JP2004125065A - ホース継手構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】高温、高圧の流体に対する耐漏れ性を向上させることができるホース継手構造を提供する。
【解決手段】配管1の端部にホース2の端部を外嵌させ、ホース2の外周部にスリーブ3を嵌め込み、スリーブ3の外周部を縮径方向にかしめて配管1とホース2を締結するホース継手構造である。配管1にフランジ1aを形成し、ホース2の先端部に先端フランジ2aを設けると共に、スリーブ3の先端部にフランジ3aを設け、ホース2の先端フランジ2aを配管1のフランジ1aとスリーブ3のフランジ3aで挟み、締付ねじ4により締付固定する。
【選択図】図1
【解決手段】配管1の端部にホース2の端部を外嵌させ、ホース2の外周部にスリーブ3を嵌め込み、スリーブ3の外周部を縮径方向にかしめて配管1とホース2を締結するホース継手構造である。配管1にフランジ1aを形成し、ホース2の先端部に先端フランジ2aを設けると共に、スリーブ3の先端部にフランジ3aを設け、ホース2の先端フランジ2aを配管1のフランジ1aとスリーブ3のフランジ3aで挟み、締付ねじ4により締付固定する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホース継手構造に関し、特に自動車用空調装置などの冷凍サイクルに使用される冷媒用ホースの継手などに好適なホース継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動車用空調装置の冷凍サイクルで使用される冷媒用ホースの継手構造として、図7に示すような継手構造が、下記の特許文献などで知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−82841号公報
【0004】
この従来のホース継手構造は、図7に示すように、配管21の端部外側にホース22を嵌め込み、その外周部にスリーブ23を外嵌させ、スリーブ23の外周部と先端部を内側にかしめて、配管21とホース22を締結する構造である。そして、特に継手部のシール性を良くするために、配管21の外周面とホース22の内周面の間に、接着コーティング剤(シーリング剤)を塗布して、その間にシーリング剤層を介在させた構造も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年、冷凍サイクルにおいては、冷媒としてフロンに変えて炭酸ガスなどの気体が使用されつつあり、この冷媒としての気体が高温、高圧となってホース内を通過すると、配管21の外周面とホース22の内周面間の接着コーティング剤の劣化などにより、界面に隙間が発生し、その界面を通して冷媒が継手部分から漏洩する虞が生じる問題があった。
【0006】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、高温、高圧の流体に対する耐漏れ性を向上させることができるホース継手構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1のホース継手構造は、配管の端部にホースの端部を外嵌させ、ホースの外周部にスリーブを嵌め込み、スリーブの外周部を縮径方向にかしめて配管とホースを締結するホース継手構造であって、配管にフランジを形成し、ホースの先端部に先端フランジを設けると共に、スリーブの先端部にフランジを設け、ホースの先端フランジを配管のフランジとスリーブのフランジで挟み、締付ねじにより締付固定したことを特徴とする。
【0008】
また、請求項2のホース継手構造は、上記請求項1の構造において、配管のフランジとホースの先端フランジの当接面に、相互に噛み合う凹凸部を環状に形成したことを特徴とする。
【0009】
また、請求項3の発明は、配管の端部にホースの端部を外嵌させ、ホースの外周部にスリーブを嵌め込み、スリーブの外周部を縮径方向にかしめて配管とホースを締結するホース継手構造であって、配管にフランジを形成し、ホースの先端部に先端フランジを設けると共に、スリーブの先端部にフランジ部を設け、ホースの先端フランジを配管のフランジに重ね合わせ、フランジと先端フランジの周囲を覆うようにスリーブのフランジ部をかしめて固定したことを特徴とする。
【0010】
また、請求項4の発明は、配管の端部にホースの端部を外嵌させ、ホースの外周部にスリーブを嵌め込み、スリーブの外周部を縮径方向にかしめて配管とホースを締結するホース継手構造であって、配管に大径おねじ部を形成すると共に大径おねじ部の先端にフランジ部を形成し、ホースの先端部に先端フランジを設けると共に、スリーブの先端部にフランジを設け、配管のフランジ部と該ホースの先端フランジとスリーブのフランジを重ね合わせ、大径おねじ部の外周部に袋ナットを螺合させ、配管のフランジ部と該スリーブのフランジとの間でホースの先端フランジを挟み付けるように袋ナットを締付固定することを特徴とする。
【0011】
ここで、上記請求項1乃至4の構造において、請求項5のように、配管の端部外周面とホースの端部内周面の接触面にシーリング剤層を介装するとよい。また、請求項6のように、ホースの先端フランジにおける配管のフランジとの当接面は、ゴム層とするとよい。
【0012】
なお、本発明における上記配管は、通常の配管と共に、ニップルなどの継手配管も含む概念である。
【0013】
【作用】
上記構成のホース継手構造は、例えば冷凍サイクルの冷媒配管で使用される。例えばCO2冷媒を使用する冷凍サイクルでは、高温、高圧となったCO2冷媒がホース継手を通過するが、上記のように、本ホース継手構造では、配管の端部に外嵌されたホースの外周部にスリーブを嵌め込み、そのスリーブの外周部を内側縮径方向にかしめて、配管外周面とホース内周面の当接面をシールする構造に加え、ホースの先端フランジを配管のフランジとスリーブのフランジで挟み、締付ねじまたは袋ナットにより、或いはスリーブのフランジ部をホースの先端フランジを配管のフランジを覆うようにかしめることにより、それらのフランジを締付固定しているから、ホース外周面のかしめとフランジの締付による相乗効果により継手部分のシール性が大きく向上し、高温、高圧の流体の耐漏れ性を効果的に向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1はホース継手構造の半断面図を示している。1は例えば金属製の配管で、フランジ1aが先端部から少し内側に入った位置に形成されている。なお、配管1にはニップルなどの継手配管も含まれる。また、配管の先端部の外周面には、環状溝1bが形成されている。フランジ1aには後述の締付ねじ4(例えばボルト)を挿通させるための複数の孔が円周上に形成される。
【0015】
2は配管1の先端部の外周に外嵌されるホースで、このホース2の先端には先端フランジ2aが形成されている。ホース2は、例えばガスバリアー性を有する内管層としての樹脂層、中間層である繊維補強層、及び外管層としての外管ゴム層の3層からなる補強ホースであり、さらに先端フランジ2aにおける配管1のフランジ1aとの当接面には、ゴム層2bが形成される。ホース2の樹脂層は、例えば、ポリアミド樹脂を主体とする樹脂組成物から構成され、繊維補強層は、ポリエステル繊維、アラミド繊維などの合成繊維を主体とする糸のブレード編み等によって形成され、外管ゴム層は、EPDM,NBR,CSMなどのゴム材料から形成することができる。
【0016】
ホース2の先端フランジ2aには、後述の締付ねじ4(例えばボルト)を挿通させるための複数の孔が円周上に形成される。3は配管1の先端部に外嵌されたホール2の外周部に外嵌される金属製のスリーブ3であり、スリーブ3の先端にはフランジ3aが形成され、フランジ3aにも、後述の締付ねじ4(例えばボルト)を挿通させるための複数の孔が円周上に形成される。
【0017】
このような構造のホース継手構造は、図2に示すように結合されて、締付固定される。すなわち、先ず、配管1の先端部外周面またはホース2の先端部内周面にシーリング剤(接着コーティング剤)を塗布してシーリング剤層5を形成しておく。そして、配管1の先端部外周にホース2の先端部内周を嵌め込むように、ホール2を外嵌させ、さらに、そのホース2の外周部にスリーブ3を外嵌させる。その際、ホース2の先端フランジ2aが配管1のフランジ1aに当接し、スリーブ3のフランジ3aが先端フランジ2aに当接するように嵌め込む。
【0018】
そして、図3に示すように、スリーブ3の円筒部の外周を内側に縮径方向にかしめて、ホース2の内周面を配管1の外周面に強く押圧する状態とすると共に、配管1のフランジ1aとスリーブ3のフランジ3aの間にホース2の先端フランジ2aを挟み付けるように重ね合わせて配置したフランジ部分の複数の孔に、各々締付ねじ4(例えばボルト)を挿通し、ナットなどを用いてそれを図1のように締付固定する。
【0019】
このようなホース継手構造は、例えば冷凍サイクルの冷媒配管で使用される。例えばCO2冷媒を使用する冷凍サイクルでは、高温、高圧となったCO2冷媒がホース継手を通過する。このホース継手構造は、上記のように配管1の端部に外嵌されたホース2の外周部にスリーブ3を嵌め込み、そのスリーブ3の外周部を縮径方向にかしめて、配管外周面とホース内周面の当接面をシールする構造に加え、ホース2の先端フランジ2aを配管1のフランジ1aとスリーブ3のフランジ3aで挟み付け、締付ねじ4により、それらのフランジを締付固定している。したがって、ホース2外周面のかしめとフランジ1a、2aの締付による相乗効果により、継手部分のシール性が大きく向上するため、高温、高圧のCO2冷媒がホース継手を通過した場合であっても、冷媒の漏れを効果的に防止することができる。
【0020】
次に、上記本発明の効果を確認するために行なった実施例について説明する。実施例1では、上記図1の実施形態のホース継手構造に、90℃〜120℃、3MPa〜10MPaの高温、高圧の流体を、24時間〜100時間にわたり通過させた後、試験圧力3.53MPaの流体圧力を加えて良好な気密性が得られるか否かの気密試験を行なった。
【0021】
また、実施例2では、上記図1のホース継手構造において、配管1の先端部外周面またはホース2の先端部内周面にシーリング剤(接着コーティング剤)層を塗布しないホース継手構造のものについて試験を行なった。さらに、比較例1として、フランジ1a、2aの締付を行なわず、スリーブ3の円筒部の外周を内側縮径方向にかしめたのみの構造としたのもの、比較例2として、フランジ1a、2aの締付を行なわず、配管1の先端部外周面またはホース2の先端部内周面にシーリング剤(接着コーティング剤)層を塗布し、スリーブ3の円筒部の外周を内側に縮径方向にかしめたのみの構造のものについて、上記と同様の試験を行なった。
【0022】
下記の表1にその結果を示すが、この表1からわかるように、比較例1においては、90℃〜120℃、3MPa〜10MPaの高温、高圧の流体を、24時間〜100時間にわたり通過させた後、3.53MPaの流体圧力を加えた場合、気密不良が発生した。また、比較例2においては、120℃、10MPaの高温、高圧の流体を、24時間〜100時間にわたり通過させた後、3.53MPaの流体圧力を加えた場合、気密不良が発生した。
【0023】
これに対し、本発明の実施例1,2においては、90℃〜120℃、3MPa〜10MPaの高温、高圧の流体を、24時間〜100時間にわたり通過させた後、試験圧力3.53MPaの流体圧力を加えて気密試験を行なった結果、良好な気密性が得られた。
【0024】
【表1】
図4は他の実施形態を示し、この例では、配管1のフランジ1aとホース2の先端フランジ2aの当接面に、相互に噛み合う凹凸部6が環状に形成される。他の部分は上記実施形態と同様であり、同様な構造については、図4に上記と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0025】
すなわち、図4に示すように、配管1のフランジ1aの当接面に、断面略三角形の凸条と凹条を環状に設けると共に、ホース2の先端フランジ2aの当接面つまりゴム層2bにも断面略三角形の凹条と凸条を設け、それらの凹条、凸条からなる凹凸部6を噛み合わせる構造とした。このフランジ1aと先端フランジ2aの接合面は、締付ねじ4により締付固定されることにより、平坦面の場合に比べさらに継手部分のシール性が大きく向上し、その界面の耐漏れ性を向上させることができる。
【0026】
図5は他の実施形態を示し、この例では、配管1のフランジ1aとホース2の先端フランジ2aを、スリーブ13のフランジ部13aにより覆うようにかしめた構造としている。他の部分は上記実施形態と同様であり、同様な構造については、図5に上記と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0027】
すなわち、配管1のフランジ1aとホース2の先端フランジ2aを重ね合わせるように配管1の端部にホース2の先端を外嵌させ、さらにホース2の外周部にスリーブ3を嵌め込み、そのスリーブ3の外周部を縮径方向にかしめて、配管外周面とホース内周面の当接面をシールする。さらに、スリーブ13のフランジ部13aにより、フランジ1aと先端フランジ2aの周囲を覆って密着させるようにし、そのスリーブ13のフランジ部13aをかしめて固定している。
【0028】
これにより、スリーブ3の外周部を縮径方向にかしめて、配管1外周面とホース2内周面の当接面をシールすることに加え、フランジ1aと先端フランジ2aの接合面は、スリーブ13のフランジ部13aのかしめによって締付固定され、上記フランジに孔を穿設しその孔に締付ねじ4を挿通して締付固定する場合と同様に、継手部分のシール性が大きく向上し、その界面の耐漏れ性を向上させることができる。
【0029】
図6はさらに他の実施形態を示し、この例では、配管1のフランジ1aとホース2の先端フランジ2aとスリーブ3のフランジ3aを、袋ナット9により挟み付けて締め付ける構造としている。他の部分は上記実施形態と同様であり、同様な構造については、図6に上記と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0030】
すなわち、この配管1には、その中間部に、袋ナット9が螺合可能な大径おねじ部11が形成される。そして、その大径おねじ部11の端部に設けたフランジ部11aに、配管1のフランジ1aとホース2の先端フランジ2aを重ね合わせるように、配管1の端部にホース2の先端を外嵌させ、さらにホース2の外周部にスリーブ3を嵌め込み、そのフランジ3aを先端フランジ2aに重ね合わせる。そして袋ナット9をスリーブ3の外周から大径おねじ部11上に挿入し、その袋ナット9を大径おねじ部11に螺合させる。
【0031】
スリーブ3の外周部は、その縮径方向にかしめて、配管1の外周面とホース2の内周面の当接面をシールする。さらに、袋ナット9を大径おねじ部11にねじ込み締付固定して、袋ナット9の端部9aと大径おねじ部11の端部のフランジ部11a間で、配管1のフランジ1a、ホース2の先端フランジ2a及びスリーブ3のフランジ3aを挟み付けるように固定する。
【0032】
これにより、スリーブ3の外周部を縮径方向にかしめて、配管1外周面とホース2内周面の当接面をシールすることに加え、フランジ1aと先端フランジ2aの接合面は、袋ナット9の締め付け作用によって締付固定され、上記フランジに孔を穿設しその孔に締付ねじ4を挿通して締付固定する場合と同様に、継手部分のシール性が大きく向上し、その界面の耐漏れ性を向上させることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のホース継手構造によれば、ホースの外周部に外嵌されたスリーブの外周部を内側縮径方向にかしめて、配管外周面とホース内周面の当接面をシールする構造に加え、ホースの先端フランジを配管のフランジとスリーブのフランジで挟み、締付ねじまたは袋ナットにより、或いはスリーブのフランジ部をホースの先端フランジを配管のフランジを覆うようにかしめることにより、それらのフランジを締付固定しているから、ホース外周面のかしめとフランジの締付による相乗効果により、継手部分のシール性が大きく向上し、高温、高圧の流体の耐漏れ性を効果的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すホース継手構造の判断面図である。
【図2】同ホース継手構造の分解半断面図である。
【図3】同ホース継手構造の締め付け時の半断面図である。
【図4】他の実施形態のホース継手構造の半断面図である。
【図5】さらに他の実施形態のホース継手構造の半断面図である。
【図6】さらに他の実施形態のホース継手構造の半断面図である。
【図7】従来のホース継手構造の半断面図である。
【符号の説明】
1−配管
1a−フランジ
2−ホース
2a−先端フランジ
2b‐ゴム層
3‐スリーブ
3a−フランジ
4‐締付ねじ
5−シーリング剤層
6−凹凸部
9−袋ナット
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホース継手構造に関し、特に自動車用空調装置などの冷凍サイクルに使用される冷媒用ホースの継手などに好適なホース継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動車用空調装置の冷凍サイクルで使用される冷媒用ホースの継手構造として、図7に示すような継手構造が、下記の特許文献などで知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−82841号公報
【0004】
この従来のホース継手構造は、図7に示すように、配管21の端部外側にホース22を嵌め込み、その外周部にスリーブ23を外嵌させ、スリーブ23の外周部と先端部を内側にかしめて、配管21とホース22を締結する構造である。そして、特に継手部のシール性を良くするために、配管21の外周面とホース22の内周面の間に、接着コーティング剤(シーリング剤)を塗布して、その間にシーリング剤層を介在させた構造も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年、冷凍サイクルにおいては、冷媒としてフロンに変えて炭酸ガスなどの気体が使用されつつあり、この冷媒としての気体が高温、高圧となってホース内を通過すると、配管21の外周面とホース22の内周面間の接着コーティング剤の劣化などにより、界面に隙間が発生し、その界面を通して冷媒が継手部分から漏洩する虞が生じる問題があった。
【0006】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、高温、高圧の流体に対する耐漏れ性を向上させることができるホース継手構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1のホース継手構造は、配管の端部にホースの端部を外嵌させ、ホースの外周部にスリーブを嵌め込み、スリーブの外周部を縮径方向にかしめて配管とホースを締結するホース継手構造であって、配管にフランジを形成し、ホースの先端部に先端フランジを設けると共に、スリーブの先端部にフランジを設け、ホースの先端フランジを配管のフランジとスリーブのフランジで挟み、締付ねじにより締付固定したことを特徴とする。
【0008】
また、請求項2のホース継手構造は、上記請求項1の構造において、配管のフランジとホースの先端フランジの当接面に、相互に噛み合う凹凸部を環状に形成したことを特徴とする。
【0009】
また、請求項3の発明は、配管の端部にホースの端部を外嵌させ、ホースの外周部にスリーブを嵌め込み、スリーブの外周部を縮径方向にかしめて配管とホースを締結するホース継手構造であって、配管にフランジを形成し、ホースの先端部に先端フランジを設けると共に、スリーブの先端部にフランジ部を設け、ホースの先端フランジを配管のフランジに重ね合わせ、フランジと先端フランジの周囲を覆うようにスリーブのフランジ部をかしめて固定したことを特徴とする。
【0010】
また、請求項4の発明は、配管の端部にホースの端部を外嵌させ、ホースの外周部にスリーブを嵌め込み、スリーブの外周部を縮径方向にかしめて配管とホースを締結するホース継手構造であって、配管に大径おねじ部を形成すると共に大径おねじ部の先端にフランジ部を形成し、ホースの先端部に先端フランジを設けると共に、スリーブの先端部にフランジを設け、配管のフランジ部と該ホースの先端フランジとスリーブのフランジを重ね合わせ、大径おねじ部の外周部に袋ナットを螺合させ、配管のフランジ部と該スリーブのフランジとの間でホースの先端フランジを挟み付けるように袋ナットを締付固定することを特徴とする。
【0011】
ここで、上記請求項1乃至4の構造において、請求項5のように、配管の端部外周面とホースの端部内周面の接触面にシーリング剤層を介装するとよい。また、請求項6のように、ホースの先端フランジにおける配管のフランジとの当接面は、ゴム層とするとよい。
【0012】
なお、本発明における上記配管は、通常の配管と共に、ニップルなどの継手配管も含む概念である。
【0013】
【作用】
上記構成のホース継手構造は、例えば冷凍サイクルの冷媒配管で使用される。例えばCO2冷媒を使用する冷凍サイクルでは、高温、高圧となったCO2冷媒がホース継手を通過するが、上記のように、本ホース継手構造では、配管の端部に外嵌されたホースの外周部にスリーブを嵌め込み、そのスリーブの外周部を内側縮径方向にかしめて、配管外周面とホース内周面の当接面をシールする構造に加え、ホースの先端フランジを配管のフランジとスリーブのフランジで挟み、締付ねじまたは袋ナットにより、或いはスリーブのフランジ部をホースの先端フランジを配管のフランジを覆うようにかしめることにより、それらのフランジを締付固定しているから、ホース外周面のかしめとフランジの締付による相乗効果により継手部分のシール性が大きく向上し、高温、高圧の流体の耐漏れ性を効果的に向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1はホース継手構造の半断面図を示している。1は例えば金属製の配管で、フランジ1aが先端部から少し内側に入った位置に形成されている。なお、配管1にはニップルなどの継手配管も含まれる。また、配管の先端部の外周面には、環状溝1bが形成されている。フランジ1aには後述の締付ねじ4(例えばボルト)を挿通させるための複数の孔が円周上に形成される。
【0015】
2は配管1の先端部の外周に外嵌されるホースで、このホース2の先端には先端フランジ2aが形成されている。ホース2は、例えばガスバリアー性を有する内管層としての樹脂層、中間層である繊維補強層、及び外管層としての外管ゴム層の3層からなる補強ホースであり、さらに先端フランジ2aにおける配管1のフランジ1aとの当接面には、ゴム層2bが形成される。ホース2の樹脂層は、例えば、ポリアミド樹脂を主体とする樹脂組成物から構成され、繊維補強層は、ポリエステル繊維、アラミド繊維などの合成繊維を主体とする糸のブレード編み等によって形成され、外管ゴム層は、EPDM,NBR,CSMなどのゴム材料から形成することができる。
【0016】
ホース2の先端フランジ2aには、後述の締付ねじ4(例えばボルト)を挿通させるための複数の孔が円周上に形成される。3は配管1の先端部に外嵌されたホール2の外周部に外嵌される金属製のスリーブ3であり、スリーブ3の先端にはフランジ3aが形成され、フランジ3aにも、後述の締付ねじ4(例えばボルト)を挿通させるための複数の孔が円周上に形成される。
【0017】
このような構造のホース継手構造は、図2に示すように結合されて、締付固定される。すなわち、先ず、配管1の先端部外周面またはホース2の先端部内周面にシーリング剤(接着コーティング剤)を塗布してシーリング剤層5を形成しておく。そして、配管1の先端部外周にホース2の先端部内周を嵌め込むように、ホール2を外嵌させ、さらに、そのホース2の外周部にスリーブ3を外嵌させる。その際、ホース2の先端フランジ2aが配管1のフランジ1aに当接し、スリーブ3のフランジ3aが先端フランジ2aに当接するように嵌め込む。
【0018】
そして、図3に示すように、スリーブ3の円筒部の外周を内側に縮径方向にかしめて、ホース2の内周面を配管1の外周面に強く押圧する状態とすると共に、配管1のフランジ1aとスリーブ3のフランジ3aの間にホース2の先端フランジ2aを挟み付けるように重ね合わせて配置したフランジ部分の複数の孔に、各々締付ねじ4(例えばボルト)を挿通し、ナットなどを用いてそれを図1のように締付固定する。
【0019】
このようなホース継手構造は、例えば冷凍サイクルの冷媒配管で使用される。例えばCO2冷媒を使用する冷凍サイクルでは、高温、高圧となったCO2冷媒がホース継手を通過する。このホース継手構造は、上記のように配管1の端部に外嵌されたホース2の外周部にスリーブ3を嵌め込み、そのスリーブ3の外周部を縮径方向にかしめて、配管外周面とホース内周面の当接面をシールする構造に加え、ホース2の先端フランジ2aを配管1のフランジ1aとスリーブ3のフランジ3aで挟み付け、締付ねじ4により、それらのフランジを締付固定している。したがって、ホース2外周面のかしめとフランジ1a、2aの締付による相乗効果により、継手部分のシール性が大きく向上するため、高温、高圧のCO2冷媒がホース継手を通過した場合であっても、冷媒の漏れを効果的に防止することができる。
【0020】
次に、上記本発明の効果を確認するために行なった実施例について説明する。実施例1では、上記図1の実施形態のホース継手構造に、90℃〜120℃、3MPa〜10MPaの高温、高圧の流体を、24時間〜100時間にわたり通過させた後、試験圧力3.53MPaの流体圧力を加えて良好な気密性が得られるか否かの気密試験を行なった。
【0021】
また、実施例2では、上記図1のホース継手構造において、配管1の先端部外周面またはホース2の先端部内周面にシーリング剤(接着コーティング剤)層を塗布しないホース継手構造のものについて試験を行なった。さらに、比較例1として、フランジ1a、2aの締付を行なわず、スリーブ3の円筒部の外周を内側縮径方向にかしめたのみの構造としたのもの、比較例2として、フランジ1a、2aの締付を行なわず、配管1の先端部外周面またはホース2の先端部内周面にシーリング剤(接着コーティング剤)層を塗布し、スリーブ3の円筒部の外周を内側に縮径方向にかしめたのみの構造のものについて、上記と同様の試験を行なった。
【0022】
下記の表1にその結果を示すが、この表1からわかるように、比較例1においては、90℃〜120℃、3MPa〜10MPaの高温、高圧の流体を、24時間〜100時間にわたり通過させた後、3.53MPaの流体圧力を加えた場合、気密不良が発生した。また、比較例2においては、120℃、10MPaの高温、高圧の流体を、24時間〜100時間にわたり通過させた後、3.53MPaの流体圧力を加えた場合、気密不良が発生した。
【0023】
これに対し、本発明の実施例1,2においては、90℃〜120℃、3MPa〜10MPaの高温、高圧の流体を、24時間〜100時間にわたり通過させた後、試験圧力3.53MPaの流体圧力を加えて気密試験を行なった結果、良好な気密性が得られた。
【0024】
【表1】
図4は他の実施形態を示し、この例では、配管1のフランジ1aとホース2の先端フランジ2aの当接面に、相互に噛み合う凹凸部6が環状に形成される。他の部分は上記実施形態と同様であり、同様な構造については、図4に上記と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0025】
すなわち、図4に示すように、配管1のフランジ1aの当接面に、断面略三角形の凸条と凹条を環状に設けると共に、ホース2の先端フランジ2aの当接面つまりゴム層2bにも断面略三角形の凹条と凸条を設け、それらの凹条、凸条からなる凹凸部6を噛み合わせる構造とした。このフランジ1aと先端フランジ2aの接合面は、締付ねじ4により締付固定されることにより、平坦面の場合に比べさらに継手部分のシール性が大きく向上し、その界面の耐漏れ性を向上させることができる。
【0026】
図5は他の実施形態を示し、この例では、配管1のフランジ1aとホース2の先端フランジ2aを、スリーブ13のフランジ部13aにより覆うようにかしめた構造としている。他の部分は上記実施形態と同様であり、同様な構造については、図5に上記と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0027】
すなわち、配管1のフランジ1aとホース2の先端フランジ2aを重ね合わせるように配管1の端部にホース2の先端を外嵌させ、さらにホース2の外周部にスリーブ3を嵌め込み、そのスリーブ3の外周部を縮径方向にかしめて、配管外周面とホース内周面の当接面をシールする。さらに、スリーブ13のフランジ部13aにより、フランジ1aと先端フランジ2aの周囲を覆って密着させるようにし、そのスリーブ13のフランジ部13aをかしめて固定している。
【0028】
これにより、スリーブ3の外周部を縮径方向にかしめて、配管1外周面とホース2内周面の当接面をシールすることに加え、フランジ1aと先端フランジ2aの接合面は、スリーブ13のフランジ部13aのかしめによって締付固定され、上記フランジに孔を穿設しその孔に締付ねじ4を挿通して締付固定する場合と同様に、継手部分のシール性が大きく向上し、その界面の耐漏れ性を向上させることができる。
【0029】
図6はさらに他の実施形態を示し、この例では、配管1のフランジ1aとホース2の先端フランジ2aとスリーブ3のフランジ3aを、袋ナット9により挟み付けて締め付ける構造としている。他の部分は上記実施形態と同様であり、同様な構造については、図6に上記と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0030】
すなわち、この配管1には、その中間部に、袋ナット9が螺合可能な大径おねじ部11が形成される。そして、その大径おねじ部11の端部に設けたフランジ部11aに、配管1のフランジ1aとホース2の先端フランジ2aを重ね合わせるように、配管1の端部にホース2の先端を外嵌させ、さらにホース2の外周部にスリーブ3を嵌め込み、そのフランジ3aを先端フランジ2aに重ね合わせる。そして袋ナット9をスリーブ3の外周から大径おねじ部11上に挿入し、その袋ナット9を大径おねじ部11に螺合させる。
【0031】
スリーブ3の外周部は、その縮径方向にかしめて、配管1の外周面とホース2の内周面の当接面をシールする。さらに、袋ナット9を大径おねじ部11にねじ込み締付固定して、袋ナット9の端部9aと大径おねじ部11の端部のフランジ部11a間で、配管1のフランジ1a、ホース2の先端フランジ2a及びスリーブ3のフランジ3aを挟み付けるように固定する。
【0032】
これにより、スリーブ3の外周部を縮径方向にかしめて、配管1外周面とホース2内周面の当接面をシールすることに加え、フランジ1aと先端フランジ2aの接合面は、袋ナット9の締め付け作用によって締付固定され、上記フランジに孔を穿設しその孔に締付ねじ4を挿通して締付固定する場合と同様に、継手部分のシール性が大きく向上し、その界面の耐漏れ性を向上させることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のホース継手構造によれば、ホースの外周部に外嵌されたスリーブの外周部を内側縮径方向にかしめて、配管外周面とホース内周面の当接面をシールする構造に加え、ホースの先端フランジを配管のフランジとスリーブのフランジで挟み、締付ねじまたは袋ナットにより、或いはスリーブのフランジ部をホースの先端フランジを配管のフランジを覆うようにかしめることにより、それらのフランジを締付固定しているから、ホース外周面のかしめとフランジの締付による相乗効果により、継手部分のシール性が大きく向上し、高温、高圧の流体の耐漏れ性を効果的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すホース継手構造の判断面図である。
【図2】同ホース継手構造の分解半断面図である。
【図3】同ホース継手構造の締め付け時の半断面図である。
【図4】他の実施形態のホース継手構造の半断面図である。
【図5】さらに他の実施形態のホース継手構造の半断面図である。
【図6】さらに他の実施形態のホース継手構造の半断面図である。
【図7】従来のホース継手構造の半断面図である。
【符号の説明】
1−配管
1a−フランジ
2−ホース
2a−先端フランジ
2b‐ゴム層
3‐スリーブ
3a−フランジ
4‐締付ねじ
5−シーリング剤層
6−凹凸部
9−袋ナット
Claims (6)
- 配管の端部にホースの端部を外嵌させ、該ホースの外周部にスリーブを嵌め込み、該スリーブの外周部を縮径方向にかしめて該配管とホースを締結するホース継手構造であって、
該配管にフランジを形成し、該ホースの先端部に先端フランジを設けると共に、該スリーブの先端部にフランジを設け、該ホースの先端フランジを該配管のフランジと該スリーブのフランジで挟み、締付ねじにより締付固定したことを特徴とするホース継手構造。 - 前記配管のフランジと前記ホースの先端フランジの当接面に相互に噛み合う凹凸部が環状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のホース継手構造。
- 配管の端部にホースの端部を外嵌させ、該ホースの外周部にスリーブを嵌め込み、該スリーブの外周部を縮径方向にかしめて該配管とホースを締結するホース継手構造であって、
該配管にフランジを形成し、該ホースの先端部に先端フランジを設けると共に、該スリーブの先端部にフランジ部を設け、該ホースの先端フランジを配管のフランジに重ね合わせ、該フランジと該先端フランジの周囲を覆うように該スリーブのフランジ部をかしめて固定したことを特徴とするホース継手構造。 - 配管の端部にホースの端部を外嵌させ、該ホースの外周部にスリーブを嵌め込み、該スリーブの外周部を縮径方向にかしめて該配管とホースを締結するホース継手構造であって、
該配管に大径おねじ部を形成すると共に該大径おねじ部の先端にフランジ部を形成し、該ホースの先端部に先端フランジを設けると共に、該スリーブの先端部にフランジを設け、該配管のフランジ部と該ホースの先端フランジと該スリーブのフランジを重ね合わせ、該大径おねじ部の外周部に袋ナットを螺合させ、該配管のフランジ部と該スリーブのフランジとの間で該ホースの先端フランジを挟み付けるように該袋ナットを締付固定することを特徴とするホース継手構造。 - 前記配管の端部外周面と前記ホースの端部内周面の接触面にシーリング剤層が介装されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のホース継手構造。
- 前記ホースの先端フランジにおける前記配管のフランジとの当接面がゴム層により形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のホース継手構造。
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