JP2004124984A - 流体式トルク伝達装置のロックアップ装置 - Google Patents

流体式トルク伝達装置のロックアップ装置 Download PDF

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0284Multiple disk type lock-up clutch

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Abstract

【課題】ロックアップ装置におけるトーションスプリング23の軸方向の支持を確実にする。
【解決手段】この装置は、クラッチ機構20と、入力側のドライブプレート21と、出力側のドリブンプレート22と、両プレートを回転方向に弾性的に連結するトーションスプリング23とを備えている。そして、ドライブプレート21の外周部には、トーションスプリング23を収納し、トーションスプリング23の外周及び軸方向両側を支持するためのスプリング収納部40が形成されており、ドリブンプレート22の外周部には、スプリング収納部40に収納されたトーションスプリング23に軸方向において対向するスプリング対向部45が形成されている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体式トルク伝達装置のロックアップ装置、特に、エンジン側の部材とトランスミッション側の部材との間で流体式トルク伝達装置を介さずに直接トルク伝達するためのロックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トルクコンバータは、3種の羽根車(インペラ,タービン,ステータ)を内部に有し、内部の作動油を介してトルクを伝達する流体式トルク伝達装置の一種である。このトルクコンバータには、ロックアップ装置が設けられていることが多い。
【0003】
ロックアップ装置は、タービンとフロントカバーとの間の空間に配置されており、フロントカバーとタービンを機械的に連結することでフロントカバーからタービンにトルクを直接伝達するための機構である。
通常、このロックアップ装置は、フロントカバーに押しつけられることが可能な円板状のピストンと、ピストンの外周部に固定されるリティーニングプレートと、リティーニングプレートにより回転方向及び外周側を支持されるトーションスプリングと、トーションスプリングの両端を回転方向に支持するドリブンプレートとを有している。ドリブンプレートはタービンのタービンシェル等に固定されている。
【0004】
このようなロックアップ装置において、摩擦面を複数にしてトルク伝達容量を増大させたロックアップ装置も既に提供されている。
例えば、特開2002−106677号公報に示された装置は、入力側がフロントカバーに連結された多板式のクラッチ装置と、クラッチ装置の出力側に設けられた入力側プレートと、タービンハブに連結された出力側プレートと、入力側プレートと出力側プレートとの間に設けられたトーションスプリングとを有している。そして、この装置では、多板クラッチ装置をオン(接続)することによって、フロントカバーから出力側のタービンハブに、トルクコンバータを介することなくトルクが直接伝達される。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−10667
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術におけるロックアップ装置において、トーションスプリングは、入力側プレートのコ字状凹部に収納され、軸方向の移動は入力側プレートと出力側プレートとによって規制されている。
しかし、従来の構成では、入力側プレートと出力側プレートとは軸方向に相対的に移動可能な構成であるため、トーションスプリングを規制している軸方向の間隔が変化することになる。したがって、トーションスプリングが軸方向にガタつきやすく、異音の発生の原因となる。また、出力側プレートの摩耗等によってトーションスプリングの軸方向の規制(支持)ができなくなると、トーションスプリングが入力側プレートの凹部から飛び出し、トルクコンバータの破損を招く場合がある。
【0007】
本発明の課題は、ロックアップ装置におけるトーションスプリングの軸方向の支持を確実にすることにある。
本発明の別の課題は、ロックアップ装置において、簡単な構造でトーションスプリングを支持できるようにすることにある。
本発明のさらに別の課題は、ロックアップ装置において、トーションスプリングが収納部から飛び出すのを防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るロックアップ装置は、エンジン側の部材とトランスミッション側の部材との間で流体式トルク伝達装置を介さずに直接トルク伝達するための装置であって、クラッチ装置と、円板状の入力側プレートと、円板状の出力側プレートと、トーションスプリングとを備えている。クラッチ装置はエンジン側とトランスミッション側の部材との間のトルク伝達経路に設けられている。入力側プレートはクラッチ装置の出力側あるいは入力側に設けられている。出力側プレートはトランスミッション側の部材に連結されている。トーションスプリングは入力側プレートと出力側プレートとを回転方向に弾性的に連結する。そして、入力側プレートの外周部には、トーションスプリングを収納し、トーションスプリングの外周及び軸方向両側を支持するためのスプリング収納部が形成されており、出力側プレートの外周部には、入力側プレートのスプリング収納部に収納されたトーションスプリングに軸方向において対向するスプリング対向部が形成されている。
【0009】
このロックアップ装置では、クラッチ装置がオン(接続)されると、トルクは、エンジン側からトランスミッション側に流体式トルク伝達装置を介さずに直接伝達される。このとき、入力側プレートに伝達されたトルクはトーションスプリングを介して出力側プレートに伝達される。
ここで、トーションスプリングは入力側プレートの外周部に形成されたスプリング収納部に収納されており、このスプリング収納部によってその外周部及び軸方向両側が支持されている。また、トーションスプリングがスプリング収納部に収納された状態では、出力側プレートの外周部に形成されたスプリング対向部がトーションスプリングに軸方向において対向している。
【0010】
ここでは、トーションスプリングは入力側プレートのみによって支持されており、したがって、従来技術のように入力側プレートと出力側プレートとによって支持される場合に比較して軸方向のガタつきが抑えられる。また、支持のための構成が簡単になる。さらに、仮にスプリング収納部の摩耗によりトーションスプリングの軸方向の支持ができなくなった場合でも、出力側プレートに形成されたスプリング対向部によって、トーションスプリングがスプリング収納部から飛び出すのを防止できる。
【0011】
請求項2に係るロックアップ装置は、請求項1の装置において、出力側プレートのスプリング対向部は、トーションスプリングに非接触で対向している。
ここでは、スプリング対向部はスプリング収納部に収納されたトーションスプリングに接触していない。したがって、出力側プレートのスプリング対向部が摩耗することはない。
【0012】
請求項3に係るロックアップ装置は、請求項1又は2の装置において、入力側プレートはトーションスプリングの円周方向両端部に係止可能な入力側係止部を有し、出力側プレートはトーションスプリングの円周方向両端部に係止可能な出力側係止部を有している。
ここでは、入力側プレートが回転することにより、その入力側係止部がトーションスプリングの円周方向一端を押し、そしてトーションスプリングの円周方向他端が出力側プレートの出力側係止部を押す。このようにして入力側プレートの回転が出力側プレートに伝達される。
【0013】
請求項4に係るロックアップ装置は、請求項1から3の装置において、入力側プレートのスプリング収納部は、入力側プレートの外周部を略コ字状に形成してトーションスプリングの外周側及び軸方向一方向側を支持し、さらに外周側の開放側縁部を内周側に折り曲げてトーションスプリングの軸方向他方側を支持している。
【0014】
ここでは、入力側プレートの外周部を折り曲げ形成してスプリング収納部が構成されているので、スプリング収納部の構成が簡単になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[トルクコンバータの基本構造]
図1は本発明の一実施形態が採用されたトルクコンバータ1の縦断面概略図である。トルクコンバータ1は、エンジンのクランクシャフト2からトランスミッションの入力シャフト3にトルクを伝達するための装置である。図1の左側に図示しないエンジンが配置され、図1の右側に図示しないトランスミッションが配置されている。図1に示すO−Oがトルクコンバータ1の回転軸である。
【0016】
トルクコンバータ1は、フロントカバー5と、3種の羽根車(図示しないインペラ、タービン6、ステータ7)を含むトーラス形状の流体作動室8と、ロックアップ装置9とから構成されている。
フロントカバー5は、円板状の部材であり、内周部がクランクシャフト2に固定されている。フロントカバー5の外周部には、トランスミッション側に延びる外周側筒状部5aが形成されている。この外周側筒状部5aの先端にインペラのインペラシェル11の外周縁が溶接によって固定されている。この結果、フロントカバー5とインペラとによって、内部に作動油が充填された流体室が形成されている。インペラは周知の構造であり、主に、インペラシェルと、その内側に固定された複数のインペラブレードと、インペラシェルの内周部に固定されたインペラハブとから構成されている。
【0017】
タービン6は流体室内でインペラに軸方向に対向して配置されている。タービン6は、主に、タービンシェル15と、そのインペラ側の面に固定された複数のタービンブレード16と、タービンシェル15の内周縁に固定されたタービンハブ17とから構成されている。タービンハブ17はフランジ部17aとボス部17bとから構成されており、タービンシェル15とタービンハブ17とは、タービンハブ17のフランジ部17aおいて、複数のリベット18によって固定されている。
【0018】
また、タービンハブ17のボス部17bの内周面には、入力シャフト3に係合するスプラインが形成されている。これにより、タービンハブ17は入力シャフト3と一体回転するようになっている。
[ロックアップ装置の構造]
ロックアップ装置9は、タービン6とフロントカバー5との間の空間に配置されており、必要に応じて両者を機械的に連結するための機構である。このロックアップ装置9は、クラッチ及び弾性連結機構の機能を有し、主に、フロントカバー5の側方に配置されたクラッチ機構20と、クラッチ機構20とタービン6との間に配置されたドライブプレート21と、ドライブプレート21とタービン6との間に配置されたドリブンプレート22と、ドライブプレート21とドリブンプレート22とを円周方向に弾性的に連結する複数のトーションスプリング23とから構成されている。
【0019】
クラッチ機構20は、フロントカバー5とドライブプレート21との間でトルクの伝達及び遮断を行うための機構であり、クラッチ部25と、ピストン26とを有している。
クラッチ部25は、一端がフロントカバー5の側面に溶接固定されたケース30と、軸方向に交互に配置された複数の入力クラッチプレート31及び出力クラッチプレート32と、クラッチ出力部材33とを有している。
【0020】
ケース30は筒状に形成されており、円周方向に等間隔で複数の溝を有している。この溝はトランスミッション側から所定の長さで形成されている。クラッチプレート31,32はそれぞれ環状に形成されており、入力クラッチプレート31の外周にはケース30の溝に係合するラグが形成され、出力クラッチプレート32の内周にはスプライン歯等の複数の内歯が形成されている。これらのクラッチプレート31,32はケース30内で軸方向移動自在であり、ケース30に設けられたバックプレート34及び止め輪35により移動が規制されている。また、出力クラッチプレート32の両側面には摩擦フェーシングが貼り付けられている。クラッチ出力部材33は、外周円筒部33aと、外周円筒部33aの一端から内周側に延びる円板状側面部33bと、側面部33bの内周端部にエンジン側に延びるように設けられた内周円筒部33cとを有している。外周円筒部33aの外周面にはスプライン軸等の外歯が形成されており、この外歯に出力クラッチプレート32の内歯が噛み合っている。また、ハブフランジ17のフランジ部17aの外周端には、エンジン側に延びる筒状部17cが形成され、さらに筒状部17cの端部には外周側に延びる環状のストッパ部17dが形成されている。そして、クラッチ出力部材33の内周円筒部33cは、ハブフランジ17の筒状部17cに摺動自在に支持され、かつストッパ部17dによって軸方向の移動が規制されている。
【0021】
ピストン26は、フロントカバー5とクラッチ部25との間に設けられたリング状の部材であり、フロントカバー5の側面に溶接固定された支持部材36の外周部に摺動自在に支持されている。そして、このピストン26がフロントカバー5との間の隙間に供給される油圧によって、クラッチ部25のクラッチプレート31,32を押圧するようになっている。なお、ピストン26とフロントカバー5とが同期回転するように、ピストン26の内周部と支持部材36の外周部とはスプライン結合されており、相対回転不能かつ軸方向移動自在となっている。
【0022】
図1及び図1の一部を抽出して示す図2で示すように、ドライブプレート21は、中心部に開口を有する円板状のプレートであり、外周部に複数のスプリング収納部40を有し、内周部がリベット41によりクラッチ出力部材33の側面部33bに固定されている。また、このドライブプレート21の半径方向のほぼ中間部には、ドライブプレート21とドリブンプレート22との相対角度範囲を規制するための円周方向に長い(図1のロックアップ装置をタービン側から見た図3参照)複数の切欠き21aが形成されている。
【0023】
複数のスプリング収納部40は、ドライブプレート21の外周部を略コ字状に形成してなるものであり、円周方向に等間隔で配置されている。各スプリング収納部40は、内周壁部40aと、側壁部40bと、外周壁部40cとを有しており、外周壁部40cの先端部(開放側の縁部)は内周側に折り曲げられて折り曲げ部40dとなっている。そして、スプリング収納部40に収納されたトーションスプリング23は、エンジン側の側部が側壁部40bにより支持され、外周部が外周壁部40cにより支持され、トランスミッション側の側部が折り曲げ部40dによって支持されている。
【0024】
また、このドライブプレート21には、スプリング収納部40に円周方向に隣接して入力側の第1係止部41及び第2係止部42が形成されている。第1係止部41は、ドリブンプレート21の外周端部を内周方向に折り曲げて形成されており、スプリング収納部40に収納されたトーションスプリング23の両端面に係止可能である。また、第2係止部42は、ドライブプレート21の一部を加工し、スプリング収納部40に収納されたトーションスプリング23の内周側の両端面に係止可能なように形成されたものである。
【0025】
ドリブンプレート22は、ドライブプレート21と同様に、中心部に開口を有する円板状のプレートである。このドリブンプレート22の外周部には、それぞれ複数のスプリング対向部45及び出力側係止部46が円周方向に交互に形成されている。また、内周部はリベット18によりタービンシェル15とともにハブフランジ17のフランジ部17aに固定されている。さらに、このドリブンプレート22の半径方向のほぼ中間部には、エンジン側に切り起こされて形成されたストッパ用突起22aが設けられており、この突起22aがドライブプレート21の切欠き21a内に挿入されている。
【0026】
スプリング対向部45は、ドライブプレート41のスプリング収納部40に収納されたトーションスプリング23に軸方向において対向するように形成されており、トーションスプリング23とは接触していない。また、出力側係止部46は、ドリブンプレート22の外周部をエンジン側に折り曲げて形成されており、トーションスプリング23の円周方向両端面に係止可能となっている。
【0027】
[動作]
エンジン始動直後には、トルクコンバータ本体内に作動油が供給され、また、ピストン26とフロントカバー5との間には作動油が供給されていない。したがって、トルクコンバータによるトルク伝達が行われ、ロックアップ装置は作用しない。
【0028】
一方、トルクコンバータの速度比が上がり、入力シャフト3が一定の回転数に達すると、ピストン26とフロントカバー5との間に作動油が供給され、ピストン26はクラッチ部25のクラッチプレート31,32を押圧する。この結果、フロントカバー5のトルクはクラッチ部25及びクラッチ出力部材33を介してドライブプレート21に伝達され、さらにトーションスプリング23を介してドリブンプレート22に伝達される。すなわち、フロントカバー5が機械的にタービン6のハブフランジ17に連結され、フロントカバー5のトルクがハブフランジ17を介して直接入力シャフト3に出力される。
【0029】
このような動作において、トーションスプリング23が伸縮動作を繰り返すが、トーションスプリング23はドライブプレート21のスプリング収納部40によって径方向及び軸方向に確実に支持されている。すなわち、トーションスプリング23は2つの部材で挟み込んで支持するのではなく、1つの部材(ドライブプレート21)によって支持されているので、トーションスプリング23が軸方向でがたつくのを抑えることができる。また、構成も簡単になる。さらに、仮にスプリング収納部40の折り曲げ部40dが摩耗し、トーションスプリング23の軸方向の支持ができなくなった場合でも、ドリブンプレート22のスプリング対向部45が設けられているので、トーションスプリング23のスプリング収納部40からの飛び出しを防止できる。
【0030】
また、ドリブンプレート22のスプリング対向部45は、トーションスプリング23に非接触で対向しているので、スプリング対向部45は摩耗しない。
[他の実施形態]
(a)前記実施形態では、多板タイプのクラッチ機構を有するロックアップ装置に本発明を適用したが、クラッチ機構の構成についてはこれに限定されるものではない。例えば、単板タイプのクラッチ機構を有するロックアップ装置にも同様に適用することができる。
【0031】
(b)クラッチ機構の配置は前記実施形態に限定されない。すなわち、ドリブンプレートの出力側にクラッチ機構を配置しても良い。
(c)ピストンやドライブレートの支持のための構成は前記実施形態に限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】
本発明に係るロックアップ装置では、入力側プレートのみによってトーションスプリングを支持しているので、トーションスプリングの特に軸方向の支持を確実にすることができる。また、トーションスプリングの支持のための構成が簡単になる。さらに、出力側プレートを利用して、トーションスプリングが入力側プレートのスプリング収納部から飛び出すのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用されたトルクコンバータの縦断面概略図。
【図2】図1のドライブプレート及びドリブンプレートを抽出して示す図。
【図3】図1の側面部分図。
【符号の説明】
1  トルクコンバータ
2  クランクシャフト
3  入力シャフト
5  フロントカバー
9  ロックアップ装置
17  ハブフランジ
20  クラッチ機構
21  ドライブプレート
22  ドリブンプレート
23  トーションスプリング
25  クラッチ部
40  スプリング収納部
40b 側壁部
40c 外周壁部
40d 折り曲げ部
41  入力側第1係止部
42  入力側第2係止部
45  スプリング対向部
46  出力側係止部

Claims (4)

  1. エンジン側の部材とトランスミッション側の部材との間で流体式トルク伝達装置を介さずに直接トルク伝達するためのロックアップ装置であって、
    前記エンジン側の部材とトランスミッション側の部材との間のトルク伝達経路に設けられたクラッチ装置と、
    前記クラッチ装置の出力側あるいは入力側に設けられた円板状の入力側プレートと、
    前記トランスミッション側の部材に連結された円板状の出力側プレートと、
    前記入力側プレートと出力側プレートとを回転方向に弾性的に連結するトーションスプリングとを備え、
    前記入力側プレートの外周部には、前記トーションスプリングを収納し、前記トーションスプリングの外周及び軸方向両側を支持するためのスプリング収納部が形成されており、
    前記出力側プレートの外周部には、前記入力側プレートのスプリング収納部に収納されたトーションスプリングに軸方向において対向するスプリング対向部が形成されている、
    流体式トルク伝達装置のロックアップ装置。
  2. 前記出力側プレートのスプリング対向部は、前記トーションスプリングに非接触で対向している、請求項1に記載の流体式トルク伝達装置のロックアップ装置。
  3. 前記入力側プレートは前記トーションスプリングの円周方向両端部に係止可能な入力側係止部を有し、
    前記出力側プレートは前記トーションスプリングの円周方向両端部に係止可能な出力側係止部を有している、
    請求項1又は2に記載の流体式トルク伝達装置のロックアップ装置。
  4. 前記入力側プレートのスプリング収納部は、前記入力側プレートの外周部を略コ字状に形成して前記トーションスプリングの外周側及び軸方向一方向側を支持し、さらに外周側の開放側縁部を内周側に折り曲げて前記トーションスプリングの軸方向他方側を支持している、請求項1から3のいずれかに記載の流体式トルク伝達装置のロックアップ装置。
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JP2023115821A (ja) * 2022-02-08 2023-08-21 ヴァレオ、カペック、カンパニー、リミテッド トルクコンバータのロックアップ装置

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