JP2004136151A - アオコの除去方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】除去対象のアオコの存在する水域の単位体積あたりのクロロフィルa量を求める工程;該クロロフィルa量に基づいて添加すべき酸化マグネシウム粉末、水酸化マグネシウム粉末、酸化カルシウム粉末、水酸化カルシウム粉末、及びドロマイト仮焼物粉末よりなる群から選ばれたアルカリ土類金属化合物粉末の量を決定する工程;そして該粉末を決定された量にて該水域に添加する工程からなるアオコの除去方法。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダム湖や湖沼あるいはプールなどの閉鎖性貯水域にて発生したアオコを除去する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
閉鎖性貯水域のダム湖や湖沼では、富栄養化に起因してアオコの異常発生などの環境悪化が累進的に加速している。アオコの異常増殖は水面を緑色に覆って、著しく景観を損なうのみならず、水生生物の生息に悪影響を及ぼす。そればかりではなく、アオコには、「Microcytin」という毒素を生成するものもあり、浄水処理後の飲料水を通して人の健康をも損なうことがあることが報告されている。
【0003】
アオコが発生した水域からアオコを除去する方法としては、従来より、水とアオコとを物理的に分離してアオコを回収廃棄する方法、そして生物学的処理法や紫外線照射法によりアオコを水中で分解する方法が知られている。また、生物学的処理法や紫外線照射法と、アオコの栄養源として特に問題となるリンをリン酸マグネシウムとして水中で固定する方法とを併用するアオコの除去方法も知られている(特許文献1、特許文献2を参照)。
【0004】
特許文献1には、アオコが発生した水域中の水をマグネシウムイオン供給剤と接触させる処理法と生物学的処理法とを組み合わせる方法が開示されている。マグネシウムイオン供給剤としては、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、及び炭酸マグネシウムが例示されている。
【0005】
特許文献2には、アオコが発生した水域中の水をマグネシウムイオン供給剤と接触させる処理法と生物学的処理法と紫外線照射法とを組み合わせる方法が開示されている。この特許文献2にも、マグネシウムイオン供給剤として、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、及び炭酸マグネシウムが例示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−52498号公報
【特許文献2】
特開平8−257591号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
アオコを水から回収廃棄する方法は、回収したアオコを廃棄するための工程あるいは大規模な装置が必要となる。一方、生物学的処理法や紫外線照射法によりアオコを水中で分解する方法では、その実施のための大規模な装置やその運転のコストが高い。従って、本発明の課題は、大規模な装置を用いずに、アオコの存在する水域からアオコを除去する技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、アオコが発生した水域に、特定のアルカリ土類金属化合物粉末を添加して、アルカリ土類金属化合物粉末と共にアオコを水中に沈降させると、アオコを効率よく分解することができることを見出した。さらに、アルカリ土類金属化合物粉末の添加量を、アオコの除去対象となる水域の単位体積あたりのクロロフィルa量に基づいて決めることによって、過剰の粉末を添加することなく、除去対象のアオコの大部分を水中に沈降させることができることを確認して本発明に到達した。
【0009】
本発明は、除去対象のアオコの存在する水域の単位体積あたりのクロロフィルa量を求める工程;該クロロフィルa量に基づいて添加すべき酸化マグネシウム粉末、水酸化マグネシウム粉末、酸化カルシウム粉末、水酸化カルシウム粉末、及びドロマイト仮焼物粉末よりなる群から選ばれたアルカリ土類金属化合物粉末の量を決定する工程;そして該粉末を決定された量にて該水域に添加する工程からなるアオコの除去方法にある。
【0010】
本発明のアオコの除去方法の好ましい態様を、以下に示す。
(1)上記アルカリ土類金属化合物粉末の添加を、該水域の水面への散布により行なう。
(2)上記アルカリ土類金属化合物粉末の添加を、該粉末をあらかじめ水に分散させた懸濁液とし、該懸濁液を該水域の水面もしくはその近傍に注入することにより行なう。
(3)除去対象の水域へのアルカリ土類金属化合物粉末の添加を、単位体積あたりのクロロフィルa量1μgに対して0.1〜2.0mgの範囲の値となる量にて行なう。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明のアオコ除去方法は、除去対象のアオコの存在する水域に、その単位体積あたりのクロロフィルa量に基づいて決定した量のアルカリ土類金属化合物粉末を添加することを主な特徴の一つとしている。
【0012】
クロロフィルaは、アオコの細胞に含まれている生体物質の一つである。すなわち、本発明では、除去対象となるアオコの存在量をクロロフィルa量として把握して、アルカリ土類金属化合物粉末の添加量を決定する。アオコの存在量を把握する方法として、例えば、水の濁度、透視度、あるいはろ過残渣量を用いる方法も考えられる。しかし、これらの方法では、土砂などのクロロフィルaを持たない物質によっても測定値が変動するため、アオコの存在量を的確に把握することは難しい。
【0013】
本発明の除去対象のアオコが存在する水域には、特に制限はない。その代表的な例としては、アオコが発生したダム湖や湖沼あるいはプールなどの閉鎖性貯水域を挙げることができる。
【0014】
本発明では、アルカリ土類金属化合物粉末として、酸化マグネシウム粉末、水酸化マグネシウム粉末、酸化カルシウム粉末、水酸化カルシウム粉末、及びドロマイト仮焼物粉末を用いる。これらは、単独でも組み合わせても用いることができる。
【0015】
酸化マグネシウム粉末としては、マグネサイト(菱苦土鉱)、ブルーサイト(水滑石)、あるいは海水から得た水酸化マグネシウムを焼成することによって得た酸化マグネシウムの塊状物を、適宜粉砕して、粉末状としたものを用いることができる。
【0016】
水酸化マグネシウム粉末としては、上記の酸化マグネシウム粉末を水和させて得たもの、またはブルーサイト(水滑石)もしくは海水から得た水酸化マグネシウムの塊状物を、適宜粉砕して、粉末状としたものを用いることができる。
【0017】
酸化カルシウム(生石灰)粉末としては、炭酸カルシウム(石灰)を公知の方法により焼成して得た酸化カルシウムの塊状物を、適宜粉砕して、粉末状としたものを用いることができる。
【0018】
水酸化カルシウム(消石灰)粉末としては、酸化カルシウムを公知の方法により水和(消化)して得た水酸化カルシウムの塊状物を適宜粉砕して、粉末状としたものを用いることができる。
【0019】
ドロマイト仮焼物粉末としては、天然ドロマイトの塊状物を700〜1200℃の温度で焼成(仮焼)して得た仮焼物を適宜粉砕して、粉末状にしたものを用いることができる。
【0020】
アルカリ土類金属化合物粉末の粒子径は、添加する水域の水深やpHにより、その最適値は異なるが、レーザ回折法による平均粒子径として、1〜30μmの範囲にあることが好ましく、1〜15μmの範囲にあることがより好ましい。
【0021】
本発明で用いるアルカリ土類金属化合物粉末は、いずれも比重が水よりも大きく、水への溶解速度が遅い。このため、アルカリ土類金属化合物粉末をアオコが発生した除去対象水域に散布などの方法で添加して、その粉末をアオコに付着させることにより、アオコを効率よく水中に沈降させることができる。
【0022】
本発明で用いるアルカリ土類金属化合物粉末はまた、いずれも水中にて序々にアルカリを溶出する。除去対象水域に添加したアルカリ土類金属化合物粉末からアルカリが溶出すると、その周囲の水質が弱アルカリ性(pH:8.0〜9.5)となり、その水中もしくは底泥に生息している好気性微生物が活性となる。この微生物の活性化により、アオコの分解が促進される。
【0023】
本発明のアオコの除去方法は、除去対象のアオコの存在する水域の単位体積あたりのクロロフィルa量を求める工程、そのクロロフィルa量に基づいて添加すべきアルカリ土類金属化合物粉末の量を決定する工程、そしてその粉末を決定された量にて除去対象の水域に添加する工程からなる。
【0024】
単位体積あたりのクロロフィルa量は、除去対象のアオコの存在する水域の体積と、その水域のクロロフィルa濃度とを乗じることにより算出する。除去対象のアオコの存在する水域の体積は、アオコの除去対象となる水域の面積と、その深さとを乗じることにより算出する。但し、除去対象の水域において、アオコが主に水面側に存在し、底側にはほとんど存在しない場合には、水域の表層(水面からの深さが10cm以下の領域)のクロロフィルa濃度に対して所定の値(通常は、10%)となるクロロフィルa濃度を示す深さを、水域の深さとしてもよい。クロロフィルa濃度は、除去対象の水域の二点以上から採取した水のクロロフィルa濃度の平均値とすることが好ましい。
【0025】
アルカリ土類金属化合物粉末の添加量は、上述の通り単位体積あたりのクロロフィルa量に基づいて決定する。具体的には、単位体積あたりのクロロフィルa量のほか、季節、天候、水のpH、及び水温などを考慮して決定する。アルカリ土類金属化合物粉末の添加量は、一般に、単位体積あたりのクロロフィルa量1μgに対して0.1〜2.0mgの範囲、好ましくは0.2〜1.0mgの範囲の値となる量である。
【0026】
アルカリ土類金属化合物粉末の添加方法には、特に制限はない。例えば、粉末の状態のまま水域の水面への散布してもよいし、粉末をあらかじめ水に分散させた懸濁液とし、懸濁液を水域の水面もしくはその近傍に注入することにより行なってもよい。
【0027】
アルカリ土類金属化合物粉末の添加と同時もしくはその添加の直後に、添加した粉末を均一に分散させるために、除去対象水域の水面を撹拌羽根などを用いて撹拌しもよい。
【0028】
本発明の方法では、除去対象水域の底泥周囲の水質を弱アルカリ性にすることができるので、次に述べるような効果も有する。
(1)底泥に生息する好気性微生物が活性となるので、アオコ以外の有機物の分解も促進され、ヘドロが減少する。
(2)有機物の分解により発生するアンモニアの酸化が促進されるので、除去対象水域のアンモニア濃度が低減する。
(3)鉄、マンガンなどの重金属が水酸化物として固定されるので、除去対象水域の重金属濃度が低減する。
(4)嫌気性微生物が不活性となるので、硫化水素、アンモニア、及び低級脂肪酸類(特に、メタン)が発生しにくくなる。
【0029】
(5)アルカリ土類金属化合物粉末として、酸化マグネシウム粉末、水酸化マグネシウム粉末、及びドロマイト仮焼物粉末を用いた場合には、リンがリン酸マグネシウムとして固定され、除去対象水域のリン濃度が低減する。
【0030】
本発明の方法では、アルカリ土類金属化合物粉末の添加と同時に、もしくはその添加の前後に、除去対象水域の底泥に曝気を実施してもよい。この曝気を併用する方法は、底泥に生息する好気性微生物が活性化が進み、有機物(アオコを含む)の分解がさらに促進されるので、好ましい方法である。
【0031】
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明する。
なお、本実施例に記載の単位体積あたりのクロロフィルa(Chl.a)量(Chl.a濃度)は、下記の方法により測定した値である。
【0032】
[Chl.a濃度の測定]
採取したアオコを含む水(試料水)をグラスファイバーろ紙(GF/C)でろ過し、次いでアオコが残留したGF/Cを密栓付試験管に入れ、これに90%(体積/体積)メタノールを定量加えて、水浴で30分間、70℃に加温して、Chl.aを抽出する。この抽出液の一部を吸光度測定用のセルに入れ、750nm、665nm、645nm、及び630nmにおける吸光度を分光光度計を用いて測定し、次式(1)によりChl.a濃度(μg/L)を算出する(出典:岩見徳雄(1999)、微小動物の補食作用を利用した藍藻類Microcystisの増殖抑制に関する研究、博士論文、筑波大農学研究室)。
【0033】
【数1】
式(1)
Chl.a濃度=(11.6×D665−1.3×D645−0.14×D630)×V/Vf×1/L
[ここで、D665は、(665nmにおける抽出液の吸光度)−(750nmにおける抽出液の吸光度)であり、D645は、(645nmにおける抽出液の吸光度)−(750nmにおける抽出液の吸光度)であり、D630は、(630nmにおける抽出液の吸光度)−(750nmにおける抽出液の吸光度)であり、Vは、抽出液の総量(mL)であり、Vfは、試料水の量(L)であり、Lは、セルの光路長(cm)である。]
【0034】
[実施例1]アオコの沈降実験
(1)アオコを含む水性試料のChl.a濃度の測定
あらかじめ採取したアオコを含む水性試料について、上記の方法でChl.a濃度を測定した。その結果、Chl.a濃度は、755μg/Lであった。
【0035】
(2)アオコの沈降率の測定
上記のアオコを含む水性試料1Lを、アクリル製容器(内径60mm、高さ500mm)に注入した。次いで、その水性試料に、水酸化マグネシウム粉末(平均粒子径:2.0μm)を、水性試料のChl.a量1μgに対して0.1〜1.2mgの範囲となる量にて、その量を変えて添加した。そして、容器を振盪して、水を懸濁させた後、2時間静置した。
【0036】
次いで、水酸化マグネシウム粉末添加水性試料を目視観察したところ、透明な水(上澄み水)の層とアオコが沈降濃縮した黒緑色の水の層の二層に分離していた。一方、Chl.a量1μgに対する水酸化マグネシウム粉末の添加量が0.6mg未満のものでは、上澄み水にアオコの一部が集積(凝集)して浮かんでいた。
【0037】
上記の二層に分離した水性試料を上澄み水と黒緑色水とに分離し、黒緑色水の体積(L)とそのChl.a濃度(μg/L)とを測定し、下記の式(2)により、アオコの沈降率を算出した。その結果を、図1に示す。なお、図1において、横軸は、Chl.a量1μgに対する水酸化マグネシウム粉末の添加量(mg)を示し、縦軸は、アオコの沈降率(%)を示す。
【0038】
【数2】
(式2)
アオコの沈降率(%)=黒緑色水の体積(L)×黒緑色水のChl.a濃度(μg/L)/水酸化マグネシウム粉末添加前の水性試料のChl.a量(すなわち、755μg)×100
【0039】
[比較例1]
アオコを含む水性試料に、水酸化マグネシウム粉末を加えない以外は、実施例1と同じ操作を行なった。アオコの沈降率を、図1に示す。
【0040】
[実施例2]アオコの分解実験1
アクリル製容器(内径60mm、高さ500mm)の底に、あらかじめ好気性微生物が生息する泥を敷き詰めて、これに実施例1にて用いたものと同じ場所から採取した水性試料(Chl.a濃度:755μg/L)1Lを注入した。次いで、その水性試料に、水酸化マグネシウム粉末を0.565g(Chl.a量1μgに対して0.75mg)添加した。そして、容器を振盪して、水を懸濁させた後、好気・照度300Lux12時間明暗周期にて温度30℃の条件下で12日間静置した。
【0041】
静置後の水性試料を目視観察したところ、アオコの大部分が消失して、ほぼ透明な水となっていた。この水性試料の全量を容器から取り出して、Chl.a濃度(μg/L)を測定し、下記の式(3)によりアオコの分解率(%)を算出した。その結果を表1に示す。
【0042】
【数3】
(式3)
アオコの分解率(%)=12日間静置後の水性試料のChl.a濃度(μg/L)/水酸化マグネシウム粉末添加前の水性試料のChl.a濃度(すなわち、755μg/L)×100
【0043】
[実施例3]アオコの分解実験2
アクリル製容器の底に好気性微生物を含む泥を敷き詰めない以外は、実施例2と同じ操作を行なった。12日間静置後の水性試料を目視観察したところ、水中にはアオコはほとんど存在しないが、底部には茶褐色に変色したアオコと緑色のアオコとが堆積していた。
この水性試料の全量(堆積しているアオコを含む)を容器から取り出して、そのChl.a濃度を測定し、アオコの分解率(%)を算出した。その結果を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】
表1の結果から、アオコの存在する水に水酸化マグネシウム粉末を添加することにより、アオコの分解が促進されることが分かる。特に、好気性微生物を含む泥の存在下では、アオコの分解率が高くなることが分かる(実施例2)。
【0046】
【発明の効果】
本発明を利用することによって、大規模な装置を用いることなく、アオコの存在する水域からアオコを除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1及び比較例1にて測定したアオコの沈降実験の結果である。
Claims (4)
- 除去対象のアオコの存在する水域の単位体積あたりのクロロフィルa量を求める工程;該クロロフィルa量に基づいて添加すべき酸化マグネシウム粉末、水酸化マグネシウム粉末、酸化カルシウム粉末、水酸化カルシウム粉末、及びドロマイト仮焼物粉末よりなる群から選ばれたアルカリ土類金属化合物粉末の量を決定する工程;そして該粉末を決定された量にて該水域に添加する工程からなるアオコの除去方法。
- 上記アルカリ土類金属化合物粉末の添加を、該水域の水面への散布により行なうことを特徴とする請求項1に記載のアオコの除去方法。
- 上記アルカリ土類金属化合物粉末の添加を、該粉末をあらかじめ水に分散させた懸濁液とし、該懸濁液を該水域の水面もしくはその近傍に注入することにより行なうことを特徴とする請求項1に記載のアオコの除去方法。
- 除去対象の水域へのアルカリ土類金属化合物粉末の添加を、単位体積あたりのクロロフィルa量1μgに対して0.1〜2.0mgの範囲の値となる量にて行なうことを特徴とする請求項1に記載のアオコの除去方法。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2008239516A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Hiroto Maeda | 赤潮発生防止方法 |
JP2017106807A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | 株式会社東芝 | 異臭推定装置、異臭推定システム、異臭推定方法及び異臭推定プログラム |
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2002
- 2002-10-15 JP JP2002300753A patent/JP4101603B2/ja not_active Expired - Lifetime
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