JP2004135143A - 設備機器の管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】給湯・空調・暖房などの設備機器のメンテナンスにおいて、顧客側からの要請により、監視センターからの遠隔点検を可能にすること。
【解決手段】センター装置2の電話器3は、公衆通信回線7を介し、さらに顧客側の回線制御装置4を介し室内の電話器5、文字情報を表示するリモコン部27と品番情報を記憶する端末設備機器6とに接続されている。これによって顧客側から連絡があればセンターから遠隔の適切な点検を実施することが可能となり、又その点検結果の状況についても顧客と対話可能で、かつメンテナンスの結果をリモコン部で知らせることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】センター装置2の電話器3は、公衆通信回線7を介し、さらに顧客側の回線制御装置4を介し室内の電話器5、文字情報を表示するリモコン部27と品番情報を記憶する端末設備機器6とに接続されている。これによって顧客側から連絡があればセンターから遠隔の適切な点検を実施することが可能となり、又その点検結果の状況についても顧客と対話可能で、かつメンテナンスの結果をリモコン部で知らせることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅に設置されリモコンを有した空調設備や給湯、暖房設備機器などのメンテナンスを行う設備機器の管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の技術について図5を参照しながら説明する。図に示すように、電気やガスを使用したエアコンや給湯機などの設備機器19と、それらの設備機器19内部に設けられた異常検出手段とモデム18(電話回線に異常情報のデータを送出する変復調)と、それらの情報を24時間監視する監視センターとを有している。
【0003】
機器に異常が発生すれば、その時点で、機器の異常検出手段からモデムに情報が入力され電話回線を通じて監視センターに即時情報が伝えられるシステムであり、即時メンテナンス活動ができ顧客側のシステムダウン時間を最小にすることができるとともに、メンテナンス結果をすみやかに顧客に知らせることを目的としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成における異常判断は、設備機器内部の異常検出手段とあらかじめプログラムされている異常と判断できる判断基準にもとづいて判断し、判断結果を設備機器側から監視センターに通報するようになっている。
【0005】
例えば、機器本体の温度が異常に高い場合は、機器本体の異常温度検出センサーによる作動で異常として通報する。しかしながら異常温度になる要因として例えば温度コントロールをおこなう制御部が異常なのか、異常温度検出センサーの誤動作なのかまでの判断はおこなわれていない。このように異常の判断はあらかじめ設置機器内に組み込まれている判断基準でおこなわれており、設備機器のより多くの種類の異常を検出することは異常検出手段の規模も大きくなり、コスト負担も増大する。また異常の結果をすみやかに顧客に知らせる特別な手段は有していない。
【0006】
本発明は上記課題を解決するもので、その目的は、使用者からの連絡により、監視センターから遠隔の点検をおこなうことを可能にし。点検結果の状況についてもユーザと対話可能でかつメンテナンス結果を文字情報ですみやかに顧客に知らせることが可能な設備機器の管理装置を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、公衆通信回線を介して顧客と対話する電話器と、公衆通信回線を介してデータ通信をおこなう送受信手段と、送受信手段の開始を顧客に知らせる特定信号発信手段と、電話器と送受信手段とを切り替えるセンター回線制御手段と、設備機器のメンテナンス用シーケンスデータ、メンテナンス結果データ及び顧客管理データを保有するデータ蓄積手段と、それらを制御するセンター制御手段とを有するセンター装置と、センター装置のメンテナンス用シーケンスを一時記憶する記憶手段と、品番情報を記憶する記憶手段2と、メンテナンスシーケンスを実行する主制御手段と、端末設備機器の温度設定、運転/停止などの操作をおこない運転状態を表示するリモコン部とを有する端末設備機器と、公衆通信回線を介して、センターと通話する宅内電話器と、端末設備機器との接続制御手段、端末設備機器の通信手段から送られる点検情報および実使用情報を受信する送受信部と、センター装置からの特定信号による点検指示により端末設備機器の点検指示を送出する特定信号受信手段と、宅内電話器の呼出しをおこなう呼び出し信号発生部を有する回線制御装置を設けたものである。
【0008】
本発明によれば、センター装置の最新のメンテナンス用シーケンスを端末設備機器で実行でき、端末設備機器の品番情報からメンテナンスを適切かつ迅速におこなうとともに、メンテナンス結果を端末設備機器のリモコン部ですみやかに顧客に知らせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に係る発明は、端末設備機器の異常時に異常原因を診断するプログラムを公衆通信回線を介して端末設備機器に転送して診断をおこなうとともに異常の原因をすみやかに顧客にファックスで知らせるセンター装置とセンターからの点検プログラムを実行できる端末設備機器と、センター装置と端末設備機器の間に介在し、公衆通信回線を顧客側の電話機および端末設備機器のどちらかに接続する回線制御装置とからなる設備機器の監視装置である。
【0010】
また、請求項2に係る発明は、公衆通信回線を介して顧客と対話する電話器と、公衆通信回線を介してデータ通信をおこなう送受信手段と、送受信手段の開始を顧客に知らせる特定信号発信手段と、電話器と前記送受信手段とを切り替えるセンター回線制御手段と、端末設備機器のメンテナンス用シーケンスデータ、メンテナンス結果データ及び顧客管理データを保有するデータ蓄積手段と、それらを制御するセンター制御手段とを有するセンター装置と、センター装置のメンテナンス用シーケンスを一時記憶する記憶手段と、品番情報を記憶する記憶手段2と、メンテナンスシーケンスを実行する主制御手段と、端末設備機器の温度設定、運転/停止などの操作をおこない運転状態を表示するリモコン部とを有する端末設備機器と、前記公衆通信回線を介して、センターと通話する宅内電話器と、端末設備機器との接続制御手段、端末設備機器の通信手段から送られる点検情報および実使用情報を受信する送受信部と、センター装置からの特定信号による点検指示により端末設備機器の点検指示を送出する特定信号受信手段と、宅内電話器の呼出しをおこなう呼び出し信号発生部を有する回線制御装置とからなる。
【0011】
【実施例】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】
(実施例1)
以下、本発明の実施例1について図1〜図4を参照しながら説明する。図1に設備機器の管理装置のブロック構成図を示す。図1においてセンター装置2の電話器3は、公衆通信回線7を介し、さらに顧客側の回線制御装置4を介し宅内の電話器5、ファックス25及び端末設備機器6とに接続されている。
【0013】
図2にセンター装置2のブロック構成図を示す。データ蓄積手段9は記憶装置からなり、あらかじめ登録された顧客管理情報、端末設備機器の機種情報、それぞれの機種に対するメンテナンス用シーケンスのデータ、メンテナンスの結果情報などを有している。日常的には新たなメンテナンスシーケンスの付加も可能である。センター回線制御手段11は、公衆通信回線を介して顧客と故障状況を対話する電話器3と、端末設備機器6の点検開始時に回線制御装置を点検動作に切替えると同時に顧客に点検開始を知らせる為の可聴音を発信する特定信号発信手段12と、端末設備機器のメンテナンス用シーケンスデータの送出および端末設備機器の情報受信をおこなう送受信手段8とを切替える。
【0014】
図3に顧客側の回線制御装置4と端末設備機器6のブロック構成図を示す。回線制御部16は、宅内電話器5と呼び出し信号発生部19と送受信部18を切り替える。
【0015】
特定信号受信部17は、センター装置内の特定信号発信手段から発信される可聴音を認識して回線制御部に点検指示をおこない、回線制御部は公衆通信回線7を呼び出し信号発生部19および宅内電話器5側の接続を送受信部18側に切替える。また回線制御部16はセンター装置から点検終了の終了電文を受信すると公衆通信回線7を呼び出し信号発生部19および宅内電話機5側に切替える。呼び出し信号発生部19は点検終了時に宅内電話機に対し可聴音を送出し顧客を呼び出すためのものである。この時点で顧客が電話機を介してセンター装置側と故障状況ならびに点検結果のいついて対話することができる。端末設備機器の主制御部22の記憶部21は、センターからのメンテナンスシーケンスすなわち端末設備機器の点検プログラムのデータを取り込むものであり、例えばセンサーの点検のために熱源を停止した状態でセンサーの出力を確認したりするシーケンスを含むプログラムデータである。このプログラムデータに基づいて端末設備機器が運転される。26は記憶手段2で設備機器の機種・品番が記憶されており、センター装置に知らせることによりセンター装置側ではその機種に該当するメンテナンス用シーケンスデータを端末設備機器側に送信する。27はリモコン部で端末設備機器の運転/停止などの操作が可能である。また液晶などの表示部を有しセンターからの点検結果を文字表示することができる。23は熱源器、28はセンサーである。なお、図4は、設備機器の管理装置の動作を説明する図であり、図から明かのように、機器の異常発生から点検終了までの間の、顧客側の操作とセンター側の処理とのシーケンスを示している。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の設備機器の管理装置によれば、次の効果が得られる。
【0017】
センター装置の最新のメンテナンス用シーケンスを実行でき、端末設備機器のメンテナンスを迅速におこなうとともに、メンテナンス結果をすみやかに顧客に送付することができる。また品番情報から適切な点検情報に基づいて点検できるため適切かつ迅速に診断することができる。また、メンテナンス結果データをセンター装置のデータ蓄積手段に蓄積することにより、サービスパーツの在庫の管理もおこなうことができる。端末設備機器の表示部に点検結果を表示することができ他の新たな表示手段を設ける必要がなく安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の設備機器の管理装置のブロック構成図
【図2】同管理装置のセンター装置のブロック構成図
【図3】同管理装置の回線制御装置と端末設備機器のブロック構成図
【図4】同設備機器の管理装置の動作を説明する図
【図5】従来の設備機器の管理装置のブロック図
【符号の説明】
1 設備機器の管理装置
2 センター装置
3、5 電話器
4 回線制御装置
6 端末設備機器
8 送受信手段
9 データ蓄積手段
10 センター制御手段
11 センター回線制御手段
12 特定信号発信手段
17 特定信号受信部
18 送受信部
19 呼び出し信号発生部
21 記憶手段(データ記憶部)
23 熱源器
26 記憶手段2
27 リモコン部
28 センサー
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅に設置されリモコンを有した空調設備や給湯、暖房設備機器などのメンテナンスを行う設備機器の管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の技術について図5を参照しながら説明する。図に示すように、電気やガスを使用したエアコンや給湯機などの設備機器19と、それらの設備機器19内部に設けられた異常検出手段とモデム18(電話回線に異常情報のデータを送出する変復調)と、それらの情報を24時間監視する監視センターとを有している。
【0003】
機器に異常が発生すれば、その時点で、機器の異常検出手段からモデムに情報が入力され電話回線を通じて監視センターに即時情報が伝えられるシステムであり、即時メンテナンス活動ができ顧客側のシステムダウン時間を最小にすることができるとともに、メンテナンス結果をすみやかに顧客に知らせることを目的としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成における異常判断は、設備機器内部の異常検出手段とあらかじめプログラムされている異常と判断できる判断基準にもとづいて判断し、判断結果を設備機器側から監視センターに通報するようになっている。
【0005】
例えば、機器本体の温度が異常に高い場合は、機器本体の異常温度検出センサーによる作動で異常として通報する。しかしながら異常温度になる要因として例えば温度コントロールをおこなう制御部が異常なのか、異常温度検出センサーの誤動作なのかまでの判断はおこなわれていない。このように異常の判断はあらかじめ設置機器内に組み込まれている判断基準でおこなわれており、設備機器のより多くの種類の異常を検出することは異常検出手段の規模も大きくなり、コスト負担も増大する。また異常の結果をすみやかに顧客に知らせる特別な手段は有していない。
【0006】
本発明は上記課題を解決するもので、その目的は、使用者からの連絡により、監視センターから遠隔の点検をおこなうことを可能にし。点検結果の状況についてもユーザと対話可能でかつメンテナンス結果を文字情報ですみやかに顧客に知らせることが可能な設備機器の管理装置を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、公衆通信回線を介して顧客と対話する電話器と、公衆通信回線を介してデータ通信をおこなう送受信手段と、送受信手段の開始を顧客に知らせる特定信号発信手段と、電話器と送受信手段とを切り替えるセンター回線制御手段と、設備機器のメンテナンス用シーケンスデータ、メンテナンス結果データ及び顧客管理データを保有するデータ蓄積手段と、それらを制御するセンター制御手段とを有するセンター装置と、センター装置のメンテナンス用シーケンスを一時記憶する記憶手段と、品番情報を記憶する記憶手段2と、メンテナンスシーケンスを実行する主制御手段と、端末設備機器の温度設定、運転/停止などの操作をおこない運転状態を表示するリモコン部とを有する端末設備機器と、公衆通信回線を介して、センターと通話する宅内電話器と、端末設備機器との接続制御手段、端末設備機器の通信手段から送られる点検情報および実使用情報を受信する送受信部と、センター装置からの特定信号による点検指示により端末設備機器の点検指示を送出する特定信号受信手段と、宅内電話器の呼出しをおこなう呼び出し信号発生部を有する回線制御装置を設けたものである。
【0008】
本発明によれば、センター装置の最新のメンテナンス用シーケンスを端末設備機器で実行でき、端末設備機器の品番情報からメンテナンスを適切かつ迅速におこなうとともに、メンテナンス結果を端末設備機器のリモコン部ですみやかに顧客に知らせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に係る発明は、端末設備機器の異常時に異常原因を診断するプログラムを公衆通信回線を介して端末設備機器に転送して診断をおこなうとともに異常の原因をすみやかに顧客にファックスで知らせるセンター装置とセンターからの点検プログラムを実行できる端末設備機器と、センター装置と端末設備機器の間に介在し、公衆通信回線を顧客側の電話機および端末設備機器のどちらかに接続する回線制御装置とからなる設備機器の監視装置である。
【0010】
また、請求項2に係る発明は、公衆通信回線を介して顧客と対話する電話器と、公衆通信回線を介してデータ通信をおこなう送受信手段と、送受信手段の開始を顧客に知らせる特定信号発信手段と、電話器と前記送受信手段とを切り替えるセンター回線制御手段と、端末設備機器のメンテナンス用シーケンスデータ、メンテナンス結果データ及び顧客管理データを保有するデータ蓄積手段と、それらを制御するセンター制御手段とを有するセンター装置と、センター装置のメンテナンス用シーケンスを一時記憶する記憶手段と、品番情報を記憶する記憶手段2と、メンテナンスシーケンスを実行する主制御手段と、端末設備機器の温度設定、運転/停止などの操作をおこない運転状態を表示するリモコン部とを有する端末設備機器と、前記公衆通信回線を介して、センターと通話する宅内電話器と、端末設備機器との接続制御手段、端末設備機器の通信手段から送られる点検情報および実使用情報を受信する送受信部と、センター装置からの特定信号による点検指示により端末設備機器の点検指示を送出する特定信号受信手段と、宅内電話器の呼出しをおこなう呼び出し信号発生部を有する回線制御装置とからなる。
【0011】
【実施例】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】
(実施例1)
以下、本発明の実施例1について図1〜図4を参照しながら説明する。図1に設備機器の管理装置のブロック構成図を示す。図1においてセンター装置2の電話器3は、公衆通信回線7を介し、さらに顧客側の回線制御装置4を介し宅内の電話器5、ファックス25及び端末設備機器6とに接続されている。
【0013】
図2にセンター装置2のブロック構成図を示す。データ蓄積手段9は記憶装置からなり、あらかじめ登録された顧客管理情報、端末設備機器の機種情報、それぞれの機種に対するメンテナンス用シーケンスのデータ、メンテナンスの結果情報などを有している。日常的には新たなメンテナンスシーケンスの付加も可能である。センター回線制御手段11は、公衆通信回線を介して顧客と故障状況を対話する電話器3と、端末設備機器6の点検開始時に回線制御装置を点検動作に切替えると同時に顧客に点検開始を知らせる為の可聴音を発信する特定信号発信手段12と、端末設備機器のメンテナンス用シーケンスデータの送出および端末設備機器の情報受信をおこなう送受信手段8とを切替える。
【0014】
図3に顧客側の回線制御装置4と端末設備機器6のブロック構成図を示す。回線制御部16は、宅内電話器5と呼び出し信号発生部19と送受信部18を切り替える。
【0015】
特定信号受信部17は、センター装置内の特定信号発信手段から発信される可聴音を認識して回線制御部に点検指示をおこない、回線制御部は公衆通信回線7を呼び出し信号発生部19および宅内電話器5側の接続を送受信部18側に切替える。また回線制御部16はセンター装置から点検終了の終了電文を受信すると公衆通信回線7を呼び出し信号発生部19および宅内電話機5側に切替える。呼び出し信号発生部19は点検終了時に宅内電話機に対し可聴音を送出し顧客を呼び出すためのものである。この時点で顧客が電話機を介してセンター装置側と故障状況ならびに点検結果のいついて対話することができる。端末設備機器の主制御部22の記憶部21は、センターからのメンテナンスシーケンスすなわち端末設備機器の点検プログラムのデータを取り込むものであり、例えばセンサーの点検のために熱源を停止した状態でセンサーの出力を確認したりするシーケンスを含むプログラムデータである。このプログラムデータに基づいて端末設備機器が運転される。26は記憶手段2で設備機器の機種・品番が記憶されており、センター装置に知らせることによりセンター装置側ではその機種に該当するメンテナンス用シーケンスデータを端末設備機器側に送信する。27はリモコン部で端末設備機器の運転/停止などの操作が可能である。また液晶などの表示部を有しセンターからの点検結果を文字表示することができる。23は熱源器、28はセンサーである。なお、図4は、設備機器の管理装置の動作を説明する図であり、図から明かのように、機器の異常発生から点検終了までの間の、顧客側の操作とセンター側の処理とのシーケンスを示している。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の設備機器の管理装置によれば、次の効果が得られる。
【0017】
センター装置の最新のメンテナンス用シーケンスを実行でき、端末設備機器のメンテナンスを迅速におこなうとともに、メンテナンス結果をすみやかに顧客に送付することができる。また品番情報から適切な点検情報に基づいて点検できるため適切かつ迅速に診断することができる。また、メンテナンス結果データをセンター装置のデータ蓄積手段に蓄積することにより、サービスパーツの在庫の管理もおこなうことができる。端末設備機器の表示部に点検結果を表示することができ他の新たな表示手段を設ける必要がなく安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の設備機器の管理装置のブロック構成図
【図2】同管理装置のセンター装置のブロック構成図
【図3】同管理装置の回線制御装置と端末設備機器のブロック構成図
【図4】同設備機器の管理装置の動作を説明する図
【図5】従来の設備機器の管理装置のブロック図
【符号の説明】
1 設備機器の管理装置
2 センター装置
3、5 電話器
4 回線制御装置
6 端末設備機器
8 送受信手段
9 データ蓄積手段
10 センター制御手段
11 センター回線制御手段
12 特定信号発信手段
17 特定信号受信部
18 送受信部
19 呼び出し信号発生部
21 記憶手段(データ記憶部)
23 熱源器
26 記憶手段2
27 リモコン部
28 センサー
Claims (2)
- 端末設備機器の異常時に異常原因を診断するプログラムを公衆通信回線を介して前記端末設備機器に転送し診断すると共に、異常の原因を顧客側にファックスで知らせるセンター装置と、該センター装置からの点検プログラムを実行する端末設備機器と、前記センター装置と前記端末設備機器の間に介在し、公衆通信回線を前記顧客側の電話機および前記端末設備機器のどちらか一方に接続する回線制御装置とを備えた設備機器の管理装置。
- 公衆通信回線を介して顧客と対話する電話器、前記公衆通信回線を介してデータを交信する送受信手段、前記送受信手段の開始を顧客側に知らせる特定信号発信手段、前記電話器と前記送受信手段とを切り替えるセンター回線制御手段、端末設備機器のメンテナンス用シーケンスデータ、メンテナンス結果データ及び顧客管理データを保有するデータ蓄積手段並びにそれらを制御するセンター制御手段とを有するセンター装置と、前記センター装置のメンテナンス用シーケンスを一時記憶する第一の記憶手段、品番情報を記憶する第二の記憶手段、メンテナンスシーケンスを実行する主制御手段及び前記端末設備機器の温度設定、運転/停止などの操作を行ない運転状態を表示するリモコン部とを有する端末設備機器と、前記公衆通信回線を介して、前記センター装置と通話する宅内電話器、前記端末設備機器との接続制御手段、前記端末設備機器の通信手段から送られる点検情報及び実使用情報を受信する送受信部、前記センター装置からの特定信号による点検指示により前記端末設備機器の点検情報を送出する特定信号受信手段並びに前記宅内電話機の呼出しを行う呼び出し信号発生部を有する回線制御装置とを備えた設備機器の管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298784A JP2004135143A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 設備機器の管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298784A JP2004135143A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 設備機器の管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004135143A true JP2004135143A (ja) | 2004-04-30 |
Family
ID=32288100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002298784A Pending JP2004135143A (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 設備機器の管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004135143A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112378048A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-02-19 | 浙江飞越机电有限公司 | 制冷设备的智能化维修管理系统及维修管理方法 |
-
2002
- 2002-10-11 JP JP2002298784A patent/JP2004135143A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112378048A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-02-19 | 浙江飞越机电有限公司 | 制冷设备的智能化维修管理系统及维修管理方法 |
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