JP2004125156A - 切替弁 - Google Patents

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Yukihiko Washimi
鷲見 行彦
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Kitamura Alloy Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】作業性の向上を図ることのできる切替弁を提供する。
【解決手段】複数の出口3,4を周壁に開口した筒状の外筒1と、該外筒1の内部に回転自在に収容し、外筒1の何れかの出口3,4と連通する開口孔17を周壁に開口した内筒14とを備え、該内筒14の回転により開口孔17を外筒1の何れか一方の出口3,4と連通させ、内筒14の内部を通過する湯水の流路を切り替えるようにした切替弁Aにおいて、前記外筒1の両出口3,4周縁に密着する形状のシート部材9を一体に形成し、外筒1の内周壁で両出口3,4周縁には溝孔8が形成され、該溝孔8に前記シート部材9を装着するようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、湯水混合水栓等に使用され、湯水の流路を切り替えるための切替弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴室等で使用される湯水混合水栓は、湯水の流路を切り替えることのできる切替弁を装着し、湯水を吐水管又はシャワーヘッドの何れか一方から供給されるようにしたものが普及している。このような流路の切り替えのできる切替弁として公知のものに図6及び図7のものがある。この図6及び図7について簡単に説明すると、切替弁40は略円筒状で周壁には第1出口42と第2出口43とが異なる方向に間隔を設けて開口した外筒41と、該外筒41の内部に収容され、前記第1出口42と連通する第1連通口45及び第2出口43と連通する第2連通口46とが開口した内筒44と、該内筒44の内部に回転自在に装着されたスピンドル47とを備え、該スピンドル47は内部に湯水が通過する通水路48が穿設され、周壁には通水路48を通過する湯水を前記内筒44の連通口45,46及び外筒41の各出口42,43の何れか一方へ供給するための供給口49,49が一対開口されている。そして、前記外筒41の第1出口42と内筒44の第1連通口45との間には、第1シール材50及び第1押圧部材51を装着し、外筒41の第2出口43と内筒44の第2連通口46との間には第2シール材50a及び第2押圧部材51aを装着し、内筒44と外筒41との間のシールを行ない、スピンドル47の通水路48から外部への漏水を防止している。
【0003】
従って、スピンドル47を回転させるとスピンドル47の供給口49は、内筒44の第1連通口45及び外筒41の第1出口42、又は内筒44の第2連通口46及び外筒の第2出口43の何れかに連通し、各出口42,43と連通している吐水管又はシャワーヘッドの何れか一方から湯水を供給するものである。
【0004】
前記切替弁を組立てるには、内筒の各連通口にシール材と押圧部材を重ね合わせた状態で、内筒を外筒の内部に収容し、外筒の内周面で各出口の周囲に密着させる必要がある。この場合シール材と押圧部材の2つの物品を2組用意しておき、異なる連通口にそれぞれ装着する必要があり、各物品を手でしっかり連通口の周囲へ押さえつけた状態で、内筒を外筒の内部に収容するのは作業性が悪く、外筒への収容時に各物品は落下しやすく、シール材を各出口の周囲に正常に密着させることができない場合が発生し、場合によってはシール材又は押圧部材を落下した状態のまま組立ててしまい、その解決手段が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、作業性の向上を図ることのできる切替弁を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は請求項1では、複数の出口を周壁に開口した筒状の外筒と、該外筒の内部に回転自在に収容し、外筒の何れかの出口と連通する開口孔を周壁に開口した内筒とを備え、該内筒の回転により開口孔を外筒の何れか一方の出口と連通させ、内筒の内部を通過する湯水の流路を切り替えるようにした切替弁において、前記外筒の両出口周縁に密着する形状のシート部材を一体に形成し、外筒の内周壁で両出口周縁には溝孔が形成され、該溝孔に前記シート部材を装着するものである。
【0007】
請求項2では、前記シート部材は、外筒の各出口と連通する連通孔がそれぞれ穿設された装着部と、各連通孔の周囲で表裏両側に突出したシール部とが一体に形成されたものである。
【0008】
請求項3では、前記外筒は一方に内筒を収容するための開口部を開口し、該開口部から軸方向に前記溝孔が形成されたものである。
【0009】
請求項4では、前記外筒の周壁に開口された出口に、ストレーナを装着したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。
本発明の切替弁Aは例えば混合水栓の混合室に装着されて、湯水の流路を吐水管又はシャワーヘッド等に切り替えるものであり、図1及び図2に示すように、中空円筒状の外筒1と、該外筒1の内部に回転自在に収容される内筒14とを備えている。前記外筒1の一端には、内筒14を軸方向に収容するための開口部2を開口し、周壁には軸方向の同一軸線上に第1出口3と第2出口4とが開口され、両出口3,4の何れか一方は、混合水栓の吐水管と接続する流路と連通し、他方はシャワーヘッドと接続するホースへの流路と連通している。さらに外筒1の他端部中央には、前記開口部2より小径の挿通孔5が開口している。
【0011】
前記外筒1の外周面には両出口3,4の間及び両出口3,4の外側両端の計3箇所に環状溝6が形成され、各環状溝6にはシール材7がそれぞれ装着されている。また、外筒1の内壁面には両出口3,4の周囲に、軸方向に沿って溝孔8が形成され、該溝孔8にはシート部材9が装着されるものである。該シート部材9は外筒1の内壁面と内筒14の外壁面との間を水密的にシールするものであり、ゴム,合成樹脂,その他の弾性体を素材とし、外筒1の両出口3,4の内壁面に密着され、両出口3,4の孔形状よりやや大きめの第1連通孔11と第2連通孔12とが穿設された薄肉の板状で略長方形に形成された装着部10と、両連通孔11,12の周囲で表裏両側に突出したシール部13とが一体に形成されている。該シール部13は両出口3,4の内壁面及び内筒14の外壁面に水密的に密着させることで、両出口3,4の周囲の内壁面と内筒14の外周面の間を水密的にシールするものである。
【0012】
前記内筒14は外筒1の内部に回転自在に収容されるものであり、一端には前記外筒1の挿通孔5を挿通するスピンドル15が一体に形成され、外筒1の開口部2から挿通孔5に向けて同軸となるように収容される。内筒14の他端には湯水の入口部16が開口し、周面には一対の開口孔17,17が開口され、互いの開口孔17,17は周面に間隔を設けて異なる方向に開口している。
【0013】
前記スピンドル15の先端にはハンドル(図示省略)が装着され、該ハンドルの回転操作により内筒14は外筒1の内部を回転し、内筒14の入口部16を通過する湯水は、何れか一方の開口孔17から外筒1の第1出口3又は第2出口4の何れかに供給される。
【0014】
以上の構成において、切替弁Aを組立てるには、まず外筒1の開口部2から溝孔8にシート部材9を挿入して装着する。この場合、シート部材9は装着部10に第1連通孔11と第2連通孔12とが穿設されており、外筒1の内周側で第1連通孔11を第1出口3に重ね合わせ、第2連通孔12を第2出口4に重ね合わせ、シート部材9のシール部13を各出口3,4の周囲に水密的に密着させる。このようにシート部材は装着部とシール部とが一体なので、外筒の溝孔に容易に装着することができる。
【0015】
次に外筒1の開口部2に内筒14を挿入し、スピンドル15を他方の挿通孔5から突出させる。そして、切替弁Aは挿通孔5から突出したスピンドル15を回転させると、内筒14は回転して一方の開口孔17が外筒1の第1出口3又は第2出口4の何れか一方に連通する。これにより、内筒14の入口部16から供給される湯水を、吐水管又はシャワーヘッドの何れかに供給することができる。
【0016】
図4及び図5は本発明の別の実施例であり、切替弁は、外筒に開口された出口の外周にストレーナを装着したものである。なお、先の実施例と同一構造のものには同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0017】
切替弁Bは図4及び図5に示すように、中空円筒状の外筒1と、該外筒1の内部に回転自在に収容される内筒14とを備えている。前記外筒1は、一端に内筒14を軸方向に収容するための開口部2を開口し、周壁には軸方向の同一軸線上に第1出口3と第2出口4とが開口され、該両出口3,4の外周にはストレーナ18,19がそれぞれ装着されている。また、該両出口3,4の何れか一方は、混合水栓の吐水管と接続する流路と連通し、他方はシャワーヘッドと接続するホースへの流路と連通している。さらに外筒1の他端部中央には、前記開口部2より小径の挿通孔5が開口している。
【0018】
前記ストレーナ18,19はリング状で、外筒1に開口された各出口3,4より広い幅であり、出口3,4の外周に覆うようにそれぞれ装着されている。
【0019】
以上の構成において、切替弁Bは挿通孔5から突出したスピンドル15を回転させると、内筒14は回転して一方の開口孔17が外筒1の第1出口3又は第2出口4の何れか一方に連通する。この時、内筒14の入口部16から供給された湯水は、出口3又は4からストレーナ18又は19を通過するので、砂,ゴミ等の異物を除去することができる。また、出口3又は4を通過する際に、湯水はストレーナ18又は19に当たりながら通過するので、湯水の流水音を低減させることができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明の切替弁は、外筒と内筒の間で水密性を確保するために装着されるシート部材を単一の物品としたので、少ない部品点数で組立てることができ、組立時の作業性が大幅に向上する。従って大量生産に適しており、生産コストを低減することができる。また切替弁の点検のための分解も容易に行なうことができる。
【0021】
また、シート部材が装着される溝孔は、外筒の開口部から軸方向に形成されているので、開口部から容易に装着することができる。
【0022】
さらに、外筒に開口された出口にストレーナを装着したので、砂,ゴミ等の異物を除去することができる。また、湯水は出口を通過する際にストレーナに当たるので、湯水の流水音を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切替弁の分解斜視図である。
【図2】切替弁の縦断面図である。
【図3】図2におけるX−X線断面図である。
【図4】本発明の別の実施例であり、外筒に開口された出口にストレーナを装着した切替弁の分解斜視図である。
【図5】切替弁の縦断面図である。
【図6】従来の切替弁の分解斜視図である。
【図7】図6の切替弁の縦断面図である。
【符号の説明】
1        外筒
2        開口部
3        第1出口
4        第2出口
8        溝孔
9        シート部材
10       装着部
11       第1連通孔
12       第2連通孔
13       シール部材
14       内筒
18,19    ストレーナ
A,B      切替弁

Claims (4)

  1. 複数の出口を周壁に開口した筒状の外筒と、該外筒の内部に回転自在に収容し、外筒の何れかの出口と連通する開口孔を周壁に開口した内筒とを備え、該内筒の回転により開口孔を外筒の何れか一方の出口と連通させ、内筒の内部を通過する湯水の流路を切り替えるようにした切替弁において、前記外筒の両出口周縁に密着する形状のシート部材を一体に形成し、外筒の内周壁で両出口周縁には溝孔が形成され、該溝孔に前記シート部材を装着することを特徴とする切替弁。
  2. 前記シート部材は、外筒の各出口と連通する連通孔がそれぞれ穿設された装着部と、各連通孔の周囲で表裏両側に突出したシール部とが一体に形成されたことを特徴とする請求項1記載の切替弁。
  3. 前記外筒は一方に内筒を収容するための開口部を開口し、該開口部から軸方向に前記溝孔が形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の切替弁。
  4. 前記外筒の周壁に開口された出口に、ストレーナを装着したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の切替弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106641435A (zh) * 2016-12-01 2017-05-10 厦门建霖工业有限公司 一种可更换水花效果的入墙式发光龙头及其工作方法

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