JP2004125518A - 同期測定システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】同期測定の利便性を向上させると共に、同期関係のズレを抑制する。
【解決手段】所定の信号属性が時々刻々と変化する測定用信号を被測定物Xに出力する測定信号出力装置1と、該測定信号出力装置1から離間して設けられ、測定用信号に応答して被測定物Xから得られる応答信号を測定信号出力装置1における測定用信号の出力タイミングに同期して取得することにより被測定物Xの特性を測定する測定端末2とから成る同期測定システムであって、測定信号出力装置1は、測定用信号の出力タイミングの標準時間を示す出力側時間情報と共に前記信号属性を測定端末2に提供し、測定端末2は、標準時間を示す受信側時間情報と共に応答信号を順次取得し、互いに同一の標準時間を示す出力側時間情報の応答信号と受信側時間情報の信号属性とを対応させることにより測定結果を示す測定画面を構成して表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】所定の信号属性が時々刻々と変化する測定用信号を被測定物Xに出力する測定信号出力装置1と、該測定信号出力装置1から離間して設けられ、測定用信号に応答して被測定物Xから得られる応答信号を測定信号出力装置1における測定用信号の出力タイミングに同期して取得することにより被測定物Xの特性を測定する測定端末2とから成る同期測定システムであって、測定信号出力装置1は、測定用信号の出力タイミングの標準時間を示す出力側時間情報と共に前記信号属性を測定端末2に提供し、測定端末2は、標準時間を示す受信側時間情報と共に応答信号を順次取得し、互いに同一の標準時間を示す出力側時間情報の応答信号と受信側時間情報の信号属性とを対応させることにより測定結果を示す測定画面を構成して表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同期測定システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば光伝送路の伝送損失の波長依存性を測定光の測定光発生側と測定側とで同期測定する場合には、測定光発生側では、波長を所定範囲内で連続的に変化させた測定光を光伝送路に入射すると共に測定光の出射タイミングを示すトリガ信号を測定側に所定間隔で連続的に送信し、当該測定側では、光伝送路の透過光の強度を上記トリガ信号に同期して光パワーメータで測定することにより、透過光の強度と波長との関係、つまり伝送損失の波長依存性を測定する。なお、本出願人は、このような光伝送路の同期測定について記載された適当な公知文献を認知していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような同期測定は、トリガ信号は、光伝送路とは別に設けられた光伝送路やメタル伝送路を介して測定光発生側から測定側に送信されるが、例えば以下のような問題点がある。
(1)測定光発生側と測定側との距離が大きくなるとトリガ信号の伝搬時間に起因して測定光発生側と測定側との同期関係にズレが生じる。
(2)トリガ信号を測定側に伝送するための光伝送路やメタル伝送路を別途設ける必要があるため、測定光発生側と測定側との距離が制限される。
(3)さらに、複数の光伝送路を同時測定する場合にはトリガ信号を複数の測定側に並行して送信する必要がある。この場合において、トリガ信号を光信号として複数の測定側に送信する場合には、トリガ信号を複数に分岐させる必要があるため各々の測定側で受信されるトリガ信号の光強度が大きく低下する。この結果、各測定側でトリガ信号を識別できなかったり、あるいは測定光発生側にトリガ信号を光増幅するための光増幅器を設けなければならない。
【0004】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、以下の点を目的とするものである。
(1)同期測定の利便性を向上させる。
(2)同期関係のズレを抑制する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、同期測定システムに係わる第1の手段として、所定の信号属性が時々刻々と変化する測定用信号を被測定物(X)に出力する測定信号出力装置(1)と、該測定信号出力装置(1)から離間して設けられ、測定用信号に応答して被測定物(X)から得られる応答信号を測定信号出力装置(1)における測定用信号の出力タイミングに同期して取得することにより被測定物(X)の特性を測定する測定端末(2)とから成る同期測定システムであって、
測定信号出力装置(1)は、測定用信号の出力タイミングの標準時間を示す出力側時間情報と共に信号属性を測定端末(2)に提供し、
測定端末(2)は、標準時間を示す受信側時間情報と共に応答信号を順次取得し、互いに同一の標準時間を示す出力側時間情報の応答信号と受信側時間情報の信号属性とを対応させることにより測定結果を示す測定画面を構成して表示するという構成を採用する。
【0006】
また、同期測定システムに係わる第2の手段として、上記第1の手段において、測定信号出力装置(1)は、信号属性としての波長が時々刻々と変化する測定光を測定用信号として光ファイバ伝送路(X)の一端に出射する測定光出力部であり、測定端末(2)は、光ファイバ伝送路(X)の他端から出射される測定光の伝搬光を応答信号として取り込み、光ファイバ伝送路(X)の伝送損失の波長依存性を測定する光測定端末であるという構成を採用する。
【0007】
同期測定システムに係わる第3の手段として、上記第1または第2の手段において、測定信号出力装置(1)及び測定端末(2)は、GPS(Global Positioning System)波を受信することにより標準時間を取得するという構成を採用する。
【0008】
同期測定システムに係わる第4の手段として、上記第1または第2の手段において、測定信号出力装置(1)及び測定端末(2)は、標準電波を受信することにより標準時間を取得するという構成を採用する。
【0009】
同期測定システムに係わる第5の手段として、上記第1〜第4いずれかの手段において、測定信号出力装置(1)及び測定端末(2)は、出力側時間情報と信号属性とをLAN(Local Area Network)あるいはインターネットを介して送受信するという構成を採用する。
【0010】
一方、本発明では、同期測定方法に係わる第1の手段として、出力側において所定の信号属性が時々刻々と変化する測定用信号を被測定物(X)に入力し、受信側において測定用信号に応答して被測定物(X)から得られる応答信号を測定用信号の入力タイミングに同期して取得することにより被測定物(X)の特性を測定する同期測定方法であって、
測定用信号の出力タイミングの標準時間を示す出力側時間情報及び前記信号属性を出力側から受信側に提供し、
受信側では、標準時間を示す受信側時間情報と共に応答信号を順次取得し、互いに同一の標準時間を示す出力側時間情報の応答信号と受信側時間情報の信号属性とを対応させることにより測定結果を示す測定画面を構成して表示するという構成を採用する。
【0011】
また、同期測定方法に係わる第2の手段として、上記第1の手段において、出力側では信号属性としての波長が時々刻々と変化する測定光を測定用信号として光ファイバ伝送路(X)の一端に出射し、受信側では、光ファイバ伝送路(X)の他端から出射される測定光の伝搬光を応答信号として取り込み、光ファイバ伝送路(X)の伝送損失の波長依存性を測定するという構成を採用する。
【0012】
同期測定方法に係わる第3の手段として、上記第1または第2の手段において、出力側及び受信側では、GPS(Global Positioning System)波を受信することにより標準時間を取得するという構成を採用する。
【0013】
同期測定方法に係わる第4の手段として、上記第1または第2の手段において、出力側及び受信側では、標準電波を受信することにより標準時間を取得するという構成を採用する。
【0014】
同期測定方法に係わる第5の手段として、上記第1〜第4いずれかの手段において、出力側及び受信側では、出力側時間情報と信号属性とをLAN(Local Area Network)を介して送受信するという構成を採用する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係わる同期測定システム及び方法の一実施形態について説明する。
【0016】
図1は、本実施形態のシステム構成図である。この図において、符号1は測定光出力装置、2は光測定端末、3はLAN(Local Area Network)、SはGPS(Global Positioning System)衛星、またXは被測定物である。このような各構成要素のうち、測定光出力装置1と光測定端末2とは、被測定物Xを挟んで離間配置されている。
【0017】
測定光出力装置1は、測定光(測定用信号)を発生して被測定物Xに出射すると共に、測定光の出力タイミングを標準時間として示す出力側時間情報と測定光の信号属性である波長情報とをLAN3を介して光測定端末2に出力するものであり、図示するように波長可変光源4、光分波器5及び波長測定部6から構成されている。
【0018】
波長可変光源4は、波長可変部4aを備えている。この波長可変部4aは、所定の波長範囲内で波長が連続的に変化する出力光を発生して光分波器6に出力する。光分波器5は、上記出力光を所定の分岐比で分波し、一方を測定光として被測定物Xの片端に出射し、また他方をモニタ光として波長測定部6に出射する。波長測定部6は、波長測定部6a、トリガ出力部6b及び波長演算部6cから構成されている。波長測定部6aは、上記モニタ光の波長をトリガ出力部6bから入力される測定用トリガ信号の入力タイミングで測定し、その波長情報を測定用トリガ信号によって示される標準時間(出力側時間情報)とペアリングして波長演算部6cに出力する。
【0019】
トリガ出力部6bは、GPS衛星Sから受信したGPS波に基づいて標準時間を刻むGPS時計としての機能を有し、当該GPS時計における一定の時間間隔毎に測定用トリガ信号を波長演算部6cに順次出力する。この測定用トリガ信号は、自らの発生タイミングを示す標準時間(つまり出力側時間情報)を付帯情報として含むものである。波長演算部6cは、上記波長測定部6aによってペアリングされた波長情報と出力側時間情報とをLAN3を介して光測定端末2に順次出力する。
【0020】
光測定端末2は、光パワーメータ2a、トリガ出力部2b、表示演算部2c及び表示部2dから構成されている。光パワーメータ2aは、被測定物Xの他端から出射される透過光(応答信号)の受光強度をトリガ出力部2bから入力される測定用トリガ信号の入力タイミングで検出し、受光強度を示す強度情報を測定用トリガ信号によって示される標準時間(受信側時間情報)とペアリングして表示演算部2cに出力する。
【0021】
トリガ出力部2bは、上述した波長測定部6のトリガ出力部6bと同様のものであり、GPS衛星Sから受信したGPS波に基づいて標準時間を刻むGPS時計としての機能を有し、当該GPS時計における一定の時間間隔毎に測定用トリガ信号を光パワーメータ2aに出力する。すなわち、このトリガ出力部2bは、GPS時計上において波長測定部6のトリガ出力部6bが出力する測定用トリガ信号と全く同一の時刻に測定用トリガ信号を出力する。
【0022】
表示演算部2cは、同一の標準時間を示す受信側時間情報が付随する受光強度と出力側時間情報が付随する波長情報とを対応させることにより測定画面を生成して表示部2dに出力する。この測定画面は、被測定物Xの伝送損失の波長依存性を示すものとなる。表示部2dは、例えば液晶ディスプレイであり、上記測定画面を画像表示する。
【0023】
さらに、LAN3は、上述した測定光出力装置1と光測定端末2とを相互接続するものであり、測定光出力装置1から出力された上記出力側時間情報がペアリングされた波長情報を光測定端末2に順次伝送する。被測定物Xは、長距離に亘って敷設された例えば光ファイバ伝送路である。上記測定光出力装置1は、このような被測定物Xの片端近傍に配置される一方、光測定端末2は、被測定物Xの他端近傍に配置されている。
【0024】
このように構成された同期測定システムによれば、波長測定部6aにおけるモニタ光(すなわち測定光)の波長測定と光パワーメータ2aにおける受光強度の検出とは、図2に示すように、波長測定部6aに入力される測定用トリガ信号及び光パワーメータ2aに入力される測定用トリガ信号のタイミング、つまり測定光出力装置1と光測定端末2とが互いに共有する標準時間上の同一時刻において順次行われる。
【0025】
そして、上記波長測定に基づく波長情報には、波長測定部6aによって測定時刻を示す標準時間(出力側時間情報)がペアリングされる一方、受光強度の検出に基づく受光強度の強度情報には、光パワーメータ2aによって検出時刻を示す標準時間(受信側時間情報)がペアリングされる。すなわち、波長情報及び強度情報には、標準時間上の同一時刻(すなわち出力側時間情報=受信側時間情報)がペアリングされる。
【0026】
そして、このような波長情報は、LAN3を介して測定光出力装置1から光測定端末2の表示演算部2cに時系列的に順次入力され、一方、強度情報は、光パワーメータ2aから表示演算部2cに同じく時系列的に順次入力される。表示演算部2cは、このようにして時系列的に順次入力される波長情報及び強度情報のうち、付随する標準時間が等しいものを各々組み合わせることにより波長の変化に対応した受光強度の強度変化、つまり被測定物Xの伝送損失の波長依存性を示す測定画面を構成する。
【0027】
したがって、従来のような測定光出力装置1における測定用トリガ信号と光測定端末2における測定用トリガ信号との時間軸上のズレ(同期ズレ)に起因する受光強度と波長との相互関係のズレ及び測定光の時間的なズレを大幅に抑制することができる。また、波長情報をLAN3を介して測定光出力装置1から光測定端末2に送信するので、光伝送路やメタル伝送路を別途設ける必要がなく、よって測定光出力装置1と光測定端末2との距離の制約を受けることなく同期測定を実現することが可能となり、同期測定の利便性が著しく向上する。
【0028】
最後に、図3は、本実施形態を複数の被測定物X1,X2,X3,……に適用した場合の概要構成図である。すなわち、このシステム構成では、単一の測定光出力装置1から各被測定物X1,X2,X3,……に測定光を出射すると共に各被測定物X1,X2,X3,……毎に光測定端末2を設け、また各光測定端末2を測定光出力装置1とLAN3を介して相互接続することにより波長情報を共有する。このような構成を採用することにより、複数の各被測定物X1,X2,X3,……の伝送損失の波長依存性を並行して同時に同期測定することが可能となる。
【0029】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態では、測定光出力装置1及び光測定端末2は、GPS波に基づくGPS時計によって標準時刻を刻むように構成したが、このようなGPS時計に代えて電波時計を用いても良い。電波時計は、周知のように標準電波を受信することにより標準時刻を刻むものである。このような電波時計は、原理上、GPS時計よりも精度が高いことが知られている。
(2)上記実施形態では、波長情報をLAN3を介して測定光出力装置1から光測定端末2に送信するようにしたが、LAN3に代えてインターネットを介して波長情報を光測定端末2に送信するようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、所定の信号属性が時々刻々と変化する測定用信号を被測定物に出力する測定信号出力装置と、該測定信号出力装置から離間して設けられ、測定用信号に応答して被測定物から得られる応答信号を測定信号出力装置における測定用信号の出力タイミングに同期して取得することにより被測定物の特性を測定する測定端末とから成る同期測定システムであって、測定信号出力装置は、測定用信号の出力タイミングの標準時間を示す出力側時間情報と共に前記信号属性を測定端末に提供し、測定端末は、標準時間を示す受信側時間情報と共に応答信号を順次取得し、互いに同一の標準時間を示す出力側時間情報の応答信号と受信側時間情報の信号属性とを対応させることにより測定結果を示す測定画面を構成して表示するので、同期測定の利便性を向上させると共に、同期関係のズレを抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の機能構成を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施形態における測定高出力装置と光測定端末とのタイミング関係を示すタイミングチャートである。
【図3】本発明の一実施形態を複数の被測定物に適用した場合の概要構成図である。
【符号の説明】
1……測定光出力装置
2……光測定端末
2a……光パワーメータ
2b……トリガ出力部
2c……表示演算部
2d……表示部
3……LAN
4……波長可変光源
5……光分波器
6……波長測定部
6a……波長測定部
6b……トリガ出力部
6c……波長演算部
S……GPS(Global Positioning System)衛星
X……被測定物
【発明の属する技術分野】
本発明は、同期測定システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば光伝送路の伝送損失の波長依存性を測定光の測定光発生側と測定側とで同期測定する場合には、測定光発生側では、波長を所定範囲内で連続的に変化させた測定光を光伝送路に入射すると共に測定光の出射タイミングを示すトリガ信号を測定側に所定間隔で連続的に送信し、当該測定側では、光伝送路の透過光の強度を上記トリガ信号に同期して光パワーメータで測定することにより、透過光の強度と波長との関係、つまり伝送損失の波長依存性を測定する。なお、本出願人は、このような光伝送路の同期測定について記載された適当な公知文献を認知していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような同期測定は、トリガ信号は、光伝送路とは別に設けられた光伝送路やメタル伝送路を介して測定光発生側から測定側に送信されるが、例えば以下のような問題点がある。
(1)測定光発生側と測定側との距離が大きくなるとトリガ信号の伝搬時間に起因して測定光発生側と測定側との同期関係にズレが生じる。
(2)トリガ信号を測定側に伝送するための光伝送路やメタル伝送路を別途設ける必要があるため、測定光発生側と測定側との距離が制限される。
(3)さらに、複数の光伝送路を同時測定する場合にはトリガ信号を複数の測定側に並行して送信する必要がある。この場合において、トリガ信号を光信号として複数の測定側に送信する場合には、トリガ信号を複数に分岐させる必要があるため各々の測定側で受信されるトリガ信号の光強度が大きく低下する。この結果、各測定側でトリガ信号を識別できなかったり、あるいは測定光発生側にトリガ信号を光増幅するための光増幅器を設けなければならない。
【0004】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、以下の点を目的とするものである。
(1)同期測定の利便性を向上させる。
(2)同期関係のズレを抑制する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、同期測定システムに係わる第1の手段として、所定の信号属性が時々刻々と変化する測定用信号を被測定物(X)に出力する測定信号出力装置(1)と、該測定信号出力装置(1)から離間して設けられ、測定用信号に応答して被測定物(X)から得られる応答信号を測定信号出力装置(1)における測定用信号の出力タイミングに同期して取得することにより被測定物(X)の特性を測定する測定端末(2)とから成る同期測定システムであって、
測定信号出力装置(1)は、測定用信号の出力タイミングの標準時間を示す出力側時間情報と共に信号属性を測定端末(2)に提供し、
測定端末(2)は、標準時間を示す受信側時間情報と共に応答信号を順次取得し、互いに同一の標準時間を示す出力側時間情報の応答信号と受信側時間情報の信号属性とを対応させることにより測定結果を示す測定画面を構成して表示するという構成を採用する。
【0006】
また、同期測定システムに係わる第2の手段として、上記第1の手段において、測定信号出力装置(1)は、信号属性としての波長が時々刻々と変化する測定光を測定用信号として光ファイバ伝送路(X)の一端に出射する測定光出力部であり、測定端末(2)は、光ファイバ伝送路(X)の他端から出射される測定光の伝搬光を応答信号として取り込み、光ファイバ伝送路(X)の伝送損失の波長依存性を測定する光測定端末であるという構成を採用する。
【0007】
同期測定システムに係わる第3の手段として、上記第1または第2の手段において、測定信号出力装置(1)及び測定端末(2)は、GPS(Global Positioning System)波を受信することにより標準時間を取得するという構成を採用する。
【0008】
同期測定システムに係わる第4の手段として、上記第1または第2の手段において、測定信号出力装置(1)及び測定端末(2)は、標準電波を受信することにより標準時間を取得するという構成を採用する。
【0009】
同期測定システムに係わる第5の手段として、上記第1〜第4いずれかの手段において、測定信号出力装置(1)及び測定端末(2)は、出力側時間情報と信号属性とをLAN(Local Area Network)あるいはインターネットを介して送受信するという構成を採用する。
【0010】
一方、本発明では、同期測定方法に係わる第1の手段として、出力側において所定の信号属性が時々刻々と変化する測定用信号を被測定物(X)に入力し、受信側において測定用信号に応答して被測定物(X)から得られる応答信号を測定用信号の入力タイミングに同期して取得することにより被測定物(X)の特性を測定する同期測定方法であって、
測定用信号の出力タイミングの標準時間を示す出力側時間情報及び前記信号属性を出力側から受信側に提供し、
受信側では、標準時間を示す受信側時間情報と共に応答信号を順次取得し、互いに同一の標準時間を示す出力側時間情報の応答信号と受信側時間情報の信号属性とを対応させることにより測定結果を示す測定画面を構成して表示するという構成を採用する。
【0011】
また、同期測定方法に係わる第2の手段として、上記第1の手段において、出力側では信号属性としての波長が時々刻々と変化する測定光を測定用信号として光ファイバ伝送路(X)の一端に出射し、受信側では、光ファイバ伝送路(X)の他端から出射される測定光の伝搬光を応答信号として取り込み、光ファイバ伝送路(X)の伝送損失の波長依存性を測定するという構成を採用する。
【0012】
同期測定方法に係わる第3の手段として、上記第1または第2の手段において、出力側及び受信側では、GPS(Global Positioning System)波を受信することにより標準時間を取得するという構成を採用する。
【0013】
同期測定方法に係わる第4の手段として、上記第1または第2の手段において、出力側及び受信側では、標準電波を受信することにより標準時間を取得するという構成を採用する。
【0014】
同期測定方法に係わる第5の手段として、上記第1〜第4いずれかの手段において、出力側及び受信側では、出力側時間情報と信号属性とをLAN(Local Area Network)を介して送受信するという構成を採用する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係わる同期測定システム及び方法の一実施形態について説明する。
【0016】
図1は、本実施形態のシステム構成図である。この図において、符号1は測定光出力装置、2は光測定端末、3はLAN(Local Area Network)、SはGPS(Global Positioning System)衛星、またXは被測定物である。このような各構成要素のうち、測定光出力装置1と光測定端末2とは、被測定物Xを挟んで離間配置されている。
【0017】
測定光出力装置1は、測定光(測定用信号)を発生して被測定物Xに出射すると共に、測定光の出力タイミングを標準時間として示す出力側時間情報と測定光の信号属性である波長情報とをLAN3を介して光測定端末2に出力するものであり、図示するように波長可変光源4、光分波器5及び波長測定部6から構成されている。
【0018】
波長可変光源4は、波長可変部4aを備えている。この波長可変部4aは、所定の波長範囲内で波長が連続的に変化する出力光を発生して光分波器6に出力する。光分波器5は、上記出力光を所定の分岐比で分波し、一方を測定光として被測定物Xの片端に出射し、また他方をモニタ光として波長測定部6に出射する。波長測定部6は、波長測定部6a、トリガ出力部6b及び波長演算部6cから構成されている。波長測定部6aは、上記モニタ光の波長をトリガ出力部6bから入力される測定用トリガ信号の入力タイミングで測定し、その波長情報を測定用トリガ信号によって示される標準時間(出力側時間情報)とペアリングして波長演算部6cに出力する。
【0019】
トリガ出力部6bは、GPS衛星Sから受信したGPS波に基づいて標準時間を刻むGPS時計としての機能を有し、当該GPS時計における一定の時間間隔毎に測定用トリガ信号を波長演算部6cに順次出力する。この測定用トリガ信号は、自らの発生タイミングを示す標準時間(つまり出力側時間情報)を付帯情報として含むものである。波長演算部6cは、上記波長測定部6aによってペアリングされた波長情報と出力側時間情報とをLAN3を介して光測定端末2に順次出力する。
【0020】
光測定端末2は、光パワーメータ2a、トリガ出力部2b、表示演算部2c及び表示部2dから構成されている。光パワーメータ2aは、被測定物Xの他端から出射される透過光(応答信号)の受光強度をトリガ出力部2bから入力される測定用トリガ信号の入力タイミングで検出し、受光強度を示す強度情報を測定用トリガ信号によって示される標準時間(受信側時間情報)とペアリングして表示演算部2cに出力する。
【0021】
トリガ出力部2bは、上述した波長測定部6のトリガ出力部6bと同様のものであり、GPS衛星Sから受信したGPS波に基づいて標準時間を刻むGPS時計としての機能を有し、当該GPS時計における一定の時間間隔毎に測定用トリガ信号を光パワーメータ2aに出力する。すなわち、このトリガ出力部2bは、GPS時計上において波長測定部6のトリガ出力部6bが出力する測定用トリガ信号と全く同一の時刻に測定用トリガ信号を出力する。
【0022】
表示演算部2cは、同一の標準時間を示す受信側時間情報が付随する受光強度と出力側時間情報が付随する波長情報とを対応させることにより測定画面を生成して表示部2dに出力する。この測定画面は、被測定物Xの伝送損失の波長依存性を示すものとなる。表示部2dは、例えば液晶ディスプレイであり、上記測定画面を画像表示する。
【0023】
さらに、LAN3は、上述した測定光出力装置1と光測定端末2とを相互接続するものであり、測定光出力装置1から出力された上記出力側時間情報がペアリングされた波長情報を光測定端末2に順次伝送する。被測定物Xは、長距離に亘って敷設された例えば光ファイバ伝送路である。上記測定光出力装置1は、このような被測定物Xの片端近傍に配置される一方、光測定端末2は、被測定物Xの他端近傍に配置されている。
【0024】
このように構成された同期測定システムによれば、波長測定部6aにおけるモニタ光(すなわち測定光)の波長測定と光パワーメータ2aにおける受光強度の検出とは、図2に示すように、波長測定部6aに入力される測定用トリガ信号及び光パワーメータ2aに入力される測定用トリガ信号のタイミング、つまり測定光出力装置1と光測定端末2とが互いに共有する標準時間上の同一時刻において順次行われる。
【0025】
そして、上記波長測定に基づく波長情報には、波長測定部6aによって測定時刻を示す標準時間(出力側時間情報)がペアリングされる一方、受光強度の検出に基づく受光強度の強度情報には、光パワーメータ2aによって検出時刻を示す標準時間(受信側時間情報)がペアリングされる。すなわち、波長情報及び強度情報には、標準時間上の同一時刻(すなわち出力側時間情報=受信側時間情報)がペアリングされる。
【0026】
そして、このような波長情報は、LAN3を介して測定光出力装置1から光測定端末2の表示演算部2cに時系列的に順次入力され、一方、強度情報は、光パワーメータ2aから表示演算部2cに同じく時系列的に順次入力される。表示演算部2cは、このようにして時系列的に順次入力される波長情報及び強度情報のうち、付随する標準時間が等しいものを各々組み合わせることにより波長の変化に対応した受光強度の強度変化、つまり被測定物Xの伝送損失の波長依存性を示す測定画面を構成する。
【0027】
したがって、従来のような測定光出力装置1における測定用トリガ信号と光測定端末2における測定用トリガ信号との時間軸上のズレ(同期ズレ)に起因する受光強度と波長との相互関係のズレ及び測定光の時間的なズレを大幅に抑制することができる。また、波長情報をLAN3を介して測定光出力装置1から光測定端末2に送信するので、光伝送路やメタル伝送路を別途設ける必要がなく、よって測定光出力装置1と光測定端末2との距離の制約を受けることなく同期測定を実現することが可能となり、同期測定の利便性が著しく向上する。
【0028】
最後に、図3は、本実施形態を複数の被測定物X1,X2,X3,……に適用した場合の概要構成図である。すなわち、このシステム構成では、単一の測定光出力装置1から各被測定物X1,X2,X3,……に測定光を出射すると共に各被測定物X1,X2,X3,……毎に光測定端末2を設け、また各光測定端末2を測定光出力装置1とLAN3を介して相互接続することにより波長情報を共有する。このような構成を採用することにより、複数の各被測定物X1,X2,X3,……の伝送損失の波長依存性を並行して同時に同期測定することが可能となる。
【0029】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態では、測定光出力装置1及び光測定端末2は、GPS波に基づくGPS時計によって標準時刻を刻むように構成したが、このようなGPS時計に代えて電波時計を用いても良い。電波時計は、周知のように標準電波を受信することにより標準時刻を刻むものである。このような電波時計は、原理上、GPS時計よりも精度が高いことが知られている。
(2)上記実施形態では、波長情報をLAN3を介して測定光出力装置1から光測定端末2に送信するようにしたが、LAN3に代えてインターネットを介して波長情報を光測定端末2に送信するようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、所定の信号属性が時々刻々と変化する測定用信号を被測定物に出力する測定信号出力装置と、該測定信号出力装置から離間して設けられ、測定用信号に応答して被測定物から得られる応答信号を測定信号出力装置における測定用信号の出力タイミングに同期して取得することにより被測定物の特性を測定する測定端末とから成る同期測定システムであって、測定信号出力装置は、測定用信号の出力タイミングの標準時間を示す出力側時間情報と共に前記信号属性を測定端末に提供し、測定端末は、標準時間を示す受信側時間情報と共に応答信号を順次取得し、互いに同一の標準時間を示す出力側時間情報の応答信号と受信側時間情報の信号属性とを対応させることにより測定結果を示す測定画面を構成して表示するので、同期測定の利便性を向上させると共に、同期関係のズレを抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の機能構成を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施形態における測定高出力装置と光測定端末とのタイミング関係を示すタイミングチャートである。
【図3】本発明の一実施形態を複数の被測定物に適用した場合の概要構成図である。
【符号の説明】
1……測定光出力装置
2……光測定端末
2a……光パワーメータ
2b……トリガ出力部
2c……表示演算部
2d……表示部
3……LAN
4……波長可変光源
5……光分波器
6……波長測定部
6a……波長測定部
6b……トリガ出力部
6c……波長演算部
S……GPS(Global Positioning System)衛星
X……被測定物
Claims (10)
- 所定の信号属性が時々刻々と変化する測定用信号を被測定物(X)に出力する測定信号出力装置(1)と、該測定信号出力装置(1)から離間して設けられ、測定用信号に応答して被測定物(X)から得られる応答信号を測定信号出力装置(1)における測定用信号の出力タイミングに同期して取得することにより被測定物(X)の特性を測定する測定端末(2)とから成る同期測定システムであって、
測定信号出力装置(1)は、測定用信号の出力タイミングの標準時間を示す出力側時間情報と共に前記信号属性を測定端末(2)に提供し、
測定端末(2)は、標準時間を示す受信側時間情報と共に応答信号を順次取得し、互いに同一の標準時間を示す出力側時間情報の応答信号と受信側時間情報の信号属性とを対応させることにより測定結果を示す測定画面を構成して表示する
ことを特徴とする同期測定システム。 - 測定信号出力装置(1)は、信号属性としての波長が時々刻々と変化する測定光を測定用信号として光ファイバ伝送路(X)の一端に出射する測定光出力部であり、測定端末(2)は、光ファイバ伝送路(X)の他端から出射される測定光の伝搬光を応答信号として取り込み、光ファイバ伝送路(X)の伝送損失の波長依存性を測定する光測定端末である
ことを特徴とする請求項1記載の同期測定システム。 - 測定信号出力装置(1)及び測定端末(2)は、GPS(Global Positioning System)波を受信することにより標準時間を取得することを特徴とする請求項1または2記載の同期測定システム。
- 測定信号出力装置(1)及び測定端末(2)は、標準電波を受信することにより標準時間を取得することを特徴とする請求項1または2記載の同期測定システム。
- 測定信号出力装置(1)及び測定端末(2)は、出力側時間情報と信号属性とをLAN(Local Area Network)を介して送受信することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の同期測定システム。
- 出力側において所定の信号属性が時々刻々と変化する測定用信号を被測定物(X)に入力し、受信側において測定用信号に応答して被測定物(X)から得られる応答信号を測定用信号の入力タイミングに同期して取得することにより被測定物(X)の特性を測定する同期測定方法であって、
測定用信号の出力タイミングの標準時間を示す出力側時間情報及び前記信号属性を出力側から受信側に提供し、
受信側では、標準時間を示す受信側時間情報と共に応答信号を順次取得し、互いに同一の標準時間を示す出力側時間情報の応答信号と受信側時間情報の信号属性とを対応させることにより測定結果を示す測定画面を構成して表示することを特徴とする同期測定方法。 - 出力側では信号属性としての波長が時々刻々と変化する測定光を測定用信号として光ファイバ伝送路(X)の一端に出射し、受信側では、光ファイバ伝送路(X)の他端から出射される測定光の伝搬光を応答信号として取り込み、光ファイバ伝送路(X)の伝送損失の波長依存性を測定する
ことを特徴とする請求項6記載の同期測定方法。 - 出力側及び受信側では、GPS(Global Positioning System)波を受信することにより標準時間を取得することを特徴とする請求項6または7記載の同期測定方法。
- 出力側及び受信側では、標準電波を受信することにより標準時間を取得することを特徴とする請求項6または7記載の同期測定方法。
- 出力側及び受信側では、出力側時間情報と信号属性とをLAN(Local Area Network)あるいはインターネットを介して送受信することを特徴とする請求項6〜9いずれかに記載の同期測定方法。
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Cited By (1)
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CN102647227A (zh) * | 2011-02-16 | 2012-08-22 | 日本电气株式会社 | 跨度损失监测系统、监控信号发送装置和监控信号接收装置 |
-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002287938A patent/JP2004125518A/ja active Pending
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