JP2004131035A - 自動車のホイール - Google Patents

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Takahiro Taketomi
武富 孝博
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Abstract

【課題】自動車のホイールを好みのホイールに交換する時に、オフセットの量が所望の量となるように連続的に調整可能なオフセット調整機構を備えた自動車のホイールを提供する。
【解決手段】内径がホイール1のハブ部3aの径に等しく形成している短筒部材をオフセット調整部材5として使用し、このオフセット調整部材5を上記ハブ部3aの外周面に進退自在に螺合させて、ハブ部3aからの該オフセット調整部材5の突出量によってオフセット量を調整し、その突出部を介して車軸側の取付面8にホイール1のハブ部3aを装着するように構成している。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオフセット調整機構を備えている自動車のホイールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から自動車のホイールにはそのディスクの形状として羽根状や網目模様、スポーク状等の種々のデザインのものがあり、好みに応じたホイールと交換することが行われている。しかしながら、ホイールのオフセット、即ち、リム幅の中心線と車軸側に対向するディスクのハブ部取付面との間の距離がホイールによって様々の寸法のものがあり、従って、好みのホイールのオフセットと、交換したいホイールのオフセットとの寸法が一致しない場合が度々発生する。
【0003】
通常、ホイールを自動車に取付ける場合、車体の両側のホイール間、即ち、トレッドを広くすると、操作性もシャープに行えると共に良好な外観を呈することになるので好ましく、従って、好みのホイールのオフセット量が大きいとトレッドも広く取ることができるので殆ど問題は生じないが、該ホイールのオフセット量が小さいと操作性、外観共に悪くなることになる。
【0004】
このため、ホイールとこのホイールを装着させる車軸側の取付面間、即ち、ホイールのハブ部と車軸側のハブボルトを突設している取付面との対向面間に一定の厚みを有する円板形状のスペーサを介在させてこのスペーサを介して車軸側の取付面から突設している上記数本のハブボルトによりホイールのディスクにおけるハブ部を上記ドラムに固着している(例えば、特許文献1参照)。また、同一厚み、或いは異なる厚みの二枚以上のスペーサによってオフセット量を段階的に調整することも行われている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
登録実用新案第3055112号公報(第5頁、第6図)。
【特許文献1】
登録実用新案第3012991号公報(第4〜5頁、第1図)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなスペーサによるオフセット量の調整では、スペーサの厚みが15mm、20mm、25mm等に設定されているために微調整ができなく、ホイールが必要以上に外側に突出して該ホイールに装着しているタイヤがフェンダに接触し、使用できなくなる虞れがある。また、装着しているホイールのオフセットの寸法が小さいにもかかわらず、トレッドを広くとっている自動車の場合には、交換しようとする好みのホイールのオフセットの寸法が大きいと、このホイールを装着しようとしても、トレッドがさらに大きくなって上記同様にタイヤがフェンダに当接し、装着することができない。
【0007】
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ホイールのハブ部に装着されていてオフセット量を簡単に且つ連続的に微調整可能にした自動車のホイールを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動車のホイールは、ホイールにおけるディスクのハブ部に、このハブ部とハブボルトを突設している車軸側取付面との間に介在させるオフセット調整部材を進退自在に装着した構造を有する。
【0009】
このように構成している自動車のホイールにおいて、請求項2に係る発明は、内周面に螺子を刻設している短筒形状の部材をオフセット調整部材とする一方、ホイールにおけるディスクのハブ部を車軸側に向かって突出した円形ボス状ハブ部に形成してこのボス状ハブ部の外周面に刻設している螺子部に上記短筒形状のオフセット調整部材を車軸側に向かって進退自在に螺合させることによりオフセット調整機構を構成している。
【0010】
また、請求項3に係る発明は、ボルト体をオフセット調整部材として、このボルト体をホイールにおけるハブ部の外周部数個所に設けている螺子孔に車軸側に向かって進退自在に螺合させることによりオフセット調整機構を構成している。
【0011】
請求項4に係る発明は、ホイールのオフセットをゼロないし数ミリに設定してあり、このホイールのハブ部に上記オフセット調整機構を装着していることを特徴とする。
【0012】
【作用】
自動車のホイールを交換する場合、新たなホイールには本発明のオフセット調整機構が装着されている。このオフセット調整機構は、ホイールにおけるディスクのハブ部に軸方向に進退自在に取付けられたオフセット調整部材を備えてあり、ハブ部から車軸側に向かって突出するこのオフセット調整部材の突出量でもってオフセットを調整し、しかるのち、このオフセット調整部材の突出部を介してホイールのハブ部を車軸側に取付ける。
【0013】
このようなオフセット調整部材としては、内周面に雌螺子を刻設している短筒状に形成された部材を採用し、この短筒状のオフセット調整部材をホイールにおけるディスクのハブ部の外周面に形成している雄螺子部に進退自在に螺合させることによって上記オフセット調整機構を構成している。この場合には、短筒状のオフセット調整部材を回転操作することによってディスクのハブ部から車軸側に向かって突出させ、その突出量によってオフセット量を調整する。
【0014】
こうして、ホイールのオフセット調整を行ったのち、車軸側の取付面から突設している複数本のハブボルト、例えば車輪ブレーキのドラムやディスク等から突設している複数本のハブボルトをホイールのハブ部の外周部に貫設しているボルト挿通孔に挿通してハブボルトを突設している車軸側取付面(ドラムやディスク側)をこのオフセット調整部材の突出端面に当接させ、ハブ部の外面に突出した上記ハブボルトにナットを螺締することによってホイールの装着が行われる。
【0015】
また、別なオフセット調整部材としてはボルト体を使用し、このボルト体からなるオフセット調整部材をホイールにおけるディスクのハブ部の外周部に設けている複数の螺子孔に進退自在に螺合させることによって上記オフセット調整機構を構成している。この場合には、ホイールの装着時にボルト体を回転操作することによってディスクのハブ部から車軸側に向かって突出するボルト体の突出量、即ち、オフセット量を調整する。
【0016】
しかるのち、車軸側の取付面から突設している複数本のハブボルト、例えば、車輪ブレーキのディスク側から突設している複数本のハブボルトをホイールのハブ部の外周部に貫設しているボルト挿通孔に挿通してハブボルトを突設している車軸側取付面をボルト体からなるオフセット調整部材の頭部に当接させ、ハブ部の外面に突出した上記ハブボルトにナットを螺締することによってホイールの装着が行われる。この場合、オフセット調整部材を構成している全てのボルト体の突出長をオフセット調整量に一致させる必要はなく、少なくとも1本のボルト体の突出長をオフセット調整量に一致させ、このボルト体の頭部にハブボルトを突設している車軸側の取付面を当接させたのち、他のボルト体を回転操作してその頭部を上記取付面に当接させればよい。
【0017】
さらに、新たなホイールのオフセットをゼロないし数ミリに設定した構造としておくことが好ましく、このように構成したホイールのハブ部に上記オフセット調整機構を装着しておくと、トレッドを広くとっている自動車であっても、好みのホイールを所望のオフセットとなるように調整した状態で該ホイールの装着が可能となる。また、上記いずれのホイール調整機構においても微調整が可能であるために、トレッドをできるかぎり広くなるようにホイールを装着することができ、安定性、操作性が向上すると共に良好な外観を呈するようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の具体的な実施の形態を図面について説明すると、図1〜図3において、自動車のホイール1はアルミニウム合金やマグネシウム合金などの軽合金製であって、リム2とこのリム2の内周面に外周端面を一体に設けているディスク3とからなり、ディスク3はその中心部をハブ部3aに形成していると共に、外周部に所定形状の透孔3cを周方向に一定間隔毎に形成して隣接する透孔3c、3c間をスポーク部3bに形成している。なお、ディスク3の形状は、このような透孔3cを有するスポークタイプに限らず、網目状に形成したディスクや羽根形状に形成してものであってもよい。さらに、ホイール1は図においてはスリーピースホイールを示しているが、ワンピース、ツーピース等のいずれのホイールの形態であってもよい。
【0019】
上記ディスク3のハブ部3aは、ディスク3の内面から車軸側に向かって適宜高さの円形ボス状に突出していると共にその垂直な突出端面を平坦な取付面7に形成してあり、このハブ部3aの外周面に雄螺子部4を刻設し、該雄螺子部4に短筒形状のオフセット調整部材5を進退自在に螺合させてあり、このオフセット調整部材5とハブ部3aの雄螺子部4とによってオフセット調整機構を構成しているものである。
【0020】
オフセット調整部材5の長さ(高さ)は、ハブ部3aの上記突出長に略等しく、その内周面に刻設している雌螺子部6をハブ部3aの上記雌螺子部4に螺合させてあり、このオフセット調整部材5をハブ部3a回りに回転させることにより、ハブ部3aの取付面7から車軸側に向かっての該オフセット調整部材5の突出量を調整するように構成している。なお、このオフセット調整部材5は、その車軸側の端面がハブ部3aの取付面7と面一状になる位置、即ち、該オフセット調整部材全体でハブ部3aの外周面を被覆した状態となる位置まで没入可能に構成している。
【0021】
ホイール1のオフセットSは、図1に示すように、ホイール1におけるリム幅の中央を通り且つホイール1の軸線に直交する線Lとハブ部3aの上記取付面7間の距離であり、このオフセットSが大きくなればなる程、ホイール1が車幅方向の外側に装着されてトレッドも広くなる。そして、上記のようにオフセット調整部材5をハブ部3aの取付面7から車軸側に向かって突出させた場合には、このオフセット調整部材5の突出端面が車軸側との取付面となってホイール1のもつオフセットSが調整されるものである。
【0022】
従って、ホイール1のオフセットSを大きい寸法に形成しておくと、オフセットSの小さいホイールを装着している自動車に該ホイール1を交換して装着させることが困難となるので、上記ホイール1としてはそのオフセットSをゼロ又は数ミリにしておき、このオフセットSを上記オフセット調整部材5の突出量によって連続的に大きくなるように調整可能に構成している。
【0023】
ホイール1を車軸側に装着する取付構造としては、公知のように、ホイール1の上記ハブ部3aの外周部にこのハブ部3aを貫通する複数個(通常、4個或いは5個)のハブボルト取付孔9を周方向に所定間隔毎に設けている一方、車軸側にはハブボルト10を突設している取付面8があり、これらのハブボルト10に上記ホイール1のハブボルト取付孔9を挿通させたのち、ハブ部3aから外方に突出する各ハブボルト10の端部にナット11を螺締した構造としている。なお、車軸側におけるハブボルト10を突設した取付面8とは、例えば、ドラムブレーキではそのドラムの先端面であり、ディスクブレーキではそのディスクである。
【0024】
このように、車軸側におけるハブボルト10を突設した取付面8にホイール1のハブ部3aを取り付ける際に、短筒形状の上記オフセット調整部材5をハブ部3aから突出する方向に回転操作すると、その突出量が徐々に連続的に増大するので、予め、該オフセット調整部材5の突出量を所望のオフセット調整量となるように調整しておき、しかるのち、ハブボルト10をホイール1のハブボルト取付孔9に挿通してホイール1を車軸側の取付面8に装着することにより、該取付面8にこのオフセット調整部材5の突出端面を当接させ、この状態にして上述したようにハブ部3aから突出するハブボルト10にナット11を螺締することによってホイール1を装着する。
【0025】
こうしてホイール1を装着すると、該ホイール1は、ハブ部3aから車軸側に向かって突出した上記オフセット調整部材5の突出量に相当する分だけオフセット量が増大し、ホイール1が車体の両側から外側方寄りに装着されてトレッドが広くなるものである。
【0026】
図4、図5は本発明の別な実施の形態を示すもので、上記実施の形態においては、オフセット調整部材5として短筒体を採用し、このオフセット調整部材5をハブ部3aに進退自在に螺合させることによってオフセット調整機構を構成しているが、この実施の形態においては、オフセット調整部材5Aとしてボルト体を採用する一方、ホイール1のハブ部3aの外周部に該ハブ部3aを貫通或いは表面近傍部に達する深さの螺子孔12を周方向に所定間隔毎に形成しておき、各螺子孔12に上記ボルト体からなるオフセット調整部材5Aを車軸側から進退自在に螺合させることによってオフセット調整機構を構成している。
【0027】
上記螺子孔12は少なくとも3個設けられ、この実施の形態においてはハブ部3aの外周部に設けている複数個のハブボルト取付孔9における隣接するハブボルト取付孔9、9間に設けられている。
【0028】
このホイール1のハブ部3aにおける車軸側に対向している取付面7、即ち、上記ボルト体を螺合させている螺子孔12が開口している面側は、上記実施の形態と同様に平坦な垂直面に形成しておいてもよいが、そうするとオフセット調整部材5Aがボルト体よりなる場合には、該ボルト頭部が常にそのハブ部3a側の取付面7から車軸側に向かって突出した状態となって、このホイール1のオフセットが少なくともその頭部の厚み(高さ)分だけ増大し、該取付面7を直接車軸側の取付面8に当接させた状態でホイール1を装着することができなくなるので、図に示すように、ハブ部3aの取付面7における上記ボルト体を螺合させている螺子孔12の開口端部を拡大してボルト体の頭部が収納可能な凹部13を形成している。
【0029】
このように構成したので、車軸側におけるハブボルト10を突設した取付面8にこのホイール1を取り付ける際に、ボルト体からなる上記オフセット調整部材5Aをハブ部3aの取付面7から突出する方向に回転操作すると、その突出量が徐々に連続的に増大するので、予め、該オフセット調整部材5Aの突出量を所望のオフセット調整量となるように調整しておき、しかるのち、ハブボルト10をホイール1のハブ部3aの外周部に設けているハブボルト取付孔9に挿通してホイール1を車軸側の取付面8に装着することにより、該取付面8にこのオフセット調整部材5Aの突出端面、即ち、ボルト頭部の頂面を当接させ、この状態にして上述したようにハブ部3aから外側に突出するハブボルト10にナット11を螺締することによってホイール1を装着する。
【0030】
このホイール1の装着時において、オフセット調整部材5Aである全てのボルト体の突出長をオフセット調整量に一致させておく必要はなく、少なくとも1本のボルト体の突出長をオフセット調整量に一致させ、このボルト体の頭部にハブボルト10を突設している車軸側の取付面8を当接させたのち、他のボルト体を回転操作してその頭部を上記取付面8に当接させればよい。
【0031】
こうしてホイール1を装着すると、該ホイール1は、上記実施の形態と同様にハブ部3aから車軸側に向かって突出したオフセット調整部材5Aの突出量に相当する分だけオフセット量が増大し、ホイール1が車体の両側から外側方寄りに装着されてトレッドが広くなるものである。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に係る自動車のホイールによれば、ホイールにおけるディスクのハブ部に、このハブ部とハブボルトを突設している車軸側取付面との間に介在させるオフセット調整部材を進退自在に装着しているので、ハブ部から車軸側に向かって突出させるオフセット調整部材の突出量を連続的に微調整することができ、従って、ホイールを交換する場合、最も好ましいトレッド幅が得られるように簡単且つ正確に装着することができて自動車に安定感と共に操作性も向上させることができ、その上、自動車の外観を体裁よくすることができる。
【0033】
上記自動車のホイールにおいて、請求項2に係る発明は、内周面に螺子を刻設している短筒形状の部材をオフセット調整部材とする一方、ホイールにおけるディスクのハブ部を車軸側に向かって突出した円形ボス状ハブ部に形成してこのボス状ハブ部の外周面に刻設している螺子部に上記短筒形状のオフセット調整部材を車軸側に向かって進退自在に螺合させることによりオフセット調整機構を構成しているので、短筒形状のオフセット調整部材を回転させることによってハブ部からの突出量を簡単且つ連続的に所望のオフセット調整量となるように変化させることができると共に、この短筒形状のオフセット調整部材の突出端面に車軸側のハブボルトを突設している取付面を正確に当接させて、ホイールを所定のオフセットに調整した状態で確実に装着することができる。
【0034】
一方、請求項3に係る発明によれば、ボルト体をオフセット調整部材として使用し、、このボルト体をホイールにおけるハブ部の外周部数個所に設けている螺子孔に車軸側に向かって進退自在に螺合させることによりオフセット調整機構を構成しているので、ボルト体を回転操作することによってハブ部からの突出長を簡単且つ連続的に変化させて所望のオフセット調整量に容易に設定することができる。
【0035】
この場合、全てのボルト体を同一突出長となるようにする必要はなく、1本のボルト体のみの突出長を調整して所望のオフセット調整量に設定し、この状態で車軸側のハブボルトをホイールのハブ部の外周部に貫設しているボルト挿通孔に挿通して該ハブボルトを突設している車軸側取付面を上記ボルト体の頭部に当接させ、この状態にして他のボルト体を回転操作してその頭部を上記車軸側取付面に当接させることによって、所定のオフセット調整量でもってホイールを正確に装着することができる。
【0036】
請求項4に係る発明によれば、上記いずれのホイールにおいてもそのホイール自体のオフセットをゼロないし数ミリとなるようにハブ部の位置を設定しておき、このハブ部に上記オフセット調整部材を装着しているので、トレッドを広くとっている自動車であっても、好みのホイールを所望のオフセットとなるように調整した状態で該ホイールの装着が可能となる。また、上記いずれのホイール調整機構においても微調整が可能であるために、トレッドをできるかぎり広くなるようにホイールを装着することができ、安定性、操作性が向上すると共に良好な外観を呈するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオフセット調整機構を備えるホイールの縦断側面図、
【図2】その正面図、
【図3】オフセット調整機構部分の簡略斜視図、
【図4】本発明の別なオフセット調整機構を備えているホイールの縦断側面、
【図5】そのオフセット調整機構部分の簡略斜視図。
【符号の説明】
1 ホイール
2 リム
3 ディスク
3a ハブ部
4 雄螺子部
5 オフセット調整部材
6 雌螺子部
8 ハブボルトを突設している取付面
9 ハブボルト取付孔
10 ハブボルト
12 螺子孔

Claims (4)

  1. ホイールにおけるディスクのハブ部に、このハブ部とハブボルトを突設している車軸側取付面との間に介在させるオフセット調整部材を進退自在に装着していることを特徴とする自動車のホイール。
  2. オフセット調整部材は内周面に螺子を刻設している短筒形状の部材からなる一方、ホイールにおけるディスクのハブ部を車軸側に向かって突出した円形ボス状ハブ部に形成してこのボス状ハブ部の外周面に刻設している螺子部に上記短筒形状のオフセット調整部材を車軸側に向かって進退自在に螺合させることによりオフセット調整機構を構成していることを特徴とする請求項1に記載の自動車のホイール。
  3. オフセット調整部材はボルト体からなり、このボルト体をホイールにおけるハブ部の外周部数個所に設けている螺子孔に車軸側に向かって進退自在に螺合させることによりオフセット調整機構を構成していることを特徴とする請求項1に記載の自動車のホイール。
  4. ホイールのオフセットをゼロないし数ミリに設定していることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の自動車のホイール。
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