JP2004130106A

JP2004130106A - ボックス用組立具

Info

Publication number: JP2004130106A
Application number: JP2003289218A
Authority: JP
Inventors: Jae Chul Byun; ビュン　ジャエ　チュル
Original assignee: KBM FURNITURE CO Ltd
Current assignee: KBM FURNITURE CO Ltd
Priority date: 2002-10-10
Filing date: 2003-08-07
Publication date: 2004-04-30
Also published as: WO2004032680A1; AU2003246290A1; KR200301544Y1; US20040068946A1

Abstract

【課題】ボックス用組立具に関するものであって、ボックスの隅部に簡単に結合して組立性を向上させたボックス用組立具を提供する。
【解決手段】本発明は、パネルの隅部を囲むように２面が開放された第１の結合部１０と、前記第１の結合部１０の一部に一体に結合され、更に他のパネルの隅部を囲むように２面が開放された第２の結合部２０と、から構成され、前記第１の結合部１０の開放面の一つと第２の結合部の開放面の一つとが同一方向に位置している。
【選択図】図２

Description

　本発明は、ボックス用組立具に関するものであって、更に詳しくは、パネルの隅に組み付けて簡単にボックスを組み立てるためのボックス用組立具に関するものである。

　一般に、収納と装飾とを兼ね得るボックスは、パネルを結合して四角形状に箱体（ボックス）を作り、このボックスの内部に本、花などを配置して使用するものである。

　図１は、一般的なボックスの一例を示す斜視図である。

　図示のように、ボックスは、上板１及び下板２と、該上板１及び下板２の両側に結合される両側板３、４と、結合された前記上板１、下板２及び両側板３、４の後面に配置される後面板５との５枚のパネルから構成されている。

　このように構成されたボックスは、一定の大きさで切断したパネルを結合するために結合面にそれぞれ穴を空けた後、前記パネルを四角形状に配置し、各々のパネルをネジ止めしている。

　また、後面板５を結合するためには、上板１、下板２及び両側板３、４の後面側に挿入溝６を加工した後に、該溝に後面板５を挿入して結合した。

　しかし、このような一般的なボックスは、組立のためには、穴空け加工及びネジ止めをしなければならず、後面板５を結合するための挿入溝６を加工しなければならないという問題点があった。

　即ち、パネルを加工する作業工程が複雑して、生産性が低下し、穴空け加工後、ねじ止めをして組み立てることにより、組立性も悪くなるという短所がある。

　本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、パネルの隅部に簡単に結合して、ボックスの組立性を向上させたボックス用組立具を提供することにある。

　このような目的を達成するため、本発明のボックス用組立具は、パネルの隅部を囲むように２面が開放された第１の結合部と、前記第１の結合部の一部に一体に結合され、更に他のパネルの隅部を囲むように２面が開放された第２の結合部と、から構成され、前記第１の結合部の開放面の一つと前記第２の結合部との開放面の一つとが同一方向に位置するものである。

　また、前記第１の結合部と前記第２の結合部とは直角に結合されるものである。

　また、前記第１の結合部と前記第２の結合部とは鈍角に結合されるものである。

　また、前記第１の結合部及び前記第２の結合部の内部には、パネルの結合力を向上させる圧着突起が更に形成されているものである。

　また、前記第１の結合部の外側面及び前記第２の結合部の外側面の少なくともいずれかの面には結合穴が形成されているものである。

　また、前記第１の結合部の外側面及び前記第２の結合部の外側面の少なくともいずれかの面には結合突起が突出されているものである。

　また、前記第１の結合部の外側面及び前記第２の結合部の外側面の少なくともいずれかの面には結合穴が形成され、他面には結合突起が形成されているものである。

　本発明による作用を詳細に説明すると、次の通りである。

　パネルＰの隅部に本発明のボックス用組立具１００を挿入すると、組立具１００の内部に形成された圧着突起３０によって、パネルＰは組立具１００に堅固に固定される。また、結合穴４０と結合突起５０と係合させることによって、組み立てられたボックスを多段に積層することが可能である。また、組立具１００の連結により生じた間隙は仕上げ部材６０で埋めることによって仕上げ処理をするものである。

　このような本発明のボックス用組立具１００を用いて組み立てたボックスを用いて、空間を一定間隔で仕切ることによって、ボックス内部に本、花瓶、人形などの収納及び装飾ができるようになる。

　本発明に係るボックス用組立具によれば、パネルの隅部に簡単に結合してボックスを組み立てることができ、ボックスの組立が簡単であるだけでなく、ボックスの生産性も向上する。

　また、本発明に係るボックス用組立具を用いたボックスによれば、空間を効率的に区切ることによって、収納及び装飾ができる。

　以下、本発明の好適な実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明すると、次の通りである。

　図２は、本発明によるボックス用組立具の斜視図であり、符号１００はボックス用組立具の全体を示す。

　図示のように、ボックス用組立具１００は、パネルＰの隅部を結合させるもので、第１の結合部１０と第２の結合部２０とから構成されている。

　第１の結合部１０は、パネルＰの隅部を囲んで、パネルと結合するように２面が開放されている。

　第２の結合部２０は、第１の結合部１０と同一形状からなり、前記第１の結合部１０の一側面に一体に結合され、また、更に他のパネルＰの隅部を囲んで、パネルと結合するように２面が開放されている。

　また、前記第１の結合部１０と第２の結合部２０とは、開放部の各々一つが同一方向に位置しており、パネルＰの挿入位置が一致するようになっている。すなわち、結合部１０及び結合部２０の開放部にパネルＰが挿入されることによって、パネル同士が結合され、四角ボックスが形成されるものである。

　また、前記第１の結合部１０と第２の結合部２０とは直角に結合されている。さらに、前記第１の結合部及び第２の結合部２０の内部にはパネルＰとの結合力を向上させるように圧着突起３０が形成されるのが望ましい。

　また、前記第１の結合部１０の外側面には結合穴４０が形成され、第２の結合部の外側面には結合突起５０が形成されている。この結合突起５０が結合穴４０に挿入され、結合穴４０と結合突起５０とが係合し、ボックス用組立具１００同士が連結されることによって、四角ボックスが連結される。

　図３は、本発明のボックス用組立具を用いてボックスを組み立てた様子を示す斜視図である。

　図示のように、４つのパネルＰの前後に本発明のボックス用組立具１００を用いて、パネルＰを組み立てて、前面と後面が貫通した四角形状の箱体（ボックス）が組み立てられる。

　図４では、本発明によるボックス用組立具を用いて組み立てられたボックスを多段に組み立てる一例を示す正面図である。

　図示のように、本発明のボックス用組立具１００を用いて四角形状のボックスを組み立てて、これを上下左右に多段に積層した様子を示しており、これをＡからＤで示した拡大図で説明する。

　図５は、図４のＡ部を拡大した正面図である。Ａ部は、多段に積層して結合されたボックスの最外郭（隅部）であり、結合穴４０や結合突起５０が設けられていない様子を示したものである。

　図６は、図４のＢ部を拡大した正面図である。Ｂ部は、本発明によるボックス用組立具１００と更に他のボックス用組立具１００とが横方向に接して結合する部位であり、いずれか組立具１００（図中右側）の一側面には結合穴４０が形成され、他方の組立具１００（図中左側）の一側面には結合突起５０が形成された様子を示したものである。

　図７は、図４のＣ部を拡大した正面図である。Ｃ部は、本発明によるボックス用組立具１００と更に他のボックス用組立具１００とが縦方向及び横方向に接して結合する部位であり、一方のボックス用組立具１００の側面には結合穴４０が形成され、他方のボックス用組立具１００の側面には結合突起５０が形成された様子を示している。なお、図７に示す場合は、右上側及び左下側に図示されるボックス用組立具１００のように二つの外側面に結合穴４０を設け、左上側及び右下側のボックス用組立具１００のように二つの外側面に結合突起５０を設ける。

　図８は、図４のＤ部を拡大した正面図である。Ｄ部は、本発明によるボックス用組立具１００と更に他のボックス用組立具１００とが縦方向及び横方向に接して結合する部位であり、ボックス用組立具１００の一方の外側面には結合穴４０が形成され、他方の外側面には結合突起５０が形成された様子を示している。

　なお、前記図４で示したように、ボックスを多段に積層した際に、組立具１００の厚さだけボックスとボックスとの間に間隙が生じるが、この間隙に別途の仕上げ部材６０を結合することによって、この間隙を埋めて美観を良好にすることができる。

　図９は、本発明によるボックス用組立具の他の実施形態例を示した正面図である。この他の実施形態では、第１の結合部１０と第２の結合部２０とが鈍角に形成されている様子を示している。図９に示す場合は、第１の結合部１０と第２の結合部２０とを１２０度で結合し、ボックスが六角形の形状を示しているが、第１の結合部１０と第２の結合部２０とを１０８度で結合して五角形のボックスを形成したり、または、第１の結合部１０と第２の結合部２０とを他の角度で結合して、パネルＰを他の多角形に結合することもできる。

　そして、内部の圧着突起及び外面の結合穴４０又は結合突起５０は、図２で示したボックス用組立具１００と同一の位置に設ければよいので、詳細な説明は省略する。

　本発明のボックス用組立具は、パネルを結合して、ボックス（箱体）を組み立てることができ、箱体を連続的に結合することによって、家具を形成するために用いることができる。特に、カラーボックス、本棚等の組み立て式家具に有用である。

一般的なボックスの一例を示す斜視図である。本発明によるボックス用組立具の斜視図である。本発明によるボックス用組立具を用いてボックスを組み立てた様子を示す斜視図である。本発明によるボックス用組立具を用いて組み立てられたボックスを多段に組み立てる一例を示す正面図である。図４のＡ部位を拡大した正面図である。図４のＢ部位を拡大した正面図である。図４のＣ部位を拡大した正面図である。図４のＤ部位を拡大した正面図である。本発明によるボックス用組立具の他の実施形態を示す正面図である。

符号の説明

　１００：ボックス用組立具
　　１０：第１の結合部
　　２０：第２の結合部
　　３０：圧着突起
　　４０：結合穴
　　５０：結合突起
　　６０：仕上げ部材
　　　Ｐ：パネル

Claims

　パネルの隅部を囲むように２面が開放された第１の結合部と、
　前記第１の結合部の一部に一体に結合され、更に他のパネルの隅部を囲むように２面が開放された第２の結合部と、から構成され、
　前記第１の結合部の開放面の一つと前記第２の結合部の開放面の一つとが同一方向に位置することを特徴とするボックス用組立具。
　前記第１の結合部と前記第２の結合部とは直角に結合されることを特徴とする請求項１に記載のボックス用組立具。
　前記第１の結合部と前記第２の結合部とは鈍角に結合されることを特徴とする請求項１に記載のボックス用組立具。
　前記第１の結合部及び前記第２の結合部の内部には、パネルの結合力を向上させる圧着突起が更に形成されていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一つに記載のボックス用組立具。
　前記第１の結合部の外側面及び前記第２の結合部の外側面の少なくともいずれかの面には結合穴が形成されていることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一つに記載のボックス用組立具。
　前記第１の結合部の外側面と前記第２の結合部の外側面との少なくともいずれかの面には結合突起が形成されていることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一つに記載のボックス用組立具。
　前記第１の結合部の外側面と前記第２の結合部の外側面とのいずれかの面には結合穴が形成され、他面には結合突起が形成されていることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一つに記載のボックス用組立具。