
【0005】
(3)前記注連縄の所々に房が吊設され、同房が風水に基づくさまざまな色に彩色された藁、プラスチック紐等の線材から1色又は2色以上選択した複数本の前記線材を、その一端が束ねられて構成されたものであることを特徴とする前項(1)又は(2)に記載の注連縄。
【0006】
(4)前記注連縄の所々に、風水に基づく色に彩色されてなる紙垂を吊設してなることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載の注連縄。
(5)前記紙垂が、表裏それぞれ異なった色に彩色されてなることを特徴とする前項(4)に記載の注連縄。
(6)前記紙垂の1枚ごとの彩色が、部分部分で異なる色によってなされていることを特徴とする前項(4)又は(5)に記載の注連縄。
(7)前記紙垂が、さまざまな地模様あるいは透かし模様が施された素材で構成されてなることを特徴とする前項(4)〜(6)のいずれか1項に記載の注連縄。
(8)前記紙垂の素材が、紙、布、金属箔又はプラスチックフィルムから選択される1種又は2種以上であることを特徴とする前項(4)〜(7)のいずれか1項に記載の注連縄。
【0007】
(9)前記ロープ、房又は紙垂から選択される1又は2以上が、蛍光材あるいは夜光材を含むものであることを特徴とする前項(1)〜(8)のいずれか1項に記載の注連縄。
【0008】
(10)前記注連縄が、その外面部に風水に基づく色に発光する複数の豆電球やLED等の発光体を装着してなり、前記発光体がコードを介して乾電池又は商用電源に接続されることによって点灯し、若しくは繰り返して点滅するよう構成されてなることを特徴とする前項(1)〜(9)のいずれか1項に記載の注連縄。
(11)前記注連縄を構成するロープが、それぞれ風水に基づく異なった色に彩色された半透明のプラスチック製チューブからなり、該チューブの内側に配設された1又は複数の豆電球等の発光体によって前記半透明のプラスチック製チューブが発光するよう構成されてなることを特徴とする前項(1)〜(9)のいずれか1項に記載の注連縄。
(12)前記注連縄が、それぞれ風水に基づく色に発光する蛍光材料を含有するプラスチック製ロープと、該ロープの1端又は複数箇所から光を入射し得る1又は複数の発光体とからなる自己発光性ロープで構成されていることを特徴とする前項(1)〜(9)のいずれか1項に記載の注連縄。
【0009】
(13)前項(1)〜(2)及び(4)〜(12)のいずれか1項に記載の注連縄が、その両端が結ばれて輪に構成されてなることを特徴とする、相撲や闘犬又は闘牛等で用いられる横綱。
(14)前項(1)〜(2)及び(4)〜(12)のいずれか1項に記載の注連縄が、その両端が結ばれて輪となり、その下部に該注連縄を構成する線材を垂下して構成されてなることを特徴とする輪飾り。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図によって説明する。 図1は本発明の注連縄の実施例の構成図、図2は本発明の房及び紙垂を吊設した注連縄の実施例の構成図、図3は本発明の紙垂の着色の実施例、図4は本発明の注連縄を闘犬用の横綱として使用した実施例、図5は本発明の注連縄を輪飾りとして使用した実施例、図6は従来使用されてきた各種注連縄の構成図である。
図において、1は注連縄、1a、1b、1cは注連縄を構成するロープ、1dは穂先、1’は藁縄、2は房、2a、2b、2c、2a’、2b’は房を構成する小房、3は紙垂、4は藁又は稲穂、5は横綱を示す。
【0011】
(実施例1)
図1は、これまで一般家庭の正月飾り等として用いられてきた形態の注連縄1に本発明を適用した実施例の構造を示す。本実施例は、図1に示すように藁やプラスチック紐等の線材が複数本撚り合わされてなる3本のロープ1a、1b、1cがそれぞれ風水に基づく異なる色に彩色され、その3色のロープが、さらに先端に向かって順次細くなる円錐形状に撚り合わされている。なお、注連縄1の素材が藁であるときには藁の一本一本の向きをそろえ、注連縄1の外径が藁の根元から穂先に向かって順次細くなるように撚り合わせるのが通常であるのはいうまでもない。
また、前記3本のロープ1a、1b、1cは、それぞれ異なる単色に限られるものでなく、部分部分で異なる色に彩色されているものであってもよい。さらには、前記注連縄1の穂先1dに稲穂などを取り付けるのも好ましい。
【0012】
(実施例2)
図2に、注連縄1の所々に複数の房2及び紙垂3を吊設した注連縄の実施例を示す。
(a)注連縄1の構造
本実施例の注連縄1も、実施例1と同様に藁やプラスチック紐等の線材が複数本撚り合わされてなる3本のロープ1a、1b、1cがそれぞれ異なる色に彩色され、その3色のロープがさらに撚り合わされて構成されている。なお、本実施例に示す形態の注連縄1は、神殿や鳥居に懸装される場合が多く、その場合、図2には明示しなかったが中央部が太く両端に向かって細くなるよう構成されていてもよい。また、本発明の実施例2でも中央部が太く両端に向かって細くなっていく注連縄1であってもよい。
【0013】
(b)房2の構造
前記房2の構造を図2に示した。図2(a)に示す実施例では、前記房2が、注連縄1の各ロープ1a、1b、1cのそれぞれの色と同色に彩色された藁やプラスチック紐等の線材からなり、かつ同色の藁、プラスチック紐のみ複数本がその上部を束ねられて小房2a、2b、2cが作られ、その3色の小房2a、2b、2cが集められさらにその上部が藁縄やプラスチック紐等で束ねられ、その後上下を切りそろえて作製されたものである。したがって、前記房2は3色の部分に分割された構造となっている。
上記実施例2では、小房2a、2b、2cが注連縄1の各ロープの色のすべてに対応し、かつ1つの色が1つの小房に束ねられているが、前記小房2a、2b、2cは注連縄1の各ロープの色のすべてに対応している必要はなく、1色、又は2色に対応するものであってもよく、さらには注連縄1のロープの色以外の色で彩色された藁、プラスチック紐等を用いた複数色の小房を束ねたものであってもよい。また2色以上の線材を束ねて前記房2を構成する場合、同色の線材を一つの小房に束ねる必要もなく、図2(b)に示すように同色の小房を複数個(図2では2個2a、2a’及び2b、2b’)作り、複数の色の小房を複数個交互に並ぶように束ねてもよい。
さらに、複数の異なる色に染め分けられた藁、プラスチック紐等の線材を同色の線材の小房に束ねることなく、任意の色、任意の本数取りそろえ、その上部1か所に藁やプラスチック紐で巻回して束ね、その後上下を切りそろえてなる多色の線材が混在する房2であることを妨げるものではない。
複数個の房2を注連縄1に吊設する際、すべての房2が同一な色彩構造を持つものである必要もない。なお房2はそれぞれ異なる色に着色された藁やプラスチック紐をそれぞれの色の小房2a,2b、2cに束ねることなく、無作為に束ね、多色の藁やビニール紐が混在する多色の房2であることを妨げるものではない。
なお、複数個の房2を注連縄1に吊設する際、すべての房2が同一な色彩構造を持つものである必要もない。
【0014】
(紙垂3の構造)
前記注連縄1に吊設される紙垂3は、その素材として、紙、布、金属箔、又はプラスチックフィルムから選択されるいずれか1種類、又はそれらの複数種を組み合わせて使用する。前記紙垂3は、1枚の長方形の素材をその両端から交互に切り込み、それを引き伸ばすことにより稲妻状の長尺の片とする方法で製作されるが、その風水に基づく彩色、模様付け等は、切り込みを入れる前の素材に印刷、染め、コーティング、あるいは素材製作時の原料への染料混合、透かし模様の漉き込み等を施すことによって実施できる。
また前記紙垂3の幅も上記切り込み幅によって任意に設定できる。
【0015】
図3に紙垂3の着色の実施例のいくつかを示す。図3(a)は、表裏全面均一な彩色を施したもの、図3(b)は、表裏に同系色の濃淡を有する彩色を施したものである。
また、図3(c)は、表面c1、c3と裏面c2、c4とがそれぞれ異なる色に彩色された紙垂3であり、表裏のいずれか一面、又は両面が均一又は濃淡を持って彩色されていてもよい。
図3(d)は、部分部分d1、d2、d3、d4がそれぞれ異なる色で彩色された紙垂3であり、色彩の境界線が明確であるものであっても、あるいはなだらかに変化するものであってもよい。また、d1、d2、d3、d4の部分部分内で異なる複数の色が使用されるものであってもよい。
図3(e)に示す紙垂3は、地模様又は透かし模様を施したものであり、前記図3(a)〜(d)に示した彩色方法と組み合わせて使用することを妨げない。
【0016】
前記注連縄1,房2、又は紙垂3から選択される1又は2以上に、発光材料としての蛍光材料、例えば硫化亜鉛、硫化亜鉛カドミウムに銅、銀、マンガンの活性化剤を加えたもの等、又は夜光(りん光)材料、例えば硫化亜鉛カドミウムに活性化剤として銅を加えたものや硫化カルシウムに活性化剤としてビスマスを加えたもの等を含ませてもよい。
【0017】
(実施例3)
本実施例は、上記の実施例1又は2で示した注連縄1の外部面の所々に、図示しない異なる色の光を発する豆電球やLED等の発光体を複数個装着し、これら発光体をコードを介して乾電池又は商用電源に接続して点灯し、若しくは繰り返し点滅するよう構成されたものである。
(実施例4)
本実施例は、注連縄1を構成するロープ1a、1b、1c(図1,図2参照)が、それぞれ風水に基づく異なる色で彩色された透明、又は半透明のプラスチック製チューブで構成され、各チューブ内に、図示しない白色又はそれぞれのチューブと同色の発光体が1又は複数個挿入され、これら発光体をコードを介して乾電池又は商用電源に接続して点灯し、若しくは繰り返し点滅するよう構成されたものである。
(実施例5)
本実施例は、前記注連縄が、それぞれ風水に基づく色に発光する蛍光材料を含有する熱可塑性ポリウレタン樹脂等のプラスチック製ロープ1a、1b、1cと、各ロープの1端又は複数箇所から光を入射し得る1又は複数の発光体(図示せず)とから構成され、前記発光体がコードを介して乾電池又は商用電源に接続、点灯されることにより、各ロープが、それぞれのロープに含有された蛍光材料の色の光を発するようにした自己発光ロープによって構成されたものである。
(実施例6)
図4に本発明の注連縄を横綱として闘犬に使用した実施例を、また図5に本発明の注連縄を輪飾りとして使用した実施例を示す。なお、横綱、輪飾りを構成する注連縄1及び紙垂3の構造は、いずれも実施例2で説明したのと同一であるので、ここでの詳述は省く。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が発揮される。
1.神事にのみ限られて使用してきた注連縄を、招福、幸運のシンボル、あるいは精神的安定を得る補助具として、インテリアを含む多様な分野での使用を可能にする。
2.注連縄、房、又は紙垂から選択される1又は2以上に、発光材料としての蛍光材料や夜光材料を含む素材を使用することにより、注連縄、房、又は紙垂から選択される1又は2以上を弱い光の中でもより明るく、より色鮮やかに見せることができる。
3.注連縄に異なる色の光を発する豆電球やLED等の発光体を装着し、あるいは注連縄を構成するロープに自己発光性ロープを用いたこと等により、外光のない暗がりでも注連縄の存在を明確することができる。また発光体を繰り返し点滅することにより、注連縄のインテリアとしての効果が高まる。
4.相撲、闘犬又は闘牛の横綱の彩色が豊かにかつ華やかになる。また力士や闘犬又は闘牛を模した玩具、置物等も華やかさを増してインテリアとしての効果が高まる。
5.正月飾りとして門松に掛けられたり、玄関口や自動車のフロントに飾られたりする輪飾りを、正月以外にも招福、幸運のシンボル、あるいは精神的安定を得る補助具として、インテリアを含む多様な分野での使用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の注連縄の実施例の構成図。
【図2】本発明の房及び紙垂を吊設した注連縄の実施例の構成図。
【図3】本発明の紙垂の着色の実施例。
【図4】本発明の注連縄を闘犬用の横綱として使用した実施例。
【図5】本発明の注連縄を輪飾りとして使用した実施例。
【図6】従来使用されてきた各種注連縄の構成図。
【符号の説明】
1:注連縄 1a、1b、1c:注連縄を構成するロープ
1d:穂先 1’:藁縄
2:房
2a、2b、2c、2a’、2b’:房を構成する小房
3:紙垂 4:藁又は稲穂
5:横綱
Claims (14)
- 藁、白麻、プラスチック紐等の線材を複数本撚り合わせたロープをさらに複数本撚り合わせて構成される注連縄において、それぞれのロープが風水に基づく異なった色に彩色されてなることを特徴とする注連縄。
- 前記注連縄を構成するロープが、部分部分で異なる色に彩色し分けられてなることを特徴とする請求項1に記載の注連縄。
- 前記注連縄の所々に房が吊設され、同房が風水に基づくさまざまな色に彩色された藁、白麻、プラスチック紐等の線材から1色又は2色以上選択した複数本の前記線材を、その一端が束ねられて構成されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の注連縄。
- 前記注連縄の所々に、風水に基づく色に彩色されてなる紙垂を吊設してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の注連縄。
- 前記紙垂が、表裏それぞれ異なった色に彩色されてなることを特徴とする請求項4に記載の注連縄。
- 前記紙垂の1枚ごとの彩色が、部分部分で異なる色によってなされていることを特徴とする請求項5又は6に記載の注連縄。
- 前記紙垂が、さまざまな地模様あるいは透かし模様が施された素材で構成されてなることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の注連縄。
- 前記紙垂の素材が、紙、布、金属箔又はプラスチックフィルムから選択される1種又は2種以上であることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の注連縄。
- 前記ロープ、房又は紙垂から選択される1又は2以上が、蛍光材料あるいは夜光材料を含むものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の注連縄。
- 前記注連縄が、その外面部に風水に基づく色に発光する複数の豆電球やLED等の発光体を装着してなり、前記発光体がコードを介して乾電池又は商用電源に接続されることによって点灯し、若しくは繰り返して点滅するよう構成されてなることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の注連縄。
- 前記注連縄を構成するロープが、それぞれ風水に基づく異なった色に彩色された透明又は半透明のプラスチック製チューブで構成され、該チューブの内側に配設された1又は複数の豆電球等の発光体によって前記プラスチック製チューブの表面がそれぞれの色に光ることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の注連縄。
- 前記注連縄が、それぞれ風水に基づく色に発光する蛍光材料を含有するプラスチック製ロープと、該ロープの1端又は複数箇所から光を入射し得る1又は複数の発光体とからなる自己発光ロープで構成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の注連縄。
- 請求項1〜2及び4〜12のいずれか1項に記載の注連縄が、その両端が結ばれて輪に構成されてなることを特徴とする、相撲や闘犬又は闘牛等で用いられる横綱。
- 請求項1〜2及び4〜12のいずれか1項に記載の注連縄が、その両端が結ばれて輪となり、その下部に該注連縄を構成する線材を垂下して構成されてなることを特徴とする輪飾り。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005349045A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Hisaaki Iwanuma | 注連縄 |
JP2008113705A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Yugo Ikeda | 弔事用注連縄及び弔事用注連飾り |
KR100917223B1 (ko) * | 2007-08-24 | 2009-09-16 | 오규헌 | 가구장식용 끈 및 그 제조방법 |
JP5364837B1 (ja) * | 2012-11-27 | 2013-12-11 | 株式会社折橋商店 | プラスチック製幣帛、及びその製造方法 |
-
2002
- 2002-10-25 JP JP2002311847A patent/JP2004141501A/ja active Pending
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