JP2004133083A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
付けにネジを用いないようにする。
【解決手段】画像形成装置本体の上部に画像読取装置が一体に装備され該画
像読取装置の前面に操作部1の片側がネジ固定された画像形成装置において、上記操作部裏面を覆う樹脂製の操作部下カバー2のネジ止め固定されていない操作側を別の樹脂製の前上カバー3と嵌合させて固定する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関し、詳しくは、画像形成装置本体の上部に画像読取装置が一体に装備され、該画像読取装置の前面に操作部の片側がネジ固定された画像形成装置のカバー部分の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置本体へのカバー取り付け構造として、板金部品(シールド板金)を用いた1種類の嵌合手段を2個使用することによってカバーを結合したものが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−230622号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来技術は、板金部品を1種類の嵌合手段、すなわち、板金部品の弾性を利用した嵌合手段によって嵌合させているため、板金部品の弾性変形を利用することができず、結果として弾性変形を利用しないコの字形状の係止部材を用いることになってしまう。そのため、組み付け時、解体時には係止部を逃がしながら行わなければならず、その分スペースが余計に必要となり、小型の機械や、嵌合するカバー周辺に他の部品が配置された機械には不向きであった。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、樹脂製のカバー同士を
複数の嵌合手段を用いて嵌合させることにより、小型の機械やカバー周辺に他の部品を配置した機械に対しても、部品点数削減、組付性向上、リサイクル性向上、強度増大を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで上記課題を解決するために、請求項1の発明は、画像形成装置本体の上部に画像読取装置が一体に装備され該画像読取装置の前面に操作部の片側がネジ固定された画像形成装置において、上記操作部裏面を覆う樹脂製の操作部下カバーのネジ止め固定されていない操作部の反対側を別の樹脂製の前上カバーと嵌合させて固定したことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記前上カバーとの嵌合には、ネジ以外の嵌合手段を用いたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、上記前上カバーとの嵌合に、複数の嵌合手段を用いたことを特徴とする。
【0007】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明において、上記複数の嵌合手段として、上記前上カバーのガタツキを規制する異なる2方向にそれぞれ作用する2個の嵌合手段を用いたことを特徴とする。
【0008】
請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明において、上記前上カバーのネジ固定の位置をそれぞれのカバーで覆われることのない位置に配置したことを特徴とする。
【0009】
請求項6の発明は、請求項1乃至5の発明において、上記嵌合手段による嵌合を特定部分に限定したことを特徴とする。
【0010】
請求項7の発明は、請求項1乃至6の発明において、上記嵌合手段による嵌合位置の奥側に用紙の排出手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
請求項8の発明は、請求項6の発明において、上記特定部分は操作部の左側としたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の画像形成装置の画像読取部の上面図であり、図2は本発明の画像形成装置の正面図である。仮組み立てられた読取部手前側の操作部1と操作部下カバー2は、ネジaによって上面側から画像読取部の構造体へ共締め固定され、またネジbによって正面側から同じく画像読取部の構造体へネジ固定されている。操作部下カバー2の下側にある前上カバー3はネジcによって下部が画像形成装置の構造体へネジ固定されており、上部は操作部下カバー2と嵌合することによりネジを使用せずに固定されている。
【0013】
次に、操作部下カバー2と前上カバー3の嵌合部について説明する。図3は操作部1が装着された状態の操作部下カバー2と前上カバー3の斜視図である。矢印の方向に4箇所カバー同士が嵌合することにより固定される。
【0014】
図4が嵌合部Aの詳細図であり、図5が嵌合部Bの詳細図である。嵌合部はA、Bの2種類が若干離れた位置に配置されており、図3の矢印部の中央2箇所の嵌合部は嵌合Aにより上下方向を規制するようになっており、図3の矢印部の両端2箇所の嵌合部は嵌合Bにより図中左右方向の規制を行うようになっている。それにより、図1では前後方向が規制されることになる。また、図示していないが、図1、図2の左右方向の規制は操作部下カバー2に前上カバー3を左右側面から覆いかぶせることで行っている。それは図2の左側カバー嵌合部付近のみである。
【0015】
また、図4の(b)、図5の(b)のハッチング表示部分が組み付けられて規制している状態を示す。つまり、嵌合Aは上下方向を規制し、嵌合Bは左右方向を規制している。さらに、図4、図5の矢印方向に前上カバー3を組み付けるが、それぞれの部品にテーパtがつき、またそれらが若干離れた位置に配置されているために、矢印方向に前上カバー3を移動すれば樹脂製カバーの弾性を利用して嵌合することが可能となり、組み付け時にも余計なスペースを必要としない。上記4箇所の嵌合は図2、図3に示されるように操作部の左側約1/3の位置で行っているため、操作者がコピー動作中に行いがちな、左手による操作部1へのもたれ掛かりを行ったとしても、十分その荷重に耐えることが可能となる。従って、ネジbは操作部の中央と右側の2点だけで良いことになる。
【0016】
操作部のメンテナンス時には、操作部下カバー2と前上カバー3の両部品が樹脂製で尚且つ2種類の嵌合手段によりそれぞれ別方向に規制されているため、ネジa,bの計4個を外し、操作部1と操作部下カバー2を仮組み立て状態のままネジa側を先に上方へ傾ければ嵌合部は解除され、操作部を取り外すことが可能である。また、前上カバー3内部にあるソレノイド(図示せず)等の部品のメンテナンス時には前上カバー3の下側に設けたネジc(図2)を外せば同様に樹脂製カバーの弾性を利用してカバーを取り外すことが可能である。このように、本発明はネジを増やすことなく構成されため、外観品質(見栄え)、サービス性、リサイクル性、部品点数削減、低コストを同時に達成することができる。
【0017】
【発明の効果】
以上述べたように請求項1の本発明によれば、操作部のネジ固定されていない側を別のカバーと嵌合させて固定することにより、嵌合のためのネジ等の部品を必要としないため、低コストで操作部の補強を行うことが可能となる。
請求項2の本発明によれば、ネジの使用を増加させることなく操作部の固定及び補強を行っているため、組み付け性、サービス性、リサイクル性、外観品質が向上する。
請求項3の本発明によれば、複数の樹脂製の嵌合手段を用いることで、カバーの組み付け時や取り外し時に余計なスペースを必要とせず、装置を小型化することが可能となる。
請求項4の本発明によれば、嵌合手段によってカバーの規制方向を異ならせているため、固定しているネジを外し、カバーを傾けるだけで簡単に嵌合部を解除し、カバーを取り外すことが可能となるためサービス性、リサイクル性が向上する。
請求項5の本発明によれば、操作部下カバーと前上カバーのカバー同士の嵌合による固定以外のネジ固定の位置をそれぞれのカバーに覆われない位置に配置したことで、それぞれのカバーを単独で外すことが可能となりサービス性が向上する。
請求項6,7の本発明によれば、嵌合を用紙の排出手段の位置のみで行うことにより、排出した用紙の取り出し性を損なうことなく、排出手段のカバーと操作部の補強を同時に行うことが可能となる。
請求項8の本発明によれば、操作部の左側で嵌合を行うことで操作者が操作中にもたれかかり易い装置左側を強度増大することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の画像読取部の上面図である。
【図2】本発明の画像形成装置の正面図である。
【図3】操作部を装着した状態の操作部下カバーと前上カバーの分解斜視図である。
【図4】操作部下カバーと前上カバーの一方の嵌合部の詳細図である。
【図5】操作部下カバーと前上カバーの他方の嵌合部の詳細図である。
【符号の説明】
1 操作部
2 操作部下カバー
3 前上カバー
a ネジ
b ネジ
c ネジ
t テーパ
Claims (8)
- 画像形成装置本体の上部に画像読取装置が一体に装備され該画像読取装置の前面に操作部の片側がネジ固定された画像形成装置において、
上記操作部裏面を覆う樹脂製の操作部下カバーのネジ止め固定されていない操作部の反対側を別の樹脂製の前上カバーと嵌合させて固定することを特徴とする画像形成装置。 - 上記操作部下カバーと前上カバーとの嵌合には、ネジ以外の嵌合手段を用いたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 上記操作部下カバーと前上カバーとの嵌合に、複数の嵌合手段を用いたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 上記複数の嵌合手段として、上記前上カバーのガタツキを規制する異なる2方向にそれぞれ作用する2個の嵌合手段を用いたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 上記前上カバーのネジ固定の位置をそれぞれのカバーで覆われることのない位置に配置したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 上記嵌合手段による嵌合を特定部分に限定したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 上記嵌合手段による嵌合位置の奥側に用紙の排出手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
- 上記特定部分は操作部の左側としたことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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JP2014164117A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Ricoh Co Ltd | 取付け部材および画像形成装置 |
JP2018010076A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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