JP2004137536A - 圧粉コア用金属粉末 - Google Patents
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Abstract
【課題】インダクター等のコイル部品に使用される圧粉コア用金属粉末を提供する。
【解決手段】Si量が4〜7mass%、残部Feからなるガスアトマイズ金属粉末の総不純物量が1.0mass%以下であり、かつ該金属粉末の平均結晶粒径(d/μm)とX線解折パターンにおける半値幅(w/deg)が、10.3×w−0.067×d≦1.5の数式を満足することを特徴とする圧粉コア用金属粉末。
【選択図】 なし
【解決手段】Si量が4〜7mass%、残部Feからなるガスアトマイズ金属粉末の総不純物量が1.0mass%以下であり、かつ該金属粉末の平均結晶粒径(d/μm)とX線解折パターンにおける半値幅(w/deg)が、10.3×w−0.067×d≦1.5の数式を満足することを特徴とする圧粉コア用金属粉末。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インダクター等のコイル部品に使用される圧粉コア用金属粉末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、OA、コンピュータ関連分野、さらに機械産業分野のメカトロニクス化および自動車のハイブリッド化に伴うコイル部品の大電流化の要求並びに電子機器の小型化に伴う小型高性能な圧粉コアが要求されている。しかして、金属軟磁性粉末を樹脂と混合して圧縮成形したコイル磁心材である圧粉コアは、従来のフェライト焼結材と比較して飽和磁束密度(Bs)が大きいため、部品の小型化に有利な材料である。この材料である圧粉コア用粉末として選ばれる材料は、良好な軟磁気特性(低保磁力、高飽和磁束密度)を持つ材料で、一般的な材料としては、Fe−Ni系、センダスト、Fe−Si系等が中心である。その一例として、特許文献1等が知られている。
【0003】
【引用文献】
(1)特許文献1(特開平8−37107号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術は、大電流下での透磁率が重視されるコアの場合に用いる粉末では、より高飽和磁束密度であることが必要であって、これに対応するコア用粉末としては十分でない。ただ、上記Fe−Si系粉末は、保磁力が低く飽和磁束密度が大きい組成として適用されている。しかし、このFe−Si系の同一組成であっても粉末の内質(結晶粒、内部歪)の差によってコア特性が変化するもので、このコア特性の変化について定量的に検討された例は現在においては見当たらないのが実状である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述したように、同一組成でも粉末の内質(結晶粒、内部歪)の差によってコア特性の変化することから、本発明では、同一組成でも、結晶粒と内部歪の大きさによってコア特性が変化し、ある数式を満たすことにより著しく良好なコア特性が得られることを見出し、その数式を満たすための工程条件として不純物量とアニール処理について最適化を図ったものである。
その発明の要旨とするところは、
(1)Si量が4〜7mass%、残部Feからなるガスアトマイズ金属粉末の総不純物量が1.0mass%以下であり、かつ該金属粉末の平均結晶粒径(d/μm)とX線解折パターンにおける半値幅(w/deg)が、10.3×w−0.067×d≦1.5の数式を満足することを特徴とする圧粉コア用金属粉末。
【0006】
(2)Si量が4〜7mass%、残部Feからなるガスアトマイズ金属粉末の総不純物量が1.0mass%超〜2.0mass%であり、かつ成形前に773〜1173Kにてアニール処理することにより、該金属粉末の平均結晶粒径(d/μm)とX線解折パターンにおける半値幅(w/deg)が、10.3×w−0.067×d≦1.5の数式を満足することを特徴とする圧粉コア用金属粉末にある。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
Si:4〜7mass%
Si量が4mass%未満では、保磁力が大きくなり、コア特性が低下していく。また、7mass%を超えても、4mass%未満と同様に、保磁力が大きくなり、コア特性が劣化することから、その範囲を4〜7mass%とした。
また、同一組成でも、結晶粒と内部歪(X線半値幅)の大きさによってコア特性が変化し、金属粉末の平均結晶粒径(d/μm)とX線解折パターンにおける半値幅(w/deg)が、10.3×w−0.067×d≦1.5の数式を満足することにより著しく良好なコア特性が得られるものである。結晶粒が微細化もしくは内部歪(凝固時の冷却歪、粉砕時の加工歪等)が増大して、上記数式を満たさない場合は粉末の保磁力が増大することに起因して十分なコア特性が得られない。
【0008】
上記した結晶粒径と半値幅を制御し条件式を満足するための工程条件としては不純物量とアニール処理について最適化を図った。不純物はピンニング効果等により結晶粒の粗大化を抑制するためできるだけ少ないことが好ましい。不純物としては、Al,Mn,Ni,Cr等が考えられ、これら不純物の総量が1.0mass%以下にすることにより、特にアニール処理を施さなくても条件式を満足し、良好なコア特性が得られることを見出した。さらに、好ましくは0.5mass%以下とする。しかし、1.0mass%を超えると結晶粒の微細化が顕著になり粉末製造のままでは良好なコア特性が得られない。
【0009】
ただし、2mass%以下であれば、アニール処理による結晶粒の粗大化と内部歪の除去の効果により条件式を満足させることが可能となる。そのアニール処理条件として、773K未満では内部歪が十分除去すれず、結晶粒も微細なままなので条件式を満足しない。また、1173Kを超えると粉末が著しく凝集し量産的にコアを作製することが困難となる。従って、アニール処理として773〜1173Kとする。好ましくは、873〜1073Kとする。しかし、総不純物量が2mass%を超える場合は、アニール処理を施しても結晶粒の粗大化はそれほど大きくなく、素材そのものの保磁力も劣化してしまうことから十分なコア特性が得られない。
【0010】
【実施例】
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
表1に示すSiを含有するFe基合金を真空誘導溶解炉にて溶解し、ノズル径2〜4mm、ガス圧1〜5MPaのArとN2 ガスによるガスアトマイズ法で作製した粉末を−45μmに分級した粉末の総不純物量が1.0mass%超〜2.0mass%の場合には、成形前アニール処理として673〜1173Kの範囲で保持時間5hr、Ar雰囲気中で行なった。その後Si系樹脂(東レシリコン社製:SR2414)を金属粉末に対して1.5mass%混合した後、成形圧力1GPaでφ15mm/φ10mm×5tに成形後、700℃−1hrで熱処理して巻線を施してその透磁率と損失をLCRメーター、BHアナライザーで測定した。なお、ガスアトマイズの条件を変えることにより結晶粒径を意図的に変化させた。その結果を表1に示す。
【0011】
粉末特性評価としては、粉末の保磁力(Hc)はHcメーターを使用した。また、結晶粒径は光学顕微鏡により40μm粒径の粉末について、研磨しナイタールで腐食して100個分の結晶粒の大きさを測定し平均化した。さらに、X線回折はX線源をCuとし回折パターンのうちメインピークについて半値幅を測定(コア特性)した。成形後の透磁率はLCRメーター、周波数100kHz、印加磁場144kA/mで測定した。その評価として、○:60以上、×:60未満とした。成形後の損失はBHアナライザー、周波数100kHz、最大磁場0.1Tで行なった。その評価として、○:1800kW/m3 未満、×:1800kW/m3 以上とした。
【0012】
【表1】
【0013】
表1に示すように、No.1〜7は本発明例であり、No.8〜13は比較例である。比較例No.8および9は、Si量が少ないために、コア特性であるHc/A/mの値が高く、透磁率および損失が劣る。また、比較例No.10は、総不純物量が高く、その上アニール処理がされず、かつ、10.3×w−0.067×dの値が大きいために、コア特性であるHc/A/mの値が高く、透磁率および損失が劣る。また、比較例No.11は、総不純物量が高く、アニール処理温度も低く、かつ、10.3×w−0.067×dの値が大きいために、コア特性であるHc/A/mの値が高く、透磁率および損失が劣る。
【0014】
比較例No.12は、総不純物量が高く、かつ、アニール処理が高いために粉末が凝集しコア特性の測定が不能であった。さらに、比較例No.13は、総不純物量が高いために、コア特性であるHc/A/mの値が高く、透磁率および損失が劣る。これに対し、本発明例No.1〜7のいずれも、コア特性であるHc/A/mの値が低く、透磁率および損失に優れていることが判る。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により極めて良好なコア特性を有するコアの製作が可能となる工業的に有利なものである。
【発明の属する技術分野】
本発明は、インダクター等のコイル部品に使用される圧粉コア用金属粉末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、OA、コンピュータ関連分野、さらに機械産業分野のメカトロニクス化および自動車のハイブリッド化に伴うコイル部品の大電流化の要求並びに電子機器の小型化に伴う小型高性能な圧粉コアが要求されている。しかして、金属軟磁性粉末を樹脂と混合して圧縮成形したコイル磁心材である圧粉コアは、従来のフェライト焼結材と比較して飽和磁束密度(Bs)が大きいため、部品の小型化に有利な材料である。この材料である圧粉コア用粉末として選ばれる材料は、良好な軟磁気特性(低保磁力、高飽和磁束密度)を持つ材料で、一般的な材料としては、Fe−Ni系、センダスト、Fe−Si系等が中心である。その一例として、特許文献1等が知られている。
【0003】
【引用文献】
(1)特許文献1(特開平8−37107号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術は、大電流下での透磁率が重視されるコアの場合に用いる粉末では、より高飽和磁束密度であることが必要であって、これに対応するコア用粉末としては十分でない。ただ、上記Fe−Si系粉末は、保磁力が低く飽和磁束密度が大きい組成として適用されている。しかし、このFe−Si系の同一組成であっても粉末の内質(結晶粒、内部歪)の差によってコア特性が変化するもので、このコア特性の変化について定量的に検討された例は現在においては見当たらないのが実状である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述したように、同一組成でも粉末の内質(結晶粒、内部歪)の差によってコア特性の変化することから、本発明では、同一組成でも、結晶粒と内部歪の大きさによってコア特性が変化し、ある数式を満たすことにより著しく良好なコア特性が得られることを見出し、その数式を満たすための工程条件として不純物量とアニール処理について最適化を図ったものである。
その発明の要旨とするところは、
(1)Si量が4〜7mass%、残部Feからなるガスアトマイズ金属粉末の総不純物量が1.0mass%以下であり、かつ該金属粉末の平均結晶粒径(d/μm)とX線解折パターンにおける半値幅(w/deg)が、10.3×w−0.067×d≦1.5の数式を満足することを特徴とする圧粉コア用金属粉末。
【0006】
(2)Si量が4〜7mass%、残部Feからなるガスアトマイズ金属粉末の総不純物量が1.0mass%超〜2.0mass%であり、かつ成形前に773〜1173Kにてアニール処理することにより、該金属粉末の平均結晶粒径(d/μm)とX線解折パターンにおける半値幅(w/deg)が、10.3×w−0.067×d≦1.5の数式を満足することを特徴とする圧粉コア用金属粉末にある。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
Si:4〜7mass%
Si量が4mass%未満では、保磁力が大きくなり、コア特性が低下していく。また、7mass%を超えても、4mass%未満と同様に、保磁力が大きくなり、コア特性が劣化することから、その範囲を4〜7mass%とした。
また、同一組成でも、結晶粒と内部歪(X線半値幅)の大きさによってコア特性が変化し、金属粉末の平均結晶粒径(d/μm)とX線解折パターンにおける半値幅(w/deg)が、10.3×w−0.067×d≦1.5の数式を満足することにより著しく良好なコア特性が得られるものである。結晶粒が微細化もしくは内部歪(凝固時の冷却歪、粉砕時の加工歪等)が増大して、上記数式を満たさない場合は粉末の保磁力が増大することに起因して十分なコア特性が得られない。
【0008】
上記した結晶粒径と半値幅を制御し条件式を満足するための工程条件としては不純物量とアニール処理について最適化を図った。不純物はピンニング効果等により結晶粒の粗大化を抑制するためできるだけ少ないことが好ましい。不純物としては、Al,Mn,Ni,Cr等が考えられ、これら不純物の総量が1.0mass%以下にすることにより、特にアニール処理を施さなくても条件式を満足し、良好なコア特性が得られることを見出した。さらに、好ましくは0.5mass%以下とする。しかし、1.0mass%を超えると結晶粒の微細化が顕著になり粉末製造のままでは良好なコア特性が得られない。
【0009】
ただし、2mass%以下であれば、アニール処理による結晶粒の粗大化と内部歪の除去の効果により条件式を満足させることが可能となる。そのアニール処理条件として、773K未満では内部歪が十分除去すれず、結晶粒も微細なままなので条件式を満足しない。また、1173Kを超えると粉末が著しく凝集し量産的にコアを作製することが困難となる。従って、アニール処理として773〜1173Kとする。好ましくは、873〜1073Kとする。しかし、総不純物量が2mass%を超える場合は、アニール処理を施しても結晶粒の粗大化はそれほど大きくなく、素材そのものの保磁力も劣化してしまうことから十分なコア特性が得られない。
【0010】
【実施例】
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
表1に示すSiを含有するFe基合金を真空誘導溶解炉にて溶解し、ノズル径2〜4mm、ガス圧1〜5MPaのArとN2 ガスによるガスアトマイズ法で作製した粉末を−45μmに分級した粉末の総不純物量が1.0mass%超〜2.0mass%の場合には、成形前アニール処理として673〜1173Kの範囲で保持時間5hr、Ar雰囲気中で行なった。その後Si系樹脂(東レシリコン社製:SR2414)を金属粉末に対して1.5mass%混合した後、成形圧力1GPaでφ15mm/φ10mm×5tに成形後、700℃−1hrで熱処理して巻線を施してその透磁率と損失をLCRメーター、BHアナライザーで測定した。なお、ガスアトマイズの条件を変えることにより結晶粒径を意図的に変化させた。その結果を表1に示す。
【0011】
粉末特性評価としては、粉末の保磁力(Hc)はHcメーターを使用した。また、結晶粒径は光学顕微鏡により40μm粒径の粉末について、研磨しナイタールで腐食して100個分の結晶粒の大きさを測定し平均化した。さらに、X線回折はX線源をCuとし回折パターンのうちメインピークについて半値幅を測定(コア特性)した。成形後の透磁率はLCRメーター、周波数100kHz、印加磁場144kA/mで測定した。その評価として、○:60以上、×:60未満とした。成形後の損失はBHアナライザー、周波数100kHz、最大磁場0.1Tで行なった。その評価として、○:1800kW/m3 未満、×:1800kW/m3 以上とした。
【0012】
【表1】
【0013】
表1に示すように、No.1〜7は本発明例であり、No.8〜13は比較例である。比較例No.8および9は、Si量が少ないために、コア特性であるHc/A/mの値が高く、透磁率および損失が劣る。また、比較例No.10は、総不純物量が高く、その上アニール処理がされず、かつ、10.3×w−0.067×dの値が大きいために、コア特性であるHc/A/mの値が高く、透磁率および損失が劣る。また、比較例No.11は、総不純物量が高く、アニール処理温度も低く、かつ、10.3×w−0.067×dの値が大きいために、コア特性であるHc/A/mの値が高く、透磁率および損失が劣る。
【0014】
比較例No.12は、総不純物量が高く、かつ、アニール処理が高いために粉末が凝集しコア特性の測定が不能であった。さらに、比較例No.13は、総不純物量が高いために、コア特性であるHc/A/mの値が高く、透磁率および損失が劣る。これに対し、本発明例No.1〜7のいずれも、コア特性であるHc/A/mの値が低く、透磁率および損失に優れていることが判る。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により極めて良好なコア特性を有するコアの製作が可能となる工業的に有利なものである。
Claims (2)
- Si量が4〜7mass%、残部Feからなるガスアトマイズ金属粉末の総不純物量が1.0mass%以下であり、かつ該金属粉末の平均結晶粒径(d/μm)とX線解折パターンにおける半値幅(w/deg)が、10.3×w−0.067×d≦1.5の数式を満足することを特徴とする圧粉コア用金属粉末。
- Si量が4〜7mass%、残部Feからなるガスアトマイズ金属粉末の総不純物量が1.0mass%超〜2.0mass%であり、かつ成形前に773〜1173Kにてアニール処理することにより、該金属粉末の平均結晶粒径(d/μm)とX線解折パターンにおける半値幅(w/deg)が、10.3×w−0.067×d≦1.5の数式を満足することを特徴とする圧粉コア用金属粉末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002302236A JP2004137536A (ja) | 2002-10-16 | 2002-10-16 | 圧粉コア用金属粉末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002302236A JP2004137536A (ja) | 2002-10-16 | 2002-10-16 | 圧粉コア用金属粉末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004137536A true JP2004137536A (ja) | 2004-05-13 |
Family
ID=32450376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002302236A Withdrawn JP2004137536A (ja) | 2002-10-16 | 2002-10-16 | 圧粉コア用金属粉末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004137536A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008024974A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Hitachi Metals Ltd | 圧粉磁心用鉄粉およびその製造方法 |
JP2008195970A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Nec Tokin Corp | 複合磁性材料、圧粉磁心および磁性素子 |
CN108655388A (zh) * | 2017-03-29 | 2018-10-16 | 鞍钢股份有限公司 | 一种高硅含量铁粉及其制备方法 |
-
2002
- 2002-10-16 JP JP2002302236A patent/JP2004137536A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008024974A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Hitachi Metals Ltd | 圧粉磁心用鉄粉およびその製造方法 |
JP2008195970A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Nec Tokin Corp | 複合磁性材料、圧粉磁心および磁性素子 |
CN108655388A (zh) * | 2017-03-29 | 2018-10-16 | 鞍钢股份有限公司 | 一种高硅含量铁粉及其制备方法 |
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