JP2004140644A - ネットワーク制御確認システム、制御通信端末、サーバ装置およびネットワーク制御確認方法 - Google Patents

ネットワーク制御確認システム、制御通信端末、サーバ装置およびネットワーク制御確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リアルタイムな操作性と、遠隔制御の確実性を確認できるようにしたネットワーク制御確認システムを提供する。
【解決手段】サーバ装置1と、携帯電話端末2と、インターネットテレビ3とは、公衆通信網10、インターネット網20を通じて接続され、インターネットテレビ3には、VTR5が接続される。携帯電話端末2は、サーバ装置1を介して、VTR5に対する遠隔操作データを送信し、インターネットテレビ3は、サーバ装置1を介して、携帯電話端末2からのVTR5に対する遠隔操作データを取得して、VTR5を制御する。また、インターネットテレビ3は、VTR5を制御した結果の情報を取得し、これをサーバ装置1を介して携帯電話端末2に送信し、制御の結果を通知するようにする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、インターネットなどの通信ネットワークを通じて、遠隔から例えば家庭などに設置される電子機器を制御する場合に用いるネットワーク制御確認システム、制御通信端末、サーバ装置、および、ネットワーク制御確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話端末等の携帯通信端末を用い、公衆交換電話網やインターネットを通じて、外出先から家庭に設置されたVTR(Video Tape Recorder)やエアコンなどの各種の電子機器を制御するようにする遠隔制御システムが種々提案されている。しかし、これらのシステムの多くの場合には、消費電力の問題やシステム構成の複雑化、高コスト化の問題を内在している。
【0003】
つまり、遠隔制御の対象の電子機器については、即座に動作できるようにしておくため、常に電源を立ち上げておくようにしなければならなかったり、あるいは、迅速かつ正確な遠隔制御を行うようにするために種々の装置を用いて比較的に規模の大きなシステムを構築しなければならなかったりする場合が多い。
【0004】
このため、遠隔制御の対象となる電子機器であって、家庭に設置される電子機器が無駄に電力を消費することなく、かつ、システム全体の構成が簡単で、安価に構成可能な遠隔制御システムについての技術が、例えば、特許文献1に記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002―078047号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、遠隔制御システムに対しては、上述した消費電力やシステム構成の大規模化の問題の解決はもちろんのこと、例えば自宅に設置されているVTRなどの電子機器をより迅速かつ確実に遠隔制御(遠隔操作)できるようにするとともに、遠隔制御するようにした電子機器が、正確に動作しているかどうかを、遠隔制御元である外出先の携帯通信端末の使用者がリアルタイムに把握したいとする要求がある。
【0007】
そして、近年の携帯電話端末や通信機能を備えたPDA(personal Digital Assistant)などの携帯通信端末の普及に伴い、これら携帯通信端末を用いて遠隔に設置されているVTRなどの電子機器を遠隔制御するシステムであって、迅速かつ確実な遠隔操作が可能であるとともに、制御対象機器が遠隔制御により正確に動作しているかどうかを確認できるようにしたシステムの提供が望まれている。
【0008】
以上のことにかんがみ、この発明は、通信ネットワークを通じて電子機器の遠隔制御を可能にするとともに、リアルタイムな操作性と、遠隔制御の確実性を確認できるようにしたネットワーク制御確認システム、このシステムで用いられる制御通信端末、サーバ装置およびネットワーク制御確認方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のネットワーク制御確認システムは、
携帯通信端末と、制御通信端末とが、所定の通信ネットワークを通じて接続されるとともに、前記制御通信端末に対して当該制御通信端末を通じて制御可能とされた電子機器が接続するようにされて形成されるネットワーク制御確認システムであって、
前記携帯通信端末は、
前記制御通信端末に接続するようにされる前記電子機器に対する使用者からの指示入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段を通じて受け付けた前記指示入力に応じた前記電子機器に対する制御情報を前記電子機器が接続するようにされた前記制御通信端末に送信するようにする制御情報送信手段と、
前記制御通信端末からの前記電子機器の制御の結果を示す結果情報を受信する結果情報受信手段と、
前記結果情報受信手段を通じて受信した前記結果情報を出力する出力手段と
を備え、
前記制御通信端末は、
前記携帯通信端末からの前記電子機器に対する制御情報を受信する制御情報受信手段と、
前記制御情報受信手段を通じて受信した前記制御情報を自機に接続するようにされた前記電子機器に供給するようにする制御情報供給手段と、
前記電子機器についての前記制御情報に応じた制御の結果を示す結果情報を取得する結果情報取得手段と、
前記結果情報取得手段により取得された前記結果情報を前記携帯通信端末に送信する結果情報送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0010】
この請求項1に記載の発明のネットワーク制御確認システムは、携帯通信端末と制御通信端末とは、広域の通信ネットワークに接続され、制御通信端末には、制御対象の電子機器が接続するようにされる。そして、携帯通信端末においては、受付手段により使用者からの指示入力が受け付けられ、この指示入力に応じた制御情報が、制御情報送信手段から送出され通信ネットワークを通じて所定の制御通信端末に提供される。
【0011】
制御通信端末においては、携帯通信端末からの制御情報が制御情報受信手段により受信され、この制御情報が制御情報供給手段を通じて制御対象の電子機器に供給されて、当該電子機器が携帯通信端末を通じてほぼリアルタイムに遠隔制御するようにされる。
【0012】
そして、電子機器についての遠隔制御の結果を示す結果情報として、例えば、どのように電子機器が動作したかを示す情報が結果情報取得手段により取得され、これが結果情報送信手段から送出され、通信ネットワークを通じて制御情報の送信元である携帯通信端末に返信するようにされる。この返信されてきた情報が、携帯通信端末の出力手段を通じて出力され、携帯通信端末の使用者に通知するようにされる。
【0013】
これにより、例えば外出先から携帯通信端末を通じて自宅の電子機器をほぼリアルタイムに制御することができるとともに、携帯通信端末は、制御通信端末から電子機器の制御の結果を示す結果情報を得て、これを出力することができるので、電子機器がどのように制御されたかをほぼリアルタイムに確認することができるようにされる。
【0014】
また、請求項2に記載のネットワーク制御確認システムは、請求項1に記載のネットワーク制御確認システムであって、
前記通信ネットワークに接続され、前記携帯通信端末と前記制御通信端末との通信を仲介するサーバ装置を備え、
前記サーバ装置は、
前記携帯通信端末の前記制御情報送信手段を通じて送出される前記制御情報を受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段を通じて受信した前記制御情報の送信先の前記制御通信端末に対して、前記制御情報があることを通知する情報通知手段と、
前記制御通信端末からの前記制御情報の提供要求に応じて、前記制御情報を前記制御通信端末に送信する情報送信手段と、
前記制御通信端末からの前記結果情報を受信する結果受信手段と、
前記結果受信手段を通じて受信した前記結果情報の送信先の前記携帯通信端末に対して、前記結果情報があることを通知する結果通知手段と、
前記携帯通信端末からの前記結果情報の提供要求に基づいて、前記結果情報を前記携帯通信端末に送信する結果送信手段と
を備え、
前記携帯通信端末において、
前記制御情報送信手段は、前記サーバ装置を通じて前記制御情報を前記制御通信端末に送信するようにするものであり、
前記結果情報受信手段は、前記サーバ装置を通じて前記制御通信端末からの結果情報を受信するようにするものであり、
前記制御通信端末において、
前記制御情報受信手段は、前記サーバ装置を通じて前記携帯通信端末からの前記制御情報を受信するものであり、
前記結果情報送信手段は、前記サーバ装置を通じて前記携帯通信端末への結果情報を送信するものであることを特徴とする。
【0015】
この請求項2に記載のネットワーク制御確認システムによれば、携帯通信端末と制御通信端末との間の通信は、通信ネットワークに接続されたサーバ装置を介して行うようにされる。これにより、携帯通信端末と制御通信端末とが直接に通信を行うことが無いので、送信先の端末が通信中であるために、制御情報や結果情報を提供することができないなどの不都合を防止し、確実に制御情報や結果情報を目的とする相手先に提供することができるようにされる。
【0016】
また、請求項3に記載の発明のネットワーク制御確認システムは、請求項1または請求項2に記載のネットワーク制御確認システムであって、
前記制御通信端末に接続するようにされる前記電子機器は、供給された情報信号を記録媒体に記録する記録機器であり、
前記制御通信端末の前記結果情報取得手段は、
前記携帯通信端末からの制御情報が記録開始を指示するものであるときには、前記情報信号の記録開始時の情報を取得し、前記携帯通信端末からの制御情報が記録終了を指示するものであるときには、前記情報信号の記録終了時の情報を取得するようにすることを特徴とする。
【0017】
この請求項3に記載の発明のネットワーク制御確認システムによれば、制御通信端末により制御するようにされる電子機器は、例えば、VTRやハードディスク装置等の情報信号を記録媒体に記録する記録機器であり、記録開始時の情報、記録終了時の情報信号が取得されて、これが結果情報として返信するようにされる。
【0018】
これにより、例えば、テレビ放送番組を記録媒体に記録する場合には、その放送番組の例えば記録開始時の映像と、記録終了時の映像とが携帯通信端末に返信するようにされ、携帯通信端末の使用者が適正に録画などの記録処理が行われたか否かを知ることができるようにされる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照しながら、この発明によるネットワーク制御確認システム、制御通信端末、サーバ装置、ネットワーク制御確認方法の一実施の形態について説明する。
【0020】
[ネットワーク制御確認システムについて]
図1は、この発明によるネットワーク制御確認システム、ネットワーク制御確認方法が適用されたこの実施の形態のネットワークシステムを説明するための図である。
【0021】
図1に示すように、この実施の形態のネットワークシステムは、サーバ装置1と、使用者(ユーザ)が持ち運んで使用する携帯電話端末2と、携帯電話端末2の使用者の例えば自宅に設置されるインターネットテレビ3とが、公衆通信網10を通じて、あるいは、公衆通信網10とインターネット網20とを通じて接続され、相互に通信を行うことができるようにしたものである。
【0022】
インターネットテレビ3には、図1に示すようにVTR5が接続されており、VTR5からの信号の提供を受けて、その信号に応じた映像と音声とをインターネットテレビ3において再生して利用することができるようにしている。また、インターネットテレビ3には、赤外線のリモコン信号を形成して送出するいわゆるAVマウス4が接続されており、このAVマウス4からのリモコン信号により、インターネットテレビ3がVTR5を制御することができるようにしている。
【0023】
このように構成されるこの実施の形態のネットワークシステムにおいて、詳しくは後述もするように、サーバ装置1が、この発明によるサーバ装置が適用されたものであり、インターネットテレビ3が、この発明による制御通信端末が適用されたものである。また、携帯電話端末2は、通常の構成を有するものであるが、必要な情報をダウンロードしてくることにより、インターネットテレビ3の遠隔制御装置(遠隔操作装置)として機能することができるものであり、また、VTR5は、従来から用いられているVTRと同様の構成と機能とを有するものである。
【0024】
また、公衆通信網10は、PSTN(Public Switched Telephone Network:公衆電話交換網)、PSDN(Public Switched Data Network:公衆データ交換網)、ISDN(Integrated Services Digital Network:総合サービスデジタル通信網)などの電気通信事業者が不特定多数のユーザに通信サービスを提供するものであり、この実施の形態においては、携帯電話網をも含むものである。
【0025】
そして、この実施の形態においては、詳しくは後述もするように、携帯通信端末2からインターネットテレビ3へのデータの送信と、インターネットテレビ3から携帯電話端末2へのデータの送信とは、サーバ装置1を介して行うようにしている。
【0026】
すなわち、携帯電話端末2からインターネットテレビ3に対してデータを送信する場合には、携帯電話端末2は、インターネットテレビ3に送信すべきデータを、最寄りの基地局11、公衆通信網10、ISP(Internet Service Provider)サーバ30、インターネット網20を通じてサーバ装置1に送信して、サーバ装置1に保持させる。
【0027】
サーバ装置1は、インターネットテレビ3宛てのデータを受信して保持したときには、公衆通信網10を通じてインターネットテレビ3に対してインターネットテレビ3宛てのデータを保持したことを通知することにより、インターネットテレビ3に対して、サーバ装置1にアクセスすることを促す。
【0028】
インターネットテレビ3は、サーバ装置1からインターネットテレビ3宛てのデータを保持したことの通知を受けたときには、公衆通信網10、ISPサーバ30、インターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスし、このサーバ装置1により受信されて保持されている自機宛てのデータを取得することができるようにしている。
【0029】
同様に、インターネットテレビ3から携帯電話端末2にデータを送信する場合には、インターネットテレビ3は、携帯電話端末2に送信すべきデータを、公衆通信網10、ISPサーバ30、インターネット網20を通じてサーバ装置1に送信して、サーバ装置1に保持させる。
【0030】
サーバ装置1は、携帯電話端末2宛てのデータを受信して保持したときには、公衆通信網10を通じて携帯電話端末2に対して携帯電話端末2宛てのデータを受信したことを通知することにより、携帯電話端末2に対して、サーバ装置1にアクセスすることを促す。
【0031】
携帯電話端末2は、サーバ装置1から携帯電話端末2宛てのデータを保持したことの通知を受けたときには、最寄りの基地局11、公衆通信網10、ISPサーバ30、インターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスして、サーバ装置1に保持されている自機宛てのデータを取得することができるようにしている。
【0032】
このように、この実施の形態において、携帯電話端末2とインターネットテレビ3との間で送受信されるデータは、いわゆる電子メールデータと同様に、サーバ装置1を通じて送受信するようにされる。
【0033】
したがって、相手先が通信中であっても、データの送信が断念されることなく、確実に相手先に提供するようにされるといともに、サーバ装置1を介すものの、迅速なデータの送受信を可能にし、相手先の機器が通信中で無ければ、ほぼリアルタイムなデータの送受信を可能にしている。
【0034】
そして、この実施の形態のネットワークシステムにおいては、例えば外出先から、携帯電話端末2の使用者が携帯電話端末2を通じて、インターネットテレビ3に接続されたVTR5に対する録画予約要求などの制御情報をサーバ装置1に送信して保持させるようにする。
【0035】
このサーバ装置1に保持されたVTR5に対する制御情報を、上述したようにインターネットテレビ3がサーバ装置1にアクセスして取得し、その取得した制御情報に応じてリモコン信号をリモコンマウス4から送出してVTR5に供給し、VTR5を遠隔制御することができるようにしている。
【0036】
また、インターネットテレビ3は、携帯電話端末2からの制御情報に応じてVTR5を動作させるようにしたときには、その動作の結果の情報、例えば、制御情報が録画予約要求であるときには、録画開始時の画像と、録画終了時の画像とを取得して、これらの画像を携帯電話端末2に提供するようにする。これにより、VTR5が携帯電話端末2からの制御情報に応じた動作を行ったことを携帯電話端末2に通知することができるようにしている。
【0037】
なお、サーバ装置1から、携帯電話端末2やインターネットテレビ3に対するデータを格納したことの通知時においては、携帯電話端末2、インターネットテレビ3が一々応答する必要は無く、単に、サーバ装置1に割り当てられた電話番号等の識別情報を携帯電話端末2やインターネットテレビ3に通知するだけである。そして、携帯電話端末2、インターネットテレビ3が自機宛てのデータを取得する場合には、上述もしたように、携帯電話端末2、インターネットテレビ3がサーバ装置1にアクセスして取得することになる。
【0038】
このように、図1に示したこの実施の形態のネットワークシステムは、携帯電話端末2から自宅に設置されているVTR5に対する制御情報を送信することにより、VTR5を外出先などから遠隔制御することができるとともに、その制御の結果を携帯電話端末2に通知することができるようにしたものである。
【0039】
[ネットワークシステムのデータの流れについて]
次に、図1に示したように構成されるネットワークシステムにおいて、携帯電話端末2から自宅に設置されているVTR5を遠隔制御する場合の各機器間で送受するようにされるデータの流れについて説明する。ここでは、携帯電話端末2を通じてVTR5の録画開始と録画終了とを制御する場合、すなわち、録画予約を行う場合を例にして説明する。
【0040】
図2は、この実施の形態のネットワークシステムにおいて、携帯電話端末2を通じて、VTR5を制御する場合において、各機器間で送受されるデータの流れについて説明するための図である。
【0041】
この実施の形態において、携帯電話端末2を通じてVTR5に対する録画予約を行う場合には、簡単な操作で正確に録画予約を行うことができるようにするため、放送番組の一覧リストである電子番組表の提供をサーバ装置1から受けるようにしている。
【0042】
このため、携帯電話端末2の使用者がサーバ装置1から電子番組表の提供を受けようとする場合には、携帯電話端末2に対して所定の操作を行うことにより、基地局11、公衆通信網10、ISPサーバ30、インターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスするようにし、番組表提供要求RQを形成して、これをサーバ装置1に送信する。
【0043】
サーバ装置1は、携帯電話端末2から番組提供要求RQが送信されてくると、携帯電話端末2は、電子番組表を形成する番組表データの提供を受けることが可能な会員か否かの認証を行い、会員であるときには、番組提供要求RQに基づいて、番組表データPGを番組表の要求元である携帯電話端末2に返信する。
【0044】
この場合、番組表データPGとしては、例えば、日付別、放送チャンネル別、時間帯別、今日から1週間分などのような期間別など、目的とする態様のものをダウンロードすることができるようにされる。このように、携帯電話端末2は、データのダウンロード機能を備え、また、サーバ装置1は、種々の態様の番組表データを提供する機能を備えたものである。
【0045】
そして、携帯電話端末2においては、ダウンロードした番組表データに基づく電子番組表を自機のLCD(Liquid Crystal Display)などの表示素子に表示し、使用者からの放送番組の選択指示入力を受け付ける。使用者は、携帯電話端末2の操作キーを操作することにより、表示された番組表上において、カーソルを移動させ、カーソルを録画予約したい放送番組の表示欄に位置付け、録画予約を指示する操作キーを押下操作する。
【0046】
このようにして、録画予約する放送番組が選択されると、携帯電話端末2は、放送チャンネル、放送日、放送開始時刻、放送終了時刻、携帯電話端末2の識別情報などからなる録画予約要求を遠隔操作データ(制御情報)REとして形成し、この遠隔操作データREを基地局11、ISPサーバ30、インターネット網20を通じてサーバ装置1に送信する。
【0047】
サーバ装置1は、携帯電話端末2からのVTR5に対する遠隔操作データREを受信すると、この遠隔操作データREを目的とする送信先に対して送信すべきデータとして保持する。そして、サーバ装置1は、遠隔操作データREに含まれる情報とサーバ装置1に登録された会員情報とから送信先の制御通信装置、この場合にはインターネットテレビ3を特定する。
【0048】
そして、サーバ装置1は、特定したインターネットテレビ3に割り当てられている電話番号を用いて、そのインターネットテレビ3に対して公衆通信網10を通じて電話をかけ、そのインターネットテレビ3に提供すべきデータである遠隔制御データREがあることを通知する(RE通知を行う)。
【0049】
なお、ここでのRE通知は、サーバ装置1からインターネットテレビ3を1回だけ呼び出して、サーバ装置1の電話番号をインターネットテレビ3に通知することにより行うようにしている。
【0050】
インターネットテレビ3は、サーバ装置1からの着信があった場合には、公衆通信網10、ISPサーバ30、インターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスし、サーバ装置1から自機宛ての遠隔操作データREをダウンロードする。そして、インターネットテレビ3は、ダウンロードした遠隔操作データREを解析し、その解析結果に応じてVTR5にリモコン信号を送信し、VTR5を制御する。
【0051】
すなわち、遠隔操作データREが録画予約である場合には、録画開始時刻になると、インターネットテレビ3は電源オンコマンドをVTR5に送信してVTR5を立ち上げ、次に指示された放送チャンネルの録画を開始するようにする録画開始コマンドをリモコン信号としてAVマウス4を通じてVTR5に送信し、指示された放送番組の録画を開始させる。
【0052】
また、録画終了時刻になると、インターネットテレビ3は、録画終了コマンドをリモコン信号としてAVマウス4を通じてVTR5に送信し、録画を終了させ、次に、電源オフコマンドをVTR5に送信してVTR5の電源を落とし、待機状態に戻す。このようにして、携帯電話端末2からの録画予約の遠隔操作データに応じて、VTR5を制御することができるようにされる。
【0053】
さらに、この実施の形態のネットワークシステムにおいては、インターネットテレビ3が備える画像のキャプチャ機能により、VTR5からの録画開始直後の画像をキャプチャして、このキャプチャした画像を携帯電話端末2に表示可能な大きさにリサイズし、このリサイズした画像を録画開始の結果情報である確認データSEとして、サーバ装置1を介して携帯電話端末2に送信するようにする。
【0054】
すなわち、インターネットテレビ3は、上述したように録画開始直後において、キャプチャしてリサイズした録画対象の放送番組の画像データを含む携帯電話端末2宛ての確認データSEを形成し、これを公衆通信網10、ISPサーバ30、インターネット網20を通じてサーバ装置1に送信する。
【0055】
サーバ装置1は、携帯電話端末2宛ての確認データSEを受信すると、この確認データSEを携帯電話端末2に対して送信すべきデータとして保持する。そして、サーバ装置1は、確認データSEに含まれる情報とサーバ装置1に登録された会員情報とから送信先の携帯電話端末2の電話番号を特定し、特定した電話番号を用いて、その携帯電話端末2に対して公衆通信網10を通じて電話をかけ、その携帯電話端末2に提供すべきデータである確認データSEがあることを通知する(SE通知を行う)。
【0056】
このSE通知もまた、サーバ装置1からインターネットテレビ3へのRE通知と同様に、サーバ装置1から携帯電話端末2を1回だけ呼び出して、サーバ装置1の電話番号を携帯電話端末2に通知することにより行うようにしている。
【0057】
携帯電話端末2は、サーバ装置1からの着信があった場合には、基地局11、公衆通信網10、ISPサーバ30、インターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスし、サーバ装置1から自機宛ての確認データSEをダウンロードし、ダウンロードした確認データに応じた画像を自機の表示素子に表示する。
【0058】
これにより、携帯電話端末2を通じて行った遠隔操作に応じて、自宅のVTR5が正常に動作して録画を開始した場合には、これをほぼリアルタイムに携帯電話端末2の使用者に対して通知することができるようにしている。
【0059】
また、録画開始時と同様に、VTR5の録画終了時においても、インターネットテレビ3において、録画終了直前の録画対象の放送番組の画像がキャプチャされてリサイズされ、このリサイズされた画像を含む確認データSEが形成されて、サーバ装置1を通じて携帯電話端末2に提供される。これにより、携帯電話端末2を通じて行った遠隔操作に応じて、自宅のVTR5が正常に動作して録画を終了したことが、ほぼリアルタイムに携帯電話端末2の使用者に通知することができるようにしている。
【0060】
このように、この実施の形態の場合には、携帯電話端末2からの遠隔操作データに応じて自宅のVTR5を遠隔操作するようにしたときには、インターネットテレビ3から遠隔操作の結果情報を返信するようにしている。
【0061】
このようにすることによって、遠隔操作に応じて、自宅のVTR5が正常に動作し、そして、録画が終了したことが携帯電話端末2の使用者に対してほぼリアルタイムに通知される。すなわち、録画開始時、および、録画終了時に対応して、録画を開始したことや録画が終了したことが通知され、VTR5が正常に動作したことを携帯電話端末2の使用者が確認することができるようにされる。
【0062】
また、VTR5を立ち上げておく必要は全く無い。すなわち、家庭に設置されるインターネットテレビ3、VTR5を常時動作可能状態にしておく必要はなく、指示を受信した後に、その指示に応じた動作を行うようにするいわゆる待機状態としておくことができ、不必要に電力を消費してしまうことを防止している。
【0063】
また、自宅に設置される機器は、インターネットテレビ3、AVマウス4、VTR5だけであり、種々の機器を有する大規模なシステムとなることも無いようにされている
[ネットワークシステムの時系列にしたがった動作について]
次に、図2を用いてデータの流れを説明したように、携帯電話端末2を通じてVTR5に対し録画予約を行う場合のこの実施の形態のネットワークシステムの動作について、時系列にしたがって説明する。
【0064】
図3は、この実施の形態のネットワークシステムにおいて、携帯電話端末2を通じてVTR5に対し録画予約を行う場合の動作を説明するための図である。図3では、携帯電話端末2からサーバ装置1というように縦矢印方向に情報の流れを示し、横矢印方向が時間の経過方向を示している。
【0065】
なお、この図3においては、携帯電話端末2は既に番組表データを取得しているものとし、携帯電話端末2が番組表データを取得するようにする部分の動作については省略している。
【0066】
そして、上述もしたように、携帯電話端末2の使用者が、携帯電話端末2を操作してVTR5に対する録画予約を行うようにする操作を行うと、携帯電話端末2は、遠隔操作データREとして、放送チャンネル、放送日、放送開始時刻、放送終了時刻、携帯電話端末2の識別情報等からなる録画予約要求を形成して、これを上述したようにインターネット網20を通じてサーバ装置1に送信する(ステップS101)。
【0067】
サーバ装置1は、携帯電話端末2からVTR5に対する遠隔操作データREである録画予約要求を受信して保持すると、上述もしたように、送信先の制御通信端末、この実施の形態においては、インターネットテレビ3を特定し、そのインターネットテレビ3に対し、公衆通信網10を通じて遠隔操作データREがあることを通知する(ステップS102)。
【0068】
インターネットテレビ3は、遠隔操作データREを保持していることの通知(RE通知)があると、上述したようにインターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスし、自機宛ての遠隔操作データREの提供を受け(ステップS103)、これを解析し、その解析結果に応じてVTR5を制御することになる。
【0069】
ここでは、携帯電話端末2からの遠隔操作データREは、録画予約要求であるので、インターネットテレビ3は、録画開始時刻(この例では21時00分)になると、VTR5の電源を立ち上げ、指示された放送チャンネルを通じて放送されている放送番組の録画を開始させるようにAVマウス4を通じてリモコン信号をVTR5に送信する(ステップS104)。これにより、VTR5において録画が開始される(ステップS105)。
【0070】
そして、VTR5からインターネットテレビ3に録画対象の放送信号が供給されるので、インターネットテレビ3においては、録画対象の放送番組の画像をキャプチャし(ステップS106)、図3において開始画像STが示すように、キャプチャした画像をリサイズすることにより得た画像含む録画開始の確認データSEを形成し、これをサーバ装置1に送信する(ステップS107)。
【0071】
サーバ装置1は、インターネットテレビ3からの録画開始の確認データSEを受信して保持すると、確認データSEの送信先である携帯電話端末2に対して、確認データSEを保持していることを公衆通信網10を通じて携帯電話端末2に通知する(ステップS108)。
【0072】
携帯電話端末2は、確認データSEを保持していることの通知(SE通知)があると、上述したように、インターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスし、自機宛ての確認データSEの提供を受ける(ステップS109)。そして、携帯電話端末2は、サーバ装置1から確認データの提供を受けると、その確認データSEに応じた画像を自機の表示素子に表示する(ステップS110)。これにより、携帯電話端末2を通じて行った録画予約に応じてVTR5が適正に動作して録画を開始したことが携帯電話端末2の使用者に通知される。
【0073】
そして、インターネットテレビ3は、録画終了時刻(この例では22時00分)になると、VTR5からインターネットテレビ3に録画対象の放送信号が供給されているので、録画対象の放送番組の画像をキャプチャする(ステップS103)。そして、録画を終了させ、電源を落とすようにAVマウス4を通じてリモコン信号をVTR5に送信する(ステップS113)。これによりVTR5においての録画が終了する。
【0074】
さらに、インターネットテレビ3においては、図3において終了画像EDが示すように、キャプチャした画像をリサイズすることにより得た画像含む録画終了の確認データSEを形成し、これをサーバ装置1に送信する(ステップS114)。
【0075】
サーバ装置1は、インターネットテレビ3からの録画終了の確認データSEを受信して保持すると、確認データSEを保持していることを公衆通信網10を通じて携帯電話端末2に通知する(ステップS115)。
【0076】
携帯電話端末2は、確認データSEを保持していることの通知(SE通知)があると、上述したように、インターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスし、自機宛ての確認データSEの提供を受ける(ステップS116)。そして、携帯電話端末2は、サーバ装置1から確認データの提供を受けると、その確認データSEに応じた画像を自機の表示素子に表示する(ステップS117)。これにより、携帯電話端末2を通じて行った録画予約に応じてVTR5が適正に動作し、録画を終了したことが携帯電話端末2の使用者に通知される。
【0077】
なお、ここでは、放送チャンネル、録画開始時刻、録画終了時刻を指定して、指定した放送チャンネルを通じて、指定した録画開始時刻から指定した録画終了時刻までに放送される放送番組をビデオテープに記録する録画予約を行う場合を例にして説明したが、これに限るものではない。
【0078】
例えば、所定のチャンネルの録画の開始を指示したり、行われている録画の停止を指示したり、巻き戻しの実行を指示したり、行われている巻き戻しの停止を指示するなど、所定の処理を単独で指示するようにすることもできる。すなわち、携帯電話端末2と、所定の通信ネットワーク10、20と、インターネットテレビ3とを通じて、VTR5をほぼリアルタイムに制御することができるようにしている。
【0079】
[システムを形成する各機器の構成例について]
次に、図1に示したように構成され、図2、図3を用いて説明したように通信を行うことによって、携帯電話端末2からVTR5を遠隔制御するこの実施の形態のネットワークシステムを形成する各機器の構成例について説明する。
【0080】
[サーバ装置1の構成例について]
まず、サーバ装置1の構成例について説明する。図4は、この実施の形態で用いられるサーバ装置1の構成例を説明するためのブロック図である。図4に示すように、この実施の形態のサーバ装置1は、サーバ装置1の各部を制御するための制御部100を備えている。
【0081】
制御部100は、CPU101、ROM102、RAM103とがCPUバス104を通じて接続され、マイクロコンピュータの構成とされたものである。ここで、ROM102は、CPU101により実行される各種のプログラムや必要になるデータを保持するものであり、RAM103は、各種の処理の途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域として用いられるものである。
【0082】
この制御部100には、図4に示すように、インターネット網20を通じて通信を行うようにするためのネット通信部105と、公衆通信網10を通じて通信を行うようにするための公衆通信部106と、ハードディスク装置等により実現される番組表データベース107、会員データベース108、送受信データ蓄積部109とが接続される。
【0083】
ネット通信部105は、インターネット網20に接続され、インターネット網20を通じてサーバ装置1に送信されてくるデータを受信して復調し、これを制御部100に供給したり、制御部100からの指示に応じて、例えば、送受信データ蓄積部109に蓄積されているデータを変調するなどして送信データを形成し、この送信データを目的とする相手先にインターネット網20を通じて送信したりする部分である。
【0084】
公衆通信部106は、公衆通信網10に接続され、公衆通信網10を通じてサーバ装置1に着信があった場合に、これに応答し、送信されてくるデータを受信、復調して、これを制御部100に供給したり、制御部100からの指示に応じて、目的とする相手先に対して発呼して、サーバ装置1の識別番号を通知するようにしたりする部分である。
【0085】
また、番組表データベース107は、上述もしたように、携帯電話端末2からインターネット網20を通じて送信されてくる番組表提供要求RQに応じて提供する番組表データを保持するものである。この番組表データベース107は、例えば1日に1回更新され、各放送チャンネル毎の番組表データを当日分以降の所定期間分を常時保持するものである。
【0086】
会員データベース108は、このサーバ装置1の運営者との間で会員契約を結び、会員となった者の氏名、住所、会員識別情報、携帯電話端末2の電話番号や電子電子メールアドレス、インターネットテレビ3などの制御通信端末としての電子機器などに対して通信を行う場合に用いられる電話番号や電子メールアドレス等の会員データを蓄積している部分である。この会員データベース108に登録された会員に対して、サーバ装置1は、番組表データの提供や通信の仲介処理などの種々のサービスを提供するようにしている。
【0087】
送受信データ蓄積部109は、種々の送信データや受信データを蓄積することができるものであるが、主には、ネット通信部105を通じて受信し、このサーバ装置1を介して、会員の携帯電話端末2やインターネットテレビ3などの電子機器を制御する制御通信端末に送信するデータを蓄積しておくものである。すなわち、送受信データ蓄積部109は、いわゆるメールサーバのメールボックスに相当する部分である。
【0088】
そして、サーバ装置1の制御部100は、上述もしたように、ネット通信部105を通じて携帯電話端末2からの番組表提供要求を受信したときには、番組表データを番組表データベース107から抽出し、これをネット通信部105を通じてインターネット網20に送出して、要求元の携帯電話端末2に送信することができるものである。
【0089】
また、サーバ装置1の制御部100は、携帯電話端末2からのインターネットテレビ3に接続されたVTR5に対する遠隔操作データREや、インターネットテレビ3からの遠隔操作データの送信元である携帯通信端末2への確認データSEを、ネット通信部105を通じて受信したときには、これを送受信データ蓄積部109に蓄積する。
【0090】
そして、サーバ装置1の制御部100は、受信して送受信データ蓄積部109に蓄積するようにした遠隔操作データREや確認データSEの送信先(提供先)を、それらの情報に含まれる情報と会員データベースの情報に基づいて特定し、上述もしたように、公衆通信部106を通じて電話をかけて、提供すべきデータがあることを通知する。
【0091】
この後、サーバ装置1の制御部10は、遠隔操作データREの送信先であるインターネットテレビ3や確認データSEの送信先である携帯電話端末2から送信され、ネット通信部105を通じて受信する提供要求に応じて、ネット通信部105およびインターネット網20を通じて、インターネットテレビ3に遠隔操作データREを提供したり、携帯電話端末2に確認データを提供したりすることができるようにしている。
【0092】
このように、この実施の形態のサーバ装置1は、携帯電話端末2の要求に応じて、電子番組表を形成するための番組表データを提供する機能と、携帯電話端末2と制御通信端末としてのインターネットテレビ3との間の通信を仲介するようにする機能とを実現するようにしたものである。
【0093】
[携帯電話端末2の構成例について]
次に、携帯電話端末2の構成例について説明する。図5は、この実施の形態で用いられる携帯電話端末2の構成例を説明するためのブロック図である。図5に示すように、この実施の形態の携帯電話端末2は、送受信アンテナ201、アンテナ共用器202、受信部203、周波数シンセサイザの構成とされた局発部204、ベースバンド処理部205、コーデック206、受話器(スピーカ)207、送話器(マイクロホン)208、メディアコントローラ209、LCD210、制御部220、キー操作部230を備えたものである。
【0094】
制御部220は、この実施の形態の携帯電話端末2の各部を制御するものであり、CPU221、ROM222、RAM223、EEPROM224が、CPUバス225を通じて接続されて構成されたマイクロコンピュータである。
【0095】
ここで、ROM222は、CPU221により実行される各種のプログラムや処理に必要となるデータが記録されたものであり、RAM223は、処理の途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域として用いられるものである。また、EEPROM224は、電源が落とされてもこれに記憶されたデータが消滅することのないいわゆる不揮発性メモリであり、インターネット網20に接続するために必要となる種々の設定情報や各種のパラメータなどを記憶保持する。
【0096】
また、制御部220に接続されたキー操作部230は、使用者からの各種の指示入力を受け付けるためのものであり、いわゆるテンキーや複数個のファンクションキー、あるいは、回動操作と押下操作が可能とされたいわゆるジョグダイヤルキーなどからなるものである。
【0097】
なお、図5には図示しないが、この実施の形態で用いられる携帯電話端末2は、着信や警告を通知するなどのために用いられるリンガやバイブレータなどをも備えるものである。
【0098】
そして、基地局からの信号は、アンテナ201により受信され、共用器202を通じて受信部203に供給される。受信部203に供給された受信信号は、ここで所定のレベルに増幅され、復調される。復調後の受信信号はベースバンド処理部205に供給される。
【0099】
ベースバンド処理部205は、これに供給された復調後の受信信号を元のデジタル信号に復元し、その復元したデジタル信号が、音声信号である場合にはコーデック206に供給し、また、自機に対する制御信号などのシステム情報である場合には制御部220に供給し、また、画像情報などの表示情報である場合にはメディアコントローラ209に供給する。
【0100】
コーデック206は、ベースバンド処理部205からのデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、このアナログ音声信号をスピーカ207に供給する。これにより、相手先から送信されて来た音声信号に応じた音声が、スピーカ207から放音される。
【0101】
また、マイクロホン208により収音された音声は、アナログ音声信号としてコーデック206に供給される。コーデック206は、マイクロホン208からこれに供給されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し、これをベースバンド処理部205に供給する。
【0102】
ベースバンド処理部205は、コーデック206からのデジタル音声信号について、所定の方式でデータ圧縮するなどの必要な処理を施し、処理後のデジタル信号を送信部211に供給する。送信部211は、これに供給されたデジタル信号を変調したり、増幅したりして送信信号を形成し、これを共用器202、アンテナ201を通じて送信する。このようにして、この携帯電話端末2は、自己の持つ電話機能により通話を行うことができるようにされる。
【0103】
一方、受信信号が、自機に対する制御信号などのシステム情報である場合には、上述もしたように、その受信信号は制御部220に供給され、例えば、EEPROM224に格納されるなどして、この携帯電話端末2において利用するなどのことができるようにされる。
【0104】
また、受信信号が、画像情報などの表示情報である場合には、その受信信号は、ベースバンド処理部205からメディアコントローラ209に供給される。メディアコントローラ208は、これに供給される表示情報からLCDに表示する形式の表示信号を形成し、これをLCD210に供給し、送信されて来た表示情報はLCD210に表示される。
【0105】
なお、実行させる処理を選択するためのメニューなどのこの携帯電話端末2が持つ表示情報の表示は、ROM222やEEPROM224に記憶されている文字データ等の表示情報を、制御部220からメディアコントローラ209に供給することによって、LCD210に表示することができるようにされている。
【0106】
また、携帯電話端末2から目的とする相手先に電話をかける場合には、キー操作部230を通じて電話番号を入力することにより、また、キー操作部230を通じて電話帳データを選択することにより、制御部220において発信データを形成し、これを送信部211に供給して、いて先に対して送信することにより、目的とする相手先を呼び出すことができるようにされる。
【0107】
また、携帯電話端末2からサーバ装置1に対してアクセスする場合には、キー操作部230を通じてインターネット網20への接続操作を行うことにより、制御部220がインターネットへの接続要求を形成し、これが送信部211、共用器202、アンテナ201を通じて送信され、公衆通信網10、ISPサーバ30、インターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスすることができるようにされる。
【0108】
そして、サーバ装置1にアクセスし、番組表データの提供を受け、上述したように、メディアコントローラ209とLCD210との機能により、番組表をLCD210に表示し、制御部220がキー操作部230を通じて使用者からの番組の選択入力を受け付けて、これに応じた録画予約要求を形成し、これを送信部211、共用器202、アンテナ201を通じて送信することもできるようにされている。
【0109】
このように、携帯電話端末2は、通常の携帯電話端末と同様に通話を行うことができるほか、インターネット網にアクセスし、種々の情報を得ることができ、また、サーバ装置1から番組表データの提供を受けて、VTR5のリモコンコマンダとして機能したりさせることもできるものである。
【0110】
[インターネットテレビ3の構成例について]
次に、インターネットテレビ3の構成例について説明する。図6は、この実施の形態で用いられるインターネットテレビ3の構成例を説明するためのブロック図である。
【0111】
図6に示すように、この実施の形態のインターネットテレビ3は、3つの信号処理系を備えている。受信アンテナ301、UHF/VHFチューナ部302、映像/音声分離部303からなる地上波アナログテレビ放送信号の処理系と、通信処理部(モデム)322、ベースバンドプロセッサ323、メディアアクセスコントローラ(以下、MACと略称する。)324からなるWebページなどの通信データの処理系と、外部インターフェース部(以下、外部I/F部と略称する。)332を備えた外部からの供給信号の処理系と備えている。
【0112】
これら3つの処理系の後段に、セレクタ304、映像信号処理部305、合成部306、キャプチャ処理部307、OSD(On Screen Display)回路308、ディスプレイ309、音声信号処理部310、スピーカ311が設けられている。また、この実施の形態においては、ディスプレイ309の表示画面には、タッチパネル312が貼付されている。
【0113】
これら3つの処理系の各回路と、その後段に設けられた各回路は、制御部340により制御するようにされている。制御部340は、CPU341、ROM342、RAM343、EEPROM344がCPUバス348を通じて接続され、マイクロコンピュータの構成とされたものである。
【0114】
ROM342には、CPU341により実行される各種のプログラムや処理に用いるデータ等が記録されたものである。RAM343は、処理の途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域として用いられるものである。EEPROM344は、いわゆる不揮発性メモリであり、このインターネットテレビ3の電源が落とされても、EEPROM344に記憶されたデータは消滅することが無いようにされ、インターネット接続のための通信環境などの設定パラメータやその他の保持しているべきデータが記憶するようにされている。
【0115】
また、制御部340には、リモコン信号生成部345が接続されており、このリモコン信号生成部345には、図1、図2に示したように、AVマウス4が接続するようにされている。このリモコン信号生成に345とAVマウス4とにより、図1、図2に示したように、このインターネットテレビ3に接続されるVTR5を制御することができるようにしている。
【0116】
さらに、制御部340には、時計回路346が接続されている。この時計回路は、現在年月日、現在曜日、現在時刻を提供するものであり、後述もするように、録画開始時刻や録画終了時刻の到来を確認するための時刻情報を提供することができるものである。
【0117】
また、制御部340には、リモコン信号受光部347が接続されている。リモコン信号受光部347は、インターネットテレビ3の使用者によって操作される遠隔操作装置であるリモートコマンダ(以下、リモコンと言う。)350からの赤外線のリモコン信号を受光し、これを電気信号に変換して、制御部340に通知するものである。
【0118】
制御部340は、リモコン信号受光部347からのリモコン信号に応じて各部を制御することができるようにしている。これにより、インターネットテレビ3の使用者は、インターネットテレビ3のディスプレイ309に近づかなくても、インターネットテレビ3に対して指示を出し、処理する信号系を選択したり、選局チャンネルを変更したり、音量、音質、画質を調整したり、電子メールを作成して送信したりするなどのことが簡単にできるようにしている。
【0119】
そして、受信アンテナ301で受信された地上波アナログテレビ放送信号は、UHF/VHFチューナ部302において、制御部340からの選局制御信号に基づいて選局され、この選局されたアナログテレビ放送信号が復調されて、後段の映像/音声分離部303に供給される。映像/音声分離部303は、復調されたアナログテレビ放送信号から、映像信号と音声信号を分離し、そのそれぞれをセレクタ304に供給する。
【0120】
また、通信データの処理系の通信処理部322は、図6に示したように、公衆通信網である電話網から屋内に引き込まれた電話線の先端に設けられたモジュラージャック321を通じて当該電話線に接続される。
【0121】
通信処理部322は、通信機能を実現するためのモデムであり、受信信号の復調や送信信号の変調を行うものである。そして、インターネット網20に接続しようとする場合には、制御部340は、EEPROM344に登録されている所定のISPサーバの電話番号を用い、通信処理部322を通じて発信処理を行って、当該所定のISPサーバとの間に通信回線を接続し、そして、ISPサーバを通じてインターネット網20に接続することができるようにしている。
【0122】
そして、制御部340は、通信処理部322を通じて、目的とするWebページのURLを送出するようにして、目的とするサーバ装置に格納されているWebページにアクセスして、その目的とするWebページを利用することができるものである。Webページなどのインターネット網20上からのデータは、通信処理部322において復調され、ベースバンドプロセッサ323に供給される。
【0123】
ベースバンドプロセッサ323は、これに供給されたデータ圧縮されている通信データを伸張して圧縮前の元の通信データを復元し、この復元した通信データをMAC324に供給する。MAC324は、制御部340と協働し、所定のブラウザを実行し、Webページとして提供するようにされる表示データや音声データから映像を表示するための映像信号や音声を放音するための音声信号を形成し、これらをセレクタ304に供給する。
【0124】
また、入力端子331を通じて供給される例えばVTRなどからの出力信号は、外部I/F部332を通じて受け付けられ、ここで映像信号と音声信号とに分けられて、これらがセレクタ304に供給される。
【0125】
そして、セレクタ304は、制御部340からの制御に応じて、どの処理系からの映像信号と音声信号とを出力するかを切り換え、映像信号は映像信号処理部305に供給し、音声信号は音声信号処理部310に供給する。
【0126】
映像信号処理部305は、これに供給された映像信号からディスプレイ309に供給する映像信号を形成し、これを合成部306を通じてディスプレイ309に供給する。これにより、ディスプレイ309の表示画面にセレクタ304から出力された映像信号に応じた映像が映出されることになる。
【0127】
また、音声信号処理部310は、これに供給された音声信号からスピーカ311に供給する音声信号を形成し、これをスピーカ311に供給する。これにより、セレクタ304から出力された音声信号に応じた音声がスピーカ311から放音されることになる。
【0128】
そして、セレクタ304が、制御部340からの制御により、地上波アナログテレビ放送信号の処理系を選択するようにされたときには、映像/音声分離部503からの映像信号と音声信号とがセレクタ304から出力され、テレビ放送番組の映像と音声とをディスプレイ309、スピーカ311を通じて視聴することができるようにされる。
【0129】
また、セレクタ304が、制御部340からの制御により、通信データの処理系を選択するようにされたときには、MAC324からのWebページを形成する映像信号と音声信号とがセレクタ304から出力され、Webページの内容をディスプレイ309の表示画面に表示される画像と、スピーカ311から放音される音声とにより得ることができるようにされる。
【0130】
また、表示するようにされたWebページ上のサムネイルなどを指示するために、制御部340は、例えばOSD部308を通じて移動可能なようにされる矢印マークを表示画像に合成するようにする。そして、制御部340は、表示画面上に表示するようにした矢印位置を把握するとともに、MAC324からの情報に基づいて、矢印位置に対応するサムネイルなどの表示情報とこれに対応するURL等の情報を把握する。
【0131】
そして、制御部340は、リモコン350を通じて、例えばサムネイルの選択指示入力を受け付けると、選択されたサムネイルに対応するURL等の情報を通信処理部322を通じて送信し、新たな画像情報や音声情報を取得したり、別のWebページにアクセスしたりするなどのこともできるようにされる。
【0132】
また、セレクタ304が、制御部340からの制御により、外部入力の処理系を選択するようにされたときには、外部I/F部332からの映像信号と音声信号とがセレクタ304から出力され、外部機器からの映像と音声とをディスプレイ309、スピーカ311を通じて視聴することができるようにされる。
【0133】
なお、OSD部308は、上述したように、映出される映像に合成する例えば矢印マークやガイダンスメッセージなどの合成する表示情報を形成する部分であり、ここで形成された表示情報は、合成部306に供給される。合成部306は、映像信号処理部305からの映像信号に対して、OSD部308からの表示画像を合成し、合成後の映像信号を出力する。
【0134】
これにより、上述もしたように、メインの映像信号に合成するようにして、移動可能なように矢印マークを表示したり、あるいは、どの処理系を選択しているかを示す情報や、テレビ放送を視聴している場合の選局チャンネルを示す情報、音量調整時の音量バー表示などの種々の情報を表示したりすることができるようにされる。
【0135】
また、図6に示したように、映像信号処理部305からの映像信号は、キャプチャ処理部307にも供給されている。このキャプチャ処理部307は、制御部340により制御され、指示された時点直後において、1画面分の正常な画像を形成するための1フレーム分の映像信号を取り込むことができるようにされている。すなわち、キャプチャ処理部307は、隣接するフレームの画像が混じりあうことが無いように、1画面に表示すべき1フレーム分の画像を形成する映像信号をキャプチャすることができるものである。
【0136】
キャプチャ処理部307は、取り込んだ1フレーム分の映像信号による映像を静止画像として、合成部306を通じてディスプレイ309に表示したり、あるいは、1フレーム分の画像を形成する画像データに変換して、これを制御部340のRAM343に取り込んだりすることができるようにしている。
【0137】
そして、制御部340は、RAM343に取り込まれた1フレーム分の画像データ(キャプチャデータ)から、携帯電話端末2の表示画面の大きさに合致するようにリサイズしたキャプチャ画像を表示するための画像データを形成し、このリサイズ画像を含む電子メールデータを形成し、これを携帯電話端末2宛ての電子メールデータとして、通信処理部322を通じてサーバ装置1に送信することができるものである。
【0138】
なお、合成部306、キャプチャ処理部307、OSD部308は、常時動作するものではなく、必要な場合にのみその機能が動作するようにされるものである。
【0139】
そして、上述したように、この実施の形態のインターネットテレビ3は、通信処理部322、ベースバンドプロセッサ323、MAC324からなる通信データの処理系を備えており、上述したようにMAC324と制御部340とが協働してブラウザを実行することにより、リモコン350を通じて簡単な操作で、インターネット網20に接続し、目的とするサーバ装置1にアクセスし、Webページを閲覧したり、電子メールを送受信したりすることができるものである。
【0140】
このインターネット接続機能を用いることにより、この実施の形態のインターネットテレビ3は、サーバ装置1にアクセスし、自分宛ての遠隔操作データを取得し、取得した遠隔操作データに応じたリモコン信号をリモコン信号生成部345において形成して、AVマウス4を通じてVTR5にリモコン信号を送信し、VTR5を制御することができるようにしている。
【0141】
さらに、上述したキャプチャ処理部307の機能により、上述したように、携帯電話端末2を通じてVTR5に対して録画予約するようにした場合に、記録開始直後と、記録終了直前の画像とをキャプチャしてリサイズし、これをサーバ装置1を介して、遠隔制御元の携帯電話端末2に返信することができるものである。
【0142】
[各機器の動作について]
次に、図4〜図6を用いて説明した構成を有する各機器により構成されるこの実施の形態のネットワークシステムにおいて、図2、図3を用いて説明した携帯電話端末2からVTR5の録画予約を行う場合の各機器における動作の一例の詳細を図7〜図12のフローチャートを参照しながら説明する。
【0143】
図7は携帯電話端末2の遠隔操作処理を、図8は携帯電話端末からの遠隔操作を受け付けたサーバ装置1の処理を、図9はサーバ装置1からの遠隔操作データを受け付けるインターネットテレビ3の処理を、図10はVTR5の制御の結果を返信するインターネットテレビ3の処理を、図11はインターネットテレビ3からの制御の結果を仲介するサーバ装置1の処理を、図12は制御の結果の提供を受ける携帯電話端末2の処理をそれぞれ説明するためのフローチャートである。
【0144】
まず、図7を参照しながら、携帯電話端末2から録画予約のための遠隔操作データを送信する処理について説明する。携帯電話端末2の使用者が、サーバ装置1から番組表データの提供を受けるため、キー操作部230に対して所定の操作を行うと、携帯電話端末2の制御部220は、図7に示した処理を実行する。
【0145】
制御部220は、基地局11、公衆通信網10、ISPサーバ30、インターネット網20に接続し、番組表データを提供するサーバ装置1のWebサイトのURLを送出するようにして、サーバ装置1に格納されている所定のWebサイトにアクセスする(ステップS201)。
【0146】
制御部220は、アクセスするようにしたWebサイトを介して、番組表データの提供元であるサーバ装置1に対して、番組表データの提供要求RQを送信し、これに応じてサーバ装置1から送信されてくる番組表データPGを受信し、受信した番組表データPGをEEPROM224に格納する(ステップS202)。
【0147】
制御部220は、ステップS202においてEEPROM224に格納した番組表データPGを用い、メディアコントローラ209を通じてLCD210に番組表を表示する(ステップS203)。この番組表は、携帯電話端末の表示素子の表示画面の大きさに対応するようにサイズが調整されたものである。
【0148】
ステップS203において番組表を表示した後、携帯電話端末2の制御部220は、キー操作部230を通じて、使用者からの操作入力を受け付ける(ステップS204)。このステップS204においては、遠隔操作指示入力、終了指示入力、番組表のスクロール指示入力などの種々の操作入力が受け付けられる。そして、制御部220は、キー操作部230を通じて、使用者からの終了指示入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS205)。
【0149】
ステップS205において、終了指示を受け付けていないと判断したときには、制御部220は、遠隔操作指示入力を受け付けたか否かを判断し(ステップS206)、受け付けたと判断したときには、その受け付けた遠隔操作指示に応じた遠隔操作データREを生成して、これをサーバ装置1に送信する(ステップS207)。
【0150】
ステップS207の処理の後、または、ステップS206の判断処理において、遠隔操作指示が入力されていないと判断したときには、ステップS203からの処理を繰り返す。また、ステップS205の判断処理において、キー操作部230を通じて使用者から終了指示入力を受け付けたと判断したときには、携帯電話端末2の制御部220は、サーバ装置1にWebページに利用が終了したことを通知し、インターネット網20への接続を解放するようにして(ステップS208)、この図7に示す処理を終了する。
【0151】
このように、この実施の形態の携帯電話端末2は、使用者からの指示に応じて番組表データを取得し、これを携帯電話端末2の使用者にLCD210を通じて提供することができるとともに、LCD210に表示した番組表を通じて、VTR5に対する例えば録画予約を指示する遠隔操作指示の入力を受け付けて、受け付けた指示に応じた遠隔操作データを形成して、これをサーバ装置1に送信することができるものである。
【0152】
なお、携帯電話端末2のLCD210に表示するようにされる番組表は、例えば、上下左右へのスクロールができるようにされ、簡単な操作で、目的とする放送番組を選択し、その選択した放送番組の録画予約などを行うようにすることができるものである。
【0153】
次に、図8を参照しながら、携帯電話端末2からの遠隔操作データを受け付けるサーバ装置1の動作について説明する。サーバ装置1の制御部100は、携帯電話端末2からの要求に応じて、番組表データPGの提供と遠隔操作データREの受け付けを行うようにするためのWebページを提供すると、図8に示した処理を実行する。
【0154】
制御部100は、Webページを提供した携帯電話端末2からの番組表提供要求RQの受信待ちとなる(ステップS301)。このステップS301の判断処理において、ネット通信部105を通じて携帯電話端末2からの番組表提供要求RQを受信したと判断したときには、制御部100は、番組表データベース107から要求に応じた番組表データPGを抽出し、これをネット通信部105、インターネット網20を通じて要求元の携帯電話端末2に送信する(ステップS302)。
【0155】
そして、サーバ装置1の制御部100は、ネット通信部105を通じて、携帯電話端末2からの遠隔操作データREを受信したか否かを判断する(ステップS303)。ステップS303の判断処理において、携帯電話端末2からの遠隔操作データREを受信したと判断したときには、制御部100は、その遠隔操作データREを送受信データ蓄積部109に保持し(ステップS304)、携帯電話端末2からのWebページの利用終了通知が送信されて来たかを判別する(ステップS305)。
【0156】
ステップS305の判断処理において、携帯電話端末2からの利用終了通知がまだきていないと判断したときには、制御部100は、ステップS303からの処理を繰り返す。
【0157】
ステップS305判断処理において、携帯電話端末2からの利用終了通知を受信したと判断したときには、制御部100は、会員データベース108を参照し、送受信データ蓄積部109に蓄積した遠隔操作データの提供先を特定し、その相手先、この実施の形態においてはインターネットテレビ3に対して、公衆通信部106、公衆通信網10を通じて電話をかけるようにして、遠隔操作データがあることを通知する(RE通知を行う)(ステップS306)。
【0158】
そして、サーバ装置1の制御部100は、自機宛ての遠隔操作データREを取得するために、インターネットテレビ3が公衆通信網10およびインターネット網20を通じてアクセスしてくるのを待ち(ステップS307)、アクセスしてきたときには、そのインターネットテレビ3に対して、このインターネットテレビ3の遠隔制御装置として用いられる携帯電話端末2からの遠隔操作データREを提供する(ステップS308)。そして、サーバ装置1の制御部100は、この図8に示した処理を終了する。
【0159】
このように、この実施の形態のサーバ装置1は、携帯電話端末2の要求に応じて番組表データPGを提供し、また、携帯電話端末2からの遠隔操作データREを保持して、目的とする相手先である携帯電話端末2の使用者の自宅に設置されたインターネットテレビ3からの要求に応じて、携帯電話端末2から送信され、インターネットテレビ3に提供されるべき遠隔操作データREを確実にインターネットテレビ3が取得することができるようにしている。
【0160】
次に、図9を参照しながら、サーバ装置1を介して、携帯電話端末2からの遠隔操作データREの提供を受けるようにするインターネットテレビ3の動作について説明する。
【0161】
この実施の形態のインターネットテレビ3は、電源が落とされている間は、通信処理部322と、リモコン信号受光部346と、これらを制御するようにする制御部340のごく限られた部分のみが動作しているに過ぎないスリープ状態となるようにされている。
【0162】
インターネットテレビ3の制御部340は、スリープ状態に遷移すると、図9に示す処理を実行し、サーバ装置1からの着信であるコールIDの受信待ち(RE通知の受信待ち)となる(ステップS401)。ステップS401において、サーバ装置1からの自機宛てのコールID(RE通知)を通信処理部322を通じて受信したと判断したときには、制御部340は、スリープ状態から動作状態に遷移し(ステップS403)、EEPROM344のインターネット接続設定情報に基づいて、通信処理部322、公衆通信網10、ISPサーバ30、インターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスする(ステップS403)。
【0163】
そして、制御部340は、自機への遠隔操作データREの提供要求をサーバ装置1に対して送信して、サーバ装置1から携帯電話端末2から送信された自機宛ての遠隔操作データREの提供を受け、これを取得する(ステップS404)。そして、インターネットテレビ3の制御部340は、取得した遠隔操作データREを解析し(ステップS405)、解析した遠隔操作データREに応じて、VTR5を制御する処理を実行し(ステップS406)、この後、この図9に示す処理を終了する。
【0164】
次に、図10を参照しながら、図9のステップS406において行われる遠隔操作データREに応じたVTR5の制御処理であって、この実施の形態においては録画予約に応じた処理を行う場合のインターネットテレビ3の動作について説明する。
【0165】
この場合、遠隔操作データREは、上述したように録画予約要求であるので、インターネットテレビ3の制御部340は、時計回路346の現在時刻を監視し、遠隔操作データREによって指示された録画開始時刻になったか否かを判断する(ステップS501)。
【0166】
ステップS501の判断処理において、録画開始時刻になったと判断したときには、制御部340は、リモコン信号生成部345、AVマウス4を通じて、VTR5に対し、電源を立ち上げ、指示された放送チャンネルを通じて放送されている放送番組の録画を開始するようにする録画開始コマンドをリモコン信号により送信する(ステップS502)。これにより、VTR5において、指示された放送番組の録画が開始される。
【0167】
そして、インターネットテレビ3の制御部340は、セレクタ304を外部I/F332からの信号を後段の回路に供給するように切り換え、キャプチャ処理部307を制御して、VTR5からの信号による1フレーム分の画像をキャプチャする(ステップS503)。すなわち、このステップS503の処理は、録画開始画像のキャプチャ処理である。
【0168】
そして、制御部340は、キャプチャ処理部307においてキャプチャした録画開始画像を例えばEEPROM344、あるいは、RAM343に取り込み、携帯電話端末2のLCD210の表示画面の大きさに合致した大きさの画像にリサイズする(ステップS504)。
【0169】
この後、インターネットテレビ3の制御部340は、リサイズした録画開始画像を添付した携帯電話端末2宛ての電子メール(開始確認データSE)を作成し(ステップS505)、これを公衆通信網10とISPサーバ30とを通じてインターネット網20にアクセスし、携帯電話端末2のメールボックスを有するサーバ装置1に対して送信し、通信回線を解放する(ステップS506)。
【0170】
この後、インターネットテレビ3の制御部340は、時計回路346の現在時刻を監視し、携帯電話端末2からの遠隔制御データREによって指示された録画終了時刻になったか否かを判断する(ステップS507)。
【0171】
ステップS507の判断処理において、録画終了時刻になったと判断したときには、制御部340は、セレクタ304を外部I/F332からの信号を後段の回路に供給するように切り換え、キャプチャ処理部307を制御して、VTR5からの放送信号による画像をキャプチャする(ステップS508)。すなわち、このステップS508の処理は、録画終了画像のキャプチャ処理である。
【0172】
ここでキャプチャされた録画終了画像は、前述した録画開始画像と同様に、EEPROM344、あるいは、RAM343に取り込まれる。そして、制御部340は、リモコン信号生成部345、AVマウス4を通じて、VTR5に対し、録画処理を終了再生、電源を落とすようにする録画終了コマンドをリモコン信号により送信する(ステップS509)。これにより、VTR5において、指示された放送番組の録画が終了する。
【0173】
そして、インターネットテレビ3の制御部340は、EEPROM344、あるいは、RAM343に取り込んだキャプチャ画像を携帯電話端末2のLCD210の表示画面の大きさに合致した大きさの画像にリサイズする(ステップS510)。
【0174】
この後、インターネットテレビ3の制御部340は、リサイズした録画終了画像を添付した携帯電話端末2宛ての電子メール(終了の確認データSE)を作成し(ステップS511)、これを公衆通信網10とISPサーバ30とを通じてインターネット網20にアクセスし、携帯電話端末2のメールボックスを有するサーバ装置1に対して送信し、通信回線を解放する(ステップS512)。
【0175】
これにより、インターネットテレビ3は、携帯電話端末2からの遠隔操作データに応じて、VTR5を制御することができるとともに、録画開始画像と、録画終了画像とを制御の結果情報として取得し、これをサーバ装置1を通じて携帯電話端末2に提供して、携帯電話端末2を通じてその使用者が自宅のVTR5が正常に動作し、目的とする放送番組の録画を行ったことを知ることができるようにされる。
【0176】
次に、図11を参照しながら、開始確認データ、終了確認データを受信するサーバ装置1の動作について説明する。サーバ装置1は、ネット通信部105を通じて、携帯電話端末2などの会員端末に提供すべき送信データ(電子メールデータ)を受信したか否かを監視しており(ステップS601)、会員端末に提供すべき送信データを受信したときには、これを送受信データ蓄積部109に格納する(ステップS602)。
【0177】
そして、サーバ装置1の制御部100は、送受信データ蓄積部109に格納した受信データの提供先の会員端末に対して、公衆通信網10を通じて電話をかけることにより、メール受信通知(SE通知)を行い(ステップS603)、通知先の会員端末からのメール配信要求の受信待ちとなる(ステップS604)。
【0178】
会員端末からインターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスがあり、メール配信要求があったときには、サーバ装置1の制御部100は、送受信データ可能部109に格納したキャプチャ画像付きの確認データSEを要求元の会員端末である携帯電話端末2に送信する(ステップS605)。
【0179】
このようにして、インターネットテレビ3からのキャプチャ画像付きの確認データSEが、サーバ装置1を介して携帯電話端末2に提供されることになる。
【0180】
次に、図12を参照しながら、メール受信通知として行なわれる確認データの受信通知(SE通知)を受信して、自機宛ての確認データを取得するようにする携帯電話端末2の動作について説明する。
【0181】
携帯電話端末2の制御部220は、待ち受け状態にあるときに、自機宛ての着信を検出すると、図12に示す処理を実行し、サーバ装置1からのメール受信通知(SE通知)か否かを判断する(ステップS701)。ステップS701の判断処理において、サーバ装置1からのメール受信通知でないと判断したときには、この図12に示す処理を終了し、他の処理、例えば着信応答処理などの携帯電話端末の通常の処理を行うようにする。
【0182】
ステップS701の判断処理において、サーバ装置1からのメール受信通知(SE通知)を受信したと判断したときには、制御部220は、インターネット網20を通じてサーバ装置1にアクセスし、メール配信要求(確認データ配信要求)を送信して、確認データの配信を要求する(ステップS703)。
【0183】
このメール配信要求に応じて、サーバ装置1から携帯電話端末2宛ての確認データSEが電子メールデータとして送信されるので、携帯電話端末2は、これを受信し、これを例えばEEPROM344格納する(ステップS704)。そして、EEPROM344に格納した確認データに基づき、キャプチャ画像をメディアコントローラ209を通じてLCD210に表示し(ステップS705)、この図12に示す処理を終了する。
【0184】
これにより、携帯電話端末2は送信した遠隔操作データに応じてVTR5が正常に動作したことを録画開始画像と録画終了像とにより確実かつ明確に知ることができるようにされる。
【0185】
このように、この実施の形態のネットワークシステムにおいては、携帯電話端末2を通じて、遠隔にあるVTR5を簡単かつ確実に制御することができるようにされる。この場合、家庭などに設置される電子機器は、インターネットテレビ3とVTR5のみであり、複雑なシステムを構成することを必要としない。
【0186】
また、家庭などに設置されるインターネットテレビ3、VTR5は、遠隔操作のために常時電源を立ち上げておく必要は無く、指示を受けたときに、その指示に応じて動作可能な状態にあるいわゆる待機状態にしておくことができるので、電力を無駄に消費させることも無い。
【0187】
また、この実施の形態の場合には、VTR5が携帯電話端末2からの遠隔操作データREに基づいて、正常に動作したか否かを録画開始画像と録画終了画像とをインターネットテレビ3がキャプチャして、携帯電話端末2に送信するようにするので、VTR5が携帯電話端末2からの遠隔操作データREに応じて動作したか否を携帯電話端末2を通じて確認することができる。
【0188】
また、携帯電話端末2とサーバ装置1との間の通信は、基本的にインターネット網20を通じて行うようにされるので、通信コストが増大することなく、安価な通信コストで、外出先などからのVTR5の遠隔制御(遠隔操作)を行うようにすることができる。
【0189】
なお、上述した実施の形態においては、録画予約を行う場合を例にして説明したが、遠隔操作の内容は録画予約に限るものではない。例えば、再生開始、巻き戻し開始、早送り開始、録画開始、これらの各停止などを個別的に指示するようにすることもできる。この場合であっても、例えば、再生開始が指示された場合や、録画開始が指示された場合には、再生対象の信号による画像や録画対象の信号による画像を確認することができる。
【0190】
これにより、VTR5にセットされているビデオテープの記録内容を確認して、ビデオテープを録画されても差し支えの無い位置に位置付けた後に録画を開始させるようにすることができるようにされる。
【0191】
また、前述した実施の形態において、キャプチャした録画開始画像や録画終了画像のリサイズは、インターネットテレビ3において行うようにしたが、これに限るものではない。例えば、サーバ装置1において、インターネットテレビ3からのキャプチャ画像のリサイズを行うようにすることもできる。
【0192】
また、上述の実施の形態においては、VTR5からの信号による画像をキャプチャするようにしたが、これに限るものではない、例えば、インターネットテレビ3において受信した放送信号による画像をVTR5においての録画の開始と終了のタイミングに合わせてキャプチャし、これを録画開始画像、録画終了画像として用いるようにすることも可能である。
【0193】
また、サーバ装置1において、録画が指示された放送チャンネルを通じて放送されている放送信号により提供される画像をキャプチャし、これを用いるようにすることもできる。
【0194】
このように、VTR5からの信号による画像をキャプチャしない場合には、遠隔制御データREに応じて、VTR5が正常に動作していることが確認でき、かつ、指示された放送番組の録画開始のタイミングと録画終了のタイミングとに合致するように、録画が指示された放送番組の画像をキャプチャできるようにしておけばよい。
【0195】
また、前述の実施の形態においては、インターネットテレビ3の機能により録画予約を実現するようにした。つまり、インターネットテレビ3が録画開始時刻に録画開始コマンドをVTR5に送信し、録画終了時刻に録画終了コマンドをVTR5に送信することにより録画予約に応じた処理を実現した。しかし、これに限るものではなく、VTR5が持つ録画予約機能を利用するようにすることもできる。
【0196】
VTR5の録画予約機能を用いる場合には、まず、電源を立ち上げるためのリモコン信号をVTR5に送信してVTR5の電源を立ち上げ、次に、遠隔操作データREに応じて、放送日、放送チャンネル、録画開始時刻、録画終了時刻からなるリモコン信号をインターネットテレビ3からVTR5に対して送信し、この後、VTR5の電源を落とすためのリモコン信号をVTR5に送信してVTR5の電源をオフにする。
【0197】
これにより、VTR5に対して録画予約が完了し、VTR5が持つ録画予約機能により、指示された録画開始時刻に、指示された放送チャンネルの放送番組の録画を開始し、指示された録画終了時刻において録画を終了させるようにすることができる。このようにした場合には、インターネットテレビ3からVTR5へのリモコン信号の送信を少なくすることができる。
【0198】
このように、VTR5の録画予約機能を用いる場合であって、例えば、録画開始時刻と録画終了時刻とをインターネットテレビ3においても管理し、録画開始時刻の直後においてVTR5からの信号による画像をキャプチャすることにより、録画開始画像を取得することができ、また、録画終了時刻の直前において、VTR5からの信号による画像をキャプチャすることにより、録画終了画像を取得することができる。
【0199】
また、上述した実施の形態においては、録画予約を行う場合を例にし、制御の結果として、録画開始画像、録画終了画像を用いるようにしたが、これに限るものではない。例えば、「録画を開始しました。」、「録画を終了しました。」などの表示メッセージ情報を表示素子に表示してもよいし、同様の音声メッセージを放音するようにしてもよい。
【0200】
また、表示メッセージとアラーム音とを用いるようにしたり、また、アラーム音のみ、振動のみで制御の結果を通知したりすることも可能である。すなわち、表示情報の表示出力、音声情報の放音、振動などの種々の態様で、制御の結果を出力し、携帯電話端末の使用者に通知することができる。
【0201】
また、図1においては、携帯電話端末2、基地局11、ISPサーバ30は、それぞれ1つしか示さなかったが、携帯電話端末2は多数の使用者毎に多数存在し、また、基地局11は、所定の範囲毎に設けられるものである。また、ISPサーバ30は多数の業者によって、異なる多数のISPサーバが設けられるものである。また、ISPサーバの機能を電話会社が提供する場合ももちろんある。
【0202】
また、サーバ装置1の機能として説明した、番組表データの提供機能や、携帯電話端末2とインターネットテレビ3との間の通信の仲介機能をISPサーバ30に持たせるようにすることももちろん可能である。また、サーバ装置1の機能を有する多数のサーバをインターネット網20上に設けることも可能である。
【0203】
また、インターネット網20上に設けられるサーバ装置1の機能を、インターネットテレビ3やVTR5と同様に、家庭に設置され、当該家庭に設置されている各電子機器を統轄するホームサーバに持たせるようにすることも可能である。この場合には、携帯電話端末2とサーバ装置1としての機能を有するホームサーバとがインターネット網などの広域ネットワークを接続され、ホームサーバとインターネットテレビ3とはローカルエリアネットワークによって接続するようにされる。
【0204】
また、インターネットテレビ3にホームサーバとしての機能を持たせ、このインターネットテレビ3にサーバ装置1の機能を持たせるようにすることも可能である。
【0205】
また、番組表データはいずれかのサーバ装置から提供を受けるが、携帯電話端末2とインターネットテレビ3との間の通信は、公衆通信網10を通じて直接的に行うようにしてもよい。この場合には、より迅速に、つまり、よりリアルタイムに遠隔操作を行うようにすることができる。
【0206】
また、上述した実施の形態においては、携帯電話端末2を用いるようにしたが、これに限るものではなく、PDAなど、通信機能を備えた各種の携帯通信端末を家庭などの所定の場所に設置されている電子機器の遠隔操作装置として用いるようにすることができる。
【0207】
また、上述した実施の形態においては、VTR5を遠隔操作する場合を例にして説明したが、これに限るものではない。例えば、ハードディスクの記録再生装置、記録可能なDVD(Digital Versatile Disk)を記録媒体として用いるDVDの記録再生装置、パーソナルコンピュータ、その他、各種の磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスクなどを記録媒体として用いる記録再生装置を遠隔操作することもできる。
【0208】
また、インターネットテレビ3に複数の記録再生装置を接続するようにしておき、それらを個別に遠隔操作するようにすることもできる。この場合には、例えば、識別IDを予め決めておくなど、インターネットテレビ3に接続された複数の記録再生装置のそれぞれを識別可能なようにしておくことにより、そのそれぞれを個別に制御することも可能である。
【0209】
また、制御対象の電子機器は、記録再生装置に限るものではなく、室内に設置するようにしたカメラ、テレビ、ラジオ、エアコン、あるいは給湯器など種々の電子機器を制御対象とすることができる。この場合、制御の結果の情報としては、カメラやテレビの場合には画像、ラジオの場合には音声、エアコンの場合には、設定室温や風量などの動作情報、給湯器の場合には、給湯温度などの情報等、遠隔にいる使用者に通知するべき種々の情報を通知するようにすることができる。
【0210】
また、前述した実施の形態においては、目的とする電子機器を制御する制御通信装置としてインターネットテレビ3を用いるようにしたが、これに限るものではない。例えば、AVマウスが接続可能なパーソナルコンピュータや専用の制御通信装置を構成し、これを用いるようにしてもよい。
【0211】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、広域ネットワークを通じて遠隔操作を可能にするネットワークシステムを、簡単な構成で、しかも無駄に電力を消費することが無いようにして、比較的に安価に構成することができる。
【0212】
また、遠隔操作を行うようにした場合に、その遠隔操作の結果を遠隔操作元の使用者に対して確実に通知することができ、安心感のある信頼性の高いネットワークシステムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるネットワーク制御確認システム、ネットワーク制御確認方法の一実施の形態が適用されたネットワークシステムを説明するための図である。
【図2】図1に示したネットワークシステムにおいて、各機器間で送受されるデータの流れを説明するための図である。
【図3】図1に示したネットワークシステムにおいて、携帯電話端末2を通じてVTR5に対し録画予約を行う場合の動作を説明するための図である。
【図4】図1に示したネットワークシステムで用いられるサーバ装置であって、この発明によるサーバ装置の一実施の形態が適用されたサーバ装置1の構成例を説明するためのブロック図である。
【図5】図1に示したネットワークシステムで用いられる携帯電話端末2の構成例を説明するためのブロック図である。
【図6】図1に示したネットワークシステムで用いられるインターネットテレビであって、この発明による制御通信端末の一実施の形態が適用されたインターネットテレビ3の構成例を説明するためのブロック図である。
【図7】携帯電話端末2から録画予約のための遠隔操作データを送信する処理について説明するためのフローチャートである。
【図8】携帯電話端末2からの遠隔操作データを受け付けるサーバ装置1の動作について説明するためのフローチャートである。
【図9】サーバ装置1を介して、携帯電話端末2からの遠隔操作データREの提供を受けるようにするインターネットテレビ3の動作について説明するためのフローチャートである。
【図10】図9のステップS406において行われるインターネットテレビ3の動作について説明するためのフローチャートである。
【図11】開始確認データ、終了確認データを受信するサーバ装置1の動作について説明するためのフローチャートである。
【図12】メール受信通知として行なわれる確認データの受信通知(SE通知)を受信する携帯電話端末2の動作について説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…サーバ装置、2…携帯電話端末、3…インターネットテレビ、4…AVマウス、5…VTR、10…公衆通信網、11…携帯電話基地局、20…インターネット網、30…ISPサーバ

Claims (10)

  1. 携帯通信端末と、制御通信端末とが、所定の通信ネットワークを通じて接続されるとともに、前記制御通信端末に対して当該制御通信端末を通じて制御可能とされた電子機器が接続するようにされて形成されるネットワーク制御確認システムであって、
    前記携帯通信端末は、
    前記制御通信端末に接続するようにされる前記電子機器に対する使用者からの指示入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段を通じて受け付けた前記指示入力に応じた前記電子機器に対する制御情報を前記電子機器が接続するようにされた前記制御通信端末に送信するようにする制御情報送信手段と、
    前記制御通信端末からの前記電子機器の制御の結果を示す結果情報を受信する結果情報受信手段と、
    前記結果情報受信手段を通じて受信した前記結果情報を出力する出力手段と
    を備え、
    前記制御通信端末は、
    前記携帯通信端末からの前記電子機器に対する制御情報を受信する制御情報受信手段と、
    前記制御情報受信手段を通じて受信した前記制御情報を自機に接続するようにされた前記電子機器に供給するようにする制御情報供給手段と、
    前記電子機器についての前記制御情報に応じた制御の結果を示す結果情報を取得する結果情報取得手段と、
    前記結果情報取得手段により取得された前記結果情報を前記携帯通信端末に送信する結果情報送信手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク制御確認システム。
  2. 請求項1に記載のネットワーク制御確認システムであって、
    前記通信ネットワークに接続され、前記携帯通信端末と前記制御通信端末との通信を仲介するサーバ装置を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記携帯通信端末の前記制御情報送信手段を通じて送出される前記制御情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段を通じて受信した前記制御情報の送信先の前記制御通信端末に対して、前記制御情報があることを通知する情報通知手段と、
    前記制御通信端末からの前記制御情報の提供要求に応じて、前記制御情報を前記制御通信端末に送信する情報送信手段と、
    前記制御通信端末からの前記結果情報を受信する結果受信手段と、
    前記結果受信手段を通じて受信した前記結果情報の送信先の前記携帯通信端末に対して、前記結果情報があることを通知する結果通知手段と、
    前記携帯通信端末からの前記結果情報の提供要求に基づいて、前記結果情報を前記携帯通信端末に送信する結果送信手段と
    を備え、
    前記携帯通信端末において、
    前記制御情報送信手段は、前記サーバ装置を通じて前記制御情報を前記制御通信端末に送信するようにするものであり、
    前記結果情報受信手段は、前記サーバ装置を通じて前記制御通信端末からの結果情報を受信するようにするものであり、
    前記制御通信端末において、
    前記制御情報受信手段は、前記サーバ装置を通じて前記携帯通信端末からの前記制御情報を受信するものであり、
    前記結果情報送信手段は、前記サーバ装置を通じて前記携帯通信端末への結果情報を送信するものであることを特徴とするネットワーク制御確認システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のネットワーク制御確認システムであって、
    前記制御通信端末に接続するようにされる前記電子機器は、供給された情報信号を記録媒体に記録する記録機器であり、
    前記制御通信端末の前記結果情報取得手段は、
    前記携帯通信端末からの制御情報が記録開始を指示するものであるときには、前記情報信号の記録開始時の情報を取得し、前記携帯通信端末からの制御情報が記録終了を指示するものであるときには、前記情報信号の記録終了時の情報を取得するようにすることを特徴とするネットワーク制御確認システム。
  4. 通信ネットワークに接続され、前記通信ネットワークを通じて送信されてくる携帯通信端末からの制御情報に応じて、自機に接続するようにされる電子機器を制御するようにする制御通信端末であって、
    前記携帯通信端末からの前記電子機器に対する制御情報を受信する制御情報受信手段と、
    前記制御情報受信手段を通じて受信した前記制御情報を自機に接続するようにされた前記電子機器に供給するようにする制御情報供給手段と、
    前記電子機器についての前記制御情報に応じた制御の結果を示す結果情報を取得する結果情報取得手段と、
    前記結果情報取得手段により取得された前記結果情報を前記携帯通信端末に送信する結果情報送信手段と
    を備えることを特徴とする制御通信端末。
  5. 請求項4に記載の制御通信端末であって、
    前記通信ネットワークには、前記携帯通信端末と当該制御通信端末との通信を仲介するサーバ装置が設けられており、
    前記制御情報受信手段は、前記サーバ装置を通じて前記携帯通信端末からの前記制御情報を受信するものであり、
    前記結果情報送信手段は、前記サーバ装置を通じて前記携帯通信端末への結果情報を送信するものであることを特徴とする制御通信端末。
  6. 請求項4または請求項5に記載の制御通信端末であって、
    前記制御通信端末に接続するようにされる前記電子機器は、供給された情報信号を記録媒体に記録する記録機器であり、
    前記結果情報取得手段は、前記携帯通信端末からの制御情報が記録開始を指示するものであるときには、前記情報信号の記録開始時の情報を取得し、前記携帯通信端末からの制御情報が記録終了を指示するものであるときには、前記情報信号の記録終了時の情報を取得するようにすることを特徴とする制御通信端末。
  7. 通信ネットワークに接続される携帯通信端末と制御通信端末とサーバ装置とを備え、前記携帯通信端末からの制御情報に応じて、前記制御通信端末に接続するようにされる電子機器を制御するとともに、前記制御情報に応じた前記電子機器の制御の結果の情報を前記携帯通信端末に返信するようにするネットワーク制御確認システムの前記サーバ装置であって、
    前記携帯通信端末から前記制御通信端末に対して送信する制御情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段を通じて受信した前記制御情報の送信先の前記制御通信端末に対して、前記制御情報があることを通知する情報通知手段と、
    前記制御通信端末からの前記制御情報の提供要求に応じて、前記制御情報を前記制御通信端末に送信する情報送信手段と、
    前記制御通信端末からの前記結果情報を受信する結果受信手段と、
    前記結果受信手段を通じて受信した前記結果情報の送信先の前記携帯通信端末に対して、前記結果情報があることを通知する結果通知手段と、
    前記携帯通信端末からの前記結果情報の提供要求に基づいて、前記結果情報を前記携帯通信端末に送信する結果送信手段と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  8. 携帯通信端末と、制御通信端末とが、所定の通信ネットワークを通じて接続されるとともに、前記制御通信端末に対して当該制御通信端末を通じて制御可能とされた電子機器が接続するようにされて形成されるシステムにおいて用いられるネットワーク制御確認方法であって、
    前記携帯通信端末においては、
    前記制御通信端末に接続するようにされる前記電子機器に対する使用者からの指示入力を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けた前記指示入力に応じた前記電子機器に対する制御情報を前記電子機器が接続するようにされた前記制御通信端末に送信するようにする制御情報送信ステップと、
    前記制御通信端末からの前記電子機器の制御の結果を示す結果情報を受信する結果情報受信ステップと、
    前記結果情報受信ステップにおいて受信した前記結果情報を出力する出力手段と
    を有し、
    前記制御通信端末においては、
    前記携帯通信端末からの前記電子機器に対する制御情報を受信する制御情報受信ステップと、
    前記制御情報受信ステップにおいて受信した前記制御情報を自機に接続するようにされた前記電子機器に供給するようにする制御情報供給ステップと、
    前記電子機器についての前記制御情報に応じた制御の結果を示す結果情報を取得する結果情報取得ステップと、
    前記結果情報取得ステップにおいて取得された前記結果情報を前記携帯通信端末に送信する結果情報送信ステップと
    を有することを特徴とするネットワーク制御確認方法。
  9. 請求項8に記載のネットワーク制御確認方法であって、
    前記通信ネットワークに接続され、前記携帯通信端末と前記制御通信端末との通信を仲介するサーバ装置が設けられ、
    前記サーバ装置においては、
    前記携帯通信端末においての前記制御情報送信ステップにおいて送出される前記制御情報を受信する情報受信ステップと、
    前記情報受信ステップにおいて受信した前記制御情報の送信先の前記制御通信端末に対して、前記制御情報があることを通知する情報通知ステップと、
    前記制御通信端末からの前記制御情報の提供要求に応じて、前記制御情報を前記制御通信端末に送信する情報送信ステップと、
    前記制御通信端末からの前記結果情報を受信する結果受信ステップと、
    前記結果受信ステップにおいて受信した前記結果情報の送信先の前記携帯通信端末に対して、前記結果情報があることを通知する結果通知ステップと、
    前記携帯通信端末からの前記結果情報の提供要求に基づいて、前記結果情報を前記携帯通信端末に送信する結果送信ステップと
    を有し、
    前記携帯通信端末の
    前記制御情報送信ステップにおいては、前記サーバ装置を通じて前記制御情報を前記制御通信端末に送信し、
    前記結果情報受信ステップにおいては、前記サーバ装置を通じて前記制御通信端末からの結果情報を受信し、
    前記制御通信端末の
    前記制御情報受信ステップにおいては、前記サーバ装置を通じて前記携帯通信端末からの前記制御情報を受信し、
    前記結果情報送信ステップにおいては、前記サーバ装置を通じて前記携帯通信端末への結果情報を送信することを特徴とするネットワーク制御確認方法。
  10. 請求項8または請求項9に記載のネットワーク制御確認方法であって、
    前記制御通信端末に接続するようにされる前記電子機器は、供給された情報信号を記録媒体に記録する記録機器であり、
    前記制御通信端末の前記結果情報取得ステップにおいては、
    前記携帯通信端末からの制御情報が記録開始を指示するものであるときには、前記情報信号の記録開始時の情報を取得し、前記携帯通信端末からの制御情報が記録終了を指示するものであるときには、前記情報信号の記録終了時の情報を取得するようにすることを特徴とするネットワーク制御確認方法。
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