JP2004133224A - 液晶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は表示品質が良く、振動衝撃に安定でかつ安価なタッチパネル付き液晶装置を提供することである。
【解決手段】本発明は、タッチパネルを液晶パネル上方に配設した液晶装置に於いて、前記タッチパネルはタッチパネル上基板6とタッチパネル下基板8とを備え、前記液晶パネルは液晶上基板10と液晶下基板12とを備え、少なくとも表示部17で該タッチパネル下基板と該液晶上基板が密接していることを特徴とする。また本発明は、前記タッチパネル下基板と前記液晶上基板の表示部の周囲が、封孔部を有する枠状のシール剤と該封孔部に封孔剤が配設されていることを特徴とする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタッチパネル付き液晶装置に関するもので、特にタッチパネルを設ける事による液晶表示部の表示品質の劣化を軽減した液晶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のタッチパネル付き液晶装置は図7に示すように、液晶パネル4上に粘着テープ等の接着剤20を介してタッチパネル2が置かれているのが一般的であった。
このようなタッチパネル付き液晶装置ではタッチパネル下基板8と液晶上基板10間に偏光板16を介して数百μm厚の空気層21が出来てしまう。この空気層はタッチパネル付き液晶装置の表示品質劣化の原因となるもので、図7のようにペン22等の部材でタッチパネル2が押された時タッチパネル下基板8と液晶上基板10とが部分的にきわめて近接し、その結果ニュートンリングが見えてしまい表示品質の劣化を招いている。
【0003】
また図9に示すように、反射型の液晶パネルを用いた時は入射光Aに対し液晶下基板12の表面で反射する反射光Bを画像として観測するが、タッチパネル付き液晶装置の構成部材の各表面でも反射が起きてしまう。特にタッチパネル2と液晶パネル4上の偏光板16との間の空気層21の界面での反射(タッチパネル下面の反射光c、液晶パネル上の偏光板面の反射光d)は大きく、これら反射によって反射光Bが弱くなり画像が暗くなってしまい表示品質が劣化している。(例えば、非特許文献1参照。)
【0004】
このような表示劣化原因を除くためタッチパネルと液晶パネルとをアクリル系接着剤で貼り付ける方式も提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
【0005】
図8はそのようなタッチパネル付き液晶装置の例で、タッチパネル2と液晶パネル4とがアクリル系接着剤30で接着されている。このように構成すると図8のようにペン22等の部材でタッチパネル2が押された時タッチパネル2と液晶パネル4との間隔が変わることがないのでニュートンリング発生の問題はない。しかし図10に示すようにタッチパネル2下面と接着層30との界面での反射(反射光c’)、接着層30と液晶パネル4上の偏光板16の界面での反射(反射光d’)は接着剤の材質により強弱はあるものの依然として存在する。すなわち入射光Aに対し本来の反射光Bは他の反射光c’,d’が存在する分弱くなってしまい、さらに接着層16中での光透過率の問題も加わって画像が暗くなってしまうという問題が残る。
【0006】
これらの問題を解決するため、タッチパネル2と液晶パネル4とを空隙を設けず積層配置するという提案がなされている。(例えば、特許文献2参照。)
【0007】
しかしながら特許文献2においてはタッチパネル2と液晶パネル4とを空隙を設けず積層配置するという提案はしているものの、タッチパネル2と液晶パネル4との空隙を如何にしてなくすか、タッチパネル2と液晶パネル4との位置関係を以下にして保つかの手段が示されていない。すなわち、組み立て時にタッチパネル2と液晶パネル4との間にゴミ異物等が挟まれば微少な空気層が出来てしまうし、タッチパネル2と液晶パネル4との位置関係の固定化がなされていないと使用時の振動、衝撃によりタッチパネル2と液晶パネル4との位置がずれてしまうという問題が生じる。
【0008】
またこれらの問題点を解消するため、タッチパネルの下基板と液晶パネルの上基板とを1枚の共通の基板で兼ねるという提案もある。(例えば、特許文献3参照))この方式によれば高い表示品質が期待出来るが、該共通基板の製造費用及びタッチパネルと液晶パネルとを合わせた状態での組立が難しく、結果、液晶装置が非常に高価になってしまうという問題がある。
【0009】
【非特許文献1】
「月刊ディスプレイ」テクノタイムズ社、1999年9月号 (第82頁−第87頁)
【特許文献1】
特開平7−105781号公報
【特許文献2】
特開平9−231002号公報
【特許文献3】
特開平11−167097号公報
【特許文献4】
特開平10−40004号公報
【特許文献5】
特開平07−120730号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来のタッチパネル付き液晶装置はタッチパネルの押圧時にニュートンリングが観測されてしまったり、画像が暗くなってしまうという問題があった。またこれらの問題を解決するため提案されている方法も依然として画像の明るさに問題がある、実現方法が示されていない、高価になってしまう等の問題があった。
【0011】
本発明の目的は表示品質が良く、振動衝撃に安定でかつ安価なタッチパネル付き液晶装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために用いる本発明の第1の手段は、タッチパネルを液晶パネル上方に配設した液晶装置に於いて、前記タッチパネルはタッチパネル上基板とタッチパネル下基板とを備え、前記液晶パネルは液晶上基板と液晶下基板とを備え、少なくとも表示部で前記タッチパネル下基板と前記液晶上基板が密着していることを特徴とする。
【0013】
また本発明の第2の手段は、本発明の第1の手段に於いて前記タッチパネル下基板と前記液晶上基板の表示部の周囲が、封孔部を有する枠状のシール剤と該封孔部に封孔剤が配設されていることを特徴とする。
【0014】
また本発明の第3の手段は、本発明の第2の手段に於いて前記シール剤の内側を真空吸引することにより前記タッチパネル下基板と前記液晶上基板とを密接していることを特徴とする。
【0015】
また本発明の第4の手段は、本発明の第1の手段乃至第3の手段のいずれか1に記載の手段に於いて前記タッチパネルの上方には、偏光板が配設されていることを特徴とする。
【0016】
また本発明の第5の手段は、本発明の第1の手段乃至第4の手段のいずれか1に記載の手段に於いて前記タッチパネル下基板が可塑性を有することを特徴とする。
【0017】
また本発明の第6の手段は、本発明の第2の手段乃至第5の手段のいずれか1に記載の手段に於いて前記タッチパネル下基板と前記液晶上基板の間のシール剤の厚みが前記液晶パネルを構成するシール剤の厚みと略同じであることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明による液晶装置を図1〜図6を用いて説明する。
【0019】
【実施例】
図1は本発明による液晶装置の実施例の断面図で、液晶上基板10、液晶下基板12、液晶パネル用シール剤28からなる液晶パネル4上に、プラスチック等の高分子材料からなるタッチパネル下基板8,タッチパネル上基板6,タッチパネルスペーサー26,タッチパネル貼り合わせ剤24からなるタッチパネル2が置かれ、タッチパネル2と液晶パネル4とはシール剤14によって接着されている。タッチパネル下基板8,液晶上基板10,シール剤14で囲まれた空間は排気されることで真空に引かれており、かつタッチパネル下基板はプラスチック等の比較的柔らかい材質であるため、タッチパネル下基板8と液晶上基板10との間には空隙ないように密接している。タッチパネル2の上基板10上には偏光板16が設けられている。
少なくともタッチパネル下基板(液晶パネル側の基板)は、可塑性であるのがよく、プラスチックやガラス基板でも良い。特にガラス基板を用いたときには、ガラス材のタッチパネル下基板と接する他の基板との間が、少なくとも表示部で密接するように曲がることが大切である。
【0020】
このように構成したことにより、入射光Aに対するタッチパネル2と液晶パネル4界面における不要反射は反射光eのみとなり、図9における反射光c、dに比べ、空気層がないため、非常に弱い反射光eとなる。またこの反射光eはタッチパネル下基板8と液晶上基板10とを同じ材質にすればほぼゼロにまで抑えられる。
例えば、タッチパネル下基板がガラス材のときは、液晶パネル上基板をガラスとする。このときタッチパネル下基板のガラスは、曲がり易くするために薄い方がよい。一方、タッチパネル下基板が樹脂材のときは、液晶パネル上基板も樹脂基板とするのがより好ましい。
すなわちタッチパネルの少なくとも下基板は、可塑性あるいは弾性を有する材質がよい。例えば、可塑性を有することになる薄いガラス、プラスチック等の樹脂材が良いが、透明であるのがよい。
その結果画像を認識するための反射光B’は図9の反射光Bに比べ強い光となり、画像が暗くなるという表示劣化問題が改善されている。
【0021】
また図1の構成によればタッチパネル2と液晶パネル4とはシール剤14によって接着されかつ真空に引かれることによって密接しているので、タッチパネル2と液晶パネル4との間にゴミ等の異物が挟まって空気層が出来画像が暗くなる恐れも、振動や衝撃によってタッチパネル2と液晶パネル4とが位置ズレを起こす恐れもない。
【0022】
さらにまたシール剤14は液晶パネル用シール剤28と同等の物を用いることが出来、かつ真空に引く工程は液晶パネル内を真空に引く装置を用いることが出来るので、製造コストを低く抑えることが出来る。
【0023】
このようにタッチパネル2と液晶パネル4とを密接させると、タッチパネル2を押圧した時に液晶パネル4の表示に押圧歪みの影響が出る心配があるが、液晶装置を置く基材と液晶装置の間に空隙を設ける、もしくは弾性材を設ける(例えば、特許文献4参照)、液晶パネル4内に高分子壁によるマイクロセルを設け、液晶層を該マイクロセル内に設けて押圧による表示色ムラを防ぐ(例えば、特許文献5参照)、等の方法で問題を解消することが出来る。
【0024】
図2は本発明の液晶装置を製造する工程の一例である、なお以降の図で同様の部材には同様の番号を付している。
【0025】
本発明は、図2aで液晶パネル4上に2μmから12μm程度のスペーサー粒子が含まれたシール剤14を塗布する。この数値は、液晶パネルの上下基板間の液晶層の厚み(間隙)と同じにして、液晶パネルの製造工程と同じ工程を用いて本発明を得るようにしたものである。このことにより、本発明を実施するための新たな設備を不要とし、単純化出きる利点を有する。
このようにタッチパネル下基板と液晶パネル上基板の間の間隙を2μmから12μm程度とすると、液晶パネルの製造工程で同時に製造することができる利点を有するが、この間隙の数値以下でも、数値以上でも本発明の特性上の効果はえられる。例えば、間隙を1mmとしたり、1μmとしても良い。
シール剤14は、液晶パネルの液晶上基板10の平面図である図3に示すように、液晶パネル4の表示部17を囲む形で封孔部18を残して塗布されている。すなわち、画像を形成する領域である表示部17の周囲にシール剤14が設けられるが、画像を形成する領域である表示部とシール材は隣接しても良く隣接しなくても良い。例えば、表示部の周囲に遮光膜を設け、該遮光膜の周囲に隣接して表示部を設ける。
なお図1の断面図は図2の平面図のA−A断面に相当する。
【0026】
図2bでシール剤14を塗布した液晶パネル4上にタッチパネル2を重ねて置く。その後該重ねた状態でシール材を熱硬化するための槽または炉である焼成炉に入れ、シール剤を焼成してタッチパネル2と液晶パネル4とを接着する。
本発明実施例では、シール剤を硬化するのに焼成を用いたが、他の方法である紫外線硬化シール材を用いれば、焼成を必ずしも必要とせず接着および硬化することができる。本発明は、このような場合にも効果が得られる。
上記説明では、液晶パネル側の液晶上基板10の上にシール剤14を配設したが、本発明は当該シール剤14を、タッチパネル下基板8に配設しておき、その後、該タッチパネル下基板8を液晶上基板に重ね合わせても、本発明の効果は同様に得られる。
【0027】
図4は、タッチパネル下基板8を液晶上基板10の重ね合わせ状態にあるものを基板面に平行にシール剤14部分を切断した本発明の説明用断面図である。
前記した如くシール材を接着した後は真空槽に入れる。真空槽ないの気体を排気し真空とすることで、真空槽内でタッチパネル2と液晶パネル4の間を真空にした後、この状態で図4に示すように封孔部を封孔剤32で封孔する。
【0028】
図2cは封止後真空槽から出した状態を示した図で、タッチパネル下基板8、液晶上基板10,シール剤14で囲まれた空間は真空、一方タッチパネル上基板6,下基板8,タッチパネル貼り合わせ剤24で囲まれた空間は密閉されておらず、かつタッチパネル下基板8はプラスチック等の比較的柔らかい材質で出来ているためタッチパネル下基板8は図示のように液晶上基板10と密接する。タッチパネル2の上基板6と下基板8との間隔は200μm程度に設定するのが一般的なのでタッチパネル下基板8が6μm程度撓んでも問題はない。
【0029】
図2dでタッチパネル2上に偏光板16を貼ってタッチパネル付き液晶装置が完成する。偏光板は熱に弱いのでこのようにシール剤14の焼成後に貼ることにより劣化を防ぐことが出来る。
【0030】
図2の工程とした場合はタッチパネルを単独で完成させた後液晶パネルと貼り合わせることが出来るので製造における自由度が高いという利点がある。
【0031】
図5は本発明の液晶装置を製造する工程の他の例である。
【0032】
図5aで液晶パネル4上に6μm程度のスペーサーが含まれたシール剤14を塗布する。シール剤14は図2の場合と同様、図3の平面図に示すように、液晶パネル4の表示部17を囲む形で封孔部18を残して塗布している。
図3では、封孔部を1箇所としたが、2箇所でも良く、更に複数箇所でも良いが、封孔部を多く設けると封止作業工数が多くかかるため、1箇所あるいはシール剤の一辺に複数の封孔部を設けるのがよい。
【0033】
図5bでシール剤14を塗布した液晶パネル4の上にタッチパネルスペーサー26が液晶パネル4と反対の面側に塗布されたタッチパネル下基板8を重ねて置く。その後該重ねた状態で焼成炉に入れ、シール剤を熱硬化させてタッチパネル下基板8と液晶パネル4とを接着する。
【0034】
シール剤を熱硬化させた後、真空槽に入れる。真空槽内でタッチパネル下基板8と液晶パネル4間が真空になった状態で図4に示すように封孔部を封孔剤32で封止する。
シール剤及び封口剤を硬化させるのに熱を用いたが、シール剤及び封口剤を選定することで熱を用いずに接着硬化させることができ、本発明は熱以外の方法で硬化させても良い。例えば、紫外線効果型接着剤を用いても良い。
【0035】
図5cは封止後真空槽から出した状態を示した図で、タッチパネル下基板8、液晶上基板10,シール剤14で囲まれた空間が真空であり、かつタッチパネル下基板8はプラスチック等の比較的柔らかい材質で出来ているため、タッチパネル下基板8は図示のように液晶上基板10と密接する。
【0036】
図5dでタッチパネル上基板6をタッチパネル下基板8にタッチパネル貼り合わせ剤24で接着する。
【0037】
図5eでタッチパネル2上に偏光板16を貼ってタッチパネル付き液晶装置が完成する。
【0038】
図5の工程とした場合はタッチパネル上基板6の平行度を出しやすいので、偏光板16の貼り付けが容易になるという利点がある。
【0039】
図6は、液晶パネルの製造過程中における短冊状態の液晶パネルを示す図である。
本発明の液晶装置の製造では、少なくともタッチパネル下基板を液晶上基板に重ね合わせた状態にあるものシール剤14で囲まれた部分を前記真空に引いている。このときのタッチパネル下基板と液晶上基板は、液晶パネル4が複数個、列をなして繋がっている短冊状態である。この短冊状態で、シール剤接着し、真空引きをし、封孔をし、短冊状態を単個の状態にすべく切断し、タッチパネルの下基板上にスペーサやタッチパネル上基板を形成し、タッチパネル上基板の上に偏光板を接着してなる工程で液晶装置が得られる。
このとき、液晶がスーパツイストネマッチック(STN)の場合には、偏光板とタッチパネル上基板の間に位相差板を入れることが好ましい。
図6では液晶パネル4が4個1列に繋がっている状態でシール剤14を塗布した状態を示した図であるが、短冊を構成する単個の個数は、適宜選択するのがよい。
上記説明では、短冊により製造する工程を説明したが、短冊を用いずに、液晶パネル製造工程から単個にして製造してもよく、さらに液晶パネル製造工程の最終の切断工程で単個の液晶パネルを得て、それ以降を単個の製造工程としても良い。
【0040】
なおタッチパネル下基板8はプラスチック、ガラス等の比較的柔らかく、可とう性や可塑性の材料を用いる必要があるが、タッチパネル上基板6,液晶上基板10,液晶下基板12に関しては高分子材料もガラスも選択し得る。
本発明は、透過型、半透過型、反射型液晶パネルに用いることができ、且つ本発明の効果が得られる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば表示品質の劣化が少なく、かつ振動衝撃に対して安定なタッチパネル付き液晶装置が安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶装置の実施例の断面図である。
【図2】本発明による液晶装置の製造工程の一例を示す図である。
【図3】液晶上基板に配設したシール剤の塗布領域を示す本発明説明図である。
【図4】タッチパネル下基板を液晶上基板に重ね合わせ状態にあるものを基板面に平行にシール剤14部分を切断した本発明の説明用断面図であり、封孔部の封孔例を示す図である。
【図5】本発明による液晶装置の製造工程の他の例を示す図である
【図6】本発明の液晶パネルの製造過程中における短冊状態の液晶パネルを示す図である。
【図7】従来のタッチパネル付き液晶装置が押圧されている状態を示す図である。
【図8】従来技術で改良されたタッチパネル付き液晶装置が押圧されている状態を示す図である。
【図9】従来のタッチパネル付き液晶装置の反射光の状態を示す図である。
【図10】従来技術で改良されたタッチパネル付き液晶装置の反射光の状態を示す図である。
【符号の説明】
2  タッチパネル
4    液晶パネル
6    タッチパネル上基板
8    タッチパネル下基板
10  液晶上基板
12  液晶下基板
14  シール剤
16  偏光板
17  表示部
18  封孔部

Claims (6)

  1. タッチパネルを液晶パネルの上方に配設した液晶装置に於いて、
    前記タッチパネルはタッチパネル上基板とタッチパネル下基板とを備え、前記液晶パネルは液晶上基板と液晶下基板とを備え、少なくとも表示部で前記タッチパネル下基板と前記液晶上基板が密接していることを特徴とする液晶装置。
  2. 前記タッチパネル下基板と前記液晶上基板の表示部の周囲が、封孔部を有する枠状のシール剤と該封孔部を封孔する封孔剤が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  3. 前記シール剤の内側を真空吸引することにより前記タッチパネル下基板と前記液晶上基板とを密接していることを特徴とする請求項2に記載の液晶装置。
  4. 前記タッチパネルの上方には、偏光板が配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載の液晶装置。
  5. 前記タッチパネル下基板が可塑性を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載の液晶装置。
  6. 前記タッチパネル下基板と前記液晶上基板の間のシール剤の厚みが前記液晶パネルを構成するシール剤の厚みと略同じであることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1に記載の液晶装置。
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