JP2004125937A - 液晶表示素子の製造方法および基板接続用ヒーターバー - Google Patents

液晶表示素子の製造方法および基板接続用ヒーターバー Download PDF

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Abstract

【課題】フレキシブル基板の保護層の被覆領域をパネル側端子部と基板側電極接続部との接続部分にまで拡大してフレキシブル基板の折り曲げ部分を保護層によって保護する場合において、圧力集中による電極端子の断線と、導電粒子の数珠つながり現象による隣接する電極端子間の短絡を防止する。
【解決手段】液晶パネル10の端子部に、保護層22の端部22aを位置合わせしてフレキシブル基板20を載置し、異方性導電接着材を介してフレキシブ上記フレキシブル基板20の上からヒーターバー40を押し付けて端子部10とフレキシブル基板とを接続するにあたって、ヒーターバー40の圧着面41に櫛歯面42を形成し、保護層22の端部22aに対し、加熱圧着領域25と非加熱圧着領域を設けるように加熱圧着する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示素子の製造技術に関し、さらに詳しく言えば、液晶パネルの端子部に外部接続基板としてのフレキシブル基板を接続する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶パネルは引出電極群が形成された端子部を備えており、この端子部に、例えば、液晶駆動用のICもしくはLSIのベアチップが実装されたTCP(Tape carrier package)やCOF(chip on film)などのフレキシブル基板が接続される。
【0003】
図6は、液晶パネル10の端子部11にフレキシブル基板20を接続した一例を示すもので、端子部11の電極形成面12には、図示しない異方性導電接着材を介してフレキシブル基板20の一端が接続される。なお、端子部11の電極形成面12には、図示しない表示用の透明電極に連なる引出電極が所定のピッチでストライプ状に形成されている。
【0004】
フレキシブル基板20は、例えばポリイミドやポリエステルなどからなるベースフィルム21を有し、ベースフィルム上には図示しない電気配線が形成されており、その電気配線は例えばポリウレタン系樹脂などの樹脂材料からなる保護層(レジスト層)22によって被覆されている。
【0005】
そして、フレキシブル基板20の一端側には、図8に示すように、パネル側端子部11と接続される電極接続部23が形成されている。電極接続部23は、パネル側端子部11の引出電極と同一のピッチで多数の電極端子23aがストライプ状に形成されている。図7において、パネル側端子部11の引出電極は各電極端子23aの下側に位置している。
【0006】
図6に示すように、パネル側端子部11の上に図示しない異方性導電接着材を介して基板側電極接続部23を載置し、その上から例えば約250℃〜300℃に加熱されたヒーターバー30を押し付けることにより、液晶パネル10とフレキシブル基板20とが接続される。
【0007】
ヒーターバー30は、図示しない電気ヒーターにより加熱される金属製のヒーター本体31を備え、ヒーター本体31の下端側には平坦な圧着面32が形成されている。なお、ヒーターバー30は、図示しないエアシリンダなどの加圧手段に連結されている。
【0008】
異方性導電接着材には、異方性導電フィルム(ACF;anisotropic conductive film)および異方性導電樹脂(ACA;anisotropic conductive adhesive)などが含まれ、これらは、例えば熱硬化性樹脂内に導電粒子を分散させたもので、加熱圧着することにより単一方向の導電性を示す性質を備えている。
【0009】
この異方性導電接着材によれば、パネル側端子部11の引出電極と基板側電極接続部23の電極端子23aとが一括して接続される。接続後において、フレキシブル基板20は、液晶パネル10との接続部分から図6の矢印Xあるいは矢印Yの方向に大きく折り曲げられて、液晶パネル10の裏面側(反観察面側)に配置され、図示しない制御回路基板などと接続される。
【0010】
この折り曲げ時に、フレキシブル基板20の電極接続部23に曲げ応力がかかり、電極端子23aが断線することがある。これは、フレキシブル基板20のベースフィルム21がポリイミドなどの樹脂薄膜フィルムできわめて柔軟性に富んでいるのに対して、電極端子23aはそれよりも硬い銅箔などの金属材からなるためである。
【0011】
この断線発生は、図6に示すように、保護層22の電極接続部22側の端部22aをパネル側端子部11の端縁11aにかからないようにしてフレキシブル基板20と液晶パネル10とを接続し、保護層22のない部分からフレキシブル基板20を折り曲げる際に、保護層22の端部から生じやすいことが知られている。
【0012】
一例として、図6のX方向折り曲げ時の断線発生率は約3%で、Y方向折り曲げ時の断線発生率は約1%であり、この断線発生率は、電極端子23aの幅をより狭く、また、その厚みもより薄くする近年のファインピッチ化に伴って増加する傾向にある。
【0013】
この問題を解決するには、例えば図7の側面図に示すように、保護層22の被覆領域を基板側電極接続部23とパネル側端子部11との接続部分にまで拡大し、保護層22の端部22aがパネル側端子部11にかかるようにして基板側電極接続部23とパネル側端子部11とを接続し、折り曲げ部分を保護層22にて保護するようにすればよい。
【0014】
しかしながら、これによると別の問題が発生する。まず第1の問題として、基板側電極接続部23とパネル側端子部11との接続部分に保護層22の厚みによって段差が生ずるため、加熱圧着時の圧力が保護層22の端部22aに集中し、その端縁のところで電極端子23aに断線が発生しやすくなる。
【0015】
次に第2の問題として、隣接する電極端子23a間でリーク(短絡)が発生しやすくなる。これは接続に用いる異方性導電接着材に起因する。異方性導電接着材には、上記したように導電粒子が含まれており、この導電粒子は加熱圧着時に流動する。
【0016】
したがって、図7に示すように、保護層22の端部22aを例えば異方性導電フィルムの上に載せて加熱圧着すると、保護層22の端部22aの部分で流動する導電粒子がせき止められるため、図8の拡大図に示すように、異方性導電フィルム内の導電粒子Aが保護層22の端縁に集中して数珠つながりになることがある。なお、図8においては、便宜的に保護層22の被覆領域をハッチングにより示している。
【0017】
この導電粒子Aの数珠つながり現象が、電極端子23a間のスペース部(非電極形成部)Sに発生すると、これによって隣接する電極端子23a間が短絡されることになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の課題は、フレキシブル基板の保護層の被覆領域をパネル側端子部と基板側電極接続部との接続部分にまで拡大してフレキシブル基板の折り曲げ部分を保護層によって保護する場合において、圧力集中による電極端子の断線と、導電粒子の数珠つながり現象による隣接する電極端子間の短絡を防止することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、表示電極に連なる引出電極が所定のピッチで形成された端子部を有する液晶パネルと、一端側に上記引出電極と同一のピッチで形成された電極端子が露出している電極接続部を有し、上記電極接続部を除く所定部分に保護層が形成されているフレキシブル基板とを含み、上記パネル側端子部上に異方性導電接着材を介して上記基板側電極接続部を載置し、上記基板側電極接続部の上からヒーターバーを押し付けて、上記パネル側端子部と上記基板側電極接続部とを電気的・機械的に接続する液晶表示素子の製造方法において、上記ヒーターバーとして、圧着面の一端側に、上記電極端子よりも狭い幅をもって上記フレキシブル基板側に突出する突部を上記電極端子とほぼ同一のピッチで配列してなる櫛歯面を有するヒーターバーを用い、上記基板側電極接続部を上記保護層の端部とともに、上記パネル側端子部上に異方性導電接着手段を介して載置した後、上記櫛歯面を上記保護層の端部に対して所定に位置決めして上記ヒーターバーを下降させて加圧することにより、上記保護層の端部に非加熱圧着領域を設けて、上記パネル側端子部に加熱圧着することを特徴としている。
【0020】
この構成によれば、パネル側端子部と基板側電極接続部とを加熱圧着する際、保護層の端部がその全範囲にわたって加熱加圧されるのではなく、櫛歯面の突部が存在する部分のみ、すなわち電極端子上の保護層の一部分のみが加熱加圧されることになるため、電極端子に対する圧力が軽減され、電極端子の断線発生を抑えることができる。
【0021】
また、異方性導電接着材内の導電粒子は、突部の3辺に向けて分散して流動することになるため、隣接する電極端子間でのリークも効果的に防止することができる。
【0022】
本発明において、保護層の端部に非加熱圧着領域を設けるためには、櫛歯面の突部の幅の中心が電極端子の幅の中心に位置するように形成するか、あるいは突部の幅の中心が電極端子間のスペース部(非電極形成部)の幅の中心に位置するように形成するとよく、いずれの場合においても、突部の幅を電極端子幅(もしくはスペース幅)の1/3から2/3の幅で形成することが好ましい。
【0023】
また、保護層と電極端子の密着性を高めるうえで、櫛歯面の突部の突出長さを、保護層の端縁からフレキシブル基板の他端側に向けて0.3mm以上とすることが好ましい。
【0024】
また、本発明には、基板接続用ヒーターバー自体の構成も含まれる。すなわち、本発明は、引出電極が形成されている液晶パネルの端子部上に、電極端子が形成されているフレキシブル基板の電極接続部を異方性導電接着手段を介して載置し、上記端子部の引出電極と上記フレキシブル基板の電極接続部とを加熱圧着する基板接続用ヒーターバーにおいて、圧着面の一端側に、上記電極端子よりも狭い幅をもって上記フレキシブル基板側に突出する突部を上記電極端子とほぼ同一のピッチで配列してなる櫛歯面を備えていることを特徴としている。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴的な構成を図面に示されている実施形態を参照して説明する。図1は液晶パネル10の端子部11にフレキシブル基板20を接続する状態を示す模式的側面図、図2(a)はその接続に用いられるヒーターバー40の正面図、図2(b)は図2(a)のb−b線断面図である。
【0026】
なお、この実施形態において、液晶パネル10の基本的な構成、および液晶パネル10とフレキシブル基板20との接続方法については、本発明によるヒーターバー40を用いる点を除いて先に説明した従来技術と同様であってよい。
【0027】
図1に示すように、液晶パネル10の端子部11上に、図示しない異方性導電フィルムを介してフレキシブル基板20の電極接続部23が載置され、ヒーターバー40の下降により加熱圧着される。この場合において、基板側電極接続部23は保護層22の端部22aを伴ってパネル側端子部11上に配置される。
【0028】
ヒーターバー40は、図示しない電気ヒーターにより加熱される金属製のヒーター本体41を備え、ヒーター本体41の下端側には平坦な圧着面42が形成されている。ヒーターバー40は、図示しないエアシリンダなどの加圧手段に連結れさている。
【0029】
図2に示すように、ヒーターバー40の圧着面42の一端側には、所定の間隔をもって一列状に配列された複数の突部43aを含む櫛歯面43が一体的に形成されている。ヒーターバー40は、櫛歯面43がパネル側端子部11の端縁11aに向くように配向される。
【0030】
図3および図4を参照して、櫛歯面43の構成をより詳しく説明する。図3は図1の接続部分を拡大して示す平面図で、図4はその接続部分の一部をさらに拡大して示す平面図である。なお、これらの図において、ヒーターバー40の加熱圧着領域25をハッチングにより示している。
【0031】
この例において、突部43aは、基板側電極接続部23内の電極端子23aの各々と対向するように、電極端子23aと同一ピッチで配列されている。この例では突部43aは矩形状であるが、三角形,半円もしくは半楕円などの形状であってもよい。
【0032】
本発明において、突部43aの幅は電極端子23aの端子幅よりも狭いことが必要であり、突部43aの好ましい幅は、電極端子23aの端子幅の1/3〜2/3である。櫛歯面43は、フレキシブル基板20を加圧する際に、突部43aと電極端子23aとの中心位置が合致するように位置決めされる。
【0033】
ヒーターバー40は、櫛歯面43の突部43aが保護層22の端部22aに跨って加圧できるようにあらかじめ位置決めされるが、その際、電極端子23aと保護層22との密着性を高めるうえで、突部43aを保護層22の端部22aの端縁から例えば0.3mm程度突出するようにすることが好ましい。
【0034】
このヒーターバー40を用いることにより、保護層22の端部22aのうち、電極端子23aと対応する部分で、しかも電極端子23aの幅よりも狭い幅の部分のみが加熱加圧されることになる。
【0035】
この場合、電極端子23aに対して圧力が集中してかけられるのは、図4に示すように、突部43aの対向する2つの長辺S,Sに沿った部分と、突部43aの長辺Tに沿った部分であるが、仮に長辺S,Sに沿った部分で断線が発生したとしても、その断線方向が電極端子23aの延在方向であるため、ほとんど問題はない。
【0036】
また、仮に長辺Tに沿った部分で、電極端子23aの延在方向とほぼ直交方向に断線が発生したとしても、突部43aの幅を電極端子23aの端子幅の1/3〜2/3とすることにより、その断線箇所が電極端子23aの一部に抑えられるため、電極端子23aの導電性に支障は生じない。
【0037】
また、図4に示すように、加熱圧着時において、異方性導電フィルム内に含まれている導電粒子Aは、突部43aの3辺(長辺S,Sと長辺T)に向けて分散して流動することになるため、隣接する電極端子23a間でのリークも効果的に防止することができる。
【0038】
また、フレキシブル基板20は、液晶パネル10に対する接続後において、液晶パネル10の裏面側(非観察面側)に向けて大きく折り曲げられるが、その折り曲げ部分には保護層22が形成されているため、折り曲げによる断線発生率をより低くすることができる。
【0039】
上記実施形態では、突部43aを電極端子23aと対向する位置に設けるようにしているが、図5に示すように、電極端子23a間のスペース部(非電極形成部)24と対向する位置にも突部43bを配置することもできる。その場合、スペース部24と対向する突部43bの幅も、突部43aと同じく、そのスペース幅よりも狭い幅、好ましくはスペース幅の1/3〜2/3とされる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、引出電極が所定のピッチで形成された端子部を有する液晶パネルと、一端側に引出電極と接続される電極端子が露出している電極接続部を有し、その電極接続部を除く所定部分に保護層が形成されているフレキシブル基板とを含み、パネル側端子部上に異方性導電接着材を介して基板側電極接続部を載置し、ヒーターバーを押し付けてパネル側端子部と基板側電極接続部とを接続する液晶表示素子の製造方法において、ヒーターバーとして、圧着面の一端側に、電極端子よりも狭い幅をもってフレキシブル基板側に突出する突部を電極端子とほぼ同一のピッチで配列してなる櫛歯面を有するヒーターバーを用い、基板側電極接続部を保護層の端部とともに、パネル側端子部上に異方性導電接着材を介して載置した後、櫛歯面を保護層の端部に対して所定に位置決めしてヒーターバーを下降させて保護層の端部に非加熱圧着領域を設けてパネル側端子部に加熱圧着するようにしたことにより、フレキシブル基板の保護層の被覆領域をパネル側端子部と基板側電極接続部との接続部分にまで拡大してフレキシブル基板の折り曲げ部分を保護層によって保護する場合において、圧力集中による電極端子の断線と、導電粒子の数珠つながり現象による隣接する電極端子間の短絡を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態で、液晶パネルの端子部にフレキシブル基板を接続する状態を示す側面図。
【図2】(a)は本発明に適用されるヒーターバーの正面図、(b)はそのb−b線断面図。
【図3】図1における接続部分を拡大して示す平面図。
【図4】図3における接続部分の一部をさらに拡大して示す平面図。
【図5】本発明の他の実施形態を示す図4と同様の平面図。
【図6】第1従来技術において、液晶パネルの端子部にフレキシブル基板を接続する状態を示す側面図。
【図7】第2従来技術において、液晶パネルの端子部にフレキシブル基板を接続する状態を示す側面図。
【図8】上記第2従来技術による接続部分を拡大して示す平面図。
【符号の説明】
10 液晶パネル
11 端子部
11a 端子部の端縁
12 電極形成面
20 フレキシブル基板
21 ベースフィルム
22 保護層
22a 保護層の端部
23 電極接続部
23a 電極端子
24 スペース部
25 加熱圧着領域
40 ヒーターバー
41 ヒーター本体
42 圧着面
43 櫛歯面
43a 突部
A 導電粒子

Claims (5)

  1. 表示電極に連なる引出電極が所定のピッチで形成された端子部を有する液晶パネルと、一端側に上記引出電極と同一のピッチで形成された電極端子が露出している電極接続部を有し、上記電極接続部を除く所定部分に保護層が形成されているフレキシブル基板とを含み、上記パネル側端子部上に異方性導電接着材を介して上記基板側電極接続部を載置し、上記基板側電極接続部の上からヒーターバーを押し付けて、上記パネル側端子部と上記基板側電極接続部とを電気的・機械的に接続する液晶表示素子の製造方法において、
    上記ヒーターバーとして、圧着面の一端側に、上記電極端子よりも狭い幅をもって上記フレキシブル基板側に突出する突部を上記電極端子とほぼ同一のピッチで配列してなる櫛歯面を有するヒーターバーを用い、
    上記基板側電極接続部を上記保護層の端部とともに、上記パネル側端子部上に異方性導電接着材を介して載置した後、上記櫛歯面を上記保護層の端部に対して所定に位置決めして上記ヒーターバーを下降させて加圧することにより、上記保護層の端部に非加熱圧着領域を設けて、上記パネル側端子部に加熱圧着することを特徴とする液晶表示素子の製造方法。
  2. 上記突部の幅が、上記電極端子の幅の1/3〜2/3の幅である請求項1に記載の液晶表示素子の製造方法。
  3. 上記櫛歯面には、上記電極端子間のスペース部に対応して、そのスペース幅よりも幅の狭い突部がさらに設けられている請求項1または2に記載の液晶表示素子の製造方法。
  4. 上記突部の突出長さが、上記保護層の端縁から上記フレキシブル基板の他端側に向けて0.3mm以上である請求項1,2または3に記載の液晶表示素子の製造方法。
  5. 引出電極が形成されている液晶パネルの端子部上に、電極端子が形成されているフレキシブル基板の電極接続部を異方性導電接着材を介して載置し、上記端子部の引出電極と上記フレキシブル基板の電極接続部とを加熱圧着する基板接続用ヒーターバーにおいて、
    圧着面の一端側に、上記電極端子よりも狭い幅をもって上記フレキシブル基板側に突出する突部を上記電極端子とほぼ同一のピッチで配列してなる櫛歯面を備えていることを特徴とする基板接続用ヒーターバー。
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