JP2004137824A - 採光外囲体 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が極めて簡単で、且つその構成部材を最小限にすることができるとともに施工を簡易且つ迅速にできる採光外囲体とすること。
【解決手段】中空状筺部1と,該中空状筺部1に形成された溝状の被挿入部2とからなる主支持枠部A1 と,該主支持枠A1 の下方に一体形成された装着部11とからなる採光板支持体Aと、前記被挿入部2にガスケット18を介して挿入支持される主採光板17と、複数の建築用板B1 ,B1 ,…にて構成されるとともに適宜の箇所に採光用開口部Sが形成がされた外囲体Bと、前記採光板支持体Aと採光用開口部Sとを連結する連結部材Cとからなること。前記主採光板17の幅方向両側端にガスケット18,8が装着され、該ガスケット18が前記被挿入部2に挿入され、両採光板支持体A,Aの装着部11と前記採光用開口部Sに装着された連結具とが固着されてなること。
【選択図】 図1
【解決手段】中空状筺部1と,該中空状筺部1に形成された溝状の被挿入部2とからなる主支持枠部A1 と,該主支持枠A1 の下方に一体形成された装着部11とからなる採光板支持体Aと、前記被挿入部2にガスケット18を介して挿入支持される主採光板17と、複数の建築用板B1 ,B1 ,…にて構成されるとともに適宜の箇所に採光用開口部Sが形成がされた外囲体Bと、前記採光板支持体Aと採光用開口部Sとを連結する連結部材Cとからなること。前記主採光板17の幅方向両側端にガスケット18,8が装着され、該ガスケット18が前記被挿入部2に挿入され、両採光板支持体A,Aの装着部11と前記採光用開口部Sに装着された連結具とが固着されてなること。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、構造が極めて簡単で、且つその構成部材を最小限にすることができるとともに施工を簡易且つ迅速にできる採光外囲体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、外部の光を屋内に採り入れる屋根,壁等の採光外囲体が種々存在している。これらの多くは、屋根等を構成する建築用板の適所に開口部を設け、該開口部箇所に採光板を水密的に設けるものであった。この種の多くのものでは、採光板を取り付けるための枠体構造が複数の部材から構成されたもので、構成が極めて複雑であり、それゆえに組立作業も高い精度が要求され、困難且つ面倒なもであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の採光外囲体を施工する場合において、採光板の支持枠体は、多くの部材からなり、これらを組み合わせて組み立てる作業では、多数の種々のボルト・ナット或いはビス等の固着具を使用することになり、施工に当たって極めて面倒且つ困難である。ひいては作業時間も多く、全体作業効率を低下させる要因となっていた。特に、採光板を支持する場合に少なくとも2部材でその採光板の両面を挟持しつつ、屋根,壁等の外囲体の開口箇所に部材を適宜装着しながら施工するタイプのものが多い。
【0004】
このようなものでは、あらかじめ採光装置のみを組み立てておいて、これを屋根や壁の開口箇所に装着するという工法はできないことが多かった。すなわち、屋根や壁を施工し、その一部に開口を設け、その開口箇所に採光装置を組み立てるというもので、面倒なものであった。さらに、その採光板の支持枠体と、折板タイプの建築用板との接合も複雑であり、特に支持枠体と接する建築用板は多少の加工が必要となったり、又は専用の部品が必要となる等、種々の不都合な点が多かった。本発明の目的は、上記のように屋根,壁等の外囲体において、その適宜の位置に採光装置を施工することが極めて簡単にできることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、溝状の支持部が形成された中空筺体状の支持枠と,該支持枠の下部に一体形成され且つ建築用板の幅方向端部に装着する装着枠とからなる採光板支持体と、前記支持部にガスケットを介して挿入支持される採光板と、適宜の間隔をおいて隣接する建築用板の対向する端部に固着される連結具とからなり、適宜の間隔をおいて幅方向に隣接する建築用板の間隔箇所に前記連結具が固着され、該連結具に採光板の幅方向両端に装着された採光板支持体が固着されてなる採光外囲体における採光板支持装置としたことにより、部品数を最小限とし、且つ施工作業を簡単なものとし、作業効率を向上させ、上記課題を解決したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。まず、本発明は、図1に示すように、主に採光板支持体A,主採光板17,ガスケット18,建築用板B1 及び連結部材C等から構成される。その採光板支持体Aは、図3,図4(A)等に示すように、後述する主採光板17の幅方向両側に装着されるもので、二つ備えられ、左右一組としたものである。その断面形状は、左右対称形状としたものであるが、基本的には同一形状である。
【0007】
また、採光板支持体Aは図2(A)に示すように、長手方向に長尺としたものであるが、その長さは、採光装置の長手方向の寸法に応じて適宜に設定される。通常は、採光装置の長手方向の長さは、約2メートル程度が好適であるので、採光板支持体Aの長さも約2メートル内外とすることが多いが、必ずしもこの寸法に限定される必要はない。また、上記のように採光板支持体Aの長手方向の長さを2メートル程度とした採光装置を複数備え、これらを1列状に配列して使用することもある。
【0008】
その採光板支持体Aは、図3,図4(A)に示すように、主支持枠A1 と装着部11とから構成される。さらに主支持枠A1 は、中空状筺部1と被挿入部2とから構成される。該被挿入部2は、前記中空状筺部1に形成されたものである。その中空状筺部1は、正方形又は長方形等の断面ほぼ方形状に形成されているが、必ずしもこの形状に限定されるものではなく、外形に円形又は湾曲状の部位を有するものであってもかまわない。その被挿入部2は、中空状筺部1の内側に形成される。
【0009】
その中空状筺部1の内側とは、主採光板17の幅方向両端を支持した場合に、両採光板支持体A,Aが対向する側の面のことをいう。被挿入部2は、図3(B)に示すように、貫通孔状で且つ採光板支持体Aの長手方向に沿って形成された直線状溝である。この被挿入部2内に後述するガスケット18が嵌入され且つ嵌合状態で固着される。
【0010】
その被挿入部2の下方には、図4(A)に示すように、副支持部3が一体的に形成される。該副支持部3は、後述する副採光板19が装着される部位であり、主支持枠A1 を構成する部位となる。その副支持部3は、断面コ字形状に形成されている。さらに具体的には、そのコ字形状とした溝部箇所の開口の下端より上方に向かって副支持突起片3aにより、図4(A)に示すように、下面側より支持される構成となっている。前記副支持部3の開口側が形成される方向は、前記被挿入部2の開口側の方向と一致している。
【0011】
さらに、その副支持部3の下方には、図4(A)に示すように、樋状部4が一体的に形成されている。該樋状部4は、主支持枠A1 を構成する部位であり、前記主支持枠A1 の内側面より水平方向に突出するように形成された部位であり、その樋溝状部分は主支持枠A1 の長手方向に沿って形成されている。該樋状部4は、底部4a,立上り側片4bとから構成されている。その樋状部4と外方側で隣接する位置に排水室5が形成されている。該排水室5は、長方形,正方形等の断面方形状に形成されたものであり、後述するように樋状部4に溜まった雨水を排水するための部屋を構成するものである。この排水室5も、前記採光板支持体Aの中空状筺部1の下方位置に形成されることとなる。
【0012】
樋状部4と排水室5との仕切り壁4cには、貫通孔6が形成されている。該貫通孔6には、図4(A)に示すように、内部排水弁7が形成されている。該内部排水弁7は、前記樋状部4側から排水室5側への水の流れのみが可能であり、その反対で排水室5から樋状部4側への水の流れは不可能となっている。その内部排水弁7は、図4(B)に示すように、弁枠体7aに揺動扉7bが開閉自在にピン等で枢支されたものである。
【0013】
該揺動扉7bは、排水室5側に向かって一方にのみ開くことができるようになっており、その反対側に向かって開くことができないようになっている。その弁枠体7aは、ゴム,合成樹脂材等にて形成され、前記貫通孔6に密着状態に装着することができるようになっている。また、排水室5の底面箇所には、外部排水孔8が形成されており、樋状部4内の水は、外部排水孔8を介して排水室5から外部へ排水されるようになっている。
【0014】
また、前記樋状部4と排水室5との仕切り壁4cには、貫通孔6のみで前記内部排水弁7が装着されない実施形態が存在する。この実施形態では、図4(C),図5(C),(D)等に示すように、前記排水室5の外壁面5aに形成された貫通孔9に外部排水弁10が装着されたものである。その外部排水弁10は、図5(A),(B)及び(C)に示すように、正面より見てほぼ長方形状の弁枠体10aに揺動扉10bが形成されたものである。
【0015】
該揺動扉10bは、外部排水弁10の開閉を行う役目をなすものであり、その揺動扉10bは、外方に向かってのみ揺動し、排水室5側には揺動することができない構造となっている。このような構造とすることで、強風雨の場合に、揺動扉10bが風によって閉じ、雨水が外部より排水室5に入り込むことを防止できる。
【0016】
その外部排水弁10の構造は、弁枠体10aに、図5(B)に示すように、揺動扉10bよりも狭い開口となるように開口周縁10a1 が形成されており、揺動扉10bがその開口周縁10a1 に当接するようになっている。そして、排水室5内に溜まった水はその外部排水弁10を通して外部に排水される。したがって、外部排水弁10は、排水室5の外壁面5aの底面寄りに形成されることが、水を確実に排水できることになる。
【0017】
この外部排水弁10の弁枠体10aの裏面側には、幅方向両側箇所に嵌合突起10c,10cが形成されており、図5(D)に示すように、該嵌合突起10c,10cが前記貫通孔9に嵌合されることにより固着される。排水室5に外部排水弁10が装着された場合にも、前記外部排水孔8が形成されており、僅かの排水量の場合にも十分に排水できるようにしているが、前記外部排水弁10の揺動扉10bの開閉動作が極めて良好な場合には、外部排水孔8が形成されないこともある。なお外部排水弁10が装着された場合には、前記内部排水弁7は不要であり装着されない。
【0018】
次に、装着部11は、採光板支持体Aを連結部材Cを介して屋根,壁等の外囲体Bに装着するものである。その装着部11は主支持枠A1 の下方に形成されている。具体的には、前記排水室5の下端より一体的に形成されたものであって、垂直板片状に形成されたものであり、後述する連結部材Cにビス等の連結用固着具31を介して固着されるものである(図1,図9等参照)。
【0019】
次に、連結部材Cは、図6に示すように、上下2部材より形成され、上連結部C1 び下連結部C2 とから構成される。そして、上連結部C1 と下連結部C2 とで、後述する外囲体Bの採光用開口部Sに装着される。その上連結部C1 には、連結主板12の幅方向両端に垂下状の被連結屈曲片13,13が形成されている。該被連結屈曲片13,13は、図9に示すように、前記採光板支持体Aの装着部11に連結用固着具31を介して固着される部位となる。そして下連結部C2 は、連結主板14の幅方向両側に押え用屈曲片15,15が形成されている。
【0020】
この連結部材Cは、外囲体Bを構成する建築用板B1 ,B1 ,…の下面側に下連結部C2 が配置され、建築用板B1 ,B1 ,…の上面側に上連結部C1 が配置され、前記下連結部C2 と上連結部C1 とがボルト・ナット等の固着具16を介して連結される。また、前記上連結部C1 と下連結部C2 との形状は、外囲体Bを構成する建築用板B1 ,B1 ,…の形状により種々形状が異なる。
【0021】
まずキャップ材28を嵌合して装着する折板タイプでは、図6に示すように、押え用屈曲片15は、ほぼL字形状に屈曲形成されたものであり、後述する建築用板B1 の連結用屈曲部27を前記上連結部C1 の被連結屈曲片13とともに上下方向に抱持するようにして支持することになる。さらに、前記連結用屈曲部27を下馳部27aと上馳部27bとからなるタイプとした場合も同様に被連結屈曲片13と押え用屈曲片15とで上下方向に抱持するようにして支持する〔図12(A),(B)参照〕。
【0022】
次に、主採光板17は、ガラス,アクリル等の透明又は乳白色等であり、ガラス板の場合には網入りガラスが使用されることもある。またガスケット18は、主採光板17の幅方向端部が挿入される挿入溝18aが形成され、その外部には前記被挿入部2の上下端縁に係止する被係止溝18b,18bが形成されている。さらに、採光板支持体Aの副支持部3には、副採光板19が装着される。該副採光板19は、前記主採光板17と同様にガラス,アクリル等の透明又は乳白色等であり、ガラス板の場合には網入りガラスが使用されることもある。
【0023】
そして、左右対称とした二つの採光板支持体A,A及び主採光板17等により採光装置が構成される(図8参照)。まず、図7に示すように、ガスケット18が採光板支持体Aの被挿入部2に装着される。そして、主採光板17の幅方向両端にガスケット18,18を装着した採光板支持体A,Aが装着される。また、必要に応じてその副支持部3,3に、副採光板19が装着される。そのガスケット18と採光板支持体Aの被挿入部2箇所にはシール材20が装着される。該シール材20の材質は、シリコン等であり、ガスケット18の水密性をさらに確実なものとする役目をなす。そのシール材20は、容器から押し出すようにしてガスケット18箇所に充填してゆくものであり、時間の経過とともに弾性且つ柔軟性を有して硬化するタイプのものが好適である。
【0024】
上記のように構成された採光装置には、図10(A)に示すように、被覆採光体21が配置されることもある。被覆採光体21は、図10(B)に示すように、被覆採光板21aと該被覆採光板21aを採光板支持体A,Aに装着する押え部材21b,21bからなる。前記被覆採光板21aは、前記主採光板17と同様にガラス,アクリル等の透明又は乳白色等であり、ガラス板の場合には網入りガラスが使用されることもある。また、その押え部材21bは、断面ほぼL字形状をなしており、その一方が押え片21b1 であり、他方が固着片21b2 である。そして、前記押え片21b1 にて被覆採光板21aの幅方向両端を押さえつつ、その固着片21b2 にて前記採光板支持体Aの側面箇所にビス等の固着具22を介して固着するものである。
【0025】
被覆採光体21の第2タイプとして、図11(A)に示すように、被覆採光板21aの幅方向両側に取付用側部21c,21cが形成されたものである。該取付用側部21c,21cは図11(B)に示すように、前記被覆採光板21aと一体形成されたものであり、該被覆採光板21aと取付用側部21c,21cとがプラスチック又はアクリル等の合成樹脂材により形成されたものである。そして、この被覆採光体21は、採光装置に装着するときには、前記取付用側部21c,21cを外方に押し広げるようにして前記両採光板支持体A,Aに嵌合状態で固定するものである。
【0026】
次に、外囲体Bを構成する建築用板B1 ,B1 ,…には、種々のタイプが存在する。特に大別すると、折板タイプ,フラットタイプ及び瓦棒タイプである。その第1タイプは、図1乃至図11等に示すように、嵌合折板タイプであり、主板25の幅方向両側に立上り側部26,26が形成されたものであり、該立上り側部26,26の上端には連結用屈曲部27,27が形成されている。その隣接する建築用板B1 ,B1 は前記連結用屈曲部27,27により連結されるものであり、該連結用屈曲部27,27と前記立上り側部26,26とで山形状部を構成する。第1タイプでは、図2(B)に示すように、前記連結用屈曲部27,27は、キャップ材28を介して連結されるものである。そのキャップ材28と両連結用屈曲部27,27とは嵌合状態となるものである。
【0027】
採光装置の装着箇所では、隣接する建築用板B1 ,B1 を適宜に離間させ、対向する両連結用屈曲部27,27には、所定の間隔が形成され、これが採光用開口部Sとなる。該採光用開口部S箇所に前記連結部材Cが装着され、該連結部材Cにより採光板支持体A,Aとともに主採光板17等が装着され採光装置が構成される。
【0028】
建築用板B1 の第2タイプは、図12(A),(B)に示すように、馳締め折板タイプであり、前記連結用屈曲部27,27が馳締による連結構造としたものである。すなわち、建築用板B1 ,B1 ,…の両連結用屈曲部27,27の内、その一方を下馳部27aとし、他方を上馳部27bとしたものである。そして、隣接する建築用板B1 ,B1 の対向する連結用屈曲部27,27において、下馳部27aに上馳部27bを馳締めして連結する〔図12(C)参照〕。
【0029】
この第2タイプの建築用板B1 ,B1 において、第1タイプと同様に隣接する建築用板B1 ,B1 を適宜に離間させ、対向する下馳部27aと上馳部27bとの間には所定の間隔が形成され、これを採光用開口部Sとする。該採光用開口部S箇所に前記連結部材Cが装着され、該連結部材Cにより採光板支持体A,Aとともに主採光板17等が装着され採光装置が構成される。
【0030】
建築用板B1 の第3タイプは、図13(A)に示すように、重合折板タイプであり、前記連結用屈曲部27,27がほぼ裁頭山形状に形成されたものである。このタイプでは、両連結用屈曲部27,27同士を重合して連結するものである〔図13(B)参照〕。この第3タイプの建築用板B1 ,B1 において、第1,第2タイプと同様に隣接する建築用板B1 ,B1 を適宜に離間させ、対向する半山形状の連結用屈曲部27,27との間に採光用開口部Sを構成し、該採光用開口部S箇所に前記連結部材Cが装着され、該連結部材Cにより採光板支持体A,Aとともに主採光板17等が装着され採光装置が構成される。なお、このタイプに適応する連結部材Cの上連結部C1 は左右でそれぞれ独立した部材となっている。また、上連結部C1 と下連結部C2 とで前記連結用屈曲部27を挟持し、且つボルト・ナット等の固着具16にて締めつけるものであるが、このとき上連結部C1 と建築用板B1 との間に防水テープ等の防水部材を介在させて防水処理をすることもある。
【0031】
建築用板B1 の第4タイプは、図14(A)に示すように、フラット状としたもので、平坦状の主板25の幅方向両側に下方に屈曲形成された連結用屈曲部27,27を有するものである。このタイプでは、図14(B)に示すように、取付け具30とガッター部29が具備され、対向する連結用屈曲部27,27は取付け具30に嵌合するとともに、ガッター部29内に挿入される。また、ガッター部29上にはキャップ材28が被せられる。
【0032】
この第4タイプでは、前記主板25の適宜の箇所が切除されて採光用開口部Sが形成され、該採光用開口部Sに連結部材Cが装着される。この第4タイプにおける連結部材Cは単一部材からなる。その切除されて形成された採光用開口部S箇所では、主板25の一部が上方に折曲げ形成されて連結部25a,25aが構成されることになり、その連結部25a,25aと前記連結部材Cの立上り部位に採光板支持体A,Aが装着され、連結用固着具31にて締付け固着され、採光装置が構成されるものである。
【0033】
建築用板B1 の第5タイプは、図15(A)に示すように、瓦棒タイプであり、主板25の幅方向両側に立上り側部26,26が形成され、該立上り側部26,26の上端には連結用屈曲部27,27が形成されている。その隣接する建築用板B1 ,B1 は前記連結用屈曲部27,27により連結されるものであり、該連結用屈曲部27,27と前記立上り側部26,26とでほぼ方形状の瓦棒部を構成する。第5タイプでは、前記第1タイプの建築用板B1 とほぼ同様に前記連結用屈曲部27,27は、キャップ材28が被せられる。そのキャップ材28と両連結用屈曲部27,27とは嵌合状態となるものである。
【0034】
その採光装置の装着箇所では、隣接する建築用板B1 ,B1 を適宜に離間させ、対向する両連結用屈曲部27,27には、所定の間隔が形成され、これが採光用開口部Sとなる。該採光用開口部S箇所に前記連結部材Cが装着され、該連結部材Cにより採光板支持体A,Aとともに主採光板17等が装着され採光装置が構成される。なお図1,図3(A),図9等の図中に示された符号32の部材は、介装材であって、連結部材Cと採光板支持体Aとの間に装着され、採光板支持体Aを安定させる等の役目をなしている。その介装材32は、硬質又は軟質のゴム,スポンジ,合成樹脂,木材或いは金属材等である。
【0035】
【作用】
図6に示すように、外囲体Bに採光用開口部Sを設け、該採光用開口部S箇所に連結部材Cを装着する。一方、図7に示すように、主採光板17(副採光板19を含むこともある)の幅方向両側に採光板支持体A,Aをガスケット18,18を介して装着する。前記連結部材Cを装着した外囲体Bの採光用開口部Sに主採光板17に装着した両採光板支持体A,Aを設置し、両採光板支持体A,Aの装着部11,11と連結部材Cの両被連結屈曲片13,13とを対応させ、それぞれに連結用固着具31,31を締めつけて固着する。
【0036】
【発明の効果】
請求項1の発明は、中空状筺部1と,該中空状筺部1に形成された溝状の被挿入部2とからなる主支持枠A1 と,該主支持枠A1 の下方に一体形成された装着部11とからなる採光板支持体Aと、前記被挿入部2にガスケット18を介して挿入支持される主採光板17と、複数の建築用板B1 ,B1 ,…にて構成されるとともに適宜の箇所に採光用開口部Sが形成された外囲体Bと、前記採光板支持体Aと採光用開口部Sとを連結する連結部材Cとからなり、前記主採光板17の幅方向両側端にガスケット18,18が装着され、該ガスケット18が前記被挿入部2に挿入され、両採光板支持体A,Aの装着部11と前記採光用開口部Sに装着された連結具とが固着されてなる採光外囲体としたことにより、採光装置を構成する部品を最小限とし、構造が簡単であり、施工を簡易且つ迅速にできるものである。
【0037】
上記効果を詳述すると、採光板支持体Aは、主支持枠A1 及び装着部11が一体的に形成されたものである。すなわち、主支持枠A1 及び装着部11が一つの部品としてまとめられたものである。それゆえに、外囲体Bの採光用開口部Sに採光装置を構成するにあたり、主採光板17はガスケット18とともに採光板支持体Aの被挿入部2に装着するのみで、あとは採光板支持体Aを連結部材Cを介して採光用開口部S箇所に装着することで、採光装置を構成することができる。この作業は極めて簡単且つ迅速に行うことができ、作業の効率化をはかり、工期の短縮化を実現できる。
【0038】
請求項2の発明は、請求項1において、前記主採光板17の表面側と採光板支持体Aとガスケット18の周辺はシール材20にて被覆されてなる採光外囲体としたことにより、ガスケット18箇所の水密性をより一層確実なものにすることができる。
【0039】
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記採光板支持体Aの被挿入部2の下方箇所には溝状の副支持部3が形成され、且つ前記主採光板17の下方に位置する副採光板19が具備され、前記副採光板19は前記副支持部3に装着されてなる採光外囲体としたことにより、断熱及び保温効果を有することができる。すなわち、主採光板17と副採光板19とが備わり、この間に断熱層が構成されることとなる。それゆえに、断熱及び保温効果を有するものである。
【0040】
請求項4の発明は、請求項3において、前記副支持部3の下方箇所には樋状部4が形成されてなる採光外囲体としたことにより、結露による水滴の落下を防止することができる。
【0041】
請求項5の発明は、請求項4において、前記樋状部4に隣接して排水室5が形成され、前記樋状部4と排水室5との間には内部排水弁7が装着され、且つ該内部排水弁7により樋状部4から排水室5の方向にのみ水の流れが可能としてなる採光外囲体としたことにより、良好なる排水ができる。
【0042】
請求項6の発明は、請求項5において、前記排水室5の外側面部には外部排水弁10が装着され、且つ排水室5から外部にのみ排水可能としてなる採光外囲体としたことにより、良好なる排水ができるとともに、台風等の強風時に外部からの雨水等の水の浸入を防止することができる。
【0043】
請求項7の発明は、請求項1,2,3,4,5又は6において、前記両採光板支持体A,A及び主採光板17上には被覆採光体21が装着されてなる採光外囲体としたことにより、主採光板17の外部からの落下物,強風等から保護することができる。
【0044】
請求項8の発明は、請求項1,2,3,4,5,6又は7において、前記建築用板B1 は折板タイプとし、前記採光用開口部Sは前記隣接する折板タイプの建築用板B1 に適宜の間隔を設けてなる採光外囲体としたことにより、採光装置の装着箇所には、その隣接する建築用板B1 ,B1 を適宜に離間させて間隔を設けるのみで採光用開口部Sを構成することができる。
【0045】
請求項9の発明は、請求項1,2,3,4,5,6又は7において、前記建築用板B1 はフラットタイプとし、前記採光用開口部Sは前記フラットタイプの建築用板B1 の主板25に形成されてなる採光外囲体としたことにより、主板25を適宜に切除することで、採光用開口部Sを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1タイプの建築用板を使用した採光外囲体の要部縦断正面図
【図2】(A)は図1(A)の平面略示図
(B)は第1タイプの建築用板による外囲体の連結箇所における分解略示図
【図3】(A)は本発明における要部を断面とした斜視図
(B)は採光板支持体の要部斜視図
【図4】(A)は採光板支持体の縦断正面図
(B)は採光板支持体に内部排水弁のみを装着した状態の要部拡大断面図
(C)は採光板支持体に外部排水弁のみを装着した状態の要部拡大断面図
【図5】(A)は外部排水弁の揺動扉が閉じている状態の斜視図
(B)は外部排水弁の揺動扉が開いている状態の斜視図
(C)は外部排水弁の揺動扉が閉じている状態の正面図
(D)は外部排水弁が採光板支持体に装着された状態の縦断平面図
【図6】第1タイプの建築用板に連結部材が装着される工程図
【図7】主採光板の幅方向両側に採光板支持体が装着される工程図
【図8】採光板支持体に支持された主採光板が装着されようとする工程図
【図9】採光板支持体が連結部材に固着具にて固着されようとする工程図
【図10】(A)は第1タイプの被覆採光体を装着した縦断正面図
(B)は(A)の工程図
【図11】(A)は第2タイプの被覆採光体を装着した縦断正面図
(B)は(A)の工程図
【図12】(A)は第2タイプの建築用板を使用した外囲体の採光用開口部に採光装置を施工した要部縦断正面図
(B)は(A)の幅方向の一部を省略した要部拡大断面図
(C)は第2タイプの建築用板の連結箇所の要部略示図
【図13】(A)は第3タイプの建築用板を使用した外囲体の採光用開口部に採光装置を施工した要部縦断正面図
(B)は第3タイプの建築用板の連結箇所の要部略示図
【図14】(A)は第4タイプの建築用板を使用した外囲体の採光用開口部に採光装置を施工した要部縦断正面図
(B)は(A)の要部拡大断面図
【図15】(A)は第5タイプの建築用板を使用した外囲体の採光用開口部に採光装置を施工した要部縦断正面図
(B)は(A)の工程図
(C)は第5タイプの建築用板の連結箇所の要部略示図
【符号の説明】
A…採光板支持体
A1 …主支持枠部
B…外囲体
B1 …建築用板
C…連結部材
S…採光用開口部
1…中空状筺部
2…被挿入部
3…副支持部
4…樋状部
5…排水室
7…内部排水弁
10…外部排水弁
11…装着部
17…主採光板
18…ガスケット
19…副採光板
20…シール材
21…被覆採光体
【発明の属する技術分野】
本発明は、構造が極めて簡単で、且つその構成部材を最小限にすることができるとともに施工を簡易且つ迅速にできる採光外囲体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、外部の光を屋内に採り入れる屋根,壁等の採光外囲体が種々存在している。これらの多くは、屋根等を構成する建築用板の適所に開口部を設け、該開口部箇所に採光板を水密的に設けるものであった。この種の多くのものでは、採光板を取り付けるための枠体構造が複数の部材から構成されたもので、構成が極めて複雑であり、それゆえに組立作業も高い精度が要求され、困難且つ面倒なもであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の採光外囲体を施工する場合において、採光板の支持枠体は、多くの部材からなり、これらを組み合わせて組み立てる作業では、多数の種々のボルト・ナット或いはビス等の固着具を使用することになり、施工に当たって極めて面倒且つ困難である。ひいては作業時間も多く、全体作業効率を低下させる要因となっていた。特に、採光板を支持する場合に少なくとも2部材でその採光板の両面を挟持しつつ、屋根,壁等の外囲体の開口箇所に部材を適宜装着しながら施工するタイプのものが多い。
【0004】
このようなものでは、あらかじめ採光装置のみを組み立てておいて、これを屋根や壁の開口箇所に装着するという工法はできないことが多かった。すなわち、屋根や壁を施工し、その一部に開口を設け、その開口箇所に採光装置を組み立てるというもので、面倒なものであった。さらに、その採光板の支持枠体と、折板タイプの建築用板との接合も複雑であり、特に支持枠体と接する建築用板は多少の加工が必要となったり、又は専用の部品が必要となる等、種々の不都合な点が多かった。本発明の目的は、上記のように屋根,壁等の外囲体において、その適宜の位置に採光装置を施工することが極めて簡単にできることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、溝状の支持部が形成された中空筺体状の支持枠と,該支持枠の下部に一体形成され且つ建築用板の幅方向端部に装着する装着枠とからなる採光板支持体と、前記支持部にガスケットを介して挿入支持される採光板と、適宜の間隔をおいて隣接する建築用板の対向する端部に固着される連結具とからなり、適宜の間隔をおいて幅方向に隣接する建築用板の間隔箇所に前記連結具が固着され、該連結具に採光板の幅方向両端に装着された採光板支持体が固着されてなる採光外囲体における採光板支持装置としたことにより、部品数を最小限とし、且つ施工作業を簡単なものとし、作業効率を向上させ、上記課題を解決したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。まず、本発明は、図1に示すように、主に採光板支持体A,主採光板17,ガスケット18,建築用板B1 及び連結部材C等から構成される。その採光板支持体Aは、図3,図4(A)等に示すように、後述する主採光板17の幅方向両側に装着されるもので、二つ備えられ、左右一組としたものである。その断面形状は、左右対称形状としたものであるが、基本的には同一形状である。
【0007】
また、採光板支持体Aは図2(A)に示すように、長手方向に長尺としたものであるが、その長さは、採光装置の長手方向の寸法に応じて適宜に設定される。通常は、採光装置の長手方向の長さは、約2メートル程度が好適であるので、採光板支持体Aの長さも約2メートル内外とすることが多いが、必ずしもこの寸法に限定される必要はない。また、上記のように採光板支持体Aの長手方向の長さを2メートル程度とした採光装置を複数備え、これらを1列状に配列して使用することもある。
【0008】
その採光板支持体Aは、図3,図4(A)に示すように、主支持枠A1 と装着部11とから構成される。さらに主支持枠A1 は、中空状筺部1と被挿入部2とから構成される。該被挿入部2は、前記中空状筺部1に形成されたものである。その中空状筺部1は、正方形又は長方形等の断面ほぼ方形状に形成されているが、必ずしもこの形状に限定されるものではなく、外形に円形又は湾曲状の部位を有するものであってもかまわない。その被挿入部2は、中空状筺部1の内側に形成される。
【0009】
その中空状筺部1の内側とは、主採光板17の幅方向両端を支持した場合に、両採光板支持体A,Aが対向する側の面のことをいう。被挿入部2は、図3(B)に示すように、貫通孔状で且つ採光板支持体Aの長手方向に沿って形成された直線状溝である。この被挿入部2内に後述するガスケット18が嵌入され且つ嵌合状態で固着される。
【0010】
その被挿入部2の下方には、図4(A)に示すように、副支持部3が一体的に形成される。該副支持部3は、後述する副採光板19が装着される部位であり、主支持枠A1 を構成する部位となる。その副支持部3は、断面コ字形状に形成されている。さらに具体的には、そのコ字形状とした溝部箇所の開口の下端より上方に向かって副支持突起片3aにより、図4(A)に示すように、下面側より支持される構成となっている。前記副支持部3の開口側が形成される方向は、前記被挿入部2の開口側の方向と一致している。
【0011】
さらに、その副支持部3の下方には、図4(A)に示すように、樋状部4が一体的に形成されている。該樋状部4は、主支持枠A1 を構成する部位であり、前記主支持枠A1 の内側面より水平方向に突出するように形成された部位であり、その樋溝状部分は主支持枠A1 の長手方向に沿って形成されている。該樋状部4は、底部4a,立上り側片4bとから構成されている。その樋状部4と外方側で隣接する位置に排水室5が形成されている。該排水室5は、長方形,正方形等の断面方形状に形成されたものであり、後述するように樋状部4に溜まった雨水を排水するための部屋を構成するものである。この排水室5も、前記採光板支持体Aの中空状筺部1の下方位置に形成されることとなる。
【0012】
樋状部4と排水室5との仕切り壁4cには、貫通孔6が形成されている。該貫通孔6には、図4(A)に示すように、内部排水弁7が形成されている。該内部排水弁7は、前記樋状部4側から排水室5側への水の流れのみが可能であり、その反対で排水室5から樋状部4側への水の流れは不可能となっている。その内部排水弁7は、図4(B)に示すように、弁枠体7aに揺動扉7bが開閉自在にピン等で枢支されたものである。
【0013】
該揺動扉7bは、排水室5側に向かって一方にのみ開くことができるようになっており、その反対側に向かって開くことができないようになっている。その弁枠体7aは、ゴム,合成樹脂材等にて形成され、前記貫通孔6に密着状態に装着することができるようになっている。また、排水室5の底面箇所には、外部排水孔8が形成されており、樋状部4内の水は、外部排水孔8を介して排水室5から外部へ排水されるようになっている。
【0014】
また、前記樋状部4と排水室5との仕切り壁4cには、貫通孔6のみで前記内部排水弁7が装着されない実施形態が存在する。この実施形態では、図4(C),図5(C),(D)等に示すように、前記排水室5の外壁面5aに形成された貫通孔9に外部排水弁10が装着されたものである。その外部排水弁10は、図5(A),(B)及び(C)に示すように、正面より見てほぼ長方形状の弁枠体10aに揺動扉10bが形成されたものである。
【0015】
該揺動扉10bは、外部排水弁10の開閉を行う役目をなすものであり、その揺動扉10bは、外方に向かってのみ揺動し、排水室5側には揺動することができない構造となっている。このような構造とすることで、強風雨の場合に、揺動扉10bが風によって閉じ、雨水が外部より排水室5に入り込むことを防止できる。
【0016】
その外部排水弁10の構造は、弁枠体10aに、図5(B)に示すように、揺動扉10bよりも狭い開口となるように開口周縁10a1 が形成されており、揺動扉10bがその開口周縁10a1 に当接するようになっている。そして、排水室5内に溜まった水はその外部排水弁10を通して外部に排水される。したがって、外部排水弁10は、排水室5の外壁面5aの底面寄りに形成されることが、水を確実に排水できることになる。
【0017】
この外部排水弁10の弁枠体10aの裏面側には、幅方向両側箇所に嵌合突起10c,10cが形成されており、図5(D)に示すように、該嵌合突起10c,10cが前記貫通孔9に嵌合されることにより固着される。排水室5に外部排水弁10が装着された場合にも、前記外部排水孔8が形成されており、僅かの排水量の場合にも十分に排水できるようにしているが、前記外部排水弁10の揺動扉10bの開閉動作が極めて良好な場合には、外部排水孔8が形成されないこともある。なお外部排水弁10が装着された場合には、前記内部排水弁7は不要であり装着されない。
【0018】
次に、装着部11は、採光板支持体Aを連結部材Cを介して屋根,壁等の外囲体Bに装着するものである。その装着部11は主支持枠A1 の下方に形成されている。具体的には、前記排水室5の下端より一体的に形成されたものであって、垂直板片状に形成されたものであり、後述する連結部材Cにビス等の連結用固着具31を介して固着されるものである(図1,図9等参照)。
【0019】
次に、連結部材Cは、図6に示すように、上下2部材より形成され、上連結部C1 び下連結部C2 とから構成される。そして、上連結部C1 と下連結部C2 とで、後述する外囲体Bの採光用開口部Sに装着される。その上連結部C1 には、連結主板12の幅方向両端に垂下状の被連結屈曲片13,13が形成されている。該被連結屈曲片13,13は、図9に示すように、前記採光板支持体Aの装着部11に連結用固着具31を介して固着される部位となる。そして下連結部C2 は、連結主板14の幅方向両側に押え用屈曲片15,15が形成されている。
【0020】
この連結部材Cは、外囲体Bを構成する建築用板B1 ,B1 ,…の下面側に下連結部C2 が配置され、建築用板B1 ,B1 ,…の上面側に上連結部C1 が配置され、前記下連結部C2 と上連結部C1 とがボルト・ナット等の固着具16を介して連結される。また、前記上連結部C1 と下連結部C2 との形状は、外囲体Bを構成する建築用板B1 ,B1 ,…の形状により種々形状が異なる。
【0021】
まずキャップ材28を嵌合して装着する折板タイプでは、図6に示すように、押え用屈曲片15は、ほぼL字形状に屈曲形成されたものであり、後述する建築用板B1 の連結用屈曲部27を前記上連結部C1 の被連結屈曲片13とともに上下方向に抱持するようにして支持することになる。さらに、前記連結用屈曲部27を下馳部27aと上馳部27bとからなるタイプとした場合も同様に被連結屈曲片13と押え用屈曲片15とで上下方向に抱持するようにして支持する〔図12(A),(B)参照〕。
【0022】
次に、主採光板17は、ガラス,アクリル等の透明又は乳白色等であり、ガラス板の場合には網入りガラスが使用されることもある。またガスケット18は、主採光板17の幅方向端部が挿入される挿入溝18aが形成され、その外部には前記被挿入部2の上下端縁に係止する被係止溝18b,18bが形成されている。さらに、採光板支持体Aの副支持部3には、副採光板19が装着される。該副採光板19は、前記主採光板17と同様にガラス,アクリル等の透明又は乳白色等であり、ガラス板の場合には網入りガラスが使用されることもある。
【0023】
そして、左右対称とした二つの採光板支持体A,A及び主採光板17等により採光装置が構成される(図8参照)。まず、図7に示すように、ガスケット18が採光板支持体Aの被挿入部2に装着される。そして、主採光板17の幅方向両端にガスケット18,18を装着した採光板支持体A,Aが装着される。また、必要に応じてその副支持部3,3に、副採光板19が装着される。そのガスケット18と採光板支持体Aの被挿入部2箇所にはシール材20が装着される。該シール材20の材質は、シリコン等であり、ガスケット18の水密性をさらに確実なものとする役目をなす。そのシール材20は、容器から押し出すようにしてガスケット18箇所に充填してゆくものであり、時間の経過とともに弾性且つ柔軟性を有して硬化するタイプのものが好適である。
【0024】
上記のように構成された採光装置には、図10(A)に示すように、被覆採光体21が配置されることもある。被覆採光体21は、図10(B)に示すように、被覆採光板21aと該被覆採光板21aを採光板支持体A,Aに装着する押え部材21b,21bからなる。前記被覆採光板21aは、前記主採光板17と同様にガラス,アクリル等の透明又は乳白色等であり、ガラス板の場合には網入りガラスが使用されることもある。また、その押え部材21bは、断面ほぼL字形状をなしており、その一方が押え片21b1 であり、他方が固着片21b2 である。そして、前記押え片21b1 にて被覆採光板21aの幅方向両端を押さえつつ、その固着片21b2 にて前記採光板支持体Aの側面箇所にビス等の固着具22を介して固着するものである。
【0025】
被覆採光体21の第2タイプとして、図11(A)に示すように、被覆採光板21aの幅方向両側に取付用側部21c,21cが形成されたものである。該取付用側部21c,21cは図11(B)に示すように、前記被覆採光板21aと一体形成されたものであり、該被覆採光板21aと取付用側部21c,21cとがプラスチック又はアクリル等の合成樹脂材により形成されたものである。そして、この被覆採光体21は、採光装置に装着するときには、前記取付用側部21c,21cを外方に押し広げるようにして前記両採光板支持体A,Aに嵌合状態で固定するものである。
【0026】
次に、外囲体Bを構成する建築用板B1 ,B1 ,…には、種々のタイプが存在する。特に大別すると、折板タイプ,フラットタイプ及び瓦棒タイプである。その第1タイプは、図1乃至図11等に示すように、嵌合折板タイプであり、主板25の幅方向両側に立上り側部26,26が形成されたものであり、該立上り側部26,26の上端には連結用屈曲部27,27が形成されている。その隣接する建築用板B1 ,B1 は前記連結用屈曲部27,27により連結されるものであり、該連結用屈曲部27,27と前記立上り側部26,26とで山形状部を構成する。第1タイプでは、図2(B)に示すように、前記連結用屈曲部27,27は、キャップ材28を介して連結されるものである。そのキャップ材28と両連結用屈曲部27,27とは嵌合状態となるものである。
【0027】
採光装置の装着箇所では、隣接する建築用板B1 ,B1 を適宜に離間させ、対向する両連結用屈曲部27,27には、所定の間隔が形成され、これが採光用開口部Sとなる。該採光用開口部S箇所に前記連結部材Cが装着され、該連結部材Cにより採光板支持体A,Aとともに主採光板17等が装着され採光装置が構成される。
【0028】
建築用板B1 の第2タイプは、図12(A),(B)に示すように、馳締め折板タイプであり、前記連結用屈曲部27,27が馳締による連結構造としたものである。すなわち、建築用板B1 ,B1 ,…の両連結用屈曲部27,27の内、その一方を下馳部27aとし、他方を上馳部27bとしたものである。そして、隣接する建築用板B1 ,B1 の対向する連結用屈曲部27,27において、下馳部27aに上馳部27bを馳締めして連結する〔図12(C)参照〕。
【0029】
この第2タイプの建築用板B1 ,B1 において、第1タイプと同様に隣接する建築用板B1 ,B1 を適宜に離間させ、対向する下馳部27aと上馳部27bとの間には所定の間隔が形成され、これを採光用開口部Sとする。該採光用開口部S箇所に前記連結部材Cが装着され、該連結部材Cにより採光板支持体A,Aとともに主採光板17等が装着され採光装置が構成される。
【0030】
建築用板B1 の第3タイプは、図13(A)に示すように、重合折板タイプであり、前記連結用屈曲部27,27がほぼ裁頭山形状に形成されたものである。このタイプでは、両連結用屈曲部27,27同士を重合して連結するものである〔図13(B)参照〕。この第3タイプの建築用板B1 ,B1 において、第1,第2タイプと同様に隣接する建築用板B1 ,B1 を適宜に離間させ、対向する半山形状の連結用屈曲部27,27との間に採光用開口部Sを構成し、該採光用開口部S箇所に前記連結部材Cが装着され、該連結部材Cにより採光板支持体A,Aとともに主採光板17等が装着され採光装置が構成される。なお、このタイプに適応する連結部材Cの上連結部C1 は左右でそれぞれ独立した部材となっている。また、上連結部C1 と下連結部C2 とで前記連結用屈曲部27を挟持し、且つボルト・ナット等の固着具16にて締めつけるものであるが、このとき上連結部C1 と建築用板B1 との間に防水テープ等の防水部材を介在させて防水処理をすることもある。
【0031】
建築用板B1 の第4タイプは、図14(A)に示すように、フラット状としたもので、平坦状の主板25の幅方向両側に下方に屈曲形成された連結用屈曲部27,27を有するものである。このタイプでは、図14(B)に示すように、取付け具30とガッター部29が具備され、対向する連結用屈曲部27,27は取付け具30に嵌合するとともに、ガッター部29内に挿入される。また、ガッター部29上にはキャップ材28が被せられる。
【0032】
この第4タイプでは、前記主板25の適宜の箇所が切除されて採光用開口部Sが形成され、該採光用開口部Sに連結部材Cが装着される。この第4タイプにおける連結部材Cは単一部材からなる。その切除されて形成された採光用開口部S箇所では、主板25の一部が上方に折曲げ形成されて連結部25a,25aが構成されることになり、その連結部25a,25aと前記連結部材Cの立上り部位に採光板支持体A,Aが装着され、連結用固着具31にて締付け固着され、採光装置が構成されるものである。
【0033】
建築用板B1 の第5タイプは、図15(A)に示すように、瓦棒タイプであり、主板25の幅方向両側に立上り側部26,26が形成され、該立上り側部26,26の上端には連結用屈曲部27,27が形成されている。その隣接する建築用板B1 ,B1 は前記連結用屈曲部27,27により連結されるものであり、該連結用屈曲部27,27と前記立上り側部26,26とでほぼ方形状の瓦棒部を構成する。第5タイプでは、前記第1タイプの建築用板B1 とほぼ同様に前記連結用屈曲部27,27は、キャップ材28が被せられる。そのキャップ材28と両連結用屈曲部27,27とは嵌合状態となるものである。
【0034】
その採光装置の装着箇所では、隣接する建築用板B1 ,B1 を適宜に離間させ、対向する両連結用屈曲部27,27には、所定の間隔が形成され、これが採光用開口部Sとなる。該採光用開口部S箇所に前記連結部材Cが装着され、該連結部材Cにより採光板支持体A,Aとともに主採光板17等が装着され採光装置が構成される。なお図1,図3(A),図9等の図中に示された符号32の部材は、介装材であって、連結部材Cと採光板支持体Aとの間に装着され、採光板支持体Aを安定させる等の役目をなしている。その介装材32は、硬質又は軟質のゴム,スポンジ,合成樹脂,木材或いは金属材等である。
【0035】
【作用】
図6に示すように、外囲体Bに採光用開口部Sを設け、該採光用開口部S箇所に連結部材Cを装着する。一方、図7に示すように、主採光板17(副採光板19を含むこともある)の幅方向両側に採光板支持体A,Aをガスケット18,18を介して装着する。前記連結部材Cを装着した外囲体Bの採光用開口部Sに主採光板17に装着した両採光板支持体A,Aを設置し、両採光板支持体A,Aの装着部11,11と連結部材Cの両被連結屈曲片13,13とを対応させ、それぞれに連結用固着具31,31を締めつけて固着する。
【0036】
【発明の効果】
請求項1の発明は、中空状筺部1と,該中空状筺部1に形成された溝状の被挿入部2とからなる主支持枠A1 と,該主支持枠A1 の下方に一体形成された装着部11とからなる採光板支持体Aと、前記被挿入部2にガスケット18を介して挿入支持される主採光板17と、複数の建築用板B1 ,B1 ,…にて構成されるとともに適宜の箇所に採光用開口部Sが形成された外囲体Bと、前記採光板支持体Aと採光用開口部Sとを連結する連結部材Cとからなり、前記主採光板17の幅方向両側端にガスケット18,18が装着され、該ガスケット18が前記被挿入部2に挿入され、両採光板支持体A,Aの装着部11と前記採光用開口部Sに装着された連結具とが固着されてなる採光外囲体としたことにより、採光装置を構成する部品を最小限とし、構造が簡単であり、施工を簡易且つ迅速にできるものである。
【0037】
上記効果を詳述すると、採光板支持体Aは、主支持枠A1 及び装着部11が一体的に形成されたものである。すなわち、主支持枠A1 及び装着部11が一つの部品としてまとめられたものである。それゆえに、外囲体Bの採光用開口部Sに採光装置を構成するにあたり、主採光板17はガスケット18とともに採光板支持体Aの被挿入部2に装着するのみで、あとは採光板支持体Aを連結部材Cを介して採光用開口部S箇所に装着することで、採光装置を構成することができる。この作業は極めて簡単且つ迅速に行うことができ、作業の効率化をはかり、工期の短縮化を実現できる。
【0038】
請求項2の発明は、請求項1において、前記主採光板17の表面側と採光板支持体Aとガスケット18の周辺はシール材20にて被覆されてなる採光外囲体としたことにより、ガスケット18箇所の水密性をより一層確実なものにすることができる。
【0039】
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記採光板支持体Aの被挿入部2の下方箇所には溝状の副支持部3が形成され、且つ前記主採光板17の下方に位置する副採光板19が具備され、前記副採光板19は前記副支持部3に装着されてなる採光外囲体としたことにより、断熱及び保温効果を有することができる。すなわち、主採光板17と副採光板19とが備わり、この間に断熱層が構成されることとなる。それゆえに、断熱及び保温効果を有するものである。
【0040】
請求項4の発明は、請求項3において、前記副支持部3の下方箇所には樋状部4が形成されてなる採光外囲体としたことにより、結露による水滴の落下を防止することができる。
【0041】
請求項5の発明は、請求項4において、前記樋状部4に隣接して排水室5が形成され、前記樋状部4と排水室5との間には内部排水弁7が装着され、且つ該内部排水弁7により樋状部4から排水室5の方向にのみ水の流れが可能としてなる採光外囲体としたことにより、良好なる排水ができる。
【0042】
請求項6の発明は、請求項5において、前記排水室5の外側面部には外部排水弁10が装着され、且つ排水室5から外部にのみ排水可能としてなる採光外囲体としたことにより、良好なる排水ができるとともに、台風等の強風時に外部からの雨水等の水の浸入を防止することができる。
【0043】
請求項7の発明は、請求項1,2,3,4,5又は6において、前記両採光板支持体A,A及び主採光板17上には被覆採光体21が装着されてなる採光外囲体としたことにより、主採光板17の外部からの落下物,強風等から保護することができる。
【0044】
請求項8の発明は、請求項1,2,3,4,5,6又は7において、前記建築用板B1 は折板タイプとし、前記採光用開口部Sは前記隣接する折板タイプの建築用板B1 に適宜の間隔を設けてなる採光外囲体としたことにより、採光装置の装着箇所には、その隣接する建築用板B1 ,B1 を適宜に離間させて間隔を設けるのみで採光用開口部Sを構成することができる。
【0045】
請求項9の発明は、請求項1,2,3,4,5,6又は7において、前記建築用板B1 はフラットタイプとし、前記採光用開口部Sは前記フラットタイプの建築用板B1 の主板25に形成されてなる採光外囲体としたことにより、主板25を適宜に切除することで、採光用開口部Sを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1タイプの建築用板を使用した採光外囲体の要部縦断正面図
【図2】(A)は図1(A)の平面略示図
(B)は第1タイプの建築用板による外囲体の連結箇所における分解略示図
【図3】(A)は本発明における要部を断面とした斜視図
(B)は採光板支持体の要部斜視図
【図4】(A)は採光板支持体の縦断正面図
(B)は採光板支持体に内部排水弁のみを装着した状態の要部拡大断面図
(C)は採光板支持体に外部排水弁のみを装着した状態の要部拡大断面図
【図5】(A)は外部排水弁の揺動扉が閉じている状態の斜視図
(B)は外部排水弁の揺動扉が開いている状態の斜視図
(C)は外部排水弁の揺動扉が閉じている状態の正面図
(D)は外部排水弁が採光板支持体に装着された状態の縦断平面図
【図6】第1タイプの建築用板に連結部材が装着される工程図
【図7】主採光板の幅方向両側に採光板支持体が装着される工程図
【図8】採光板支持体に支持された主採光板が装着されようとする工程図
【図9】採光板支持体が連結部材に固着具にて固着されようとする工程図
【図10】(A)は第1タイプの被覆採光体を装着した縦断正面図
(B)は(A)の工程図
【図11】(A)は第2タイプの被覆採光体を装着した縦断正面図
(B)は(A)の工程図
【図12】(A)は第2タイプの建築用板を使用した外囲体の採光用開口部に採光装置を施工した要部縦断正面図
(B)は(A)の幅方向の一部を省略した要部拡大断面図
(C)は第2タイプの建築用板の連結箇所の要部略示図
【図13】(A)は第3タイプの建築用板を使用した外囲体の採光用開口部に採光装置を施工した要部縦断正面図
(B)は第3タイプの建築用板の連結箇所の要部略示図
【図14】(A)は第4タイプの建築用板を使用した外囲体の採光用開口部に採光装置を施工した要部縦断正面図
(B)は(A)の要部拡大断面図
【図15】(A)は第5タイプの建築用板を使用した外囲体の採光用開口部に採光装置を施工した要部縦断正面図
(B)は(A)の工程図
(C)は第5タイプの建築用板の連結箇所の要部略示図
【符号の説明】
A…採光板支持体
A1 …主支持枠部
B…外囲体
B1 …建築用板
C…連結部材
S…採光用開口部
1…中空状筺部
2…被挿入部
3…副支持部
4…樋状部
5…排水室
7…内部排水弁
10…外部排水弁
11…装着部
17…主採光板
18…ガスケット
19…副採光板
20…シール材
21…被覆採光体
Claims (9)
- 中空状筺部と,該中空状筺部に形成された溝状の被挿入部とからなる主支持枠と,該主支持枠の下方に一体形成された装着部とからなる採光板支持体と、前記被挿入部にガスケットを介して挿入支持される主採光板と、複数の建築用板にて構成されるとともに適宜の箇所に採光用開口部が形成された外囲体と、前記採光板支持体と採光用開口部とを連結する連結部材とからなり、前記主採光板の幅方向両側端にガスケットが装着され、該ガスケットが前記被挿入部に挿入され、両採光板支持体の装着部と前記採光用開口部に装着された連結具とが固着されてなることを特徴とする採光外囲体。
- 請求項1において、前記主採光板の表面側と採光板支持体とガスケットの周辺はシール材にて被覆されてなることを特徴とする採光外囲体。
- 請求項1又は2において、前記採光板支持体の被挿入部の下方箇所には溝状の副支持部が形成され、且つ前記主採光板の下方に位置する副採光板が具備され、前記副採光板は前記副支持部に装着されてなることを特徴とする採光外囲体。
- 請求項3において、前記副支持部の下方箇所には樋状部が形成されてなることを特徴とする採光外囲体。
- 請求項4において、前記樋状部に隣接して排水室が形成され、前記樋状部と排水室との間には内部排水弁が装着され、且つ該内部排水弁により樋状部から排水室の方向にのみ水の流れが可能としてなることを特徴とする採光外囲体。
- 請求項5において、前記排水室5の外側面部には外部排水弁が装着され、且つ排水室から外部にのみ排水可能としてなることを特徴とする採光外囲体。
- 請求項1,2,3,4,5又は6において、前記両採光板支持体及び主採光板上には被覆採光体が装着されてなることを特徴とする採光外囲体。
- 請求項1,2,3,4,5,6又は7において、前記建築用板は折板タイプとし、前記採光用開口部は隣接する折板タイプの建築用板に適宜の間隔を設けてなることを採光外囲体。
- 請求項1,2,3,4,5,6又は7において、前記建築用板はフラットタイプとし、前記採光用開口部は前記フラットタイプの建築用板の主板に形成されてなることを採光外囲体。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010185179A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Sanko Metal Ind Co Ltd | 採光外囲体 |
JP2014114555A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Sanko Metal Ind Co Ltd | 採光外囲体 |
JP2014234611A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | タキロン株式会社 | 採光屋根の支持構造 |
-
2002
- 2002-10-18 JP JP2002305191A patent/JP2004137824A/ja active Pending
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