JP2004127216A - コード読取装置 - Google Patents

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Toru Okada
岡田 徹
Hidenori Yoshizawa
吉澤 秀紀
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Abstract

【課題】撮像される像が暗くならず、コード認識がし易い構成とする。
【解決手段】物体5に設けられた固有コード6をハウジング11の読取部11cから読み取るコード読取装置1において、CCDカメラ15の光軸7に対して所定角度で傾斜したハーフミラー12をハウジング内に配設する。そして、ハウジング内に設けられた光源18より、ハーフミラー12を介して被読み取り面3を照射し、固有コード6に当って反射した反射光を絞り機能を有する孔9aを介して、CCDカメラ15により像を撮像する。この場合、光源18から発せられた照明光をハーフミラー12によって透過し、透過した透過光を反射させることによって、反射した透過光を、ハーフミラーを介してCCDカメラ15へと導く光反射膜13を光軸7に対して、対向して配設した。
【選択図】 図1

Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、物体に設けられた固有コード(例えば、バーコードに代表される一次元コード、マトリックス状の二次元コードや異次元コードが組み合わせられた多次元コード等)に示される固有情報を読み取るコード読取装置に関するものであり、特に、コード読取装置の内部構造に係る。
【従来の技術】
従来、特定の物体(例えば、これを製品とする)の管理を行う際、個々の製品を識別するために、紙上に印刷された固有コード(例えば、製品における固有の情報を示す一次元、二次元、多次元と言ったコード)が個々の製品に対して貼り付けられ、設けられている。従来では、この様な製品に設けられた固有コード(単に、コードと称す)を、固定もしくはハンドヘルドのコード読取装置(コードリーダ)によって、固有コードに示される情報をデコードして読み取り、製品全体の在庫のシステム管理が行われている。
例えば、この様なコード読取装置では、ハウジングの内部に傾斜した状態で半透明光鏡板が45°の角度で配設され、半透明光鏡板の一方の側に平面発光体を配設し、他方の側に光吸収板を配設している(例えば、特許文献1を参照)。
この特許文献1に示される装置では、図10に示す様に、平面発光体から発せられる光は、ハウジング内に傾斜した状態(傾斜角度:45°)で配設された半透明鏡板に入光する。この場合、半透明鏡板に入光する光量の半分は、半透明鏡板により反射して固有コードを照射する。また、残りの半分は光吸収板で吸収されて反射光の影響を無くした状態で、固有コードを照射した光は反射光となる。そして、反射光は、再度、半透明鏡板に入光して、その入光する光量の半分はレンズを通ってカメラに到達するが、残りの光量は平面発光体に到達する。これによって、カメラに到達する光量は、平面発光体からの光量の1/4以下となる。
【特許文献1】
特開平10−111905号公報(第3頁、第3図)
【本発明が解決しようとする課題】
つまり、上記した構造では、半透明鏡板の平面発光体とは反対側に配設される光吸収板は半透明鏡板を透過した光を吸収する機能を有するため、光吸収板では光の反射が行なわれない為、カメラには半透明鏡板を通過した光のみが入光される。この為、半透明鏡板のカメラ側が暗くなっている場合には、平面発光体から発せられ、固有コードに当たって反射した反射光は、平面発光体により発せられる光の光量は半透明鏡板によって反射される場合、1/2の光量で固有コードを照射する。そして、固有コードに当たって反射した反射光が再度、半透明鏡板に入射すると今度は、最初の光量の1/4以下となってしまうことから、実際に平面発光体からの光に基づき固有コードの照明を行う場合、カメラに撮像される像は暗くなってしまい、コード読み取りがし難くなってしまう。
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、撮像される像が暗くならない構成とすること、コード認識がし易い構成とすることを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために講じた技術的手段は、物体に設けられた固有コードを読み取る読取部を有するハウジングと、該ハウジングの内部に配設され、前記固有コードを撮像する撮像手段と、該撮像手段の有する光軸と対向して配設され、前記固有コードが設けられる被読み取り面を照らす発光手段と、前記撮像手段の前方に設けられ、前記被読み取り面を照らす照明光が前記固有コードに当たり、前記固有コードによって反射した反射光の前記撮像手段へ入光する光量を制限する光制限手段と、前記光軸に対して傾斜した状態で配設され、前記発光手段から発せられた照明光の一部を反射して前記被読み取り面を照らすと共に、前記発光手段から発せられた照明光の一部は透過させるハーフミラーとを備え、該ハーフミラーを介して、前記被読み取り面に照射された照明光が前記固有コードに当たって反射した反射光に基づき、前記固有コードに示される情報を読み取るコード読取装置において、
前記光軸に対して対向して配設され、前記発光手段から発せられた照明光が前記ハーフミラーを透過し、透過した透過光を反射させて、前記ハーフミラーを介して前記撮像手段へと導く光反射手段を備えたことである。
上記した手段によれば、光反射手段を光軸に対して対向して配設し、光反射手段によって発光手段から発せられた照明光をハーフミラーを透過させ、透過した透過光を反射させることが可能となると共に、光反射手段によって反射した透過光を再度ハーフミラーによって、撮像手段へと導くことが可能となる。即ち、従来では、光吸収板により吸収されていた透過光を吸収するのではなく、この透過光の光量を利用して、再度、透過光を光反射手段によって反射させることでハーフミラーへと導き、撮像手段へ入光する光の光量を向上させることが可能となる。これは、従来に比べて撮像手段に撮像される像が暗くならない構成とすることが可能となり、コード認識がし易く成る。
この場合、光反射手段は、ハウジングの内壁に設けられていれば、光反射手段を単にハウジングの内壁に設ける簡単な構成によって、撮像手段に撮像される像を明るくし、コード読み取りをし易くすることが可能となる。
また、上記した課題を解決するために講じた技術的手段は、物体に設けられた固有コードを読み取る読取部を有するハウジングと、該ハウジングの内部に配設され、前記固有コードを撮像する撮像手段と、該撮像手段の有する光軸と対向して配設され、前記固有コードが設けられる被読み取り面を照らす発光手段と、前記撮像手段の前方に設けられ、前記被読み取り面を照らす照明光が前記固有コードに当たり、前記固有コードによって反射した反射光の前記撮像手段へ入光する光量を制限する光制限手段と、前記光軸に対して傾斜した状態で配設され、前記発光手段から発せられた照明光の一部を反射して前記被読み取り面を照らすと共に、前記発光手段から発せられた照明光の一部は透過させるハーフミラーとを備え、該ハーフミラーを介して、前記被読み取り面に照射された照明光が前記固有コードに当たって反射した反射光に基づき、前記固有コードに示される情報を読み取るコード読取装置において、
前記ハーフミラーには、前記撮像手段が像を撮像する撮像範囲の外側に前記発光手段からの照明光を前記被読み取り面に対して反射させる光反射部が形成されている構成としたことである。
上記した手段によれば、撮像手段が像を撮像する撮像範囲内では固有コードからの反射光を透過して入光させ、撮像範囲外では発光手段からの照明光を光反射部により被読み取り面に対して反射させることが可能となる。これは、撮像手段の撮像範囲外と言った、撮像手段による撮像に影響を与えない領域を利用して、高効率で被読み取り面に対して照明光を照射することが可能となる。また、上記した構成によれば、簡単な構成により撮像される像を明るくし、コード読み取りをし易くすることが可能となる。
この場合、ハウジングには、光軸と対向する部位に内面が白色系である凹部が形成され、照明光を照射する光源が凹部内に配設され、間接的に前記ハーフミラーに対して照明光を照射すれば、白色系となった凹部に光源を配設し、凹部内で光源を白色系となった凹部に照射させることが可能である。そして、間接的にハーフミラーに照明光を照射すれば、撮像手段には光源の像が現れず、コード読み取りがし易くなり、読み取り性能を向上させることが可能となる。
また、ハウジングには、光源には光拡散板が対向して配設され、ハーフミラーに対して照明光を照射すれば、光源と対向して配設された光拡散板によって、ハーフミラーに対して拡散した照明光を、ハーフミラーの全体に対して、効率良く照射させることが可能となる。
更に、上記した課題を解決するために講じた技術的手段は、物体に設けられた固有コードを読み取る読取部を有するハウジングと、該ハウジングの内部に配設され、前記固有コードを撮像する撮像手段と、前記固有コードが設けられる被読み取り面を照らす発光手段と、前記撮像手段の前方に設けられ、前記被読み取り面を照らす照明光が前記固有コードに当たり、前記固有コードによって反射した反射光の前記撮像手段へ入光する光量を制限する光制限手段と、前記光軸に対して傾斜した状態で配設され、前記発光手段から発せられた照明光の一部を反射して前記被読み取り面を照らすと共に、前記発光手段から発せられた照明光の一部は透過させるハーフミラーとを備え、該ハーフミラーを介して、前記被読み取り面に照射された照明光が前記固有コードに当たって反射した反射光に基づき、前記固有コードに示される情報を読み取るコード読取装置において、
前記読取部の外側に対の前記光源を配設し、それぞれの光源を前記光軸に向けて照明光を照射させたことである。
上記した手段によれば、読取部の外側に対の前記光源を配設し、それぞれの光源を光軸に向けて照明光を照射させれば、対の光源によって固有コードを照射し、固有コードに当たって反射した反射光をハーフミラーに入射するが、ハーフミラーにより、撮像手段に入光する光の光量は、ハーフミラーの有する透過率によって減少するが、従来の光吸収板を用いる構成よりも、撮像手段に撮像される像が明るくなり、コード読み取りをし易くすることが可能となる。
この場合、ハーフミラーおよび光源は、照明ユニットに一体化されると、一体化された照明ユニットによって、明るさの異なる照明ユニットとの照明ユニット単位での交換が行える。つまり、照明ユニットを交換すれば、照明光の明るさを任意の明るさにすることが簡単な構成により容易となる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態においては、物体5に設けられる固有コード(単に、コードと称す)6に二次元コードを使用する。また、このコード6を用いて、特定製品の管理を行う為に、コード6を製品等の物体5に設けている。例えば、本実施形態に示すコード6には、二次元コード以外にバーコードに代表される一次元コードや、二次元コードに階調的な明暗もしくは色が付加された三次元コード、あるいは、異なる次元のコードが組み合わさった多次元コード等を用いることができる。また、コード6が設けられる物体5は、金属部材、セラミックス、ガラス、樹脂、シリコン等のいずれから成り立っていても良い。更に、本実施形態に示すコード6は、上記した材質に対してレーザマーキングやエッチング等の表面処理によって、図3に示す形状のコード6を直接的に設けられていても、ある部材(例えば、コード6が設けられた紙、テープ等)を介して間接的に設けられていても良いものとする。
そこで、コード読取装置1の構造について、最初、図1に示す第1実施形態を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に示すコード読取装置1は、ABS樹脂または合成樹脂から成り立つ、ハンドヘルド型のハウジング11から構成されている。コード読取装置1は、オペレータが手で握って、コード読み取り操作を行うものである。この為、ハウジング11は、オペレータが手で握って操作し易い形状となっている(例えば、手で握るグリップ部の形状が手で把持した際の形状を呈する)と共に、略L字状に曲った先には、実際にコード読み取りを行うフード部11bを有する。尚、本実施形態におけるフード部11bとは、ハウジング11の内底面9から読取部11cに至る部位を指すものとする。
フード部11bは内側が開口しており、フード部の内部からコード6が設けられる被読み取り面3に対して照明光を照射すると共に、照明光がコード6に当たって反射した反射光を受光する読取部11cがフード部11bの先端に一体で形成されている。フード部11bは本体と内底面9により区画されており、内底面9の奥には、内部に複数の凸レンズおよび凹レンズを有するレンズ群(単に、レンズと称す)14が配設される。そして、レンズ14の結像位置に、二次元センサとしての機能を有するCCDカメラ15が、レンズ14に対向して配設されている。レンズ14は円筒状の筒状部材16によって、ハウジング11の内部に取り付けられている。また、像を撮像するCCDカメラ15は、筒状部材16に固定された回路基板25の中央に取り付けられており、CCDカメラ15とレンズ14は、共に光軸7が一致した状態となっている。
一方、内底面9の中央には、反射光の光量を制限する絞り機能(入射瞳)を有する孔9aが形成され、孔9aを介して背面側に配設されるCCDカメラ内部のCCD素子に像を結像させることが可能である。内底面9の読取部11c側は、内底面9の表面に光が当たった場合、読取部側の面には減衰率が少ない表面加工が施されているか、若しくは、白色系の塗料で塗装されている。
また、フード部内側の構造において、内底面9の端部と読取部11cとの間に、光軸7に対して所定角度(例えば、45度)で傾斜した光反射部材(ハーフミラー)12が、フード部11bの内壁11aに固定され配設されている。このハーフミラー12によって、フード部11bの内部は区画される。ハーフミラー12は、一面のみに金属蒸着(例えば、クロム、アルミニウム、銀の蒸着)等の特殊な表面加工が施されており、所定角度から入射した光の一部を反射し、その光の一部は透過させる機能を有する。例えば、本実施形態では、反射率/透過率が50%(または、50%前後)のハーフミラー12を光軸7に対して45度の角度で配設した。本実施形態においては、例えば、ハーフミラーとして、ポリエステル樹脂と高隠蔽層を備えた裏側写り込み防止用反射シート(商品名:レイラBR−1 恵和株式会社製)を設けており、光を表面上で反射し易くしている。
一方、筒状となったフード部11bの内壁には光源18が取り付けられている。光源18は、ここでは一例として、6個ずつ一列に並んだ高輝度な赤色の光を発する光源18を用いており、光源18は、横2列もしくは3列に平行して並んだマトリックス状にまとまった状態で配設されており、その上に拡散シートが覆われて、全体として均一な光(被読取り面を照らす照明光となる)を発する様になっている。尚、上記した構成において、光源18は平面発光体であっても良い。これにより、光軸7に対して対向して配設された光源18から発せられる光を、ハーフミラー12に対して当てる。そして、ハーフミラー12に当てられた光の光量の一部(例えば、50%)を、読取部11cから被読み取り面3へ照射すると共に、ハーフミラー12に当てられた光の光量の一部(例えば、反射しなかった残りの50%)を、ハーフミラー12によって透過させることができる。この場合、透過率が50%のハーフミラー12を用いた場合、光源18から発せられる光の光量を「1」とした場合には、ハーフミラー12によって被読取り面3へは、光源18の光量の1/2が照射され、残りの1/2がハーフミラー12を透過する。
また、筒状となったフード部11bの内壁には、内底面9から読取部11cに至る長さより若干短い範囲で光反射膜13が、傾斜配置されたハーフミラー12を間に介在させて、光源18と対向した状態で設けられている。ここでの光反射膜13は、反射率の高い金属(例えば、クロム、アルミニウム、銀等)による被膜をフード部11bの内壁11aに形成されている。この光反射膜13によって、ハーフミラー12を透過してきた光を高い反射率で、もう一度、ハーフミラー12に返している、これにより、ハーフミラー12によって一部(例えば、50%)は入射角に対して90度の方向に反射して、孔9aを介してCCDカメラ15へと導かれる様になっている。また、ハーフミラー12を透過してきた光を高い反射率でハーフミラー12に返すことにより、残り(50%)はハーフミラー12を透過し、光源側を明るく照らすので、相乗効果によって、CCDカメラ15のCCD素子がサチレーションを生じない所定レベルに輝度を抑えた状態で、光源側およびCCDカメラ側がハーフミラー12を透過した光により明るく照らすことができる。この為、CCD素子には光反射膜13を設けない場合に比べて、光反射膜13を設けた場合には光反射膜13で反射した光(例えば、光反射膜13の反射率を、一例として理解を容易にするために「1」:完全反射とすると、光源18の1/2光量)のハーフミラー12の透過率(50%)分だけ明るさが向上する(つまり、光源18の光量の1/4程度の明るさが向上)。
一方、ハウジング11には、オペレータが指で操作し易い位置にプッシュ式の図示しない操作レバーが配設されている。この操作レバーによってオペレータは操作レバーを操作すれば、操作レバーに連動して操作スイッチ19が作動する。この操作スイッチ19は、オペレータが指で操作した場合にスイッチ状態がオン状態となり、操作レバー19を操作していない場合には、スイッチ状態がオフ状態となる。
次に、図2を参照して、コード読取装置1の電気的構成について説明する。コード読取装置1の制御を司るCPU21には、上記した操作レバーの操作に連動する操作スイッチ19がトリガ用のスイッチとして接続され、操作スイッチ19の信号がコード読み取りの動作を開始するためのトリガとなっている。CCDカメラ15は内部のCCD素子に像(イメージ)を結像させるものであり、CPU21とはセンサドライバ22を介して電気的に接続されている。このCCDカメラ15はセンサドライバ22を介して、CPU21にCCD素子に結像された映像信号が入力される。
CPU21には、入力された映像信号からコード6に示される情報をデコードするデコード回路が内蔵され、一連の画像処理を経て得られる復元データをCPU21から外部に出力することもできる。一方、被読み取り面3の照明を行う光源18は、LEDドライバ回路17を介してCPU21と接続されている。更に、CPU21には、コード6の読み取り成功時に点灯する読取確認用光源23も接続される。尚、上記したCPU21,LEDドライバ17、センサドライバ22、及び、CCDカメラ15は同一の回路基板25上に配置されている。
次に、上記したコード読取装置1によりコード読み取りを行うコード6について、簡単に説明する。本実施形態では図3に示す如く、コード6を一例としてある製品(物体)5に設けており、個々の製品5の管理がコード読取装置1によりコード読み取りが行われ、在庫等の管理が行える構成となっている。
図3に示すコード6はレーザ加工等によって、例えば、金属面に対して直接的に設けられ、コード6は、例えば、12行×12列のマトリックス状のデータマトリックスコードを使用する。しかし、コード6の種類は、これに限定されるものではなく、例えば、規格化されたベリコード、QRコード、或いは、その他のコードを用いることも可能である。
次に、コード読取装置1の作動について説明する。このコード読取装置1はオペレータが図示しない操作レバーを操作することにより起動がなされる。つまり、オペレータが操作レバーを操作して、トリガとなる操作スイッチ19のスイッチ状態をオン状態にすると、コード6の読み取り操作の開始がなされる。これを受けて、コード6に対してコード読取装置1の位置が適正位置になったときに読み取り距離を自動的にCPU21は判断して、CPU21による読み込みがなされる。
そして、CPU21によりLEDドライバ17を介して発光指示がなされると、光源18が点灯してコード6が設けられる被読取り面3を照らす照明光が発せられる。フード部11bの内壁に取り付けられ光源18から発せられた均一な光(照明光)は、光軸7に傾斜した状態で配設されたハーフミラー12に入射する。この場合、ハーフミラー12は反射率/透過率が、例えば、50%のものを使用しており、ハーフミラー12によって、ハーフミラー12に入射した光の半分が読取部11cから被読取り面3へと導かれ、残りの半分が真直ぐハーフミラー12を透過する。
一方、光源18にはハーフミラー12を介在させた状態で、光反射膜13が対向している為、ハーフミラー12を透過した光は光反射膜13に当たって高効率で反射する。例えば、この光反射膜13の反射率を理解を容易とする為に、「1:完全反射」とすると、光反射膜13によりハーフミラー12を透過した光は進む向きを180度変えて、今度は反対方向から、再度、ハーフミラー12に入射する。そして、再度、ハーフミラー12に光が、先とは反対方向から入射されると、ハーフミラー12の有する特性により、入射した光の半分は孔9aを介してCCDカメラ15へと導かれ、残りの半分は光源側へと導かれる。これにより、ハーフミラー12を透過して光反射膜13により反射した光の一部によって、CCD素子には明るくなった像が結像されると共に、ハーフミラー12を透過して光反射膜13により反射した光の一部によって被読み取り面3も明るくなり、コード読み取りの明るさを従来よりも向上させ、コード読み取りをし易くすることができる。
この場合、コード6に対して照射された照明光は、コード6に当たって反射するが、コード6はマトリッス状に明暗のセルが複数組み合わさって形成されている。このため、明暗セルの位置によって光の反射状態が異なることから、コード6の明暗セルに当たって反射した反射光が明暗状態によって変わり、読取部11cにコード情報を含む反射光として返ってくる。そして、コード6により反射した反射光は、内底面9の中央に形成された光量を絞る機能を有した孔9aに入光し、レンズ14を介してCCDカメラ15のCCD素子に結像される。
その結果、CCDカメラ15のCCD素子にはレンズ14を介して、被読み取り面3のコード6の形状に基づく映像(固有情報を示す映像)が結像される。CCDカメラ15に結像される像は、センサドライバ22を介してCPU21に逐次取り込まれ、CPU21の内部のデコード回路に送られる。そして、内部のデコード回路は結像されたイメージを二値化して、ドット配置パターンを特定し、コード6に示される情報をデコードして、物体5に関する情報を特定する。その時点で正確な読み取りが終了した場合には、ハウジング11の背面に設けられた確認用光源23を点灯させて、光源18の駆動を終了する。
CPU21は、正常にコード6がデコードできた場合、確認用光源23を点灯させ、図示しないブザーをピッピィと鳴らし、デコードが正常に行えた事をオペレータに光または音により報知することが可能である。また、デコードされた情報をコード読取装置1と通信上つながれる外部装置へと送り、外部装置によってコード6の種別または内容解析を行う事もできる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図4を参照して説明する。この第2実施形態は、基本的なコード読取装置1に関する構成は同じである為、同じである所の説明は割愛する。この第2実施形態では、図1に示しハーフミラー12に部分的にコーティング膜が施されている点が異なる。そこで、この異なる点について、説明する。
第2実施形態では、コード6に当たって反射した反射光は、CCDカメラ15に入光する光は内底面9の中央に形成された孔9aを介して、CCD素子に撮像される。この場合、CCDカメラ15とレンズ14との間にはレンズ14に入光される光が交叉するカメラ焦点(交叉点)が存在する。この様なCCDカメラ15は、レンズ14の大きさにもよるが、レンズ径によりCCD素子に結像可能な領域(図4に示す光軸7を中心とした点線の範囲内:撮像範囲)27が予め決まっている。そこで、CCDカメラ5の撮像範囲で考えると、ハーフミラー12の撮像範囲27内にはコード6に当たって反射した反射光を透過させる光透過部12bをハーフミラー12の光源側の表面に形成している。また、CCDカメラ15の撮像範囲27の外側領域(撮像範囲外28の領域)では、光源18から発せられた照明光を、被読み取り面3に対して完全反射もしくは高反射率(例えば、反射率が80%以上)で反射させる光反射部12aが、ハーフミラー12の光源側の表面に形成されている。この様に、ハーフミラー上に全面ではなく部分的に形成された光反射部12aによって、光源18から発せられる照明光を効率良く被読み取り面3へと導くことが可能である。これによって、CCD素子に結像される像は明るくあり、コード読み取り性能を従来に比べて向上させることができる。
従って、第2実施形態ではハーフミラー12に形成された部分的な光反射部12bによって、被読み取り面3での明るさをかせぐことができる。この為、第1実施形態に示した光反射膜13は必ずしも必要はなく、CCDカメラ15への明るさは多少なりとも劣るが、光反射膜13に代わって光吸収体を用いることも可能である。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、図5を参照して説明する。第3実施形態の特徴は図1に示す構成において照明光を発する構造を、図5の如く変更したことを特徴とする。つまり、図1に示すハウジング11のフード部11bの一部に、凹部11dをハウジング11と一体で形成した。凹部11dは内壁11jが光の反射が行える白色系の色(白色、クリーム色等)で塗装されている。凹部11dは図1に示すハウジング11の側面に側孔11eがあけられ、その側孔11eを外側から覆う様に一体で形成される。
この凹部11dの図5に示す上端11fおよび下端11gには、凹部11dの内壁を垂直方向ではなく斜め方向から照らす様、光源18(18a、18b)が設けられている。光源18a,18bは複数の赤色のLEDがそれぞれ一列となり、凹部内の上端11f,下端11gに固定されている。
つまり、ハウジング内のフード部11bで、傾斜した状態で設けられたハーフミラー12に対して光源18を直接的に入射させるのではなく、一旦、光源18a,18bにより発せられた照明光を白色系の凹部11dの内壁11jに当てて、内壁11によって反射した反射光をハーフミラー12に当てる様にしている。これによって、複数の光源18a、18bのLEDの形状がハーフミラー12を透過してCCDカメラのCCD素子に結像することを防止する。つまり、光源18a,18bにより発せられた照明光の反射光を利用してコード読み取りを行う場合、CCD素子上に結像されるコード6の像に、光源18a,18bの像が映り込むことを防止した構造にて、コード読み取り性能を向上させることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について、図6を参照して説明する。この第4実施形態は、図5に示す第3実施形態における光源18のハーフミラー12に対する当て方の変形例である。つまり、第3実施形態では、光源18a,18bにより発せられる照明光を白色系の凹部11dの内壁に当てて、そこで反射した反射光をハーフミラー12に当てる事を特徴としていたが、第4実施形態では凹部11dの上端11fに光源18aを当接させて設けると共に、下端11gに光源18bを当接させ、一対の光源18a,18bを、例えば、直線状に配置し、対向配置させている。更に、光源18a,18bの照明光を照射する前方には光を拡散させる光拡散板14(14a,14b)をそれぞれ設けている事を特徴としている。この対向配置される一対の光源18a,18bは所定角度の指向性をもって光が照射されるが、この場合、光拡散板14a,14bを通すことによって、均一な照明光を作る。この均一となった照明光を凹部11dの白色系となった内壁に反射させことで、第3実施形態で示した効果と同等の効果が得られる。更に、第4実施形態では、光源18a,18bから発せられる光を、光拡散板14a,14bを通過させることによって、より均一な照明光をハーフミラー12に対して、入射させることができる。これによって、CCDカメラ15のCCD素子には均一な照明光による明るい像が結像される。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について、図7と図8を参照して説明する。図7は第5実施形態の構成を示し、図8は図7の光軸7での断面での内部構成を示す。この第5実施形態では、第1実施形態の如く、ハウジング内部に光源18を持っていても良いが、第5実施形態ではハウジング11の読取部11cの近傍且つハウジング11の外側に光源18(18c,18d)を設けている点を特徴としている。この第5実施形態の内部構造に関しては、図1に示す第1実施形態と同一とする、若しくは、第1実施形態においてハウジング11の内部に設けられた光源や光反射膜13はなくても良い。
第5実施形態の構造では、ハウジング11の径方向の外側に突出したフランジ11h、11iがハウジング11に一体で形成されている。このフランジ11h,11iに左右で対の光源18(18c,18d)が取り付けられている。この場合、対の光源18c,18dは、互いにCCDカメラ15の光軸7に向けて傾斜させた状態で、それぞれハウジング11のフランジ11h,11iに固定されている。
これは、例えば、CCDカメラ15の光軸7と光源18c,18dとの光軸とを一致させた状態(A位置)でコード読み取りを行うと、CCD素子にはコード6の像が撮像されるが、この状態ではCCD素子の中にコード6による像の他、コード読み取りに余分な光源18c,18dの像も映り込んでしまう。この為、コード読み取りを行う場合には、CCDカメラ15の光軸7と光源18c,18dとの光軸とを一致させない状態(B位置)でコード読み取りを行えば良い。
上記した構成によれば、光源18c,18dをハウジング11の内部ではなく外部に設けることによっても、従来に比べて撮像手段に撮像される像が暗くならず、コード読み取りをし易くすることができ、コード読み取り性能を向上させることができると言う効果を期待できる。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態について、図9を参照して説明する。この第6実施形態は、図8に示す第5実施形態における照明を行う部位(例えば、フード部)を、ユニット化して照明ユニット20とした変形例である。つまり、第6実施形態では、フード部11bを脱着自在として、光源18c,18dの明るさおよびハーフミラー12の反射率/透過率を変えたものを複数個用意して、必要に応じてフード部11bの取り換え、CCD素子へ結像される像の明るさを任意に変える構成とすることもできる。
つまり、CCDカメラ15のCCD素子に結像される像が暗い場合には、光源18c,18dを明るくするか、ハーフミラー12の透過率を増加させる。また、CCDカメラ15のCCD素子に結像される像が明るい場合には、光源18c,18dを暗くするか、ハーフミラー12の透過率を減少させることにより可能である。
【効果】
本発明によれば、光反射手段を光軸に対して対向して配設し、光反射手段によって発光手段から発せられた照明光をハーフミラーを透過させ、透過した透過光を反射させることができる。これと共に、光反射手段によって反射した透過光を再度ハーフミラーによって、撮像手段へと導くことができる。即ち、従来では、光吸収板により吸収されていたが、本発明では透過光を吸収するのではなく、この透過光の光量を利用して、再度、透過光を光反射手段によって反射させることでハーフミラーへと導き、撮像手段へ入光する光の光量を向上させることができる。これは、従来に比べて撮像手段に撮像される像が暗くならない構成とすることができることから、コード読み取りをし易くすることができ、コード読み取り性能を向上させることができる。
この場合、光反射手段は、ハウジングの内壁に設けられていれば、光反射手段を単にハウジングの内壁に設ける簡単な構成によって、撮像手段に撮像される像を明るくすることができ、コード読み取りをし易くすることができる。
また、本発明によれば、撮像手段が像を撮像する撮像範囲内では固有コードからの反射光を透過して入光させ、撮像範囲の外側では発光手段からの照明光を光反射部により被読み取り面に対して反射させることができる。これは、撮像手段の撮像範囲外と言った、撮像手段による撮像に影響を与えない領域を利用して、高効率で被読み取り面に対して照明光を照射することができることから、簡単な構成により撮像手段に撮像される像を明るくでき、コード読み取りをし易くすることができる。
この場合、ハウジングには、光軸と対向する部位に内面が白色系である凹部が形成され、照明光を照射する光源が凹部内に配設され、間接的に前記ハーフミラーに対して照明光を照射すれば、白色系となった凹部に光源を配設し、凹部内で光源を白色系となった凹部に照射させることができる。そして、間接的にハーフミラーに照明光を照射すれば、撮像手段には光源の像が現れることが防止できるその結果、固有コードには光源の像の写り込みがなくなり、コード読み取りをし易くなり、読み取り性能を向上させることができる。
また、ハウジングには、光源には光拡散板が対向して配設され、ハーフミラーに対して照明光を照射すれば、光源と対向して配設された光拡散板によって、ハーフミラーに対して拡散した照明光を、ハーフミラーの全体に対して、効率良く照射させることができる。
更に、本発明によれば、読取部の外側に対の前記光源を配設し、それぞれの光源を光軸に向けて照明光を照射させれば、対の光源によって固有コードを照射し、固有コードに当たって反射した反射光をハーフミラーに入射するが、ハーフミラーにより、撮像手段に入光する光の光量は、ハーフミラーの有する透過率によって減少する。しかしながら、従来の光吸収板を用いる構成よりも、本発明では撮像手段に撮像される像が明るくすることができるので、コード読み取りをし易くすることができる。
この場合、ハーフミラーおよび光源は、照明ユニットに一体化されると、一体化された照明ユニットによって、明るさの異なる照明ユニットとの照明ユニット単位での交換を行うことができる。つまり、照明ユニットを交換すれば、照明光の明るさを任意の明るさにすることが、簡単な構成により実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるコード読取装置の内部構成を示す断面図である。
【図2】図1に示すコード読取装置の電気的接続を示す電気ブロック図である。
【図3】図1に示すコード読取装置により読み取られる物体に設けられた固有コードの形状を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態におけるコード読取装置の内部構成を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態におけるコード読取装置の内部構成を示す断面図である。
【図6】本発明の第4実施形態におけるコード読取装置の内部構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第5実施形態におけるコード読取装置の内部構成を示す断面図である。
【図8】図7に示す光軸での断面図である。
【図9】本発明の第6実施形態におけるコード読取装置に用いられる照明ユニットの斜視図である。
【図10】従来のコード読取装置の内部構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コード読取装置(コードリーダ)
3 被読み取り面
5 物体
6 コード(固有コード)
7 光軸
9 内底面(光制限手段)
9a 孔(光制限手段)
11 ハウジング
11a 内壁
11b フード部
11c 読取部
11d 凹部
12 ハーフミラー
12a 光反射部
12b 光透過部
13 光反射膜(光反射手段)
14,14a,14b 光拡散板
15 CCDカメラ(撮像手段)
18,18a,18b,18c,18d 光源(発光手段)
20 照明ユニット
27 撮像範囲
28 撮像範囲外(撮像範囲の外側)

Claims (7)

  1. 物体に設けられた固有コードを読み取る読取部を有するハウジングと、
    該ハウジングの内部に配設され、前記固有コードを撮像する撮像手段と、
    該撮像手段の有する光軸と対向して配設され、前記固有コードが設けられる被読み取り面を照らす発光手段と、
    前記撮像手段の前方に設けられ、前記被読み取り面を照らす照明光が前記固有コードに当たり、前記固有コードによって反射した反射光の前記撮像手段へ入光する光量を制限する光制限手段と、
    前記光軸に対して傾斜した状態で配設され、前記発光手段から発せられた照明光の一部を反射して前記被読み取り面を照らすと共に、前記発光手段から発せられた照明光の一部は透過させるハーフミラーとを備え、
    該ハーフミラーを介して、前記被読み取り面に照射された照明光が前記固有コードに当たって反射した反射光に基づき、前記固有コードに示される情報を読み取るコード読取装置において、
    前記光軸に対して対向して配設され、前記発光手段から発せられた照明光が前記ハーフミラーを透過し、透過した透過光を反射させて、前記ハーフミラーを介して前記撮像手段へと導く光反射手段を備えたことを特徴とするコード読取装置。
  2. 前記光反射手段は、前記ハウジングの内壁に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコード読取装置。
  3. 物体に設けられた固有コードを読み取る読取部を有するハウジングと、
    該ハウジングの内部に配設され、前記固有コードを撮像する撮像手段と、
    該撮像手段の有する光軸と対向して配設され、前記固有コードが設けられる被読み取り面を照らす発光手段と、
    前記撮像手段の前方に設けられ、前記被読み取り面を照らす照明光が前記固有コードに当たり、前記固有コードによって反射した反射光の前記撮像手段へ入光する光量を制限する光制限手段と、
    前記光軸に対して傾斜した状態で配設され、前記発光手段から発せられた照明光の一部を反射して前記被読み取り面を照らすと共に、前記発光手段から発せられた照明光の一部は透過させるハーフミラーとを備え、
    該ハーフミラーを介して、前記被読み取り面に照射された照明光が前記固有コードに当たって反射した反射光に基づき、前記固有コードに示される情報を読み取るコード読取装置において、
    前記ハーフミラーには、前記撮像手段が像を撮像する撮像範囲の外側に前記発光手段からの照明光を前記被読み取り面に対して反射させる光反射部が形成されていることを特徴とするコード読取装置。
  4. 前記ハウジングには、前記光軸と対向する部位に内面が白色系である凹部が形成され、照明光を照射する光源が前記凹部内に配設され、間接的に前記ハーフミラーに対して照明光を照射することを特徴とする請求項1に記載のコード読取装置。
  5. 前記ハウジングには、前記光源には光拡散板が対向して配設され、前記ハーフミラーに対して照明光を照射することを特徴とする請求項4に記載のコード読取装置。
  6. 物体に設けられた固有コードを読み取る読取部を有するハウジングと、
    該ハウジングの内部に配設され、前記固有コードを撮像する撮像手段と、
    前記固有コードが設けられる被読み取り面を照らす発光手段と、
    前記撮像手段の前方に設けられ、前記被読み取り面を照らす照明光が前記固有コードに当たり、前記固有コードによって反射した反射光の前記撮像手段へ入光する光量を制限する光制限手段と、
    前記光軸に対して傾斜した状態で配設され、前記発光手段から発せられた照明光の一部を反射して前記被読み取り面を照らすと共に、前記発光手段から発せられた照明光の一部は透過させるハーフミラーとを備え、
    該ハーフミラーを介して、前記被読み取り面に照射された照明光が前記固有コードに当たって反射した反射光に基づき、前記固有コードに示される情報を読み取るコード読取装置において、
    前記読取部の外側に対の前記光源を配設し、それぞれの光源を前記光軸に向けて照明光を照射させたことを特徴とするコード読取装置。
  7. 前記ハーフミラーおよび前記光源は、照明ユニットに一体化されることを特徴とする請求項6に記載のコード読取装置。
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WO2020241301A1 (ja) * 2019-05-31 2020-12-03 Necプラットフォームズ株式会社 画像読取装置及び画像読取方法

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