JP2004129826A - 遊技機 - Google Patents

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JP2004129826A JP2002297005A JP2002297005A JP2004129826A JP 2004129826 A JP2004129826 A JP 2004129826A JP 2002297005 A JP2002297005 A JP 2002297005A JP 2002297005 A JP2002297005 A JP 2002297005A JP 2004129826 A JP2004129826 A JP 2004129826A
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Takanori Kamiyama
神山 貴徳
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Abstract

【課題】遊技部材の排出部から排出される遊技球の入賞率を容易に調整できるようにすること。
【解決手段】入賞を契機として特別図柄表示部Dに特別図柄の変動を開始させる図柄始動口5と、その図柄始動口5の鉛直上方に形成された排出口34の入側に遊技球を案内するステージ33と、そのステージ33の傾きを調整可能なステージ傾斜調整手段とを設けた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入賞口の鉛直上方に排出部が形成されて、その排出部の入側に遊技媒体を案内する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような遊技機としては、遊技球の流下態様を興趣深くするために、図柄表示部の周囲前方に合成樹脂製の遊技部材が設けられたパチンコ遊技機が知られている。この枠状体の上部には、遊技球の入口が設けられていて、下部内側には、中央に遊技球の排出部が形成された谷状のステージが添設されている。また、上側及び両サイドには、入口とステージ両端とを連通する誘導路が内設されている。そして、遊技領域を流下する遊技球が遊技部材上部の入口に飛び込むと、当該遊技球は、誘導路の内部を流下してステージの端に受け止められたのち、ステージ上を左右に揺動しながら排出部へ導かれて、排出部から排出される。
【0003】
また、上記遊技部材を設置したパチンコ遊技機では、通常、遊技部材の排出部の下方に図柄始動口が配されており、その図柄始動口への遊技球の入賞を契機として、スロットマシーンに見立てた図柄合わせゲームを前記図柄表示部で行い、そのゲーム結果に基づいて、遊技者にとって有利な特別遊技状態を生起するように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−290514号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の遊技機にあっては、遊技部材全体を合成樹脂製としたため、ステージの寸法精度が低く、遊技機毎に図柄始動口への入賞率がばらつくことがあった。そのため、このように図柄始動口への入賞率がばらつくときには、前記ステージの排出部と図柄始動口との間の遊技釘を調整して、当該ばらつきを抑制しなければならず、当該ばらつきの抑制に多くの手間を要していた。
【0006】
そこで、本発明は上記従来の遊技機の未解決の課題を解決することを目的とするものであって、遊技部材の排出部から排出される遊技球の入賞率を容易に調整できる遊技機を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明である遊技機は、上面に入賞口が設けられた遊技構成部材と、当該遊技構成部材の鉛直上方に形成された排出部の入側に遊技媒体を案内する案内部材と、当該案内部材の傾きを調整可能な第1調整手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記第1調整手段は、当該遊技機の前面側に操作部を有し、当該操作部の操作状態に応じて前記案内部材の傾きを調整することを特徴とする。
更に、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、前記排出部の出側の大きさを調整可能な第2調整手段を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
したがって、請求項1に記載の発明である遊技機にあっては、案内部材の傾きを調整できるようにしたため、例えば案内部材の寸法精度が低いために、当該案内部材の排出部から排出される遊技媒体の入賞率が小さくなってしまうときには、当該排出部の入側に案内される遊技媒体の揺動が小さくなるように当該案内部材の傾きを調整することによって、当該遊技媒体を鉛直下方に排出することができ、当該入賞率を容易に大きくすることができる。また、例えば前記入賞率が大きくなってしまうときには、前記排出部の入側に案内される遊技媒体の揺動が大きくなるように前記案内部材の傾きを調整することによって、当該遊技媒体を鉛直下方から外れたところに排出することができ、当該入賞率を容易に小さくすることができる。
【0010】
また、請求項2に記載の発明である遊技機にあっては、当該遊技機の前面側に操作部を有し、当該操作部の操作状態に応じて前記案内部材の傾きを調整するようにしたため、当該遊技機の前面側から操作部を操作することによって、前記案内部材の傾きを容易に調整することができる。
更に、請求項3に記載の発明である遊技機にあっては、排出部の出側の大きさを調整できるようにしたため、例えば案内部材の寸法精度が低いために、当該案内部材の排出部から排出される遊技媒体の入賞率が小さくなってしまうときには、当該排出部から排出される遊技媒体の揺動が小さくなるように当該排出部の出側を小さくすることによって、当該遊技媒体を鉛直下方に排出することができ、当該入賞率を容易に大きくすることができる。また、例えば前記入賞率が大きくなってしまうときには、前記排出部から排出される遊技媒体の揺動が大きくなるように当該排出部の出側を大きくすることによって、当該遊技媒体を鉛直下方から外れたところに排出することができ、当該入賞率を容易に小さくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をパチンコ機に適用した場合の実施形態につき、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態のパチンコ機の正面図であって、パチンコ機1の機枠2には、前面枠3が左側縁を蝶着された状態で設けられていて、その上半部には、遊技盤4が嵌め込まれている。また、遊技盤4の表面には、遊技球を流下可能な遊技領域Pが形成されている。この遊技領域Pには、遊技釘、風車、電飾を含む装飾部材等が設置されていて、その中央には、液晶ディスプレイ(LCD)15が特別図柄表示部Dを露出した状態で埋設されている。
【0012】
また、特別図柄表示部Dの周囲前方には、遊技部材20が設置されている。この遊技部材20の下方には、上面に図柄始動口5を配し下部にチューリップ型の普通電動役物8を配した遊技構成部材16が設置されている。またそれらの下方には、前開き型の大入賞口6が設置されている。また更に、大入賞口6の下方には、7セグメント方式により1桁の数字を表示可能な普通図柄表示部10が設けられている。加えて、遊技部材20の両側方には、普通図柄変動ゲート7,7が設置されている。なお、図柄始動口5、大入賞口6、普通図柄表示部10は、遊技領域Pの鉛直中心線上に設置されている。
【0013】
また、遊技盤4前方には、ガラス枠11が前面枠3に左側部を蝶着されることによって、片開き自在に設置されている。また、前面枠3の下半部には、供給皿12と貯留皿13とが設置されている。更に、貯留皿13の右側には、操作ハンドル14が突設されている。この操作ハンドル14は、パチンコ機1内部に設けられた発射装置(図示せず)に連結されていて、回動操作の度合に応じた強度で、供給皿12から導入した遊技球を遊技領域Pに打ち込むようになっている。
【0014】
このようなパチンコ機1では、遊技者によって打ち込まれた遊技球が図柄始動口5に入賞すると、特別図柄表示部Dに表示された3つの特別図柄が変動を開始し、所定時間後に順に停止表示される。また、全て停止表示された際の図柄が特定の組合せ(例えば「7,7,7」)であると、電飾等が作動するともに、大入賞口6が所定回数断続的に開成する所謂大当たり状態となる。そして、遊技球が大入賞口6に入賞すると、他の入賞口に入賞した場合と比較してより多くの賞品球が払い出されるため、遊技者は多くの賞品球を獲得することができる。
【0015】
図2は、遊技部材20の説明図である。遊技部材20は、ほぼ特別図柄表示部D大の開口部を有する太枠体であって、前方から後方にかけて、前層、後層の2層構造となっている。各層は合成樹脂で形成されていて、ほぼ遊技球1個分の厚さとされている。そして、遊技部材20は、開口部全体で特別図柄表示部D全体を包囲した状態で、後層をLCD15表側に密着させている。なお、遊技部材20は、遊技盤4に後層を埋め込んだ状態で、ネジ孔28,28・・を介して螺着されている。
【0016】
前層は、後層からほぼ上半分のみに亘って突出した状態で設けられた、球導入部21とされている。この球導入部21の上部中央には、突出部22が設けられている。なお、突出部22上部には、入賞口が設けられている。
後層は、ほぼ特別図柄表示部D大の開口部を有する枠状体となっており、その枠状体の上側部から両サイド部に亘って、遊技球が通過可能な空間を内包する誘導路30,30が形成されている。各誘導路30の下端内側には、それぞれ上記空間と連通した球出口31が設けられている。また、その枠状体の上辺部中央の内部には、前方に伸びた振分部が球導入部21の導入路及び双方の誘導路30,30と連通した状態で形成されている。なお、上部中央には、U状の入賞球ガイドが入賞口に対して添設されている。
【0017】
更に、後層の枠状体の下辺部であって、球出口31,31の間には細く長い溝32が設けられていて、その溝32には、谷形のステージ33が後端ほど高くなるように配されている。また、ステージ33の中央、つまり図柄始動口5の鉛直上方には、排出口34が前方を深くし幅をほぼ遊技球2個分にした半円状に形成されている。更に、ステージ33前方は、中央の排出口34で分離されたガード35,35が設けられている。このガード35,35は、ステージ33前面の厚さよりも高く突出されている。
【0018】
そして、遊技者によって打ち込まれた遊技球が遊技部材20上部の球入口23を通過すると、導入路を経て振分部へ導入されて誘導路30に導出される。また、誘導路30に導出された遊技球は、球出口31を介してステージ33へ案内される。そして、ステージ33上をガード35と接触しながら左右に数回揺動し、図柄始動口5の鉛直上方にある排出口34から排出される。
【0019】
図3は、ステージ33の説明図である。ステージ33は、溝32に前方側が軸支されて回動自在に設けられている。また、このステージ33の上面には、浅い円形の凹部36が左右に形成されている。更に、この凹部36の中央には、ネジ孔37が設けられている。そして、ステージ33は、溝32との間にゴムブッシュ38を挟んだ状態で、当該溝32にネジ孔37を介して螺着されて、ステージ傾斜調整機構が構成されている。そのため、例えばネジを締めるとゴムブッシュ38が圧縮変形され、ステージ33の後端が下がって傾斜が小さくなる。逆に、ネジを緩めるとゴムブッシュ38が復元し、ステージ33の後端が上がって傾斜が大きくなる。なお、凹部36には、くぼみを埋める蓋部材が設けられている。
【0020】
このように本実施形態にあっては、ステージ33の傾きを調整できるステージ傾斜調整機構を構成したため、例えばステージ33の寸法精度が低いために、前記排出口34から排出される遊技球の図柄始動口5への入賞率が小さくなってしまうときには、当該排出口34の入側に案内される遊技球の揺動が小さくなるように当該ステージ33の傾きを小さくすることによって、当該遊技球を鉛直下方に排出することができ、当該入賞率を容易に大きくすることができる。また、例えば前記入賞率が大きくなってしまうときには、前記排出口34の入側に案内される遊技球の揺動が大きくなるように前記ステージ33の傾きを大きくすることによって、当該遊技球を鉛直下方から外れたところに排出することができ、当該入賞率を容易に小さくすることができる。
【0021】
また、例えば遊技領域Pに滞留する遊技球が少ないために、当該遊技球の転動による演出効果が小さくなってしまうときには、前記ステージ33の傾きを小さくすることによって、当該ステージ33において遊技球の滞留時間を延ばすことができ、遊技領域Pに滞留する遊技球を容易に増やすことができる。また、例えば遊技領域Pに滞留する遊技球が多くなりすぎるときには、当該ステージ33の傾きを大きくすることによって、当該ステージ33における遊技球の滞留時間を縮めることができ、遊技領域Pに滞留する遊技球を容易に減らすことができる。そのため、このようなパチンコ機1が設置される遊技場にあっては、前記ステージ33の傾きを調整することによって、遊技領域Pに滞留する遊技球を営業形態に応じたものとすることができる。
【0022】
図4は、ガード35の説明図である。このガード35,35の背面には、当該ガード35,35と同じ高さの突起物39,39が設けられている。この突起物39,39には、ガード35,35の長手方向に沿ってスライドするスライドレバー40,40が形成されて、排出口幅調整機構が構成されている。そして、例えばスライドレバー40,40を排出口34に近づける方向へスライドさせると、突起物39,39がガード35,35の背面から現れて排出口34の出側の幅が小さくなる。逆に、スライドレバー40を排出口34から遠ざける方向へスライドさせると、突起物39,39がガード35,35の背面に隠れて排出口34の出側の幅が大きくなる。
【0023】
このように本実施形態にあっては、排出口34の出側の幅を調整できる排出口幅調整機構を構成したため、例えばガード35,35の寸法精度が低いために、当該排出口34から排出される遊技球の図柄始動口5への入賞率が小さくなってしまうときには、当該排出口34から排出される遊技球の揺動が小さくなるように当該排出口34の出側の幅を小さくすることによって、当該遊技球を鉛直下方に排出することができ、当該入賞率を容易に大きくすることができる。また、例えば前記入賞率が大きくなってしまうときには、前記排出口34から排出される遊技球の揺動が大きくなるように当該排出口34の出側の幅を大きくすることによって、当該遊技球を鉛直下方から外れたところに排出することができ、当該入賞率を容易に小さくすることができる。
【0024】
次に、本発明の第2実施形態のパチンコ機を図面に基づいて説明する。
第2実施形態のパチンコ機は、ステージ傾斜調整機構の構成の他は、第1実施形態のパチンコ機1と全く同様である。図5は、第2実施形態のパチンコ機のステージ傾斜調整機構の説明図であって、ステージ33は、溝32に前方側が軸支されて回動自在に設けられている。また、このステージ33の下面には、溝32を貫通して下方に延びている突設部41が形成されている。更に、このステージ33の下方であって、遊技部材20の前面には浅い円形の凹部42が左右に形成されていて、当該凹部42の中央にはネジ43が螺合されている。また更に、ステージ33の下方には、角部で回動自在に軸支されたL字状部材44が設けられていて、このL字状部材44の長辺側にはネジ43の先端が当接している。そして、ステージ33は、突設部41の先端がL字状部材44の短辺側に当接する状態で、当該L字状部材44に支持されて、ステージ傾斜調整機構が構成されている。そのため、例えばネジ43を締めるとL字状部材44の短辺側が上向きに回転し、ステージ33の後端が上がって傾斜が大きくなる。逆に、ネジを緩めるとL字状部材44の短辺側が下向きに回転し、ステージ33の後端が下がって傾斜が小さくなる。
【0025】
このように本実施形態にあっては、前記遊技部材20の前面側にネジ43を配し、そのネジ43の螺合状態によって前記ステージ33の傾きを調整するようにステージ傾斜調整機構を構成したため、パチンコ機1の前面側から当該ネジ43を締めたり緩めたりすることによって、当該ステージ33の傾きを容易に調整できる。
【0026】
次に、本発明の第3実施形態のパチンコ機を図面に基づいて説明する。
第3実施形態のパチンコ機は、ステージ33にクルーン45を設けた他は、第1実施形態のパチンコ機1と全く同様である。図6は、第3実施形態にかかるパチンコ機のクルーン45の説明図である。クルーン45は、役物穴46a〜46cが形成された円盤で構成されていて、役物穴46aに入った遊技球を図柄始動口5の鉛直上方にある排出口から排出し、且つ、役物穴46b,46cに入った遊技球を入賞可能性のない排出口から排出するように構成されている。そして、遊技者によって打ち込まれた遊技球が円盤上に落下すると、その円盤上を円運動しながら数回揺動し、役物穴46a〜46cのいずれかに入って図柄始動口5の鉛直上方にある排出口等から排出される。
【0027】
また、図7に示すように、クルーン45の上面には、浅い円形の凹部47が左右に形成されていて、この凹部47の中央には、ネジ孔48が設けられている。そして、クルーン45は、ステージ33との間にゴムブッシュ49を挟んだ状態で、ネジ孔48を介して螺着されて、クルーン傾斜調整機構が構成されている。そのため、例えばネジを締めるとゴムブッシュ49が圧縮変形され、クルーン45の当該ネジ側が下がって当該クルーン45が傾く。逆に、ネジを緩めるとゴムブッシュ49が復元し、クルーン45の当該ネジ側が上がって当該クルーン45が傾く。なお、凹部47には、くぼみを埋める蓋部材が設けられている。
【0028】
このように本実施形態にあっては、クルーン45の傾きを調整できるクルーン傾斜調整機構を構成したため、例えばクルーン45の寸法精度が低いために、図柄始動口5の鉛直上方にある排出口からの入賞率が小さくなってしまうときには、当該排出口の入側に案内される遊技球の揺動が小さくなるように当該クルーン45の傾きを調整することによって、当該遊技球を鉛直下方に排出することができ、当該入賞率を容易に大きくすることができる。また、例えば前記入賞率が大きくなってしまうときには、前記排出口の入側に案内される遊技球の揺動が大きくなるように前記クルーン45の傾きを調整することによって、当該遊技球を鉛直下方から外れたところに排出することができ、当該入賞率を容易に小さくすることができる。
【0029】
なお、上記実施の形態にあっては、遊技構成部材16は遊技構成部材に対応し、ステージ32及びクルーン45は案内部材に対応し、ステージ傾斜調整機構及びクルーン傾斜調整機構は第1調整手段に対応し、ネジ43は操作部に対応し、排出口幅調整機構は調整可能な第2調整手段に対応する。
また、上記実施の形態は本発明の遊技機の一例を示したものであり、遊技機の構成等を限定するものではない。
【0030】
例えば上記実施の形態では、入賞率のばらつきが抑制されるようにステージ33やクルーン45の傾きを調整する例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば遊技場の経営者が所望する入賞率となるように当該傾きを調整してもよい。当該傾きを調整して所望の入賞率とする方法によれば、当該入賞率を図柄始動口5近傍の遊技釘で調整する方法に比べて、遊技者が当該入賞率の調整結果を外見から見抜きづらくなるため好ましい。
【0031】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の遊技機にあっては、例えば案内部材の寸法精度が低いために、当該案内部材の排出部から排出される遊技媒体の入賞率が小さくなってしまうときには、当該排出部の入側に案内される遊技媒体の揺動が小さくなるように当該案内部材の傾きを調整することによって、当該遊技媒体を鉛直下方に排出することができ、当該入賞率を容易に大きくすることができる。また、例えば前記入賞率が大きくなってしまうときには、前記排出部の入側に案内される遊技媒体の揺動が大きくなるように前記案内部材の傾きを調整することによって、当該遊技媒体を鉛直下方から外れたところに排出することができ、当該入賞率を容易に小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1の遊技部材を拡大して示す要部拡大図である。
【図3】ステージ傾斜調整機構を破断して示す要部拡大図である。
【図4】排出口幅調整機構を拡大して示す要部拡大図である。
【図5】第2実施形態のステージ傾斜調整機構を破断して示す要部拡大図である。
【図6】第3実施形態のクルーンを示す概略構成図である。
【図7】クルーン傾斜調整機構を破断して示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1はパチンコ機
4は遊技盤
5は図柄始動口
16は遊技構成部材
20は遊技部材
21は球導入部
22は突出部
23は球入口
30は誘導路
31は球出口
33はステージ
34は排出口
35はガード
39は突起物
40はスライドレバー
45はクルーン
46a,46b,46cは役物穴

Claims (3)

  1. 上面に入賞口が設けられた遊技構成部材と、当該遊技構成部材の鉛直上方に形成された排出部の入側に遊技媒体を案内する案内部材と、当該案内部材の傾きを調整可能な第1調整手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1調整手段は、当該遊技機の前面側に操作部を有し、当該操作部の操作状態に応じて前記案内部材の傾きを調整することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記排出部の出側の大きさを調整可能な第2調整手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020130770A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 株式会社高尾 弾球遊技機

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