JP2004139454A - データテーブルの表示方法、データベース装置、コンピュータプログラムならびに記録媒体 - Google Patents

データテーブルの表示方法、データベース装置、コンピュータプログラムならびに記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】データ入力の邪魔にならないようにデータ登録に役立つ情報を表示させながら、効率よくデータを登録する。
【解決手段】まず観点別評価データテーブル全体を表示する(S501)。評価基準レベル表示ボタンがクリックされると(S502Y)、データ入力方向選択ボタンの状態に応じて評価基準レベルの表示ウィンドウを表示する。行方向に順次データを入力するように選択されている場合には(S503Y)、データテーブル表示領域のうちデータ入力の対象とされる1行を除く領域上に、所定の評価基準レベルを表示するための第1の情報表示ウィンドウを表示する(S505)。列方向の場合には(S503N,S504)、データ入力の対象とされる3列を除く領域上に、所定の評価基準レベルを表示するための第2の情報表示ウィンドウを表示する(S506)。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データテーブルの表示方法に関し、より詳細には、データ入力の邪魔にならないようにデータ登録に役立つ情報を表示させながら、効率よくデータを登録することが可能なデータテーブルの表示方法、データベース装置、コンピュータプログラムならびに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
データの管理や集計を目的として、データベースが広く利用されている。最近では、教育の現場において、学習指導計画、指導要録、生徒の学習評価などを管理するデータベースも利用され始めている。
【0003】
この学習指導計画などを管理するデータベース(以下、学習管理データベースという)は、コンピュータにインストールされた専用のデータベースソフトによって管理され、コンピュータを操作して、データテーブルに必要なデータを登録することによって学習指導計画の管理や成績の作成が行われる。
【0004】
学習指導計画は、科目ごとに複数の「学習項目」が設定され、さらにその学習項目について「学習のねらい」や「学習内容」が詳細に設定される。個々の学習内容に対する習熟度は、定期的かつ所定の評価観点に基づいて細やかに評価され、最終的にはその評価が期末や年度末に集計されて、各生徒の成績が客観的に作成される。成績の作成は日々の積み重ねによるところが大きいため、学習管理データベースは学習指導計画や各生徒の習熟度を管理し、データ登録を補助することによって、成績の作成を支援する。
【0005】
図6は、従来のデータテーブルへのデータ登録画面(ウィンドウ)の一例を示す図である。
【0006】
図6に示されるように、このウィンドウ200に表示される各生徒の習熟度を所定の評価観点ごとに管理するためのデータテーブル(以下、観点別データテーブルという)201には、各生徒の習熟度を評価するのに必要な項目として、評価観点ごとに、「A」、「B」、「C」のランクが設けられ、各セルにデータを登録することによって、各生徒の習熟度の評価を登録し、管理することができ、最終的にはこれを集計して成績の作成などを行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した評価観点は、例えば「社会的事象への関心・意欲・態度」206a、「社会的な思考・判断」206b、「資料活用の技能・表現」206cのように抽象的であるため、実際には適宜評価基準レベルを設定し、この評価基準レベルと各生徒の達成度合いとを比較することによって、評価観点ごとの評価として「A」、「B」、「C」のランク付けをしている。例えば、テストの点数や、提出物の提出回数などであり、これを参照することにより、各生徒の習熟度のランクを客観的に選択することができる。したがって、評価基準レベルも他の情報と同様に管理し、画面上に表示させることが好ましい。
【0008】
しかしながら、ウィンドウ200内には、データテーブル201のほかに、「学習項目」202、「学習のねらい」203、「学習内容」204といった項目や、同じ学級や学年に在籍する複数の生徒のための記入欄も表示させる必要があるため、評価基準レベルを表示するスペースまで確保する余裕がなく、評価基準レベルの表示が困難であった。他の表示スペースを縮小してあまり無理に表示させると、視認性やデータ登録の効率が低下するおそれもある。
【0009】
そのため従来は、評価基準レベルを印刷した冊子などを別途参照しながら、画面操作によりデータテーブル内の「A」、「B」、「C」の項目を選択していたため、評価作業が非常に面倒であった。
【0010】
また、長時間データ入力することによる疲労や、他の作業が割り込むことによってデータ入力が中断し、データテーブルのどこまでデータを入力していたのか分からなくなり、その確認に手間取るといった無駄な作業も頻繁に発生するという問題もある。
【0011】
したがって、本発明の目的は、データ入力の邪魔にならないようにデータ登録に役立つ情報を表示させながら、効率よくデータを登録することが可能なデータテーブルの表示方法、データベース装置、コンピュータプログラムならびに記録媒体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のかかる目的は、グラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータによって管理されるデータテーブルの表示方法であって、前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる行を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する情報表示ウィンドウを表示することを特徴とするデータテーブルの表示方法。
によって達成される。
【0013】
本発明によれば、データテーブルの行方向に順次データを入力する場合に、データ入力の対象とされる行を確実に表示することができるとともに、データ入力領域にもっとも近いところに評価基準レベルなどの所定の情報を表示する情報表示ウィンドウを設けることができ、データ入力を邪魔することなく、効率よくデータを登録することができる。
【0014】
また、本発明の前記目的は、グラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータによって管理されるデータテーブルの表示方法であって、前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる列を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する情報表示ウィンドウを表示することを特徴とするデータテーブルの表示方法によって達成される。
【0015】
本発明によれば、データテーブルの列方向に順次データを入力する場合に、データ入力の対象とされる列を確実に表示することができるとともに、データ入力領域にもっとも近いところに評価基準レベルなどの所定の情報を表示する情報表示ウィンドウを設けることができ、データ入力を邪魔することなく、効率よくデータを登録することができる。
【0016】
また、本発明の前記目的は、グラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータによって管理されるデータテーブルの表示方法であって、少なくとも、前記データテーブルに順次データを入力する方向として、行方向または列方向のいずれかを画面操作により選択させるステップと、データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる行を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第1の情報表示ウィンドウを表示するステップと、データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる列を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第2の情報表示ウィンドウを表示するステップを有することを特徴とするデータテーブルの表示方法によって達成される。
【0017】
本発明によれば、ユーザのデータ入力方向の好みに合わせて、データ入力の対象とされる行または列を確実に表示することができるとともに、評価基準レベルなどのデータ登録に役立つ所定の情報を、データ入力領域にもっとも近いところに表示することができるので、データ入力を邪魔することなく、操作性および登録効率のよいデータ登録方法を提供することができる。
【0018】
本発明の好ましい実施形態においては、前記データテーブルに順次データを入力する方向を選択させるステップが、前記選択のためのボタンを画面に表示するステップを含んでいる。
【0019】
本発明の好ましい実施形態によれば、情報表示ウィンドウの表示/非表示、ならびにその種類の選択を、簡単な操作で確実に行うことができる。
【0020】
また、本発明の好ましい実施形態においては、前記データテーブルに順次データを入力する方向を選択するステップが、画面上に順次データを入力するステップである。
【0021】
本発明の好ましい実施形態によれば、情報表示ウィンドウの表示/非表示、ならびにその種類の選択について特に指示することなく、自動的に選択することができる。
【0022】
本発明の前記目的はまた、少なくとも、データテーブルを管理する手段と、前記データテーブルを画面に表示する表示手段と、前記表示手段とともにグラフィカルユーザインターフェースを構成するデータ入力手段と、前記データテーブルに順次データを入力する方向として、行方向または列方向のいずれかを画面操作により選択させる手段と、データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる行を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第1の情報表示ウィンドウを表示する手段と、データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる列を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第2の情報表示ウィンドウを表示する手段を備えたことを特徴とするデータベース装置によっても達成される。
【0023】
本発明の前記目的はまた、データテーブルを画面に表示可能なグラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータに、少なくとも、前記データテーブルに順次データを入力する方向として、行方向または列方向のいずれかを画面操作により選択させるステップと、データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる行を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第1の情報表示ウィンドウを表示するステップと、データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる列を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第2の情報表示ウィンドウを表示するステップを実行させるためのコンピュータプログラムによっても達成される。
【0024】
本発明の前記目的はまた、前記コンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体によっても達成される。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の好ましい実施形態にかかるデータベース装置の構成を示すブロック図である。
【0027】
図1に示されるように、このデータベース装置100は、所定のソフトウェアがインストールされたパーソナルコンピュータであって、コンピュータ本体101と、ディスプレイ102などの表示手段と、キーボード103やマウス104などのデータ入力手段を備えている。これら表示手段とデータ入力手段は、所定のソフトウェアとともにグラフィカルユーザインターフェースを構成する。
【0028】
コンピュータ本体101は、一般的なコンピュータの構成であって、CPU105、メモリ106、ハードディスクドライブ(HDD)107、磁気記録メディアや光ディスクといった記録媒体の記録・再生を行うリムーバブルメディアドライブ(RMD)108、入出力インターフェース(I/O)109などを備えている。
【0029】
データベース装置100には、OS、各種デバイスドライバ、学習管理データベースソフトなどがインストールされ、これらのソフトウェアと上述したハードウェアとが協働することにより、データテーブルの管理機能や表示機能といった各種の機能が実現される。これらのソフトウェアは、光ディスクなどの記録媒体によって提供されてもよく、その場合はリムーバブルメディアドライブによって当該プログラムを読み出してインストールする。あるいは、インターネットからオンラインで提供されてもよい。インストールされたプログラムは、ユーザからの指示により、あるいはコンピュータ起動時に自動的に、ハードディスクからメモリへ読み出されて実行される。
【0030】
データベース表示装置100内の学習管理データベースは、リレーショナルデータベース機能を有し、複数のデータテーブルが登録されている。またユーザからの要求に応じて、データテーブルをディスプレイ102に表示することができる。また、キーボード103やマウス104を操作して、ディスプレイ102に表示されたデータテーブルの各セルに、データを登録することができる。
【0031】
図2は、観点別評価データテーブルへのデータ登録画面(ウィンドウ)の一例を示す図である。
【0032】
図2に示されるように、このウィンドウ200に表示される観点別評価データテーブル201は、所定の「学習項目」202、「学習のねらい」203および「学習内容」204にそれぞれ対応したものであって、画面操作により、他の「学習項目」、「学習のねらい」または「学習内容」にデータテーブルを変更することができる。
【0033】
観点別評価データテーブル201には、各生徒の習熟度を評価するのに必要な項目として、生徒の「名前」205、および複数の「評価観点」206が設けられている。一つの評価観点は、複数の列をひとまとまりとして構成され、各列に評価基準レベルの段階が設定される。ここでは3列であり、左から順に「A」、「B」、「C」の項目が設定される。評価観点の内容は、例えば図示のように、「社会的事象への関心・意欲・態度」206a、「社会的な思考・判断」206b、「資料活用の技能・表現」206cといったものである。各レコードは連番「No.」207を主キーとしている。
【0034】
各レコードの各セルに画面上でデータを入力することによって、データが実際に登録される。各セルはチェックボックスで構成されており、各セルへのデータ入力はチェックボックスのオン・オフによって行われる。評価観点単位でひとまとまりとされる3つのセルへの入力は排他制御されるので、例えば「A」のチェックボックスをオンに設定した場合には、他の「B」および「C」のチェックボックスは強制的にオフに変更される。
【0035】
ウィンドウ内には、さらに、評価基準レベルを表示させるボタンが設けられている。このボタンは、評価基準レベルの表示/非表示を選択する「評価基準レベル表示」ボタン208と、評価基準レベルを表示する場合に、データテーブルの行方向に順次データを入力するのに適した第1の情報表示画面、または列方向に順次データを入力するのに適した第2の情報表示画面のいずれかを選択する「データ入力方向選択」ボタン209a,209bが設けられている。「行方向」ボタン209aと「列方向」ボタン209bは排他制御により両方が同時に選択されることのないようになっている。
【0036】
図3は、第1の情報表示画面(ウィンドウ)によって評価基準レベルを表示させた場合を示す画面図である。
【0037】
図3に示されるように、この表示では、データテーブル201が表示される領域のうち、データ入力の対象とされる1行、すなわち1レコードおよび、他の列項目表示欄を除く領域に、評価基準レベルの表示ウィンドウ(第1の情報表示ウィンドウ)301を表示する。なお、このウィンドウ301にはスクロールバーやウィンドウの開閉ボタンが設けられていないが、これも広義にはウィンドウと言える。
【0038】
評価基準レベルの表示ウィンドウ301は、「社会的事象への関心・意欲・態度」、「社会的な思考・判断」、「資料活用の技能・表現」という3つの評価観点にそれぞれ対応したものが表示される。例えば図示のように、評価観点「社会的事象への関心・意欲・態度」に対して「A:非常に良くできる」、「B:普通にできる」、「C:あまり良くできない」といった主観的な基準レベルを示す表示部301aが、評価観点「社会的な思考・判断」に対して「A:80点以上」、「B:79点〜50点」、「C:50点未満」といった客観的な基準レベルを示す表示部301bが、評価観点「資料活用の技能・表現」に対して「A:提出物を全部提出」、「B:提出物を半分以上提出」、「C:提出物を半分未満提出」といった基準レベルを示す表示部301cがそれぞれ表示され、さまざまな基準で段階付けされる。これらの評価基準レベルを参考にして、個々の生徒について、評価観点ごとにチェックボックスをクリックして、「A」、「B」、「C」のいずれかを選択する。
【0039】
最初に情報表示ウィンドウを表示したときは、図示のように1番のレコード(以下、n番目のレコードをレコードnという)、のレコードのみが表示されるように評価基準レベルの表示ウィンドウ301はレコード2以降の領域に表示される。したがって、生徒名「秋山仁美」302aの評価データを行方向に順次入力することができる状態にある。一方、この状態は、他の生徒のレコードの前面に各評価観点に対する評価基準レベルの表示ウィンドウ301が重ねて表示されているとも言える。
【0040】
レコード1へのデータ入力が完了すると、レコード2へのデータ入力を円滑に開始することができるように、1番目の入力がすべて完了した時点で、データテーブルが上に1行分(1レコード分)スクロールしてレコード2が表示され、データ入力することができるようになっている。したがって、生徒名「石塚あけみ」302bの評価データを順次入力することができる状態にある。
【0041】
右側のスクロールバー210を上下に移動させれば、データテーブル201のレコードも上下に移動するので、所望の生徒のレコードをデータ入力可能な位置に合わせることができる。また、ダブルクリックなどの画面操作により、生徒の「名前」205のいずれかを選択した場合に、その生徒のレコードを表示位置にジャンプさせて、データ入力可能な位置に合わせることができる。
【0042】
以上のように、データテーブルの行方向に順次データを入力する場合に、データ入力領域にもっとも近いところに評価基準レベルの表示ウィンドウを設けることにより、データ入力を邪魔することなく、効率よくデータを登録することができる。
【0043】
図4は、第2の情報表示画面(ウィンドウ)によって評価基準レベルを表示させた場合を示す画面図である。
【0044】
図4に示されるように、この表示では、データテーブル201が表示される領域のうち、データ入力の対象とされる3列、すなわち1つの評価観点を評価するために用いる縦方向の3列および、他の列項目表示欄を除く領域に、評価基準レベルの表示ウィンドウ(第2の情報表示ウィンドウ)401を表示する。なお、このウィンドウ401にはスクロールバーやウィンドウの開閉ボタンが設けられていないが、これも広義にはウィンドウと言える。
【0045】
評価基準レベルは、例えば「社会的事象への関心・意欲・態度」、「社会的な思考・判断」、「資料活用の技能・表現」という3つの評価観点206a〜206cに対して、それぞれ対応したものが1つだけ表示される。ここでは、第1の評価観点「社会的事象への関心・意欲・態度」206aに対する評価基準レベルのみが表示され、例えば図示のように、「A:非常に良くできる」、「B:普通にできる」、「C:あまり良くできない」といった基準で段階付けされる。これらの評価基準レベルを参考にして、個々の評価観点ついて、生徒ごとにチェックボックスをクリックして、「A」、「B」、「C」のいずれかを選択する。
【0046】
最初に情報表示ウィンドウを表示したときは、図示のように最初の3列のみが表示されるように評価基準レベルの表示ウィンドウ401は最初の3列以降に表示される。したがって、「社会的現象への関心・意欲・態度」という第1の評価観点206aに対する評価データを列方向に順次入力することができる状態にある。一方、この状態は、他の評価観点について入力する列の前面に第1の評価観点206aに対する評価基準レベルの表示ウィンドウ401が重ねて表示されているとも言える。
【0047】
第1の評価観点へのデータ入力が完了すると、第2の評価観点へのデータ入力を円滑に開始することができるように、第1の評価観点の入力がすべて完了した時点で、データテーブルの評価観点の領域が左に3列分スクロールして第2の評価観点に対応する次の3列が表示され、データ入力することができるようになっている。したがって、第2の評価観点「社会的な思考・判断」の評価データを順次入力することができる状態にある。
【0048】
上方のスクロールボタン211a,211bをクリックすれば、データテーブルの評価観点の領域も左右に移動するので、所望の評価観点にかかる3列をデータ入力可能な位置に合わせることができる。また、ダブルクリックなどの画面操作により、各評価観点の表示部206a〜206cを選択した場合に、その評価観点にかかる3列を表示位置にジャンプさせて、データ入力可能な位置に合わせることができる。
【0049】
以上のように、データテーブルの列方向に順次データを入力する場合に、データ入力領域にもっとも近いところに評価基準レベルの表示ウィンドウを設けることにより、データ入力を邪魔することなく、効率よくデータを登録することができる。
【0050】
図5は、データテーブルの表示手順を示すフローチャートである。
【0051】
図5に示されるように、観点別評価の登録では、まず観点別評価データテーブルの表示ウィンドウを表示する(S501)。最初は、評価基準レベルの表示ウィンドウが非表示の状態になっているので、表示可能な限度において、データテーブル全体が表示される。したがって、画面操作によりデータテーブルにデータを登録することができる。
【0052】
その後、評価基準レベル表示ボタンがクリックされると(S502Y)、データ入力方向選択ボタンの状態に応じて(S503,S504)、観点別評価データテーブルの表示領域内の所定の領域に評価基準レベルの表示ウィンドウが表示される(S505,S506)。
【0053】
データ入力方向選択ボタンによって、行方向に順次データを入力するように選択されている場合には(S503Y)、図3に示したように、データテーブルが表示される領域のうちデータ入力の対象とされる1行を除く領域(第1の表示領域)上に、所定の評価基準レベルを表示するための第1の情報表示ウィンドウを表示する(S505)。
【0054】
データ入力方向選択ボタンによって、列方向に順次データを入力するように選択されている場合には(S503N,S504)、図4に示したように、データテーブルが表示される領域のうちデータ入力の対象とされる3列を除く領域(第2の表示領域)上に、所定の評価基準レベルを表示するための第2の情報表示ウィンドウを表示する(S506)。
【0055】
以上説明したように、前記実施形態によれば、データ入力の邪魔にならないように評価基準レベルの表示ウィンドウを表示させながら、効率よくデータを登録することができる。
【0056】
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、これらも本発明の範囲に包含されるものであることは言うまでもない。
【0057】
例えば、前記実施形態においては、「評価基準レベル表示」ボタン208と、「データ入力方向選択」ボタン209a,209bを設けた場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、最初にデータ入力されたセルを基点として、次に入力されたセルが横方向のものである場合には、行方向に順次データを入力するのに適した第1の情報表示ウィンドウを表示し、縦方向のものである場合には、列方向に順次データを入力するのに適した第2の情報表示ウィンドウを表示するように自動制御してもよい。このようにすれば、データ入力方向選択ボタンを特に押すことなく、自動的にデータ入力方向を判別して、評価基準レベルを表示することができる。また、その他にも、種々の選択方法を適用することができる。
【0058】
例えば、前記実施形態においては、行方向にデータを順次入力する場合に、データ入力対象とされる行数が1行(1レコード分)である場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、何行であっても構わない。同様に、列方向についても、列数が3列である場合に限定されるものではなく、何列であっても構わない。
【0059】
また、前記実施形態においては、各セルにデータを登録する手段としてチェックボックスを用いた場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、直接データ入力やいわゆるプルダウンメニュー方式であっても構わない。
【0060】
また、前記実施形態においては、評価基準レベルを表示する第1または第2の情報表示ウィンドウが表示されていない状態が初期設定である場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、第1のまたは第2の情報表示ウィンドウのいずれかが表示されている状態を初期設定としてもよい。
【0061】
また、前記実施形態においては、各生徒の習熟度を評価観点ごとに登録するための観点別評価データテーブルの表示領域に、評価基準レベルの表示ウィンドウを表示させる場合を例に説明したが、データテーブルに登録するデータはどのようなものであってもよく、また表示画面内に表示させる情報はどのような内容であっても構わない。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、データ入力の邪魔にならないようにデータ登録に役立つ情報を表示させながら、効率よくデータを登録することが可能なデータテーブルの表示方法、データベース装置、コンピュータプログラムならびに記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施形態にかかるデータベース装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、観点別評価データテーブルへのデータ登録画面(ウィンドウ)の一例を示す図である。
【図3】図3は、第1の情報表示画面(ウィンドウ)によって評価基準レベルを表示させた場合を示す画面図である。
【図4】図4は、第2の情報表示画面(ウィンドウ)によって評価基準レベルを表示させた場合を示す画面図である。
【図5】図5は、データテーブルの表示手順を示すフローチャートである。
【図6】図6は、従来のデータテーブルへのデータ登録画面(ウィンドウ)の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 データベース装置
101 コンピュータ本体
102 ディスプレイ
103 キーボード
104 マウス
105 CPU
106 メモリ
107 ハードディスクドライブ(HDD)
108 リムーバブルメディアドライブ(RMD)
109 入出力インターフェース(I/O)
200 データ登録画面(ウィンドウ)
201 観点別評価データテーブル
202 「学習項目」の欄
203 「学習のねらい」の欄
204 「学習内容」の欄
205 生徒の「名前」の項目
206 「評価観点」の項目
206a 評価観点「社会的事象への関心・意欲・態度」
206b 評価観点「社会的な思考・判断」
206c 評価観点「資料活用の技能・表現」
207 連番「No.」
208 「評価基準レベル表示」ボタン
209 「データ入力方向選択」ボタン
209a 「行方向」ボタン
209b 「列方向」ボタン
210 スクロールバー
211a,211b スクロールボタン
301 評価基準レベルの表示ウィンドウ(第1の情報表示ウィンドウ)
302a,302b 生徒名
401 評価基準レベルの表示ウィンドウ(第2の情報表示ウィンドウ)

Claims (8)

  1. グラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータによって管理されるデータテーブルの表示方法であって、
    前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる行を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する情報表示ウィンドウを表示することを特徴とするデータテーブルの表示方法。
  2. グラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータによって管理されるデータテーブルの表示方法であって、
    前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる列を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する情報表示ウィンドウを表示することを特徴とするデータテーブルの表示方法。
  3. グラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータによって管理されるデータテーブルの表示方法であって、
    少なくとも、
    前記データテーブルに順次データを入力する方向として、行方向または列方向のいずれかを画面操作により選択させるステップと、
    データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、
    前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる行を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第1の情報表示ウィンドウを表示するステップと、
    データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、
    前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる列を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第2の情報表示ウィンドウを表示するステップ
    を有することを特徴とするデータテーブルの表示方法。
  4. 前記データテーブルに順次データを入力する方向を選択させるステップが、前記選択のためのボタンを画面に表示するステップを含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデータテーブルの表示方法。
  5. 前記データテーブルに順次データを入力する方向を選択するステップが、画面上に順次データを入力するステップであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデータテーブルの表示方法。
  6. 少なくとも、
    データテーブルを管理する手段と、
    前記データテーブルを画面に表示する表示手段と、
    前記表示手段とともにグラフィカルユーザインターフェースを構成するデータ入力手段と、
    前記データテーブルに順次データを入力する方向として、行方向または列方向のいずれかを画面操作により選択させる手段と、
    データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、
    前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる行を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第1の情報表示ウィンドウを表示する手段と、
    データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、
    前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる列を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第2の情報表示ウィンドウを表示する手段
    を備えたことを特徴とするデータベース装置。
  7. データテーブルを画面に表示可能なグラフィカルユーザインターフェースを備えたコンピュータに、
    少なくとも、
    前記データテーブルに順次データを入力する方向として、行方向または列方向のいずれかを画面操作により選択させるステップと、
    データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、
    前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる行を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第1の情報表示ウィンドウを表示するステップと、
    データを順次入力する方向として前記行方向が選択された場合に、
    前記データテーブルを表示する領域のうち、データ入力の対象とされる列を除く領域の少なくとも一部に、所定の情報を表示する第2の情報表示ウィンドウを表示するステップ
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  8. 請求項7に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
JP2002304956A 2002-10-18 2002-10-18 データテーブルの表示方法、データベース装置、コンピュータプログラムならびに記録媒体 Withdrawn JP2004139454A (ja)

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