JP2004136990A - プリンタシステム - Google Patents
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Abstract
【目的】用紙が包装紙に包まれたまま給紙装置にセットされても、用紙が無いことを知ることができるプリンタシステムを提供すること。
【構成】印刷部に用紙を1枚ずつ繰り出す給紙手段を有する記録装置と、前記用紙を1枚若しくは複数枚包む包装材から成る用紙包装材とで構成されるプリンタシステムにおいて、前記記録装置又は前記給紙手段が前記用紙に向かって発光する発光手段を有し、前記包装材の光の透過率が前記用紙の光の透過率より大きく、且つ、前記包装材に包まれたまま前記用紙を前記給紙装置の用紙積載部にセットしたときに、前記包装材の前記用紙積載部と前記用紙の間の前記発光手段に対向する部分に透明部分を設ける。
【選択図】 図1
【構成】印刷部に用紙を1枚ずつ繰り出す給紙手段を有する記録装置と、前記用紙を1枚若しくは複数枚包む包装材から成る用紙包装材とで構成されるプリンタシステムにおいて、前記記録装置又は前記給紙手段が前記用紙に向かって発光する発光手段を有し、前記包装材の光の透過率が前記用紙の光の透過率より大きく、且つ、前記包装材に包まれたまま前記用紙を前記給紙装置の用紙積載部にセットしたときに、前記包装材の前記用紙積載部と前記用紙の間の前記発光手段に対向する部分に透明部分を設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンター等の記録紙搬送で1枚又は積載した用紙を包装材ごと装着する用紙包装材を備えるプリンタシステム関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のプリンターは、図8に示すような印字媒体(以下、用紙)Pを用紙積載部に1枚又は複数枚積載し、画像形成装置の給紙手段で1枚ずつ分離搬送するよう構成されている。
【0003】
しかしながら、最近では、プリンターの用途が多様化し、用紙の種類が増加してきている。この場合、ユーザは目的とする用途に応じて積載する用紙をその都度交換して使用することが一般的で、用紙の種類、物性、形状の違いで、装置側の例えば幅方向を規制するサイドガイドの位置調整或は分離機能の切り換え、用紙面と印字ヘッドの距離を切り換える等の必要がある。更に、用紙交換に伴い積載し、使用する用紙の種類を、接続されたPC側からユーザが変更、設定する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、積載してあった用紙を交換後保存する場合に、用紙全体を支持できる平らな場所を確保する必要があった。
【0005】
又、用紙がインクジェット用のコート紙や光沢紙等であると用紙を交換する際に用紙表面を触ってしまうと指紋が付き、用紙が汚れてしまったり、画像劣化が起きてしまっていた。
【0006】
更に、用紙を給紙装置に積載したままにすると外光のために用紙が劣化してしまっていた。
【0007】
その対策として用紙を包装紙に包まれたまま給紙装置にセットする使用方法を考えた際には、用紙がなくなったことが分からないという問題が発生していた。
【0008】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、用紙が包装紙に包まれたまま給紙装置にセットされても、用紙が無いことを知ることができるプリンタシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、印刷部に用紙を1枚ずつ繰り出す給紙手段を有する記録装置と、前記用紙を1枚若しくは複数枚包む包装材から成る用紙包装材とで構成されるプリンタシステムにおいて、前記記録装置又は前記給紙手段が前記用紙に向かって発光する発光手段を有し、前記包装材の光の透過率が前記用紙の光の透過率より大きく、且つ、前記包装材に包まれたまま前記用紙を前記給紙装置の用紙積載部にセットしたときに、前記包装材の前記用紙積載部と前記用紙の間の前記発光手段に対向する部分に透明部分を設けたことを特徴とする。
【0010】
従って、本発明によれば、用紙が給紙装置に積載されている間、透明部分から外光が入ることはなく、用紙が無くなった後、用紙によって遮られていた発光体からの光が包装材の外周から見えるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は用紙包装材及び画像形成装置であるプリンタの断面図、図2はプリンタの斜視図、図3は用紙包装材の斜視図で説明のために開封後中身を一部取り出し方向に移動してある。図4は矢印Aを逆方向に見た断面図、図5は矢印Aに沿った断面図、図6は支持部材の斜視図、図7は用紙切れを検知した時のプリンタ及び用紙包装材の部分断面図(a)と斜視図(b)である。ここでは、用紙搬送方向を矢印Aで示す。
【0013】
図において、1は用紙包装材、Pは1枚又は複数枚積載された用紙で、ここでは複数枚積載された形態を示している。20は用紙Pが平面方向に変形するのを防ぐ支持部材で、用紙Pよりも剛性の高い厚紙、プラスチックの薄板等で構成されている。支持部材20は、積載用紙Pの上下の面に対向する面21,22と、その2平面を接続する面23で略コの字の断面形状をしており、用紙Pの搬送方向Aの下流側に面した端面21a,22aと、上流側に面した端面21c,21c、又、端面21aと21c、22aと22cを接続する搬送方向Aに平行な端面21b,22bが開放されている。
【0014】
又、支持部材20の幅hと用紙Pの幅Hは、h<Hに設定されている。更に、支持部材20の上面21の一部には、画像形成装置であるプリンタの給紙手段と対向する位置に、表裏を貫通した開口部21gが設けられる。ここで、開口部21gは用紙搬送方向の端面21aと連続した開口形状の構成でも良い。又、下面22に開口部22i、上面21には開口部22iが対向する位置に設けられ、用紙Pが無い場合に上下貫通した開口部が構成される。
【0015】
下面22の用紙P側、即ち給紙手段に対向する側にはクリーナ部材50,51が両面テープ等の粘着材を用いて固定されている。ここで、クリーナ部材50,51は多孔質弾性体のスポンジや紙やすりのように表面が微小な凹凸形状のもの、マジックテープのように微小な弾性体で凹凸を設けて構成される。又、クリーナ部材51の近傍には、この面がクリーナ面であることを識別するクリーナ識別手段22hが例えば高反射率のアルミテープ等を用いて設けられている。
【0016】
30は用紙P及び支持部材20を包む包装材で、紙或はPP、PET等の樹脂フィルム等で、用紙の搬送方向1辺に開口部35を設けた袋形状に構成され、その開放される端面35と接続する端面37側は、繋ぎ目の無い連続した形状で構成されている。又、包装材の37に対向する端面38は、ヒートシールや接着等により繋ぎ目が生じている。
【0017】
又、上面33にはプリンタの給紙手段と対向する位置で且つ支持部材20の上面21に設けられた開口部21gと一致する部分に、表裏を貫通した開口部33gが設けられる。この開口部33gは、搬送方向の開口部35と連続して一体に設けることも可能である。包装材30は、開口部35及び開口部33gの開放と密閉を繰り返せるように、下面31に折り返し部31aが設けられ、折り返し部31aの先端には袋として密閉する際、折り返し部31aを上面33に固定するための粘着材32が設けられ、又、下面31には折り返し部31aを下面31側に折り返した際に当接する粘着材36が設けられる。これにより開口部35,33gは、使用時には開放され、非使用時には密閉される。ここでは、開口部35,33gを折り返し部31aで一体的に開閉するが、各開口部毎に個別の開閉部材を設けることも可能である。
【0018】
更に、包装材30の開口部35の反対側端面には平面部34が設けられ、開口34aが設けられる。これはこの用紙包装材1を販売する際に商品展示用のフックに引っ掛け、吊り下げる場合に使用される。40は付勢部材としてのスポンジで、支持部材20の面23と包装材30の間に設けられ、包装材30内で、用紙Pと支持部材20を端面34側に付勢する。この付勢力により包装材30の折り返し部31aを開放した状態で、開放端面35を下にした場合でも、用紙P及び支持部材21が包装材30内に留まり、ずれ落ちない。
【0019】
又、包装材30の外側面には各種取り扱い上の説明事項(例えば、内容物の説明、操作説明等)の印刷部33kが設けられる。特に、後述する画像形成装置に包装材ごと装着した場合に、装置外部から目視できる位置に印刷部33kが設けられる。
【0020】
又、上面33の折り返し部31aを開いた際に露出する部分には、パック識別手段33hとして内部に収容する用紙Pの各種設定値をバーコード等で印刷してある。下面31の用紙面積と重なる部分で支持部材20に設けられた開口部21i,22iと対向する位置には、透明部31i、これと対向する上面33の内側には表示部33iが設けられる。ここで、包装材30の光透過率>用紙Pの光透過率に設定されており、用紙があるときには透明部31iから入射した光が透過せず、用紙が無いときには透明部31iから入射した光が透過する。この構成により、用紙が無くなったときには透明部31iから入射した光を使用者が目視することができ、よって、用紙が無くなったことを確認することが可能となる。
【0021】
次に、上記用紙包装材1を使用した画像形成装置であるプリンタについて説明する。
【0022】
プリンタ100の用紙給紙部110において、111はベースで用紙の搬送方向を規制するガイド部111aと分離手段である分離土手111bを備え、更に搬送方向上流側には用紙包装材1を装着した際に開口34aと係合するフック117が設けられ、不図示のシャーシに固定される。ベース111上に用紙積載部である圧板112が112aで回動軸支され、ばね113で矢印B方向に付勢される。
【0023】
又、圧板112上を矢印H方向に往動可能なサイドガイド160が設けられ、用紙Pの搬送方向を規制する。114は給紙手段である給紙ローラで、ベース111に回動軸支され、不図示の駆動手段及び制御手段で矢印C方向に回動される。又、給紙ローラ114は、半月状断面で構成され、同軸上に構成されたカム機構(不図示)により、ローラ円筒部に対して圧板112が接し、非円筒部では接しないように圧板112の回動位置を規制する。
【0024】
131は搬送ローラ、134は排紙ローラで、不図示のシャーシに回動軸支される。又、132はピンチローラでガイド部材133に回動軸支される。更に、ガイド部材133は、133aで不図示のシャーシに回動支され、付勢手段136でピンチローラ132を搬送ローラ131に圧接する方向に付勢する。135は拍車で、不図示のシャーシに回動軸支され、不図示の付勢手段で排紙ローラ134に圧接される。ここで、搬送ローラ131、排紙ローラ134は、不図示の駆動系によって矢印E,F方向に回転され、用紙Pを矢印D方向に搬送する。
【0025】
151は印字ヘッド、152はプラテンで、印字ヘッド151は矢印H方向に往動するよう構成され、プラテン152上に搬送された用紙P表面にインクを吐出し画像を形成する。又、170はパック検知センサで、前述のパック識別手段33hと対向する位置に設けられ、又、171はクリーナ検知センサで前述のクリーナ識別手段22hと対向する位置に設けられる。
【0026】
173は前記用紙包装材1の下面31の透明部31iに対向する位置に設けられた発光手段であり、圧板112に係合された基板177上に設置されている。発光手段173は、例えば、LED等の発光素子で構成され、特に赤や黄色であれば、使用者に視覚的に気が付かれ易く好ましい。又、この発光手段173は、プリンタ使用時には常時点灯しているか、又は後述の用紙検知センサ(不図示)等により用紙が無いことをプリンタ100が検知したときにだけ点灯するようにしても良い。前述のように、用紙が無い場合に発光手段173からの光が透明部31i、開口部22i,21iを経てユーザが用紙無しを認識できる構成になっている。
【0027】
次に、印刷に先立って、プリンタの圧板111上に用紙を積載する操作及び動作を説明する。
図5(a)において、用紙包装材1の折り返し部31aを開くために、粘着材32を上面33から剥がし、矢印G方向に折り返すことで図5(b)のように開口部35を形成する。このとき、包装材30の上面33の開口部33gと支部材20の上面21の開口部21gが上面方向に開放され、開口部33g,21gを通して用紙Pの最上面が露出する。
【0028】
この状態のままの用紙包装材1をプリンタ100の用紙積載部である圧板112上に装着し、サイドガイド160を矢印H方向に移動し、用紙包装材1全体をガイド111aに沿わせる。このとき、裏面34側に折り返した粘着材32が圧板112に貼り付き、包装材30の位置、特にA方向の位置を規制する。この構成は、用紙包装材1の平面部34に設けた開口34aをベース111のフック117に引っ掛けるように構成しても良い。
【0029】
又、粘着材32の代わりにマジックテープ、或は直線的な切り込みとそこに差し込むベロ形状等でも可能である。この状態で包装材の開口部33g、支持部材の開口部21gは、プリンタの給紙手段である給紙ローラ114と対向する位置に配置される。
【0030】
以上述べたような開封からプリンタへの装着手順、装着方向等は用紙包装材1の上面33に印刷等によって表示した33kを設けることでユーザの操作性が向上する。更に、装置への装着状態において可読となる方向及び位置に表示するとより分かり易くなる。
【0031】
用紙包装材1が装着された時点でプリンタに電源が入っていると、包装材上面のパック識別手段33hがプリンタのパック検知センサ170と対向しており、検知信号がパック検知センサ170から不図示の制御手段に送られ、各種設定が行われる。例えば、用紙種類、用紙サイズ、用紙種類に対する画像処理方法、各種表示、制限事項等が設定される。これによって、ユーザが印刷時に設定しなければならない各種設定を自動化している。
【0032】
次に、印刷における動作について説明する。
【0033】
不図示のPCから印刷命令が送られると、プリンタの不図示の制御手段により給紙動作が開始される。先ず、不図示の駆動手段により給紙ローラ114が矢印C方向に回転し、給紙ローラ114の円筒部が用紙Pに対向する位置に来ると、不図示のカムにより圧板112がばね113の作用で矢印B方向に回動し、包装材上面の開口部33g、支持部材上面の開口部21gを通して用紙P最上面と給紙ローラ114が圧接する。
【0034】
最上位の用紙Pは、矢印D方向に搬送されるが、このとき、複数枚移動した場合には、分離手段である分離土手111bの効果で最上位1枚のみが搬送可能となる。給紙ローラ114の上流にある用紙検知センサ(不図示)により用紙の先端を検知し、給紙ローラ114の1回転後、搬送ローラ131とピンチローラ132、排紙ローラ134と拍車135によって矢印D方向に搬送され、その間に印字ヘッド151の矢印H方向の往復移動とインク吐出により、用紙P上に画像を形成し、最終的に排紙ローラ134、拍車135によってプリンタ外に排紙される。給紙ローラ114が1回転しても、用紙検知センサが用紙の先端を検知しなければ、用紙が無いということで前述のように発光手段173を点灯させたり、又、不図示の表示手段にエラーメッセージを出すことができる。
【0035】
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
【0036】
本実施の形態においては、殆どの構成は実施の形態1と同様であり、同様な部分は説明を省略する。
【0037】
図9は本実施の形態を示す断面図、図10は用紙が無くなったときの用紙包装材と装置の斜視図である。
【0038】
透明部31iと対向する上面33の内側に表示部33iを設ける。表示部33iは、上面33の外側から見た場合に可読な文字、記号等の形状で構成されている。又、包装材30の光透過率>表示部33iの光透過率に設定されており、表示部33iは、用紙が無い場合に透明部31iから入射した光が透過しない。よって、用紙が無くなった場合には、発光手段173からの光が包装材30では透過し、表示部33iでは透過しない構成となる。これにより、表示部33iの形状を「用紙切れ」という文字の形にすると、図10に示すように用紙切れの表示を行うことが可能となる。
【0039】
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
【0040】
本実施の形態においては、殆どの構成は実施の形態2と同様であり、同様な部分は説明を省略する。
【0041】
図11は本実施の形態を示す断面図、図12は本実施の形態を示すブロック図、図13は本実施の形態のフローチャートある。
【0042】
装置側に受光センサ174と制御手段175を設ける。又、実施の形態2で説明した表示部33iを少なくとも用紙Pよりも高反射率の部材で構成し、形状を透明部31iの投影したものと同形状にする。この構成により装置側の発光手段173からの光が表示部33iで反射し、受光センサ174に到達するようなる。又、用紙が無いときの受光センサ174の出力値をI1
、用紙があるときの受光センサ174の出力値をI2 としたときにI1 >I0>I2 となるような出力値I0 を制御手段175に記憶させておく。
【0043】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0044】
使用者によってプリントを支持されると給紙をスタートする(S0)。その後、発光手段173をONする(S1)。そのときの受光手段174の出力Iが所定の出力値I0
を超えていた場合(S2)、制御手段175が給紙動作を停止する、又、不図示の表示装置に用紙無しを表示し(S3)、給紙動作を終了する(S6)。逆に、受光手段174の出力Iが所定の出力値I0
を超えていない場合(S2)、給紙ローラ114を回転させる(S4)。給紙ローラ114は1回転後停止し(S5)、給紙動作は終了となる(S6)。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、用紙を積載・保存する際の煩雑なユーザ操作が不要となり、用紙が無くなったことを確実に使用者に認識させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における用紙包装材と画像形成装置を表す模式断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1における用紙包装材と画像形成装置を示す模式斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態1における用紙包装材を示す模式斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1における用紙包装材を搬送方向から見た模式断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1における用紙包装材を搬送方向に平行にした模式断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1における用紙包装材に使用する支持部材の模式斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態1における用紙が無いときの模式断面図(a)と模式斜視図(b)である。
【図8】従来の用紙包装材と画像形成装置を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態2における用紙包装材を示す模式断面図である。
【図10】本発明の実施の形態2における用紙が無いときの模式断面図(a)と模式斜視図(b)である。
【図11】本発明の実施の形態3における用紙包装材を示す断面図である。
【図12】本発明の実施の形態3のブロック図である。
【図13】本発明の実施の形態3における給紙動作のフローチャートである。
【符号の説明】
P 用紙
A 用紙搬送方向
1 用紙包装材
20 支持部材
21i 開口部
22i 開口部
30 包装材
31i 透明部
33i 表示部
110 給紙手段
114 給紙ローラ
160 サイドガイド
173 発光手段
174 受光センサ
175 制御手段
176 駆動手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンター等の記録紙搬送で1枚又は積載した用紙を包装材ごと装着する用紙包装材を備えるプリンタシステム関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のプリンターは、図8に示すような印字媒体(以下、用紙)Pを用紙積載部に1枚又は複数枚積載し、画像形成装置の給紙手段で1枚ずつ分離搬送するよう構成されている。
【0003】
しかしながら、最近では、プリンターの用途が多様化し、用紙の種類が増加してきている。この場合、ユーザは目的とする用途に応じて積載する用紙をその都度交換して使用することが一般的で、用紙の種類、物性、形状の違いで、装置側の例えば幅方向を規制するサイドガイドの位置調整或は分離機能の切り換え、用紙面と印字ヘッドの距離を切り換える等の必要がある。更に、用紙交換に伴い積載し、使用する用紙の種類を、接続されたPC側からユーザが変更、設定する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、積載してあった用紙を交換後保存する場合に、用紙全体を支持できる平らな場所を確保する必要があった。
【0005】
又、用紙がインクジェット用のコート紙や光沢紙等であると用紙を交換する際に用紙表面を触ってしまうと指紋が付き、用紙が汚れてしまったり、画像劣化が起きてしまっていた。
【0006】
更に、用紙を給紙装置に積載したままにすると外光のために用紙が劣化してしまっていた。
【0007】
その対策として用紙を包装紙に包まれたまま給紙装置にセットする使用方法を考えた際には、用紙がなくなったことが分からないという問題が発生していた。
【0008】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、用紙が包装紙に包まれたまま給紙装置にセットされても、用紙が無いことを知ることができるプリンタシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、印刷部に用紙を1枚ずつ繰り出す給紙手段を有する記録装置と、前記用紙を1枚若しくは複数枚包む包装材から成る用紙包装材とで構成されるプリンタシステムにおいて、前記記録装置又は前記給紙手段が前記用紙に向かって発光する発光手段を有し、前記包装材の光の透過率が前記用紙の光の透過率より大きく、且つ、前記包装材に包まれたまま前記用紙を前記給紙装置の用紙積載部にセットしたときに、前記包装材の前記用紙積載部と前記用紙の間の前記発光手段に対向する部分に透明部分を設けたことを特徴とする。
【0010】
従って、本発明によれば、用紙が給紙装置に積載されている間、透明部分から外光が入ることはなく、用紙が無くなった後、用紙によって遮られていた発光体からの光が包装材の外周から見えるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は用紙包装材及び画像形成装置であるプリンタの断面図、図2はプリンタの斜視図、図3は用紙包装材の斜視図で説明のために開封後中身を一部取り出し方向に移動してある。図4は矢印Aを逆方向に見た断面図、図5は矢印Aに沿った断面図、図6は支持部材の斜視図、図7は用紙切れを検知した時のプリンタ及び用紙包装材の部分断面図(a)と斜視図(b)である。ここでは、用紙搬送方向を矢印Aで示す。
【0013】
図において、1は用紙包装材、Pは1枚又は複数枚積載された用紙で、ここでは複数枚積載された形態を示している。20は用紙Pが平面方向に変形するのを防ぐ支持部材で、用紙Pよりも剛性の高い厚紙、プラスチックの薄板等で構成されている。支持部材20は、積載用紙Pの上下の面に対向する面21,22と、その2平面を接続する面23で略コの字の断面形状をしており、用紙Pの搬送方向Aの下流側に面した端面21a,22aと、上流側に面した端面21c,21c、又、端面21aと21c、22aと22cを接続する搬送方向Aに平行な端面21b,22bが開放されている。
【0014】
又、支持部材20の幅hと用紙Pの幅Hは、h<Hに設定されている。更に、支持部材20の上面21の一部には、画像形成装置であるプリンタの給紙手段と対向する位置に、表裏を貫通した開口部21gが設けられる。ここで、開口部21gは用紙搬送方向の端面21aと連続した開口形状の構成でも良い。又、下面22に開口部22i、上面21には開口部22iが対向する位置に設けられ、用紙Pが無い場合に上下貫通した開口部が構成される。
【0015】
下面22の用紙P側、即ち給紙手段に対向する側にはクリーナ部材50,51が両面テープ等の粘着材を用いて固定されている。ここで、クリーナ部材50,51は多孔質弾性体のスポンジや紙やすりのように表面が微小な凹凸形状のもの、マジックテープのように微小な弾性体で凹凸を設けて構成される。又、クリーナ部材51の近傍には、この面がクリーナ面であることを識別するクリーナ識別手段22hが例えば高反射率のアルミテープ等を用いて設けられている。
【0016】
30は用紙P及び支持部材20を包む包装材で、紙或はPP、PET等の樹脂フィルム等で、用紙の搬送方向1辺に開口部35を設けた袋形状に構成され、その開放される端面35と接続する端面37側は、繋ぎ目の無い連続した形状で構成されている。又、包装材の37に対向する端面38は、ヒートシールや接着等により繋ぎ目が生じている。
【0017】
又、上面33にはプリンタの給紙手段と対向する位置で且つ支持部材20の上面21に設けられた開口部21gと一致する部分に、表裏を貫通した開口部33gが設けられる。この開口部33gは、搬送方向の開口部35と連続して一体に設けることも可能である。包装材30は、開口部35及び開口部33gの開放と密閉を繰り返せるように、下面31に折り返し部31aが設けられ、折り返し部31aの先端には袋として密閉する際、折り返し部31aを上面33に固定するための粘着材32が設けられ、又、下面31には折り返し部31aを下面31側に折り返した際に当接する粘着材36が設けられる。これにより開口部35,33gは、使用時には開放され、非使用時には密閉される。ここでは、開口部35,33gを折り返し部31aで一体的に開閉するが、各開口部毎に個別の開閉部材を設けることも可能である。
【0018】
更に、包装材30の開口部35の反対側端面には平面部34が設けられ、開口34aが設けられる。これはこの用紙包装材1を販売する際に商品展示用のフックに引っ掛け、吊り下げる場合に使用される。40は付勢部材としてのスポンジで、支持部材20の面23と包装材30の間に設けられ、包装材30内で、用紙Pと支持部材20を端面34側に付勢する。この付勢力により包装材30の折り返し部31aを開放した状態で、開放端面35を下にした場合でも、用紙P及び支持部材21が包装材30内に留まり、ずれ落ちない。
【0019】
又、包装材30の外側面には各種取り扱い上の説明事項(例えば、内容物の説明、操作説明等)の印刷部33kが設けられる。特に、後述する画像形成装置に包装材ごと装着した場合に、装置外部から目視できる位置に印刷部33kが設けられる。
【0020】
又、上面33の折り返し部31aを開いた際に露出する部分には、パック識別手段33hとして内部に収容する用紙Pの各種設定値をバーコード等で印刷してある。下面31の用紙面積と重なる部分で支持部材20に設けられた開口部21i,22iと対向する位置には、透明部31i、これと対向する上面33の内側には表示部33iが設けられる。ここで、包装材30の光透過率>用紙Pの光透過率に設定されており、用紙があるときには透明部31iから入射した光が透過せず、用紙が無いときには透明部31iから入射した光が透過する。この構成により、用紙が無くなったときには透明部31iから入射した光を使用者が目視することができ、よって、用紙が無くなったことを確認することが可能となる。
【0021】
次に、上記用紙包装材1を使用した画像形成装置であるプリンタについて説明する。
【0022】
プリンタ100の用紙給紙部110において、111はベースで用紙の搬送方向を規制するガイド部111aと分離手段である分離土手111bを備え、更に搬送方向上流側には用紙包装材1を装着した際に開口34aと係合するフック117が設けられ、不図示のシャーシに固定される。ベース111上に用紙積載部である圧板112が112aで回動軸支され、ばね113で矢印B方向に付勢される。
【0023】
又、圧板112上を矢印H方向に往動可能なサイドガイド160が設けられ、用紙Pの搬送方向を規制する。114は給紙手段である給紙ローラで、ベース111に回動軸支され、不図示の駆動手段及び制御手段で矢印C方向に回動される。又、給紙ローラ114は、半月状断面で構成され、同軸上に構成されたカム機構(不図示)により、ローラ円筒部に対して圧板112が接し、非円筒部では接しないように圧板112の回動位置を規制する。
【0024】
131は搬送ローラ、134は排紙ローラで、不図示のシャーシに回動軸支される。又、132はピンチローラでガイド部材133に回動軸支される。更に、ガイド部材133は、133aで不図示のシャーシに回動支され、付勢手段136でピンチローラ132を搬送ローラ131に圧接する方向に付勢する。135は拍車で、不図示のシャーシに回動軸支され、不図示の付勢手段で排紙ローラ134に圧接される。ここで、搬送ローラ131、排紙ローラ134は、不図示の駆動系によって矢印E,F方向に回転され、用紙Pを矢印D方向に搬送する。
【0025】
151は印字ヘッド、152はプラテンで、印字ヘッド151は矢印H方向に往動するよう構成され、プラテン152上に搬送された用紙P表面にインクを吐出し画像を形成する。又、170はパック検知センサで、前述のパック識別手段33hと対向する位置に設けられ、又、171はクリーナ検知センサで前述のクリーナ識別手段22hと対向する位置に設けられる。
【0026】
173は前記用紙包装材1の下面31の透明部31iに対向する位置に設けられた発光手段であり、圧板112に係合された基板177上に設置されている。発光手段173は、例えば、LED等の発光素子で構成され、特に赤や黄色であれば、使用者に視覚的に気が付かれ易く好ましい。又、この発光手段173は、プリンタ使用時には常時点灯しているか、又は後述の用紙検知センサ(不図示)等により用紙が無いことをプリンタ100が検知したときにだけ点灯するようにしても良い。前述のように、用紙が無い場合に発光手段173からの光が透明部31i、開口部22i,21iを経てユーザが用紙無しを認識できる構成になっている。
【0027】
次に、印刷に先立って、プリンタの圧板111上に用紙を積載する操作及び動作を説明する。
図5(a)において、用紙包装材1の折り返し部31aを開くために、粘着材32を上面33から剥がし、矢印G方向に折り返すことで図5(b)のように開口部35を形成する。このとき、包装材30の上面33の開口部33gと支部材20の上面21の開口部21gが上面方向に開放され、開口部33g,21gを通して用紙Pの最上面が露出する。
【0028】
この状態のままの用紙包装材1をプリンタ100の用紙積載部である圧板112上に装着し、サイドガイド160を矢印H方向に移動し、用紙包装材1全体をガイド111aに沿わせる。このとき、裏面34側に折り返した粘着材32が圧板112に貼り付き、包装材30の位置、特にA方向の位置を規制する。この構成は、用紙包装材1の平面部34に設けた開口34aをベース111のフック117に引っ掛けるように構成しても良い。
【0029】
又、粘着材32の代わりにマジックテープ、或は直線的な切り込みとそこに差し込むベロ形状等でも可能である。この状態で包装材の開口部33g、支持部材の開口部21gは、プリンタの給紙手段である給紙ローラ114と対向する位置に配置される。
【0030】
以上述べたような開封からプリンタへの装着手順、装着方向等は用紙包装材1の上面33に印刷等によって表示した33kを設けることでユーザの操作性が向上する。更に、装置への装着状態において可読となる方向及び位置に表示するとより分かり易くなる。
【0031】
用紙包装材1が装着された時点でプリンタに電源が入っていると、包装材上面のパック識別手段33hがプリンタのパック検知センサ170と対向しており、検知信号がパック検知センサ170から不図示の制御手段に送られ、各種設定が行われる。例えば、用紙種類、用紙サイズ、用紙種類に対する画像処理方法、各種表示、制限事項等が設定される。これによって、ユーザが印刷時に設定しなければならない各種設定を自動化している。
【0032】
次に、印刷における動作について説明する。
【0033】
不図示のPCから印刷命令が送られると、プリンタの不図示の制御手段により給紙動作が開始される。先ず、不図示の駆動手段により給紙ローラ114が矢印C方向に回転し、給紙ローラ114の円筒部が用紙Pに対向する位置に来ると、不図示のカムにより圧板112がばね113の作用で矢印B方向に回動し、包装材上面の開口部33g、支持部材上面の開口部21gを通して用紙P最上面と給紙ローラ114が圧接する。
【0034】
最上位の用紙Pは、矢印D方向に搬送されるが、このとき、複数枚移動した場合には、分離手段である分離土手111bの効果で最上位1枚のみが搬送可能となる。給紙ローラ114の上流にある用紙検知センサ(不図示)により用紙の先端を検知し、給紙ローラ114の1回転後、搬送ローラ131とピンチローラ132、排紙ローラ134と拍車135によって矢印D方向に搬送され、その間に印字ヘッド151の矢印H方向の往復移動とインク吐出により、用紙P上に画像を形成し、最終的に排紙ローラ134、拍車135によってプリンタ外に排紙される。給紙ローラ114が1回転しても、用紙検知センサが用紙の先端を検知しなければ、用紙が無いということで前述のように発光手段173を点灯させたり、又、不図示の表示手段にエラーメッセージを出すことができる。
【0035】
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
【0036】
本実施の形態においては、殆どの構成は実施の形態1と同様であり、同様な部分は説明を省略する。
【0037】
図9は本実施の形態を示す断面図、図10は用紙が無くなったときの用紙包装材と装置の斜視図である。
【0038】
透明部31iと対向する上面33の内側に表示部33iを設ける。表示部33iは、上面33の外側から見た場合に可読な文字、記号等の形状で構成されている。又、包装材30の光透過率>表示部33iの光透過率に設定されており、表示部33iは、用紙が無い場合に透明部31iから入射した光が透過しない。よって、用紙が無くなった場合には、発光手段173からの光が包装材30では透過し、表示部33iでは透過しない構成となる。これにより、表示部33iの形状を「用紙切れ」という文字の形にすると、図10に示すように用紙切れの表示を行うことが可能となる。
【0039】
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
【0040】
本実施の形態においては、殆どの構成は実施の形態2と同様であり、同様な部分は説明を省略する。
【0041】
図11は本実施の形態を示す断面図、図12は本実施の形態を示すブロック図、図13は本実施の形態のフローチャートある。
【0042】
装置側に受光センサ174と制御手段175を設ける。又、実施の形態2で説明した表示部33iを少なくとも用紙Pよりも高反射率の部材で構成し、形状を透明部31iの投影したものと同形状にする。この構成により装置側の発光手段173からの光が表示部33iで反射し、受光センサ174に到達するようなる。又、用紙が無いときの受光センサ174の出力値をI1
、用紙があるときの受光センサ174の出力値をI2 としたときにI1 >I0>I2 となるような出力値I0 を制御手段175に記憶させておく。
【0043】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0044】
使用者によってプリントを支持されると給紙をスタートする(S0)。その後、発光手段173をONする(S1)。そのときの受光手段174の出力Iが所定の出力値I0
を超えていた場合(S2)、制御手段175が給紙動作を停止する、又、不図示の表示装置に用紙無しを表示し(S3)、給紙動作を終了する(S6)。逆に、受光手段174の出力Iが所定の出力値I0
を超えていない場合(S2)、給紙ローラ114を回転させる(S4)。給紙ローラ114は1回転後停止し(S5)、給紙動作は終了となる(S6)。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、用紙を積載・保存する際の煩雑なユーザ操作が不要となり、用紙が無くなったことを確実に使用者に認識させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における用紙包装材と画像形成装置を表す模式断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1における用紙包装材と画像形成装置を示す模式斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態1における用紙包装材を示す模式斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1における用紙包装材を搬送方向から見た模式断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1における用紙包装材を搬送方向に平行にした模式断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1における用紙包装材に使用する支持部材の模式斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態1における用紙が無いときの模式断面図(a)と模式斜視図(b)である。
【図8】従来の用紙包装材と画像形成装置を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態2における用紙包装材を示す模式断面図である。
【図10】本発明の実施の形態2における用紙が無いときの模式断面図(a)と模式斜視図(b)である。
【図11】本発明の実施の形態3における用紙包装材を示す断面図である。
【図12】本発明の実施の形態3のブロック図である。
【図13】本発明の実施の形態3における給紙動作のフローチャートである。
【符号の説明】
P 用紙
A 用紙搬送方向
1 用紙包装材
20 支持部材
21i 開口部
22i 開口部
30 包装材
31i 透明部
33i 表示部
110 給紙手段
114 給紙ローラ
160 サイドガイド
173 発光手段
174 受光センサ
175 制御手段
176 駆動手段
Claims (3)
- 印刷部に用紙を1枚ずつ繰り出す給紙手段を有する記録装置と、前記用紙を1枚若しくは複数枚包む包装材から成る用紙包装材とで構成されるプリンタシステムにおいて、
前記記録装置又は前記給紙手段が前記用紙に向かって発光する発光手段を有し、前記包装材の光の透過率が前記用紙の光の透過率より大きく、且つ、前記包装材に包まれたまま前記用紙を前記給紙装置の用紙積載部にセットしたときに、前記包装材の前記用紙積載部と前記用紙の間の前記発光手段に対向する部分に透明部分を設けたことを特徴とするプリンタシステム。 - 前記包装材の前記用紙の最上位に対向する部分で、且つ、前記透明部分の投影部分に、前記包装材よりも光の透過率の低い材料で文字や模様を入れたことを特徴とする請求項1記載のプリンタシステム。
- 前記記録装置又は前記給紙手段に前記発光手段からの反射光を受光する受光手段が配置され、前記包装材の前記用紙の最上位に対向する部分で、且つ、前記透明部分の投影部分に前記用紙と反射率の異なる材料を使用していることを特徴とする請求項1記載のプリンタシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002300653A JP2004136990A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | プリンタシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002300653A JP2004136990A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | プリンタシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004136990A true JP2004136990A (ja) | 2004-05-13 |
Family
ID=32449276
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002300653A Pending JP2004136990A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | プリンタシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004136990A (ja) |
-
2002
- 2002-10-15 JP JP2002300653A patent/JP2004136990A/ja active Pending
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