JP2004131130A - ラベル発行装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】加熱により粘着力を発現させ発行する感熱粘着ラベル等の台紙無しラベルの発行装置において、長時間その粘着力が維持される状態とし、発行後、複数枚のラベルを保持しておくことができる装置を提供する。
【解決手段】感熱粘着層が加熱されたラベル31は、表面が離型処理されたエンドレスベルト25に貼り付けられて排出される。エンドレスベルト25は剥離紙の働きと同様に粘着面側の乾燥を防止する。また、複数枚のラベル31をストックしておくことができる。
【選択図】 図2
【解決手段】感熱粘着層が加熱されたラベル31は、表面が離型処理されたエンドレスベルト25に貼り付けられて排出される。エンドレスベルト25は剥離紙の働きと同様に粘着面側の乾燥を防止する。また、複数枚のラベル31をストックしておくことができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばディレードタック紙等の台紙無しラベル用紙を用いて、裏面に粘着性を有する状態でラベルを発行する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来使用される粘着ラベルとして、ラベル貼り付け前には、ラベルの粘着面は剥離紙(ライナーやセパレータとも呼ばれる)で覆われており、貼り付け時に、その剥離紙を剥がして使用するタイプが一般的であった。しかし、この剥離紙がゴミとなることから、近年、剥離紙を必要としない台紙無しラベルが提案されており、その中には、加熱により粘着性を発生させる感熱性粘着剤を用いた感熱粘着ラベル(例えばディレードタック紙)や、通常の粘着剤を用いるが、粘着面側の反対面にシリコンコーティング等で離型面を形成し、ロール巻きにしたライナレスラベル等が開発されている。これらの台紙無しラベルにおいて、前者は常温時乾燥しているので、ドライタイプと呼び、後者は常温時にも粘着性があるので、ウェットタイプと呼んで区別する場合もある。
【0003】
これらの台紙無しラベルでは、ドライタイプ、ウェットタイプ共に、通常、ラベルが排出されると、すぐにその場で、物品にラベルの貼り付けがされるという前提で作られている。よって、ラベルの排出部の構造は、ラベルが強く貼り付かない程度の細いリブによって、ラベルを受ける場合や、例えば、特許文献1で示されているように、ラベルの粘着面側を部分的に、出口ローラで受けている場合がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−225822号公報(図2)
【特許文献2】
特開平10−86482号公報
【特許文献3】
特開2000−255534号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
剥離紙付きラベルは、粘着面が剥離紙で覆われている限り、粘着面の乾燥は抑えられ、ある程度長期的に粘着力は維持できる。しかしながら、台紙無しラベルを使う場合、従来のラベル発行装置では、粘着面の殆どの領域は空気中に露出した状態で排出されるので、粘着面は乾燥により時間経過と共に粘着力は低下する。
【0006】
すなわち、上述したように、台紙無しラベルは剥離紙が無いことで、ゴミを削減できるという長所があると同時に、剥離紙が無いことが、ラベル発行後すぐに貼り付けなければならないという制約となり、短所でもある。
【0007】
例えば、工場等で感熱粘着ラベルに加熱後、作業者の休憩時間や機械の保守時間になって、そのまま放置し、時間経過後にラベル貼り付けをしようとしても、既に粘着力は落ちて、同じラベルをもう一度再発行しなければならないという場合もある。このような場合、粘着力が落ちて使えなくなったラベルは無駄になる。また、ラベルに予めシリアル番号が付与されているような場合、番号の欠番ができ、管理上の問題もある。
また、物流の現場では、複数の物品に連続してラベルを貼る場合が多いが、従来の台紙無しラベル発行機では、ラベルを1枚ずつしか発行できないので、複数のラベルを一旦発行しておいて、その後、それらストックしておいた複数のラベルを物品に貼り付けるといった作業は出来ない。よって、作業効率が悪い場合もあった。
【0008】
そこで、本発明は従来のこのような問題を解決する為のもので、その目的とするところは、装置から排出後も粘着面の乾燥を防ぎ、長時間粘着力が保持され、また、複数のラベルを発行し、そのラベルをストックしておくことができる台紙無しラベルの発行装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本発明は、
台紙無しのラベルを用いて、裏面に粘着性を有する状態で前記ラベルを発行する装置であって、ラベルを搬送する搬送機構と、搬送経路の下流方向に位置する排出ベルトと、排出ベルトの外周表面に形成された離型面と、排出ベルトを保持するベルト保持体とを有し、ラベルの粘着面側が排出ベルトの離型面に貼着されて排出されることを特徴とする。上記構成によれば、粘着性のある粘着面は、排出ベルトにより粘着面が乾燥するのを防止でき、その粘着力は時間経過後も維持される。
【0010】
更に、排出ベルトは、ラベル発行に応じて移送可能であり、移送方向に対して、2数枚以上のラベルを重ねることなく貼着しておけるのに十分な長さが、少なくとも確保されていることを特徴とする。上記構成によれば、複数枚のラベルをストックしておくことができる。
【0011】
また、本体装置と、本体装置とは独立した出口カートリッジから成り、本体装置には搬送機構が配置され、出口カートリッジには排出ベルトとベルト保持体が配置され、出口カートリッジは本体装置と着脱自在な構成であることを特徴とする。上記構成によれば、状況に応じて、ラベルの排出状態を変更することができる。
【0012】
また、本体装置とは独立した出口カートリッジから構成される場合、ベルト保持体には、排出ベルトを巻装し移送する一対の円筒回転体と円筒回転体の回転伝達部とを具備し、搬送機構には、回転伝達部に動力を伝達する動力伝達部とを具備し、本体装置に出口カートリッジを装着した状態で、回転伝達部と動力伝達部が係合することを特徴とする。上記構成によれば、本体装置に連動して、搬送ベルトを自動的に移送させることができる。
【0013】
そして、排出ベルト等のラベル受け部に、ラベルが貼着されて排出される状態において、ラベルの粘着面側の全面を覆うのではなく、粘着面側の外周の角部を除く端縁部分の一部は露出していることを特徴とする。上記構成によれば、ラベルの貼り付け強度を確保しつつ、排出ベルト等のラベル受け部が覆っていない端縁部分の一部からラベルを剥がしやすくできる。
【0014】
尚、台紙無しラベルとしてディレードタック紙を用い、粘着性を発現させる加熱部を配置することにより、感熱接着剤を加熱する前には、粘着性が無いので、搬送経路に非粘着処理を施す必要が無く、用紙の搬送時、紙ジャム等のトラブルを防止できる。また、加熱部から搬送方向の上流位置に、ラベルを切断するカッタを配置することで、粘着性が無い状態でのカットが可能になり、カッタ刃に糊が付着することによるトラブルを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、貼付図面に従って、本発明に係る実施の形態について説明する。
【0016】
図1は、ラベルの粘着性を発現させる本体装置10と出口カートリッジ20の各々の機構を示す機構説明図である。本体装置10において、ロール状のラベル用紙30はホルダ11に保持されて、用紙搬送機構12により帯状に引き出され、プリント機構部13に送られる。その後、ラベル用紙30はヒーター14と送りローラ15に挟持される。送りローラ15には伝達歯車16が設けられており、用紙搬送機構12から動力伝達される。送りローラ15の回転により、ラベル用紙30は用紙出口17方向に送られる。更に、ラベル用紙30が所定の長さだけ送られると、カッタ18が動作し、1枚ずつのラベル31が形成される。用紙出口17の近傍には、本体装置10とは別ユニットの出口カートリッジ20を着脱自在とする取付係合部19が設けられている。
ラベル用紙30にはプリント機構部13で印刷される面の反対面に感熱性粘着剤が塗布されている。ここで用いる感熱性粘着剤として、例えば、ディレードタックが適用可能である。ディレードタックは、固体可塑剤、粘着付与剤を熱可塑性樹脂の中に混入したものであって、紙やフイルムに塗布し乾燥させる。その後、100℃近傍の粘着活性化温度に加熱することによって、可塑剤が溶融し、粘着性が発生するものである。従って、加熱前の常温では粘着性はなく、裏面に剥離紙を設ける必要がない。
【0017】
出口カートリッジ20において、フレーム21にローラ22、23が回転可能に軸支されている。ローラ22には同軸上に従動歯車24が設けられている。エンドレスベルト25はローラ22、23に、適度な張力をもって巻装されており、従動歯車24を回転させると、エンドレスベルト25は移送される。フレーム21には本体装置10に出口カートリッジを取り付けるための取付部26が設けられている。
【0018】
本体装置10の取付係合部19に、出口カートリッジ20の取付部26を合わせると、本体装置10と出口カートリッジ20は結合される。この時、伝達歯車16と従動歯車24は係合し、エンドレスベルト25の一部は、用紙出口17に位置する構成になる。この構成において、送りローラ15の回転により用紙出口17から排出されたラベル31は直ちに出口カートリッジ20のエンドレスベルト25に、ラベル粘着面の全面で貼り付き、エンドレスベルト25の動きによって移送される。
【0019】
エンドレスベルト25の表面は、非粘着性のある離型面となっており、剥離紙付きラベルの剥離紙の働きと同様に、ラベルが粘着面で強く貼り付いてしまうのを防止すると共に、粘着面が乾燥しその粘着力が低下するのを防止している。よって、エンドレスベルト25に貼着されたラベル31は、貼着されている限り、長期間粘着力は維持できる。よって、ラベル貼り付けがされるべき物品が作業現場に到着する前に、予め、所定のラベルを発行しておき、物品が到着したところで、すぐにそのラベルを物品に貼り付けるような作業が可能になる。
【0020】
ここで、用いるエンドレスベルト25の材料として、従来から一般に用いられている離型フイルムを用いることができる。これは、ポリエステルフイルムの表面にビニルシロキサン基を有するシリコン化合物の付加重合硬化物またはアルキルオキシシランもしくはオキシシラン化合物の縮重合硬化物よりなる皮膜を設けたものであり、この硬化物は非粘着で離型効果に優れている。但し、フイルムの場合、耐熱性に難点があるので、エンドレスベルト25をヒーター14に接近させるのは好ましくない。
そこで、エンドレスベルト25をヒーター14に接近させる場合、フイルムより耐熱性が高く、非粘着性のあるシリコンゴムを用いることが好ましい。更に、ラベル31の粘着面と接触するシリコンゴムの表層にフッ素樹脂の薄膜コーティング処理を行うことで、非粘着性はより向上する。表層の材料としては、ポリテトラフルオロエチレンや、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)等が使われる。
【0021】
図2は、本体装置10に出口カートリッジ20を取り付け、出口カートリッジからラベル発行している状態を示している。エンドレスベルト25は長さLなる直線部分があり、この部分にラベル31が図では、3枚貼り付けられて送られている。このように、本構成のラベル発行装置では、長さLを長く確保すれば、2枚以上のラベルを受けておくことができる。即ち、エンドレスラベル25はスタッカーとして使用できる。よって、従来は、複数枚のラベルを物品に貼り付ける場合であっても、1枚毎にラベル発行しなければならなかったが、本例のラベル発行装置を用いれば、複数枚のラベルを一時的にストックできるので、作業効率は改善される。
【0022】
また、本発明では、本体装置10と出口カートリッジ20を別体構成にしている点も特徴である。ラベルを1枚毎に発行後直ちにその場で貼り付けるような場合、出口カートリッジ20は必要無いので、出口カートリッジ20を装着せず、本体装置10のみで作業を行うことができる。また、ラベル貼り付け現場により、ラベルのサイズや、同時に発行したい枚数が異なる場合があるので、長さLの異なる数種類の出口カートリッジを用意しておくと好都合である。例えば、大きなラベルを多数枚保持しておくような場合、それだけ長いLの出口カートリッジにすればよい。また、長さLの長い出口カートリッジを用いることは、工場等で、物品にラベル貼り付けを行う自動ラベリングマシンと共に使う場合にも有効である。
【0023】
尚、上述した実施例では、エンドレスベルト25は本体装置10からの動力を受けて自動的に移送する例を示したが、これに限定するものではなく、回転ハンドル等を用いて、作業者が任意の位置に、手動でエンドレスベルト25を移送させても良い。また、自動ラベリングマシンとシステム化する場合、自動ラベリングマシンからの動力を受けて、ラベル31が最適な位置になるように、エンドレスベルト25を移送させても良い。
【0024】
次に、本発明の他の実施例を、ラベル発行装置の斜視図である図3を用いて説明する。本体装置10は、図2で示した装置と同じであるが、出口カートリッジ40のエンドレスベルト41が異なる。エンドレスベルト41には部分的に穴開き部42が設けられており、ラベル31の粘着面側の全面を覆うのでなく、この穴開き部42にあるラベル31の一部(領域A)では、粘着面が空気中に露出することになる。
【0025】
エンドレスベルト41に設けられる穴開き部42は、ラベル31のコーナー部31a、31b、31c、31dを除く端縁部分にあたるように設定されている。よって、領域Aの粘着面は時間経過と共に粘着力が劣化してしまうが、少なくとも、コーナー部31a、31b、31c、31dでは十分な粘着力が維持されるので、このラベル31を物品に貼り付けても、領域Aの部分から容易にめくれあがることはなく、実質上、貼り付け強度に悪影響は殆どない。
図3に示すような構成にすると、ラベル31を作業者が取り出す場合、作業性が容易になる。作業者は指先を穴開き部42に入れ、ラベル31の領域Aの部分を摘まんで引き起こすと、ラベル31は簡単にエンドレスベルト41から剥がされ、物品に貼り付けることができる。また、手作業でなく、自動ラベリングマシンを用いる場合も、この領域Aの部分をローラ等で挟み込んで、容易にラベル31を取り出すことができる。
【0026】
上記実施例では、1本のエンドレスベルトの一部に穴を開けて、ラベル31の一部と接触しない領域Aを設ける構成としたが、この方法以外にも、2本のエンドレスベルトを少し隙間を空けて並べて、その2本のエンドレスベルトをまたぐようにラベル31を配置する方法等、各種方法が可能であるので、実施例に示す方法に限定するものではない。
【0027】
以上、本発明について、ディレードタック紙を用いるラベル発行装置の例で詳細に説明した。本発明の第一の重要な特徴は、ラベル排出時の粘着面を排出ベルト等で覆うところにあり、ディレードタック紙に限定するものでなく、常温時に粘着性のあるライナレスラベルを用いることも、当然ながら可能である。その場合、粘着性を発現させる為の加熱部は不要になるが、搬送経路は非粘着処理を施す必要がある。
【0028】
また、本発明の第二の重要な特徴として、排出時にラベルを受ける部分では、粘着面の全面を覆うのでなく、端縁部分の一部を露出させている点である。これは、粘着ラベルを発行する各種の装置に広く適用できるラベル取り扱い性の向上技術である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のラベル発行装置では、ラベルに粘着性がある状態で、ラベル発行してから、放置しておいても、ラベルの粘着面側を排出ベルトが覆って、粘着面の乾燥を防止する為に、ラベルの粘着力は維持される。これによって、貼り付け作業を行うまでの時間的制約がなくなり、機器の停止や、作業中断時にも1枚のラベルも無駄にすることがない。
【0030】
また、複数枚のラベルを粘着性のある状態で、ストックしておくこともできるので、複数枚を処理する作業現場でも、台紙無しラベルが使えるようになる。
【0031】
更に、本願構成の排出ベルトで示したようなラベル受け部では、貼り付け強度を損ねることなく、ラベルを剥がしやすくすることができ、作業性は向上する。
【0032】
そして、従来から、取り扱い性に制約があり、使われることが少なかったが台紙無しラベルであったが、本発明により、この台紙無しラベルをより使いやすいものとすることができた。よって、台紙のゴミを低減でき、環境対応にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘着感熱ラベル発行装置の機構構成図である。
【図2】同粘着感熱ラベル発行装置の斜視図である。
【図3】本発明の第二の実施例におけるラベル発行装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 本体装置
12 用紙搬送機構
13 プリント機構部
14 ヒーター
15 送りローラ
20 出口カートリッジ
25 エンドレスベルト
30 ラベル用紙
31 ラベル
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばディレードタック紙等の台紙無しラベル用紙を用いて、裏面に粘着性を有する状態でラベルを発行する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来使用される粘着ラベルとして、ラベル貼り付け前には、ラベルの粘着面は剥離紙(ライナーやセパレータとも呼ばれる)で覆われており、貼り付け時に、その剥離紙を剥がして使用するタイプが一般的であった。しかし、この剥離紙がゴミとなることから、近年、剥離紙を必要としない台紙無しラベルが提案されており、その中には、加熱により粘着性を発生させる感熱性粘着剤を用いた感熱粘着ラベル(例えばディレードタック紙)や、通常の粘着剤を用いるが、粘着面側の反対面にシリコンコーティング等で離型面を形成し、ロール巻きにしたライナレスラベル等が開発されている。これらの台紙無しラベルにおいて、前者は常温時乾燥しているので、ドライタイプと呼び、後者は常温時にも粘着性があるので、ウェットタイプと呼んで区別する場合もある。
【0003】
これらの台紙無しラベルでは、ドライタイプ、ウェットタイプ共に、通常、ラベルが排出されると、すぐにその場で、物品にラベルの貼り付けがされるという前提で作られている。よって、ラベルの排出部の構造は、ラベルが強く貼り付かない程度の細いリブによって、ラベルを受ける場合や、例えば、特許文献1で示されているように、ラベルの粘着面側を部分的に、出口ローラで受けている場合がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−225822号公報(図2)
【特許文献2】
特開平10−86482号公報
【特許文献3】
特開2000−255534号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
剥離紙付きラベルは、粘着面が剥離紙で覆われている限り、粘着面の乾燥は抑えられ、ある程度長期的に粘着力は維持できる。しかしながら、台紙無しラベルを使う場合、従来のラベル発行装置では、粘着面の殆どの領域は空気中に露出した状態で排出されるので、粘着面は乾燥により時間経過と共に粘着力は低下する。
【0006】
すなわち、上述したように、台紙無しラベルは剥離紙が無いことで、ゴミを削減できるという長所があると同時に、剥離紙が無いことが、ラベル発行後すぐに貼り付けなければならないという制約となり、短所でもある。
【0007】
例えば、工場等で感熱粘着ラベルに加熱後、作業者の休憩時間や機械の保守時間になって、そのまま放置し、時間経過後にラベル貼り付けをしようとしても、既に粘着力は落ちて、同じラベルをもう一度再発行しなければならないという場合もある。このような場合、粘着力が落ちて使えなくなったラベルは無駄になる。また、ラベルに予めシリアル番号が付与されているような場合、番号の欠番ができ、管理上の問題もある。
また、物流の現場では、複数の物品に連続してラベルを貼る場合が多いが、従来の台紙無しラベル発行機では、ラベルを1枚ずつしか発行できないので、複数のラベルを一旦発行しておいて、その後、それらストックしておいた複数のラベルを物品に貼り付けるといった作業は出来ない。よって、作業効率が悪い場合もあった。
【0008】
そこで、本発明は従来のこのような問題を解決する為のもので、その目的とするところは、装置から排出後も粘着面の乾燥を防ぎ、長時間粘着力が保持され、また、複数のラベルを発行し、そのラベルをストックしておくことができる台紙無しラベルの発行装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本発明は、
台紙無しのラベルを用いて、裏面に粘着性を有する状態で前記ラベルを発行する装置であって、ラベルを搬送する搬送機構と、搬送経路の下流方向に位置する排出ベルトと、排出ベルトの外周表面に形成された離型面と、排出ベルトを保持するベルト保持体とを有し、ラベルの粘着面側が排出ベルトの離型面に貼着されて排出されることを特徴とする。上記構成によれば、粘着性のある粘着面は、排出ベルトにより粘着面が乾燥するのを防止でき、その粘着力は時間経過後も維持される。
【0010】
更に、排出ベルトは、ラベル発行に応じて移送可能であり、移送方向に対して、2数枚以上のラベルを重ねることなく貼着しておけるのに十分な長さが、少なくとも確保されていることを特徴とする。上記構成によれば、複数枚のラベルをストックしておくことができる。
【0011】
また、本体装置と、本体装置とは独立した出口カートリッジから成り、本体装置には搬送機構が配置され、出口カートリッジには排出ベルトとベルト保持体が配置され、出口カートリッジは本体装置と着脱自在な構成であることを特徴とする。上記構成によれば、状況に応じて、ラベルの排出状態を変更することができる。
【0012】
また、本体装置とは独立した出口カートリッジから構成される場合、ベルト保持体には、排出ベルトを巻装し移送する一対の円筒回転体と円筒回転体の回転伝達部とを具備し、搬送機構には、回転伝達部に動力を伝達する動力伝達部とを具備し、本体装置に出口カートリッジを装着した状態で、回転伝達部と動力伝達部が係合することを特徴とする。上記構成によれば、本体装置に連動して、搬送ベルトを自動的に移送させることができる。
【0013】
そして、排出ベルト等のラベル受け部に、ラベルが貼着されて排出される状態において、ラベルの粘着面側の全面を覆うのではなく、粘着面側の外周の角部を除く端縁部分の一部は露出していることを特徴とする。上記構成によれば、ラベルの貼り付け強度を確保しつつ、排出ベルト等のラベル受け部が覆っていない端縁部分の一部からラベルを剥がしやすくできる。
【0014】
尚、台紙無しラベルとしてディレードタック紙を用い、粘着性を発現させる加熱部を配置することにより、感熱接着剤を加熱する前には、粘着性が無いので、搬送経路に非粘着処理を施す必要が無く、用紙の搬送時、紙ジャム等のトラブルを防止できる。また、加熱部から搬送方向の上流位置に、ラベルを切断するカッタを配置することで、粘着性が無い状態でのカットが可能になり、カッタ刃に糊が付着することによるトラブルを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、貼付図面に従って、本発明に係る実施の形態について説明する。
【0016】
図1は、ラベルの粘着性を発現させる本体装置10と出口カートリッジ20の各々の機構を示す機構説明図である。本体装置10において、ロール状のラベル用紙30はホルダ11に保持されて、用紙搬送機構12により帯状に引き出され、プリント機構部13に送られる。その後、ラベル用紙30はヒーター14と送りローラ15に挟持される。送りローラ15には伝達歯車16が設けられており、用紙搬送機構12から動力伝達される。送りローラ15の回転により、ラベル用紙30は用紙出口17方向に送られる。更に、ラベル用紙30が所定の長さだけ送られると、カッタ18が動作し、1枚ずつのラベル31が形成される。用紙出口17の近傍には、本体装置10とは別ユニットの出口カートリッジ20を着脱自在とする取付係合部19が設けられている。
ラベル用紙30にはプリント機構部13で印刷される面の反対面に感熱性粘着剤が塗布されている。ここで用いる感熱性粘着剤として、例えば、ディレードタックが適用可能である。ディレードタックは、固体可塑剤、粘着付与剤を熱可塑性樹脂の中に混入したものであって、紙やフイルムに塗布し乾燥させる。その後、100℃近傍の粘着活性化温度に加熱することによって、可塑剤が溶融し、粘着性が発生するものである。従って、加熱前の常温では粘着性はなく、裏面に剥離紙を設ける必要がない。
【0017】
出口カートリッジ20において、フレーム21にローラ22、23が回転可能に軸支されている。ローラ22には同軸上に従動歯車24が設けられている。エンドレスベルト25はローラ22、23に、適度な張力をもって巻装されており、従動歯車24を回転させると、エンドレスベルト25は移送される。フレーム21には本体装置10に出口カートリッジを取り付けるための取付部26が設けられている。
【0018】
本体装置10の取付係合部19に、出口カートリッジ20の取付部26を合わせると、本体装置10と出口カートリッジ20は結合される。この時、伝達歯車16と従動歯車24は係合し、エンドレスベルト25の一部は、用紙出口17に位置する構成になる。この構成において、送りローラ15の回転により用紙出口17から排出されたラベル31は直ちに出口カートリッジ20のエンドレスベルト25に、ラベル粘着面の全面で貼り付き、エンドレスベルト25の動きによって移送される。
【0019】
エンドレスベルト25の表面は、非粘着性のある離型面となっており、剥離紙付きラベルの剥離紙の働きと同様に、ラベルが粘着面で強く貼り付いてしまうのを防止すると共に、粘着面が乾燥しその粘着力が低下するのを防止している。よって、エンドレスベルト25に貼着されたラベル31は、貼着されている限り、長期間粘着力は維持できる。よって、ラベル貼り付けがされるべき物品が作業現場に到着する前に、予め、所定のラベルを発行しておき、物品が到着したところで、すぐにそのラベルを物品に貼り付けるような作業が可能になる。
【0020】
ここで、用いるエンドレスベルト25の材料として、従来から一般に用いられている離型フイルムを用いることができる。これは、ポリエステルフイルムの表面にビニルシロキサン基を有するシリコン化合物の付加重合硬化物またはアルキルオキシシランもしくはオキシシラン化合物の縮重合硬化物よりなる皮膜を設けたものであり、この硬化物は非粘着で離型効果に優れている。但し、フイルムの場合、耐熱性に難点があるので、エンドレスベルト25をヒーター14に接近させるのは好ましくない。
そこで、エンドレスベルト25をヒーター14に接近させる場合、フイルムより耐熱性が高く、非粘着性のあるシリコンゴムを用いることが好ましい。更に、ラベル31の粘着面と接触するシリコンゴムの表層にフッ素樹脂の薄膜コーティング処理を行うことで、非粘着性はより向上する。表層の材料としては、ポリテトラフルオロエチレンや、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)等が使われる。
【0021】
図2は、本体装置10に出口カートリッジ20を取り付け、出口カートリッジからラベル発行している状態を示している。エンドレスベルト25は長さLなる直線部分があり、この部分にラベル31が図では、3枚貼り付けられて送られている。このように、本構成のラベル発行装置では、長さLを長く確保すれば、2枚以上のラベルを受けておくことができる。即ち、エンドレスラベル25はスタッカーとして使用できる。よって、従来は、複数枚のラベルを物品に貼り付ける場合であっても、1枚毎にラベル発行しなければならなかったが、本例のラベル発行装置を用いれば、複数枚のラベルを一時的にストックできるので、作業効率は改善される。
【0022】
また、本発明では、本体装置10と出口カートリッジ20を別体構成にしている点も特徴である。ラベルを1枚毎に発行後直ちにその場で貼り付けるような場合、出口カートリッジ20は必要無いので、出口カートリッジ20を装着せず、本体装置10のみで作業を行うことができる。また、ラベル貼り付け現場により、ラベルのサイズや、同時に発行したい枚数が異なる場合があるので、長さLの異なる数種類の出口カートリッジを用意しておくと好都合である。例えば、大きなラベルを多数枚保持しておくような場合、それだけ長いLの出口カートリッジにすればよい。また、長さLの長い出口カートリッジを用いることは、工場等で、物品にラベル貼り付けを行う自動ラベリングマシンと共に使う場合にも有効である。
【0023】
尚、上述した実施例では、エンドレスベルト25は本体装置10からの動力を受けて自動的に移送する例を示したが、これに限定するものではなく、回転ハンドル等を用いて、作業者が任意の位置に、手動でエンドレスベルト25を移送させても良い。また、自動ラベリングマシンとシステム化する場合、自動ラベリングマシンからの動力を受けて、ラベル31が最適な位置になるように、エンドレスベルト25を移送させても良い。
【0024】
次に、本発明の他の実施例を、ラベル発行装置の斜視図である図3を用いて説明する。本体装置10は、図2で示した装置と同じであるが、出口カートリッジ40のエンドレスベルト41が異なる。エンドレスベルト41には部分的に穴開き部42が設けられており、ラベル31の粘着面側の全面を覆うのでなく、この穴開き部42にあるラベル31の一部(領域A)では、粘着面が空気中に露出することになる。
【0025】
エンドレスベルト41に設けられる穴開き部42は、ラベル31のコーナー部31a、31b、31c、31dを除く端縁部分にあたるように設定されている。よって、領域Aの粘着面は時間経過と共に粘着力が劣化してしまうが、少なくとも、コーナー部31a、31b、31c、31dでは十分な粘着力が維持されるので、このラベル31を物品に貼り付けても、領域Aの部分から容易にめくれあがることはなく、実質上、貼り付け強度に悪影響は殆どない。
図3に示すような構成にすると、ラベル31を作業者が取り出す場合、作業性が容易になる。作業者は指先を穴開き部42に入れ、ラベル31の領域Aの部分を摘まんで引き起こすと、ラベル31は簡単にエンドレスベルト41から剥がされ、物品に貼り付けることができる。また、手作業でなく、自動ラベリングマシンを用いる場合も、この領域Aの部分をローラ等で挟み込んで、容易にラベル31を取り出すことができる。
【0026】
上記実施例では、1本のエンドレスベルトの一部に穴を開けて、ラベル31の一部と接触しない領域Aを設ける構成としたが、この方法以外にも、2本のエンドレスベルトを少し隙間を空けて並べて、その2本のエンドレスベルトをまたぐようにラベル31を配置する方法等、各種方法が可能であるので、実施例に示す方法に限定するものではない。
【0027】
以上、本発明について、ディレードタック紙を用いるラベル発行装置の例で詳細に説明した。本発明の第一の重要な特徴は、ラベル排出時の粘着面を排出ベルト等で覆うところにあり、ディレードタック紙に限定するものでなく、常温時に粘着性のあるライナレスラベルを用いることも、当然ながら可能である。その場合、粘着性を発現させる為の加熱部は不要になるが、搬送経路は非粘着処理を施す必要がある。
【0028】
また、本発明の第二の重要な特徴として、排出時にラベルを受ける部分では、粘着面の全面を覆うのでなく、端縁部分の一部を露出させている点である。これは、粘着ラベルを発行する各種の装置に広く適用できるラベル取り扱い性の向上技術である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のラベル発行装置では、ラベルに粘着性がある状態で、ラベル発行してから、放置しておいても、ラベルの粘着面側を排出ベルトが覆って、粘着面の乾燥を防止する為に、ラベルの粘着力は維持される。これによって、貼り付け作業を行うまでの時間的制約がなくなり、機器の停止や、作業中断時にも1枚のラベルも無駄にすることがない。
【0030】
また、複数枚のラベルを粘着性のある状態で、ストックしておくこともできるので、複数枚を処理する作業現場でも、台紙無しラベルが使えるようになる。
【0031】
更に、本願構成の排出ベルトで示したようなラベル受け部では、貼り付け強度を損ねることなく、ラベルを剥がしやすくすることができ、作業性は向上する。
【0032】
そして、従来から、取り扱い性に制約があり、使われることが少なかったが台紙無しラベルであったが、本発明により、この台紙無しラベルをより使いやすいものとすることができた。よって、台紙のゴミを低減でき、環境対応にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘着感熱ラベル発行装置の機構構成図である。
【図2】同粘着感熱ラベル発行装置の斜視図である。
【図3】本発明の第二の実施例におけるラベル発行装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 本体装置
12 用紙搬送機構
13 プリント機構部
14 ヒーター
15 送りローラ
20 出口カートリッジ
25 エンドレスベルト
30 ラベル用紙
31 ラベル
Claims (8)
- 台紙無しのラベルを用いて、裏面に粘着性を有する状態で前記ラベルを発行する装置であって、前記ラベルを搬送する搬送機構と、前記搬送経路の下流方向に位置する排出ベルトと、該排出ベルトの外周表面に形成された離型面と、前記排出ベルトを保持するベルト保持体とを有し、前記ラベルの粘着面側が前記排出ベルトの前記離型面に貼着されて排出されることを特徴とするラベル発行装置。
- 前記排出ベルトは、ラベル発行に応じて移送可能であり、移送方向に対して、2数枚以上のラベルを重ねることなく貼着しておけるのに十分な長さが、少なくとも確保されていることを特徴とする請求項1記載のラベル発行装置。
- 本体装置と、該本体装置とは独立した出口カートリッジとから成り、前記本体装置には前記搬送機構が配置され、前記出口カートリッジには前記排出ベルトと前記ベルト保持体が配置され、前記出口カートリッジは前記本体装置と着脱自在な構成であることを特徴とする請求項1又は2記載のラベル発行装置。
- 前記ベルト保持体には、前記排出ベルトを巻装し移送する一対の円筒回転体と該円筒回転体の回転伝達部とを具備し、前記搬送機構には、前記回転伝達部に動力を伝達する動力伝達部とを具備し、前記本体装置に前記出口カートリッジを装着した状態で、前記回転伝達部と前記動力伝達部が係合することを特徴とする請求項3記載のラベル発行装置。
- 前記排出ベルトに、前記ラベルが貼着されて排出される状態において、前記排出ベルトが前記ラベルの粘着面側の全面を覆うのではなく、前記ラベルの外周の角部を除く端縁部分の一部は露出していることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のラベル発行装置。
- 前記台紙無しラベルは感熱接着剤を用いるディレードタック紙であり、前記搬送ベルトから搬送方向の上流位置に、前記感熱接着剤を加熱する加熱部を配置することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のラベル発行装置。
- 前記加熱部から搬送方向の上流位置に、前記ラベルを切断するカッタを配置することを特徴とする請求項6記載のラベル発行装置。
- 裏面に粘着性を有する状態でラベルを発行する装置であって、前記ラベルが排出される時に前記ラベルが貼着されるラベル受け部を有し、該ラベル受け部が前記ラベルの粘着面側の全面を覆うのではなく、前記ラベルの外周の角部を除く端縁部分の一部は露出していることを特徴とするラベル発行装置。
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Cited By (4)
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WO2009144850A1 (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-03 | 株式会社サトー知識財産研究所 | ラベルプリンタ |
JP2012201368A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Seiko Instruments Inc | 粘着ラベル発行装置、及びプリンタ |
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CN112896705A (zh) * | 2021-01-13 | 2021-06-04 | 毛云华 | 一种工业机器人标签埋入设备 |
-
2002
- 2002-10-10 JP JP2002297591A patent/JP2004131130A/ja not_active Withdrawn
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