JP2004139489A - タッチパネル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストを低くすることができ、薄型化を図ることができ、しかも入力ミスを抑えることができるタッチパネル装置を提供する。
【解決手段】透明基板2,3の対向面にそれぞれ導電層6,7が設けられている。導電層6,7の少なくとも一方の面に導電体で形成された表示部8a,8b,8cが重ねて形成されている。よって、透明基板3の後方に表示シートを設ける必要がなくなり、装置の薄型化を図ることができる。また、表示部8a,8b,8cが操作面に近い側に設けられるため、視差による入力ミスを抑えることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】透明基板2,3の対向面にそれぞれ導電層6,7が設けられている。導電層6,7の少なくとも一方の面に導電体で形成された表示部8a,8b,8cが重ねて形成されている。よって、透明基板3の後方に表示シートを設ける必要がなくなり、装置の薄型化を図ることができる。また、表示部8a,8b,8cが操作面に近い側に設けられるため、視差による入力ミスを抑えることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定の表示部が設けられたタッチパネル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来のタッチパネル装置を示す断面図である。
【0003】
このタッチパネル装置100は、透明基板101,102が互いに対向して設けられ、透明基板101と102との間にスペーサ103が設けられて隙間が形成されている。前記透明基板101と102には、透明電極104と105がマトリックス状に配列されている。
【0004】
またタッチパネル装置100には、透明基板102の裏側に表示シート106が設けられている。この表示シート106は、合成樹脂製のシート部材107の表面に数字や記号などの形の表示部108が設けられている。さらに表示シート106の後方には、照光ユニット109が設けられている。
【0005】
このタッチパネル装置100では、照光ユニット109に設けられた光源110の光が表示シート106に入射すると、表示部108の形状が透明基板101に現れる。
【0006】
【特許文献1】
特開平5−324162号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のタッチパネル装置では、透明基板101,102に使用される電極はITO(スズインジウム酸化物)で形成された高価な素材の電極であるため製造コストを押し上げる問題がある。
【0008】
また、タッチパネル装置100を図6の矢印で示す斜め前方から見ると、表示部108が透明基板102の裏側の遠い位置に設けられているため、入力操作を行う際に表示部が視差によって実際の位置からずれた位置に見えるため誤入力が発生し易くなる。
【0009】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、製造コストを抑えることができ、しかも誤入力を引き起こしにくく、また装置の薄型化が図れるタッチパネル装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、対向して設けられた一対の透明基板と、前記透明基板の対向面に導電層を有するタッチパネル装置であって、
前記導電層の少なくとも一方の表面に、表示部が設けられていることを特徴とするものである。
【0011】
上記本発明では、表示部を透明基板と透明基板との間に設けたので、表示シートが不要になって製造工程も簡略化されて、その結果製造コストを低くできる。さらに表示シートが不要となるので装置の薄型化を図ることができる。しかも表示部を従来よりも表面側に設けることができるので視差による入力ミスを低減できる。
【0012】
前記表示部は、導電性インクで形成されていると、表示部となる形を印刷などの簡単な工程で形成できる。導電性インクとしては、例えばカーボンを含むものである。
【0013】
また、前記導電層は、透光性を有するインクで形成されていてもよい。これにより高価な電極を設ける必要がないので製造コストを下げることができ、しかも表示部を除く部分に導電層が現れるのを低減できる。
【0014】
また本発明は、対向して設けられた一対の透明基板と、前記透明基板の対向面に導電層を有するタッチパネル装置であって、
前記各導電層は複数のブロックに分割されて形成されており、前記一方の透明基板に設けられた1ブロックの導電層と前記他方の透明基板に設けられた1ブロックの導電層とが互いに重なって形成される入力領域が複数設けられていることを特徴とするものである。
【0015】
上記発明では、導電層に高価な電極を使用する必要がなくなるので、製造コストを抑えることができる。
【0016】
例えば、前記透明基板に設けられた各導電層は、それぞれ複数の電極線を平行に形成して且つ互いに直交して配列したものであり、前記入力領域内を前記複数の電極線が通過するように設定されている。
【0017】
前記透明基板の表面に光拡散層が設けられている構成にしてもよい。これにより、透明基板に現れる導電層の電極線を見え難くできる。
【0018】
また、前記透明基板の表面に表示部を有する表示シートが設けられている構成にしてもよい。表示部の視差を無くすことができるので、入力ミスを抑えることができる。なお、前記透明基板の表面に直接表示部が設けられていてもよい。
【0019】
また、前記一方の透明基板には、複数の電極線に重なるように表示部が設けられ、前記他方の透明基板には、前記表示部の対向側に他の表示部が設けられ、前記1ブロック内の導電層において、隣り合う表示部間が少なくとも一本の電極線で接続されている構成にしてもよい。
【0020】
上記の各発明においては、透明基板の後方に照光ユニットが設けられている構成にしてもよい。なお、照光ユニットを設けずに反射板のみを設けて、透明基板の前方から取り込んだ自然光や人工光を反射板で反射させて表示部を照らすような反射型の構成にしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態のタッチパネル装置を示す断面図、図2は透明基板の導電層と表示部を示す斜視図、図3はタッチパネル装置の斜視図である。
【0022】
本発明のタッチパネル装置1は、例えば音響機器や映像機器を操作するためのリモコンなどの操作装置や、機器本体側のパネル部分に設けられるものに搭載できる。
【0023】
図1に示すように、このタッチパネル装置1には、透明基板2,3が対向して設けられており、スペーサ4を介して前記透明基板2と3の間に一定間隔の隙間5が形成されている。各透明基板2,3は、合成樹脂製の基板やガラス製の基板により形成されている。なお、スペーサ4は透明基板2,3の周縁部だけでなく、隙間5に透明な球形の樹脂やガラスなどを挿入して一定の隙間5が保たれるようにしてもよい。
【0024】
図2に示すように、前記透明基板2のZ2側の面には、Y方向に延びる複数本の電極線6a,6a・・・が平行に格子状に形成された導電層6が設けられ、前記透明基板3のZ1側の面には、X方向に延びる複数本の電極線7a,7a・・・が平行に格子状に形成された導電層7が設けられている。前記導電層6の電極線6a・・・と導電層7の電極線7a・・・は、互いに直交する向きでマトリックス状に配列されている。
【0025】
前記導電層6,7は、光を透過し且つ低抵抗な電極で形成され、例えばITO(インジウム・スズ酸化物)を原料として、スパッタリング法、イオンプレーティング法や真空蒸着法などで成膜される。なお、前記導電層6,7は、ITOで形成されたパターンに限らず、光透過性を有する導電材を含むインクによりパターン形成されたものであってもよい。
【0026】
図1に示すように、前記導電層6,7には、表示部8a,8b,8cが重ねて設けられている。表示部8a,8b,8cは、例えばカーボンなどの導電材を含むインクで印刷形成されたものである。図1と図2に示すように、前記導電層6にのみ表示部8aが設けられていてもよく、また前記導電層6と導電層7の双方に表示部8b,8cが対向する位置に設けられていてもよい。このように、表示部は導電層6,7の一方に設けてもよく両方に設けてもよい。また表示部は導電層7側のみに設けてもよい。
【0027】
図3に示すように、前記表示部8a〜8cは、数字、記号、かな文字、絵文字、漢字などを形に表したもので形成されている。このような表示部8a,8b,8cを導電層6,7の表面に形成すると、導電層6,7と透明基板2を透過して前記表示部8a,8b,8cの形状が透明基板2のZ1側の表面を通して視認できるようになる。なお、導電層6と7の両側に表示部8b,8cを設ける場合には、同一形状で形成してZ方向に互いに重なるように対向させることが好ましい。
【0028】
本実施の形態のタッチパネル装置1では、前記透明基板3のZ2側に照光ユニット10が設けられている。照光ユニット10は、導光体11と反射板12と光源13で構成されている。導光体11は、透明基板3のZ2側の面の後方に設けられ、導光体11のZ2側の面には反射板12が積層されている。そして、導光体11の側方には蛍光管などで形成された光源13が設けられ、導光体11の側方から光が入射される。
【0029】
なお、前記照光ユニット10と透明基板3との間に拡散板を設ける構成にしてもよい。この拡散板としては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)などの合成樹脂製のシートの片面を粗面化して半透明としたものを適用できる。
【0030】
図1に示すように、光源13から導光体11に向けて光が照射されると、光は導光体の中を通ってX−Y平面を伝わって透明基板3のZ2側の面に向けて入射させられる。このとき導光体11のZ2側に伝えられた光は反射板12を介してZ1側に向けて反射させられて、同じく透明基板3のZ2側の面に向けて入射させられる。
【0031】
透明基板3に入射した光は、この透明基板3とその表面の導電層7を透過し、さらに導電層6及び透明基板2を透過する。このとき、表示部8a,8b,8cの形状が例えば黒色となって透明基盤2の表面に現れる。また導光体11と透明基板3との間に前記した拡散板が設けられていると、光源13からの光が透明基板3のZ2側の表面全体に拡散されるため、色むらなどを防止できる。
【0032】
図3に示すように、数字などが表れた部分が入力位置となる。例えば、透明基板2に表示部8aによって現れた数字の「1」をZ2側に押圧すると、表示部8aがその対向側にある導電層7と接触する。これにより、例えば電極線6a1から駆動電流Iaが与えられたときに、導電層7の電極線7a1,7a2又は7a3から検出電流Ibが得られるので、表示部8aの部分が押されたことが検知され、その表示部8aに割り当てられている機能が実行される。例えば、数字で形成された部分を押すと選曲が可能になり、その他の部分を押すと音量調節や再生や停止などの各種操作が可能になる。
【0033】
また、表示部8b,8cで表された文字が押圧されると、表示部8bが下降して表示部8cに接触する。このとき、電極線6a1から駆動電流Iaが与えられると、電極線7a4,7a5又は7a6から検出電流Icが得られるので、表示部8bと8cで形成された文字が押されたことが検知できる。なお、表示部が導電層7にのみ設けられているものであっても、その表示部は透明基板2に現れるので、導電層7に設けられた表示部と導電層6との接触により、その表示部が押されたことが検知可能となる。
【0034】
本実施の形態では、照光ユニット10と透明基板3との間に、シートの表面に表示部を設けた表示シートを設ける必要がなくなるため、装置の組み立てが簡素化されて、製造コストを下げることができる。さらに表示シートが不要なので装置の薄型化を図ることもできる。さらに、表示部の位置を従来よりもZ1側の前方に設けることができるので、視差による影響を少なくでき、斜め前方から表示部を見て操作するときでも入力ミスを起しにくい。
【0035】
図4は本発明の第2の実施の形態のタッチパネル装置の一部を示す分解斜視図である。なお、照光ユニットは、前記タッチパネル装置1と同じ構成であるのでその図示及びその説明を省略する。
【0036】
図4に示すタッチパネル装置20は、透明基板21と22を有し、透明基板21のZ2側の面には導電層23が設けられ、透明基板22のZ1側の面には導電層24が設けられている。前記導電層23,24は、ITOなどの高価な電極ではなく、導電材を含む細い電極線で形成されている。この場合の電極線は透光性であってもよく、電極線が細く形成されているものであれば透光性でなくてもよい。
【0037】
前記導電層23は、X方向に直線状に延びる電極線23a,23a,23a,23b,23b,23b,23c,23c,23cが互いに平行に形成されている。電極線23a,23a,23aは、Y方向に延びる電極23a1で電気的に接続されて1ブロックが形成されている。電極線23b,23cについても同様に、Y方向に延びる電極23b1,23c1によって接続されて各1ブロックが形成されている。本実施の形態では、電極線23a,23b,23cとの間では互いに接続されていない。
【0038】
また導電層24は、Y方向に直線状に延びる電極線24a、24b,24c,24d,24eが互いに平行に形成されている。そして隣り合う電極線24a(24b,24c,24d)が3本一組(1ブロック)となって、そして電極線24eが2本一組(1ブロック)となってX方向に延びる電極24a1,24b1,24c1,24d1,24e1によって電気的に接続されている。この場合、電極線24a,24b,24c,24d,24eはそれぞれ互いに接続されていない。
【0039】
前記導電層23が形成された透明基板21と前記導電層24が形成された透明基板22とは、前記タッチパネル装置1と同様にスペーサを介して対向して設けられている。透明基板21の表面(Z1側の面)には表示シート25が積層されている。表示シート25はPETなどの合成樹脂で形成され、そのZ1側の表面には表示体26a,26b,26cがX−Y方向に配列されている。図3では数字からなる文字のみで表示体が形成されているが、その他の文字や記号などであってもよい。なお、前記表示体26a,26b,26cが表示シート25のZ2側の面に形成されていてもよい。
【0040】
また図4に示すものでは、透明基板22のZ1側の面に表示部が直接に印刷などで形成されていてもよい。また表示シート25が設けられているものにおいて、透明基板21のZ1側の面に光拡散層が設けられていてもよく、光拡散層を設けると透明基板21,22に設けられた導電層23,24の線の形状が透明基板21の表面に現れ難くすることができる。また表示シート25の表面を表示体26a,26b,26cを除いて半透明の拡散面にして、透明基板21の表面に導電層23,24の形状を目立たなくさせるようにしてもよい。
【0041】
図4に示す実施の形態では、導電層23の1ブロックと導電層24の1ブロックとが重なる領域がひとつの入力領域となる。すなわち、図4に一点鎖線で示す四角形状の部分がその入力領域Qである。したがって、表示体26aの上面を押圧すると、図4の一点鎖線で示す入力領域Qにおいて、電極線23aと電極線24aとが電気的に接続される。このとき駆動電流I5が電極線23aに与えられると、電極線24aに伝わって検出電流I6が得られて入力領域Qが押されたことが検知される。また表示部26bが設けられた入力領域が押されたときであっても、同様にして表示部26bの入力領域が押されたことが検知される。
【0042】
上記したタッチパネル装置20では、導電層23,24に使用する電極線にはITOなどの高価なものを使用する必要がなく、導電性を有するインクなどを使用でき、しかも印刷によってパターン形成できるので製造コストを低くできる。また表示シート25を設けずに透明基板21の表面に表示部を直接に形成する構成も可能であり、この点においても製造コストの低減が可能になる。
【0043】
図5は本発明の第3の実施の形態のタッチパネル装置の一部を示す分解斜視図である。
【0044】
このタッチパネル装置30は、透明基板31と32の対向面にそれぞれ導電層33,34が形成されており、導電層33は前記タッチパネル20と同様にX方向に電極線33a,33b,33cによって形成されている。また、導電層33には、数字の「1」「2」「3」の形の表示部35a,35b,35cが形成されている。各表示部35a,35b,35cはいずれもカーボンを含む導電材で形成されたものである。また各表示部35a,35b,35cでは、3本の電極線33a,33a,33a(33b,33b,33b、33c,33c,33c)に架かるよう(接触するように)に形成されている。
【0045】
一方、前記導電層34は、前記表示部35a,35b,35cに対向する位置に表示部36a,36b,36cが形成されている。この表示部36a,36b,36cもカーボンを含む導電材で形成され、表示部36aと表示部36bとの間は、3本の電極線36d,36d,36dで接続され、表示部36bと表示部36cとの間は3本の電極線36e,36e,36eで接続され、表示部36cは電極線36f,36f,36fと接続されている。なお、上記した表示部が重なる電極線の本数は適宜変更でき、また表示部と表示部との間を接続する電極線の本数も適宜変更できる。
【0046】
図5に示すものでは、前記タッチパネル装置1で示したように照光ユニットを透明基板32の後方に設けることができる。また照光ユニットと透明基板32との間に光を拡散する拡散板を設けてもよい。また、透明基板31の表示部を除く表面を半透明にして透明基板31に現れる導電層33,34の線の形状を目立たなくさせてもよい。
【0047】
図5に示す実施の形態の場合も、表示部35aが現れた透明基板31の表面が押圧されると、電極線33aから入力された駆動電流I7が、表示部35aと表示部36aを介して検出電流I8として得ることができるので、前記表示部が押されたことが検知できる。
【0048】
このように、表示シートを設ける必要がなく、組立工程を簡素化できるので、製造コストを抑えることができ、さらに装置の薄型化を図ることができる。また、透明基板31を斜め前方から見て操作したときであっても入力ミスを起しにくい。
【0049】
なお、上記した各タッチパネル装置1,20,30では、照光ユニットを設けずに反射板のみを設けて、透明基板の正面(Z1側)から入射する自然光や人工光を取り込んでその光を反射板で反射させて表示部を照光する反射型のタッチパネル装置であってもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明した本発明は、表示シートを設ける必要がないので、製造コストを抑えることができ、装置の薄型化を図ることができ、さらに入力ミスの発生も低減できる。また高価な導電層を設ける必要がないのでこの点においても製造コストを低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のタッチパネル装置を示す断面図、
【図2】図1のタッチパネル装置に設けられる導電層を示す斜視図、
【図3】タッチパネル装置の外観斜視図、
【図4】本発明の第2の実施の形態のタッチパネル装置の一部を示す分解斜視図、
【図5】本発明の第3の実施の形態のタッチパネル装置の一部を示す分解斜視図、
【図6】従来のタッチパネル装置を示す断面図、
【符号の説明】
Q 入力領域
1,20,30 タッチパネル装置
2,3,21,22,31,32 透明基板
4 スペーサ
6,7,23,24,33,34 導電層
6a,7a 電極線
8a,8b,8c 表示部
10 照光ユニット
11 導光体
12 反射板
13 光源
25 表示シート
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定の表示部が設けられたタッチパネル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来のタッチパネル装置を示す断面図である。
【0003】
このタッチパネル装置100は、透明基板101,102が互いに対向して設けられ、透明基板101と102との間にスペーサ103が設けられて隙間が形成されている。前記透明基板101と102には、透明電極104と105がマトリックス状に配列されている。
【0004】
またタッチパネル装置100には、透明基板102の裏側に表示シート106が設けられている。この表示シート106は、合成樹脂製のシート部材107の表面に数字や記号などの形の表示部108が設けられている。さらに表示シート106の後方には、照光ユニット109が設けられている。
【0005】
このタッチパネル装置100では、照光ユニット109に設けられた光源110の光が表示シート106に入射すると、表示部108の形状が透明基板101に現れる。
【0006】
【特許文献1】
特開平5−324162号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のタッチパネル装置では、透明基板101,102に使用される電極はITO(スズインジウム酸化物)で形成された高価な素材の電極であるため製造コストを押し上げる問題がある。
【0008】
また、タッチパネル装置100を図6の矢印で示す斜め前方から見ると、表示部108が透明基板102の裏側の遠い位置に設けられているため、入力操作を行う際に表示部が視差によって実際の位置からずれた位置に見えるため誤入力が発生し易くなる。
【0009】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、製造コストを抑えることができ、しかも誤入力を引き起こしにくく、また装置の薄型化が図れるタッチパネル装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、対向して設けられた一対の透明基板と、前記透明基板の対向面に導電層を有するタッチパネル装置であって、
前記導電層の少なくとも一方の表面に、表示部が設けられていることを特徴とするものである。
【0011】
上記本発明では、表示部を透明基板と透明基板との間に設けたので、表示シートが不要になって製造工程も簡略化されて、その結果製造コストを低くできる。さらに表示シートが不要となるので装置の薄型化を図ることができる。しかも表示部を従来よりも表面側に設けることができるので視差による入力ミスを低減できる。
【0012】
前記表示部は、導電性インクで形成されていると、表示部となる形を印刷などの簡単な工程で形成できる。導電性インクとしては、例えばカーボンを含むものである。
【0013】
また、前記導電層は、透光性を有するインクで形成されていてもよい。これにより高価な電極を設ける必要がないので製造コストを下げることができ、しかも表示部を除く部分に導電層が現れるのを低減できる。
【0014】
また本発明は、対向して設けられた一対の透明基板と、前記透明基板の対向面に導電層を有するタッチパネル装置であって、
前記各導電層は複数のブロックに分割されて形成されており、前記一方の透明基板に設けられた1ブロックの導電層と前記他方の透明基板に設けられた1ブロックの導電層とが互いに重なって形成される入力領域が複数設けられていることを特徴とするものである。
【0015】
上記発明では、導電層に高価な電極を使用する必要がなくなるので、製造コストを抑えることができる。
【0016】
例えば、前記透明基板に設けられた各導電層は、それぞれ複数の電極線を平行に形成して且つ互いに直交して配列したものであり、前記入力領域内を前記複数の電極線が通過するように設定されている。
【0017】
前記透明基板の表面に光拡散層が設けられている構成にしてもよい。これにより、透明基板に現れる導電層の電極線を見え難くできる。
【0018】
また、前記透明基板の表面に表示部を有する表示シートが設けられている構成にしてもよい。表示部の視差を無くすことができるので、入力ミスを抑えることができる。なお、前記透明基板の表面に直接表示部が設けられていてもよい。
【0019】
また、前記一方の透明基板には、複数の電極線に重なるように表示部が設けられ、前記他方の透明基板には、前記表示部の対向側に他の表示部が設けられ、前記1ブロック内の導電層において、隣り合う表示部間が少なくとも一本の電極線で接続されている構成にしてもよい。
【0020】
上記の各発明においては、透明基板の後方に照光ユニットが設けられている構成にしてもよい。なお、照光ユニットを設けずに反射板のみを設けて、透明基板の前方から取り込んだ自然光や人工光を反射板で反射させて表示部を照らすような反射型の構成にしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態のタッチパネル装置を示す断面図、図2は透明基板の導電層と表示部を示す斜視図、図3はタッチパネル装置の斜視図である。
【0022】
本発明のタッチパネル装置1は、例えば音響機器や映像機器を操作するためのリモコンなどの操作装置や、機器本体側のパネル部分に設けられるものに搭載できる。
【0023】
図1に示すように、このタッチパネル装置1には、透明基板2,3が対向して設けられており、スペーサ4を介して前記透明基板2と3の間に一定間隔の隙間5が形成されている。各透明基板2,3は、合成樹脂製の基板やガラス製の基板により形成されている。なお、スペーサ4は透明基板2,3の周縁部だけでなく、隙間5に透明な球形の樹脂やガラスなどを挿入して一定の隙間5が保たれるようにしてもよい。
【0024】
図2に示すように、前記透明基板2のZ2側の面には、Y方向に延びる複数本の電極線6a,6a・・・が平行に格子状に形成された導電層6が設けられ、前記透明基板3のZ1側の面には、X方向に延びる複数本の電極線7a,7a・・・が平行に格子状に形成された導電層7が設けられている。前記導電層6の電極線6a・・・と導電層7の電極線7a・・・は、互いに直交する向きでマトリックス状に配列されている。
【0025】
前記導電層6,7は、光を透過し且つ低抵抗な電極で形成され、例えばITO(インジウム・スズ酸化物)を原料として、スパッタリング法、イオンプレーティング法や真空蒸着法などで成膜される。なお、前記導電層6,7は、ITOで形成されたパターンに限らず、光透過性を有する導電材を含むインクによりパターン形成されたものであってもよい。
【0026】
図1に示すように、前記導電層6,7には、表示部8a,8b,8cが重ねて設けられている。表示部8a,8b,8cは、例えばカーボンなどの導電材を含むインクで印刷形成されたものである。図1と図2に示すように、前記導電層6にのみ表示部8aが設けられていてもよく、また前記導電層6と導電層7の双方に表示部8b,8cが対向する位置に設けられていてもよい。このように、表示部は導電層6,7の一方に設けてもよく両方に設けてもよい。また表示部は導電層7側のみに設けてもよい。
【0027】
図3に示すように、前記表示部8a〜8cは、数字、記号、かな文字、絵文字、漢字などを形に表したもので形成されている。このような表示部8a,8b,8cを導電層6,7の表面に形成すると、導電層6,7と透明基板2を透過して前記表示部8a,8b,8cの形状が透明基板2のZ1側の表面を通して視認できるようになる。なお、導電層6と7の両側に表示部8b,8cを設ける場合には、同一形状で形成してZ方向に互いに重なるように対向させることが好ましい。
【0028】
本実施の形態のタッチパネル装置1では、前記透明基板3のZ2側に照光ユニット10が設けられている。照光ユニット10は、導光体11と反射板12と光源13で構成されている。導光体11は、透明基板3のZ2側の面の後方に設けられ、導光体11のZ2側の面には反射板12が積層されている。そして、導光体11の側方には蛍光管などで形成された光源13が設けられ、導光体11の側方から光が入射される。
【0029】
なお、前記照光ユニット10と透明基板3との間に拡散板を設ける構成にしてもよい。この拡散板としては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)などの合成樹脂製のシートの片面を粗面化して半透明としたものを適用できる。
【0030】
図1に示すように、光源13から導光体11に向けて光が照射されると、光は導光体の中を通ってX−Y平面を伝わって透明基板3のZ2側の面に向けて入射させられる。このとき導光体11のZ2側に伝えられた光は反射板12を介してZ1側に向けて反射させられて、同じく透明基板3のZ2側の面に向けて入射させられる。
【0031】
透明基板3に入射した光は、この透明基板3とその表面の導電層7を透過し、さらに導電層6及び透明基板2を透過する。このとき、表示部8a,8b,8cの形状が例えば黒色となって透明基盤2の表面に現れる。また導光体11と透明基板3との間に前記した拡散板が設けられていると、光源13からの光が透明基板3のZ2側の表面全体に拡散されるため、色むらなどを防止できる。
【0032】
図3に示すように、数字などが表れた部分が入力位置となる。例えば、透明基板2に表示部8aによって現れた数字の「1」をZ2側に押圧すると、表示部8aがその対向側にある導電層7と接触する。これにより、例えば電極線6a1から駆動電流Iaが与えられたときに、導電層7の電極線7a1,7a2又は7a3から検出電流Ibが得られるので、表示部8aの部分が押されたことが検知され、その表示部8aに割り当てられている機能が実行される。例えば、数字で形成された部分を押すと選曲が可能になり、その他の部分を押すと音量調節や再生や停止などの各種操作が可能になる。
【0033】
また、表示部8b,8cで表された文字が押圧されると、表示部8bが下降して表示部8cに接触する。このとき、電極線6a1から駆動電流Iaが与えられると、電極線7a4,7a5又は7a6から検出電流Icが得られるので、表示部8bと8cで形成された文字が押されたことが検知できる。なお、表示部が導電層7にのみ設けられているものであっても、その表示部は透明基板2に現れるので、導電層7に設けられた表示部と導電層6との接触により、その表示部が押されたことが検知可能となる。
【0034】
本実施の形態では、照光ユニット10と透明基板3との間に、シートの表面に表示部を設けた表示シートを設ける必要がなくなるため、装置の組み立てが簡素化されて、製造コストを下げることができる。さらに表示シートが不要なので装置の薄型化を図ることもできる。さらに、表示部の位置を従来よりもZ1側の前方に設けることができるので、視差による影響を少なくでき、斜め前方から表示部を見て操作するときでも入力ミスを起しにくい。
【0035】
図4は本発明の第2の実施の形態のタッチパネル装置の一部を示す分解斜視図である。なお、照光ユニットは、前記タッチパネル装置1と同じ構成であるのでその図示及びその説明を省略する。
【0036】
図4に示すタッチパネル装置20は、透明基板21と22を有し、透明基板21のZ2側の面には導電層23が設けられ、透明基板22のZ1側の面には導電層24が設けられている。前記導電層23,24は、ITOなどの高価な電極ではなく、導電材を含む細い電極線で形成されている。この場合の電極線は透光性であってもよく、電極線が細く形成されているものであれば透光性でなくてもよい。
【0037】
前記導電層23は、X方向に直線状に延びる電極線23a,23a,23a,23b,23b,23b,23c,23c,23cが互いに平行に形成されている。電極線23a,23a,23aは、Y方向に延びる電極23a1で電気的に接続されて1ブロックが形成されている。電極線23b,23cについても同様に、Y方向に延びる電極23b1,23c1によって接続されて各1ブロックが形成されている。本実施の形態では、電極線23a,23b,23cとの間では互いに接続されていない。
【0038】
また導電層24は、Y方向に直線状に延びる電極線24a、24b,24c,24d,24eが互いに平行に形成されている。そして隣り合う電極線24a(24b,24c,24d)が3本一組(1ブロック)となって、そして電極線24eが2本一組(1ブロック)となってX方向に延びる電極24a1,24b1,24c1,24d1,24e1によって電気的に接続されている。この場合、電極線24a,24b,24c,24d,24eはそれぞれ互いに接続されていない。
【0039】
前記導電層23が形成された透明基板21と前記導電層24が形成された透明基板22とは、前記タッチパネル装置1と同様にスペーサを介して対向して設けられている。透明基板21の表面(Z1側の面)には表示シート25が積層されている。表示シート25はPETなどの合成樹脂で形成され、そのZ1側の表面には表示体26a,26b,26cがX−Y方向に配列されている。図3では数字からなる文字のみで表示体が形成されているが、その他の文字や記号などであってもよい。なお、前記表示体26a,26b,26cが表示シート25のZ2側の面に形成されていてもよい。
【0040】
また図4に示すものでは、透明基板22のZ1側の面に表示部が直接に印刷などで形成されていてもよい。また表示シート25が設けられているものにおいて、透明基板21のZ1側の面に光拡散層が設けられていてもよく、光拡散層を設けると透明基板21,22に設けられた導電層23,24の線の形状が透明基板21の表面に現れ難くすることができる。また表示シート25の表面を表示体26a,26b,26cを除いて半透明の拡散面にして、透明基板21の表面に導電層23,24の形状を目立たなくさせるようにしてもよい。
【0041】
図4に示す実施の形態では、導電層23の1ブロックと導電層24の1ブロックとが重なる領域がひとつの入力領域となる。すなわち、図4に一点鎖線で示す四角形状の部分がその入力領域Qである。したがって、表示体26aの上面を押圧すると、図4の一点鎖線で示す入力領域Qにおいて、電極線23aと電極線24aとが電気的に接続される。このとき駆動電流I5が電極線23aに与えられると、電極線24aに伝わって検出電流I6が得られて入力領域Qが押されたことが検知される。また表示部26bが設けられた入力領域が押されたときであっても、同様にして表示部26bの入力領域が押されたことが検知される。
【0042】
上記したタッチパネル装置20では、導電層23,24に使用する電極線にはITOなどの高価なものを使用する必要がなく、導電性を有するインクなどを使用でき、しかも印刷によってパターン形成できるので製造コストを低くできる。また表示シート25を設けずに透明基板21の表面に表示部を直接に形成する構成も可能であり、この点においても製造コストの低減が可能になる。
【0043】
図5は本発明の第3の実施の形態のタッチパネル装置の一部を示す分解斜視図である。
【0044】
このタッチパネル装置30は、透明基板31と32の対向面にそれぞれ導電層33,34が形成されており、導電層33は前記タッチパネル20と同様にX方向に電極線33a,33b,33cによって形成されている。また、導電層33には、数字の「1」「2」「3」の形の表示部35a,35b,35cが形成されている。各表示部35a,35b,35cはいずれもカーボンを含む導電材で形成されたものである。また各表示部35a,35b,35cでは、3本の電極線33a,33a,33a(33b,33b,33b、33c,33c,33c)に架かるよう(接触するように)に形成されている。
【0045】
一方、前記導電層34は、前記表示部35a,35b,35cに対向する位置に表示部36a,36b,36cが形成されている。この表示部36a,36b,36cもカーボンを含む導電材で形成され、表示部36aと表示部36bとの間は、3本の電極線36d,36d,36dで接続され、表示部36bと表示部36cとの間は3本の電極線36e,36e,36eで接続され、表示部36cは電極線36f,36f,36fと接続されている。なお、上記した表示部が重なる電極線の本数は適宜変更でき、また表示部と表示部との間を接続する電極線の本数も適宜変更できる。
【0046】
図5に示すものでは、前記タッチパネル装置1で示したように照光ユニットを透明基板32の後方に設けることができる。また照光ユニットと透明基板32との間に光を拡散する拡散板を設けてもよい。また、透明基板31の表示部を除く表面を半透明にして透明基板31に現れる導電層33,34の線の形状を目立たなくさせてもよい。
【0047】
図5に示す実施の形態の場合も、表示部35aが現れた透明基板31の表面が押圧されると、電極線33aから入力された駆動電流I7が、表示部35aと表示部36aを介して検出電流I8として得ることができるので、前記表示部が押されたことが検知できる。
【0048】
このように、表示シートを設ける必要がなく、組立工程を簡素化できるので、製造コストを抑えることができ、さらに装置の薄型化を図ることができる。また、透明基板31を斜め前方から見て操作したときであっても入力ミスを起しにくい。
【0049】
なお、上記した各タッチパネル装置1,20,30では、照光ユニットを設けずに反射板のみを設けて、透明基板の正面(Z1側)から入射する自然光や人工光を取り込んでその光を反射板で反射させて表示部を照光する反射型のタッチパネル装置であってもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明した本発明は、表示シートを設ける必要がないので、製造コストを抑えることができ、装置の薄型化を図ることができ、さらに入力ミスの発生も低減できる。また高価な導電層を設ける必要がないのでこの点においても製造コストを低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のタッチパネル装置を示す断面図、
【図2】図1のタッチパネル装置に設けられる導電層を示す斜視図、
【図3】タッチパネル装置の外観斜視図、
【図4】本発明の第2の実施の形態のタッチパネル装置の一部を示す分解斜視図、
【図5】本発明の第3の実施の形態のタッチパネル装置の一部を示す分解斜視図、
【図6】従来のタッチパネル装置を示す断面図、
【符号の説明】
Q 入力領域
1,20,30 タッチパネル装置
2,3,21,22,31,32 透明基板
4 スペーサ
6,7,23,24,33,34 導電層
6a,7a 電極線
8a,8b,8c 表示部
10 照光ユニット
11 導光体
12 反射板
13 光源
25 表示シート
Claims (10)
- 対向して設けられた一対の透明基板と、前記透明基板の対向面に導電層を有するタッチパネル装置であって、
前記導電層の少なくとも一方の表面に、表示部が設けられていることを特徴とするタッチパネル装置。 - 前記表示部は、導電性インクで形成されている請求項1記載のタッチパネル装置。
- 前記導電層は、透光性を有するインクで形成されている請求項1または2記載のタッチパネル装置。
- 対向して設けられた一対の透明基板と、前記透明基板の対向面に導電層を有するタッチパネル装置であって、
前記各導電層は複数のブロックに分割されて形成されており、前記一方の透明基板に設けられた1ブロックの導電層と前記他方の透明基板に設けられた1ブロックの導電層とが互いに重なって形成される入力領域が複数設けられていることを特徴とするタッチパネル装置。 - 前記透明基板に設けられた各導電層は、それぞれ複数の電極線を平行に形成して且つ互いに直交して配列したものであり、前記入力領域内を前記複数の電極線が通過するように設定されている請求項4記載のタッチパネル装置。
- 前記透明基板の表面に光拡散層が設けられている請求項4または5記載のタッチパネル装置。
- 前記透明基板の表面に表示部を有する表示シートが設けられている請求項4ないし6のいずれかに記載のタッチパネル装置。
- 前記透明基板の表面に直接表示部が設けられている請求項4ないし6のいずれかに記載のタッチパネル装置。
- 前記一方の透明基板には、複数の電極線に重なるように表示部が設けられ、前記他方の透明基板には、前記表示部の対向側に他の表示部が設けられ、前記1ブロック内の導電層において、隣り合う表示部間が少なくとも一本の電極線で接続されている請求項5記載のタッチパネル装置。
- 前記透明基板の後方に照光ユニットが設けられている請求項1ないし9のいずれかに記載のタッチパネル装置。
Priority Applications (1)
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JP2002305309A JP2004139489A (ja) | 2002-10-21 | 2002-10-21 | タッチパネル装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11631357B2 (en) | 2020-02-06 | 2023-04-18 | Yamaha Corporation | Display device for musical instrument and display switching method of display device for musical instrument |
-
2002
- 2002-10-21 JP JP2002305309A patent/JP2004139489A/ja not_active Withdrawn
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