JP2004133814A - 注文情報入力システム及び注文情報入力装置並びに注文情報入力方法 - Google Patents

注文情報入力システム及び注文情報入力装置並びに注文情報入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ポストカードの注文情報の入力作業及び確認作業を簡単かつ確実に行うことができる注文情報入力システム及び注文情報入力装置並びに注文情報入力方法の提供。
【解決手段】注文番号、顧客の住所、氏名等の注文情報が手書きで記入された注文票を画像データとして読み取るスタッファ読み取り装置8と、読み取った注文票画像を用いて注文情報を読み取り、文字データとして入力/確認する注文情報入力装置9、10と、注文票画像や文字データ等を格納、管理するサーバ4〜7とを備え、注文情報入力装置に、カーソル位置を検出する手段と、予め記憶された対応情報を参照して、カーソル位置に対応する領域を抽出する手段と、注文票画像と抽出された領域と入力画面とを互いに関連付けて表示する手段とを設けることにより、入力又は確認しようとする項目に対応する領域が自動的に見やすく表示される。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、注文情報入力システム及び注文情報入力装置並びに注文情報入力方法に関し、特に、写真画像情報と文字情報とを含むポストカードに使用される注文票の注文情報入力システム及び注文情報入力装置並びに注文情報入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、写真入りのポストカード(以下、単にポストカードと呼ぶ。)が広く用いられるようになってきている。このポストカードには、顧客が撮影した写真に基づく画像情報と、顧客の住所、氏名、メッセージ等の文字情報とが見やすくレイアウトされて印刷されるため、特に、年賀状や暑中見舞い、結婚式の挨拶状等の用途に利用されている。
【0003】
上記ポストカードは以下の方法で生産される。まず、顧客がポストカード受付店舗に、注文品番号、注文数量等の注文指定情報と、顧客の住所、氏名等のポストカードに掲載する顧客情報とを手書きで記入した注文票(スタッファ)と写真画像とを持ち込むと、ラボ等のポストカード作成店舗では、注文票を直接目で見ながら、注文情報入力装置を用いて文字データとして入力したり、スタッファ読み取り装置を用いて注文票を画像データとして読み取り、オペレータは読み取った画像データを見ながら、注文情報入力装置を用いて文字データとして入力する。そして、入力した文字データを自動レイアウト装置を用いて見やすく配置し、顧客別の文字データを作成する(注文情報の読み取り、入力に関しては、特開平11−161705号公報参照)。
【0004】
一方、顧客が提供した写真画像は、スキャナで読み取った後、カラーマッチング装置やトリミング装置、色編集装置等の画像編集装置を用いてポストカード用の画像データに編集し、その後、文字データと画像データとを画像合成装置を用いて合成し、高速デジタルプリンタ等の印刷装置を用いて印画紙に焼き付けてポストカードが完成する。
【0005】
このような方法で生産されるポストカードでは、顧客が提供した写真画像はポストカード用に編集され、また、顧客の住所、氏名、メッセージ等の文字データは見やすくレイアウトされ、かつ高精細なデジタルプリンタで印刷されるため、文字のみを記入したはがきや家庭用プリンタで印刷したポストカードに比べて利用価値の高いものになる。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−161705号公報(第3−4頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ポストカードを製作するには、顧客が手書きで記入した注文票から、オペレータが注文品番号等の注文指定情報や顧客の住所、氏名等の顧客情報等を読み取って注文情報入力装置に入力する作業が必要であり、この注文情報入力作業は、通常、スタッファ読み取り装置を用いて読み取った注文票画像を画面上に表示しながら行われるが、従来の注文情報入力装置では、注文票画像の画面と入力画面とが関連付けて表示されないため、オペレータは入力しようとする項目に対応する注文票画像の領域を一々表示させながら注文情報を読み取らなければならず、操作が煩雑であるために入力作業に時間がかかり、入力ミスも発生してしまう。
【0008】
また、入力したデータを確認するために、入力したオペレータと異なるオペレータが画面を見ながら確認する方法が用いられるが、この方法でも、確認しようとする項目に対応する注文票画像の領域を一々表示させなければならず、操作が煩雑であるために確認作業に時間がかかり、また、入力に間違いのある場所をオペレータ自らが見つけ出さなければならないため、入力ミスを効率的に発見することができない。
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、写真画像情報と文字情報とを含むポストカードの製作において、注文情報の入力作業及び確認作業を簡単かつ確実に行うことができ、かつ、入力ミスが発生した場合にミスを確実に修正することができる注文情報入力システム及び注文情報入力装置並びに注文情報入力方法を提供することにある。
【0010】
【問題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の注文情報入力システムは、手書きで注文情報を記入する情報記入欄を有する注文票を読み取り、画像データを得る注文票読み取り装置と、該注文票読み取り装置で読み取られた前記画像データに基づいた画像を表示する表示手段を備えた注文情報入力装置とを少なくとも有し、前記注文情報入力装置は、前記情報記入欄に対応した画像を表示し、かつ、該情報記入欄に対応した情報を入力するための情報入力欄を表示するものである。
【0011】
本発明においては、前記注文情報入力装置に、少なくとも、前記表示手段上のカーソルの位置を検出する手段と、予め記憶された前記カーソルの位置と前記画像データ上の前記情報記入欄の表示位置との対応情報を参照して、前記カーソルが置かれた前記情報入力欄に対応する前記画像データ上の前記情報記入欄を抽出する手段とを備える構成とすることができる。
【0012】
また、本発明においては、複数の前記注文情報入力装置が通信ネットワークを介して相互に接続され、各々の前記注文情報入力装置に、他の注文情報入力装置で入力された前記情報を読み込む手段を備え、前記情報入力欄には、異なる注文情報入力装置で同一の前記画像データを基に入力された複数の前記情報が表示される構成とすることができ、前記情報入力欄には、前記複数の前記情報が並べて表示されることが好ましく、前記注文情報入力装置に、複数の前記情報を比較する手段を備え、前記情報の内容が異なる前記情報入力欄が識別可能に表示される構成とすることもできる。
【0013】
また、本発明においては、更に、前記注文票読み取り装置で読み取られた前記画像データと、前記注文情報入力装置で入力された前記情報とを記憶するサーバを備え、前記画像データと前記情報とが、ネットワーク上の各々の前記注文情報入力装置で利用可能に管理されることが好ましい。
【0014】
また、本発明の注文情報入力装置は、手書きで注文情報を記入する情報記入欄を有する注文票を読み取って得られた画像データに基づいた画像と、前記情報記入欄に対応した情報を入力するための情報入力欄とを表示する表示手段を備える注文情報入力装置であって、少なくとも、前記表示手段上のカーソルの位置を検出する手段と、予め記憶された前記カーソルの位置と前記画像データ上の前記情報記入欄の表示位置との対応情報を参照して、前記カーソルが置かれた前記情報入力欄に対応する前記画像データ上の前記情報記入欄を抽出する手段とを備え、前記表示手段では、入力しようとする前記情報入力欄に対応する前記情報記入欄が自動的に表示されるものである。
【0015】
本発明においては、前記情報入力欄に対応する前記情報記入欄は、拡大又は枠が付加されて表示されることが好ましい。
【0016】
また、本発明の注文情報入力方法は、少なくとも、手書きで注文情報を記入する情報記入欄を有する注文票を読み取り、注文情報入力装置を用いて、読み取られた前記画像データに基づいた画像を表示し、記入された情報を読み取って入力する注文情報入力方法において、前記情報記入欄に対応した画像と、該情報記入欄に対応した情報を入力するための情報入力欄とを関連付けて表示するものである。
【0017】
本発明においては、前記注文票を読み取る注文票読み取り装置と、前記注文情報入力装置と、前記注文票読み取り装置で読み取られた前記画像データと前記注文情報入力装置で入力された前記情報とを記憶するサーバとを通信ネットワークを介して相互に接続し、前記画像データと前記情報とを、ネットワーク上の各々の前記注文情報入力装置で利用可能に管理することが好ましい。
【0018】
また、本発明のポストカードの生産方法は、上記注文情報入力方法を用いて、顧客が提供した写真画像に基づく画像と入力された前記情報とが印刷されるポストカードを製作するものである。
【0019】
このように、本発明は、注文票に手書きで記入された注文情報を読み取って注文情報入力端末に入力する際に、注文票読み取り装置を用いて読み取った画像データと情報入力欄とを関連付けて表示し、カーソルが置かれた情報入力欄に対応する画像データの情報記入欄を自動的に抽出して見やすく表示するため、オペレータは情報入力欄毎に画像データの表示領域を調整する必要がなく、簡単かつ確実に注文情報を入力することができる。
【0020】
また、注文票画像と注文情報入力装置を用いて入力された文字情報とをサーバに格納して管理し、入力された注文情報を確認する場合に、注文情報入力装置の画面上に、予め別のオペレータ又は装置で入力された注文情報と該注文情報入力装置で新たに入力した注文情報とを並べて表示し、かつ、カーソルが置かれた情報入力欄に対応する領域を自動的に抽出して見やすく表示するため、オペレータは画像データの情報記入欄と予め入力された注文情報と新たに入力した注文情報とを対比して確認することができ、注文情報の確認作業を簡単かつ確実に行うことができる。また、注文情報入力装置に、予め入力された注文情報と新たに入力した注文情報とを比較する手段を設けることにより、入力内容の異なる情報入力欄を識別できるように表示することができるため、確実に入力ミスを修正することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に係る注文情報入力システムは、その好ましい一実施の形態において、写真画像に基づく画像情報と注文に関する文字情報とを含むポストカード等の注文に関して、注文品番号、注文数量等の注文指定情報、顧客の住所、氏名等の顧客情報等の注文情報が手書きで記入された注文票を画像データとして読み取るスタッファ読み取り装置と、スタッファ読み取り装置で読み取った注文票画像を用いて注文情報を読み取り、文字データとして入力/確認する注文情報入力装置と、読み取った注文票画像や入力した文字データ等を格納、管理するサーバとを備えるものであり、注文情報入力装置に、入力画面のカーソル位置を検出する手段と、予め記憶された対応情報を参照して、カーソル位置に対応する注文票画像の所定の領域を抽出する手段と、注文票画像と抽出された領域と入力画面とを互いに関連付けて表示する手段とを設けることにより、入力又は確認しようとする項目に対応する領域が自動的に見やすく表示されるため、オペレータは煩雑な操作をすることなく、簡単かつ確実に入力/確認作業を行うことができる。
【0022】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るポストカード注文情報入力システム及び注文情報入力装置並びに注文情報入力方法について、図1乃至図11を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る注文情報入力システムを含むポストカード生産システムの構成を示す図であり、図2及び図3は、注文情報入力装置の構成を示す図である。また、図4は、ポストカードの生産手順を示すフローチャート図であり、図5及び図6は、注文情報の入力及び確認手順を示すフローチャート図である。また、図7及び図8は、ポストカード注文票の構成例を示す図であり、図9乃至図11は、本実施例の注文情報入力装置で表示される画面構成例を示す図である。
【0023】
図1に示すように、本実施例のポストカード生産システム1は、顧客がポストカードの注文を行うコンビニアンスストア、フォトサービス店舗等の注文店舗17と、ポストカードの作成を行う出力センタやミニラボ(小規模現像所)や集中処理を行う大ラボ(以下、これらを総称してラボ2と呼ぶ。)とがインターネット等の通信ネットワーク20を介して接続されている。
【0024】
また、ラボ2には、ポストカードの生産に際して利用されるデータを記憶するデータベース3を備えており、データベース3は、データの管理、入出荷管理、値付け管理等を行う管理サーバ4と、ポストカードの注文票(スタッファ)に書き込まれた注文情報(注文品番号、注文数量等の注文に直接関わる注文指定情報と、顧客の住所、氏名、電話番号、電子メールアドレス等のポストカードに印刷する顧客情報とを総称して注文情報と呼ぶ。)に関する文字データを格納する文字データサーバ5と、顧客が提供した写真画像に関する画像データを格納する画像データサーバ6と、文字データと画像データとを合成した合成画像データを格納する合成画像データサーバ7とを有している。
【0025】
そして、文字データサーバ5には、例えば、顧客が手書きで記入した注文票を画像データとして読み取るドキュメントスキャナ等のスタッファ読み取り装置8と、オペレータが注文票に記入された注文情報を読み取って文字データとして入力又は確認する注文情報入力装置(第1の注文情報入力装置9及び第2の注文情報入力装置10)と、入力された注文情報をポストカードに適した構成にレイアウトする自動レイアウト装置11とが接続されている。なお、本実施例では、第1の注文情報入力装置9で注文情報の入力を行い、第2の注文情報入力装置10で注文情報の入力及び確認を行う構成としているが、両方の装置を注文情報の入力と確認が可能な装置として構成しても良い。
【0026】
また、画像データサーバ6には、例えば、顧客が提供した写真画像をデジタルデータとして読み取るスキャナ12と、読み取った写真画像の色の最適化(カラーマッチング)を行う画像編集装置13aと、写真画像からポストカードで使用する領域をトリミングする画像編集装置13bと、モニタ色の編集を行う画像編集装置13cとが接続されている。なお、画像編集装置はこれらに限定されず、写真画像をポストカードに適した画像データに編集可能な任意の装置を用いることができる。
【0027】
また、合成画像サーバ7には、例えば、文字データサーバ5に記憶された文字データと画像データサーバ6に格納された画像データとを合成してポストカード用の合成画像を作成する画像合成装置14と、合成画像を印画紙に高精細にプリントする複数のデジタルプリンタ16と、該デジタルプリンタ16を監視するプリンタ監視装置15とが接続されている。
【0028】
更に、通信ネットワーク20には、注文情報の入力作業を外注業者が行う場合に用いるホーム入力端末18と、ラボ2の一部又は全部の処理を代行する工場19とが接続されている。
【0029】
なお、図1は、ポストカード生産システム1の一例を示すものであり、各装置の設置台数は図の構成に限定されず、ラボ2内に注文情報入力装置を3台以上設置したり、カラーマッチング、トリミング、色編集以外の画像処理を行う画像編集装置を接続したり、複数の注文店舗17、ホーム入力装置18、工場19が接続されていても良い。また、本発明において、注文情報入力システムとは、データベース3と第1の注文情報入力装置9と第2の注文情報入力装置10とを含むシステム、又はこれらにスタッファ読み取り装置8を加えたシステムを指すものとする。
【0030】
次に、図2及び図3を参照して、本発明の特徴部分の一つである第1の注文情報入力装置9及び第2の注文情報入力装置10の構成について説明する。
【0031】
図2に示すように、本発明の一実施例に係る第1の注文情報入力装置9は、スタッファ読み取り装置8で読み取った画像データ(以下、注文票画像と呼ぶ。)を読み込む注文票画像読み込み手段9aと、入力欄と、該入力欄に対応する注文票画像の座標との対応情報を記憶する対応情報記憶手段9bと、注文票の各項目の入力欄に文字データを入力する入力手段9cと、入力欄に置かれたカーソルの位置を検出するカーソル位置検出手段9dと、カーソルが置かれた入力欄に対応する注文票画像の領域を抽出する対応領域抽出手段9eと、注文票画像全体とカーソルに対応する領域と入力欄とを関連付けて表示する表示手段9fと、入力した文字データを出力する文字データ出力手段9gとを少なくとも備えている。
【0032】
すなわち、本発明の第1の注文情報入力装置9では、スタッファ読み取り装置8で読み取った注文票画像と入力欄とを独立して表示するのではなく、カーソルが置かれた入力欄を検出し、その入力欄に対応する注文票画像の領域を視認しやすいように別の領域に表示することを特徴とするものであり、入力欄と注文票画像とを関連付けて表示することによって、注文票の読み取り/入力作業を容易にしている。
【0033】
また、図3に示すように、本発明の一実施例に係る第2の注文情報入力装置10は、スタッファ読み取り装置8で読み取った注文票画像を読み込む注文票画像読み込み手段10aと、予め入力された文字データを読み込む文字データ読み込み手段10bと、入力欄と、該入力欄に対応する注文票画像の座標との対応情報を記憶する対応情報記憶手段10cと、注文票の各項目の入力欄に文字データを入力する入力手段10dと、入力欄に置かれたカーソルの位置を検出するカーソル位置検出手段10eと、カーソルが置かれた入力欄に対応する注文票画像の領域を抽出する対応領域抽出手段10fと、予め入力された文字データと新たに入力した文字データとを比較する文字データ比較手段10gと、注文票画像全体とカーソルに対応する領域と入力/確認欄とを関連付けて表示する表示手段10hと、入力/確認した文字データを出力する文字データ出力手段10iとを少なくとも備えている。
【0034】
すなわち、第2の注文情報入力装置10においても、スタッファ読み取り装置8で読み取った注文票画像と入力欄とを独立して表示するのではなく、カーソルが置かれた入力欄を検出し、その入力欄に対応する注文票画像の領域を視認しやすいように別の領域に表示し、更に、入力欄には、予め入力された文字データを表示することを特徴とするものであり、入力欄と注文票画像とを関連付けて表示することによって、注文情報の読み取り/入力/確認作業を容易にしている。また、予め入力されたデータと新たに入力したデータとを比較し、データの内容が異なる場合に、その項目を識別できるように表示することにより、入力ミスの発見、修正を容易にしている。
【0035】
上記構成の注文情報入力システムを備えたポストカード生産システム1を用いて、顧客がポストカードを注文してから入手するまでの手順について、図4のフローチャート図を参照して説明する。
【0036】
まず、ステップS101で、顧客は図7に示す注文票21に所定の注文情報を書き込み、ポストカードに掲載する写真画像と共に注文店舗17に提供し、ステップS102で、注文を受けた注文店舗17は、写真画像と注文票21とをラボ2に送付する。なお、写真画像としては、未現像ネガフィルム、現像済みネガフィルム、デジタルカメラで撮影した画像データ、インターネット等を用いて顧客が取得した画像データ等、任意の画像を用いることができる。
【0037】
この注文票21としては、例えば、注文品番号、注文数、写真を特定するコマ番号、縦横の種別、写真フィルムをAPSフィルムとして提供した場合のID番号、シート番号等の注文に直接関わる注文指定情報を記入する注文指定情報記入欄22と、顧客の住所、性、名、旧姓又は年齢、電話番号、E−メールアドレス等のポストカードに記載する顧客情報を記入する顧客情報記入欄23と、ポストカードに定型文以外の自由文を印刷する場合に記入する自由文記入欄24とを備えており、各々の欄に記載されたマス(図の破線領域)内に予め定められたルールに従って各情報を手書きで記入する。
【0038】
次に、注文票21と写真画像とを受け取ったラボ2では、注文票21に記載された注文情報と写真画像とを読み込み、ポストカードの作成を行う。具体的には、ステップS103において、ラボ2内に設置したスタッファ読み取り装置8を用いて注文票21を読み取り、注文票画像に変換して文字データサーバ5に記録する。その際、注文票21に予め設けた、注文票を識別するためのDP袋No.や入荷ラベル等の注文票識別番号21aやバーコード等をOCR機能を用いて自動的に読み取り、読み取った情報を基にして該画像データに自動的にファイル名を付与する構成とすることもできる。このような機能を設けることにより、スタッファ読み取り時にファイル名を入力する手間を省くことができ、スタッファ読み取り作業を効率的に行うことができる。
【0039】
次に、ステップS104で、注文票21の注文指定情報記入欄22や顧客情報記入欄23に記載された注文情報の読み取り及び入力をどこで行うかを判断し、ラボ2で行う場合はステップS105、外注先のホーム入力装置18を用いて行う場合はステップS106の処理を行う。
【0040】
このステップは、注文情報入力端末9の表示手段9fに表示された注文票画像を見ながら、オペレータがマウス、キーボード等の入力手段9cを用いてデータを入力するものであるが、従来は、注文票画像の表示画面と入力画面とが関連性なく表示されていたため、例えば、オペレータは入力する項目毎に対応する注文票画像の領域を見やすいように設定する等の作業を手動で行わなければならず、入力作業に時間がかかると共に、入力ミスが発生するといった問題があった。
【0041】
これに対して、本実施例の第1の注文情報入力装置9では、上述したように注文票画像と入力画面とを互いに関連付けて表示し、オペレータが入力しようとする項目の入力欄にカーソルを移動させると、カーソル位置検出手段9dによってカーソルの位置が自動的に検出され、対応情報記憶手段9bに記憶された対応情報を参照して該入力欄に対応する注文票画像の領域が抽出され、オペレータが視認しやすいように、例えば拡大したり枠を付加して表示手段9fに表示される。このように、注文票画像と入力画面とが関連性を持って並べて表示されるため、オペレータは注文情報の入力作業を簡単かつ確実に行うことができる。なお、この入力手順の詳細については後述する。
【0042】
本実施例の注文情報入力方法では、注文情報の読み取り/入力作業で入力ミスが発生する可能性は少ないが、入力ミスを確実に防止することができるように、ステップS105又はステップS106の注文情報入力作業の後に、ステップS107において、第2の注文情報入力装置10を用いて再度注文情報の入力を行い、第1の注文情報入力装置9で入力されたデータと第2の注文情報入力装置10で入力したデータを比較し、データ内容の確認を行う。
【0043】
このデータの確認作業においても、従来は確認しようとするデータが入力された項目に対応する注文票画像の領域をオペレータが手動で表示し、注文票画像と入力されたデータとを見比べて入力内容を確認していたが、この確認作業に手間がかかり、確実に入力ミスを検出することが困難であった。これに対して本実施例では、第1の注文情報入力装置9と同様に、注文票画像と確認画面とを互いに関連付けて表示し、オペレータが確認しようとする項目の入力欄にカーソルを移動させると、カーソル位置検出手段10eによってカーソルの位置が自動的に検出され、対応情報記憶手段10cに記憶された対応情報を参照して該入力欄に対応する注文票画像の領域が抽出され、オペレータが視認しやすいように、拡大したり枠を付加して表示手段10hに表示される。従って、オペレータは、入力されたデータと対応する注文票画像の拡大表示とを対比させながら確認することができるため、確認作業の作業性、確実性を向上させることができる。
【0044】
更に、文字データ比較手段10gを用いて、入力されたデータと新たに入力したデータとを比較し、データの内容が異なる場合に、その項目を識別しやすいように、例えば点滅させたり、色を変えて表示することにより、注文情報の修正を容易に行えるようにしている。この確認手順の詳細についても後述する。
【0045】
その後、ステップS108において、自動レイアウト装置11を用いて、入力した文字データのレイアウトを行う。具体的には、顧客の住所、氏名、電話番号、E−メールアドレス、メッセージ等の配置、文字の大きさ、揃え位置等を調整して、ポストカードとして見やすいようにレイアウトする。その後、ステップS109で、入力された文字データ及びレイアウト編集データを文字データサーバ5に記録する。なお、ステップS107の注文情報の入力/確認作業やステップS108の文字データのレイアウトは外注業者が行っても良い。
【0046】
一方、文字データの入力に並行して顧客が提供した写真画像の読み取り、編集を行う。具体的には、ステップS110において、顧客が写真画像を未現像ネガフィルムとして提供した場合には、現像装置を用いてフィルムを現像し、現像したネガフィルムをスキャナ12を用いて読み取ってデジタル画像データに変換する。また、顧客が写真画像を現像済みのネガフィルムとして提供した場合には、直ちにスキャナ12を用いてデジタル画像データに変換する。なお、顧客がデジタルカメラで取得した写真画像を提供した場合には、この写真画像の読み取りステップは不要である。
【0047】
次に、ステップS111において、スキャナ12で読み取った画像データを編集してポストカードに適した画像に変換する。具体的には、例えば、画像編集装置(カラーマッチング装置13a、色編集装置13c)を用いて、スキャナ12で読み取った画像データの色度、彩度等を調整してポストカードに適した色に調整したり、画像編集装置(トリミング装置)13bを用いて、オリジナルの写真画像の中から顧客が希望する領域や被写体を中心とする領域、写真画像の縁を除いた領域を切り取る等の画像処理を行う。
【0048】
その後、ステップS112で、オリジナルの画像データやトリミングした画像データ、色編集データ等を画像データサーバ6に記録する。
【0049】
次に、合成画像サーバ7は、文字データサーバ5に記憶された文字データと、画像データサーバ6に記憶された画像データとを読み取り、画像合成装置14に送り、画像合成装置14では、ステップS113で、これらの文字データと画像データとを予め定められたルールに従って重ね合わせて合成画像データを作成する。そして、プリンタ監視装置15によって監視されるデジタルプリンタ16等の印刷手段を用いて、ポストカードを高速かつ高精細に印刷すると共に、合成画像データを合成画像サーバ7に記憶する(ステップS114、S115参照)。
【0050】
その後、ステップS116で、印刷したポストカードと写真フィルムとを注文店舗17を介して顧客に提供する。
【0051】
このように、本実施例のポストカード生産システム1では、顧客が手書きで記入した注文票21の注文情報を入力するにあたり、第1の注文情報入力装置9及び第2の注文情報入力装置10では、スタッファ読み取り装置8で読み取った注文票画像と、入力画面と、カーソル位置に対応する領域とが関連付けて表示されるため、オペレータの入力作業を支援することができ、また、第2の注文情報入力装置10では、注文票画像と、予め入力されたデータが表示される確認画面と、カーソル位置に対応する領域とが関連付けて表示されるため、オペレータの確認作業を支援にすることができると共に、文字データ比較手段10gによって、第1の注文情報入力装置9で入力されたデータと新たに入力したデータとが比較され、データの内容が異なる場合にその項目が識別できるように表示されるため、オペレータは入力ミスを確実に修正することができる。
【0052】
また、スタッファ読み取り装置8で読み取った注文票画像、注文情報入力装置9や注文情報確認装置10で入力した文字データ、スキャナ12で読み取った画像データ、画像編集装置13a〜13cで編集した画像データや編集データ、画像合成装置14で合成した合成画像データがデータサーバ5〜7に格納され、管理サーバ4によって管理されるため、通信ネットワーク20によって接続される任意の装置を用いて注文情報の入力や確認作業等を行うことができ、効率的にポストカードを生産することができる。
【0053】
次に、本実施例の特徴である注文情報の入力手順について、図5のフローチャート図、図7及び図8の注文票構成例、図9の画面構成例を参照して具体的に説明する。
【0054】
本実施例の第1の注文情報入力装置9には、図9に示すような入力画面25が表示される。この入力画面25には、注文票画像全体を表示する第1の注文票画像表示部27と、注文票の各々の項目に対応する入力欄を備えた入力部(顧客情報入力部28及び注文指定情報入力部29)と、入力領域のカーソル位置に対応する注文票画像の領域を見やすいように、例えば拡大表示する第2の注文票画像表示部26と、画面を遷移するスイッチ群とが設けられている。この入力画面25を用いて注文情報を入力する手順を以下に示す。
【0055】
まず、ステップS201で、オペレータが前データスイッチ、次データスイッチ等を操作して所定の注文票を選択すると、注文票画像読み込み手段9aによって選択された注文票画像が文字データサーバ5から読み出され、入力画面25の第1の注文票画像表示部27に表示される。なお、この注文票画像は、入力処理を行う注文票入力装置9内部の記憶手段に記憶してもよい。
【0056】
次に、ステップS202において、オペレータは第1の注文情報入力装置9の入力手段9cを操作して、顧客情報入力部28又は注文指定情報入力部29の所定の項目にカーソルを移動すると、第1の注文情報入力装置9では、ステップS203で、カーソル位置検出手段9dによりカーソル位置が検出され、ステップS204で、対応情報記憶手段9bに記憶された対応情報を参照して、対応領域抽出手段9eによりカーソル位置に対応する注文票画像の領域が抽出され、ステップS205でその領域が第2の注文票画像表示部26に拡大表示される。
【0057】
なお、入力項目と注文票画像の座標との対応情報として、注文票のフォーマットを注文票21に記載された注文票識別番号21a等を用いて取得し、そのフォーマットに従って対応情報を作成しても良いが、スタッファ読み取り装置8での読み取りの際に、注文票21の読み取り位置や読み取り角度がずれてしまうことがあり、その場合、注文票21のフォーマットに応じて設定された対応情報では第2の注文票画像表示部26に表示する領域がずれてしまう場合もある。そこで、図8に示すように、予め注文票21の各々の入力欄に位置検出マーク21bを書き込んでおき、スタッファ読み取り時に位置検出マーク21bを検出して、該位置検出マーク21bを用いて対応情報を作成又は修正する構成としてもよい。
【0058】
次に、ステップS206で、第2の注文票画像表示部26に表示された注文情報を読み取って、オペレータは入力手段9cを用いて読み取った情報を入力欄に入力する。具体的には、図9では、カーソルが顧客情報入力部28の郵便番号欄に置かれており、第2の注文票画像表示部26には、それに対応して、注文票21の顧客情報記入欄22の郵便番号部分が拡大表示される。従って、オペレータは拡大表示された画面から注文情報を簡単に読み取ることができ、確実に注文情報を入力することができる。
【0059】
なお、この入力作業に関して、どの項目から入力するかは任意であるが、郵便番号と住所と電話番号に関しては、入力する順番によって入力作業の手間を軽減することができる。例えば、最初に住所を入力する場合は、都道府県名から入力する必要があるが、郵便番号を先に入力すると、公知の検索手段を用いて郵便番号から市町村まで特定することができ、特定された住所を住所入力欄に表示することができる。また、同様に電話番号を先に入力すると、ある程度住所を特定することができるため、住所入力の手間を軽減することができると共に入力ミスの発生を抑制することもできる。更に、電話番号を入力すると、過去に入力した履歴データを参照して住所、氏名を抽出し該当する入力欄に自動的に表示することもできる。このように、入力に際して、最も効率の良い順番にカーソルを移動させることが好ましく、そのカーソルの移動を自動的に行う機能を設けると更に作業が容易となり望ましい。
【0060】
その後、自由文の入力が必要な場合は自由文入力スイッチを押して、自由文入力領域(図示せず)を表示させて自由文を入力し、ステップS207で全ての項目の入力が終了したかを判断し、全ての項目の入力が終了した場合は、ステップS208で、次の注文票21の処理を行うかを判断し、全ての注文票の入力が終了したら、ステップS209で、入力した文字データを文字データサーバ5に送信して一連の処理を終了する。
【0061】
このような方法で入力されたデータは入力ミスが生じにくく、そのまま自動レイアウト工程等の次にステップを実行しても良いが、より確実に入力ミスの発生を防止するために、本実施例では、第2の注文情報入力装置10を用いて再度注文情報の入力を行い、第1の注文情報入力装置9で入力された文字データと第2の注文情報入力装置10で新たに入力された文字データとを比較して入力内容の確認を行う。
【0062】
この入力/確認作業について、図6のフローチャート図及び図10の確認画面例を参照して具体的に説明する。文字データの入力/確認作業を行う第2の注文情報入力装置10では前記した入力画面25に加えて、図10に示す確認画面30が表示される。この確認画面30には、注文票画像を表示する第1の注文票画像表示部32と、注文票に記載された各々の項目を確認する確認部(顧客情報確認部33及び注文指定情報確認部34)と、確認部のカーソル位置に対応する注文票画像の領域を見やすいように、例えば拡大表示する第2の注文票画像表示部31と、画面を遷移するスイッチ群とが設けられている。
【0063】
また、顧客情報確認領域33及び注文指定情報確認領域34には、各々の項目に対して、第1の注文情報入力装置9で入力されたデータを表示する領域(図では濃い網掛け部)と第2の注文情報入力装置10で入力されたデータを表示する領域(図では薄い網掛け部)とが並んで表示され、両者の比較が容易にできるように構成されている。
【0064】
まず、前記した第1の注文情報入力装置9での入力手順と同様に、入力画面25を用いて、ステップS301〜S307の入力作業を行った後、ステップS308で入力した文字データの確認を行うかを選択する。データの確認を行う場合は、例えば入力画面25に設けられたデータの確認スイッチを押すと、図10に示す確認画面30が表示される。
【0065】
次に、ステップS309で、第2の注文情報入力装置10では、文字データ読み込み手段10bにより、第1の注文情報入力装置9で入力された文字データを文字データサーバ5から読み出し、ステップS306で入力したデータと共に顧客情報確認部33と注文指定情報確認部34の各々の項目に並べて表示する。
【0066】
次に、オペレータが入力手段10dを操作して、顧客情報確認部33又は注文指定情報確認部34の所定の項目にカーソルを移動すると、カーソル位置検出手段10eによりカーソルの位置が検出され、対応情報記憶手段10cに記憶されたカーソル位置と注文票画像の座標との対応情報を参照して、対応領域抽出手段10fによりカーソル位置に対応する注文票画像の領域が抽出され、その領域が第2の注文票画像表示部31に拡大表示される。
【0067】
次に、ステップS310で、オペレータは第2の注文票画像表示部31に表示された注文情報と入力欄に並んで表示された文字データとを比較する。その際、第2の注文情報入力装置10では、文字データ比較手段10gを用いて、予め入力されたデータと新たに入力したデータとを比較し、データの内容が異なっている場合には、その項目をオペレータが識別できるように、例えば、点滅させたり、表示色を変えて表示することができる。そして、ステップS311で入力データの確認を行い、入力に間違いがある場合は、その項目のデータを再入力してデータの修正を行う。
【0068】
その後、ステップS312で全ての項目の確認が終了したかを判断し、確認が終了した場合は、ステップS313で、次の注文票の処理を行うかを判断し、全ての注文票の処理が終了したら、ステップS314で、入力又は修正した文字データを文字データサーバ5に送信して一連の処理を終了する。
【0069】
このように、本実施例の第2の注文情報入力装置10では、カーソルが置かれた項目に対応する注文票画像の領域が拡大されて表示され、かつ、予め入力されたデータと新たに入力したデータとが並んで表示されるため、入力されたデータを簡単に確認することができる。また、予め入力されたデータと新たに入力したデータとが異なる場合に、その項目を点滅したり異なる色で表示する等の処理を施すことにより、オペレータは確認すべき項目を簡単に見つけだすことができ、入力ミスの発生を未然に防止することができる。
【0070】
なお、上記説明では、第1の注文情報入力装置9又は第2の注文情報入力装置10の表示画面において、カーソル位置に対応する注文票画像の領域が、入力部又は確認部の側部に設けた第2の注文票画像表示部26、31に表示される構成としたが、この第2の注文票画像表示部は注文情報が見やすい位置に表示されれば良く、例えば、図11に示すように、入力又は確認する項目に隣接してその近傍(図ではその項目の下方)に別ウィンドゥとして表示する構成としても良い。このような構成とすることにより、オペレータは画面上で視点を大きく動かさなくても入力又は確認する注文情報を視認することができ、操作性を向上させることができる。
【0071】
また、本発明の第1の注文情報入力装置9又は第2の注文情報入力装置10では、カーソル位置の注文票画像が自動的に抽出されて拡大表示されるため、注文票画像の全体は必ずしも表示する必要はなく、入力部又は確認部と第2の注文票画像表示部のみを画面上に表示する構成としてもよい。
【0072】
また、上記実施例では、本発明の第1の注文情報入力装置9と第2の注文情報入力装置10とを用いた注文情報入力システムをポストカードの生産に適用する場合について記載したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、顧客が手書きで入力した情報を読み取って電子データとして入力する任意のシステムに適用することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のポストカードの注文情報入力システム及び注文情報入力装置並びに注文情報入力方法によれば下記記載の効果を奏する。
【0074】
本発明の第1の効果は、顧客が手書きで入力した注文情報を簡単かつ確実に読み取って入力することができるということである。
【0075】
その理由は、注文情報入力装置に、カーソル位置を検出する手段と、カーソル位置と注文票画像の座標との関係を示す対応情報を記憶する手段と、カーソル位置に対応する領域を抽出する手段と、注文票画像と抽出した領域を拡大した画像と、入力部又は確認部とを並べて表示する手段を備え、オペレータがカーソルを移動させると、自動的に対応する領域が拡大表示されるため、オペレータはその表示を見ながら注文情報の入力又は確認を行うことができるからである。
【0076】
また、本発明の第2の効果は、入力ミスの発生を未然に防止することができるということである。
【0077】
その理由は、本発明の注文情報入力装置には、予め入力されたデータと新たに入力したデータとを比較する手段を備え、入力データの内容が異なる場合に、その項目がオペレータに識別できるように表示されるため、オペレータは入力されたデータが異なる項目を確実に修正することができるからである。
【0078】
そして、上記注文情報入力端末と、スタッファ読み取り装置と、読み取られた注文票画像や入力した文字データ等を格納するサーバとを通信ネットワークを介して接続することにより、注文情報の入力や確認を場所、時間を問わず行うことができ、ポストカードの生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るポストカード生産システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例に係る第1の注文情報入力装置の構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係る第2の注文情報入力装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に係るポストカード生産方法の手順を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の一実施例に係る注文情報の入力手順を示すフローチャート図である。
【図6】本発明の一実施例に係る注文情報の入力/確認手順を示すフローチャート図である。
【図7】本発明の一実施例に係る注文票の構成例を示す図である。
【図8】本発明の一実施例に係る注文票の他の構成例を示す図である。
【図9】本発明の一実施例に係る注文情報入力装置で表示される画面の構成例を示す図である。
【図10】本発明の一実施例に係る注文情報確認装置で表示される画面の構成例を示す図である。
【図11】本発明の一実施例に係る注文情報入力装置で表示される画面の他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 ポストカード生産システム
2 ラボ
3 データベース
4 管理サーバ
5 文字データサーバ
6 画像データサーバ
7 合成画像データサーバ
8 スタッファ読み取り装置
9 第1の注文情報入力装置
10 第2の注文情報入力装置
9a、10a 注文票画像読み込み装置
9b、10c 対応情報記憶手段
9c、10d 入力手段
9d、10e カーソル位置検出手段
9e、10f 対応領域抽出手段
9f、10h 表示手段
9g、10i 文字データ出力手段
10b 文字データ読み込み手段
10g 文字データ比較手段
11 自動レイアウト装置
12 スキャナ
13a 画像編集装置(カラーマッチング)
13b 画像編集装置(トリミング)
13c 画像編集装置(色編集)
14 画像合成装置
15 プリンタ監視装置
16 デジタルプリンタ
17 注文店舗
18 ホーム入力装置
19 工場
20 通信ネットワーク
21 注文票
21a 注文票識別番号
21b 位置検出マーク
22 注文指定情報記入欄
23 顧客情報記入欄
24 自由文記入欄
25 入力画面
26、26a、31 第2の注文票画像表示部
27、32 第1の注文票画像表示部
28 顧客情報入力部
29 注文指定情報入力領域
30 確認画面
33 顧客情報確認部
34 注文指定情報確認領域

Claims (19)

  1. 手書きで注文情報を記入する情報記入欄を有する注文票を読み取り、画像データを得る注文票読み取り装置と、該注文票読み取り装置で読み取られた前記画像データに基づいた画像を表示する表示手段を備えた注文情報入力装置とを少なくとも有し、
    前記注文情報入力装置は、前記情報記入欄に対応した画像を表示し、かつ、該情報記入欄に対応した情報を入力するための情報入力欄を表示することを特徴とする注文情報入力システム。
  2. 前記注文情報入力装置に、少なくとも、前記表示手段上のカーソルの位置を検出する手段と、予め記憶された前記カーソルの位置と前記画像データ上の前記情報記入欄の表示位置との対応情報を参照して、前記カーソルが置かれた前記情報入力欄に対応する前記画像データ上の前記情報記入欄を抽出する手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の注文情報入力システム。
  3. 複数の前記注文情報入力装置が通信ネットワークを介して相互に接続され、
    各々の前記注文情報入力装置に、他の注文情報入力装置で入力された前記情報を読み込む手段を備え、前記情報入力欄には、前記他の注文情報入力装置で同一の前記画像データを基に入力された前記情報が表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載の注文情報入力システム。
  4. 前記情報入力欄には、前記複数の前記情報が並べて表示されることを特徴とする請求項3記載の注文情報入力システム。
  5. 前記注文情報入力装置に、複数の前記情報を比較する手段を備え、前記情報の内容が異なる前記情報入力欄が識別可能に表示されることを特徴とする請求項3又は4に記載の注文情報入力システム。
  6. 更に、前記注文票読み取り装置で読み取られた前記画像データと、前記注文情報入力装置で入力された前記情報とを記憶するサーバを備え、前記画像データと前記情報とが、ネットワーク上の各々の前記注文情報入力装置で利用可能に管理されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の注文情報入力システム。
  7. 手書きで注文情報を記入する情報記入欄を有する注文票を読み取って得られた画像データに基づいた画像と、前記情報記入欄に対応した情報を入力するための情報入力欄とを表示する表示手段を備える注文情報入力装置であって、
    少なくとも、前記表示手段上のカーソルの位置を検出する手段と、予め記憶された前記カーソルの位置と前記画像データ上の前記情報記入欄の表示位置との対応情報を参照して、前記カーソルが置かれた前記情報入力欄に対応する前記画像データ上の前記情報記入欄を抽出する手段とを備え、
    前記表示手段では、入力しようとする前記情報入力欄に対応する前記情報記入欄が自動的に表示されることを特徴とする注文情報入力装置。
  8. 前記情報入力欄に対応する前記情報記入欄は、拡大又は枠が付加されて表示されることを特徴とする請求項7記載の注文情報入力装置。
  9. 通信ネットワークを介して接続される他の注文情報入力装置から、該装置で入力された前記情報を読み込む手段を備え、前記情報入力欄には、異なる注文情報入力装置で同一の前記画像データを基に入力された複数の前記情報が表示されることを特徴とする請求項7又は8に記載の注文情報入力装置。
  10. 前記情報入力欄には、前記複数の前記情報が並べて表示されることを特徴とする請求項9記載の注文情報入力装置。
  11. 更に、複数の前記情報を比較する手段を備え、前記情報の内容が異なる前記情報入力欄が識別可能に表示されることを特徴とする請求項9又は10に記載の注文情報入力装置。
  12. 少なくとも、手書きで注文情報を記入する情報記入欄を有する注文票を読み取り、注文情報入力装置を用いて、読み取られた前記画像データに基づいた画像を表示し、記入された情報を読み取って入力する注文情報入力方法において、
    前記情報記入欄に対応した画像と、該情報記入欄に対応した情報を入力するための情報入力欄とを関連付けて表示することを特徴とする注文情報入力方法。
  13. 前記情報記入欄に対応した画像の表示に際して、前記表示手段上のカーソルの位置を検出する処理と、予め記憶された前記カーソルの位置と前記画像データ上の前記情報記入欄の表示位置との対応情報を参照して、前記カーソルが置かれた前記情報入力欄に対応する前記画像データ上の前記情報記入欄を抽出する処理とを行うことを特徴とする請求項12記載の注文情報入力方法。
  14. 前記情報入力欄に対応する前記情報記入欄を、拡大又は枠を付加して表示し、前記情報記入欄に記入された前記情報の読み取りを可能にすることを特徴とする請求項12又は13に記載の注文情報入力方法。
  15. 前記情報を入力した後、通信ネットワークを介して接続される他の注文情報入力装置から、該装置で入力された情報を読み込み、前記情報入力欄に、異なる注文情報入力装置で同一の前記画像データを基に入力された複数の情報を表示することを特徴とする請求項12乃至14のいずれか一に記載の注文情報入力方法。
  16. 前記情報入力欄には、前記複数の前記情報を並べて表示し、前記情報入力欄に入力された情報の適否を判断することを特徴とする請求項15記載の注文情報入力方法。
  17. 前記情報入力欄の表示に際し、複数の前記情報を比較する処理を行い、前記情報の内容が異なる場合に、前記情報入力欄を識別可能に表示し、前記情報入力欄に入力された前記情報の適否を判断することを特徴とする請求項16記載の注文情報入力方法。
  18. 前記注文票を読み取る注文票読み取り装置と、前記注文情報入力装置と、前記注文票読み取り装置で読み取られた前記画像データと前記注文情報入力装置で入力された前記情報とを記憶するサーバとを通信ネットワークを介して相互に接続し、前記画像データと前記情報とを、ネットワーク上の各々の前記注文情報入力装置で利用可能に管理することを特徴とする請求項12乃至17のいずれか一に記載の注文情報入力方法。
  19. 請求項12乃至18のいずれか一に記載の注文情報入力方法を用いて、顧客が提供した写真画像に基づく画像と入力された前記情報とが印刷されるポストカードを製作することを特徴とするポストカードの生産方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007026110A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Ricoh Co Ltd 取引書類管理システム
JP2019185353A (ja) * 2018-04-09 2019-10-24 アールエフシステム株式会社 段ボール用受注管理システム

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