JP2004124971A - ワンタッチ継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】分離用スリーブの位置確認を不要にし、ニップルの取り付け作業を容易にできると共に、ニップルをアダプタに確実に取り付けることが可能なワンタッチ継手を提供する。
【解決手段】分離用スリーブ9は、ニップル2の連結時に、後部側がアダプタ1から出状態となるように延在している。分離用スリーブ9の後端部外周面には周方向に沿ってフランジ部9aが突設してある。フランジ部9aとアダプタ1のニップル連結側端面13との間の分離用スリーブ外周側にストッパ10が着脱自在に装着される。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体移送用ホースの接続に使用されるワンタッチ継手に関し、更に詳しくは、ニップルの取り付け作業を容易にすると共に、ニップルをアダプタに確実に取り付けることができるようにしたワンタッチ継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高圧流体を移送するホースの接続に使用する継手として、ニップルの外周側にニップル軸方向に摺動自在に外装した分離用スリーブと、ニップル連結時にニップルの移動を規制する着脱可能なストッパとを用いるようにしたワンタッチ継手が公知になっている。(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
この継手は、図9に示すように、弾性的に拡縮可能な環状ロック部材31を内周側に配置した筒状のアダプタ32、アダプタ32に挿入した際にロック部材31に係合する係合部33を外周側に設けた筒状のニップル34を備えている。ニップル34の外周面には環状の幅広溝35が形成され、この幅広溝35の挿入側壁面が係合部33になっている。幅広溝35内には筒状の分離用スリーブ36が摺動自在に配置されている。
【0004】
ロック部材31を係合部33に係合させた状態で、アダプタ32のニップル連結側端面37とニップル34の径大部38との間にニップル34の軸方向の動きを阻止するストッパ39を嵌着することにより、ニップル34を機器に取り付けたアダプタ32に連結固定するようになっている。
【0005】
ニップル34を取り外すには、ストッパ39を除去した後ニップル34をアダプタ32内に押し込み、それに伴って前進してロック部材31に押し当たる分離用スリーブ36によりロック部材31を押し拡げて分離用スリーブ36の先端部外周面40上に押し上げることにより、係合部33とロック部材31との係合を解除してニップル34をアダプタ32から分離できるようにしている。
【0006】
【非特許文献1】
CEJN AB(セイン社〔スウェーデン〕)ホームページ〔平成14年8月10日検索〕、インターネット〔URL:http://www.plug−in.nu/eng/teknik/scen.html〕
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したワンタッチ継手は、ニップル34をアダプタ32に挿入する際に、摺動自在な分離用スリーブ36が幅広溝35の反挿入側壁面側(図の右側)にある場合には問題なくロック部材31が係合部33に係合するが、挿入側壁面(係合部33)に当接した状態になっている場合には、ロック部材31が分離用スリーブ36上に乗り上げ、係合部33に係合しないことがあり、ニップル34をアダプタ32に常に確実に取り付けることができない。
【0008】
そこで、ニップル34をアダプタ32に確実に取り付けるためには、分離用スリーブ36が幅広溝35の反挿入側壁面側にあることをニップル34を挿入する際に常に確認する作業が必要になるが、それがニップル34の取り付け作業を煩雑にするという問題があった。
【0009】
本発明の目的は、分離用スリーブの位置確認を不要にし、ニップルの取り付け作業を容易にすることができると共に、ニップルをアダプタに確実に取り付けることが可能なワンタッチ継手を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明は、弾性的に拡縮可能なC型のロック部材を内周側に配置した筒状のアダプタと、該アダプタに挿入した際に前記ロック部材が係合可能な係合部を外周側に設けた筒状のニップルと、前記係合部よりニップル反挿入側の前記ニップルの外周側に該ニップルの軸方向に所定の範囲で摺動自在に配置した筒状の分離用スリーブと、前記ニップル連結時に該ニップルの移動を規制する着脱可能なストッパとを有し、前記ニップルを前記アダプタ内に挿入して前記係合部に前記ロック部材を係合させ、かつ装着した前記ストッパにより前記ニップルの軸方向の動きを阻止することにより、前記ニップルを前記アダプタに連結し、前記ストッパを取り外した後前記ニップルを前記アダプタ内に押し入れ、それに伴って前進する前記分離用スリーブにより前記ロック部材を押し拡げて該分離用スリーブの先端部外周面上に押し上げることにより、前記係合部と前記ロック部材との係合を解除して前記ニップルを前記アダプタから分離可能にしたワンタッチ継手において、前記ニップル連結時に前記分離用スリーブをその後部側が前記アダプタから出状態となるように延在する構成にし、前記分離用スリーブの後端部外周面に周方向に沿ってフランジ部を突設し、該フランジ部と前記アダプタのニップル連結側端面との間の分離用スリーブ外周側に前記ストッパを着脱自在に装着することを特徴とする。
【0011】
上述した本発明によれば、ストッパを分離用スリーブ外周側に装着した状態でニップルを挿入することができ、ロック部材が係合部に係合する際に分離用スリーブを係合部から離間した状態に維持できるので、ロック部材が分離用スリーブ上に乗り上げることなく係合部に常に係合する。従って、分離用スリーブの位置確認を不要にし、ニップルの取り付け作業を容易にすることができると共に、ニップルをアダプタに確実に取り付けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のワンタッチ継手について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明のワンタッチ継手の一例を示し、1はアダプタ、2はニップルである。アダプタ1は金属材料から円筒状に形成され、一端側の外周面にネジ部11が形成され、このネジ部11を介して機器Mに連結固定されるようになっている。アダプタ1の内周面12は、一端側の径小内周面12a、それに続く径中内周面12b、及び他端側(ニップル連結側)の径大内周面12cから構成され、径大内周面12cに周方向に沿って延在する環状溝3が形成されている。
【0014】
この環状溝3内に弾性的に拡縮可能な断面円形状のC型バネリング(ロック部材)4が環状溝3から部分的に突出するように配設されている。環状溝3は、C型バネリング4がアダプタ1の軸方向に移動可能な溝幅を有し、他端側の溝壁面(ニップル連結側壁面)3aにC型バネリング4をロックするための傾斜面3bが形成されている。
【0015】
ニップル2は、金属材料から円筒状に形成され、一端側がアダプタ1に挿入され、他端側にソケット5を介してホースHを加締め固定するようになっている。ニップル2は、一端側(ニップル挿入側)の外径を小さくした径小部21と、これに続く外径を大きくした径大部22とを有し、径小部21がアダプタ1の径中内周面12bに摺動自在に嵌合し、径大部22が径大内周面12cに摺動自在に嵌合する。
【0016】
径小部21の外周面21aには周方向に沿って延在する環状溝6が形成され、この環状溝6内に径中内周面12bと当接可能なシール用のOリング7とバックアップリング8が配置してある。
【0017】
径大部22の外周面22aには、周方向に沿って延在する環状の幅広溝部23が形成されている。この幅広溝部23はニップル2をアダプタ1に連結した際に、アダプタ1の外側まで延在する溝幅を有しており、幅広溝部23の一端側にC型バネリング4に係合可能な係合部24が周方向に沿って環状に突出するように設けれられている。
【0018】
係合部24は、他端側(ニップル反挿入側)にC型バネリング4をロックするための係合傾斜面24aを有している。この係合傾斜面24aは外周端側が内周側よりニップル2の一端側となるような傾斜面に形成され、図1に示すように、この係合傾斜面24aと環状溝3の傾斜面3bとの間でC型バネリング4をロック可能にしてある。係合部24の一端側も傾斜面24bに形成してあり、C型バネリング4を拡開して係合部24の頂部を乗り越え易くしている。
【0019】
係合部24より他端側に位置する幅広溝部23に、ポリアセタール、ナイロン、ポリテトラフルオロエチレン等の樹脂製または金属製の円筒状の分離用スリーブ9(図2参照)がニップル2の軸方向に溝幅(所定の範囲)内で摺動自在に配置されている。分離用スリーブ9の外周面9Xと係合部24の外周端面24cとは、略面一となるようにしている。
【0020】
分離用スリーブ9は、ニップル2の連結時にその後部側がアダプタ1から出状態となるように延在する構成になっており、その後端部外周面には周方向に沿って環状のフランジ部9aが突設されている。分離用スリーブ9の先端面9bは、外周端側が内周端側より後方となるようにした傾斜面に形成されている。
【0021】
分離用スリーブ9には先端から後端まで延在するスリット9cが形成され、このスリット9cにより分離用スリーブ9を径方向外側に拡開可能にすることで、分離用スリーブ9をニップル2の一端側から係合部24を乗り越えて幅広溝部23に取り付け易くしてある。分離用スリーブ9の先端部外周面には、C型バネリング4が係合可能な環状の係合溝9dが形成されている。
【0022】
ニップル2の連結時に、フランジ部9aとアダプタ1のニップル連結側端面13との間の分離用スリーブ外周側に、図3(b)に示すようにC字状に形成したストッパ10が着脱自在に装着される。このストッパ10は、弾性を有する樹脂や硬質ゴムなどからなる弾性体から構成され、図3(a)に示すように屈曲した形状に形成され、装着時にニップル2を他端側に常時付勢することにより、連結したニップル2の軸方向の移動を規制し、かつ係合傾斜面24aと環状溝3の傾斜面3bとの間でC型バネリング4を挟持してロックできるようにしている。
【0023】
上記ワンタッチ継手は、以下のようにして連結する。先ず、図4に示すようにストッパ10を分離用スリーブ9の外周側に取り付け、この状態でニップル2をアダプタ1内に挿入し、奥まで押し込む。これにより、挿入されたニップル2の係合部24の傾斜面24bによりC型バネリング4が押し拡げられ、係合部24の頂部を乗り越えて係合傾斜面24aに係合する。
【0024】
ストッパ10により分離用スリーブ9を係合部24から離間した状態となるため、C型バネリング4が分離用スリーブ9上に乗り上げることなく係合部24に常に係合する。
【0025】
ストッパ10の弾性力により、分離用スリーブ9を介してニップル2が他端側に付勢されるため、ニップル2の軸方向の動きが阻止され、かつC型バネリング4が環状溝3の傾斜面3bと係合部24の係合傾斜面24aとの間にロックされた状態となり、ニップル2がアダプタ1に連結固定される(図1の状態)。
【0026】
ワンタッチ継手を分離するには、ストッパ10を取り外した後、ニップル2をアダプタ1内に押し入れる。それにより、C型バネリング4が環状溝3の溝壁面(他端側の溝壁面3aと対面する溝壁面)3xに当接し、そのC型バネリング4に前進して押し当たる分離用スリーブ9により、C型バネリング4を押し拡げて分離用スリーブ9の先端部外周面上に押し上げ、係合溝9dに係合させる(図5の状態)。これにより、係合部24とC型バネリング4との係合が解除する。
【0027】
この状態でニップル2を引き抜くと、それに伴って移動する係合部24が分離用スリーブ9の先端に押し当たり(図6の状態)、C型バネリング4を環状溝3内に残した状態でニップル2が引き抜かれ、アダプタ1から分離する。
【0028】
上述した本発明では、ストッパ10をスリーブ外周側に装着した状態でニップル2を挿入することができるので、C型バネリング4が係合部24に係合する際に分離用スリーブ9を係合部24から離間した状態に維持できる。その結果、C型バネリング4が分離用スリーブ9上に乗り上げることなく係合部24に常に係合できる。そのため、従来のような分離用スリーブ9の位置確認が不要になり、ニップル2の取り付け作業が容易となり、かつニップル2をアダプタ1に確実に連結することができる。
【0029】
また、上述したワンタッチ継手では、ストッパ10を外した状態でニップル2をアダプタ1に挿入し、最後にストッパ10を装着しても、ニップル2をアダプタ1に確実に連結できるようにしている。
【0030】
即ち、ストッパ10を外した状態で、ニップル2をアダプタ1内に挿入し、奥まで押し込む。これにより、挿入されたニップル2の係合部24の傾斜面24bによりC型バネリング4が押し拡げられ、係合部24を乗り越えて幅広溝部23に係合する。
【0031】
この際に、分離用スリーブ9が係合部24に当接した状態であっても、分離用スリーブ9の先端面9bが上述した傾斜面になっているので、C型バネリング4が分離用スリーブ9の先端面9bの上端に当たり、分離用スリーブ9を他端側に移動させるので、幅広溝部23に係合し、分離用スリーブ9上に乗り上げることがない。
【0032】
次いで、ニップル2を他端側に引き戻す。これにより、C型バネリング4が環状溝3の傾斜面3bと係合部24の係合傾斜面24aとに挟まれて係合した状態となる。続いて、ストッパ10を分離用スリーブ9のフランジ部9aとアダプタ1のニップル連結側端面13との間の分離用スリーブ外周側に嵌める。
【0033】
この際に、作業者が誤って分離用スリーブ9を一端側に押し付けた状態でニップル2を挿入し、分離用スリーブ9上にC型バネリング4が乗り上げて係合部24に係合していない状態が発生した場合には、フランジ部9aとニップル連結側端面13との間隔が狭くなり、ストッパ10が嵌まらない、あるいは嵌まり難い状態となるので、C型バネリング4が係合部24に係合していないことが容易にわかる。
【0034】
ストッパ10の装着によりストッパ10が分離用スリーブ9を介してニップル2を他端側に弾性付勢し、ニップル2の軸方向の動きを阻止すると共に、C型バネリング4を環状溝3の傾斜面3bと係合部24の係合傾斜面24aとの間にロックした状態にし、ニップル2がアダプタ1に連結固定される(図1の状態)。
【0035】
ワンタッチ継手の分離は上記と同様に行うが、C型バネリング4が断面円形状のため、当接する係合部24と分離用スリーブ9の先端面9bとによって形成される窪み部X(図6参照)にC型バネリング4が引っ掛かって係止することなく、ニップル2を円滑に抜き取ることができるのである。
【0036】
図7は、本発明のワンタッチ継手の他の例を示し、この実施形態では、上述したストッパ10に防塵機能を持たせるようにしたものである。図7のストッパ10’は、図8に示すように、二股状の脚部10’A,10’Bを有する伸縮可能なゴムリングから構成され、一方の脚部10’Aが分離用スリーブ9のフランジ部9aとアダプタ1のニップル連結側端面13との間の間隔より若干厚くなっており、そのフランジ部9aとニップル連結側端面13との間に押し込んで弾性変形させ、圧着することにより、上述したストッパ10と同様のストッパ機能と、ニップル連結側端面13と分離用スリーブ9との接触端に対するダストシール効果を発揮させるようにしている。
【0037】
また、ストッパ10’を装着した際に、他方の脚部10’Bが分離用スリーブ9のフランジ部9aに隣接するニップル2の外周面に当接し、分離用スリーブ9とニップル2との接触端に対するダストシール効果を発揮するようになっている。
【0038】
このようにストッパ10’を、分離用スリーブ9とアダプタ1の接触端及び分離用スリーブ9とニップル2の接触端を被覆する構成にすることで、1つの部材でストッパ機能と防塵機能を同時に行うことができる。
【0039】
ニップル2をアダプタ1から分離する際には、伸縮するストッパ10’を弾性変形させてニップル5側に移動させることで、一方の脚部10’Aを分離用スリーブ9のフランジ部9aとアダプタ1のニップル連結側端面13との間から離脱するようにする。
【0040】
【発明の効果】
上述したように本発明のワンタッチ継手は、分離用スリーブの後端部に設けたフランジ部とアダプタのニップル連結側端面との間のスリーブ外周側にストッパを着脱自在に装着できるようにしたので、ニップル挿入時に分離用スリーブの位置を確認する必要がなくなり、ニップルの取り付け作業を容易にすることができ、かつアダプタに対するニップルの確実の取り付けが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワンタッチ継手の一例を連結した状態で一部を切欠いた断面にして示す正面図である。
【図2】図1の分離用スリーブの斜視図である。
【図3】図1のストッパを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】図1のワンタッチ継手の連結工程の要部を一部を切欠いた断面で示す正面図である。
【図5】図1のワンタッチ継手の分離工程の要部を一部を切欠いた断面で示す正面図である。
【図6】図5に続く分離状態を一部を切欠いた断面で示す正面図である。
【図7】本発明のワンタッチ継手の他の例を連結した状態で一部を切欠いた断面にして示す正面図である。
【図8】図7のストッパを示し、(a)は(b)のa−a矢視断面図、(b)は(a)のb−b矢視図である。
【図9】従来のワンタッチ継手を示す要部半断面図である。
【符号の説明】
1 アダプタ          2 ニップル
3 環状溝           3a 溝壁面(ニップル連結側壁面)
3b 傾斜面          4 C型バネリング(ロック部材)
9 分離用スリーブ        9a フランジ部
9b 先端面          9d 係合溝
10,10’ストッパ      12 内周面
13 ニップル連結側端面    23 幅広溝部
24 係合部          24a 係合傾斜面
H ホース

Claims (11)

  1. 弾性的に拡縮可能なC型のロック部材を内周側に配置した筒状のアダプタと、該アダプタに挿入した際に前記ロック部材が係合可能な係合部を外周側に設けた筒状のニップルと、前記係合部よりニップル反挿入側の前記ニップルの外周側に該ニップルの軸方向に所定の範囲で摺動自在に配置した筒状の分離用スリーブと、前記ニップル連結時に該ニップルの移動を規制する着脱可能なストッパとを有し、
    前記ニップルを前記アダプタ内に挿入して前記係合部に前記ロック部材を係合させ、かつ装着した前記ストッパにより前記ニップルの軸方向の動きを阻止することにより、前記ニップルを前記アダプタに連結し、
    前記ストッパを取り外した後前記ニップルを前記アダプタ内に押し入れ、それに伴って前進する前記分離用スリーブにより前記ロック部材を押し拡げて該分離用スリーブの先端部外周面上に押し上げることにより、前記係合部と前記ロック部材との係合を解除して前記ニップルを前記アダプタから分離可能にしたワンタッチ継手において、
    前記ニップル連結時に前記分離用スリーブをその後部側が前記アダプタから出状態となるように延在する構成にし、前記分離用スリーブの後端部外周面に周方向に沿ってフランジ部を突設し、該フランジ部と前記アダプタのニップル連結側端面との間の分離用スリーブ外周側に前記ストッパを着脱自在に装着するワンタッチ継手。
  2. 前記分離用スリーブの先端部外周面に前記ロック部材が係合可能な係合溝を形成した請求項1に記載のワンタッチ継手。
  3. 前記分離用スリーブの先端面を外周端側が後方となるようにした傾斜面に形成した請求項1または2に記載のワンタッチ継手。
  4. 前記ロック部材を断面円形状のC型バネリングから構成した請求項1,2または3に記載のワンタッチ継手。
  5. 前記ストッパをC字状に形成した請求項1,2,3または4に記載のワンタッチ継手。
  6. 前記ストッパを弾性体から構成し、該ストッパを屈曲した形状にして装着時に前記ニップルをニップル反挿入側に常時付勢可能にした請求項5に記載のワンタッチ継手。
  7. 前記ストッパを伸縮可能なゴムリングから構成し、かつ装着時に前記分離用スリーブと前記アダプタとの接触端及び前記分離用スリーブと前記ニップルとの接触端を被覆可能に構成にした請求項1,2,3または4に記載のワンタッチ継手。
  8. 前記係合部を前記ニップルの外周面に周方向に沿って環状に突設した請求項1乃至7のいずれか1項に記載のワンタッチ継手。
  9. 前記アダプタの内周面のニップル連結側に周方向に沿って延在する環状溝を形成し、該環状溝内に前記ロック部材を環状溝から突出するように配置した請求項1乃至8のいずれか1項に記載のワンタッチ継手。
  10. 前記環状溝を前記ロック部材が前記アダプタの軸方向に移動可能な溝幅を有するように構成し、該環状溝のニップル連結側壁面に傾斜面を形成し、該傾斜面と前記係合部との間で前記ロック部材をロック可能にした請求項9に記載のワンタッチ継手。
  11. 前記係合部はニップル反挿入側に前記ロック部材をロックするための係合傾斜面を有し、該係合傾斜面と前記環状溝の傾斜面との間で前記ロック部材をロック可能にした請求項10に記載のワンタッチ継手。
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JP2016506485A (ja) * 2013-01-09 2016-03-03 ゲイツ コーポレイション 自己リセット保持機構を有するクイック結合カップリング

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