JP2004129175A - 光伝送有線放送方法及びその設備 - Google Patents
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Abstract
【課題】特定の加入者が過去の告知放送の再放送を要求したとき、その要求した加入者のみが、過去の告知放送を聞くことができる。
【解決手段】加入者2のうち、例えばユーザaが当日の告知放送を聞くことができず、しかももう既に放送されてしまってから何日かが経過したとき、そのユーザaが、過去に放送された告知放送を再び放送してくれるようにセンター装置1に要求送信Bすると、センター装置1が、当日の告知放送を、今現在の放送映像と共に送信Cを行うことにより、特定のユーザaが過去の告知放送を再度聞くことができるようになっている。
【選択図】 図1
【解決手段】加入者2のうち、例えばユーザaが当日の告知放送を聞くことができず、しかももう既に放送されてしまってから何日かが経過したとき、そのユーザaが、過去に放送された告知放送を再び放送してくれるようにセンター装置1に要求送信Bすると、センター装置1が、当日の告知放送を、今現在の放送映像と共に送信Cを行うことにより、特定のユーザaが過去の告知放送を再度聞くことができるようになっている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、センター装置から加入者に放送映像を送信する光伝送有線放送方法とその設備に係り、特に加入者に対し音声で告知する告知放送機能を備えた技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、CATV網の光伝送有線放送システムにあっては、加入者に放送映像が分配して送信され、加入者が特定の放送映像を選択することで視聴できるように構成されており、そのため、加入者宅には、センター装置から送信される放送映像を選択して視聴できるように、受信機能及び選局機能を有するテレビチューナーが備えられている。
【0003】
また、このような光伝送有線放送システムは、サービスの一つとして地域的に告知放送を行っていることがある。その場合、加入者宅には、テレビチューナーとは別に告知端末器が設置され、告知端末器がセンター装置からの告知放送を受信すると、告知端末器のスピーカから音声が再生されることにより、加入者が告知放送を聞くことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の告知放送付き光伝送有線システムにおいては、上述のように、スピーカから音声で告知放送されることによって情報を聞くことができるものの、加入者が自宅に居なかったりして、その告知放送を聞き逃してしまうと、二度と聞くことができなかった。告知放送は、加入者が関係している情報であった場合には極めて重要となっている。
【0005】
この問題を解消するため、告知放送を例えば数日間続けて行ったり、或いは一定の日にち毎に繰り返し行うことが容易に考えられるものの、そのようにすると、騒々しくなったりするばかりでなく、その告知放送を一度聞いている加入者等からは苦情等が出るおそれがあり、更には管理が複雑となったり問題があった。また、過去に放送された告知放送を、特定の加入者の要求に応じて再び配信することが容易に考えられるものの、そのようなものが存在しなかった。
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、その目的とするところは、加入者のいずれかが過去の告知放送の再放送を要求したとき、その要求した加入者のみが、過去の告知放送を聞くことができる光伝送有線放送方法を提供することにあり、他の目的は、上記方法を的確に実施し得る光伝送有線設備を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明においては、以下の手段を採用している。
請求項1の発明は、加入者の各々が選択的に視聴可能に放送映像を送信する一方、加入者の各々が再生音を聞けるように告知放送を送信するように構成した光伝送有線放送方法において、加入者のいずれかがセンター装置に対し、過去に放送された特定の告知放送の再放送を要求したとき、要求した加入者にのみ、要求された特定の告知放送を再生可能に再放送することを特徴とする。
【0008】
この発明に係る光伝送有線放送方法によれば、加入者のいずれかがセンター装置に対し、過去に放送された特定の告知放送の再放送を要求したとき、要求した加入者にのみ、要求された特定の告知放送を再生可能に再放送するので、ユニキャストで告知放送の再放送を行うことができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載の光伝送有線放送方法において、少なくとも前記告知放送の内容は、一定時間毎に符号化してパケット化されていることを特徴とする。
この発明に係る光伝送有線放送方法によれば、告知放送の内容がパケット化されているので、過去に放送された告知放送のデータを簡単に取り出すことができ、放送された告知放送のデータ管理を良好に行うことができると共に、そのデータの取り出しを良好に行うことができる。
【0010】
請求項3の発明は、加入者に対して放送映像及び告知放送をそれぞれ分配して送信するセンター装置と、該センター装置からの放送映像を選択的に視聴する視聴端末器と、センター装置からの告知放送を聞くための告知端末器とを備えた光伝送有線放送設備において、告知端末器は、過去に放送された特定の告知放送をセンター装置に対して再放送の要求する要求送信手段を備え、センター装置は、加入者のいずれかから送信され、かつ過去に放送された特定の告知放送の再放送の要求信号を受ける要求受信手段と、該要求受信手段によって受けた要求信号に基づき、前記特定の告知放送を前記要求してきた加入者のみが再生可能に放送する要求処理部とを備えることを特徴とする。
【0011】
この発明に係る光伝送有線放送設備によれば、加入者が要求送信手段を介し、過去に放送された告知放送の再放送を要求したとき、これをセンター装置の要求受信手段が受けると、センター装置では、要求先のアドレスを解析し、そのアドレス先に対して取り出した過去の告知放送を要求処理手段を介して再放送するので、要求先の告知端末器においては、再送信された過去の告知放送がスピーカから音声で出力され、これによって要求した加入者のみが、過去の告知放送を聞くことができる。
【0012】
請求項4の発明は、請求項3記載の光伝送有線放送設備において、前記センター装置は、送信された告知放送を一定時間毎にバケット化して格納するパケット格納手段を備えていることを特徴とする。
この発明に係る光伝送有線放送設備によれば、告知放送のデータが一定時間毎にパケット化されているので、加入者からの要求に速やかに対処することができる。
【0013】
請求項5の発明は、請求項3又は4記載の光伝送有線放送設備において、前記要求処理部は、過去の前記特定の告知放送の再放送が要求されたとき、その要求している加入者を特定する一方、前記パケット格納手段から取り出した前記過去の特定の告知放送を、現在放送している映像放送と多重化させて送信することを特徴とする。
【0014】
この発明に係る光伝送有線放送設備によれば、現在放送している映像放送に多重化させて送信するので、加入者個々に放送する必要がなくなり、送信部の構成が複雑化するのを回避することができる。
【0015】
請求項6の発明は、請求項3〜5のいずれかに記載の光伝送有線放送設備において、前記告知端末器は、前記要求した特定の告知放送が送信されたとき、その告知放送のデータを解読して前記特定の告知放送の再放送を再生する受信部を備えていることを特徴とする。
この発明に係る光伝送有線放送設備によれば、再放送されている告知放送のデータを解読することで、特定の告知放送の再放送を確実に再生することができ、ユニキャストを良好に実現することができる。
【0016】
請求項7の発明は、請求項3〜6のいずれかに記載の光伝送有線放送設備において、前記告知端末器は、過去に放送された特定の告知放送を要求するに際し、少なくともその特定の告知放送の放送日を入力する入力部を備えることを特徴とする。
この発明に係る光伝送有線放送設備によれば、放送日を入力するので、当日に複数の告知放送があっても、加入者は当日放送された告知放送のすべてを確実に聞くことができ、告知放送の聞き漏らしを回避することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1〜図4は本発明の第1の実施の形態に係る光伝送有線放送方法を示す原理説明図、図2は光伝送有線放送方法を実施するための光伝送有線放送設備の実施形態を示すセンター装置と加入者との関係を示す概略図、図3はその光伝送有線放送設備における加入者側の構成を示す説明図、図4は光伝送有線放送設備における加入者側の告知端末器の構成を示すブロック図である。
この光伝送有線放送方法は、図1に示すように、複数のユーザa〜nである加入者2に対してセンター装置1から放送映像が送信Aされると、加入者2の各々が放送映像を視聴でき、また告知放送が送信されると、加入者2が同時に告知放送を音声で聞くことができるようになっている。
【0018】
その際、加入者2のうち、例えばユーザaが当日の告知放送を聞くことができず、しかももう既に放送されてしまってから何日かが経過したとき、そのユーザaが、過去に放送された告知放送を再び放送してくれるようにセンター装置1に要求送信Bを行うと、センター装置1が、当日の告知放送を、今現在の放送映像と共に送信Cを行うことにより、特定のユーザaが過去の告知放送を再度聞くことができるようになっている。
【0019】
その場合、特定ユーザaのみが過去の告知放送を聞くことができる一方、特定ユーザa以外の他のユーザーb〜nが過去の告知放送を聞くことができないようにすると共に、特定のユーザa及びそれ以外の他のユーザb〜nが今現在の放送映像を視聴できるようになっている。
【0020】
従って、過去に放送された告知放送が再び放送されることを特定の加入者が要求すると、その特定の加入者のみが過去の告知放送を再度聞くことができるようになっており、結果的には図1に示す鎖線Dのように、センター装置1がユーザaに対しユニキャストで告知放送を再度行うことで、要求した特定の加入者のみが告知放送を聞くことができ、これによって、他の加入者が騒々しいと感じて苦情が出たりするおそれを解消することもできる。
【0021】
そして、図2に示すように、上記光伝送有線放送方法を実施するための光伝送有線放送設備10は、以下のように構成されている。即ち、光伝送有線放送設備10は、図2のように、センター装置1から多重化された映像信号が加入者2の各々に分配して送信され、加入者2が図3に示すようにテレビチューナー3によって選択した映像をテレビ6で視聴できるようになっていると共に、告知端末器4を介してスピーカ5から告知放送を音声で聞くことができるようになっている。
【0022】
そのため、センター装置1においては、放送サービス用の複数チャネルからなる映像信号を所定の帯域内の搬送波周波数を用いることで変調し、かつ周波数多重化して出力することで、多重化された映像信号を加入者2のそれぞれに分配して送信するようにしている。その際、センター装置1は、加入者2へのサービスの一手段としての告知放送を行うようにもなっており、告知放送する必要がある場合には、その告知放送も放送映像と共に周波数多重化して送信するようになっている。
【0023】
従って、センター装置1は、図2に示すように、放送映像及び告知放送を送信する送信部12と、送信された放送映像及び告知放送を例えば一日のような24時間毎にバケット化して格納するパケット格納部13と、これら送信部12を制御すると共に、パケット格納部13に対して放送内容のデータを符号化して日毎に書き込みかつ読み出したりする制御部11とを備えている。この場合、送信部12は、告知放送の音声信号を符号化してIP網を利用することで送信するようになっていて、ブロードバンドに対応して構成されている。
なお、図2において、符号7は分配器である。
【0024】
一方、加入者2は、自宅に設置されているテレビチューナー3を操作し、視聴したい映像を選択することでテレビ6によって所望の映像を視聴するようになっている。告知端末器4は、図4に示すように、受信部42が告知放送を受信すると、制御部41が再生部43を駆動してスピーカ5から自動的に音声を再生させることにより、加入者2が告知放送を聞くことができるようになっている。
【0025】
また、告知端末器4は、加入者が過去に放送された告知放送を再び聞きたいとき、その旨をセンター装置1に要求できるようになっている。
即ち、告知端末器4は、加入者2が入力部44を操作し、過去に放送されたもので再度放送して貰いたい告知放送の日付を入力すると共に、その告知放送の希望放送日及び時間等を入力した後、要求送信部45によって要求信号をセンター装置1に出力する。その要求信号は、IP(インターネットプロトコル)網を利用することで出力される。
【0026】
他方、センター装置1においては、図2のようにパケット格納部13により、告知放送の情報を符号化してパケット化することで、告知放送の情報を管理することとなっている。そして、特定の加入者から過去に放送された告知放送の要求がIP網を介して要求受信部14が受けると、要求処理部15がその要求信号に基づいて要求者を特定すると共に、パケット化された過去の放送データから対応するり告知放送の情報を取出し、該取り出した告知放送のデータを映像信号と共に多重化して送出するようになっている。
【0027】
そのため、センター装置1は、放送映像及び告知放送を送信する送信部12の他、利用者から過去の告知放送が放送される旨の要求信号を受信する要求受信部14と、受信した要求信号に基づいて要求先のアドレスを解析すると共に、その要求された告知放送が格納されているパケット格納部13から、対応する過去の告知放送のデータを取出し、該取り出した過去の告知放送のデータを送信する要求処理部15とを備え、これらが制御部11によって制御されるようになっている。
【0028】
次に、本実施形態の光伝送有線放送設備の動作を説明する。
いま、図1のようにセンター装置1から放送映像が送信されていると、加入者の各々は、自宅に設置されているテレビチューナー3を操作し、自分が選択した希望のチャネルの放送映像を視聴することができる。
このとき、センター装置1で告知放送を送信する必要が生じた場合、センター装置1は、その告知放送を放送映像と共に多重化して送信することで、加入者宅に設置されている告知端末器4のスピーカ5から告知放送がなされることとなる。
【0029】
このセンター装置1から送信される放送映像及び告知放送は、例えば一日毎のような24時間毎に符号化してパケット化されてパケット格納部13に格納されることとなる。
【0030】
ところが、上記告知放送がなされたとき、ある加入者(図1に示すユーザa)2が自宅におらず、当日の告知放送を聞き逃したことが後でわかると、その告知放送を確認等するために聞いておきたい場合がある。その場合、加入者(ユーザa)2は、告知端末器4を操作することで、過去に放送された特定の告知放送の再放送を要求する。即ち、加入者2は、聞き逃した日付を入力すると共に希望する日付及び時間を入力して、過去の告知放送の再放送を要求する送信(図1の符号B)を行う。
【0031】
これにより、センター装置1においては、要求受信部14が過去の告知放送の要求信号を受けると、制御部11がパケット格納部13から要求された告知放送のデータを取出すと共に、要求先のアドレスを解析し、そのアドレス先に対して取り出した過去の告知放送を再放送することとなる。
【0032】
この場合、実際には、制御部11が過去の告知放送のデータを取り出すと、その取り出した告知放送を今現在の放送映像と共に多重送信する一方、要求先の加入者宅の告知端末器4の受信部42が、放送映像と共に送信されている告知放送を受信すると共に、制御部41がその告知放送のデータを解読して再生することにより、再送信された過去の告知放送がスピーカ5から音声で出力され、これによって要求した加入者のみが、過去の告知放送を改めて聞くことができる。
【0033】
従って、この発明においては、加入者2のいずれかがセンター装置1に対し、過去に放送された特定日の告知放送の再放送を要求したとき、センター装置1が要求された過去の特定日の告知放送を再放送することで、要求した加入者のみが過去の告知放送をユニキャストで聞くことができるように構成したので、加入者が告知放送を聞き逃すことがあってもそれを解消することができるばかりでなく、また要求した加入者のみがユニキャストで聞き、他の加入者がその放送を聞くことがないので、騒々しさを招くというおそれもない。
【0034】
しかも、センター装置1では、告知放送の内容が一日24時間毎に放送映像と共に符号化してパケット化されているので、加入者から過去の告知放送の再放送が要求されると、速やかにかつ容易に対処することができる。
【0035】
そして、この実施形態の光伝送有線放送設備においては、告知端末器4が過去に放送された告知放送の再放送を要求する入力部44、及び要求送信部45を備えているので、加入者が過去の告知放送の再放送を簡単に要求することができる。
【0036】
一方、センター装置1は、前述のように、送信部12を備えるのみならず、告知放送の内容を符号化してパケット化しておくパケット格納部13と、加入者から過去の告知放送の再放送の要求を受ける要求受信部14と、再放送の要求を受けた時点で、制御部11を介して過去の告知放送のデータをパケット格納部13から取り出して要求者宅に告知放送を再放送する要求処理部15とを備えているので、要求者に対し確実に再放送することができる。
【0037】
また、加入者から要求される告知放送の要求は、IP網を利用して行われるので、加入から要求されたデータに基づいて要求先のアドレスを容易に割り出すことができ、加入者がアドレスをいちいち入力する手間が不要になり、従って、告知放送の再放送を要求することに関するデータを入力すればよく、再放送に必要な入力の手間を簡便化することができる。このような入力の簡便化は、特に、寒村のような高齢者が多い加入者にとっては、極めて有益となる。
【0038】
なお、この実施形態においては、センター装置1が告知放送の内容と放送映像とを共にパケット化した例を示したが、放送映像までパケット化するとその容量が大きいことから、パケット格納部13のメモリ容量が膨大となるおそれがあることから、少なくとも、告知放送の内容だけを符号化してパケットすればメモリ容量が膨大になるのを回避することができ、図示例に限定されるものではない。また、一日の単位となる24時間毎にパケット化する例を示したが、これに限らず、予め選定された時間でパケット化すればよい。
【0039】
更に、図示実施形態では、告知放送の再放送を要求するとき、最初の告知放送されてから何日か経過した後で、要求するようにした例を示したが、最初の告知放送後、数時間や数十時間が経過してから、要求すれば、それに対応できるようにすることもでき、要は、最初の告知放送後、予め設定された時間だけ経過すれば、再放送の要求に対処できるようにすることもできる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、加入者のいずれかがセンター装置に対し、過去に放送された特定の告知放送の再放送を要求したとき、要求した加入者にのみ、要求された特定の告知放送を再生可能に再放送するように構成したので、ユニキャストで告知放送の再放送を行うことができ、告知放送の聞き漏らしを回避することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光伝送有線放送方法を示す原理説明図である。
【図2】光伝送有線放送方法を実施するための光伝送有線放送設備の実施形態を示すセンター装置と加入者との関係を示す概略図である。
【図3】図2の光伝送有線放送設備における加入者側の構成を示す説明図である。
【図4】光伝送有線放送設備における加入者側の告知端末器の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 センター装置
2 加入者(ユーザーa〜n)
11 制御部
12 送信部
13 パケット格納部
14 要求受信部
15 要求処理部
3 テレビチューナー
4 告知端末器
5 スピーカ
41 告知制御部
42 受信部
43 再生部
44 入力部
45 要求送信部
【発明の属する技術分野】
本発明は、センター装置から加入者に放送映像を送信する光伝送有線放送方法とその設備に係り、特に加入者に対し音声で告知する告知放送機能を備えた技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、CATV網の光伝送有線放送システムにあっては、加入者に放送映像が分配して送信され、加入者が特定の放送映像を選択することで視聴できるように構成されており、そのため、加入者宅には、センター装置から送信される放送映像を選択して視聴できるように、受信機能及び選局機能を有するテレビチューナーが備えられている。
【0003】
また、このような光伝送有線放送システムは、サービスの一つとして地域的に告知放送を行っていることがある。その場合、加入者宅には、テレビチューナーとは別に告知端末器が設置され、告知端末器がセンター装置からの告知放送を受信すると、告知端末器のスピーカから音声が再生されることにより、加入者が告知放送を聞くことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の告知放送付き光伝送有線システムにおいては、上述のように、スピーカから音声で告知放送されることによって情報を聞くことができるものの、加入者が自宅に居なかったりして、その告知放送を聞き逃してしまうと、二度と聞くことができなかった。告知放送は、加入者が関係している情報であった場合には極めて重要となっている。
【0005】
この問題を解消するため、告知放送を例えば数日間続けて行ったり、或いは一定の日にち毎に繰り返し行うことが容易に考えられるものの、そのようにすると、騒々しくなったりするばかりでなく、その告知放送を一度聞いている加入者等からは苦情等が出るおそれがあり、更には管理が複雑となったり問題があった。また、過去に放送された告知放送を、特定の加入者の要求に応じて再び配信することが容易に考えられるものの、そのようなものが存在しなかった。
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、その目的とするところは、加入者のいずれかが過去の告知放送の再放送を要求したとき、その要求した加入者のみが、過去の告知放送を聞くことができる光伝送有線放送方法を提供することにあり、他の目的は、上記方法を的確に実施し得る光伝送有線設備を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明においては、以下の手段を採用している。
請求項1の発明は、加入者の各々が選択的に視聴可能に放送映像を送信する一方、加入者の各々が再生音を聞けるように告知放送を送信するように構成した光伝送有線放送方法において、加入者のいずれかがセンター装置に対し、過去に放送された特定の告知放送の再放送を要求したとき、要求した加入者にのみ、要求された特定の告知放送を再生可能に再放送することを特徴とする。
【0008】
この発明に係る光伝送有線放送方法によれば、加入者のいずれかがセンター装置に対し、過去に放送された特定の告知放送の再放送を要求したとき、要求した加入者にのみ、要求された特定の告知放送を再生可能に再放送するので、ユニキャストで告知放送の再放送を行うことができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載の光伝送有線放送方法において、少なくとも前記告知放送の内容は、一定時間毎に符号化してパケット化されていることを特徴とする。
この発明に係る光伝送有線放送方法によれば、告知放送の内容がパケット化されているので、過去に放送された告知放送のデータを簡単に取り出すことができ、放送された告知放送のデータ管理を良好に行うことができると共に、そのデータの取り出しを良好に行うことができる。
【0010】
請求項3の発明は、加入者に対して放送映像及び告知放送をそれぞれ分配して送信するセンター装置と、該センター装置からの放送映像を選択的に視聴する視聴端末器と、センター装置からの告知放送を聞くための告知端末器とを備えた光伝送有線放送設備において、告知端末器は、過去に放送された特定の告知放送をセンター装置に対して再放送の要求する要求送信手段を備え、センター装置は、加入者のいずれかから送信され、かつ過去に放送された特定の告知放送の再放送の要求信号を受ける要求受信手段と、該要求受信手段によって受けた要求信号に基づき、前記特定の告知放送を前記要求してきた加入者のみが再生可能に放送する要求処理部とを備えることを特徴とする。
【0011】
この発明に係る光伝送有線放送設備によれば、加入者が要求送信手段を介し、過去に放送された告知放送の再放送を要求したとき、これをセンター装置の要求受信手段が受けると、センター装置では、要求先のアドレスを解析し、そのアドレス先に対して取り出した過去の告知放送を要求処理手段を介して再放送するので、要求先の告知端末器においては、再送信された過去の告知放送がスピーカから音声で出力され、これによって要求した加入者のみが、過去の告知放送を聞くことができる。
【0012】
請求項4の発明は、請求項3記載の光伝送有線放送設備において、前記センター装置は、送信された告知放送を一定時間毎にバケット化して格納するパケット格納手段を備えていることを特徴とする。
この発明に係る光伝送有線放送設備によれば、告知放送のデータが一定時間毎にパケット化されているので、加入者からの要求に速やかに対処することができる。
【0013】
請求項5の発明は、請求項3又は4記載の光伝送有線放送設備において、前記要求処理部は、過去の前記特定の告知放送の再放送が要求されたとき、その要求している加入者を特定する一方、前記パケット格納手段から取り出した前記過去の特定の告知放送を、現在放送している映像放送と多重化させて送信することを特徴とする。
【0014】
この発明に係る光伝送有線放送設備によれば、現在放送している映像放送に多重化させて送信するので、加入者個々に放送する必要がなくなり、送信部の構成が複雑化するのを回避することができる。
【0015】
請求項6の発明は、請求項3〜5のいずれかに記載の光伝送有線放送設備において、前記告知端末器は、前記要求した特定の告知放送が送信されたとき、その告知放送のデータを解読して前記特定の告知放送の再放送を再生する受信部を備えていることを特徴とする。
この発明に係る光伝送有線放送設備によれば、再放送されている告知放送のデータを解読することで、特定の告知放送の再放送を確実に再生することができ、ユニキャストを良好に実現することができる。
【0016】
請求項7の発明は、請求項3〜6のいずれかに記載の光伝送有線放送設備において、前記告知端末器は、過去に放送された特定の告知放送を要求するに際し、少なくともその特定の告知放送の放送日を入力する入力部を備えることを特徴とする。
この発明に係る光伝送有線放送設備によれば、放送日を入力するので、当日に複数の告知放送があっても、加入者は当日放送された告知放送のすべてを確実に聞くことができ、告知放送の聞き漏らしを回避することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1〜図4は本発明の第1の実施の形態に係る光伝送有線放送方法を示す原理説明図、図2は光伝送有線放送方法を実施するための光伝送有線放送設備の実施形態を示すセンター装置と加入者との関係を示す概略図、図3はその光伝送有線放送設備における加入者側の構成を示す説明図、図4は光伝送有線放送設備における加入者側の告知端末器の構成を示すブロック図である。
この光伝送有線放送方法は、図1に示すように、複数のユーザa〜nである加入者2に対してセンター装置1から放送映像が送信Aされると、加入者2の各々が放送映像を視聴でき、また告知放送が送信されると、加入者2が同時に告知放送を音声で聞くことができるようになっている。
【0018】
その際、加入者2のうち、例えばユーザaが当日の告知放送を聞くことができず、しかももう既に放送されてしまってから何日かが経過したとき、そのユーザaが、過去に放送された告知放送を再び放送してくれるようにセンター装置1に要求送信Bを行うと、センター装置1が、当日の告知放送を、今現在の放送映像と共に送信Cを行うことにより、特定のユーザaが過去の告知放送を再度聞くことができるようになっている。
【0019】
その場合、特定ユーザaのみが過去の告知放送を聞くことができる一方、特定ユーザa以外の他のユーザーb〜nが過去の告知放送を聞くことができないようにすると共に、特定のユーザa及びそれ以外の他のユーザb〜nが今現在の放送映像を視聴できるようになっている。
【0020】
従って、過去に放送された告知放送が再び放送されることを特定の加入者が要求すると、その特定の加入者のみが過去の告知放送を再度聞くことができるようになっており、結果的には図1に示す鎖線Dのように、センター装置1がユーザaに対しユニキャストで告知放送を再度行うことで、要求した特定の加入者のみが告知放送を聞くことができ、これによって、他の加入者が騒々しいと感じて苦情が出たりするおそれを解消することもできる。
【0021】
そして、図2に示すように、上記光伝送有線放送方法を実施するための光伝送有線放送設備10は、以下のように構成されている。即ち、光伝送有線放送設備10は、図2のように、センター装置1から多重化された映像信号が加入者2の各々に分配して送信され、加入者2が図3に示すようにテレビチューナー3によって選択した映像をテレビ6で視聴できるようになっていると共に、告知端末器4を介してスピーカ5から告知放送を音声で聞くことができるようになっている。
【0022】
そのため、センター装置1においては、放送サービス用の複数チャネルからなる映像信号を所定の帯域内の搬送波周波数を用いることで変調し、かつ周波数多重化して出力することで、多重化された映像信号を加入者2のそれぞれに分配して送信するようにしている。その際、センター装置1は、加入者2へのサービスの一手段としての告知放送を行うようにもなっており、告知放送する必要がある場合には、その告知放送も放送映像と共に周波数多重化して送信するようになっている。
【0023】
従って、センター装置1は、図2に示すように、放送映像及び告知放送を送信する送信部12と、送信された放送映像及び告知放送を例えば一日のような24時間毎にバケット化して格納するパケット格納部13と、これら送信部12を制御すると共に、パケット格納部13に対して放送内容のデータを符号化して日毎に書き込みかつ読み出したりする制御部11とを備えている。この場合、送信部12は、告知放送の音声信号を符号化してIP網を利用することで送信するようになっていて、ブロードバンドに対応して構成されている。
なお、図2において、符号7は分配器である。
【0024】
一方、加入者2は、自宅に設置されているテレビチューナー3を操作し、視聴したい映像を選択することでテレビ6によって所望の映像を視聴するようになっている。告知端末器4は、図4に示すように、受信部42が告知放送を受信すると、制御部41が再生部43を駆動してスピーカ5から自動的に音声を再生させることにより、加入者2が告知放送を聞くことができるようになっている。
【0025】
また、告知端末器4は、加入者が過去に放送された告知放送を再び聞きたいとき、その旨をセンター装置1に要求できるようになっている。
即ち、告知端末器4は、加入者2が入力部44を操作し、過去に放送されたもので再度放送して貰いたい告知放送の日付を入力すると共に、その告知放送の希望放送日及び時間等を入力した後、要求送信部45によって要求信号をセンター装置1に出力する。その要求信号は、IP(インターネットプロトコル)網を利用することで出力される。
【0026】
他方、センター装置1においては、図2のようにパケット格納部13により、告知放送の情報を符号化してパケット化することで、告知放送の情報を管理することとなっている。そして、特定の加入者から過去に放送された告知放送の要求がIP網を介して要求受信部14が受けると、要求処理部15がその要求信号に基づいて要求者を特定すると共に、パケット化された過去の放送データから対応するり告知放送の情報を取出し、該取り出した告知放送のデータを映像信号と共に多重化して送出するようになっている。
【0027】
そのため、センター装置1は、放送映像及び告知放送を送信する送信部12の他、利用者から過去の告知放送が放送される旨の要求信号を受信する要求受信部14と、受信した要求信号に基づいて要求先のアドレスを解析すると共に、その要求された告知放送が格納されているパケット格納部13から、対応する過去の告知放送のデータを取出し、該取り出した過去の告知放送のデータを送信する要求処理部15とを備え、これらが制御部11によって制御されるようになっている。
【0028】
次に、本実施形態の光伝送有線放送設備の動作を説明する。
いま、図1のようにセンター装置1から放送映像が送信されていると、加入者の各々は、自宅に設置されているテレビチューナー3を操作し、自分が選択した希望のチャネルの放送映像を視聴することができる。
このとき、センター装置1で告知放送を送信する必要が生じた場合、センター装置1は、その告知放送を放送映像と共に多重化して送信することで、加入者宅に設置されている告知端末器4のスピーカ5から告知放送がなされることとなる。
【0029】
このセンター装置1から送信される放送映像及び告知放送は、例えば一日毎のような24時間毎に符号化してパケット化されてパケット格納部13に格納されることとなる。
【0030】
ところが、上記告知放送がなされたとき、ある加入者(図1に示すユーザa)2が自宅におらず、当日の告知放送を聞き逃したことが後でわかると、その告知放送を確認等するために聞いておきたい場合がある。その場合、加入者(ユーザa)2は、告知端末器4を操作することで、過去に放送された特定の告知放送の再放送を要求する。即ち、加入者2は、聞き逃した日付を入力すると共に希望する日付及び時間を入力して、過去の告知放送の再放送を要求する送信(図1の符号B)を行う。
【0031】
これにより、センター装置1においては、要求受信部14が過去の告知放送の要求信号を受けると、制御部11がパケット格納部13から要求された告知放送のデータを取出すと共に、要求先のアドレスを解析し、そのアドレス先に対して取り出した過去の告知放送を再放送することとなる。
【0032】
この場合、実際には、制御部11が過去の告知放送のデータを取り出すと、その取り出した告知放送を今現在の放送映像と共に多重送信する一方、要求先の加入者宅の告知端末器4の受信部42が、放送映像と共に送信されている告知放送を受信すると共に、制御部41がその告知放送のデータを解読して再生することにより、再送信された過去の告知放送がスピーカ5から音声で出力され、これによって要求した加入者のみが、過去の告知放送を改めて聞くことができる。
【0033】
従って、この発明においては、加入者2のいずれかがセンター装置1に対し、過去に放送された特定日の告知放送の再放送を要求したとき、センター装置1が要求された過去の特定日の告知放送を再放送することで、要求した加入者のみが過去の告知放送をユニキャストで聞くことができるように構成したので、加入者が告知放送を聞き逃すことがあってもそれを解消することができるばかりでなく、また要求した加入者のみがユニキャストで聞き、他の加入者がその放送を聞くことがないので、騒々しさを招くというおそれもない。
【0034】
しかも、センター装置1では、告知放送の内容が一日24時間毎に放送映像と共に符号化してパケット化されているので、加入者から過去の告知放送の再放送が要求されると、速やかにかつ容易に対処することができる。
【0035】
そして、この実施形態の光伝送有線放送設備においては、告知端末器4が過去に放送された告知放送の再放送を要求する入力部44、及び要求送信部45を備えているので、加入者が過去の告知放送の再放送を簡単に要求することができる。
【0036】
一方、センター装置1は、前述のように、送信部12を備えるのみならず、告知放送の内容を符号化してパケット化しておくパケット格納部13と、加入者から過去の告知放送の再放送の要求を受ける要求受信部14と、再放送の要求を受けた時点で、制御部11を介して過去の告知放送のデータをパケット格納部13から取り出して要求者宅に告知放送を再放送する要求処理部15とを備えているので、要求者に対し確実に再放送することができる。
【0037】
また、加入者から要求される告知放送の要求は、IP網を利用して行われるので、加入から要求されたデータに基づいて要求先のアドレスを容易に割り出すことができ、加入者がアドレスをいちいち入力する手間が不要になり、従って、告知放送の再放送を要求することに関するデータを入力すればよく、再放送に必要な入力の手間を簡便化することができる。このような入力の簡便化は、特に、寒村のような高齢者が多い加入者にとっては、極めて有益となる。
【0038】
なお、この実施形態においては、センター装置1が告知放送の内容と放送映像とを共にパケット化した例を示したが、放送映像までパケット化するとその容量が大きいことから、パケット格納部13のメモリ容量が膨大となるおそれがあることから、少なくとも、告知放送の内容だけを符号化してパケットすればメモリ容量が膨大になるのを回避することができ、図示例に限定されるものではない。また、一日の単位となる24時間毎にパケット化する例を示したが、これに限らず、予め選定された時間でパケット化すればよい。
【0039】
更に、図示実施形態では、告知放送の再放送を要求するとき、最初の告知放送されてから何日か経過した後で、要求するようにした例を示したが、最初の告知放送後、数時間や数十時間が経過してから、要求すれば、それに対応できるようにすることもでき、要は、最初の告知放送後、予め設定された時間だけ経過すれば、再放送の要求に対処できるようにすることもできる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、加入者のいずれかがセンター装置に対し、過去に放送された特定の告知放送の再放送を要求したとき、要求した加入者にのみ、要求された特定の告知放送を再生可能に再放送するように構成したので、ユニキャストで告知放送の再放送を行うことができ、告知放送の聞き漏らしを回避することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光伝送有線放送方法を示す原理説明図である。
【図2】光伝送有線放送方法を実施するための光伝送有線放送設備の実施形態を示すセンター装置と加入者との関係を示す概略図である。
【図3】図2の光伝送有線放送設備における加入者側の構成を示す説明図である。
【図4】光伝送有線放送設備における加入者側の告知端末器の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 センター装置
2 加入者(ユーザーa〜n)
11 制御部
12 送信部
13 パケット格納部
14 要求受信部
15 要求処理部
3 テレビチューナー
4 告知端末器
5 スピーカ
41 告知制御部
42 受信部
43 再生部
44 入力部
45 要求送信部
Claims (7)
- 加入者の各々が選択的に視聴可能に放送映像を送信する一方、加入者の各々が再生音を聞けるように告知放送を送信するように構成した光伝送有線放送方法において、
加入者のいずれかがセンター装置に対し、過去に放送された特定の告知放送の再放送を要求したとき、要求した加入者にのみ、対応する特定の告知放送を再生可能に再放送することを特徴とする光伝送有線放送方法。 - 請求項1記載の光伝送有線放送方法において、
少なくとも前記告知放送の内容は、一定時間毎に符号化してパケット化されていることを特徴とする光伝送有線放送方法。 - 加入者に対して放送映像及び告知放送をそれぞれ送信するセンター装置と、該センター装置からの放送映像を選択的に視聴する視聴端末器と、センター装置からの告知放送を音声で聞くための告知端末器とを備えた光伝送有線放送設備において、
告知端末器は、過去に放送された特定の告知放送をセンター装置に対して再放送を要求する要求送信手段を備え、
センター装置は、前記加入者のいずれかから送信され、かつ過去に放送された特定の告知放送の再放送の要求信号を受ける要求受信手段と、該要求受信手段によって受けた要求信号に基づき、対応する前記特定の告知放送を前記要求してきた加入者のみが再生可能に放送する要求処理部とを備えることを特徴とする光伝送有線放送設備。 - 請求項3記載の光伝送有線放送設備において、
前記センター装置は、送信された告知放送を一定時間毎にバケット化して格納するパケット格納手段を備えていることを特徴とする光伝送有線放送設備。 - 請求項3又は4記載の光伝送有線放送設備において、
前記要求処理部は、過去の前記特定の告知放送の再放送が要求されたとき、その要求している加入者を特定する一方、前記パケット格納手段から取り出した前記過去の特定の告知放送を、現在放送している映像放送と多重化させて送信することを特徴とする光伝送有線放送設備。 - 請求項3〜5のいずれかに記載の光伝送有線放送設備において、
前記告知端末器は、前記要求した特定の告知放送が送信されたとき、その告知放送のデータを解読して前記特定の告知放送の再放送を再生する手段を備えていることを特徴とする光伝送有線放送設備。 - 請求項3〜6のいずれかに記載の光伝送有線放送設備において、
前記告知端末器は、過去に放送された特定の告知放送を要求するに際し、少なくともその特定の告知放送の放送日を入力する入力部を備えることを特徴とする光伝送有線放送設備。
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JP2006174211A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Synclayer Inc | 光端末装置 |
JP2009033471A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 番組送出システム |
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